ビクッ
妹「あ、あの、シャーペンの芯がなくなったからお兄ちゃんが持ってないかなと…」
男「誰が勝手に入っていいっつったんだよ」
ビクビクッ
妹「ご、ごめんなさい」
男「出てけよ」
妹「痛い!髪引っ張らないでよ、痛いよ」
男「うるさい。さっさと出ろ。それと今度俺の部屋に勝手に入った時は…分かるな?」
妹「もうしないから…。許して」
バタン!
男「全く」
元スレ
男「おい、俺の部屋で何してるんだ?」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1246033950/
カリカリ カリカリ
男「ふぅ。今日はこの辺で終わっとくか」
コンコン
母「男ー。コーヒー淹れたよー。相変わらず頑張ってるねぇ」
男「テスト前だからね。最後の確認だよ」
母「あんたはきちんとしてるのに、どうして妹はだらしがないのかねぇ…」
男「…」
母「もし暇があったら、妹の勉強も見てやってね。あの子、男に教えてもらいたいって言ってたし」
男「…あぁ、また今度見てやるよ」
母「お願いね。それと、あんまり遅くまで勉強しすぎちゃダメよ」
バタン
ズズズ
男「ふぅ…」
男「ちょっと妹の部屋を覗いてみるか」
ペタペタ
コンコン
男「入っていいか?」
妹「えっ?お兄ちゃん?入っていいよ」
バタン
男「勉強してるのか?」
妹「…漫画読んでた」
男「さっき母さんにお前の勉強を見てくれって言われたんだが、その必要はなさそうだな」
ぺたぺた
妹「ま、待って!勉強するから!今からするから、教えてよ」
男「…読んでればいいだろ、漫画」
妹「…」
バタン
次の日
男「いってきます」
母「いってらっしゃい。ほら、妹も早くしないと遅刻するわよ。早く早く!」
妹「分かってるよー!忘れ物はないよね。よし」
タタタタ
妹「行ってきまーす」
母「いってらっしゃい」
タタタタ
妹「お兄ちゃん、途中まで一緒に行こうよ」
男「…」
妹「もしかしてまだ昨日の事怒ってるの?」
男「…」
妹「ごめんなさい」
男「うるさい。考え事をしてるときに話しかけるな。先に行ってろ」
妹「…」
妹友「どうしたのー?元気ないね?」
妹「グスン…」
妹友「ちょ、ちょっとどうしたのよ!?急に泣き出したりして…」
妹友「もしかして、お兄さんのこと?」
妹「うん…」
妹友「まだ好きだったの?もう中3になるのに男として兄貴のことが好きってなかなかないと思うけどなぁ」
妹「だって…」
妹友「それにお兄さん彼女いるんでしょ?もういい加減あきらめなよー」
妹「だって、好きなんだもん…」
妹友「うーん…」
男「ただいま」
母「おかえりなさい。テストはどうだった?」
男「大丈夫だよ」
母「ま、聞くまでもないわよね。お菓子あるけど、食べる?」
男「いや、要らないよ。女と待ち合わせしてるから」
母「まだまだ熱いわねぇ」
男「着替えたら出掛けるから」
母「はいはい」
ピンポーン
母「はーい…あれ、女ちゃん?男ー、女ちゃんがきたわよー」
ぺたぺた
男「どうしたの?」
女「待ちきれなくて来ちゃいました╱╱」
男「そっか。じゃあもう出掛けようか」
女「うん!」
女「でさー、○○がさぁ、」
男「ははは」
妹「!」
女「あら、妹ちゃん久しぶりー。そっか、妹ちゃんの中学もテストだから早く帰れるもんね」
妹「…お久しぶりです」
女「ふふ、相変わらず礼儀正しいのね」
男「おい、もう行くぞ」
女「あ、うん。それじゃあまたねー妹ちゃん」
テクテク
妹「お兄ちゃん…女さんとどこに行くんだろ…」
妹「ばれたらまた怒られちゃうけど、気になるし…。付いていってみよう、かな」
クルリ
ヒタヒタ
女「ぺちゃくちゃ」
男「ぺちゃくちゃ」
ヒタヒタ
妹「手、繋いでる…それにお兄ちゃん楽しそう…私の方がずっとお兄ちゃんと一緒にいるのに…」
ヒタヒタ
ウィィィン(自動ドア)
妹「あ、入ってっちゃった。あれ、こんな建物に遊ぶところあったかな。……え?」
妹「これって、ホテル…だよね?ホテルにお兄ちゃんと女さんが入ったってことは…」
女「ハァハァ…んっ、くちゅ…ハァ、もう、男くんそんな乱暴にキスしないでよ…」
男「そんなこといって、もう濡れてるんだろ?ほら」
クチュクチュ
女「あ…ん。濡れてないもん…、あぁ、ハァハァ」
男「いれるぞ」
ヌルッ
女「んはぁっ!硬すぎ…だよぅ…」
男「ほら、お尻にも入れてやるよ」
タラーッ
女「え?ダ、ダメ!い!あぁ…嘘、お尻、入っちゃってるよ…」
男「気持ちいいんだろ?」
女「ひぅ!気持ち、いいのぉ!お尻入ってるよぅ!」
男「う、出る…」
ピュッピュッ
男「はぁはぁ」
女「はぁはぁ」
男「アナルからいっぱい出てるぞ」
女「見ちゃダメ!」
妹「…」
テクテク
テクテク
男「ただいま」
父「おう、お帰り!今日は女ちゃんとデートだったんだろ?いいなぁ、若くて。俺だって」
母「…」
父「いや、なんでもない」
男「なんてことない普通のデートだよ」
妹(嘘つき…!)
母「じゃあ、晩御飯にしましょうか」
父「待ってました!お腹すきまくりっすよー早くしてよお母さーん」
ナデナデ
ペシッ
母「…」
父「シュン」
男「どうした妹?俺の方を睨んで」
妹「…なんでもない」
一同「ごちそうさま」
母「お風呂沸かすねー」
父「一番風呂っもーらい」
母「はいはい」
男「じゃ、俺勉強するから」
母「テスト終わったのに勉強?少し休んでもいいんじゃない?」
男「ちょっとするだけだよ」
ペタペタ
母「感心するわね。それにひきかえ、妹」
妹「何?」
母「ちょっとは男を見習って勉強しなさい。今日は男も時間があるだろうし、勉強教えてもらいなさいよ」
妹「分かってるよ。ちゃんとやるから」
父「妹は可愛いから勉強なんてしなくていいんだよー」
母「ギロッ」
父「ごめんなさい」
父「♪~」
男「また親父が下手な唄歌ってるな…」
カリカリ
父「♪♪~」
男「…」
カリカリ
コンコン
妹「入っていいかな?」
男「後にしてくれ」
カリカリ
妹「勉強の邪魔しないから!」
男「後にしてくれって言ってるだろ」
カリカリ
妹「…聞きたいことがあるんだけど」
男「うるさいんだよ!!」
ビクビクッ
妹「…」
ペタペタ
父「男ー、いいとこで切り上げて風呂はいれよー」
男「もう上がったのかよ…。ったく」
ガタン
ペタペタ
男「ふぅーー」
モクモク(湯気)
男「陰毛に汁がこびりついてるな。ヌルヌルする」
ゴシゴシ
男「はぁー…怒鳴ってしまったけど、上がったら妹の勉強みてやるか」
ゴシゴシ
男「あいつが勉強してればの話だけど」
ザッパーン
妹(どうしよう。やっぱり聞かないほうがいいのかな)
妹(もしかしたら、ホテルの喫茶店で話をしただけとか)
妹(そうだよね。ホテルに二人で入ったからってえっちしてるかどうかわかんないもんね)
妹(でも、私女さんに比べたら胸も小さいし、背も低いし、あんなに人懐っこくなれないし…)
妹(お兄ちゃん…)
バタン
父「お、上がったか、男。どうだ、一緒にビール飲まない?風呂上りの一杯はうまいぞー」
母「…」
男「せっかくだけど、いいや。俺まだ未成年だし。母さんと二人で飲んでたらいいよ」
父「お、おう。それもそうだな。じゃ、母さ」
母「じゃあ次私が入るね」
父「ショボーン」
ペタペタ
コンコン
男「妹、入るぞ」
妹「うん、どうぞ」
男「お、勉強してるじゃないか。珍しいな」
妹「うん!だって、お兄ちゃんに勉強教えて欲しいし」
男「懐かしいなー。原点が頂点の放物線ばっかりじゃないか。これなら簡単だろ」
妹(なんか、軽く流された感じ…)
妹「えー、分かんないよ。まず、yとかxとか使う意味が分からないんだよね」
男「…必ずいるよな、そういう下らないところに疑問を持つ奴」
妹「え?」
男「やっぱりお前、勉強向いてないよ」
妹「なんでいきなりそんなこと言うの…?」
男「まぁ、先生の話ちゃんと聞いとけば大丈夫だろ」
妹「ちょっとお兄ちゃ…」
ペタペタ
バタン
男「さすがにもう勉強はいいだろうし、ちょっと散歩にでも出掛けるかな」
バタン
ペタペタ
父「お、妹。今出てったのは男か?」
妹「知らない」
父「また散歩かな。なぁなぁ、お前は父さんと一緒にテレビ見るよな?」
妹「やめとく。水飲んだら部屋に帰るし」
父「…」
ジャー
父「うーん、このおつまみの袋ぜんっぜん開かない!もうぜんっぜん開かない!」
妹「…」
父「妹、そこにハサミない?」
ガサゴソ
妹「ないよ」
父「あ、もしかしたら男が勉強に使ったまま部屋に置いてるんじゃないか?ちょっと見てきてくれよー」
妹「自分で行きなよ。それに小学生じゃないんだからハサミなんて使わないと思うよ」
父「お父さん仕事で疲れてるんだよー。頼むよ妹ー」
妹「…」
妹(お兄ちゃん散歩行ってるし、もしあったとしても使った後戻しとけばいいか)
妹「しょうがないなぁ」
ペタペタ
バタン
妹(ハサミなんてないと思うけどね)
ガサゴソ
ガサゴソ
妹(やっぱり見つからない。あとは机の引き出しか)
ガラッ
妹「!」
妹「これは…コンドーム…」
妹「てことは、やっぱり今日お兄ちゃんと女さんは…」
バタン
男「おい」
ビクッ
妹「お、お兄ちゃん、違うのこれは…」
男「言ったよな。次勝手に入ったらどうなるか知らないぞって」
ビクビクッ
父「おーい、妹ー、ハサミあったのー?」
妹「ほ、ほら、父に言われてハサミ探してたの!それで」
男「関係ない」
バタン
男「ハサミなかったみたいだよー」
父「そっかー、畜生、どこに行ったんだよ全く」
男「何でお前は昔から何度言っても分からないんだ?」
妹「…」
男「何を考えているのかさっぱり分からん。どうしてそんなに頭が悪いんだ?」
妹「…」
男「時々ほんとに血の繋がった人間なのか疑うよ。今度DNA鑑定でもしてもらうか?」
妹「ひどい…」
男「あ?」
妹「ひどいよ!!どうしてそんなこと言うの?お兄ちゃん、女さんと付き合い始めてから私のこと邪魔者扱いしてる!昔はもっと仲が良かったのに…」
男「気持ち悪いんだよ、お前」
妹「…!」
男「俺にまとわり付くな」
妹「ううう…」
男「もういい。どっか行け。その代わり必要なとき以外もう俺に話しかけるなよ」
妹「今日も女さんとホテルに行ってたくせに…」
男「! 見てたのか…?」
妹「ずっとお兄ちゃんの後つけてたんだもん。ねぇ、どうしてあんな女と付き合ってるの?私だってお兄ちゃんのこと大好きだよ?」
男「なんなんだよお前」
妹「ねぇ?私お兄ちゃん大好きなんだよ?ずっと一緒にいるのにどうして私を選んでくれないの?ねぇ?」
男「おい、どうしたんだよ妹」
妹「好きなの!」
ガシッ
男「な…いきなり抱きつくなよ…泣いてんじゃねぇよ」
妹「女なんかには渡さないから…」
男「え?」
母「妹ーお風呂入りなさいよー」
妹「…」
男「…おい、呼んでるぞ」
妹「今日はお兄ちゃんの部屋で寝るから」
男「!」
妹「はーい」
バタン
タタタタ
男「…」
母「どうしたの妹?なんか嬉しそうじゃない」
妹「ふふ」
母「気味が悪いわねぇ」
父「母ー、ヒック、一緒にお酒飲もうよー、ヒック」
母「はいはい」
モワモワ(湯気)
妹「お兄ちゃんに告白しちゃった…」
ゴシゴシ
妹「でも、お兄ちゃん嫌だって言わなかったから、OKしてくれたんだよね」
ゴシゴシ
妹「やっぱりお兄ちゃんも私のこと好きだったんだ。妹だからって気遣って、私とえっちせずに他の人としてたんだ」
ザッパーン
妹「やっぱりお兄ちゃんは優しいなぁ。うふふ。今日はいっぱい奉仕してあげなくちゃね」
男(目つきがやばかった)
男(今日は俺の部屋で寝るって?)
男(寝るぐらいなら…正直妹が怖い…)
男(妹に怯えているのか、俺は…)
タタタタ
バン!
ビクッ
男「お、おうもう上がったのか(ノックして入って来いよ…)」
妹「待たせてごめんね!ふふ。楽しみだね」
男「そうだな(あの目つきだ…)」
妹「ねぇねぇ、勉強教えてよー、お兄ちゃん」
男「ああ…」
妹「じゃあ、勉強道具持って来るね!」
バン!
タタタタ
タタタタ
バン!
妹「お兄ちゃんに教えてもらったらきっと分かるよー、私」
男「…」
男「ここがこうなってるから、xに代入するだろ?」
妹「あ!そういうことだったのかー!さすがお兄ちゃん。へへへ」
男(胸が…当たる…くっつきすぎだ)
妹「ねぇねぇ、私もう眠たくなっちゃった」
男「でもまだまだ問題が残ってるだろ?」
妹「お兄ちゃんのおかげで理解できたから、あとは自分で解けるよー」
妹「だから、早く一緒に寝よ?」
男(一緒に寝るだけだ。なんてことはない)
モゾモゾ
パチン
妹「二人で寝たら布団あったかいねー」
男「…」
妹「どうしたの?元気ないよ?もしかして緊張してるの?」
男「緊張なんてしてない」
妹「ふーん。私ね、お兄ちゃんにお礼言わなきゃいけないんだ」
男「?」
妹「お兄ちゃんは本当は私が好きなのに、兄妹だからって我慢してくれてたんでしょ?」
妹「だから、女みたいな奴相手にしてたんだよね。ありがとう。お兄ちゃんのそういう優しいとこ大好き」
男(やめてくれ…もうやめてくれ…)
妹「もう、気にしなくていいからね。私が今度から相手するから。えへへ」
男「!」
妹「ほらー、ここ、こんなにおっきくなってるよー」
サワサワ
男「おい!」
妹「男の人のってあったかいんだねー」
男(おい、何で立ってるんだよ俺…勘弁してくれよ…)
妹「我慢しててくれたお礼に、もう入ってきてもいいよ。私もすごく濡れちゃってる」
男「ま、待て。せめてゴムだけでも…」
妹「い…はぁー、もう入っちゃってるよ」
男(入れ…ちまった)
妹「痛いけど…はぁ、ん…お兄ちゃんのためなら平気だよ…」
男(妹の息が首筋に…なんで気持ち良くなってんだよ俺)
妹「お兄ちゃん…ずっとこうしたかったよ…大好きだよ…」
男「はぁ、はぁ」
ズチュ、ズチュ
妹「大好き…大好き…大好き…大好き…」
男(耳をなめるな…!)
男「おい、出そうだから離れろ!」
妹「ダーメ。ちゃんと中に出して欲しいの」
男「馬鹿!」
ドクン、ドクン
・
・
・
二ヵ月後、夕方
妹「お兄ちゃんの携帯、ようやく鳴らなくなったね」
男「…」
妹「諦めてくれたのかな?」
男「…」
妹「それよりさー、ねぇ、お兄ちゃん。これ見てー」
男「どうした?…え?」
妹「生理が来ないからね、妊娠検査してみたの。出来てましたー」
男「嘘だろ…」
妹「嘘なんてつきません。やったね!二人の子どもだよ!お父さんとお母さんに報告しなきゃ」
タタタタ
男「おい!!!」
男「何なんだよ…俺どうしたらいいんだよ…」
ポロポロ
母「妹…今なんて言った?」
妹「だから、お兄ちゃんの子どもが出来たの!」
父・母「…」
父・母(しばらく放心)
父「ちょっと待ってなさい。男を呼んでくるから」
ペタペタ
母「妹、嘘だよね?あんたがそんな冗談言うなんて今日は雪が降るかもねぇ…」
妹「だからほんとだってばー」
父「おい!!!男!!!!!!」
父「救急車呼べ!!!!」
母「え?何なの?どうしたの?」
ダダダダ
妹「お兄ちゃん…?」
男「…」
ブラ、…ブラ
THE END