1 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 22:22:42.445 b3d2EDuX0 1/45

テッラ「さて……『とある科学の超電磁砲T』の方は、一つの章がそろそろ終わるところのようですねー」ポチポチ

テッラ「元々作中でも人気がある範囲ですし、アニメの方の完成度も高く、やはり好評となっているようです」

テッラ「それは大変喜ばしいのですが、このアニメには一つ……大きな欠点があります」ポチ…

テッラ「それは、『この私が登場しない』ということです」ポイッ

テッラ「私が登場しないこと自体もそうですが、特に『この私が不在なのに高い人気を誇っていること』が少々許せませんねー」スッ

テッラ「よってまずは、そんな私の力を知らずに世を生きる、不幸な子羊達を導いて差し上げましょう。この左方のテッラの、圧倒的な活躍を見せつけることで」

相手>>4

元スレ
テッラ「ふっ…私がとある禁書キャラと戦うスッドレのようですねー」
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1589635362/

4 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 22:25:20.541 kTiJisPZ0 2/45

異次元のテッラ

7 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 22:32:15.685 b3d2EDuX0 3/45

テッラ「さて、まずは誰を私の引き立て役としましょうか」テクテク

テッラ「ふっ、私がとある禁書キャラと戦うスッドレのようですねー」ザッ

テッラ&テッラ「「!?」」

テッラ「ほう、なるほど今回は私自身が相手というわけですか…!」スッ

テッラ「……いいでしょう、どちらが本物の左方のテッラであるか教えて上げます」スッ

テッラ&テッラ「「優先する!!」」

テッラ「──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

テッラ「──床を下位に、人体を上位に!」ズズズ…

ガキィンッ!!

10 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 22:45:37.891 b3d2EDuX0 4/45

テッラ「くっ…!」

テッラ&テッラ「「──優先する!」」

テッラ「──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

テッラ「優先する。──小麦粉を下位に、人体を上位に!」ブンッ

ボコッ!!

テッラ「ぐおっ…」ズサー

テッラ「がふっ…」ズサー

テッラ「ふっ…やりますねぇ」グッ

テッラ「あなたの方こそ」グッ

テッラ「まったく、私の顔したあなたに讚美の言葉をもらっても……嬉しくありませんねー!!」ダッ

テッラ「ふっ、私も同感です。鏡に向かって褒め続けるナルシストのようにも感じちゃいますからねー!!」ダッ

テッラ&テッラ「「──優先する!」」

テッラ&テッラ「「──人体を下位に、小麦粉を上位に!!」」ブンッ

テッラ「くっ…!?(しまっ…これでは、引き分k……)」

テッラ「──いいえ」グラッ

テッラ「(な…予め身を低くしておいた…だと!?)」

テッラ「私は『以前』のままの私ではありません。この長い無間地獄の中で、少しずつ……経験を積み上げていますからねー」グッ

スパーンッ!!

──まったく同じ2つの影のうち片方のシルエットが、更に2つに引き裂かれた。

11 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 22:48:00.471 b3d2EDuX0 5/45

テッラ「まずは一勝。これが私の実力ですねー」

テッラ「……勝ったのも負けたのも同じテッラだからノーカンとか知りませんよ」

テッラ「ではこの調子で次へ行きましょう。左方のテッラの無敗伝説はここから始まるのですからねー」

次>>14

14 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 22:50:42.134 muIE/NRy0 6/45

近江手裏

16 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:05:16.178 b3d2EDuX0 7/45

テッラ「ふっ、それでは次の相手を探しましょうか」テクテク

テッラ「しかしここで大抵の場合負けてしまうパターンも多いですからねー、相手は慎重に選びましょうか。……おや?」


近江「(……学園都市に来たはいいものの、やはり有益な情報は大体セキュリティが厳しいな。さてどうするか)」

テッラ「すみませんそこのお嬢さん。突然ですがこの私と戦っていただけませんかねー?」

近江「……誰?…あとそれ、学園都市製の能力じゃないな」

テッラ「(察しはいい、ですがどう見ても子供……しかも学園都市の能力者ではなさそうですし、これはボーナスですねー)」

テッラ「えぇ確かに、これは私のオリジナルの能力です。まぁそこまでのものではありませんがねー」

近江「(学園都市以外の能力か。レアな機会だし……まあいいか)」

近江「いいだろう。では」

テッラ「行きますよ」グッ

18 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:18:43.711 b3d2EDuX0 8/45

テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

スカッ

テッラ「……おや?」

近江「遅い」スッ

忍者のような機敏な動きで背後に回った、外見だけなら10歳前後のチアリーダーのようなポニーテールの少女の手には園芸シャベル型の小型クナイが握られていた。

ザシュッ!!

テッラ「ぐあぁぁっ!?」ズサーッ

近江「(優先、か……面倒そうな能力だな)」シュンッ

テッラ「くっ……」ポタポタ…

テッラ「まずは、あの速度を殺すべきですか…っ!」

テッラ「優先する。──人体を下位に、重力をj」

近江「」スッ

ブシューッ

テッラ「あっがっ、辛っ、辛ぁあああああああ!?」モゴモゴ

近江「唐辛子たっぷりの水鉄砲だ。その詠唱、恐らく『宣言した内容通りに優先順位を入れ換える』とか、そんなところでしょ?」

テッラ「あがっ……なん…」

近江「一回見ればわかる。あとこの水鉄砲、本来は目に打つものだからさ。まあ存分に悶えてくれ」スッ

テッラ「────!!?」

──爬虫類のような顔立ちの魔術師は、粘膜に近い部位に焼けるような痛みと熱を覚えながら、意識を失ったという。

20 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:23:22.268 b3d2EDuX0 9/45

──────────

カエル医者「しかし、子供のイタズラにしては色々とえげつないね?」

テッラ「仰る通りですねー」プンスカ

──────────

テッラ「ふー、ただの水がこんなにも美味しいと感じたのは初めてですねー」

テッラ「まったく……子供の遊び道具にしては性能が妙に高いですねー。やたら機敏な動きといい、あれはちゃんとした人間なんですかねー?」

テッラ「敗北してしまいましたが仕方ありません。次へ行きましょう」

次>>23

23 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:25:41.516 gxLJgcgWr 10/45

因幡月夜

25 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:38:09.879 b3d2EDuX0 11/45

因幡月夜「学園都市……?」ザッ

──────────

テッラ「さて……今度はもう少し弱そうな相手を……ん?」テクテク

テッラ「あの巫女装束の人は、なんだかパッと見弱そうですねー。でh」

因幡月夜「何見てやがるんですか。あと全部聞こえてます」スッ

テッラ「!?」

テッラ「ふっ、なるほど……多少は目と耳が良いというわけですか。まぁ手間がは省けて助かりますねー」

因幡月夜「………」

テッラ「では行きますよ」ダッダッダッ

テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦k」ザンッ!!

テッラ「は……や…」ドサッ

因幡月夜「………弱い相手なんて探している時点で予想はつきましたが」キンッ

因幡月夜「………ガッッッッカリです」

27 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:42:58.347 b3d2EDuX0 12/45

──────────

テッラ「ハッ⋯⋯!?」

テッラはそこで目を覚ました。

テッラ「くっ……なんですかあの小娘は。巫女装束(ひめがみ)とは以前戦いましたが、あの弱さは巫女とか関係なく彼女が弱かっただけのようですねー」

テッラ「まぁいいでしょう。気を取り直して次の相手です」

>>29

29 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:44:51.712 EwnAgR4/0 13/45

仕方ないな
青髪ピアス

30 : 以下、5... - 2020/05/16(土) 23:55:07.744 b3d2EDuX0 14/45

青ピ「ほなまたなー」ブンブン

上条&土御門「おう」ブンブン

──────────

青ピ「は~……ないわー、楽しみにしてた新おっ○いマウスパッドが発売延期とかないわー」テクテク

青ピ「だってクリスマスに人肌恋しくてパッドをレンチンするなんて男なら当然やん?……はぁ、僕はこれから何を楽しみに冬を乗り切ればええねん……」

テッラ「…そんなしょーもない悲劇を待ち伏せして聞かされる私の身にもなってほしいですねー」ザッ

青ピ「な…!?誰や君……ってか今中々聞き捨てならん台詞を吐きやがったな」グッ

テッラ「いや今の流れは割と私が真っ当な側だと思うんですがねー」

青ピ「待ち伏せしていた見知らぬトカゲ男に言われても正しさなんて微塵も感じられんわ!」ダッ

テッラ「くっ……そこに関しては正論すぎて何も言えませんねー」グッ

32 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 00:08:38.155 qxpUM7C80 15/45

テッラ「優先する」

青ピ「優先…?(何かの超能力か!?せや…!)」

テッラ「人t」青ピ「僕の不幸!」テッラ「─を下位に!」

テッラ「小m」青ピ「女子の温もり!」テッラ「─を上位に!」

テッラ「うるさいですねー!!」ブンッ

青ピ「うおっ…!?」ダッ

スカッ

テッラ「くっ……少々距離がありすぎて精度が落ちましたか…」グッ

青ピ「ふっ、今の僕は君の『優先』であらゆる不幸を受けず世界中の女子の温もりを感受できる存在!もうその力は自由に使っていいで!ほな!」ダダダダッ

テッラ「くっ…待ちなさい!優先す──」

テッラ「(いや、あの少年……無理に危害を加えようとすると大体謎の銃撃などの手痛い反撃を受け敗北するパターンが多い)」

テッラ「(つまり……無闇に危害を加えない方が、少なくとも私は敗北しないのでは?)」スッ

テッラ「…………」

──────────

土御門「(……なんだ、テッラの奴、青ピを追いかけないのか?)」

土御門「(……まぁ、念のため撃つんだが)」

パァン!!

テッラ「がふっ!!?な、な…ぜ……」ドサッ

34 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 00:12:50.353 qxpUM7C80 16/45

──────────

テッラ「ハッ⋯⋯!?」

テッラはそこで目を覚ました。

テッラ「まったく……あの謎の狙撃、一体どこからくるものなんですかねー?」

テッラ「このままではこの私が一般人すら倒せないモブ以下の存在だと勘違いされかねません」

テッラ「それだけは避けなければ……では、次の相手と戦いましょう」

次>>36

36 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 00:14:39.708 3KXqpsojr 17/45

お風呂で晩酌中の黄泉川と小萌

42 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 00:31:23.158 qxpUM7C80 18/45

小萌「いやーまったく困っちゃうのですよー」ヒック

黄泉川「身長の話?」

小萌「違うのですよ!?」バシャーン!!

小萌「私の生徒のみんなが心配なのです」

黄泉川「まーそっちのクラスは大変そうなのはわかるじゃんよ」

小萌「留年スレスレの上条ちゃんに、義妹と一線を越えてしまったと噂される土御門ちゃん、他にも…」

黄泉川「……でも、みんな良い子じゃん?」

小萌「うぅ…それはそうなのですが」

黄泉川「まーまー今日は飲みなって。生徒達のことを思って悩むのは結構だけど、それで自分が一層疲れちゃったら、その生徒達に合わせる顔がないじゃんよ」

小萌「黄泉川先生……」

テッラ「……良い教員を持ちましたねー」ウルウル

小萌&黄泉川「!!?」バッシャーン!!

テッラ「まったく……あなた達を殺すつもりで来たのに、今日の所は見逃してあげてもよk」ボコッ

テッラ「ぐはっ!?」グラッ

黄泉川「早く助けを呼ぶじゃん!」バシャーン!! スポッ

小萌「ふぁ、…はい!!」バシャッ ドタドタドタ…

テッラ「うぐっ……今回は見逃して差し上げようと思ったんですがねー」グッ

黄泉川「わざわざ風呂場にテレポートする変態の情けを受けるほど、私達は甘くはないじゃん!」ダッ

テッラ「ほう……よく見れば中々のモノをお持ちぐはぁっ!?」ズサーッ

43 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 00:38:46.370 qxpUM7C80 19/45

テッラ「くっ……少々スタイル抜群だからって、いい気になるんじゃありませんよ……!」

テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

黄泉川「…………」

テッラ「…………む?」スッ

ズズズズズ……

テッラ「わ、私の小麦粉が、『神の肉』が……お湯と共に流されている……!?」ガーン

黄泉川「よくわからんが、助かったじゃん!」グッ

テッラ「くっ……流石に一般女性相手に素手の喧嘩で敗けるほど、私は弱くなどありませんよ……!」グッ

ドカッ バキッ ボコッ

黄泉川「…………」

テッラ「あり…え、ません……ねー」ドサッ

ヒュンッ

結標「うるさくて眠れやしないわ……あら?」

小萌「はぁ……はぁ……あ、あれ?もう、片付いちゃったのですかー?」

黄泉川「あぁ。思いの他相手が弱くて助かったじゃん」

46 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 00:46:16.928 9qnl6PKQd 20/45

──────────

カエル医者「……病院に面倒事を持ち込まれたくないし、『悪質なテレポーターに飛ばされた被害者』という体で話はつけておいたよ?」

テッラ「ありがとうございます」

──────────

テッラ「まったく……あんなスタイルの癖によく鍛えられていましたねー、そういえば教員の一部は『警備員(アンチスキル)』も兼ねているという話でしたか」

テッラ「……つまり私は徒手空拳の達人に一方的に技を叩き込まれた被害者。だから何の問題もありませんねー」

テッラ「というわけで、次へ行きましょう」

次>>49

49 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 00:47:40.452 qW1PtFlkr 21/45

湾内さん泡浮さん婚后光子

50 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 01:01:26.833 qxpUM7C80 22/45

テッラ「さて、次の相手は……」テクテク

婚后「うーん、何度見てもわたくしと御坂さんの風神雷神コンビはたまりませんわ!」

湾内「そうですね、お二人ともかっこいいですし、お似合いです!」

泡浮「しかしこの動画……やたら御坂さんのアップが多いような…?」

婚后「まぁ……そこは白井さんの個人的な嗜みもあるのでしょうけど…」

テッラ「ちょっとよろしいですかねー?」ザッ

泡浮「どうされましたか?」

湾内「わたくし達にできることであれば、何でも仰ってください」

テッラ「そうですか、ありがたいですねー。では、少々私と戦っていただきたいのですが」

婚后「あなたと?」

湾内「わたくし達全員で…ですか?」

泡浮「それではフェアじゃないですし、わたくしの中から誰か一人を選ぶとか…」

テッラ「あぁいえ面倒なので全員でかかってきてください。その方が、後始末も楽ですからねー!」スッ

三人「!!?」

51 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 01:15:49.911 qxpUM7C80 23/45

テッラ「優先する。──人体を下位に、空気を上位に!」

三人「!!?」ピタッ

婚后「くっ…」

湾内「動け…ない…?」

泡浮「こんな能力……見たこともありません……!」

テッラ「でしょうねーこいつは学園都市製ではありません。あなた達は優先していない小麦粉で十分でしょうし、じっくりと痛め付けて差し上げましょうかねー」グッ

ヒュンッ

テッラ「……!?」バシャッ!!

テッラ「あ、がばぼぼぼぼぼ…!?(み…水!?一体どこから!?)」

湾内「……」ドヤッ

テッラ「がはっ…!ごぼっ……ゆ、優先、する…」

テッラ「──水を下位に、人肌を上位に!」

スルッ

湾内「な…!?」

婚后「っ、動ける…!?……泡浮さんっ!」ダッ

泡浮「はい!」フワッ

テッラ「あれほど高く……何らかの能力ですか、撃ち落として差し上げます」

テッラ「優先する。──人体を下位に、重力を上位に!」

グンッ!!

泡浮「くっ…!?」ドサッ

52 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 01:26:45.944 qxpUM7C80 24/45

婚后「あと……少し!」パシッ

テッラ「ん?……どうしましたか、わざわざ這いつくばりながら私の小麦粉などに手をかけて」

テッラ「残念ながらこの小麦粉は副産物であり『優先』の能力の核というわけではありませんし、そもそも私の意思で形を変えることもできます。大事な戦力ではありますがねー」

婚后「いいえ……私が手で触れた時点で、もう十分ですのよ」

テッラ「ほう?」

婚后「大事な物なら、肌身離さず……しっかり握っててくださいな!」

テッラ「ふっ、当然です。今からあなた方を葬り去るのがこの小麦k」ボンッ!!

ビューン!!

テッラ「な、なん…(私の体が……いや、私が掴んでいる小麦粉が……ふっ飛ばされていく!?)」ゴゴゴゴ…

キラーン

婚后「……わたくしはレベル4の『空力使い』(エアロハンド)。その手で触れた物をふっ飛ばす力に関しては、風神と呼ばれる程度には自身がありますのよ?」バサッ

53 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 01:30:06.652 qxpUM7C80 25/45

──────────

カエル医者「ずいぶん遠くの風力発電のプロペラに引っ掛かっていたから驚いたね?」

テッラ「すみませんねー」

──────────

テッラ「少女三人だからといってサービスしすぎましたねー」

テッラ「彼女らの強さであれば1対1なら余裕で倒せました。決して負け惜しみではありませんよ」

テッラ「気を取り直して次の相手です」

次>>56

57 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 01:31:30.567 s3TpphIz0 26/45

滝壺

60 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 01:47:49.669 qxpUM7C80 27/45

浜面「くっ、俺の夜食が……」ガクッ

麦野「自分の分だけ多めに持っていこうとした罰よ」モグモグ

絹旗「そうですよ、所詮は超浜面の癖に策を練るから超罰が当たったんです」モグモグ

フレンダ「しかもレパートリーが全部シャケ弁とか、結局私に取られる運命だったって訳よ」モグモグ

浜面「それしか残ってなかったんだよ……」

滝壺「はまづら。泣かないで。大丈夫、私が買ってきてあげるから」スッ

浜面「あ……いや、いいって気にしなくて」

滝壺「大丈夫。…たまには、私も役に立ちたいの」ダッ

浜面「あっ、おい!」

麦野「まーいいんじゃない?滝壺なりに思うところもあったんでしょ。…このおかず醤油ゾーンに偏りすぎでしょ」モグモグ

──────────

ウィーン…

滝壺「さて…シャケ弁しかなかったけど、ここは仕方ないよね?」テクテク

テッラ「おや。何やら美味しそうな匂いがしますねー」ザッ

滝壺「……誰」スッ

テッラ「どうもー左方のテッラです。あぁ安心してください。少女からお弁当を取り上げるような大人げない真似はしませんからねー」

滝壺「本当に?」

テッラ「えぇ、……ちゃんとあなたをこの小麦粉で料理してから、じっくりと食べることにしますとも」グッ

滝壺「ッ!?」

テッラ「(彼女は、どう見ても非戦闘要員。勝てる……!)」ダッ

62 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 02:00:00.071 qxpUM7C80 28/45

テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

滝壺「くっ…」

ガキィィン!!

テッラ「……おや?」

浜面「…………」スッ

滝壺「はまづら…!」

浜面「悪い。やっぱ心配で、来ちまったわ」

テッラ「…何ですか、その『タロットカードの束』は?」

浜面「さぁな」

テッラ「答えるつもりはないと。いいでしょう、あなたも私の夜食の邪魔をするなら、ここで粉砕して差し上げます」グッ

浜面「みんなのところに戻っててくれ、滝壺」

滝壺「で、でも…」

浜面「……こんな外じゃ弁当が冷めちまうし、ずっと持ってたら傾いておかずゾーンが醤油色に染まっちまうからな」

滝壺「……わかった。でも、必ず帰ってきて」ダッ

浜面「………」

テッラ「………ずいぶんと優しいですねー」

浜面「アンタもな。俺達のやり取りなんて、わざわざ待ってやる必要もないだろ」

テッラ「……ふっ、それでは改めて行きますよ」グッ

64 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 02:21:13.275 qxpUM7C80 29/45

テッラ「優先する。──人体を下位に、空気を上位に」

浜面「うおっ…!?」ピタッ

浜面「(なんだ…動けねぇ……!)」

テッラ「では先ほどの少女に変わって何発の小麦粉を耐えられるか、試させていただきますかねー?」グッ

浜面「………」ポタポタ…

テッラ「(……何故、まだ私が攻撃していないのに『既に血を流している』?)」

テッラ「(まぁ、敵が弱っているのならそれに越したことはありませんがねー)」ブンッ

浜面「………」ズズズズ…

テッラ「(…いや、この感じ……まさか)」

浜面の声に、言語すら異なる少女の声が重なる

浜面「…翻訳、簡略化、新規作成」

浜面「自己情報無限循環霊装(アーキタイププロセッサー)!!」カッ!!

タロットカードが宙を舞い、別の形に変質していく。
そうして出現した黒い箱に、テッラの小麦粉が吸収される。

テッラ「くっ…やはり、魔術ですか!」

浜面「へっ……」

テッラ「チッ、ですが私の小麦粉は不滅です!そしてその力が魔術とわかれば、対策など容易なのですよ!」

テッラ「優先する。──魔術を下位に、小麦粉を上位に!」

浜面「(…!体が動く…!)」ダッ

テッラ「くっ…!ですが、あなたの体は既にボロボロ!この小麦粉は避けられません!」ブンッ

66 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 02:30:05.145 qxpUM7C80 30/45

浜面「アネリッ!!」

ビピピッ

その声に呼応するように浜面のスマホが振動し、彼の視界に最適な回避・接近ルートを表示させていく。

浜面「ッ……!」スッ

テッラ「くっ…!?何故、当たらない…!」ブンッ

浜面「…日頃から『優先』なんて便利な力使ってんだ。そりゃあ路地裏の泥臭い喧嘩の一つもしたことないんだろうなっ!!」ブンッ

テッラ「ぐおぉあッ!?」グシャッ!!

ドサッ

浜面「はぁ……はぁ……」グラッ

滝壺「はまづら!大丈夫!?」ガシッ

浜面「っ……なんだ、居たのか。…戻ってろって言っただろ?」

滝壺「ごめんね。でも、はまづらが心配で……」

浜面「(……さっきの俺と一緒ってことか。…ったく)」

浜面「じゃ、帰ろうぜ。弁当冷めちまう」ザッ

滝壺「……うん」ザッ

67 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 02:34:33.730 qxpUM7C80 31/45

──────────

カエル医者「こんな遅くまで喧嘩とは、意外と肉体派なんだね?」

テッラ「違うんですがねー」

──────────

テッラ「まったく……あれが愛の力ですか」

テッラ「実際想いの力というのも馬鹿にはできませんからねー。私もこの胸に秘めたる想いがなければここまで地獄を旅していませんとも」

テッラ「では、次の相手といきましょうか」

次>>69

69 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 02:37:43.214 OzXtHFLV0 32/45

フェブリ

70 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 02:54:58.683 qxpUM7C80 33/45

フェブリ「………」パクパク

テッラ「………」

フェブリ「………」パクパク

テッラ「あの、私の小麦粉食べるのやめてもらえませんかねー?」

フェブリ「………なぁに?」パクパク

テッラ「……それ、そんなに美味しいですかねー?」

フェブリ「……ううん、おいしくない」パクパク

テッラ「じゃあ食べるのをやめなさい」

フェブリ「………わかった」

テッラ「………はぁ。私にこの幼女をどうしろと言うんですかねー」

フェブリ「………ペロペロ」

テッラ「……はい?」

フェブリ「ペロペロ食べたい」

テッラ「(ペロペロ……というと、キャンディー辺りでしょうか)」

テッラ「はぁ……。ちょっと待っててください。買ってくるまでは、この『神の肉』を食べていてもいいですから」ザッ

72 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 03:03:44.879 qxpUM7C80 34/45

──────────

テッラ「さて、この辺りにコンビニとかってあるんでしょうかねー」テクテク

美琴「……で、アンタはなんであそこで幼女を懐柔しようとしてるわけ?」ザッ

テッラ「なっ…!?い、いつから見ていたんですかねー?」

美琴「さっき」

テッラ「……それはそれは困りましたねー。今の私は敗戦続きに謎の幼女のお守りでストレスが溜まっています。つまり、あなたの発言一つでいつでも戦いに発展しうるということですからねー」

美琴「へーそう。私としては、不審者の方から向かってきてくれた方が正当防衛になるし助かるんだけど」

テッラ「それは宣戦布告と受け取ってよろしいんですかねー?」

美琴「えぇ」

テッラ「よくわかりました。……この数秒のやり取りを、今に後悔させてあげますとも……!」グッ

美琴「じゃあいくわよっ!」ダッ

テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦粉をじy……はっ!?」

──────────

フェブリ「もぐもぐ」

──────────

美琴「よそ見とはずいぶん余裕じゃない」ビリビリッ

テッラ「いやあの、少々今は都合が悪いというかかかかかあああああああああっ!!?」ビリビリビリビリッ!!

バチバチバチ……プシュー

テッラ「……ふ、不幸…ですねー」ドサッ

美琴「……どっかで聞いた台詞ね」

74 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 03:09:22.259 qxpUM7C80 35/45

──────────

カエル医者「君は、よほどこの病院が好きらしいね?」

テッラ「もはや『病院』と書いて『ふりだし』と読めるレベルですねー」

──────────

テッラ「まったく、今のは中々理不尽でしたねー。完全に被害者でしたよ私」

テッラ「さて……そろそろ精神的なダメージが限界に達してきました。次で最後の相手としましょうか」

次>>77

77 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 03:11:24.471 k42Sgq6V0 36/45

ゆじゅりは

78 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 03:21:26.615 qxpUM7C80 37/45

「垣根。お腹すいた」

垣根「……今何時だと思ってんだよ」

「3時は、おやつの時間」

垣根「それいつどこで覚えたの?」

「………」ジー

垣根「……あーもうわかったよ、適当に買ってくるから待ってろ」ザッ

「………」

──────────

垣根「やべぇ……そもそもこの辺は隠れ家として使ってるしコンビニなんてないんじゃね……?」ガーン

垣根「でもおやつ渡さねぇとまた面倒くせぇしなぁ……とりあえず探すか」テクテク

──────────

テッラ「まったく……今日も中々勝てませんねー」ザッ

「……誰?」

テッラ「こっちの台詞ですねー。そもそもこんな所で何をやってるんですかねー?」

「おやつ、待ってるの」

テッラ「(またおやつ系幼女ですか……!)」ガーン

80 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 03:35:31.594 qxpUM7C80 38/45

「それが『神の肉』?」

テッラ「えぇ、この小麦粉のことですねー。とりあえず腹の足しにはなるでしょう」スッ

「もぐもぐ」ヒョイパクッ

テッラ「早いですねー」

「すごい」

テッラ「ほう…?そんなに?」

「すごい、すごく、おいしくない!」

テッラ「よし歯を食い縛りなさい謎の幼女。もう最後ですし幼女相手でも私は小麦粉を振りかざしますよ」グッ

「その小麦粉、どうするの?」

テッラ「こうするんですよ」スッ

シュウウウ…

「……ギロチンになった」

テッラ「えぇ、こいつが今からあなたに叩き込まれます」

「……?」

テッラ「こんな風にですねー!」ブンッ

ゴンッ!! ズサーッ

「うっ…」ドサッ

テッラ「………」

テッラ「(……私としたことが、少々やりすぎましたねー。まったく、こんな明らかに何の力もない幼女に当たっても、何の意味もないというのに)」

「………」ポタポタ…

テッラ「すみませんねー、大丈夫ですか?」

「…………へ、」

テッラ「………へ?」

84 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 03:48:39.445 qxpUM7C80 39/45

「……くく、あはは、あはははははははは!!」スッ

テッラ「……打ち所が悪かったんですかねー?」

「あっははははははは!!」ゴンッ!!

ガラガラガラ…

瓦礫「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

テッラ「……どう見ても打ち所が悪いどころの話じゃありせんねー!」

テッラ「優先する。──瓦礫を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

スパーン!! ガラガラガラ…

「……くっはは、オイオイなンだよその小麦粉はァ?さっき私が食ったもンと同じたァ思えねェよなァ」ニヤァ

テッラ「そしてえらいキャラ変わりましたねー」

「ま、なンでもいいけどよォ……腹ァ減ってるからあンま動きたくねェンだわ」

テッラ「なら安心してください。あなたが明らかにスーパー幼女だとわかったので安心して手を上げられますからねー」ブンッ

「くっだらねェ」キィーン!! ガシャーン!!

テッラ「……小麦粉を、『反射』した?」

「だからまァ、とっとと死ンどけ」グッ

86 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 04:01:33.323 qxpUM7C80 40/45

「あひゃひゃひゃ!!」ゴォォオオオ!!

ビュウウウ!!

テッラ「今度は……風ですか!?」フワッ

テッラ「(くっ…飛ばされる……!)」

テッラ「優先する。──風を下位に、人体を上位に!」

スタッ

瓦礫「」ビューン!!

テッラ「くっ…!?しまっ、風との同時攻撃ですか…ッ!!」

ガッシャーン!!

「オイオイ、あっけねェなァオッサン」

ガラガラガラ…

テッラ「…………」

テッラ「………え?何故、私が無事……?」

「………あァ?」

テッラ「この、羽根は…?」

バサッ

垣根「……わりぃ。近場にコンビニとかなくってよ、泣く泣く隣駅まで翼広げて買いに行った帰りなんだなこれが」

テッラ「あなた、は……」

垣根「俺は垣根帝督。これでも学園都市に七人しかいないレベル5の第二位ってのをやってる。でさ、……全体的に説明してくんねーかな?」

87 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 04:11:08.624 qxpUM7C80 41/45

──────────

垣根「つまり、俺がおやつ買いに行ってる間にその小麦粉で林檎をぶん殴ってふっ飛ばしたらああなったと」

テッラ「えぇ。まったく厄介な幼女ですねー」

垣根「聞く限りでは全面的にお前が悪いがな。1日分のストレスくらいで赤の他人の幼女殴るか普通?」

テッラ「正論で困りましたねー」

垣根「まぁそれは後にして、とりあえず林檎を止めるぞ」

テッラ「あれを止める方法があると?」

垣根「林檎の力の詳細は俺も知らん」

テッラ「えぇ…」

垣根「だが、俺の『未元物質』に、常識は通用しねぇ」

テッラ「……はぁ。つまり?」

垣根「作りゃいいのさ。世界に、新しい公式をな」バサッ

テッラ「その『公式』を一つ作るのが精一杯な私からすれば、羨ましい限りですねー」

「そろそろ作戦会議は終わったかよ?」

垣根「ああ。待たせたな」バサッ

テッラ「では、行きますよ」グッ

90 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 04:25:33.697 qxpUM7C80 42/45

「止められるもンなら、やってみろよォ!!」キィーン!!

ゴォォオオオ!!

瓦礫「」ビューン!!

垣根「」バサッ

ズバババッ!!

テッラ「助かりますねー。……これで、風を優先できます!」

「チッ」

テッラ「優先する。──風を下位に、空気を上位に!」

ゴォォオオオ……シュウウウゥゥ……

垣根「よし!」

テッラ「……おや?あの子はどこへ…」

「おらァ!」ギュンッ!!

ボコッ

テッラ「っ!?がっ…はや…」メキメキメキ…

ガッシャーン!!

垣根「テッラ!!」

「」ギュンッ!!

垣根「(チッ……ベクトル集約による運動能力の強化か)」

「」ブンッ

垣根「ぐぉっ!?」ヒューン…ガッシャーン!!

スタッ

「………オイ、もォ終わりか?何のための作戦会議だよくだらねェ」

91 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 04:43:12.513 qxpUM7C80 43/45

テッラ「うっ…く……」ピクピク

垣根「ゲホッ……まぁ、そう言うなよ」ガラガラガラ…

「あァ?相方のトカゲ野郎もオマエもボロボロな癖に、これ以上何ができンだァ?」

モクモクモク…

垣根「…気づかねぇか?」

「……煙?だが、瓦礫飛ばしたことによるものならここまで残って充満することなンてねェはず……」

垣根「あぁ、これは火災によるものだからな」

「火災?…この間に火なンていつ回ったンだよ?」

垣根「そう、火なんてどこにもない。だからそう変換した」

「何を言ってやが……そう、か……未元物質……!」

垣根「おう。通常の物理法則では考えられない現象を起こすことができるってわけだ。例えば、『未元物質に切られた瓦礫は発火する』とか、まぁ色々な」

「だが瓦礫に火がついたところでなンになるってンだ?ベクトル操作が火で貫けるとでも?」

垣根「あぁそんなことは確かにできない。だが忘れるなよ、俺は一人で戦っていたわけじゃねぇ」

垣根「今日という1日中ずっと酷い目に遭ってきても、俺が来るまで体張って耐えてくれた馬鹿野郎が使っていた、その武器はなんだった?」

「大量の……小麦粉!?」

垣根「ご名答」

神の肉「」チリッ

ドッッカーン!!

93 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 05:01:11.493 qxpUM7C80 44/45

「(チッ…爆発自体はどォでもイイが、酸欠はマズイ……!)」ゴォォオオオ!!

ビュウウウゥゥゥ…………………

「くっ…何故風が、消える!?」

垣根「無駄だ。俺がただ攻撃・防御のために、闇雲に翼広げてたとでも思っていたのか?」

「まさか……これも!?」

垣根「あぁ。『空気中に存在する未元物質に触れると風は急速に衰える』。そういう現象を作り出した」

「……!?」

垣根「作り出した現象ならまだまだあるぞ?お前が」

「くっ…」

垣根「お前の常識は、俺の未元物質についてこれるか?」

「くそっ……たれがァ……」ドサッ

垣根「…………」

垣根「…………おい」

テッラ「ハァ…ハァ……なん、ですかねー?」

垣根「さっきの風を消したのはお前の能力だろ?最初の台詞はハッタリだ。俺は今回、『未元物質に触れた風が急速に衰える現象』なんて生み出してねぇ」

テッラ「………」

垣根「元々風の演算は複雑だし、未元物質っていう俺の専用のルールに変換してまた再変換する必要がある。つまり二度手間だ。あいつと戦いながらそこまでは演算が追い付いてなかった」

テッラ「………ふっ、ですが、大半はあなたの成果ですし、私の勝利とは言えないですねー」

垣根「何言ってやがる。俺もお前も欠けちゃ成立しなかったんだ。強いて言えば、二人の勝利ってやつじゃね?」

テッラ「は、はは…」

テッラ「そりゃあ、ありがたいです、ねー……」ドサッ

垣根「………」

「………」

テッラ「…………」

垣根「さて」

垣根「俺ここから病院空くまで二人の看病しなきゃならねぇのかよ!流石にきついぜオイ」

垣根「早く起きろ林檎!俺がつらい。……てか、おやつ食っちまうぞー!」

──────────

94 : 以下、5... - 2020/05/17(日) 05:09:14.720 qxpUM7C80 45/45

──連結ポイントの狭間で──

オティヌス「なるほど」

世界のどこでもない場所で、隻眼の少女は一人呟く。

オティヌス「左方のテッラにも、いわゆるヒーロー性質はあったわけか」

オティヌス「確かに、元々抱いていた目的も『人類を平等に救うこと』だったしな。……まぁ、『人間』の定義が狭すぎたんだが」

オティヌス「ここまでの戦いで、真っ当な価値観が芽生え始めたのなら僥倖」

オティヌス「というかそれくらいあってくれないと付き合っている私が困る」

オティヌス「さて、それじゃそろそろ始めるとするか」スッ

オティヌス「テッラ。お前はこのオティヌスの、第二の『理解者』になってくれるか?」


──そう告げる少女の顔は、どこか寂しげにも見えた。




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