妹「私の暇つぶしのために」
兄「よろこんで。まどもあぜる」
妹「骨折してから死んでください」
兄「よっ!」ボキッ!
妹「想像以上に気持ち悪い……」
兄「じゃあ次はいよいよ息の根を止め――」
妹「不愉快な気分になったんで死ぬのは止めてください」
兄「これがうわさのツンデレ……」ドキッ
元スレ
妹「おにいちゃん、私のために死んでください」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1281707723/
妹「次はダイブです」
兄「まかせろ」
妹「まず飛行機に乗ります」
兄「うむ!」
妹「飛び降ります」
兄「うむ!」
妹「扉を開けると私まで危険になりそうなのでやっぱりやめてください」
兄「よしきた」
妹「次はこれを飲んでください」
兄「これは?」
妹「そのあたりにあったものを混ぜて作った飲み物です」
兄「そ……そのあたりの?」
妹「CCレモンとかコーラとか」
兄「うむ、普通の飲み物だな」
兄「しかしどろどろしているな」
妹「生肉をミキサーにかけてみました」
兄「腹を壊しそうだ」
妹「あとゴキブ……」
兄「ちょいまち」
兄「あ……あの地球外生命体を入れたというのか……」
妹「それと私の下着の洗い汁を」
兄「ごくごく」
兄「腹を壊しました」
妹「それは私が悪いんですか?」
兄「いや、俺の腹が悪い」
兄「あと黒光りするGが……」
妹「そうです私は悪くないです」
兄「うむ」
妹「そういうわけで次はこれです」
兄「……その大きめの痔の薬は何かな?」
兄「おにいちゃん、痔じゃないですよ」
妹「ボラギノールじゃないですよ」
妹「浣腸です」
兄「死にそうにないな」
妹「中はウォッカです」
兄「うん、死ねそうだ」
兄「うぃーっ……」
妹「死ななかったみたいです」
妹「本来なら中毒死必至なんだけどなぁ」
兄「兄は不老不死~うっぷっ」
妹「そうですか」
妹「では次です」
妹「ここに熱湯があります」
兄「んー?」
妹「おにいちゃん口あけて」
兄「あーん」
ちゃーっ
兄「ぎゃーーーー!!!」
兄「の”どが……」
妹「普通ならそれだけじゃすまないと思うんですが」
兄「あ”に”は”は”ん”の”う”」
妹「次は冷水です」
ちゃーっ
兄「あー……生き返るー……」
妹「さて、生き返ったところで死んでください」
兄「ふふふっ、かわいい妹のためなら喜んで死んであげよう」
妹「これしてください」
兄「ヘッドホン?」
妹「しましたね?」
兄「うん」
電源 OFF⇒ON
キーン
兄「 」
妹「ボリュームMAXでこの程度ですか」
妹「意識が飛んだようです」
妹「心臓は動いてます」
妹「ショック死はむずかしい」
妹「次も同じような方法をとってみましょう」
兄「うっ……」
兄「いかんな……意識が遠のいた……」
兄「いや、それでよかったのか……」
妹「次です」
兄「おう」
妹「脱いでください」
兄「ふっふっふ……いよいよ迎えるべき時が来たようだね」
妹「はい。おばあちゃんが三途の川の向こうで手招いているようです」
兄「まずは下からぬ妹「上だけで結構です」
兄「それでは俺のこのはちきれんばかりに熱くなった肉ぼ妹「すぐに冷めます」
妹「横になってください」
兄「そういったプレイか?」
妹「先ほどの冷水をバケツ一杯用意しました」
兄「冷水プレイか」
妹「えい」
ざっぱー
兄「っあ”ーーーー!!!」
兄「はぁっ……はぁっ……」どっきんこどっきんこ
妹「死なないようです」
兄「し……心臓は強いようだ……」
妹「なら窒息死?」
兄「兄の糞尿を垂らした姿を見たいという妹の願を叶えるため」
妹「それは見たくないので別の方法を試しましょう」
兄「そうか」
妹「そうですね、ならこれならどうです?」
兄「えーっと、何この線?コンセント?先が切断されてるけど?」
妹「先を握ってください」
兄「こうか!」
妹「えい」
ばりばりっ
兄「ぎゃああぁぁぁ!!!」
妹「兄が死なないようです」
兄「ふっふっふ……」
妹「面白いですね、そのアフロ」
兄「妹のためなら生死問わずだ」
妹「死んでください」
兄「そういえばどうして死ななきゃならないんだ?」
妹「それは……」
妹「暇つぶし?」
兄「聞かれてもなぁ」
妹「暇つぶしです」
兄「そうか、かわいい妹のためなら死ねる」
妹「それでは次に行きましょう」すっ
兄「注射器?」
妹「知ってます?これ」
兄「注射器です」
妹「正解です」
兄「そしてその中に入ってるのは?」
妹「なんでしょう?」
兄「おにいちゃん、目が悪いのかな?」
兄「透明で……なんですか?」
妹「空気です」
妹「空気塞栓って知ってます?」
兄「あぁ、知ってるとも。おにいちゃんは博識なんだ」
兄「空気塞栓……それは……えっと……」
兄「……ごめん……医学部行って勉強してくる」
妹「医学用語ってことは知ってるんですね」
妹「簡単にいえば大量の空気が血管に入って死んじゃうことです」
兄「どうして死ぬんだ?」
妹「私が暇だからです」
兄「いや、どうして俺が死ぬかということではなくてだな」
妹「暇つぶしですよ」
兄「そうか、よしこい」
妹「それではやってみましょう」
妹「えい」
ちくっ
兄「あぁ……妹に挿されてる・・・・・・」
妹「漢字が違います」
兄「あぁ……看護師にやってもらうのと感じは全然違うな……」
妹「流します」
兄「ぐっ……」ぐらっ
兄「はぁっ……はぁっ……」
兄「っ」ばたん
妹「……死んだ」
妹「……」
兄「……」むくっ
兄「おにいちゃん……不死身だったみたい」
妹「流量が足りなかったようです……」
妹「ではこういったのはどうでしょう」
兄「ぬっ!?そ……それは!?」
妹「そう、何を隠そうおにいちゃんの恥ずかしい写真です」
兄「ふふふっ、それをどうするつもりかな?」
妹「こうします」
ネット⇒写真投稿
兄「あぁ!!おにいちゃんの恥ずかしい写真が世界に流されるぅ!!」
妹「これで社会的に死にましたね」
兄「うふふっ……世界中がおにいちゃんに注目……」
兄「妹も嫉妬するかな?」ちらっちらっ
妹「逆効果だったようです(目が生き生きしてます……」
兄「しかし妹がそんな写真を持っているとは……」
兄「案外、おにいちゃんのこと好き?」
妹「大好きですよ」
兄「oh……嬉しさの余り昇天しそうだ……」
妹「してほしいんですけどね」
兄「ならば次は何を試そう?」
妹「私のセリフです」
妹「しかし、私のしていることは死ななかったら単なる拷問ですね」
兄「大丈夫、安心してくれ」
兄「おにいちゃん、すごく愛を感じているから」
妹「そうですか」
妹「ならこれならどうでしょう」
兄「おぉ、自殺7つ道具の一つ」
妹「残りの6つは何なんですか」
兄「そのうち出てくるんじゃないか?」
兄「妹なら、妹ならやってくれると信じて……」
妹「これで死んだら使いませんよね」
兄「だな、ならあと6回は生き返らないと」
妹「いや、死んじゃってくださいよ」
妹「それでは、火をつけましょう」
兄「練炭か、懐かしいな」
妹「何が懐かしいんですか?」
兄「昔、家族全員でした焼肉……バーベキューか」
兄「もう一度……やってみたいなぁ」
妹「……」
兄「確か河原でやったんだよなぁ……」
兄「あの時はまだお前も小さかった……」
兄「河原の木陰で着替えて水着きて……」
兄「あの時のパンツがこれだ」すっ
妹「さぁ火をつけましょう」
妹「……」
ぱちぱち
兄「あぁ……あったかい……」
兄「……妹の中のようだ……」
妹「…………」
兄「なぁ妹?」
兄「たぶん、外で練炭焚いても仕方ないと思うんだ」
妹「ですね」
妹「それじゃ、精神的に不安定になるようにしてみようと思います」
妹「まず、これを見てください」すっ
兄「おぉ……妹の水着姿写真……」
兄「天使だ……」
妹「そしてこれを見てください」
兄「ぐああぁぁぁ!!やめろ!!不安定になるうぅぅ!!」
妹「だめ、見ろ」ぐいっ
兄「やめろー!死ぬとかじゃない!!」
兄「目を見開かせないでくれええぇぇ!!」
妹「見ろ」
兄「親父の股間どアップ写真んんんんっ!!!」
妹「確かにこれでは死にはつながりませんね……」
兄「」チーン
妹「まぁ、普通に面白い反応でしたが」
妹「では次は縄です」
兄「兄は復活した」
兄「しかし妹、どうしてそんな写真を持っているんだ?」
妹「そんな写真?これ?」すっ
兄「やめろっ!!目が腐る!!」
妹「何を言ってるんですか」
妹「私たちもここから出てきたうちの一人でしょう」
兄「やめてっ!!妹の口からそんな下品なこと聞かせないで!!」
妹「といいつつ興奮してますね?」
兄「それはもう……ビンビンですよ」
兄「しかし縄とは……自殺7つ道具の1つじゃないか」
妹「それではこれで輪を作って」きゅっ
兄「つるすって?」
妹「はい」
兄「つまり吊るし首」
妹「よくわかってらっしゃる」
兄「おにいちゃん、妹が糞尿を見たいっていう願いを叶えるよ!」
妹「そうでした……」
妹「どうせ出したものだし、せっかくだからこうしてみました」
兄「あぁん!!亀甲縛りぃ!!んんんっ!!ぎもぢいぃいい!!!」
妹「おにいちゃん、正気にもどって」ちょっきん
兄「きゃあああぁぁぁ!!!おにいちゃんの息子の先の皮がああぁっぁあ!!」
妹「ほんの少しだけじゃないですか、我慢してください」
兄「はー……はー……」
妹「正気に戻りました?」
兄「……あぁ……正気に戻ったよ」
妹「さて、どうやって死んでもらいましょう」
兄「妹、正気に戻ったついでに一つ言おう」
兄「やはり、お前の一存で俺が死ぬのはおかしい」
妹「どうやって死んでもらいましょう」
兄「いや、考え直せ妹」
妹「豹変ですね」
兄「何が豹変だ。これが普通の人の反応だろ」
妹「おかしいですね、私のおにいちゃんはそんな人ではなかったです」
兄「これが普通の人だ」
妹「もうちょっと切ったら元に戻りますか?」ちゃきっ
兄「ちょ、やめて」
妹「反応が違いますねぇ……」
妹「いつもだったら……そうですねぇ」
妹「あぁん!!!妹が虐めるぅ!!きんもちいいぃ!!」
妹「って感じなはずなのに」
兄「俺はどこまで変態なんだ」
妹「おにいちゃんが普通の人になってしまった」
妹「これは困りましたね」
兄「とりあえず絆創膏で手当してくれ」
妹「こんなもん、唾付けとけば治りますよ」ぺろっ
兄「ちょっ、妹……」
妹「なんです?縛られて、つるされて、なめられて、おっ立てて」
妹「そろそろまた覚醒したらどうです?」ぺろっ
兄「んんんんぁあああぁぁぁ!!!」
ドビュオォ
どろどろ
兄「はぁ……はぁ……」
妹「……どうしてこうなった」
兄「妹おぉぉぉおおおぉお好きだあぁぁぁ!!!」
妹「覚醒しましたね」
妹「戻ったところで新しいことを考えました」
妹「まずはこれをご覧ください」
兄「むっ!?」
兄「水槽……」
ざっぱぁ
兄「……や、妹……それはちょっと」
妹「一発出して冷静になって怖じ気づきました?」ぺろっ
兄「はははっ、さぁこいワニ公!!」
兄「ははははっ!!!」ギンギンッ
妹「まずはそのイチモツを食いちぎってもらいましょうか」
妹「ワニさんはやるきがないようです」
兄「さぁ……縄をほどいてくれたし次にいくか……」
妹「次ですか……なかなかいいものが思いつきませんね」
妹「そういえば、7つ道具のあと5つってなんなんですか?」
兄「睡眠薬」
妹「なるほど、大量摂取による薬物自殺ですか」
兄「使うか?」ざらっ
妹「いえ、面白みがないので却下します」
妹「しかしどうして瓶詰めの睡眠薬をおにいちゃんが持ってるんですか?」
兄「そりゃよく寝れるようにね」
妹「はて、不眠になった覚えはありませんが?」
兄「ちょっといたずらしても気づかれないようにね」
妹「さて、どんな拷問死刑にしましょう」
兄「なんか自己的に死ぬというよりも、妹による他殺になっている気がする」
妹「気のせいです」
妹「おにいちゃんはかわいい妹のために命を捧げる覚悟で臨んでいるわけですから」
妹「まぁ暇つぶしに付き合ってくれてるわけですね」
兄「まぁおれは暇つぶしで死ぬことを許可しているわけだ」
兄「さぁこい」
妹「といってももうネタがないんですよ」
兄「まだ毒死とか圧死とか水死とか」
兄「いろいろある気がするんだが?」
妹「どれをやってもおにいちゃんは生き返る気がするんですよね」
兄「確かになぁ……」
妹「そうですね……どうせですし、本屋まで資料でも探してきましょう」
妹「それでは出かけてきます」とてとて ぱたん
兄「やれやれ、俺はその間どうしておけというのだ」
兄「……この妹7歳の頃のパンツ……もう味がないんだよな」
兄「使いすぎたなぁ」
ききぃーーー!!!
兄「ん?外ですごい音がしたような……」
兄「仕方がない……来週あたり、墓でも立てるか……」
兄「……火葬したら全部なくなっちまうな……ぱんつ」
ピーポーピーポー
妹「んっ……」
妹「……ここは?」
母「妹……妹!!!」だきっ
妹「……かあさん?」
母「もうだめかと思った……死んだかと思った……」
妹「……しぬ?私が?」
母「……あなたが事故にあってからもう1年たったのよ」
妹「一年?」
妹「……そっか、事故にあったんですね」
妹「あれ?おにいちゃんは?」
母「っ!!うぅ……」
妹「?」
1年前―――――――――。
兄「え?」
警察「先ほど、妹さんが事故にあわれました」
警察「早く病院に行ってあげてください」
兄「わ、わかりました!!」
兄「妹!!!死ぬのは俺だろ!!!」
病院
兄「妹の状態は!?」
医師「ほとんどの臓器がつぶれて、助かる見込みは0です……」
兄「なん……だと……」
医師「今は薬剤や呼吸器でかろうじて生きていますが……」
医師「それもいつまでもつか……」
兄「臓器が……」
兄「……すみません、臓器移植とかしたら助かりますか?」
医師「それは……わかりませんが、まず臓器がそろうなんてことは……」
医師「何せ破損した臓器が多すぎる……」
兄「……わかりました」
兄「それでは先生、僕の言うことをよく聞いてください」
医師「?」
兄「僕が死んだら、すぐに臓器を妹に提供してください」
医師「!?」
兄「それでは」
医師「ちょっと、兄さん!?」
兄「お願いしますね」ぱたん
医師「……まさか」
医師「いや……さすがにそれはない……」
医師「……と、思いたい」
看護師「きゃあぁぁ!!」
医師「!?」
医師「どうしました!?」ばたんっ!
看護師「そ……そこの棚が倒れて……男の方が……」
医師「っ!?」
看護師「く……首が……ちぎ……」
医師「……」ぐっ
医師「君っ!すぐにOPEの準備して!」
看護師「えっ!?」
医師「この人の意思を無駄にするな!!早く!!」
――――――――――――――。
妹「……」
妹「ふふっ、おにいちゃん、死んじゃったんだ」
妹「言ったこと守ってくれたんだね……」
妹「私のために…………ふふっ」
妹「あはははっ……」
妹「…………」ポロポロ
妹「……ばかぁ……」ぽろぽろ
ドクンッ
妹「っ」
どくんっ どくんっ
妹「……あははっ……なんだ、死んでないんだね」
妹「生きてた……ここに……」
妹「……ずっと一緒だよ、おにいちゃん」
END