幼女「う~ん、鏡に映ってる俺の姿はどう見ても近所の幼女ちゃんの姿だよな」
幼女「朝起きたらすでにこんな姿になってたわけだが……」
幼女「昨日怪しげな機械に放り込まれたり、幼女ちゃんと正面衝突して人格を入れ替わる的なイベントなんてこなしたっけ? あ~、なんか記憶がぼんやりしてて思い出せない。頭痛いし、酒でも飲んでたのか」
幼女「まあいいや。これはきっとロリコンな俺への神様のプレゼントだな(ニヤ)」
幼女「せっかくだから色々楽しませてもらうとしよう」
元スレ
幼女「あれ? なんで俺の体が幼女になってるんだ?」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1235891484/
母「(こんこん)男ー。ご飯できたわよー」
幼女『ヤバイ、お袋が来た。いや待て、鍵はしっかりかけてあるから大丈夫だ』
母「……ご飯はドアの前に置いておくね」
幼女「ふぅ、難は去ったな」
幼女「じゃあ早速色々楽しませてもらおうかな」
幼女「(さわさわ、なでなで、ごそごそ)…………ん~、やっぱり自分の体触っても楽しくないなあ」
幼女「いっそ、幼女ちゃんの通う小学校に行ってみようか。今の姿なら怪しまれないし」
幼女「て、あれ? 今俺がこの姿をしてるってことは幼女ちゃんはどうなってるんだ? もしかして俺の姿をしているとか……」
幼女「そ、それは非常にヤバイ! 幼女ちゃんのいるべき部屋で、近所で評判のニート男が寝ている……、まさに死亡フラグ!」
幼女「ただでさえ近所の目が気になって夜にしか外を出歩けないのに、そうなったら生きていくことすら極めて困難になる」
幼女「こっそりと家を抜け出して幼女ちゃんの家まで確かめに行こう」
幼女「(ぎぃ)……よし、玄関までの経路に人影なし。迅速かつ慎重に行動だ」
父「あれ? 幼女ちゃん。なんで男の部屋から……、ッ!?」
幼女「ぎゃーーー、早速見つかったあ!」
父「お、お、おおお、おと、おと、男おおおおぉぉぉおお! お前ってヤツはぁ、ついに人様の子をおおおおおぉぉぉ!」
幼女「お、親父ぃ! ひとまず落ち着けええ! 誤解だあ!」
父「男おおおお!(がちゃッ!)……あれ、男が部屋にいない」
父「幼女ちゃん、男は一体何処へ?」
幼女「え、ええと、それは……エヘ」
父「エヘ?」
幼女「お邪魔しましたあああああ!(ダダダダダダ)」
父「幼女ちゃん、何処へ!? そして男は!?」
幼女「はあはあ、何とか逃げ出せた。けど、かなり状況は悪化したな。元の姿に戻ったら最悪吊る羽目になるかもな、はははは」
幼女「とりあえず、幼女ちゃんちへ行こうか」
幼女「えっと、確かこっちの方だったと思うが……」
幼女「ん? この車、なんか見覚えが……あ、これのすぐ近くに幼女ちゃんの家があるんだ。そうだそうだ、思い出した。えっと、てことはこっちの方に、……あった!」
幼女「ふむ、幼女ちゃんちに着いたはいいがどうやって入ろうか。普通に入っていってお父さんやお母さんに見つかったら白を切り通せるかな」
幼女「ん、そういえばさっきから家の中が騒がしいような……。も、もしかして、もうすでに俺の姿をした幼女ちゃんが幼女ちゃんの家族の目に触れたのか!?」
幼女「まずい。こんなところで悩んでる暇はねぇ! 何も考えずに行くしかない。もう、どうにでもなれ!」
幼女「(ガラガラ)!?」
幼女父「!?」
幼女「お、おはよう、ございます」
幼女父「お、お、お前ええぇぇぇぇえええ!!」
幼女「ぎゃあああああ! ごめんなさいごめんなさい、生まれてきてごめんなさい! ロリコンでごめんなさい、ペドフィリアでゴメンなさああああああい!!」
幼女父「どこ行ってたあああああ!? 心配したんだぞおおおお!(ガシッ)」
幼女「いたいたいたいたいたいたいッ!!」
幼女父「今朝お前の部屋を覗いたら誰もいなくて本当に心配したんだぞ!」
幼女「え、えと、ごめんなさい……」
幼女父「本当に、本当に心配したんだぞ……うっうっ」
幼女「え~とぉ……。ん? あれ? 俺の、あ、いや、私の部屋に誰もいなかったの?」
幼女父「そうだよッ! だからこんなに心配してたんじゃないか!」
幼女『ということは幼女ちゃんが俺の姿になってるということは無いのか? 親御さんに見つかる前に幼女ちゃんがこの家を抜け出せばつじつまは合うが、果たして小学2年の幼女ちゃんがそこまで知恵が回るだろうか。もしそうでないとしたら、幼女ちゃん自身は一体何処へ?』
幼女父「それで幼女は今まで一体何処へ行っていたんだ?」
幼女「え? そ、それはぁ……」
幼女父「それは?」
幼女「き、禁則事項です♪」
幼女父「何いっとんだああああああああ!!」
幼女父「…………」
幼女『やっべぇ。なんか怒らしちゃったよ。あれから仏頂面で超こえぇ。成り行きで一緒にご飯食べてるけど、すごく居づらい』
幼女『てか、朝ごはんはお父さんが作るんだな。お母さんがさっきから見えないけど……ここん家ってお母さんいないんだっけ? ここは雰囲気を和ます意味もこめて――』
幼女「ねえ、お父さん」
幼女父「……(ずずーーー)」
幼女「昨晩はしっぽりいったの?」
幼女父「ぶーーーーーッ!!」
幼女父「げほッげほッ、幼女!! お前は何処でそんな言葉を覚えてきたんだ!!」
幼女「え? あ、ごめんなさい。少し不躾だったかな」
幼女父「少しなんてもんじゃない!! お前、今日はかなり変だぞ」
幼女「そうかな? で、どうなの?」
幼女父「おませな年頃ってことなのか……? か、母さんがいないんだからそんなことあるわけないだろ」
幼女「そっか、そうだよね」
幼女『やはりいないんだな。そういえば幼女ちゃんがお母さんと一緒にいるところ見たこと無いもんな』
幼女父「ほら幼女。そろそろ学校に行かなきゃいけない時間だぞ。早く支度しろ」
幼女「あ、はーーい!」
幼女『うひょー! いよいよ小学校に潜入できる! 合法的にロリ幼女にボディタッチが出来るぜ!』
幼女父「おい幼女! なにエロオヤジ臭いにやけ面を浮かべてる! 早くしろ」
幼女「はッ、はーーい」
幼女父「ほら、早く車に乗れ」
幼女「え? 車で行くの?」
幼女父「何言ってるんだ、ひと月前から車で行くことにしただろ?」
幼女「そ、そうだったね、ごめん」
幼女父「ホラ、着いたぞ。行ってこい」
幼女「うん、ありがとー。いってきまーす」
幼女『うは~~~。幼女がたっくさんいる~~! なんというロリペドパラダイス!』
幼女『確か幼女ちゃんのクラスは1組だったっけ。早速行ってみ――』
ロリ「ようじょちゃん、おはよ」
幼女『む、この子は三丁目に住んでるロリちゃん。よく公園で見かけるおとなしめのかわいいロリだ』
ロリ「ようじょちゃん?」
幼女「……ロ~リちゅわああ~ん!!」
ロリ「!? よ、ようじょちゃん、ちょっとぉ……」
幼女「ロリちゃんロリちゃんロリちゃ~ん!」
ロリ「……//// は、恥ずかしいよぉ」
幼女「ん~、もうちょっと~」
ロリ「ん、ッああ。ちょ、ちょっと、ようじょちゃ、んッ」
幼女「よし、じゅうでんかんりょう! ロリちゃん、いこ」
ロリ「ううう……」
幼女『うっはー! 小学校の教室とかメチャなつい! 当時の俺はこの乳臭い匂いの素晴らしさが分かってなかったんだなあ。ハア、幸せ』
ペド「あら、ようじょ。おはよう」
幼女「あ! ペドちゃん! おはようじょ!」
ペド「おは、ようじょ? なにそれ、ギャグ?」
幼女「あいさつだよあいさつぅ。さあ、ペドちゃんもいっしょに、おはようじょー!」
ペド「や、やらないわよ! バッカじゃないの!?」
幼女『はあ~、知り合いから聞いた通りツンデレだあ。かわいいのうかわいいのう!』
幼女『席はペドちゃんの隣の席……キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!』
幼女「ペドちゃんペドちゃん」
ペド「なによ」
幼女「パンツみえてるよ」
ペド「なッ!!!! (ガバッ!)」
幼女「う・そ」
ペド「う、うーーー……」
幼女『ペドちゃん萌える(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ』
先生「――だから、ここはこういうふうになるわけだね」
幼女『さすがに小学校の授業は馬鹿な俺でも簡単に分かるな』
先生「じゃあ、このもんだいを~、ようじょちゃん。といてみて」
幼女「8です」
先生「わあ、はやいね、すごい。みんなぁ、ようじょちゃんにはくしゅー(ぱちぱちぱち!)」
幼女「どういたしまして。……ん? ふふ、ペードちゃん♪なんでペドちゃんはわたしにはくしゅしてくれないのかな?(ぼそぼそ)」
ペド「なんでこのあたしがあんたなんかにはくしゅしなきゃいけないのよ。あたしだってあれくらいかんたんにできるから」
幼女「だよね~。ペドちゃん、わたしなんかよりもあたまいいもんね~」
ペド「そ、そうよ! あんたなんかよりできるんだから!」
幼女「ならペドちゃんはとうぜん九九もぜんぶおぼえてるよね~」
ペド「え!? と、とうぜんじゃない! かんぺきよ」
幼女「わたし、まだぜんぶおぼえてないんだ。だからおしえて? しちごはなんだっけ?」
ペド「し、しちご、しちご……」
幼女「あれれぇ? 九九ぜんぶおぼえてるんじゃなかったの?」
ペド「しちの段いがいはぜんぶおぼえてるもん! ホントだもん!!」
先生「こらそこ! 授業中におしゃべりしてはいけません!」
幼女「ハーイ、ごめんなさーい」
ペド「ほんとだもん、ほんとなんだもん……」
幼女「(・∀・)ニヤニヤ」
幼女「給食だーーーー!!」
ペド「給食ぐらいではしゃいじゃってまったく、ようじょはまだまだこどもね」
幼女「はちしち?」
ペド「はぅ」
幼女『えっと、献立表によると……うっわ~、最近の給食って豪華なのな。俺らの時分にはこんなもん食べてなかったぞ』
ロリ「ようじょちゃん、きゅうしょくもらいにいこ?」
幼女「うん!」
ペド「ちょ、ちょっと、まちなさいよ。あたしもいくー」
先生「ではみなさん、がっしょー、いただきます!」
生徒「いただきま~す」
幼女「がつがつがつがつ……」
ロリ「わあ、すごいいきおい」
ペド「ちょっとようじょ! おぎょうぎがわるいわよ、もっとゆっくりたべなさいよ」
幼女「ほめんらはい、ひはひぶひのひゅうしょふははつはしふって」
ペド「ちょっと! たべながらはなさないでよ! なにいってるかぜんぜんわかんないし!」
ロリ「えへへ、なんかいつものようじょちゃんとちがうけど、きょうはいつもよりにぎやかだね」
ペド「そうよ、あんた、今日はちょっとへんよ。変なものでもたべたんじゃないの?」
幼女「ごっくん。う~ん、そうかもしんない。おくちなおしにペドちゃんたべればもとどおりになるかな?」
ペド「ばッ、なにいってんのよ! えっちー!」
ロリ「? えっちなことなの、いまの?」
幼女「ぜんぜんそんなことないよー。ペドちゃんなにそうぞうしてんのー、いやらしんだー」
ペド「くッ、うーーーーーーー! ようじょなんてもうしらない!」
幼女「ごめんごめんペドちゃん、はんのうがおもしろいからからかいすぎちゃった」
ペド「ツーーーン!」
幼女「ほら、おわびにデザートのプリンあげるから仲直りしよ?」
ペド「……」
幼女「……だめ?」
ペド「……あしたのケーキもくれたらかんがえてもいい」
幼女「ペドちゃん萌えええええええええ!!」
ペド「バカ、ひっつかないでよ! ぎゅうにゅうがこぼれるぅ!!」
幼女「で、あっという間にかえりの会ですか」
ペド「? なにひとりごといってんの?」
幼女「いや、ペドちゃんとすごせるじかんがもうおわりだとおもうとさびしいなあって」
ペド「な、なにはずかしいこといってるのよ! それにべつにあしたも会えるじゃない」
幼女「……そうだね」
幼女『実際、この姿でいられるのってどれくらいの間なんだろう。てか、今更だがなんだって俺はこんな姿になってんだ? テンション上げすぎてなんも考えずにここまで来てたな』
ペド「……なんなら放課後も少し教室に残ってトランプでもして遊ぶ? ロリもさそって」
幼女「え?」
ペド「だってほら、その、さびしいん、でしょ?」
幼女「ねえ、ペドちゃん。キスしていい?」
ペド「しね」
先生「――え~、せんせいからのおはなしはおわりです。ではみなさん、ここひと月ほど変な大人の人がこのへんによく出るようですので、なるべくひとりで帰らず、おともだちとなかよく気をつけてかえってください。さようなら~」
生徒「せんせい、さようなら~」
幼女「さあペドちゃーん、ロリちゃーん、あそぼう!」
ロリ「おそとがくらくなるまえにはかえろうね」
幼女「へんたいがうろついてるって先生もいってたしね」
ペド「きっとロリコンなんでしょ。ほんとロリコンとかさいてーだよねぇ」
幼女「でもさ、一口にロリコンって言ってもいいロリコンと悪いロリコンがいるよね。純粋に幼女を愛するロリコンは、悪いロリコンと違って実際に性的な接触を図ろうとはせずただ単純に――」
ロリ「むずかしくてよくわかんなぁい」
ペド「というかきもーい」
幼女「(´・ω・`)ショボーン」
幼女「ま、まあそれはおいといて、それじゃ、やみのゲームを始めようか」
幼女「……ふっふっふ、わたしの圧勝のようだね」
ペド「うううう……、もういっかい!!」
ロリ「もうそろそろかえろうよ。ひがくれちゃうよ?」
ペド「こ、これでかったなんておもわないでよねッ!!」
幼女「はいはい」
ペド「つぎやるときはぜったいにかt――」
幼女父「(ガラガラ!)幼女ッ!!」
幼女「!? お父さん!」
幼女父「なんでこんなところでまだ遊んでるんだ! 学校が終わったらすぐ出て来いっていつも言ってるだろ! ずーっと校門で待ってたんだぞ! 心配したじゃないかッ!!」
幼女「ご、ごめんなさい」
ペド「すみません、わたしがほうかごにいっしょにあそぼうってさそったばっかりに――」
幼女父「……悪いけど、幼女は放課後はすぐに帰らないといけないから」
ペド「はい、すみませんでした」
幼女父「帰るぞ、幼女」
幼女「はい。ペドちゃん、ロリちゃん、バイバイ」
幼女『この親父(゚Д゚)ウゼェェェ 子供にあんな威圧的な態度とるなボケ。ペドちゃん萎縮してたじゃないか、この短小包茎ッ!!』
幼女「車は校門から少し離れたところに停めてある。校門近くだと他の人の迷惑になるからな」
幼女『そんなことどーでもいいっつーの』
幼女父「この辺は車の往来も多いから――ッ!?」
幼女『だからそんなことには興味ないって、話しかけんな。……ってどうしたんだこのおっさん。なんか固まってる』
幼女父「あ、あ、あ」
幼女『早くも呆けた? 目線の先には車、俺が今朝乗ってきた車と同型だからあれはこのおっさんの車なんだろうな。車がどうかしたのか? ん? よく見たら車の向こう側に馬鹿でかいトランクスーツケースを持った男が?』
幼女父「あ、あいつは!(ダッダッダ)」
幼女「ちょ、いきなり走り出すなよ(テッテッテ)」
幼女父「おい、お前!」
謎の男「!?」
幼女「はぁ、はぁ、お父さん、どうしたの?」
謎の男「なッ!? なんでお前がッ!!?」
幼女「え、おr、いや、わたし?」
謎の男「あ、ありえない、ありえないひぃいいいっぃい!!」
幼女「え? あ、ちょっと、意味が分からん! 今北産業ぉぉぉおお!!」
幼女父「逃がすか!」
謎の男「げひぃぃぁああ」
幼女父「お前はッ! まだ懲りてないのかッ! このクズ野郎ッ!」
謎の男「うひぃぃぃいい、たすけてぇぇええ」
幼女「……なにが起きてるのかさっぱり分からん。てか、こんな場所で騒いでお前ら警察に通報されんぞ。しかもどう見てもおっさんが加害者。……かよわいわたしはただ見てることしか出来ません(うるうる)、ということで傍観に徹しますか。そういえば、あのフルボッコされてる男、トランクスーツケースを後生大事そうにに抱えてるな……ッ!?」
幼女『なんだ!? あのケースを見てたらいきなりすごい吐き気が……』
幼女「う、う、う、うヴぉえええええぇぇぇえええ」
幼女父「これでもまだ懲りこないかッ! これでも……ッ幼女!」
幼女「う、ううううぅぅぅぅ」
幼女父「大丈夫か? いきなりどうしたんだ? 背中をさすってやる」
謎の男「はぁ、はぁ、はぁ、今の隙に――」
幼女父「オイ、逃げるなッ!!」
幼女「うおええぇぇぇぇええ」
幼女父「あああ、……クソォッ!」
幼女父「吐き気はおさまったか?」
幼女「……うん」
幼女父「そうか、それはよかった」
幼女「さっきのひとはだれ?」
幼女父「ん? あいつを覚えてないのか? まあ、去年から一応会っていないはずだから忘れちゃったか」
幼女『幼女ちゃんとは面識のある男なのか』
幼女父「あんまり詳しくは教えたくはないんだが、これだけは覚えておいてくれ。あの男はお前が何も分からないのをいいことにお前を酷い目にあわせようとした悪い男だ。それは未然に防いだのだが運が悪ければお前に一生ものの傷を負わせたかもしれないヤツだ。最近またストーキングを始めたのかもしれない、クソッ! 変態出没の話を聞いて車の送迎にしておいて正解だったな」
幼女「なるほど、最低なヤツだな(ボソ)」
幼女父「え?」
幼女「ううん、なんでもない」
幼女『最低のクズだということはわかった。だが、この吐き気の原因はなんだ? それにあの男、俺を見て酷く怯えてた……、俺を、……俺の姿を、……俺のこの幼女ちゃんの姿を……ッ!?』
幼女「なんかよく分からんが、すっげー嫌な予感がするんですけど」
幼女父「幼女?」
幼女「お父さん、今からでもいいからあの男を追いかけよう。相手は徒歩だしすぐに追いつける」
幼女父「え? 体は大丈夫なのか? つらいならこのまま病院に行って、あいつのことは警察に任せてもいいんだぞ」
幼女「いいから早くッ!!」
幼女父「あ、ああ」
幼女「……あ、いた! あいつだ!」
幼女父「よし、おいお前! 止まれ!」
ストーカー「へ? ええええぇぇぇぇえ!」
幼女父「で、どうするんだ?」
幼女「……そのトランクスーツケース、すごく大きいけど、中身、なに?」
ストーカー「ひ、ひひいいいぃぃぃあああぁぁあああぁああああ!!!!」
幼女父「中身がなんだと訊いてるんだ。早く答えろよ」
ストーカー「な、なんっでも、いいだろぉッ! お前達には関係ないだろッ!」
幼女「……」
ストーカー「大体さ、さっきだって何でも俺が殴られなくちゃいけなかったの? たまたま小学校の近く通っただけじゃん。傷害事件として告発してもいいんだよッ!!」
幼女「傷害? それは殺人よりも重いの?」
ストーカー「ッ!?」
幼女父「さ、殺人!?」
幼女「うん、殺人。鎌かけてみただけだけど、今の反応見た限りでは図星のようだね」
ストーカー「あ、あああ……」
幼女父「だ、誰を殺したんだッ!?」
幼女「それは……開けてみれば分かるよ」
幼女父「それもそうだな、オラ、どけッ!!」
ストーカー「ぐはぁッ!」
幼女父「(がちゃり)開けるぞ」
ストーカー「やめろーーーーーーッ!」
幼女父「……ッこれは!?」
幼女「…………」
幼女父「テメェッ!!」
ストーカー「う、ううううう」
幼女父「テメェ! これは俺の近所に住んでる男くんじゃねえかッ!!」
幼女「ッ!!?」
幼女「え、俺? え? なんで? てっきり本物の幼女ちゃんが……」
幼女父「てめぇ、今警察に連絡つけてやるから待ってろ」
ストーカー「もう、……おわりだ」
幼女「俺も……終わってるのか」
警官「では、この男は署に連行します。あなた方にもお話を伺いたいのでご同行願えますか」
幼女父「はい。幼女、行くぞ」
幼女「……」
幼女父「幼女?」
幼女「うん」
警官「――それでは本日はこれで結構です。また後日お話を伺うことがあるかもしれないですから、そのときはまたよろしくお願いします」
幼女父「はあ、ようやく開放されたぜ」
幼女「……お父さん、早く家に帰ろう」
幼女父「ん? ああ、そうだな、もうくったくただからな」
幼女「そうじゃない」
幼女父「ん? そうじゃないってどういうことだ」
幼女「早く帰ってあげないといけない気がするの」
幼女父「? まあよく分からんがそうしようか」
幼女父「ん? なんかうちの近くに人だかりができてるな。警察官もいるぞ」
幼女「……あそこに行ってみよ」
幼女父「大丈夫なのか、大分顔色悪いが? 休んでたほうがいいんじゃないか?」
幼女「大丈夫、平気」
幼女父「そっか。ならちょっとだけ行ってみるか」
幼女父「すみません。何かあったんですか?」
警官「え? あ、あなた方は――」
ストーカー「その子だ! その子を確かにここに入れたんだ!!」
幼女父「て、お前なんでここにいるんだよ」
警官「実を言いますとね、あの後洗いざらいいろいろなことを喋らせましたらね、どうもこいつ、子供を誘拐してこの車のトランクに押し込めてるみたいなんですわ」
幼女父「誘拐!? 殺人者に加えて誘拐魔とは……まあコイツならやりかねないと思いますが。それで誘拐されたのは誰なんです!?」
警官「それが、その子だって言うんですわ」
幼女父「え、幼女!?」
幼女「……」
幼女父「幼女がいつ誘拐されたというんですか? 今朝確かに姿を消していましたが、ちゃんと戻ってきてるじゃないですか!!」
警官「ええ、ええ、おっしゃる通りです。だから私達としては別の子供を間違えて誘拐したとおもっているんですわ」
ストーカー「だからその子、幼女ちゃんに間違いないって言ってんだろ! この俺が間違えるわけないだろ!!」
警官「うるさい、黙れッ!! まあ、とにかく、このトランクの中に子供が閉じ込められてるというのは事実のようですから、今頑張ってこじ開けてるところですわ」
幼女父「こじ開ける? 鍵を持ってないんですか?」
警官「どうやら仏さんがその手に持ってるようなんですわ」
幼女父「仏って男君のことですか?」
警官「そうそう、男君。なんか物凄い力で握ってて指引っぺがすのもできないみたいで。だから無理矢理こじ開けた方が早いだろうって」
幼女父「なるほど」
警官「鍵が使えないせいで手間はかかりますが、ある意味男君が鍵を握っていてくれててよかったですわ。おかげでこいつ、車を動かすことも出来なかったみたいで、だからいままでこんなところに間抜けにも放置されていたというわけですわ」
警官「お、鍵を開いたようですわ。って、ええ!?」
幼女父「よ、幼女じゃないかッ!?」
幼女「……そういうことか。ようやく思い出せた」
幼女父「え、じゃあこっちの幼女は、て、あれ? 幼女が、いない」
警官「あかん! この子衰弱しきってる! 早く病院に連れていかんと!」
幼女父「どういうことだ? さっきまでここにいた幼女は一体……い、いや、今はそれどころじゃない! 幼女、しっかりしろ!!」
男「……ああ、姿が元に戻ったな。みんなには俺の姿は見えてないようだけど」
男「そうか、俺は殺されたんだな。あのストーカー野郎に。はっきり思い出せた」
男「……幼女ちゃんがトランクに押し込まれている場面を俺が目撃しちまったんだよな、深夜、コンビニに行った帰りに。その後鈍器で頭叩かれたんだ」
男「幼女ちゃん誘拐の手口は分からないけど、おそらく深夜頃幼女ちゃんの家の敷地内にあらかじめ潜入しておき、何らかの理由で幼女ちゃんが窓を開けたところを布か何かで口を覆って迅速に拉致って車に押し込んだんじゃないかと思う。もしかしたら幼女ちゃんには寝る前に夜風にあたる習慣でもあったのかもしれない。ストーカーならその程度は知っていてもおかしくないし。まあ、あくまで憶測に過ぎないけど」
男「それにしてもとっさの判断で俺とストーカーがもみ合ったときに相手が落とした鍵を掴んだのは奇跡に近かったな。しかもそのときに車のオートロックもかけたから、ストーカーは車内に入ることも叶わなかった。神判断過ぎるだろ、俺。いや、あながちこれも冗談じゃないのかもな……」
男「……俺がなんで幼女ちゃんの姿にかわっていたのか。いや、姿が変わったというより死んだはずの俺が一時的に幼女ちゃんの姿で生きながらえたというべきか」
男「これが神様の仕業だってんなら、生まれてはじめてあんたに感謝するよ。幼女ちゃんの姿であのストーカーと対面できたからこうやって本物の幼女ちゃんを救出できた。俺がいなくても遅かれ早かれあのトランクは開けられただろうが、幼女ちゃんの体力がそれまで持たなかっただろうからな。それに少しの間の幼女体験は楽しかったよ」
男「なあ、神様よ。なんだって幼女ちゃんのためにこんなことをしたんだ? ……答えるわけないか。なら当ててやるよ、その理由を。まあ、当たってようが間違ってようがどっちでもいいんだがな、勝手にこういうふうに思っておくよ――」
男「このロリコンッ!!」
ペド「ようじょー、おみまいにきたわよ」
ロリ「ようじょちゃん、からだ、だいじょうぶ?」
幼女「あ、ペドちゃん、ロリちゃん! 来てくれたんだぁ!」
ペド「偶然近く通ったからついでよ、ついで」
幼女「ついででもうれしいよ」
ロリ「もうペドちゃんったら……。ようじょちゃん、いつごろたいいんできそう?」
幼女「う~ん、からだのほうはもうぜんぜんだいじょうぶなんだけどね。なんだかこころのおいしゃさんにまだいろいろとみてもらわないとだめなんだって」
ペド「こころのおいしゃさん? ああ、せいしんか医ね」
幼女「……じけんごのショックとかのけんさをするって言われたの。べつにへいきなのに」
ロリ「よくはしらないけど、ゆうかい、されたんだよね?」
ペド「……こわかったんでしょ? なのになんでへいきそうなのよ」
幼女「うん。へやからそとへひっぱり出されたときは変なにおいのぬのをかおに当てられて、すぐに眠っちゃったから怖がる暇なんてなかったんだけど、めがさめたときにまわりがまっくらでじぶんがどこにいるのかがぜんぜんわかんなくて、すごくふあんだったの」
ロリ「……」
幼女「だけどね、とつぜんあったかい空気がわたしをつつんでくれたの。よくわからなかったんだけど、こころがらくになってなんとなくじぶんはたすかるんだってのがわかったの。ごめんね、このときのこと、うまくことばでせつめいできないや」
ペド「うん、まあ、よくわからないけどあんたがぶじならそれでいいわ」
幼女「うん、ありがと」
ペド「そういえば、その日にあんたの代わりにべつのあんたががっこうに来てたのよね」
ロリ「うんうん、みためはようじょちゃんのままなのにせいかくはぜんぜんちがったよね」
幼女「うん、きいた。わたしはあってないんだよね。どんな子だったの? 聞かせて」
ペド「いじわるで、ベタベタさわってきてなれなれしくて、うっとうしいムカつくヤツ」
ロリ「だけどとってもおもしろい子だったよ」
ペド「……あたしにとってはかなりふゆかいなそんざいだったわ! まあ、やさしいところもすこしはあったけど、プリンくれたし」
幼女「そっか。わたしもあいたかったな」
ペド「……ほんと、ふしぎなやつだったわね。またあえるかな」
ロリ「あえたら、いいね」
~完~

