ちひろ「あのお、プロデューサーさん」
P「なんですか?」
ちひろ「最近、アイドルのみんなから、ひどいっていう苦情が来てるんですが……」
P「ひどいって……ずいぶん抽象的な言い方ですね」
ちひろ「ひどいとしか表現できないんですよ」
P「ひどいとか言われるようなことしてないんですけどね……」
ちひろ「えーっと、この間留美さんから聞いたんですけど……」
元スレ
ちひろ「プロデューサーへの苦情がこんなに……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355859335/
和久井(えっと、今日の仕事はLIVEバトルが一件だったわね)
和久井「おはようございます」ガチャ
P「おはようございますにゃん!!」
和久井「あのP君? どうしたの?」
P「和久井さんは猫アレルギーだけど、猫好きだと聞いたので!」
P「Pにゃんが猫になったにゃん! これで和久井さんも思う存分猫を可愛がれるにゃん」
和久井「えっと、コレは……困ったわね」
P「にゃんにゃん!! お腹や頭をナデナデ、首をスリスリすると良いにゃん!!」
和久井「えーっと……頭を撫でれば良いのね?」
P「にゃっにゃ!!」
和久井(気持ち悪い)ナデナデ
P「にゃにゃーん!!」
和久井「……」
P「次はお腹だにゃ!!」
和久井「はやく終わらせたいわ……」
P「はやく! はやく! にゃ!」ヌギヌギ
和久井「なんで脱いでいるの……?」
P「その方が撫でやすいにゃ!!」
和久井(ネコミミをつけたパンツ一枚の男が仰向けになっている光景って…… 若い子が
見たらトラウマになるレベルよ)
P「ゴロゴローゴロゴロー」
和久井「なぐってもいいかしら」
P「ひどいにゃ! 動物虐待だにゃ!!」
和久井「動物に対する侮辱よね」
P「留美にゃん! はやく!」
和久井「名前で呼ばないで、訴えるわよ」
和久井「にゃんって付けないで、虫酸が走るわ」
P「留美にゃん! 留美にゃん!」
和久井「はぁ……」ナデナデ
P「はふーん」
和久井「腹筋がゴツゴツして気持ち悪い」
P「じゃあ次は」
和久井「まだやるの?」
P「交尾にゃ!!」
和久井「もしもし、早苗さん? 逮捕してほしい人がいるのだけれど」
P「にゃっにゃ!!」
ちひろ「っていう話を聞いたんですけど」
P「それがなにか?」
ちひろ「セクハラですよ、いや、もうセクハラ通り越して犯罪ですよ」
P「そんなっ! 俺は猫を触れない和久井さんのために、恥ずかしさを我慢したのに!」
ちひろ「いらない気の回し方ですね」
P「そんなことないと思うけどなあ」
ちひろ「他にもこんな通報が来てます」
P「通報って、他にも言い方があるでしょう」
ちひろ「珠美ちゃんからの通報です」
P「学園祭LIVEまで時間あるから珠ちゃん見て回ってきていいよ」
珠美「良いのですか!」
P「LIVE前の緊張を解すのにちょうどいいしね」
珠美「ありがとうございますプロデューサー殿!」
P「おっ!」
P「珠ちゃん! お化け屋敷があるよ!」
珠美「お……お化け屋敷ですか……」
P「えーっ! まさか珠ちゃん怖いのー?」
珠美「こ、怖くなぞないですぞ!!」
P「じゃあ! 行けるよね! 剣士だもんね!」
珠美「剣士かんけいないと思う……」
P「GO! GO!」
珠美「ええい! 女は度胸!!」ダダダッ
P「愛嬌だろ」
P「なかなか出てこないな……」
P「待ってる間、何をしようか……」
P「女子高生を視姦するか……」
P「……」
P「うえっへっへへへ」
P「うひひひひっひひひいい」
P「うっ!」
P「ふぅ……」
「ヒ、ヒャァァァ!!やだ、こわいおばけやだ!」
P「きた! 珠ちゃんの叫び声だっ!」
P「興奮するッ!」
P「今行くよ珠ちゃん!!」
珠美「うっ……ヒグっ……」
P「珠ちゃーん!!」
珠美「ぷ、プロデューサー殿ぉ!!」
P「漏らした?! ねえ漏らした?!」
珠美「プロデューサー殿?」
P「パンツの代え持ってきたよ! 今はいてるパンツは洗っとくから! 脱いで!」
珠美「漏らしてません!!」
P「ちびりっこなのに?」
珠美「ちびりっこじゃないです!!」
P「とりあえず、パンツ履き替えてよ! 履き替えて」
P「それを俺によこせ!!!」
珠美「履き替えません!!」
P「え……ビチョビチョのままLIVEするの……?」
珠美「ビチョビチョじゃない!」
P「やだ……珠ちゃん変態だわ……」
珠美「プロデューサー殿には言われたくないです!!」
P「え……やだ……反抗期?」
珠美「子供扱いしないでください!」
P「抱かせてくれ」
珠美「急に女扱いしないでください!」
P「ええい! いいから俺にまたがって放尿しろぉ!!」
P「そして俺が窒息するまで喉の奥に尿を流し続けろォ!!!」
珠美「おまわりさーん!!」
ちひろ「なにがしたいんですか」
P「珠美の尿を飲みたかった……」
P「ふっ……」
P「ただそれだけです」
ちひろ「しね」
ちひろ「次の通報は拓海ちゃんからです」
P「だんだん雑になってませんか?」
P [拾ってください]
拓海「うわ」
P「Pにゃんだにゃー!」
拓海(無視して帰るか……)
P「おっとちょいちょいチョイ待ち!」
拓海「なんだよ……」
P「捨てられた子猫を見捨てるのかい!!」
拓海「お前子猫じゃねえだろ」
P「この前の雨の日に拾ってたじゃない!」
拓海「まあ、拾ったけどさ……」
P「何で俺を拾わないの?」
拓海「ネコミミ付けたパンツ一枚の男を拾う趣味はない」
P「差別だ!」
拓海「発想が小学生だな」
P「子猫を拾った時におっぱいの間に挟んで暖めたらしいじゃん!」
P「俺にも! 俺にも!」
拓海「そんなことしてねえよッ!」
P「じゃあ冷えて凍えている子猫をどうしたんだい?」
拓海「タオルに包んで腕に抱えて事務所に持ってっただろ」
P「どうりで和久井さんがソワソワしながらクシャミしてたわけだ」
拓海「それは……アレルギーってしらなかったし……悪かったと思ってるよ」
P「俺を持って帰ればいいじゃないか」
P「和久井さんもアレルギーで困ることないし、万事解決!」
拓海「何も解決しねえ、一人で帰る」
P「みなさーん!! ココにいる巨乳アイドルは凍えている子猫を見捨ててますよー!!
」
拓海「ああ、もう、うるっせえんだよッ!!!!」
P「ひっ!」
拓海「……」
P「怒ってる?」
拓海「ああ」
P「ごめんな…… やりすぎたわ」
拓海「……」
P「怒ってるよな…… ごめんな……」
P「ひぐっ…… グスッ……」
拓海「はぁ……」
拓海「大人がガキみたいに泣いてんじゃねえよ」
P「もうしないから……」
拓海「ほら、コレ」
P「えぅっ……?」
拓海「服着ろ、帰るぞ」
P「うん…… グスッ……」
P「ごめんな、ごめんな……」
ちひろ「だからあの日マジ泣きしながら帰ってきたんですね」
P「うん」
ちひろ「それでよく和久井さんにあんな真似しましたね」
P「それはそれ、これはこれ」
ちひろ「学習しないんですね」
P「真の男は過去は省みないんだ……ぜ?」
ちひろ「ぶっころすぞ」
ちひろ「次はまゆちゃんです」
P「まゆは何をしても俺のことを嫌いませんよ」
ちひろ「それが……」
まゆ『しね』
ちひろ「だそうで」
P「そんなはずが……」
まゆ「プロデューサーさぁん……」
P「どうしたまゆ」
まゆ「お茶淹れたので休憩しませんか?」
P「まゆは気が利くな、嫁さんに欲しいぐらいだ」
まゆ「まぁ……うれしい」ポッ
P「んっ」ズズッ
P「まゆ……これ」
まゆ「なんですかぁ?」
P「何か入れただろ、これ」
まゆ「うふふ……秘密です」
P「おしっこか?」
まゆ「え……いやあの……まゆのことをもっと好きになってくれるおくすり的な、ね?」
P「おしっこは?」
まゆ「……」
まゆ「ごめんなさい、入れてないです……」
P「お茶はもういいや」
P「まゆは俺のことをまったく理解してくれてないんだな……」
まゆ「な、なにか他にやってほしいことは無いですか?」
P「じゃあ、この薬を飲んでくれ」
まゆ「はい」ゴクッ
P「ずいぶん思い切りが良いな」
まゆ「プロデューサーさんのことは信頼してますから」
P「ちなみに下剤だからな」
まゆ「なんでそんなものを……?」
P「出そうになったら言うんだぞ?」
まゆ「まぁ…… プロデューサーさんがそういうのなら」
P「」カタカタ
まゆ(珍しく仕事してる……)
P「」カタカタ
まゆ「あのぉ」
P「もう出そうなのか?」
まゆ「いや、まだですけど、お話したいなぁって」
P「悪いが仕事中だ、漏れそうになったら言ってくれ」
まゆ「はぁい……」
P「」カタカタ
まゆ「はぁ……」
まゆ「ん」モジモジ
P「来たか……!」
まゆ「あのぉ……お腹が痛くなってきました」
P「よし、まゆ」
P「下を全部脱いで四つん這いになれ」
まゆ「えっ……」
まゆ「はい」
まゆ(これは…… もしや薬が効いて……)
P「よし、いいぞ」
まゆ「はい、きてくださいプロデューサーさぁん……」
まゆ(さようなら、私のヴァージン……)
P「入れるぞ」
まゆ「はい……」
まゆ「んっ……んう?」
まゆ「あの、何を入れてるのでしょうか?」
P「ストローだが?」
まゆ「えっ」
P「ストロー」
まゆ「どうして……」
P「まゆの下痢便を飲むためだよ」
まゆ「い、いや」
P「いただきます」
まゆ「いやぁぁあああああああああ!!!」
P「」ジュルジュルジュル
P「」ズゾゾゾゾゾォォ
P「デスティニー……」(運命)
ちひろ「これはひどいですよ」
P「おいしかった」
ちひろ「最低」
P「えへへ」
ちひろ「なんなんですか、あなたは」
P「プロデューサーですよ」
ちひろ「ところでですね」
P「何ですか?」
ちひろ「後ろをご覧ください」
P「日ごろから頑張っている俺にプレゼントですか?」
P「おはようございます早苗さん」
早苗「……」ニッコリ
P「俺にプレゼントですか?」
P「ああ! 前に頼んだ下痢便スパゲティを持ってきてくれたんですね?」
P「ラブジュースも一緒ですか!!」
P「うれしいなぁ!!」
早苗「……」ゴゴゴゴゴゴ
P「早苗さん?」
そうしてプロデューサーは警察へと連れて行かれ
二度と私たちの前に姿を現すことはなかった
めでたしめでたし
30 : 以下、名... - 2012/12/19(水) 05:12:29.42 4OAvzaG70 24/39乙 まゆちゃんは結構衝撃だった
20 : 以下、名... - 2012/12/19(水) 04:58:31.98 4OAvzaG70 25/39よかったうちの輿水には手を出してないようだな
21 : 以下、名... - 2012/12/19(水) 04:59:28.95 +uJJ75Eg0 26/39>>20
わかった
プロデューサーがいなくなってからというもの
ボクたちの仕事は減少する一方……
ちひろさんは経営難に苦しみ……
ボクたちアイドルにとって、プロデューサーの存在はここまで大きかったのかと
今更ながら痛感していた
社長は新しいプロデューサーを雇い
やっと、今日がボクたちの事務所の再スタート
幸子「プロデューサー!」
新P「おはようございます、輿水さん」
幸子「今日は久しぶりのライブですね!」
幸子「カワイイボクがファンのみんなを魅了してあげますよ!」
新P「それは頼もしいです」
新しいプロデューサーは、すぐにみんなと打ち解け
すぐに仕事を始めていた
社長も、ちひろさんも大層喜んでいた
アイドルたちも前のプロデューサーより断然今の方が良いと
口をそろえて言っていた
幸子(LIVEの出番までもう少し……)
幸子(落ち着こう…… いつも通り、カワイイボクで)
新P「輿水さん」
幸子「ひゃ、はい! なんですか?」
新P「はい、コレ」
幸子「スタドリですか」
新P「LIVEの前にいつも飲んでたものだと」
新P「……ちひろさんに聞いたもので」
幸子「そういえば、前のプロデューサーがいつも出番の前に……」
新P「カワイイ輿水さんには最高のコンディションでステージに立ってもらわないと」ニコッ
幸子「……フフッ」
幸子「ありがとうございます! プロデューサー!」
幸子「ちょっと、変な味なんですけど」
幸子「コレがあると不思議と頑張れるんです!」
新P「さあ、出番はもうすぐですよ! それを飲んで頑張りましょう!」
幸子「はい!」ゴクリ
幸子(うん、いつもの形容しがたい味だ)
幸子「よし! 行ってきます!」
新P「最高のステージを期待してます!」
幸子「任せてください!」
幸子『今日はカワイイボクを見に来てくれてありがとうございます!!』
「「「うぉぉぉおおおお!!!!!」」」
幸子『久しぶりにステージに立ててとてもうれしいです!!』
「「「うぅぅぅぅうううううおおおおおお!!!」」」
幸子『今日は楽しんでいってください!!』
「「「はぁぁい!!!」」」
幸子『ではまず1曲目』
久しく忘れていたライブの高揚感
長い間離れていたステージ
来てくれたファンのためにも
期待してくれているプロデューサーのためにも
精一杯!
新P「お疲れさまでした、輿水さん」
幸子「どうでしたか! ボクのステージは?!」
新P「最高でしたよ!」
幸子「でしょうね! カワイイボクのステージなんですから!」
新P「期待通り、いや、期待以上のパフォーマンスでしたよ!輿水さん!」
幸子「えへへ、あ、そういえば」
幸子「プロデューサーさんはボクのことを名字で呼びますね」
幸子「下の名前で呼んでもいいんですよ?」
新P「いや、その…… 自分みたいな若輩者が、そんな馴れ馴れしく」
幸子「ボクがいいと言ったらいいんです!」
新P「じゃあ、幸子さん」
幸子「ふふん」
新P「今日はお疲れさまでした」
幸子「プロデューサーさんも、お疲れさまでした」
幸子「あ……れ……」フラァ
新P「だ、大丈夫ですか?!」ガシッ
幸子「急に、疲れが……」
新P「緊張の糸が切れたんでしょう」
幸子「すみません…… 少しの間このままで」
新P「このままで、ですか」
幸子「ふふふ…… カワイイボクに抱きつかれて照れてるんですね」
新P「ええ、そうですね」ニコッ
幸子「もっとボクを労わってくれてもいいんですよ?」
新P「じゃあ……」
新P「幸子、今日は良く頑張ったな」ナデナデ
新P「いつも陰で努力してるから、こうやって最高のステージができるんだぞ」ナデナデ
新P「ありがとう、いいものが見れたよ」ナデナデ
幸子「しょ、そんなことないですよ///」
新P「そういえば、あのスタミナドリンク……」
幸子「スタミナドリンクがどうかしましたか?」
新P「おいしかったですか?」
幸子「ええ! それはもちろん!」
幸子「少し変な味ですけど、病みつきになっちゃいますね!」
幸子「それに……」
幸子「プロデューサーさんが渡してくれたから……」
新P「それはそれは…… ハハハ」
新P「ハハハ」
新P「ハハハハハハハ」
新P「ハーハッハッハッハ!!!!!」
新P「……ふぅふぅ……」
新P「フヒヒヒヒヒ」
幸子「ど、どうしたんですか急に?!」
新P「ダメだ、もう抑えきれない」
新P「あのドS幸子が俺の腕の中におさまっているなんてなあ……」
幸子「?!」
新P「幸子ぉ…… あのスタドリはなぁ……」バリバリ
幸子「顔が! マスク?!」
P「俺のおしっこだったのさ!!」 バァーン!!
幸子「うぉぉおわぁぁぁああああ!!!!」ジタバタジタバタ
P「おっと、暴れるなよ幸子」
P「さっきまで良い雰囲気だったじゃないか」
幸子「離してください、帰ります!!」
P「待ってくれ、次は俺の番だろ?」
幸子「何の番ですか?! 離してください!」
P「しらばっくれるなよ」
P「おしっこだよ! お・し・っ・こ!!」
P「さあ、ふたりでレッツ・循環サイクル!」
P「地球にやさしいエコな活動の第一歩!」
P「さあ、パンツをお脱ぎになって?」
幸子「脱ぐわけないでしょうが!!」バチーン
P「痛いっ! じゃあ何?! パンツ履いたままおしっこするの?」
P「……」
P「ありだな」
幸子「おしっこしませんから!!」
幸子「警察呼びますよ!!」
P「それなら、呼んで到着するまでの間に幸子のおしっこを飲んでやるだけだ!!」
幸子「くぅ…… わかっていたけどここまでの変態だなんて……」
P「さあ、どうする?」
P[おとなしく俺におしっこを飲ませるか」
P「俺が無理矢理おしっこを飲みにいくか」
幸子「おまわりさーん!!!!」
P「ははは、そんな都合よく警察がいるわけないだろう」
P「ハハハ」
早苗「……」
P「さあ! 観念しろ幸子!」
早苗「……」チョイチョイ
P「邪魔しないでください、今忙しいんですから」
幸子「プロデューサー」
P「お? どうした幸子」
幸子「うしろ」
P「後ろっつったってココには俺とおまえ」
P「……」
P「と早苗さん、お久しぶりです」
早苗「……」
P「あのぉ、何か言ってもらわないと気まずいんですが……・」
P「ホラ、アイドル達とのコミュニケーションって大事でしょう?」
P「一言だけでも良いんで…… ねえ?」
早苗「 た い ほ ♪」
P「ですよねぇ!」
そうしてプロデューサーは警察へと連れて行かれ
二度とボクたちの前に姿を現すことはなかった
めでたしめでたし
本当におわり