女友「少女さん!貴女の血、とても美味しかったです!付き合ってください!!」
少女「えっ・・・!?どういう・・・」
女友「実は、私吸血鬼で・・・こんな風に血を吸わせてくれる娘、今までいなかったから・・・」
少女「えっ!?ええっ!!?」
吸血鬼(こと女友)「だからお願いっ!私のお姉さまになってくださいっ!!」
少女「えええええっっ!!!?」
みたいな
元スレ
少女「ノリで友チョコに血を混ぜたら百合吸血鬼に好かれた。。。」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1360763012/
――ヴァレンタインの1か月くらい前のこと。
少女(もうすぐヴァレンタインか・・・。)
少女(今年はどんなチョコみんなに配ろうかな・・・?)
少女(去年はチ●ルチョコのミルク味だったから・・・)
少女(今年はブラッ●サンダー?)
女子生徒A「あれ?少女ちゃん考え事?もう授業おわったよ?」
少女「えっ!?ああ、もうすぐヴァレンタインでしょ?だからその時のチョコレィトどうしようかと思って・・・」
女子生徒B「あら、もしかして少女さん、好きな方でもできたんですか・・・!?」
少女「ちがうちがう(笑)私特に恋愛とか興味ないし彼氏とかいらないし・・・友達に渡すチョコの事。」
女子生徒A「ああ、なるほど。去年もミルクチョコみんなに配ってたよねー」
少女「21円のチ●ルチョコだけどね・・・チョコレィト作るの大変そうだし。」
女子生徒B「あら・・・意外と簡単なんですよ?」
少女「そう・・・なの?」
女子生徒B「ええ。」
少女「ほんと!?今度教えてよ!」
女子生徒A「ごめん・・・明日でテスト週刊終わりでしょ? テスト週刊が終わったら私たち女子生徒Bちゃんの家に泊まりに行くから。帰って荷物まとめないといけないんだ・・・。」
女子生徒B「ごめんなさいね・・・。」
少女「いいのよ?気にしないで。こんど図書館で調べてみるわ。」
女子生徒A「じゃあ私たちはそろそろ帰るね。ばいばい、少女ちゃん。」
女子生徒B「ごきげんよう。」
少女「さようなら。」
女子生徒A「だけど・・・明日の夜からずっと二人っきりなんて・・・なんだか緊張するね・・・。」
女子生徒B「ふふっ、いっぱい可愛がってあげますから、覚悟してくださいね♪」
女子生徒A「もう、変なコト言わないでよ・・・。ここ、教室だよ・・・?///」
女子生徒B「真っ赤になってるお顔も可愛いですわ♪」
女子生徒A「もう。二人っきりだからって、変なコト考えないでよね・・・ばか。。。」
いちゃいちゃしながら教室を出ていく二人
少女「・・・・・・。」
――少女の家
少女「なんとなくカッコいいから『図書室で調べる』なんて言ったけど・・・」カタカタ
少女「やっぱり今は、図書室なんかよりもパソコンで調べた方がずっと楽よね。」カタカタカタカタ
少女「あ、いっぱい載ってる。」
少女「なるほど・・・結構簡単そうね・・・。」
少女「あれ?面白そうな記事がある。」
少女「なになに・・・? 『禁断の恋のおまじない!!!??? アナタの体の一部をチョコに入れると彼氏もアナタにメロメロに!!!???』・・・?」
少女「・・・。」
少女「・・・・・・。」
少女「うそをつくな。」
少女「・・・寄り道してないで早くチョコの作り方を調べましょ」
――数分後
少女「だいたいわかったわ・・・。」
少女「ちょうど板チョコがあるし折角だから作ってみようかしら・・・。」
少女「・・・。」
少女「折角だし 『禁断の恋のおまじない!!!???』を試してみようかな?」
少女「・・・いや、何考えてるのよ私。」
少女「だけどなんだかやってみたい気もする。どうせ練習だし。」
少女「・・・。」
少女「・・・・・・。」
少女「・・・・・・よしやろう。」
――さらに数分後。
少女「やった!できた!!」
少女「・・・私の悪ノリで私の血が数摘入ったハートのチョコがたくさん。」
少女「一個試食してみたけどそこそこ美味しい気がするし・・・!」
少女「血の味全然しないし。」
少女「明日誰かに持って行ってあげようかな。」
――次の日
少女「女友ちゃん!」
女友「あっ少女さん・・・おはようございます・・・。」
少女「おはよ♪突然だけど、はいっこれっ♪」
女友「これ、私に?もらっちゃって、いいんですか・・・?」
少女「うんっ 女友ちゃんにあげる!」
女友「ありがとうございます!開けちゃっていいですか!?」
少女「ええ。」
箱を開ける女友。
女友「チョコレィト・・・?」
少女「うん!もうすぐヴァレンタインだから作ってみたの!」
少女「ありがとう・・・///少女ちゃん・・・。」
女友「あの、折角だし、ここで一個だけ食べてみてもいいですか・・・?」
少女「ええ、いいわよ♪女友ちゃんのお口に合うといいんだけど・・・。」
少女(ふふっ・・・私の血がちょっとだけ入ってるとも知らずに・・・可愛い娘♪)
少女(それに引き換えこんないたいけな娘騙すなんて・・・なんて罪なオンナ・・・。)
少女(なんちゃんて。)
女友「」はむ。
少女「・・・。」
女友「っ・・・!」
少女「?」
女友「・・・//////」カァ
少女(あれ?女友ちゃん紅くなってる・・・?)
女友「少女ちゃん・・・これ・・・!?」
少女「ん?」
女友「1人で作ったんですか・・・?」
少女「うん。そうだけど?」
女友「本当に・・・?全部一人で作ったんですか・・・?」
少女「うん。作り方は調べたけどね。」
女友「やっぱり・・・。」
少女「・・・?」
女友「やっぱり、このチョコレィト・・・少女ちゃんの血が入ってるんですね・・・。」
少女「えっと・・・その・・・! ごめんなさい、作ってる時にケガをしてしまって・・・」
女友「あの・・・少女さん・・・」
少女「な、なぁに?」
少女(どうしよう、女友ちゃん紅くなってるしもしかして本気で怒って・・・!!?)
女友「」はしっ!!
少女(・・・! 女友ちゃんに急に両手を握られて・・・!?)
女友「少女さん!貴女の血、とても美味しかったです!付き合ってください!!」
少女「えっ・・・!?どういう・・・」
女友「実は、私吸血鬼で・・・こんな風に血を吸わせてくれる娘、今までいなかったから・・・」
少女「えっ!?ええっ!!?」
吸血鬼(こと女友)「だからお願いっ!私のお姉さまになってくださいっ!!」
少女「えええええっっ!!!?」
少女「だいたいお姉さまって・・・私たち同い年の同学年よ・・・!?」
吸血鬼「だって・・・少女さんすごく優しくって・・・こんな私に血を飲ませてくれて・・・!」
少女「まって!私はそんなつもりじゃ・・・!!」
吸血鬼「ごめんなさい・・・やっぱり女同士で、しかも吸血鬼の恋人なんて、ダメ・・・ですよね?」
少女「・・・。」
少女(女友ちゃんが吸血鬼でも全然かまわないけど・・・。)
少女(女の人同士の恋人って・・・私には分からないよ・・・。)
吸血鬼「ふふっ、ごめんなさい、少女ちゃん。今のは気にしないでください。」
少女「・・・。」
吸血鬼「あの・・・、少女さん?」
吸血鬼「こんな吸血鬼の私でも、今まで通り貴女の傍にいてもいいですか? 今まで通りお友達で居ていいですか・・・?」
少女(これは冗談をなんかを言ってるわけじゃなさそうね・・・。)
少女「ええ、もちろん!」
吸血鬼「・・・!」
吸血鬼「ありがとう・・・少女ちゃん・・・。」
少女「あ、なんなら後で人気のないところで待ち合わせをして吸ってもいいよ?」
吸血鬼「ふふっいいんです♪ 少女さんの血は、この少女さんの手作りチョコと一緒にゆっくり味わいますから♪」
少女「そっか。」
吸血鬼(だって・・・直接吸ったりなんかしたら、もっと少女さんの事が好きになって・・・少女さんに迷惑をかけてしまうもの・・・。)
少女「それから私たちはまたいつものように学校であって、お話をしたり一緒に食事をしたりしました。」
少女「吸血鬼だって聞いたときはちょっとびっくりしたけど、」
少女「それでも、女友ちゃんは女友ちゃんだもの・・・!」
少女「それから少し経った日の事・・・。」
吸血鬼「あの、少女さん・・・」
少女「ん?なぁに?」
吸血鬼「血、吸わせてもらえませんか・・・?」
少女「うん、いいよ?」
吸血鬼「ありがとうございます・・・!人に見られると困るので、一緒に来てくれませんか?」
少女「分かったわ。」
吸血鬼の手を取る少女・・・
――ちょっと後。
少女「ここ、更衣室・・・?」
吸血鬼「はい、今は冬休みで使えないので誰も来ないと思います。」
少女「でも、使えない時は鍵がかかってるんじゃ?」
吸血鬼「ふふっ、さっき影に変身して鍵穴から入って中から鍵を開けておいたんです。大丈夫、少女さんが入ったあとに中から鍵を閉めちゃえば、絶対誰にも邪魔されません。窓から外の明かりが入るので、電気を付ける必要もないですし・・・」
少女「・・・その力、地味に私も欲しいわ。」
吸血鬼(一回だけ・・・一回だけ直接血を吸わせてください・・・)
吸血鬼(そうすればきっと、貴女と恋人になるのをあきらめることができると思います・・・)
更衣室のベンチに腰掛ける少女・・・
その後ろに立つ吸血鬼・・・
吸血鬼「では・・・失礼します、少女さん・・・・。」
少女「うん・・・。」
少女(吸血鬼ちゃんの顔が首筋に近づいてきてるのが分かる・・・。)
少女「っ・・・!」
少女(吸血鬼ちゃんの唇の感触・・・)
吸血鬼「じゃあ、噛みますね・・・。」
少女「う、うん・・・・・・。」
少女「っっ・・・!!!」
吸血鬼「ごめんなさい!痛かったですか・・・?」
少女「ううん、平気・・・。吸血鬼ちゃんのために我慢するから・・・。」
吸血鬼(そんな・・・そんな優しいことを言われたら、余計に少女ちゃんを諦められなくなっちゃうじゃないですか・・・!)
少女「んんっ・・・んんっっ・・・!!」
吸血鬼(お願い・・・!そんな可愛い声を出して痛みに耐えないでください・・・! 可愛い声で、私を誘惑しないでください・・・!)
吸血鬼「・・・じゃあ、お姉さまの血を吸わせてください・・・」
少女「うん・・・。」
少女の首から血を吸う吸血鬼・・・
吸血鬼(お姉さまの血、すごく美味しい・・・甘くて、いい匂いで、お姉さまの味がします・・・)
少女(なんでだろ・・・血を吸われてるだけのはずなのに、すごく落ち着く・・・。もっと・・・もっと吸ってほしい・・・。)
吸血鬼「・・・・・・。」
少女「・・・・・・。」
吸血鬼「くすっ・・・ごちそうさまでした、お姉さま♪」
少女「吸血鬼ちゃん・・・。」とろーん。
少女「・・・ごめん、体に力がはいらないや・・・。吸血鬼ちゃん・・・吸いすぎ・・・・・・。」
吸血鬼(とろーんってしながらちょっと恨めしそうな目で私を見つめる少女さんん・・・///)
少女「すぐに治ると思うから、ちょっとだけ休ませて・・・?」
吸血鬼「・・・・・・。」
吸血鬼(どうしましょう・・・これで少女さんを諦めるはずだったのに・・・ずっと友達でいたいから、少女さんと恋人になるのを諦めるはずだったのに・・・!! 余計に少女さんが愛おしくなってきてしまいます・・・。)
吸血鬼「あ、あの、お姉さま・・・?」
少女「・・・ん、なぁに?」
少女の顔を両手で優しく包んで、唇に軽くキスをする吸血鬼。
吸血鬼(・・・!!!!)
吸血鬼(・・・私、何やってるの・・・!)
少女「・・・吸血鬼、ちゃん?」
吸血鬼「す、すみません!!!本当にごめんなさい!!!! そんなつもりじゃ・・・!」
少女「・・・う、うん。大丈夫・・・。」
少女(そのあと私たちは、私が動けるようになってから、更衣室を後にしました・・・。)
――その日の夜。
少女(吸血鬼ちゃんの唇、すごくや柔らかかったなぁ・・・。)
少女(・・・。)
少女(・・・・・・。)
少女(・・・吸血鬼ちゃんのことばっかり頭に浮かんできて、全然眠れないよ・・・。)
少女(・・・。)
少女(・・・・・・。)
少女(・・・そっか。私、吸血鬼ちゃんの事が、)
少女(好きになっちゃったんだ。)
――次の日の朝の教室。
吸血鬼「」
少女(あ、吸血鬼ちゃんだ・・・。)
吸血鬼「あ、あの・・・おはようございます。」
少女(・・・!)
少女(・・・なんか恥ずかしい・・・。)
思わず目を逸らしてしまう少女
少女「・・・おはよう。」
吸血鬼「・・・・・・。」
吸血鬼(本当にごめんね。少女ちゃん。)
――2時間目
女子生徒C「次の体育ってどこだっけー?」
女子生徒D「本当はグラウンドでマラソンだったけど、雨が降ってるから卓球場だってー」
少女「さて、私もそろそろ吸血鬼ちゃんと一緒に早く行かないと・・・」
少女「ってあれ?吸血鬼ちゃんは・・・?」
少女「ねえ女子生徒Cさん、女友ちゃん知らない?」
女子生徒C「ごめん、どんな人だっけ?」
少女「ほら、いつも私と一緒にいる娘よ。」
女子生徒C「・・・ああ、あの娘、先に行ってたみたい。」
少女「そっか、ありがとう。もう、私を置いていくなんてひどい娘ね!」クスクス
少女「・・・。」
少女「・・・・・・。」
少女「・・・・・・私、嫌われちゃったのかな?」
吸血鬼(私は何をやっているのでしょう・・・)
吸血鬼(・・・・・・少女さん、すごく気まずそうにしてたじゃないですか・・・。)
吸血鬼(私が血を吸う怪物だって知っても、私は私って言ってくれたとても優しい娘だったのに、)
吸血鬼(いきなり無理やりキスをしたら、嫌われるのは当然ですよね。)
吸血鬼(私って、下品な娘ね・・・。)
吸血鬼(あの娘を好きになってしまったら、血を吸いたくなるって分かってたはずなのに・・・。)
吸血鬼(あの娘の血を吸ったら、もっとあの娘を好きになっちゃうって分かってたはずなのに・・・)
吸血鬼(私がこれ以上少女ちゃんの近くにいると、もっと少女ちゃんに迷惑をかけちゃうよね・・・。
少女「その日から吸血鬼ちゃんは学校に来なくなりました・・・。」
少女「お友達に聞いても、誰も吸血鬼ちゃんの家を知りません。」
少女「だけど私は・・・吸血鬼ちゃんの事を忘れられませんでした・・・。」
――2月13日
少女「」
女子生徒A「あれ?少女ちゃん?もうテスト習慣も補講日も終わったはずじゃ・・・? まあ私は補講はサボったけど」
少女「図書室で勉強でもしようかと思って・・・」
少女(本当は吸血鬼ちゃんを探してるんだけど・・・。)
少女「女子生徒Aちゃんはどうしてここに来てるの?」
女子生徒A「ああ、学校の忘れ物を取りに来た。そういえばもうチョコレィト作れるようになった?」
少女「うん。」
女子生徒A「そっか。新学期始まったら期待してるね♪」
少女「ふふっ♪期待して待っててね♪」
手を振り分かれる2人
少女(そっか・・・明日はヴァレンタインか・・・。)
少女(吸血鬼ちゃんにチョコレィト渡してあげたいな・・・)
少女(今は気まずくなっちゃってるけど、)
少女(前にすごく喜んでくれた私の血の入ったチョコレィトを渡せば、また前みたいに一緒に話してくれるかもしれない・・・。)
少女(届かないかもしれないけど、せめて自分の思いを伝えたいな・・・。)
――2月14日
血の入ったチョコレィトを持って学校に行く少女
少女「・・・・・・。」
少女「・・・やっぱり吸血鬼ちゃんいないな・・・。」
少女「・・・そうだよね。折角チョコレィトを持ってきても、逢えなかったらしょうがないよね。」
少女「帰ろう、かな。」
少女「・・・。」
少女「・・・更衣室・・・・・・。」
少女「確かこの中で私たちはキスをしたんだよね・・・。」
少女「一応行ってみようかな。」
更衣室のドアノブを回す少女・・・
少女(あれ?鍵が開いてる?)
少女(もしかして・・・!)
吸血鬼「・・・・・・。」
更衣室の隅でぐったりとしている吸血鬼・・・。
少女「よかった・・・!やっと逢えた・・・!!!」
吸血鬼に近寄ろうとする少女。
吸血鬼「止めて・・・!来ないで・・・。これ以上近づかれたら、また貴女にヘンな事して、傷つけてしまいます・・・! だからお願い・・・!」
少女「いいの。」
吸血鬼「え・・・?」
少女「じつはね・・・その・・・貴女にあげたいモノがあるんだ・・・」
吸血鬼「・・・。」
少女「はいっヴァレンタインのチョコレィト♪ただしこれは、・・・その・・・なんて言うか・・・。」
少女「友チョコじゃなくって本命のチョコ・・・なの///」
吸血鬼「そんな・・・止めてください・・・私・・・最近誰の血も吸ってないんです・・・。吸血鬼は血を吸わないと生きられない・・・だけど血を吸ったら、その人に恋愛感情みたいなモノを持ってしまうんです・・・。」
吸血鬼「だから、多分他の人の血を何回も吸っていたら、きっと少女ちゃんへの思いも消えてしまうんです。だけど、嫌がる少女さんから、少女さんを傷付けて無理やり血を吸うのはもっと嫌・・・。だからせめてどうしても血を吸わなくちゃいけなくなるまでは血を吸うのを我慢しようと・・・。」
吸血鬼「だけど・・・こんな状態でそんなに優しい言葉をかけられてしまったら・・・!!」
吸血鬼「少女さんの可愛い声で好きだなんて囁かれてしまったら・・・!!」
吸血鬼「お姉さまの血を吸いたいという衝動が抑えられなくなって、またお姉さまを傷付けてしまいます・・・!!!!」
その場に泣きながら崩れ落ちる吸血鬼・・・。
そんな吸血鬼をそっと抱きしめる少女・・・。
少女「いいの。」
吸血鬼「っ・・・!?」
少女「そう思ってチョコレィトのなかに私の血、混ぜておいたから・・・。」
少女「えへへ・・・なんか、自分でこんなこと言うのも恥ずかしいね・・・///」
吸血鬼「そんな・・・貴女は・・・!」
少女「それとも・・・その・・・」もじもじ
吸血鬼「・・・。」
少女「もしおなかがすいてるのなら・・・私の首筋を噛んで・・・直接吸っても、いいよ・・・?//////」かぁぁ
吸血鬼「っ・・・!!!」
少女「ねえ吸血鬼ちゃん・・・」
吸血鬼「っ・・・!」
少女「血なんていくらでもあげるから・・・」
少女「だから・・・。」
少女「だからどうか、私の前から居なくなったりしないで・・・?」
吸血鬼「はい・・・!!!お姉さまっっ!!」
窓からほんのり光が差し込む二人だけの更衣室の中、
泣きながら少女をぎゅっと抱きしめる吸血鬼。
そんな吸血鬼をいつまでも優しく抱きしめる少女・・・。
・・・おしまい。