酒臭い… 弟の俺が言うのもなんだが、ねーちゃんは死ぬほど酒癖が悪い
姉「ねぇ~弟ぉ~、あたひが悪いのぉ~?」
弟「い…いやねーちゃんにも非があったとは…」
姉「あたひが… わりゅいの…?」
そんな目でみないでくれ… 弟の俺が言うのもなんだが… ねーちゃんは死ぬほど… 可愛い
弟「わーかったわかった悪くない悪くない!ねーちゃんは悪くないよ?男が悪いんだ男が!」
姉「…ぇへへ…へ~… よくいったぁ♪さっすがわがおとうとぉ~」
弟「だー近い近いくっつくなって酒臭いなぁ!」
なんでも新年早々彼氏と喧嘩してしまったそうだ 両親は旅行、家には俺一人…
ねーちゃんはヤケ酒… そしてこの有様。 俺は酒が呑めないからずーっとからまれっぱなし…
元スレ
弟「ねーちゃん近いんだけど…」
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姉「らってぇ… らってぇ… ふぇぇ…えええええええ…!」
第一段階、怒る 第二段階、笑う・絡む そして最終段階、泣き上戸…
こうなるとなだめるのはいつも俺の係り
弟「あーもう泣くなよぉ… よしよし… これじゃどっちが下かわかんないな…」
姉「あたひだってぇ… いっぱいぃ… いっぱい努力してたもん… ぅぇぇ…!」
小柄なねーちゃんの体が密着する 香水はつけない主義らしいけど すげー甘い香りがする…
姉「ひ…っく… ねぇ弟ぉ… らっこぉ…」
弟「ラッコ!?あのこう貝をカンカンカンカンカン…」
姉「ちーがーうー!らっこぉ!」
何言ってんだこの人は… 今ただでさえべったり密着してるというのに抱っこだ?
姉「らめ…?ぅ…ぅ…ぇ…」
駄目だまた泣く!泣かれると厄介!寝れない!
弟「わ…わかったわかった!ほらこれでいい?」
俺はもたれかかってるねーちゃんの身体を片手でぎゅーっと引き寄せた
少し骨ばったねーちゃんの身体がさらに密着する あまりのいい香りにちょっとドキっとしたけど気のせいだ 絶対気のせいだ
姉「そんなんじゃにゃいー!ここがいい!」
ドスッ! ………俺の足の間に座っちまった サラサラとした髪が俺の鼻をくすぐる 口元には酒のせいか赤くなった耳が…
弟「うわ… ねーちゃん近い…」
姉「それれ~… 手はぁ~… こう!」
そのまま両手を前に回される こうなると男の性か、自然と抱きしめてしまう
いや… 抱きしめたかった… のか 心なしか俺… 心臓早くない?
姉「えへへ~♪あったかぃ~♪」
弟「…ね、ねーちゃんの身体があっちーんだよ…」
ねーちゃんの赤い髪 赤い耳 甘い香り そしてたぶん俺の顔も… 赤い
弟「…もう落ち着いた?」
姉「ん~… ちょっとらけ…」
俺の腕をぎゅっと掴む こいつ… 結構胸あるな… 待て待て相手はねーちゃんだ!間違うな!俺!
顔が見えないからかな… 俺の脳はねーちゃんを"女の子"に変換し始めてる… 危険だ…
姉「弟はぁ~… なんれあたひに優しいの?」
弟「そりゃ… 弟だからだよ」
姉「じゃあ… あたひがおねーひゃんじゃなかったら… 優しくしない?」
弟「それってどういう……」
姉「いい!…いいから… いいよ…」
なんだか様子がおかしい なんか悪い事でも言ったかな…
細い指がさっきより少し強く 俺の服を握った気がした
弟「… するよ」
俺にもたれかかって動かないねーちゃんの身体が ぴくんと動いた
姉「え?」
弟「よ、よくわかんねーけどねーちゃんがねーちゃんじゃなくても… 別に優しくするよ…」
姉「そ…っかぁ… えへ…へ…」
この時ねーちゃんの顔は見えなかったけど 何故か満面の笑みだったのはすぐわかった
弟「………」
姉「………」
なんだろうこの沈黙は… 両親は不在 部屋に二人っきり 密着した男女…
この状況は相手がねーちゃんじゃなければかなりやばい いや… ねーちゃんでも滅茶苦茶ドキドキしてる俺が居た
姉「……ねぇ……」
弟「…ん?」
姉「………あたしって… 魅力ないかな」
突然テンションがマジムードだ 酔いはどこいったんだよ…
でもねーちゃんの声は少し寂しそうで 少し色っぽかった
弟「い…いやそんなことないよ。弟の俺が言うのもおかしいけど… 可愛いと思う」
普段なら言わない絶対こんな事言わないのに今日の俺はどうかしてる…
可愛いの一言を言うのに口の中はカラカラだし 心臓は痛い
姉「じゃあ…… ちゅーしよっか」
弟「ち…!!!え…!?」
上を向き俺を見上げるねーちゃん 酒のせいか顔は赤い あれ… やべ… 可愛い
姉「んー…?いや?」
弟「え…いやいやってゆーかほらちゅーってよくわかんないし…」
クルッ!ストン…
ねーちゃんは俺の腕をどけて 180度回転 俺と面と向かって正座する いや、女の子の必殺技、崩れ正座だ…
これは反則だ 可愛いにきまってる 短いスカートから覗く足 おまけにニーハイときたら…
姉「魅力あるっていったでしょ…?」
今度は少し起き上がり俺の後ろに腕を回してくる コツン… おでこ同士がぶつかった
柔らかそうで、艶やかな唇までの距離は… あと十センチ
弟「ねーちゃん… ちか… いって…」
俺の唇にねーちゃんの吐息がかかる あったかい… いや熱いくらいだ
アルコールの香りがなんだか俺まで酔った気分にさせる… 理性が… 飛びそう…
姉「あたし…… 弟が…すき……」
ドックン…! きつい一発をもらってしまった ハートブレイクショットとはこの事だ
一瞬で呼吸が速くなる ねーちゃんの言葉を何度も頭の中で繰り返す
弟「そ…それは弟としてだろ…?それだったら俺もねーちゃん好き…だぜ…?」
姉「姉として…じゃなくて… "女の子"として… 見て…?」
悲しそうなねーちゃんの瞳に 少し光るものが見えた
吸い込まれそうな大きなその瞳に… 俺は…
チュッ……
吸い込まれた
十センチの距離は 俺がほんの少し顔を近づけただけですぐに埋まった
そして俺は… ねーちゃんとキスをしてしまった
姉「ん……!」
唇が重なった瞬間 ねーちゃんの身体は少しだけ跳ね 俺の首に回った手は さらに俺を引き寄せた
俺は半ば正気を失った意識の中で ねーちゃんの細い体を 抱きしめる
姉「ちゅ… くふぁ… ちゅ…」
どちらともなく 唇を重ねたままお互いの舌を絡めあった
アルコールでもない… 何にも似ていないねーちゃんの唾液と舌が俺の舌にねっとりと絡みつく
生き物のようにいやらしく動いて 俺の鼓動を更に早めた
姉「ふぁ…はぁ…はぁ…」
弟「ふぅ… はぁ…はぁ…」
どれぐらいかはわからないが 永遠とも思えるほど俺達はお互いの唇を求め合った
そして息も絶え絶えに唇を離すと つー…っと唾液が糸を引いた まるでまだ離れたくないように
弟「…ねーちゃん…俺…」
姉「…いいよ… 嬉しい…から…」
俯き加減でそう呟くと ねーちゃんは俺のおでこに軽くキスをした
そしてそのまま 俺の身体にぎゅぅっと強く 抱きついた
弟「……ねー…ちゃん…」
姉「……あたし…ね…… 本気… なんだぁ…」
弟「本気…って…」
姉「本気で好きなの… 弟の事…」
弟「……」
何か言おうと思ったけど ねーちゃんの震える身体と 震えた声に 俺は言葉を飲み込んだ
姉「でもね… 無理じゃん… 弟だもん… あたしたち兄弟だもん…!」
抱きついたままのねーちゃん ぎゅっとその力は強くなった 自然と俺も、より強く抱き寄せていた
姉「今日も…ね?弟のぉ…話してたんだ… 彼氏と… でも…っく… 弟が好きだって言ったら…っく… 怒っちゃって…」
弟「……」
姉「その人…弟に… 似てたんだ… だから… だから… っく…!ひっ…く」
ねーちゃんの顔が押し付けられている俺の肩の辺りは 絞れるんじゃないかってほど 涙で濡れてしまっていた
俺の腕の中で泣くねーちゃんは酷くちっちゃくて… そして… 愛しかった
弟「……ねーちゃん…」
姉「……っく…ひ…っく…」
弟「…今晩だけ…… 俺は弟辞める」
姉「え…?」
流されたわけじゃない ほだされたわけでもない これは俺の腹の底から出た一言だった
弟「弟辞めて… 俺は男になるよ… ねーちゃんが大好きな男になる」
姉「…弟ぉ…」
目に涙をいっぱい浮かべて 複雑な顔をするねーちゃん
その涙を俺は片手で拭ってやった
弟「ていうか俺も… ずっとねーちゃんが好きだったんだ… 可愛くて… 危なっかしくて… ほっとけない」
姉「…ぅ…ぇ……ふぇぇ…」
弟「だーもう泣くなって!今から俺は弟じゃないし、ねーちゃんも姉じゃなくて"女の子"だ…」
また重ねあう唇は 少ししょっぱい味がした
抱き合い 舌を絡めあう ねーちゃんは… また泣いてた
姉「ふぁ…はぁ… こ…ここで… する…の…?」
弟「す…するって…!俺まだ何も言って…ないぞ…」
華奢な身体をひょいと持ち上げ そのままソファーに寝転がす ばさりと乱れた赤い髪は
俺の心拍数を更に加速させた
姉「しない…の…?」
弟「…………いいの…か…?」
姉「…私は… 貴方のことが…だーいすきな… 一人の女の子だよ…?」
いたずらっぽく笑うねーちゃん 本当に… 可愛い
弟「服…… 脱がすよ」
するり… するりとねーちゃんの服を一枚、又一枚と脱がせてゆく
下着だけになった身体はすらりと細く そして白かった
姉「恥ずか…しいな…」
弟「すげー可愛いよ… それに… 熱い」
姉「仕方ないもん… ねえ… これ… 脱がなくていいの?」
弟「ニーハイは男の浪漫です。脱がなくてよろしい…」
姉「…なんか変態みたいぃ~… ぅぅ」
下着の上から指を這わせる じゅく…っと奥から愛液が染み出した
姉「や…ぁ…」
俺は下着を少し横にずらすと その周りをぬるぬると撫でた
姉「ふぁ…ぁ…!やぁ…!なんか変…っ!」
弟「すげーぬるぬる… 奥はどうなってるかな…」
ぬるり… 音もなく俺の中指はその濡れた部分へ飲み込まれた
指一本だが中はきゅうきゅうと締め付けてきて まるで生き物のようにうねっていた
姉「ひ…!ぁ…!」
弟「あ…つ… 火傷しそう… 二本くらい簡単に入りそうだよ…?」
姉「まって…!まって…!ひ…ぐ…!」
ヌプププ…ッ ねーちゃんの制止も聞かず、俺の重ねた指は遠慮なく中に押し入った
姉「はぁ…っ!はぁ…!らめぇ…!おかひく…なっちゃう…!」
小さな身体はがくがくと震え 首の後ろの手は痛いほど食い込んでる
姉「はっ…!はっ…!ら…め…!」
弟「どうしたの?もうイッちゃいそう?動かしたりしたら… 駄目…だよな?」
姉「…! ら…め…ぇ!!」
ヂュッ…プ ヂュプ…!ヌプ…!
俺はくの字に曲げた指できつい膣の中をぐにぐにとかき回した コリコリとした性感帯の感触が生々しい
姉「イ…く!いく…!いっひゃう…!!!ひ…ぁ…!!!」
ポタ… ポタ… 引き抜いた指から白みがかった愛液がいやらしく糸を引いて落ちる
姉「はぁ…はぁ… んっ…!」
放心状態で身体をひくつかせるねーちゃん… だらしなく開いた口が余計にいやらしさを倍増させた
弟「ごめん… 大丈夫?」
少しやりすぎたかなと心配になる するとねーちゃんは俺を抱き寄せた
バランスを崩して上に覆いかぶさる
姉「…はぁ…ん… 大丈夫だから…… 欲しい…ょ…」
吐息混じりの甘い声に 俺は自らの下着を脱ぎ そしてねーちゃんの下着を一気に脱がせた
いやらしく糸をひいて床に落ちる下着は びちゃりと音を立てそうなほど濡れていた
弟「はぁ…はぁ… 入れ…るよ…?」
姉「おっき…ぃ… ひくひくしてるよぉ…」
そっと俺の堅くなったモノを握るねーちゃん 細い指がガチガチになったソレに強烈な快感を与えた
弟「くっ…!ぁ…」
姉「気持ちいい…?でもまだイッちゃやだよ…?来て…?」
リビングの明るい電気の下 俺は自らの先端と いやらしく濡れた部分を擦り合わせた
ぬちゅ… くちゃ…
淫猥な音が響き ねーちゃんは顔を赤くする
姉「んん…!はや…く…!」
ズズズズ… 俺はゆっくりと… ゆっくりと腰を進める
先端が熱い肉壁を感じる そして先端が全て沈むと 今度はソレ全体が… 熱く濡れた部分に沈み込んでいく
姉「……っ!!はいって… き…ぁ…!!」
コツン… 一番奥と思われる部分に 俺の先端がキスをした
その異常なほどの熱さとやわらかさに まるでソレ自信が中に溶けてしまった感覚に陥る
弟「くは…ぁ… はぁ…!はぁ…!きつい… 大丈…夫?」
姉「はぁー… はぁー… だい… じょうぶ… んっ…!だから… うご…いて…?」
ゴクリと生唾を飲み込む 俺はゆっくりと腰を引く 甘い甘い喘ぎ声と共に
そして今度は力強く… 腰を沈めた
姉「きもち…ひぃ…よぉ…!!ん…ぁ…!ひゃっ…!!ん…!」
パンパン…と快感の波に溺れたまま腰を振る 熱い中はしっかりと絡み付いて離そうとしない
気が狂いそうなほどの快感 それはきっとねーちゃんも同じだ
俺はストロークに合わせてふわふわと揺れる胸に触れた
姉「や…あっ…!胸…っ!らめ…っ!」
弟「胸っ…!よわい…んだっ…!なら…っ こんなの駄目…っ?」
ツンと堅く尖った先端をきゅう… っとつまんでみる するとびくんっ!と身体が跳ねた
姉「やっ…!そこ…らめええ…!」
ストロークはとめないまま 俺は両手でその柔らかい胸を執拗に責める
綺麗な形をした胸はふわふわと柔らかく その先端の堅さをより際立たせた
姉「胸らめなのお…!イッちゃうの…ぉ!!」
その可愛い胸を責める度に熱い肉壁はきゅうぅ…っと俺自身を締め付け 更なる快感をもたらせる
弟「く…!そんなに締め付けたら…!」
姉「き… キス…してぇ…!弟ぉ… きしゅっ… き…しゅしてぇ…っ!」
荒い呼吸のまま乱暴に唇を重ねる それに呼応するように俺自身も そして濡れた部分もぎゅうぅ…と反応した
姉「ん…っぷぁ…!弟ぉっ…!彼女にひて…っ!あたひっ…!彼女にしてぇ…!」
弟「するよ…っ!する…!大好きだっ…!ねーちゃん…っ!!」
早まるストローク 心臓の音も外に漏れるほど大きな音で脈打つ
姉「一緒にぃ…!いっひゃう…!い…っ!!……っ…!!!」
弟「はぁ…っ!はぁ…!ねーちゃ…ん…!イ…く…!!!!!」
ビュルルルッ…!ビュクン…!ビュル…! ドク… ドク… トクン… トクン…
俺は熱いねーちゃんの中で果てた 電撃の様な快感の波が体中を襲い その高まった快感をぶちまける
姉「おなか…あつ…いよぉ… はぁ…はぁ…」
弟「っ…く!…はぁ…はぁ…」
まだびくつくソレを引き抜くと ドロリといやらしく白い液体が こぼれた
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
姉「ねーねー背中流してあげよっかー」
弟「んー… いーよ自分で洗えるし…」
姉「…ケチ」
弟「ケチの意味がわかんない。おぉー… 二人で入るとやっぱり狭いな」
ざぁぁぁ… っと 白い湯気を立てて溢れるお湯
ねーちゃんと二人で風呂に入るなんて何年ぶりだろう
弟「じゃー頭洗ってあげるよ、ゴシゴシと」
姉「やーだー!いたそうだもん… ブクブクブク…」
弟「ちゃんと優しくするって!あはは…」
姉「…ねえ…」
弟「……なに?」
姉「……もう…弟に戻ってる?」
弟「………ううん」
姉「……そっか…でも…戻っちゃうんだよね」
弟「…戻んない…って言ったら… どうする気だよ」
姉「え…?」
弟「…もう…戻れねーよ…」
姉「…弟…」
弟「…大変な人を好きになっちゃったよ、俺は。……これからよろしく」
姉「……弟ぉ…!!……大好き…!!!!!」
弟「うわ…!おぼ…!ちょ…!!!!!ブクブクブク…」
姉「キャー!!!!あはははは!!!……」
俺達兄弟… この許されない恋がどうなるのかは正直わからない
でも一回きりの人生だし 自分に正直に生きれば 俺はそれでいいかなと思う
世界で一番面倒な彼女が出来たこの日を… 俺は一生忘れないだろう
fin