1 : 名無しさ... - 21/01/22 22:25:06 g5m 1/30・設定の元ネタはUNION@IRTV第9回第10回です。
・ここから読んでも大丈夫です。
元スレ
松田亜利沙「ニュース765TV」双海亜美「第31回」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1611321906/
松田亜利沙「」ペコッ
亜利沙「皆様、いかがお過ごしでしょうか」
亜利沙「ニュース765TVの時間です」
亜利沙「この番組は、劇場の細やかな日常をお伝えする番組となっております」
亜利沙「申し遅れました。わたくし、キャスターの松田亜利沙です」
亜利沙「よろしくお願いいたします」
双海亜美「アシスタントの双海亜美です」
木下ひなた「同じくアシスタントの木下ひなたです」
亜利沙「本日は、この3人でお送りしたいと思います」
亜利沙「それでは、最初のニュースです」
亜利沙「松田亜利沙、ご褒美」
亜利沙「アイドル松田亜利沙が、アイドル双海真美の仕掛けたイタズラに全て引っかかったことがわかりました」
亜利沙「いつもアイドルを観察している松田亜利沙にとって、仕掛けられている場所を見抜くのは容易く」
亜利沙「その全てにわざと引っかかりにいった模様です」
亜利沙「なお、双海真美は『こんなはずではなかった』と後に語ったとのことです」
亜美「これは知っています。予告してから引っかかりに行って、反応が全て『ありがとうございます!』だったみたいですね」
亜利沙「一応驚くリアクションもしたはずですが、それよりも、『わたくしにイタズラしてくれる』という幸福が勝ったのかもしれません」
ひなた「幸せなイタズラもあるのですね」
亜利沙「次はわたくしの予想もつかないものを期待しています」
亜美「伝えておきます」
亜利沙「続いてのニュースです。双海亜美さん」
亜美「はい」
亜美「双海亜美、とかちつくちて舞台裏」
亜美「アイドル双海亜美が、アイドル菊地真と持ち歌を交換して歌うライブの舞台裏で」
亜美「『とかちつくちて』からの卒業を宣言していたことが明らかになりました」
亜美「これまでの成長を見せるということで、菊地真にも舞台袖で見守るよう指示しましたが」
亜美「本番では以前より更にはっきりと『とかちつくちて』と歌ったとのことです」
亜利沙「わざとだったんですね」
亜美「はい。舞台袖でずっこけてたまこちんを見て、心の中でガッツポーズをしていました」
ひなた「モニターで見ていましたが、亜美師匠はかっこよかったです」
亜美「ありがとうございます。ちなみに、この曲は初めて髪を下ろして歌ったんですよ」
亜利沙「最高でした」
ひなた「最高でしたね」
亜美「良かったです。ああいう、かっこいい全振りの曲では、髪型を変えるかもしれません」
亜利沙「なかなかイメージを崩すのは難しいですが、一回きりのライブならではですね」
ひなた「亜利沙さんもどうですか?」
亜利沙「そうですね……ハッチポッチがまた開かれたら考えます」
亜美「たしかに、またやりたいですね」
ひなた「期待しています」
亜利沙「続いてのニュースです。木下さん」
ひなた「はい」
ひなた「木下ひなた、ウェイトレスの心得」
ひなた「アイドル木下ひなたがウェイトレスの心得を学びました」
ひなた「アイドル松田亜利沙をお客さんに見立て、オムライスのケチャップアートに挑戦」
ひなた「好きなものということで、祖母の似顔絵を描き、見事正解したとのことです」
亜利沙「感動でした」
ひなた「それは良かったです」
亜美「ひなぴーのハートモーニングなニュースですね」
ひなた「?」
亜利沙「そうですね。ハートウォーミングな出来事でした」
亜美「そうそう、それです」
ひなた「なるほど。よくわかりましたね」
亜利沙「咄嗟にフォローできて良かったです……続いてのニュースです」
亜利沙「白石紬、動画配信さぼる」
亜利沙「アイドル白石紬が、動画配信をさぼっている模様です」
亜利沙「普段の姿と、文字でのキレキレツッコミで一部のファンに支持されていましたが」
亜利沙「忙しくなったのか、飽きたのか、更新が滞っているとのことです」
亜利沙「この件に関して白石紬は、容疑を大筋で認めています」
亜美「最近は自分では出さずに、お仕事で『変態』っていう動画配信を始めましたね」
ひなた「え? 亜美師匠、それは本当ですか?」
亜美「本当ですよ。ね、ありさっち?」
亜利沙「そうですね……そのままの意味ではありませんが、先ほどのような言い間違いではありません」
ひなた「驚きました」
亜利沙「続いてのニュースです」
亜利沙「高山紗代子、暴走を懸念されていた」
亜利沙「アイドル高山紗代子が、アイドル豊川風花とのユニット記念で、暴走を懸念されていたことが明らかになりました」
亜利沙「高山紗代子が公認を目指し、活動してきた成果が出た、と喜んでいたのが一因ですが」
亜利沙「本番は周囲の想像より大人しかったとのことです」
亜利沙「むしろ豊川風花の方が、無茶ぶりやフラメンコポーズなど、自由に振る舞っていた模様です」
亜美「さよちん、もっとはっちゃけるかと思ってましたよね」
亜利沙「そうですね。後の記念撮影では、なかなか怖いショットもありましたが」
ひなた「そうなんですね」
亜利沙「なお、公演は残念でしたが、chicAAmorは困難を乗り越え、更に飛躍するユニットになると信じていますので、応援よろしくお願いします」
亜美ひなた「よろしくお願いします」
亜利沙「続いてのニュースです」
亜利沙「ニュース765TV、次回公開生放送」
亜利沙「ニュース765TVは来週土曜日、公開生放送することになりました」
亜利沙「出演者はアイドル秋月律子、如月千早、桜守歌織、豊川風花、白石紬、春日未来、北沢志保、最上静香」
亜利沙「そして、松田亜利沙となっております」
亜利沙「詳しくは番組HPをご覧ください。観覧席もございますので、ご応募お待ちしております」
亜利沙「ニュースパートと、ライブパートがございます。急遽決まりましたので、いろいろ準備不足ですが、劇場からお送りすることになりました」
ひなた「良かったですね」
亜利沙「はい。皆様のお陰です。感謝します」
亜美「ちなみに、なぜこのタイミングなのですか?」
亜利沙「一番は、今回の放送で765プロ所属のアイドル全員が、この番組に出演したことになったからですね」
亜美「亜美がトリだったんですね」
亜利沙「そうみたいですね。あまりそういう感じがしないのは、放送後に来てくれてたこともあったからだと思われます」
亜美「たしかに」
ひなた「私はスタッフさんから、準レギュラーだと言われました」
亜利沙「よくお世話になっております」
ひなた「いえいえ、こちらこそ」
亜美「亜美もまた呼んでくださいね」
亜利沙「是非ともよろしくお願いします」
亜利沙「以上でニュースを終わります。ここまでのお相手は、キャスターの松田亜利沙と」
亜美「アシスタントの双海亜美と」
ひなた「同じくアシスタントの木下ひなたでした」
亜利沙「それでは皆様、また会う日まで。ご機嫌よう」ペコッ
…………
ハイ、オツカレサマデシタ
亜利沙亜美ひなた「お疲れ様でした」
亜利沙「お二人ともありがとうございます! ひなたちゃんも上手いですけど、亜美ちゃんすごいじゃないですか!」
亜美「んっふっふ~。亜美はデキる女だからねぃ。自分、標準語もカンペキさー!」
ひなた「わぁ、そっくりだべさ。流石亜美シショーだねぇ」
亜美「あらあら~、ほめてくれて、ありがと♪」
亜利沙「素晴らしい! 名人芸ですね!」
双海真美「キーッ! ちょっとアンタたち!」
亜利沙「伊、あ、真美ちゃん!」
亜美「あれ? どーしたの?」
真美「んっふっふ~、ありさちんにイタズラしにきたよん」
亜利沙「おお!ありがとうございますぅ!」
ひなた「本当にそういう反応なんだねぇ」
真美「ま、イタズラというより、新作モノマネを見せに来たんだけどねぃ」
亜利沙「おお! 新作披露に立ち会えるなんて感激です!」
真美「それじゃあ、いくよん」
真美「ガチャ」
真美「お疲れ様です。あ、真美ちゃん! ふおおお!」
亜利沙「……ありさですか?」
亜美「ありさちんっしょ」
ひなた「真美センセーも流石だねぇ」
真美「いやあ、本当に、何て言いますか、あ、そうですね、一旦座りま……」
真美「これはもしかして、あれですね! 音の鳴るクッション的なやつしこんでますよね!」
真美「またまたぁ、大丈夫です! それでは、いただきます!」
真美「ぶー」
真美「ありがとうございますぅ! ムフフ♪」
真美「あ、このペンあれですよね! ビリッとくるやつですよね?」
真美「わざわざ用意してくださってありがとうございますぅ! いざ!」
真美「ビリッ」
真美「いたっ! ふいーっ、真美ちゃんからの愛をビリビリ感じましたよぉ!」
真美「……こんな感じで残りも見抜かれちった、チャンチャン」
亜利沙「すごいじゃないですか! 完璧ですよ!」
亜美「こ れ は つ ら い」
ひなた「……そこまでわかるなら、引っかからなくてもいいんじゃないかい?」
おわり