1 : 以下、2... - 2014/01/11 18:21:58.98 H5VyAOTq0 1/29

未央「それでみくにゃんが、その鱧をくわえたままね…」

卯月「えー嘘ぉー?!」

「おはようございます」ガチャ

未央「お、しぶりん、おっはよー」

卯月「おはよう凛ちゃん」


ちひろ「おはようございます。珍しいですね、凛ちゃんが未央ちゃん達よりも、後から来るだなんて…」

「う、うん、少しね。…ところでちひろさん、プロデューサーは?」

卯月「あれ、凛ちゃん聞いてなかったっけ?」

未央「プロデューサーは、今日から出張なんだってさ」

「えっ…そうなの?」



2 : 以下、2... - 2014/01/11 18:34:19.13 H5VyAOTq0 2/29

ちひろ「今度のライブツアー会場の下見に……帰ってくるのは明後日になりますね」

「そ、そうなんだ…」

未央「おやおやぁ? しぶりんったら分かりやすいなあ」ツンツン

「なっ」

卯月「未央ちゃんったら…」


ちひろ「そういうわけで、今日明日は私がプロデューサーさんの代わりです。
早速ですが、他の子達を見る都合、今日一日中外に出ていなければならないんで…」

未央「もしかして、今日私たちが呼ばれたのって…」

ちひろ「ごめんなさい……自由にしていてもらって良いから、その間の留守番をお願いしたいんです」


卯月「もちろんかまいません、任せてくださいっ」

「うん、私も別に良いよ? 今日はもう、他にやることはないんだし…」

ちひろ「お礼に、何か美味しいもの買ってきますから。それじゃ、行ってきますね」バタン

3 : 以下、2... - 2014/01/11 18:41:52.07 H5VyAOTq0 3/29

未央「ちひろさんもプロデューサーもいない事務所……こんなに静かだったなんてなあ」

「…未央がいるだけで十分賑やかだと思うけど」

未央「なんですとー?!」

「冗談だよ、もう」


卯月「でも、確かに寂しいかも、とりあえず…私、お茶入れてくるね」

「あ、私もお茶菓子でも出してこようかな」タッ


未央「…あれれ…ついに未央ちゃん一人だけになっちゃうの? ぷ、プロデューサー・カムバ~ック! …な~んて♪」

未央「…」

4 : 以下、2... - 2014/01/11 18:49:14.10 H5VyAOTq0 4/29

卯月「それでみくちゃんが、鱧を生きたまま頭からね…」

「マジで?!」


『ねぇ、もっといっぱいお話してもいい? もぉ、女の子の言うことは聞くもんだぞ?』

『もっと近くで…お話しよ? えへへ♪』


卯月「あの声は未央ちゃん? 誰か来ているのかな」

「今の話し方…もしや」ダッ


「プロデューサー?! 帰ってくるなら事務所に連絡くらい――あれ?」ガチャ

未央「へっへっへー、引っかかったな~? ここには未央ちゃん一人しかいませんでしたぁ~っ!!」ニヤニヤ



卯月「どうしたの凛ちゃん? そんなに急いで…ってアレ?」ガチャ

未央「~ギブッギブッ! ユルシテ!!」バタバタ

「…」ギリギリ

6 : 以下、2... - 2014/01/11 19:01:31.77 H5VyAOTq0 5/29

未央「もう二度とあんなことしないよ」ズキズキ

卯月「これは未央ちゃんが悪いかなあ……凛ちゃん、プロデューサーさん絡みには本気だもん」

「ち、違うよ…でも、悪戯が過ぎるよ未央は……本当にプロデューサーが帰ってきてると思ったんだから」

未央「でしょでしょ? プロデューサーがそこにいる、って感じ全開だったよねっ」

「…」


未央「はい、すいませんでしたっ…それで、ちひろさんが帰ってくるまでの暇つぶしなんですがっ」

「懲りていないようだね未央は…」

未央「まま、まあまあ……『プロデューサーがそこにいる』つもりの演技対決、なんてどうでしょうかっ!」

「?! ま、また変な話を…」

卯月「あ、何だかそれ楽しそうねっ♪」


未央「それじゃ、言い出しっぺだし、私から始めちゃうよ? 判定よろしくッ!」

8 : 以下、2... - 2014/01/11 19:13:05.64 H5VyAOTq0 6/29

未央「お疲れさまでしたー! …あ、来ていたんだ? 連絡くれたら良かったのにー」


「二度としないとか言った矢先に二回目、始めちゃったよ」

卯月「ドアをあける動作かな……お仕事の後みたいだね」


未央「どうだったかな、ライブの未央ちゃんは。セクシー? それともキュート?

 …ど、どうして目をそらすのさー? そんなプロデューサーには…えいっ」

未央「ふふっ、こっちを見るまでは1mmも離れないぞーって…え、汗が?! ちょっと、今のはナシ!!」バッ



卯月「未央ちゃんったら大胆ね。でもすごい、何だかPさんがそこにいるみたいだよ!」

「う、うん……確かに、未央のアタックに顔を赤らめている様子まで見えてきそうだよ…」

12 : 以下、2... - 2014/01/11 19:59:35.55 H5VyAOTq0 7/29

未央「もう、プロデューサーったら、デリカシー無いんだから。私だって立派な女の子なんだよ?」

未央「罰として、今度の休みは付き合ってもらうよ、いいよねっ?」

未央「女の子らしくない、って言ったのはプロデューサーの方でしょ? 目がそう言ってるんだもん。

こうなったら、私に似合う服を選んでもらって、思いっきり女の子にしてもらうんだからっ♪」


「Pさん!」ガチャ

未央卯月「!」

奈緒「次の土曜は一緒に映画観に行くって約束したじゃん、どうして未央と――あれ?」

加蓮「ん? Pさんいないの?」

「奈緒に加蓮。プロデューサーなら、今日は出張だってさ」


加蓮「あ、そうなんだ…それじゃ今のは?」

卯月「未央ちゃんの演技。プロデューサーさんがそこにいるつもりで、やっていたの」

奈緒「え、演技…それじゃあ…本当にいないんだ、Pさん」

未央「まんまとひっかかったわけです♪ ところで奈緒ちゃん、土曜に映画って?」ニヤニヤ

奈緒「…はっ?!」

14 : 以下、2... - 2014/01/11 20:14:28.27 H5VyAOTq0 8/29

奈緒「ちちち違う今のはそういう約束ではははh」

未央「な、奈緒さん…さすがに動揺し過ぎだよ…」

「奈緒らしいね。まあ、でも今の話は聞き捨てならないけど」

奈緒「」


加蓮「ふふ、奈緒の事は後で聞くとして……今の、結構引っかかっちゃったかも」

卯月「だよね? 誰が一番プロデューサーさんがいるように見えるか、勝負中なんだよ?」

「ちょっと卯月、別に私はそんなこと――」

加蓮「面白そうだね……ねえ、私達も参加していいかな?」

奈緒「えっ」


未央「大歓迎だよ!!」

卯月「うんうん、ゲームは参加者が多い方が楽しいよね♪」


19 : 以下、2... - 2014/01/11 22:07:48.58 H5VyAOTq0 9/29

加蓮「じゃあ、次は私がやるね」スッ

「(ソファーに横になった)」

卯月「(これは――)」

奈緒「待てよ加蓮、あたしはやるだなんてまだ一言も」

未央「では加蓮ねー、お願いしまーすっ♪」



加蓮「…」

加蓮「あ、Pさん…」

加蓮「来てくれたんだ? そんな…ただの風邪だって言ったのに…」コホ

加蓮「あっ…ちょ、ちょっと大袈裟すぎるよっ! 何ともないって!! だから、携帯しまって良いから…ね?」



奈緒「こ、この雰囲気は」

卯月「風邪でお休みの時にプロデューサーさんが来た、という設定みたいだね」

「加蓮も良い演技しているけど、プロデューサーの慌てている様子もありありと目に浮かぶね…」

未央「うんうん、プロデューサーってば世話焼きだからねぇ…」

20 : 以下、2... - 2014/01/11 22:23:03.50 H5VyAOTq0 10/29

加蓮「もう……人騒がせなんだから。余計な汗かいちゃったじゃん?」

加蓮「それはお互い様…? ふふ、そうかもしれないね」

加蓮「え、これ……お見舞いに? ありがとう…でも、こんなに食べきれるかなあ」

加蓮「! そうだ、お願いがあるんだけど…コレ、Pさんが私に、食べさせてよ」


奈緒未央卯月「!」



加蓮「良いでしょ? 別に……今なら、だれも見ていないんだし…さ? じゃあ、一口目…」

加蓮「…あ~ん…」


奈緒未央卯月「…」ゴクリ



加蓮「…あむっ……んっ…ん……ふふ…おいしっ♪」ニコ


卯月「!!」

奈緒未央「おおおおおおお!!」

21 : 以下、2... - 2014/01/11 22:59:49.35 H5VyAOTq0 11/29

「見えた……一瞬、何もない空気中に、震えるスプーンがっ」

卯月「そして、そのぎこちない手つきで、スプーンを加蓮ちゃんの口へ運んでいくプロデューサーさんの姿!」

未央「さすが加蓮ねー……ま、負けたぜぇ」ガクッ

奈緒「――っていうか加蓮、もしかしてこないだ…本当にそんなことを…うあああ……」カアアア


加蓮「ふふっ…さて、どうかな? それじゃ、次は奈緒の番だよ」

奈緒「ええっ?! ちょっとタンマ、待て待て…あたしは!!」

卯月「奈緒ちゃんガンバ!!」

未央「これは見物ですなーしぶりんっ」

「う、うん…そうだね(ごめんね奈緒…こっちに振られたくないから、私には助けられない)」

奈緒「」

25 : 以下、2... - 2014/01/12 00:47:34.89 P4zYzqAn0 12/29

奈緒「無理だよ…自分の妄想を大勢の前で披露とか…うぅ……恥ずかしいに決まっているだろッ?」

「だ、だよn――」

加蓮「そうかな」

奈緒「えっ」

加蓮「勘違いしてるよ、奈緒は。そもそも、これは自分の妄想を垂れ流す場なんかじゃない……
どれだけ『あたかもそこにPさんがいるように見えるか』を競う、ゲームなんだよ」

奈緒「?!」


加蓮「だから、私は自分の記憶にあるPさんの一挙一動を思い出しながら、精一杯演じただけに過ぎない。

 奈緒は…奈緒はどれだけPさんの…自分のパートナーのコトを知っているの?
それを表現することが恥ずかしいとか……そういう考えをすること自体が恥ずかしいとは、思わないの?」


奈緒「~ッ!!」

奈緒「あ、あたしは…」プルプル

「(いやいや、おかしいってば)」

奈緒「や、やるよ…やればいいんだろ?! あたしの演技、ナメるなよ?!」バッ

未央「奈緒さん! では、お願いしますっ!!」

29 : 以下、2... - 2014/01/12 20:13:09.43 JuLDTsjp0 13/29

奈緒「…」

奈緒「! 待っていてくれたんだ。子供じゃないんだから、一人で帰れるって……え、こないだの雨の時のお礼?」

奈緒「あはは、Pさんも律儀だなあ……でも、傘くらい自分のが……あれ、無い…?」


「傘…前、Pさんが忘れていった時の話かな」

加蓮「あの時の奈緒、恥ずかしそうにしてたけど、満更でもない様子だったよね」


奈緒「…わ、わかったよ。ここはお言葉に甘えて借りるから……って傘…もしかしてPさんの、それだけ?!」

奈緒「…うぅ……それじゃ、こうする」ギュッ

奈緒「な、何だよ…仕方ないだろ? この傘、小さいんだから。こうでもしないと濡れちゃうし!」

奈緒「わわ、それもダメ。そうしたら今度はPさんが風邪ひいちゃう…そんなのはもっと駄目だよ…」


未央「おおっ、これは相合傘っ」

卯月「奈緒ちゃんの珍しい積極的な姿勢に、Pさんがたじろいでいる姿が見えてくるね…こっちもちょっと、にやけてきちゃうなあ」

30 : 以下、2... - 2014/01/12 20:26:47.66 JuLDTsjp0 14/29

奈緒「今日は迎えに来てくれて、ありがとう。それから…もう一つお願いがあるんだけど…」スッ

奈緒「次のお休み、一緒に映画観に行かない?
チケットがちょうど二枚……こ、これはクラスの友達からもらったやつで。だけど、友達が別の予定が入っちゃって……」

奈緒「……ううっ、凛や他の皆を誘うのは、って?
そ、そうじゃなくって……そうだよ、あたしがPさんと一緒に行きたいから誘っているだけだよ! 悪いかっ!」

奈緒「もう…頭を撫でるなっ! ……なんであたし、この人の事を……な、何でもないっ、それじゃあな!」バタン



奈緒「ふぅ……こ、これで……どうよ?」

未央「うんうん、良かったよ奈緒さんっ。奈緒さんのプロデューサーに対する普段からの恥じらいが、
そのまま演技に活きていたと思うっ」

卯月「確かに。これは…プロデューサーさんを前にした反応がイキイキしている子の演技って、同時にPさんの動きも見えてくるっていう事なのかな?」

奈緒「…ほ、褒められているのかそれは? まあ、終わったから良いんだけどさ」


加蓮「うん、良かったよ。でも、それはそうと…奈緒、さっきの映画の話だけど…」

奈緒「あっ」

「私たちを誘ってくれないなんて、水臭いじゃない…チケットは私たちも自分で買うから…」

加蓮「次の土曜日は、四人で楽しもうね?」

奈緒「」

31 : 以下、2... - 2014/01/12 20:39:50.89 JuLDTsjp0 15/29

奈緒「そ、そうだ。加蓮に続いてあたしがやったんだから、ユニットのトリとして、今度は凛がやれよ」

加蓮「そうなんだ。てっきり未央か卯月の前にやっているかと思ったけど」

「わ、私!? (ついに来たか…)いや、でも…まだ卯月もやっていないしさ…」


卯月「私? うん、いいよ。次は私が行くね」

奈緒「返事早っ。恥じらいとか緊張とか、ないのかよ?」

「ほっ」

加蓮「……これが終わったら、あとは凛だけだからね」ポン

「」


卯月「では島村卯月、行きますっ♪」

32 : 以下、2... - 2014/01/13 11:21:18.66 vK8i+JfX0 16/29

卯月「プロデューサーさん、今日も一日お疲れさまでしたっ。今、お茶淹れますねっ」サッ

卯月「はい、どうぞ。味はどうでしょうか…? あ、そうでしたか。えへへ、それは良かったです♪」

卯月「明日はいよいよライブですね。私、頑張っちゃいますから!」


奈緒加蓮未央「…」

卯月「――って感じかな」パッ

奈緒「終わるのも早っ?!」


未央「ま、まあ…しまむーらしいっちゃ、らしいね。たぶんこのまま続けても同じ調子かと」

卯月「えーっ、そうかなぁ?」

加蓮「まあそれはいいとして、いよいよ最後…凛の番だね」

「うっ」


未央「いよっ、待ってました!」

奈緒「おう…もう逃げれられないからな、凛!」

33 : 以下、2... - 2014/01/13 11:27:30.72 vK8i+JfX0 17/29

「くっ(どうしよう……やるにしても、いったいどういうシチュエーションで演じればいいのか…)」

加蓮「…凛?」

「(あ、思い出した。そもそも今日遅く来たのだってその為に……)」

「うん、いいよ。でも、ちょっと待っててね」タッ


未央「?」

卯月「何をするつもりなんだろう?」

奈緒「ま、まさか逃げるとか…」

34 : 以下、2... - 2014/01/13 11:36:10.50 vK8i+JfX0 18/29

「逃げるわけないでしょ」ガチャ

奈緒「!」

加蓮「その手に持っているのは……」

「…じゃ、始めるから」



「…」

「ごめん、待たせちゃって。でも、どうしても私、プロデューサーと二人きりになりたかったから」スッ

「これ。ちょっと遅いけど、私たちの二周年記念のプレゼント……受け取ってほしいな」

「…どう? まゆから編み方教わったから、少しは様になっていると思うけど…このマフラーと手袋」



奈緒「!」

未央「おお、プレゼントは本物」

卯月「凛ちゃん、すごい。それで今日、ちょっと遅れてきたんだね!」




「マフラーは私が巻いてあげるね……え、ちょっと長いって? それはね――」クルクル

「こうするため…だよ? いいでしょ、これくらい…」ギュッ



奈緒「り、凛…お前ってやつは…」ドキドキ

未央「しぶりんも結構大胆? っていうか、乙女だねぇ…」

卯月「い、いいなあ……私もやってみようかな」

加蓮「…」

35 : 以下、2... - 2014/01/13 11:40:35.44 vK8i+JfX0 19/29

「も、もうこれでいいでしょ…? は、恥ずかしかった」パッ

加蓮「うん、良かったよ凛」

「加蓮…」

奈緒「ああ、見てるこっちも暖かい気持ちになった」

未央「さてさて、全員終わったことだし、誰が一番、Pさんがいるっぽく演じられたか…」

卯月「そうだね」


加蓮「――でも、皆まだまだ修行不足だと思うんだ」

「えっ」

奈緒「どういうことだよ?」

36 : 以下、2... - 2014/01/13 11:47:40.82 vK8i+JfX0 20/29

加蓮「皆のPさんは、多少自分の願望が混じっていて……
それが実際のPさんのとるであろう行動との、ズレを生じさせているんじゃないかな。

現に凛だって、今の行動なんて実際にやろうとするのは…かなり勇気がいるんじゃない?」


「う…」

未央「そうなの?」

卯月「まあ…私もプロデューサーさんが、こう反応してくれたら嬉しいかな、って思いながら演じたけど」

奈緒「けど、それは加蓮だって同じだろ」



加蓮「そうだよ…私たちはPさんがいるように…いえ、エアPさんをマスター出来ていない。特訓が必要なんだよ」

未央卯月「!」

「いやいや…別にそれは訓練すべきことじゃ――」

加蓮「エアPさんをマスターできれば、きっとリアルのPさん相手でも上手く立ち回れると思うけど」

奈緒「…た、確かに」ゴクリ


加蓮「どうやら、全員思いは一つみたいだね。そうとわかれば――」

38 : 以下、2... - 2014/01/13 11:53:41.76 vK8i+JfX0 21/29

それから二日後


P「おはようございまーす」ガチャ

ちひろ「おはようございます。どうでした? 次の会場は」

P「ええ、なかなか良い場所でした。皆が気持ちよくライブできそうな空間って感じで…それで、アイドル達は?」

ちひろ「…そ、それが」

P「…?」

39 : 以下、2... - 2014/01/13 11:58:15.52 vK8i+JfX0 22/29

「あっPさん。帰ってきていたんだ? ふふ、寂しかったんだから」

未央「そうだぞー♪ 今日は離れないからね」

卯月「未央ちゃんに同意します。今日は私も離れませんからねー」


P「お、お前ら…」


加蓮「Pさん。出張中…まさかどこかで新しい娘でも、ナンパしてたりとか…しないよね?」フフッ

奈緒「だよなぁ、Pさんだったら絶対やりそうだもんなあ……って、別に、これは嫉妬とか、そういう訳じゃないぞ?!」


P「ち、ちひろさん……」

ちひろ「…」

P「どうしてあの子たちは……何もないところを見つめながら、俺相手に話しかけているんでしょうか……」

42 : 以下、2... - 2014/01/13 12:10:55.67 vK8i+JfX0 23/29

ちひろ「あの子たちの一挙一動を…目を凝らして見てください。見えるはずです、あなたにも…」

P「え…? どういう…」

P「!!」


エアP『はは…甘えん坊なんだからお前たちは…』ボーッ

「いいじゃない、本当のことだし」ギュッ



P「なっ…何だと…?! あれは……オレ、なのか?!」

エアP『…ん?』チラ

P「!」


「どうしたの、プロデューサー? 誰かそこに…いるの?」

エアP『いや? 何でもないよ――何でも……ね』ニヤリ

P「!!!!」

P「お、お前は一体!! 誰なんだアァ―――――――ッ?!」


<完>

24 : 以下、2... - 2014/01/12 00:15:42.44 VtEtOHQ60 24/29

最後凜がやってるとこでP帰ってきてうぁぁってなるのがみたいです

44 : 以下、2... - 2014/01/13 12:18:35.78 vK8i+JfX0 25/29

>>24のご要望にお応えしてのBルート

>>34より分岐


「逃げるわけないでしょ?」ガチャ

奈緒「!」

加蓮「準備は出来たみたいね」

「うん、それじゃ…始めるね」


卯月「…あれ?」

未央「…どしたのしまむー?」

卯月「…い、いや…何でもないよ」



「…」スゥ

「おかえりなさーい☆P主人様っ、しぶにゃんこがお迎えだにゃん♪」ニャ~ン



加蓮「」

奈緒「」

未央「」

卯月「…」

45 : 以下、2... - 2014/01/13 12:23:39.79 vK8i+JfX0 26/29

「やだなあ、プロデューサーったら。ひとまずお風呂にします? ご飯にします? それとも…しーぶにゃんっ?」


加蓮「り、凛……さすがにそれは」

奈緒「全力過ぎるのでは…」


「照れちゃって――そんなご主人様には大サービス♪ 今なら…お茶漬け風呂に入りながら、同時にしぶにゃんを味わえる、トリプルデラックs――」

P「ただいま戻りまし――」ガチャ

「あっ」

P「えっ」


未央「あ…」

46 : 以下、2... - 2014/01/13 12:27:21.35 vK8i+JfX0 27/29

奈緒「Pさん、出張だったんじゃ」

P「それが飛行機が故障で遅れちゃってな……次の便までまだ時間があるからって戻ってきたんだが……それにしても…」

「あううっ…」カアア

卯月「こ、これはさすがに気まず――」



P「――おまえ、『凛』じゃないな? 何者だ?」

加蓮未央「えっ?!」

「…」

49 : 以下、2... - 2014/01/13 12:36:08.22 vK8i+JfX0 28/29

「…ふふ」スチャ

「ふふふっ…バレてしまっては、仕方がないですね…」バリバリバリ

奈緒「お、お前は!」


雪菜「『しぶにゃん顔真っ赤大作戦』があと少しで…成功すると思っていたのに!」バン!

未央「メイクの魔術師、井村雪菜っ!!」

雪菜「悩める凛ちゃんが可愛いので、ついカッとなってやった…今では、すっきりしているわ、それじゃ」ダッ


奈緒「あっ…待てぇ!!」ダッ

P「…」


――本物の凛ちゃんはと言いますと、トイレに引きこもったまま、演技を考えていたそうです by卯月


Bルート・完

50 : 以下、2... - 2014/01/13 12:41:15.48 vK8i+JfX0 29/29

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

HTML化も依頼しておきます。

記事をツイートする 記事をはてブする