ほむら「……」
まどか「ど、どうしたの?ほむらちゃん」
ほむら「……」
まどか「具合悪いの?」
ほむら「……」
さやか「まどかー、早く帰ろー! あ、今日もCDショップ寄っていいかな?」
まどか「あ、うん!今いくー」
まどか「大丈夫?また明日ね、ほむらちゃん」
ほむら「……」
元スレ
ほむら「まどかを無視し続けたらどうなるか」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1313500098/
次の日
まどか「ねえほむらちゃん、どうしたの?どこか痛いの?」
ほむら「……」
まどか「私保健係だから、具合悪くなったらいつでも言ってね」
ほむら「……」
まどか「あ、あと今日は保健係がみんなの健康問診表集めないといけないんだけど……」
ほむら「……」
スッ
まどか「あ、ありがとう。それじゃ……」
まどか(機嫌悪いのかなあ……)
ほむら「……」
まどか(きっと転校したばっかりで緊張してるんだ……)
まどか(ここは私がほむらちゃんを元気付けてあげよう!)
まどか「ほむらちゃん、一緒に帰ろう?」
ほむら「……」
まどか「そうだ、帰りに喫茶店に寄らない?おいしいスイーツのお店知ってるんだ!」
ほむら「……」
プイッ
まどか「……?」
まどか(……首が痛いのかな?)
まどか「あ、それからさやかちゃんと仁美ちゃんも一緒だよ」
まどか「やっぱり転校したばっかりじゃ寂しいでしょ。みんなで楽しく……」
ほむら「……」
スッ、スタスタスタ……
まどか「ほむらちゃん……行っちゃった」
まどか(用事があったのかな?なら仕方ないか)
まどか「ほむらちゃん、一緒にお昼食べよ」
ほむら「……」
まどか「ほ、ほら。ジャジャーン!すごいでしょ、うちのお弁当。お父さんが作ってくれてるんだよ」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃんのお弁当は……」
スッ、スタスタスタ
まどか「あっ、行っちゃった……」
まどか「屋上で食べたいのかな?」
屋上
まどか「あ、やっぱりいた!ほむらちゃーん!」
ほむら「……」パクパクモグモグ
まどか「今日は晴れてて屋上気持ちいいね!ここ来て正解だね!」
ほむら「……」パクパクモグモグ
まどか(……なんで何も喋ってくれないんだろう)
まどか(もしかして、照れ屋さんなのかな?)
まどか(勉強も運動もすごいできるのに照れ屋さん……かわいい///)
ほむら「……」
ほむら「……」パクモグ
まどか「あっ、ほむらちゃんのから揚げおいしそう!タコさんウィンナーと交換しない?」
ほむら「……」
まどか「ほら、このタコさんウィンナーはすごいんだよ!この絶妙なカーブはうちのお父さんしか作れないんだから!」
ほむら「……」パクッ
まどか「あっ、から揚げ食べちゃった……」
まどか(ウィンナー嫌いだったかな?)
さやか「それでさー、ここのお店のスイーツがおいしいらしいのよ」
まどか「いいね!帰りに寄って行こうよ」
仁美「あ、私は例によってまた用事が……」
さやか「えーっ、残念だなあ」
まどか「あ、じゃあほむらちゃんと一緒に行かない?」
さやか「ほむらちゃん……って暁美さんのこと?なんか暗そうな人だよね」
まどか「そんなことないよ、照れ屋さんなだけ!ほむらちゃーん!」
ほむら「……」
スッ、スタスタスタ
まどか「あっ、行っちゃった……」
さやか「なんだよ、話し掛けたのになんか感じ悪いなー」
まどか「転校してきたばっかりだししょうがないよ」
喫茶店
さやか「あれ?あそこにいるの、暁美さんじゃない?」
まどか「あ、ほんとだ。ほむらちゃーん!」
ほむら「……」
まどか「なんだあ、ほむらちゃんもこのお店に来るつもりだったんだね」
ほむら「……」
スッ、
さやか「待ちな、転校生!」
ガシッ
さやか「まどかがせっかく色々誘ってるのに、全部無視してるらしいじゃない。どういうつもりなの?」
まどか「さ、さやかちゃん!別にそんなこと言わなくても……」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃんにも色々都合があるんだから。仕方ないよ、ね?ほむらちゃん」
さやか「そういう風に言うと、またこいつが……」
ほむら「……」
さやか「用事があるならそう言ってちゃんと断る!常識でしょ!」
まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんはきっと口べたな子で……」
さやか「だからそういう問題じゃ……」
ほむら「……おかしいじゃない」
さやか「えっ?」
ほむら「こうすれば……こうすればまどかが私を求めてくるってネットに書いてあったのに……」ポロポロ
まどか「ど、どうして泣いてるの!?大丈夫、ほむらちゃん!?」
ほむら「なんで……なんであなたはそんなに天然なの……」ポロポロポロポロ
さやか「ちょ、ちょっと!こんな公衆の面前で……」
ほむら「えぐっ……ひっく……寂しいよぅ……」ポロポロポロ
まどか「な、なんかよくわかんないけど……大丈夫だよ!だって私たち、友達じゃない!」
ほむら「まどか……えぐっ……びええぇぇぇん!!」
ダキッ
まどか「ちょ、ちょっとほむらちゃん!そんないきなり抱き着いて……///」
ほむら「うわあああぁぁぁぁああん!!!」
まどか「あ、あはは……さやかちゃん……どうしよ……」
さやか「私に聞かれても……」
ほむら「幸せ……幸せだわ私……」ポロポロポロ
HAPPY END
ほむら「まどかに無視されるわ…」
ほむら「まどかぁ…」
ほむら「まど…か…」
ほむら「………」
ほむら「もう、ストーキングしたり、まどかのあれをほむほむしたりしないから…」
ほむら「まどかぁ…」
ほむら「巴マミを悪く言ったり、美樹さやかを悪く言ったりしたことは謝るから…」
ほむら「まどかぁ…」
ほむら「いきなりQBに風穴を空けたことを謝るから…」
ほむら「まどかぁ…」
ほむら「いきなり怒鳴りつけたり、泣きついたりしたことは謝るから…」
ほむら「…まどか」
ほむら「……私の声は届かないの?」
ほむら「いいえ、私があなたを信じなかったことをおこっているのよね?」
ほむら「まどか…」
ほむら「それとも私が何度もあなたを見殺しにしたことを怒っているのかしら?」
ほむら「それともあなたを何度もこの世界を恨む魔女にしてしまったことを恨んでいるのかしら?」
ほむら「…まどかぁ……」
ほむら「もう…いいわ…」
ほむら「悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界に…」
ほむら「私一人でいることに…」
ほむら「もう…疲れたわ…」
……
…………
……
…
ほむら「……一人?」
ほむら「まどかのおかげで美樹さやか以外は生き返ったはずよ…?」
ほむら「それに私はまどかから貰ったこのリボンがあるから…一人じゃない!」
ほむら「……え?」
ほむら「リボンが…ない?」
ほむら「え…?えっ…?……そんなはずは…」
ほむら「え…?そもそもここはどこ?真っ暗だわ……何も聞こえない…」
ほむら「……え?」
…………
…………
マミ「鹿目さん、今のはなかなか良かったわね!」
まどか「ティヒヒ、そうですか?少しはマミさんっぽく魔獣と戦えるようになりましたか?」
マミ「ええ、上出来だわ!もう少し場数を踏めばバッチリね」
まどか「ほむらちゃんの代わりまで私は頑張らないといけないですから、もっと頑張ります!」
マミ「ほむら…?誰かしら、それ?」
まどか「…ティヒヒ、こっちの話です」
まどか(世界の歪みは形を変えて、今も闇の底から人々を狙っている)
まどか(悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界だけれど)
まどか(だとしてもここは、わたしが守ろうとした場所なんだ)
まどか(だから私は、戦い続ける)
まどか(わたしとの約束事…忘れちゃったほむらちゃんは…)
まどか(私の代わりに、そこで私を見ていてね)
まどか(ごめんね、ほむらちゃん)
まどか(私はほむらちゃんを忘れないから)
まどか(寂しくないよね?)
まどか(頑張って)
END

