P「手がかじかんで仕事できないなぁー。参ったなぁー」チラッ チラッ
律子「………」カタカタ
P「律子ぉー、手が冷てぇよぉー」サワサワ
律子「っ!?ち、ちょっとプロデューサー!どこに手……ふゅうっ!?」
P「うーん、律子の脇は温もってるなぁ」ムニュムニュ
律子「こ、この……変態っ!!」
ドゴォ
元スレ
P「寒いからアイドルをカイロ代わりにする」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354186481/
P「いっててて……律子の奴、本気でエルボーを鼻にキメやがって……」ボタボタ
P「……あんなもんただのスキンシップだろうが、チクショー」
響「はいさーい、プロデューサー」
P「おお響、良い所に」サワサワ
響「え……な、なに?」
P「響の髪はモフモフしてて温かいなぁ」スリスリ
響「あ、あの……あんまり、髪……弄らないでほしいんだけど」
P「いいだろ、減るもんじゃなし……ふぅ、これが沖縄の温もりか」モサモサ
響「うぅー……」
貴音「……響の髪に、手を……?」
響「た、貴音ー!助けてー!」
P「お、貴音だ」スッ
貴音「一体何をしているのですか?」
P「貴音、俺の手が寒さでヤバい。温めてくれ」
貴音「ふー、ふー」モミモミ
P「oh……ahh……」
貴音「……これで、よろしいのですか?」
P「いや、まぁ確かに温かくはあるが……出来れば、その魅惑の太ももでギュッと……」
響「……………」<●><●>
P「……俺は、あの優しい響の軽蔑しきった視線に耐えられなかった」
P「正直ゾクゾクしたんだが、今俺がほしいのは温もりだからな。また別の機会にでも……」
雪歩「おはようございます、プロデューサー」
P「お、雪歩。良い所に」
雪歩「?」
P「寒いんだ。俺を温めてくれないか」ガバッ
雪歩「……わ、分かりましたぁ」テテテ
P「……ん?」
P「あづぁづぁづぁづぁづぁ!!」
雪歩「あんまり急いで飲むと、火傷しますよ」
P「う、うむ」ズズー
雪歩「……温かく、なれました?」
P「ふぅ……そうだな。雪歩のお茶は、身体があったまるなぁ」ホクホク
P「じゃなくてだな、雪歩」
雪歩「えっ?」
P「お茶も悪くはないんだが……もっとこう、何と言うか……肌と肌が、触れ合う的なね?」
P「こっちは人肌の温もりが欲しい訳よ。もっと表面積が欲しいところ……」
真「プロデューサー!おっはようございまーす!!」ドカッ
P「いってぇ!……ま、真か!」
真「組み手がやりたいなら、ボクが相手しますよ?」
P「ち、違っ……お前、何言ってんだ!?」
真「えっ?」
真「なぁんだ、そんな事ならボクに任せてください!」
P「いいのか?」
真「全然構いませんよ。それじゃプロデューサー、まず上着を脱いで……」
P「脱衣は任せろー」バリバリ
P「で?下は脱がなくてもいいのか?」カチャカチャ
真「もう、何言ってるんですかー」バシバシ
P「いててて!」
亜美「ヒューッ!見ろよ、奴の腹の肉を……まるでドラム缶みてぇだ!」
真美「こいつはダメかもしれねぇ……」
亜美「そだね。あの身体じゃ、まこちんには勝てないぜ……」
P「フッフッフ……まぁいい。背中の手形はキスマークみたいなもんだ」
P「しかし、真と裸の付き合いってのは、初めて……」
真「プロデューサー、ハイこれ」スッ
P「ん?……手ぬぐい?」
真「それで身体を拭くんです。意外と温まるんですよね~」
P「……………」
亜美「あ、手ぬぐい投げ返した」
真美「案外根性無しだね、兄ちゃん」
P「いや、乾布摩擦は無いだろ……せめておしくらまんじゅうだろ!」
P「クソッ、指先の感覚がなくなってきた……だのに、世間は冷たいなぁ」ハァ
伊織「何ブツブツ言ってるのよ、気味が悪いわね」
P「!……伊織!伊織ィィィィィ!!」ドタドタ
伊織「ひっ……!」
P「今日から俺がシャルルだ、伊織!さぁ、いつものように全身を温めてくれ!」
伊織「はぁ!?な、何バカな事言って……」
P「やらないなら俺が伊織を抱きしめるからな」ガバッ
伊織「い、イヤよ!ちょっと、やめっ……!」
あずさ「おはようございま~す」
P「あずささんんんんー!!」クルッ
伊織「えっ」
あずさ「あ、プロデューサーさん。おはようございます~」
P「あずささん……俺、実は病気になったみたいで……」
あずさ「えっ?大丈夫なんですか?」
P「えぇ、ちょっと下半身が腫れてるんです……見てもらえませんか?」カチャカチャ
あずさ「え、えぇっと……何で、私が……?」
P「あのですね……コレをあずささんの胸に挟んで、温める事でしか治せない病気で……」ジジーッ
ドゴォ
P「っ!?……!!……っ!……!!」ジタバタ
あずさ「ぷ、プロデューサーさん?……股を押さえて、どうしたんですか!?」
伊織「特効薬をくれてやったのよ」
P「おごごご……い、伊織の奴……思い切り蹴り上げやがって……!」
P「インポになっちまったらどうする気だ……ぐぅぅ……!」
美希「Zzzz」
P「……お、あんな所に眠り姫」
美希「Zzzz」
P「毛布かぶって幸せそうに寝てやがって……少しはおすそ分けしろ」モソモソ
美希「……ん……」
P「ふぅ……流石に中は温かいなぁ」モソモソ
美希「………」
P「さぁて、美希の温もった玉の肌はどこかな~っと」モソモソ
美希「……ねぇ、ちょっと」
P「おぉ、起きたのか美希」モソモソ
美希「何してるの?」
P「何って、幸せのおすそ分けをだな」モソモソ
バシッ
P「いてっ」
美希「そこ、座って」
P「ん?」
美希「いいから。正座して」
P「は、はい」
美希「あのね、ちょっと聞きたいんだけど」
P「はい」
美希「ミキの眠りを妨げて、何が楽しいの?」
P「……すんませんでした」
美希「プロデューサーでもね、やっていいことと悪いことがあるって思う」
P「ごもっともです」
美希「変態さんなのは知ってるけど……人に迷惑かけちゃ、ダメだよ?」
P「これからは気をつけます」
P「ガチで説教されたぞ……あいつ、寝起き悪いとあんな感じなのか」
P「つーかおかしいだろ。俺の想定した展開と、全然違うんだが」
P「……目を覚ました美希は、おもむろに俺を誘うポーズで『ハニー、来て♪』と囁く……」
P「そしてそのまま一緒にベッドイン……のはずだろ?……どうしてこうなった」
P「………」
P「ハニー、来て♪……フフッ……」ブツブツ
やよい「………」
やよい「うっうー……ぷ、プロデューサー、おはようございますー」
P「?……おぉ、やよいか!待ちわびたぞ」
やよい「えっ?」
P「やよいは今日も元気いっぱいだなぁ」ガバッ
やよい「はわわっ!ぷ、プロデューサー!?」
P「うーんこの感触、やはり全身ホッカイロ……た、たまらん!」ベタベタ
グイッ
P「……ん?」
千早「セクハラですよ、プロデューサー」
P「……何だ千早か。邪魔しないでくれよ」ベタベタ
千早「いいえ邪魔します。さっさと高槻さんから離れてください」グイグイ
P「いやぁ、やよいがあったかいんだからしょうがないじゃないか」
やよい「あぅぅ……」
千早「だから!セクハラなんですって!」グイグイ
P「あのなぁ、千早」フゥ
千早「……何です」
P「別にやよいから離れても、お前にどうこうする気はないぞ?」ヤレヤレ
千早「は、はぁ!?と、突然何を言い出し……!」
P「だってお前、身体のどの部位も寒そうだしなぁ」
千早「……それ、どういう意味ですか?」
やよい「け、ケンカはやめてくださいー!」オロオロ
P「千早に終始邪魔されて、堪能できなかったじゃないか……ったく、なんてこったい」
ヒュウウウウウ……
P「す、隙間風が身に染みるなぁ~……」ブルッ
ガチャッ
春香「………」
P「お、春香」
春香「……あ……おはよう、ございます……」
P「……ほう、今日は随分着込んでるんだな。実にあったかそうだ」ガバッ
ベタベタ
春香「………」
P「うむ。今日の春香は、一段とポカポカして……」
春香「………」ポケー
P「……おい、どうした春香」
春香「……えっ?……あ、はい……」
P「お前……まさか、具合悪いのか?」
春香「い、いえ、別に……私なら……大丈夫、ですから」
フラッ
P「おぉっと」ガシッ
春香「あっ……す、すみません……」
P「全然大丈夫そうには見えないが。顔真っ赤だし、汗もビッショリじゃないか」
春香「そ、それはっ……プロデューサーさんが、抱きついてるから……」
P「……小鳥さーん。そこの救急箱、取ってもらえませんかー」
小鳥「はーい」
春香「………」
P「38.5℃?……おいおい、普通に高いな」
春香「うぅ……」
P「バカだな、どうして連絡しなかったんだ。と言うか、何で事務所に来た」
春香「……ね、熱が出た位で……休んで、なんて……」
P「……気持ちは分かるがな。そんなんじゃあ、治るどころか悪化するだけだぞ?」
P「人の心配ばかりで、自分の心配が足らん。春香の悪い癖だ」
春香「だって……今日は、お仕事が……」
P「今の春香の仕事は、病気を治すことだろう?」
春香「……で、でも……私のせいで、プロデューサーさんに、迷惑……」
P「気にすんな。俺はお前のプロデューサーなんだから、当たり前の仕事をするだけだ」
P「ともかく、薬飲んだら少し休め。帰ったら、ちゃんと病院にも行くんだ。いいな」
春香「……ふぁい……」モゾモゾ
P「………」
P「……頑張れ、春香」ピト
春香「……あ……」
P「俺が付いてるぞ」
春香「……プロデューサーさん……手、冷たい……」
P「ハハハ、大分冷たくされたからな」
春香「………」スヤスヤ
小鳥「とりあえず、春香ちゃんの家には電話しておきました」
P「ありがとうございます、小鳥さん」
小鳥「……良く気が付きましたね、春香ちゃんがあんな状態だって」
P「あいつ、スキンシップを求めると必ず嫌がるんですよね。生理的嫌悪感を催すレベルで」
小鳥「えっ」
P「だのに、ボーっとして無反応だったんで、こりゃ異常だな、と」
小鳥「は、反応が分かってた上でやってたんですか……」
P「俺は変態である前に、一人の紳士ですからね」キリッ
小鳥「(えぇー……)」
~数時間後~
P「……よし、時間が出来た。今のうちに、春香を家に帰そう」
小鳥「プロデューサーさんの車で送り帰すんですか?」
P「そのつもりです……おい、起きろ春香」ペチペチ
春香「……ん……」モゾモゾ
P「帰るぞ。車に乗るんだ」
春香「……え?……わ、私、一人でもちゃんと……」
P「バカ言うな。あんなフラフラな状態で無事に事務所まで来れたのが、奇跡な位なんだぞ」
P「今の春香を一人で帰すには、危なっかし過ぎる」
春香「うぅ……」
「ほら、手」
春香「は、はい……」
P「よいしょっ……と。立てるか?」
春香「何とか……」
P「歩くのがキツイなら、おんぶでも構わないが」ニヤニヤ
春香「そ、そこまでしなくてもいいですっ」
P「あぁ……やっぱり春香の手が、一番温かいなぁ」
春香「も、もう……」ギュッ
おわり
62 : 以下、名... - 2012/11/29(木) 21:33:30.63 8wUQd1yy0 25/25春香にπタッチすると普通に嫌がるし怒られる
だからセクハラはやめよう(棒