姉「ほらほら、見て見て」
弟「なんだよ、またはしゃいじゃって」
姉「これこれ、これよ」ピラピラ
弟「……なにその袋」
姉「あれ?あんた知らないの?」
弟「ジャム?薬かな?」
姉「ブッブー!無知な弟に教えてあげよう。これはねぇ」
弟「??」
姉「明るい家族計画~」
元スレ
姉「いいもの見っけ~♪」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1287821190/
弟「家族計画?……って、つまり」
姉「コンドーーーームっ!」
弟「……」
姉「っす!」
弟「……」
姉「あれ?反応薄いな、あれ?」
姉「おーい、ほらほら、コンドームだよ~」ピラピラ
弟「……」
姉「どしたの?」
弟「あきれた」
姉「どうしてよ~、せっかく見せに来てやったのに~」
弟「いやいいし」
姉「どこで見つけたのとか聞きなさいよ~」
弟「聞きたくないし」
姉「ええっ!やだやだ聞いて聞いて聞いて」
姉「聞いてってば~」ピラピラ
弟「顔の前でピラピラさせんな、あっち行け」
姉「なによお、じゃあお姉ちゃん勝手に言っちゃう」
弟「いいって」
姉「これはどこにあったかって言うと……」
弟「あーほんとにこいつは」
姉「お父さん達の部屋~」
弟「ブッ!」
姉「ベッドの横の引き出しで発見しました!」
姉「ふふーん」ピラピラ
弟「いやお前、それはないだろ」
姉「あ、お姉ちゃんにお前って言った、かなしー」
弟「じゃあ姉ちゃん、何でそういうことしちゃうの?」
姉「えー、耳かき借りようと思って探してたらさ、偶然発見!」
弟「うそくせー」
姉「ほんとだもん」
弟「返してきなさい」
姉「ええっ」
弟「なにビックリした顔してんだよ」
姉「いいじゃん、一つくらいバレないよ。箱にいっぱいあったし」
弟「ああー聞きたくない」
姉「でもね、半分くらい使ってあったよ。母さん達結構お盛んだねえ」
弟「聞きたくない聞きたくない」
姉「まあ毎週土曜にやってるのは知ってたけどね」
弟「……」
姉「私の部屋真上だから声聞こえるんだよね~」
弟「もういや…聞かせないで……」
姉「なんでよ、夫婦仲良いってのは素晴らしいことじゃん」
弟「だからって俺に言うなよ」
姉「でさでさ、その声っていうのがさ」
弟「お願いします、もうやめて下さい」
姉「えぇー喜ぶと思ったのになあ」
弟「何でそう思うかな、なんなの?俺に嫌がらせ?俺どうすりゃいいの?」
姉「ちぇっ、お姉ちゃんつまんない」
弟「可愛いぶってもダメ」
姉「だったらさあ、もう言わないから」
弟「なにその顔」
姉「これ付けてみて」
弟「……」
弟「は?」
姉「つけて」
弟「は?なんで?」
姉「付けたとこ見たい」
弟「頭おかしいの?」
姉「ん~、普通かな」
弟「いや普通じゃないし」
姉「お姉ちゃん見たいな~」
弟「だから、可愛いぶってもダメ」
姉「ねえねえ付けて、ねえってば付けて付けて」
弟「いやいや、ありえないし」
姉「つーけーてーつーけーてーつーけーてーよー」
弟「却下」
姉「ケチンボ!」
弟「ケチで結構」
姉「ふん!それじゃ彼氏に付けてもらうもん!」
弟「ああ、それがいいね」
姉「うぬう~」
姉「このバカーっ!」
弟「なんだよ、ビックリするだろ」
姉「彼氏などどこを探してもおらぬわ」
弟「ふうん」
姉「なによ、知ってるくせに~」
弟「作れよ」
姉「やだもん」
弟「じゃ諦めろ」
姉「くそ~」
弟「ほら口が悪いよ」
姉「あんたなんか嫌いだ」
弟「嫌いで結構」
姉「あー、お姉ちゃんにそんなこと言ったらダメ~」
弟「やっぱり頭おかしいね」
姉「んー普通かな?」
弟「出てけ」
姉「ふん、ここ私の家だし」
弟「ここは俺の部屋だから」
姉「やだ、付けてくれるまでここにいる」
弟「力ずくで放り出すぞ」
姉「なによ、レイプする気?」
弟「なんでそうなる!」
姉「レイプするんならせめてコンドーム付けてね、はい」
弟「いらんわ」
姉「中出しする気……鬼畜」
弟「出てけ」
姉「ああ……弟に犯されるなんて……」ドサッ
弟「俺のベッドに寝るなっ!」
姉「……」ジー
弟「そんな目で見てもダメ」
姉「ダメ?」
弟「ダーメ」
姉「仕方ない、最後の手段ね」
弟「なに?」
姉「あんたの秘密について語ろうか」
弟「俺の秘密……?」
姉「心当たりはあるよね」
弟「そ、そんなものは、ない」
姉「ない?」
弟「ない」チラッ
姉「ふん、今この本棚見たわね」
弟「う」
姉「この本棚ってさ、奥が二重になってるよね」
弟「……」
姉「その参考書の後ろの板外れるよね」
弟「……おまえ」
姉「あ、またお姉ちゃんにお前って言ったー」
弟「父さん達の部屋だけじゃなく俺の部屋まで探索を」
姉「ふふん、女なんか興味ないって顔して…」
弟「ぐぅ」
姉「ばらしちゃおっかな~」
弟「……」
姉「はあ、あんたもいやらしい男だったんだねえ」
弟「やめろ」
姉「内容も内容だしねえ、母さんきっと泣くねえ」
弟「やめて下さい……」
姉「やめて欲しかったらどうするの?」
弟「くっ」
姉「付けさせてあげてもいよ、これ」ピラピラ
弟「つ、つ……」
姉「ん?ん?」
弟「……付けてもいい」
姉「やたっ!」
弟「けど……」
姉「けど?」
弟「付けられない」
姉「付けれるでしょ」
弟「無理」
姉「何でよ~」
弟「立たない……」
姉「立たないって、何がよ」
弟「ちんこに決まってんだろ」
姉「えっ?まさかあんた、インなんとかさんとかそういうやつ?」
弟「それはインポだろ、違うよ」
姉「じゃあ立つんじゃない、付けられるじゃない」
弟「いや、この状況じゃ立たないってことだよ」
姉「なんですと~」
弟「だから無理」
姉「なにそれわかんない」
弟「だって立たなきゃ付けられないだろ」
姉「そうじゃなくてさ、なんでこの状況で立たないかな?」
弟「いや普通立たないよね、姉に見られてる前でとか」
姉「あんたおかしいよね」
弟「それはあんただろ」
姉「あんたっていうな~お姉ちゃんって言えよ~」
弟「全然姉らしくないくせに」
姉「なによそれ~お姉ちゃんはお姉ちゃんだぞって……はっ」
弟「?」
姉「それってさ……私を一人の女として見ているってことよね」
弟「いやいや」
姉「そう…そうだったんだ……」
弟「いや、あの」
姉「わかったわ、そうわかった」
弟「わかってないと思うけど」
姉「ここは私が一肌脱ぐわ」
弟「ほら」
姉「脱いで脱いで」
弟「あーあ」
姉「あんたを立たせてあげる!」
弟「もう、俺はどうしたらいいんだ」
姉「どうしたらって、立ったら付けるんでしょ」
弟「まあ、立ったらな、約束だし」
姉「じゃお姉ちゃんが立たせてあげる」
弟「そりゃ無理だって、姉ちゃんだし」
姉「お姉ちゃんなめんなっ!」
弟「え?」
姉「いやむしろ乳首なめろ、このピンクの乳首をっ」
弟「…」
姉「どう?このシモネタ、立った?」
弟「もう始まってたんだ……」
姉「あはーん、うふーん」クネクネ
弟「何クネクネしてんの?」
姉「立った?立ったよね?」
弟「そんなんでどうかなると本気で思ってるの?」
姉「くそ、手強いな」
弟「……」
姉「やはり脱がなきゃだめか」
弟「マジかよ」
姉「私はスタイルいいんだぞ~友達にうらやましがられたりするんだぞ~」
弟「ああそう」
姉「ウエストくびれててなあ、もてもてなんだぞ~」
弟「じゃあ彼氏作れよ」
姉「そんなこと言うな~」
弟「会話になってないよ」
姉「よし待ってろ、着替えてくる」
弟「だから何がよしなんだ」
弟「待ってろって……自分の部屋行ったのか」
弟「はぁ」
姉「おまたせ~どう?」
弟「どうって、普通じゃん」
姉「何言ってるのよ、このデニムに白のTシャツ」
弟「普通じゃん」
姉「ほら、ぴっちぴちで身体の線が出てるでしょ」
弟「ああ、うん」
姉「ウエスト締まってるでしょ」
弟「そうだね」
姉「このウエストからヒップのライン、エロくない?」
弟「そうかな」
姉「そしてえ、ほら」ジーッ
弟「うわっ、そこで脱ぐのかよ」
姉「こうやって……デニム脱ぐとこってどう」
弟「お尻突き出しすぎだと思います」
姉「ふう……Tシャツだけになっちゃった……うふん」
弟「し、下着は着けてるよね」
姉「下着?ショーツは履いてるよ、でもほら」
弟「うっ」
姉「あっ、乳首透けちゃってるぅ」ポッチリ
弟「って、近づけんなって」
姉「むふふ、お姉ちゃんエロいでしょ」
弟「あ、うんエロい、すごいエロいよ……でも」
姉「なあに?」
弟「姉ちゃんだし」
姉「は?」
弟「立たないよ」
姉「うそっ、ほらほらっ」ポッチリ
弟「まったく」
姉「あんたずるい」ポッチリ
弟「なにがだよ」
姉「その格好じゃ立っててもわかんない」ポッチリ
弟「俺が騙してると?それはないよ。つかずっとポッチリ見せつけんな」
姉「あんたも脱いでパンツだけになりなさいよ」
弟「ええー」
姉「立ってないんだよね、なら平気だよね」
弟「べつにいいけどさー」
姉「ほらはやく」
弟「なんか変な気分だな」ヌギヌギ
姉「むふふ」ポッチリ
弟「ポッチリはいいって、ほら膨らんでないだろ」
姉「だがしかし、触ってみなければわからない」
弟「それはだめっ」
姉「ちっ」
弟「ね、だから姉ちゃんじゃ無理だって」
姉「私じゃ立たないってかっ」
弟「いや立つ方がやばいだろ」
姉「一人の女として見なさいよ~」
弟「見れないって」
姉「私そんなに魅力無いかなぁ」ショボン
弟「違うって、魅力はあるよ、あるけど姉ちゃんだからさ」
姉「はっ」
弟「?」
姉「これだっ」
姉「よしっ、着替えてくる」
弟「まだやるの?」
姉「簡単に諦めないもん、これを逃したらもうチャンスは無いかもしれないんだよっ」
弟「チャンスって何のだよ」
姉「それは秘密ですっ!」
姉「おまたせ~」
弟「遅いよ……って、それ……」
姉「中学の時の制服だよっ、胸がきついけどまだ着られたよっ」
弟「そ、それは」
姉「どう?似合ってるかな、お兄ちゃん!」
弟「お、おにいちゃん?」
姉「そうそう私こうやって髪括ってたんだよね、覚えてる?お兄ちゃん」
弟「うっ」ピク
弟「ちょ、やめて……」
姉「あの秘密の書棚、妹系が多かったよね」
弟「あう」
姉「だから今日から私妹になってあげるね、お兄ちゃん!」
弟「あう」
姉「あれえ、スカート短いから屈むとパンツ見えちゃうやあ」
弟「あ……あ……」ピクピク
姉「やだ、お兄ちゃんエッチな目で私のこと見てる~」
弟「いやそんなことは」
姉「でも私、お兄ちゃんならいいかな」
弟「いい……のか」
姉「いいよ、私ずっとお兄ちゃんのお嫁さんになりたかったんだ」
弟「う」
姉「だから優しくしてね、痛いのは嫌だよ」
弟「はい」モッコリ
姉「お兄ちゃん、前膨らんでるよ」
弟「卑怯だぞ……」
姉「約束だよ、これ付けてね」
弟「でも…」
姉「ああん、そんなに胸見たら恥ずかしいよぉ」
弟「くう」
姉「付けてね、お兄ちゃん」
弟「はい」
姉「じゃあはい、これどうぞ」
弟「うん……」
姉「お兄ちゃん、頑張って」
弟「……」モゾモゾ
姉「頑張れ、頑張れ」
弟「えーと…あれ?」
姉「まだぁ」
弟「これはっと」
姉「もう、ちょっと貸して、お兄ちゃん」
弟「え」
姉「付けてあげるね」
弟「あ、ちょっと……」
姉「うわっ、あんたこれでか…じゃなくて、お兄ちゃんおっきくなってるよぉ」
弟「あ…」
姉「説明書読んだの、こうやって空気抜いて……」ピトッ
弟「あうううっ」
姉「クルクル~、はいっ……ふとい」コス
弟「あっ触っちゃ、汚いよ」
姉「ううん、私お兄ちゃんのなら平気だよ」コスコス
弟「はぁはぁ」
弟「ううっ」ギンギン
姉「うわぁお兄ちゃんのここ苦しそう」コスコス
弟「だめだよぉ」
姉「あのさあ……」
弟「?」
姉「せっかく付けたんだしさ……しちゃう?」
弟「へっ?」
姉「ねえ、しちゃう?しちゃおうか……」コス
弟「でも……そんな」
姉「私、兄ちゃんならいいよ……マジで、あんたなら」コスコス
弟「はぁはぁ」
姉「どう?………私としちゃう?」
弟「す、する……したい」
姉「うん……しちゃお……お姉ちゃんもしたい」
弟「ほんと?」
姉「うん、ほら来て」
弟「ほんとにいいの?」
姉「制服着たままがいいね、好きでしょこういうの」
弟「うん好き……でも、姉ちゃんも……」
姉「ふふ、その言葉一生忘れないから」
弟「……」
弟「はぁはぁっ」
姉「はあっはあっ」
弟「はぁはぁ……姉ちゃんすごい濡れてる……」
姉「ばか…そんなこと言わなくていいって……」
弟「俺もう…」
姉「いいよ……きて」
弟「……」
姉「はあっはあっ」
弟「……あれ?」
姉「どう…したの」
弟「萎んじゃった」
姉「えっ?」
姉「なんでぇ!」
弟「このコンドームは本当なら親父が付けて母さんに入れてたんだなって思ったら、急に」
姉「何で今そんなこと考えるのよっ」
弟「だってさ、それを俺が付けて姉ちゃんに入れるとか考えてたらさ」
姉「あんたはもう……で、もう無理なのね」
弟「ゴメン……」
姉「もう、私の努力はどうしてくれんのよっ」
弟「埋め合わせはするよ……別のコンドームならきっと」
姉「ほんとっ?」
弟「多分」
姉「じゃあ今から買ってくるっ!」
弟「えっ?」
姉「あんたはここで待ってて!行ってきます!」ドタドタッ
弟「あーあ、中学の制服のまま行っちゃった」
タッタッタッタッ
姉「急がなきゃ、コンドーム、コンドーム売ってるのは……」
姉「そうだっ、公園の裏に小さな薬局があったかも~」
タッタッタッタッ
姉「えーと、この辺だったっような」キョロキョロ
姉「あっ!あった、やっぱりあった!ひひ、私えらい~」
タッタッタッタッ
姉「なんかこの店暗いなぁ……」
姉「んー、どこに置いてあるんだろ?」
姉「やっぱり店の人に聞かなきゃだめかな」
姉「でもやっぱり恥ずかしいよね……勢いで来ちゃったけど」
姉「でもでも……買わなきゃ……頑張れお姉ちゃん!」
姉「よし……うん、商品買うだけだしね」
姉「あのぅ……すいませ~ん」
店主「はいなにか?」
姉「あのあの……えっとぉ」
店主「何かお探しですか?」
姉「はい、あのぅ……」
店主「……」
姉「えっとですね……避妊具、ありますか……」
店主「避妊具?ああ、コンドームでいいですか?」
姉「あ……それで」
店主「どういった形状のものを?」
姉「えっ?」
店主「先太、先細、標準などですが」
姉「ひ、標準…あっやっぱり先太かな…」
店主「先太ですね、で、サイズは?」
姉「さ、さいずぅ?」
店主「大きさです、S・M・Lとありますが」
姉「え、ええっと……あ、そこのビンくらい……だったかな」
店主「このビンですか?これは……ふむ」
姉「?」
店主「これならLサイズでもきついですね」
姉「そ、そうなんですか…」
店主「特殊サイズとなりますね、失礼ですが」
姉「は、はいぃ?」
店主「その方とご経験はおありですか?」
姉「えっ?ええっ!」
店主「いえいえ誤解なさらず、興味本位でお聞きしているのではなく、適したコンドームをお使いいただく上で……」
姉「な、ないです!ていうか経験無いです私ぃ、初めてなんです」
店主「そうですか、うってつけのものがございますが」
姉「うってつけですか?」
店主「はい、初めてで特大サイズのものを経験されても痛みを伴わないというもので」
姉「そ、それ買います、それ下さい!」
店主「わかりました」
姉「やった」
店主「ではこちらへ」
姉「そっちの部屋ですか?」
店主「どうぞ」
バタン!
姉「あれ?この部屋って」
ガチャリ
姉「へ?」
姉「ちょ、なんですか?」
店主「……」
姉「ちょっと、これどういうこと?」
店主「……」ガシッ
姉「きゃあっ!」
姉「やめて!手を離して!痛いって」
店主「中学生がこんな時間にコンドーム買いに来てんじゃねえよ」
姉「中学生って、私中学生じゃないよっ」
店主「学校の制服着て何しらばっくれてんだよ」
姉「えっ?あ……」
姉「こ、これは違う」
店主「確かにこの身体は中学生とは思えねえいやらしさだけどな」モミモミ
姉「やめてっ、そんなとこ……」
店主「最近のガキは身体ばっかりよく育ちやがってよう」モミモミ
姉「やだやだ、離してよぉ」
店主「何が初めてだ、そんなデカチン野郎にお前はもったいねえ、俺がもらってやるよ」
姉「えっ、やだ、だめだめ!そんなのだめぇ!」
姉「いやいやっ!!」
姉「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
弟「姉ちゃん、遅いな……」
弟「ふぅ、なんか夢から覚めたみたいな気分だ」
弟「姉ちゃんとやるとか、俺何考えてたんだろ」
弟「姉ちゃんが帰ってきたら、もうやめようって言わなきゃ」
弟「はは、俺って馬鹿だな……」
弟「まだかな」
カタン
弟「?姉ちゃん?帰ったの?」
姉「……」フラ
弟「姉…ちゃん?」
姉「おと…うとぉ……」
弟「姉ちゃん!どうしたの?!姉ちゃん!」
姉「わたし、わたしぃ……」
弟「どうしたんだよっ!」
姉「私……レイプ……されちゃった」
弟「な、ななな」
姉「どうしよぉ……わたしどうしよう……」
弟「なんだよ!誰にだよ!話せよ!」
姉「怒らないでよぉ」
弟「あ、ごめん、怒ってないよ、姉ちゃん身体は大丈夫なのか」
姉「大丈夫じゃない……」
弟「聞かせてくれる?いやならいいんだよ」
姉「ううん……」
姉「それでそこで……何回も何回も……」
姉「私の初めて、あんたにあげたかったのに……」
弟「くそっ!その薬局屋、ぶち殺してやる!」
姉「だめよ…だめなの……」
弟「だって姉ちゃん!」
姉「私いやらしい写真いっぱい撮られちゃって……何かあったらばらまくって……だから警察にも」
弟「くそっ!くそっ!どうすりゃいいんだっ」
姉「身体洗いたい……」」
弟「あ、ああ、そうか」
姉「でも身体が上手く動かないの……洗ってくれる?」
弟「え?」
姉「お願い……」
弟「いいよ、俺が洗ってやる、待ってて風呂にお湯張ってくる」
姉「ありがとう……やさしいね」
弟「いいか、落ち着いてな、何も考えずにそこで休んでろよ」
姉「うん……」
ドタドタッ
姉「ふぅ……」ニヤリ
弟「姉ちゃん、お湯入ったよ」
姉「ありがとう……」
弟「どう?歩ける?階段大丈夫?」
姉「あは……ダメみたい」フラ
弟「俺がおぶってやるよ」
姉「……」
弟「どうしたの?」
姉「おんぶいや……だっこ」
弟「いいよ、ほら」
姉「ありがと……」ギュッ
弟「はい下ろすよ」
姉「うん……」
弟「服は脱げるね」
姉「……脱がして」フラ
弟「いいの?」
姉「私なんかもうどうなっても……」
弟「馬鹿なこと言うなよっ、ほら脱がすよ」
姉「……」
弟「あれ、このスカートはっと」
姉「こう……」ファサァ
弟「下着は」
姉「……」
弟「脱げるね」
姉「……」フラ
弟「じゃあ後ろ向いて」
姉「うん……」
弟「はいっ、じゃあ先に入ってて、俺腕と足捲ってから入るから」
姉「脱いで来て……」
弟「えっ」
姉「私だけ裸じゃ恥ずかしいもん……」
弟「でもさ」
姉「しくしく」
弟「わかった」
弟「どこから洗う?」
姉「胸と……おまた」
弟「えっいやそこは」
姉「だってここが一番汚されたんだもん……」
弟「ごめん、悪かった」
姉「洗ってくれる?」
弟「うんいいよ」
弟「……」ゴシゴシ
姉「……んっ」
弟「……」ゴシゴシ
姉「……はんっ」
弟「……」ゴシゴシ
姉「……あんっそこは」
弟「あっごめん」
姉「もっと……」
弟「……」ゴシゴシ
姉「あ……んっ」
姉「ねえ……」
弟「なに・……」ゴシゴシ
姉「私もうお嫁に行けないよ……」
弟「そんなことないよ……」ゴシゴシ
姉「ううん、行けない……」
弟「……」
姉「もう私……ずっと独りだ」
弟「……俺がいてやるから」ゴシゴシ
姉「ほんと……んっ……嘘でもうれしい」
弟「嘘は言わないよ」
姉「ありがと」ニヤリ
弟「はい、これで終わりかな」
姉「まだ……だよ」
弟「洗い残してる?どこ」
姉「この……中」
弟「中って……そこは」
姉「汚された…中に……出されて……」
弟「よせよっ、思い出さなくていいから」
姉「洗いたい……洗って欲しい……」
弟「でも洗うって、どうすれば……あ、シャワーで」
姉「ううんそれで……さっきから立ってる……」
姉「立ってるよね……」
弟「ごめん、なんでこんな時に、ごめん」
姉「いいよ……それで洗ってくれないかな」
弟「これで洗うって」
姉「入れてよ……あんたので忘れさせて」
弟「でも……」
姉「そうだよね、穢されたお姉ちゃんなんか嫌だよね……」
弟「嫌じゃない!嫌じゃないよ」
姉「じゃあ……抱いて……」
弟「姉ちゃん……」
弟「ここでいいの」
姉「ここで……このまま……抱きしめて」
弟「姉ちゃん、綺麗だよ、全然汚れてない」
姉「……ありがとう」
弟「姉ちゃん」
姉「……きて」
弟「……」グッ
姉「んっ!……あ……あ…あっ!」
弟「姉ちゃん……」ググッ
姉「あっ!痛っ!ちょっと!痛い痛いって!」
弟「姉ちゃん……?」グググッ
姉「いってぇぇぇぇっ!!」
姉「抜いて抜いて……とりあえず……抜いて」
弟「姉…ちゃん?」
姉「ひーん痛かったよぉ……初めては痛いってほんとなんだぁ」
弟「初めてって」
姉「あ……」
弟「姉ちゃん」
姉「……なにかな」
弟「騙し……てた?」
姉「えーあーっとね……うんごめん」
姉「あー血出ちゃってる」
弟「うそ……だった」
姉「ああでもね、危なかったのはホントだよ」
弟「……」
姉「おっぱいギュウって揉まれちゃったんでさ、そばにあった花瓶ぶちかまして逃げてきたんだよ。ホントに危なかったんだよ、ホントだよ」
弟「……」
姉「怒ってる……よね」
弟「……」
姉「あ……」
弟「……」
姉「あのね」
弟「……よかった」
姉「えっ」
弟「何もされてなかったんだ……」
姉「あんた」
弟「よかった……」
姉「ごめんなさい」
弟「……」
姉「ごめんなさい」
弟「ん……いいよ、何もなかったんならそれでいい」
姉「……」
弟「……」
弟「じゃ、上がろうか」
姉「えっ?」
弟「えっって」
姉「続きしないの?」
弟「あのね」
姉「なんでよう」
弟「痛がってたじゃん」
姉「次は我慢できるよぉ」
弟「第一もう立ってないし」
姉「あ」
弟「ビックリして縮んじゃった」
姉「あーあ」
弟「さあ」
姉「寒い風邪引いちゃう、もいっかい湯船入る」
弟「ならどうぞ」
姉「あんたも」
弟「ええっ」
姉「照れなくていいじゃん、もう他人じゃないのに」ジャポン
弟「もともと他人じゃないだろ」
姉「いいからこっち来て、来ーて、こーこ」
弟「はいはい、じゃその代わり質問するよ」ジャポン
姉「なによ、つかもっとこっち寄って」
弟「なんで嘘付いたの?俺を笑いたかったの?」
姉「違うよ、私も必死だったんだよ」
弟「必死?」
姉「だって、帰るの遅くなったしさ、時間たってあんたが冷めちゃってるんじゃ無いかなと思ったんだよ」
弟「冷めるって」
姉「やっぱりやめようとか思わなかった?」
弟「それは……思ったけど」
姉「でしょ、それで襲われそうになったのを利用して寝取られっぽくしてみたんだよ」
弟「寝取られって……」
姉「あんた寝取られ好きなんでしょ?興奮するんでしょ?」
弟「ちょ、そ、ま……だいたいそんな言葉なんで姉ちゃんが」
姉「秘密の書棚」
弟「中まで読んでるのかよ」
姉「だってあんたのこと知りたかったんだもん」
弟「ああもう」
姉「ね、ね、お姉ちゃんが取られちゃって興奮した?」
弟「しねえよ、あんなのは空想の中だけで充分だよ、俺もうどんだけショックだったか」
姉「ごめん……でもあんた……立ってたじゃない」
弟「それは……」
姉「じゃあどうして立ってたのよ」
弟「あれはその……姉ちゃんの身体洗ってて」
姉「ほう?」
弟「綺麗で柔らかくてピクピクしてて……」
姉「むふふ」ピト
弟「うっ」
姉「その柔らかいピクピクが今あんたの横にあるんですけど」プニプニ
弟「うあ…」ムクリ
姉「ねえねえ」プニプニ
弟「よせって、これ以上はダメだって」モッコリ
姉「やん、おっきくなってるぅ」
弟「……姉ちゃんが悪いんだからな」
姉「そうだよね」
弟「責任取ってもらうからな」
姉「いいよ、ほら」
弟「姉ちゃん!」ガバッ
姉「きゃあ」ギュウ
弟「またやっちゃった……」
姉「何回目かしらねえ、コンドームがぁひいふうみいよいつむう……六つあるよ」
弟「ああ、どうしよう」
姉「大丈夫だって、薬局出るときに1ダースほど持ってきたから当分無くならないよ」
弟「違うってって、そんな持って来ちゃったの?泥棒じゃん」
姉「人聞き悪いわね、ちゃんとお金置いてきたわよ、一個分だけど、それにあっちは強姦未遂よ」
弟「それもそうか」
姉「そうよ、だからもう一個使う?」
弟「いやだから」
姉「なによ」
弟「こんなことしちゃっていいのかなって」
姉「いいわけ無いじゃない」
弟「あれあれ?うわあそういうこと言っちゃうの?」
姉「だけどあんたずっと私のそばにいてくれるんでしょ」
弟「それは」
姉「言ったよね、言ったよね」
弟「言いました……でもあれは」
姉「だったら平気じゃん、ねっ」
弟「ああ……うん、そうだね」
姉「へへえ」
弟「姉ちゃん!」ムニュウ
姉「ああん」ギュウ
弟「またやっちゃった……」
姉「はぁはぁ……初めてイッちゃった……あんた頑張りすぎ」
弟「こんなことしちゃって……」
姉「あ、また言ってる、今度は何」
弟「父さん母さんにバレたら、なんて言われるか」
姉「何も言わないわよ」
弟「そんなことないだろ」
姉「あんたさ、父さん達籍入ってないって知ってる?」
弟「え?知らないよそんなの」
姉「でしょうね、私も知ったの最近だもん」
弟「でもなんで」
姉「そりゃあの二人」
弟「?」
姉「兄妹だもん」
弟「マジかよ……」
姉「本当よ、形式的には私たちは父さんの養子」
弟「うわ……」
姉「肉親に惹かれるって遺伝かしらね、どう驚いた?」
弟「そりゃ……でも姉ちゃんの言うことってほんとかどうか」
姉「ふふ、まあ別にいいじゃない、どっちでも、そのおかげで私たちこうして」ギュウ
弟「んあ」
弟「姉ちゃん、好きだよ」
姉「ふふふ」
弟「なんだよその顔」
姉「いいもの見っけ~♪」
弟「えっ何?」
姉「へへっ秘密~」
おしまい
一瞬で気づけてよかった。バレバレやで