1 : 名無しさ... - 20/11/09 22:28:43 zD2 1/32
・設定の元ネタはUNION@IRTV第9回第10回です。
・ここから読んでも大丈夫です。
元スレ
松田亜利沙「ニュース765TV」萩原雪歩「第24回」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1604928523/
松田亜利沙「」ペコッ
亜利沙「皆様、いかがお過ごしでしょうか」
亜利沙「ニュース765TVの時間です」
亜利沙「この番組は、劇場の細やかな日常をお伝えする番組となっております」
亜利沙「申し遅れました。わたくし、キャスターの松田亜利沙です」
亜利沙「よろしくお願いいたします」
萩原雪歩「アシスタントの萩原雪歩です」
二階堂千鶴「同じくアシスタントの二階堂千鶴です」
亜利沙「本日は、この3人でお送りしたいと思います」
亜利沙「それでは、最初のニュースです」
亜利沙「松田亜利沙、感激」
亜利沙「アイドル松田亜利沙が、公私混同して感激していたことが明らかになりました」
亜利沙「大きな会場でのマイクテスト中、アイドル天海春香に対し名言を要求」
亜利沙「『一番後ろのアイドルもちゃーんと見えてるよーっ』との発言を引き出し」
亜利沙「松田亜利沙は感涙したとのことです」
亜利沙「完全にありさの……わたくしのためだけのファンサービスでした。ありがとうございます」
千鶴「良かったですわね」
雪歩「大丈夫? 今もちょっと泣きそうですけど」
亜利沙「はい。もう、メイクは水に強いタイプ以外は施さないようにしたので、大丈夫です」
雪歩「あの、そういうことじゃなくて……」
亜利沙「あ、泣きながらでも進行はしますから、大丈夫です」
千鶴「……それは大丈夫と言えるんですの?」
亜利沙「続いてのニュースです。萩原さん」
雪歩「はい」
雪歩「萩原雪歩、サンマのスムージー開発」
雪歩「アイドル萩原雪歩は最近、スムージーに凝っている模様です」
雪歩「先日は劇場で、サンマを入れたスムージーに挑戦」
雪歩「試食させたアイドル星井美希からは『一瞬で目が醒めた』との」
雪歩「好評をいただけたとのことです」
千鶴「……好評?」
亜利沙「わたくしもいただきましたが、口に広がる生臭さ……一口でギブアップしました」
千鶴「……生?」
雪歩「四条さんが来てくれて助かりました。やよいちゃんが来るまでに処理できて良かったです」
千鶴「……処理?」
亜利沙「続いてのニュースです。二階堂さん」
千鶴「……はい」
千鶴「二階堂千鶴、セレブリティオブセレブリティ」
千鶴「アイドル二階堂千鶴が、セレブリティオブセレブリティを認定されたことが明らかになりました」
千鶴「同じ仕事に来ていたアイドル秋月律子によると」
千鶴「『まるで王族の側仕えをしていた上流階級の子女のように、礼儀作法もばっちり』」
千鶴「とのことです」
雪歩「千鶴さん、すごいですぅ!」
千鶴「ありがとうございます」
亜利沙「それにしてもレジうちといい、ウェイトレスといい、何でもこなせますね」
雪歩「完璧ですね。ユニットを組めた時にも思いましたけど、本当に憧れますぅ」
千鶴「ありがとうございます……でも、まだまだですから、もっと精進したいと思います」
雪歩「流石の向上心です!」
亜利沙「同感です。続いてのニュースです」
亜利沙「白石紬、スマホバキバキ」
亜利沙「アイドル白石紬が、スマホの画面を割っていたことが明らかになりました」
亜利沙「以前にもうっかり落として割っており、また交換に行く必要があるとのことです」
亜利沙「なお、担当プロデューサーから『二度目だと故意と思われるかもしれないな』と言われたのに対し」
亜利沙「『恋などしてません!』といつもの早とちりを発揮した模様です」
雪歩「なるほど、こうやって勘違いが生まれるのですね」
千鶴「……流石にどうかと思いますわね」
亜利沙「なお、この番組が始まる直前に、白石紬さん本人から、最新情報が入りましたのでお伝えいたします」
雪歩「なんですか?」
亜利沙「先程専門店に行きましたが、やはり交換は拒否され、新たに買い直すことになったとのことです」
千鶴「仕方ないですわね」
雪歩「次はスマホカバーも買いましょう」
亜利沙「たしかにそうですよね」
千鶴「誰か教えてさしあげてください」
亜利沙「続いてのニュースです」
亜利沙「真壁瑞希、765プロクイズ女王認定」
亜利沙「アイドル真壁瑞希が、765プロクイズ女王に認定されたことが明らかになりました」
亜利沙「とある番組の特訓のため、アイドル福田のり子、百瀬莉緒が挑むも完敗したのが理由です」
亜利沙「真壁瑞希は、いついかなる挑戦も受けるということで」
亜利沙「何名かは爪を研いで機会を伺っている模様です」
亜利沙「ロコさんや天空橋朋花さんが有力でしょうか」
雪歩「千鶴さんもどうですか?」
千鶴「そ、そうですわね。考えておきますわ」
亜利沙「……ライブの特典」
千鶴「あれは私であって私ではありませんから!」
亜利沙「失礼しました。続いてのニュースです」
亜利沙「横山奈緒、おもちゃになる」
亜利沙「最近、アイドル横山奈緒が、アイドル所恵美のおもちゃになっていることが明らかになりました」
亜利沙「朝が弱く、すっぴんで劇場に来ることも多い横山奈緒をつかまえては」
亜利沙「実験台として、いろいろなメイクを施し、楽しんでいる模様です」
亜利沙「メイクせずともみんなかわいいですからね」
雪歩「それでも、仕事柄、必要なことも多いですから」
千鶴「20歳を越えたら否が応でもやらざるを得ないですわよ……化粧品も結構しますし、大変です」
雪歩「そんな、千鶴さんが使うような高いものは買えませんよ」
亜利沙「そうですよ。わたくしはなるべくリーズナブルなものを選んでますから」
千鶴「……そ、そうですか。失礼しましたわ」
亜利沙「以上でニュースを終わります。ここまでのお相手は、キャスターの松田亜利沙と」
雪歩「アシスタントの萩原雪歩と」
千鶴「同じくアシスタントの二階堂千鶴でした」
亜利沙「それでは皆様、また会う日まで。ご機嫌よう」ペコッ
…………
ハイ、オツカレサマデシタ
亜利沙雪歩千鶴「お疲れ様でした」
亜利沙「お二人ともありがとうございますぅ!」
雪歩「こちらこそありがとう。穴掘ることにならなくて良かったですぅ」
千鶴「……掘る可能性があったんですの?」
雪歩「はい。選んだニュースがニュースだったので……お二人に責められたり、やよいちゃんが乗り込んできたらどうしようかと」
亜利沙「前者はともかく、後者は恐ろしいですね」
千鶴「たしかに、食べ物で遊ぶと怖いですからね」
雪歩「遊んだわけじゃなくて、真剣だったんですけど……せめて焼かないといけないなって、学びました」
亜利沙「それまでは美味しいのばかりでしたから……あまり冒険しないでくださいよ」
雪歩「……善処するね♪」
千鶴(……またやりそうですわね)
横山奈緒「みんな、お疲れさん!ちょっとかくまって!」
亜利沙「あ、ありがとうございます。奈緒ちゃん、どうしました?」
奈緒「今な、恵美につかまらんように、逃げてきたとこ」
雪歩「なんで逃げてきたの?」
奈緒「いや、今度はナチュラルメイクに1時間かける!って宣言されてたから……ナチュラルってなんやねん!」
亜利沙「それはそうかもしれませんね」
奈緒「そもそも、そんなに遊ばれるのはしんどいわ」
千鶴「というかメイクして来れば良いのでは?」
奈緒「過ぎたこと言うてもしゃーないわ。それで、今から5分でメイクするから、終わるまで」
所恵美「みぃつけた♪」
奈緒「ひっ」
亜利沙「あ、恵美ちゃん」
恵美「みんな、生放送お疲れ様!」
亜利沙「ありがとうございます! どうされました?」
恵美「いやぁ、奈緒を見かけたから……ほら、やっぱりすっぴんじゃん。ま、すっぴんでもかわいいんだけど」
奈緒「い、いやぁ、それほどでも」
恵美「今からメイクするんでしょ? アタシがやってあげるね♪」
奈緒「あの……できれば時短でおねしゃす」
恵美「しょーがないなぁ。1時間で済ませるよ」
奈緒「時短してそれなん!?」
恵美「とにかく行くよ。それじゃみんな、まったねー」ズリズリズリ
奈緒「ぁぁぁ……」
ガチャ バタン
亜利沙雪歩千鶴「……」
亜利沙「優秀なメイクさんがついて良かったですね」
千鶴「そ、そうですわね」
雪歩「そ、そうなのかな?」
おわり