夢見りあむ「というわけで、これといって取り柄もないぼくが、総選挙3位だなんてめっちゃやむ!」
りあむ「これは夢に違いない……」
りあむ「おやすみ……」スピー
zzz……
元スレ
【デレマス】半熟娘。あなたからのキスマークは全身に……
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1558915896/
りあむ「げへへ……総選挙1位でシンデレラだよ……」
りあむ「……」
りあむ「…………夢…………」
りあむ「……やっぱり夢か……そうだよね、ポッと出のぼくが50位以内どころか、3位だなんて……」
?「うん、夢だよ」モミモミ
りあむ「だ、誰?!ぼくの汚部屋に入り込んで、えっち風船をマッサージしてるのは!?」
愛海「じゃーん!ボク、アツミえもんだよ」パンパカパーン
りあむ「パクリ!!」
りあむ「というか、お前の存在が夢じゃないのか!!」
愛海「ふーん。こうされても?」モミモミ
りあむ「……うぅ……あぁ…夢……じゃ、ないの……はァんっ!」
愛海「自覚したみたいだね。なら、今からトップアイドルになる極意を教えてあげるよ」モミモミ
りあむ「と……とりあえ…ァぁっ。そ、それ…やぁぁん!…ハァハァ……やめて……」
愛海「まずは、色んなアイドルとお付き合いして、色んな情報を得る!」
りあむ「なるほど、成功例を辿っていけば、こんなぼくでも、ちやほやされる一流アイドルになれると」
愛海「いや、無理じゃないかな?」キッパリ
りあむ「やむ!!」
愛海「情報だけ得てもねぇ。いくら人気でも体が動かないようじゃ……ダンスも歌も下手なアイドル見て楽しい?」
りあむ「ぐっ……正論」
愛海「なら1にレッスン、2にレッスンでしょ。さぁ、れっつエナンザム!!」
りあむ「えええええ!」
―レッスン中です
りあむ「夢だからか、なんとなく軽々できちゃうね」セッセノセ
愛海「マストレさーん。キルモードで」
マストレ「おっけ」
りあむ「少しはすこってよ!!」
りあむ「ぜーぜー、そういえば、お付き合いして情報を得る話はどうなったのさ……」ハァハァ
愛海「ん?あれを見て」
穂乃香(夏美さんが終わるまで頑張る……)
夏美(穂乃香ちゃんが終わるまで頑張るか……)
愛海「あの二人、かれこれ6時間はやってるよ」
りあむ「ただの共倒れ一直線だよ!!」
愛海「まぁ、それはともかくとして、他人のレッスンぶりも見た方がいいと思うから」モミモミ
りあむ「だ、だから…ァんっ!」ハァハァ
愛海「とりあえず真奈美さんと一緒か、いつきさんと一緒か、清良さんと一緒か選んでいいよ」
りあむ「もっと優しい世界ぷりーず!!」
愛海「なら、トライアドと一緒か、ピンチェと一緒か、ポジパと一緒かなら?」
りあむ「……ポジパだけは勘弁だよ。茜ちゃんについていける自信がないよぉ……」
りあむ「あと、ピンチェって響子ちゃんの例のお掃除があるんだよ……ね?やむ……」
愛海「なら……」
加蓮「ようこそ。トライアドプリムスのレッスン講座へ」
りあむ「よろしくお願いするよ!」
奈緒(なぁ、本当にやるのか?)ヒソヒソ
凛(加蓮がやりたがってるからね)ヒソヒソ
りあむ「何?何があるの!?」
加蓮「大丈夫だって。とりあえず団結力をつける為、お揃いのネイルアートをするから」
りあむ「え?うわぁ……加蓮ちゃんにネイルをしてもらえるの?」
加蓮「……言質は取ったよ」
奈緒「はいはい」
ガシッ
りあむ「え?……あ…やっぱ!」
加蓮「そーれ」
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ
りあむ「ひゃははははははははははっ!やめっ!やめてぇ!!」
りあむ「やむ……ヒドイ目にあったよぉ……」
愛海「じゃあ、次は142'sのレッスンにご招待~」
りあむ「え゛……幸子ちゃんに小梅ちゃんに輝子ちゃん?」
ポヤポヤポヤ
………………
ヴォォォォォン
幸子「さぁ、高度2万メートルから落下傘で降下するレッスンですよ!」
幸子「落ちていく間に、どれだけカワイイ顔ができるかがポイントですからねぇ!」
……………………
りあむ「とか」
ポヤポヤポヤ
………………
小梅「えへへへ。ここは本当に霊障がひどいから、芳乃ちゃんやこずえちゃんぐらいしか来れなかったんだ……」
小梅「あ、さっそくいっぱい来たよ。ほら……もう爪先から動けなくなったよ…ね」
小梅「そのまま……ダンスのレッスンを…始めるから……楽しみだね」
………………
りあむ「とか」
ポヤポヤポヤ
………………
輝子「ふひひ……このキノコを手にしてどれだけ声を出せられるか……」
輝子「手に取ったら最後……痺れに血液硬化に心臓停止が待ってるぜ……」
輝子「ひひ……ひぃ……ひゃっはー!!」
………………
りあむ「ってこと!?」
愛海(当たらずとも遠からずだろうなぁ……)
―案の定、幸子と降下して、小梅と心霊スポットを巡り、輝子ときのこ狩りにいきました
りあむ「や……む…………」パタリ
愛海「あはは……さすがにボロボロだよねぇ」
トゥルルル
愛海「あ、もしもし。プロデューサー?うん、うん。頑張ってるよ。幸子ちゃんとかと一緒に行動できるぐらいにね」
愛海「うん、やっぱりプロデューサーやトレーナーさん達の指導より、アイドルからの叱咤激励がりあむさんには有効みたいだね」
愛海「本当に好きなんだね……え?お前ならわかる?……まぁ…ね」
愛海「うん、うん。頑張ってるなら最後にご褒美を?……なんだかんだでプロデューサーも甘いねぇ」
愛海「じゃあ、最後にお仕事だよ」
りあむ「も、もう少し休ませて……む、むーりー」ハァハァ
愛海「乃々ちゃんの真似なら『むーりぃ』だからね。じゃあ有無を言わさずに連れて行くから」ズルズル
りあむ「す――ーこ――ーれ――ーよ――ー!」ズルズル
「機材調整入ります!」
りあむ「あ、あの……」
「もう少し、チークを効かせて」
「はいっ」
りあむ「なんで……ステージの衣裳を?」
バタン
あかり「ミニライブがあるからんご!」
りあむ「あかりちゃん?」
あきら「#主役が出番を知らない?」
りあむ「うぅ……やんでいる間に連れてこられたから……」モジモジ
凪「いまから、ちやほやしますから、いつでも凪を残して一人で散華できる準備を」
りあむ「なんで!?ぼく、ライブが終わったら解雇されちゃうの?!」
颯「そんなことに気後れしちゃダメ。アイドルという憧れの存在が、自分自身になっただけだよ」
りあむ「あ……アイドル……」
ちとせ「そうそう、短い人生。エンジョイしなくちゃつまらないよ」
千夜「まぁ、どう転んでも炎上しそうですがね」
りあむ「やっぱ、やむ!!」
「本番10分前!」
…………
ステージに立ったぼくはサイリウムの波に飲み込まれそうになった
こんなにでっかいステージ。いっぱいの機材。そして客席には、こんなに沢山の人、人、人……
もしぼく一人、失敗したら。歌詞を間違えたら間違いなく炎上するんだろうなと確信できる
正直、泣きたい。逃げたい。走り出したい
でも、今は後ろに頼りになる仲間達がいる。今まで色んなアイドルと一緒にやってきたことすべてがある。それらがぼくを
ステージのセンターへと突き飛ばす!!
『オタク共ーっ!ぼくをすこれぇぇぇぇぇぇぇ!!』
…………
りあむ「むにゃ……」
りあむ「…………」
りあむ「……はっ」
りあむ「……夢?」
やっぱり夢だったんだな。こんなぼくが……大それたことなんか
コトッ
これは……パラシュートのピン?……あの時、お守りにもらった……?
嘘……じゃあ…………
「……」
「……りあむ」
「……夢見りあむ」
「いい加減に目を覚ませ、このザコメンタル!!」
ポカ
痛い……やっぱり
夢じゃなかったんだ……
モバP(以下P)「おら!レコーディングに合わせて歌のレッスンがあるだろう!」
りあむ「うぅ……もっとやさしくしてよ。オジャ魔女ど○みの歌詞みたいにやわらかいマシュマロみたいにさぁ」
P「……」
スチャ
P「もしもし、マストレさん?りあむのヤツがスペシャルでグレードなメニューを希望だそうですよ」
りあむ「うわーん!しんでやるー!いや、しにたくないよ!!」
P「どっちだよ……とりあえず俺の為には生きてくれ」
りあむ「え……それって(///)」ポッ
P「会社の売上的にだよ!」
りあむ「ひどい!!」
愛海「……結局、プロデューサーもなんだかんだでへたれだよね」モミモミ
千枝「あ、あつ……んうッ!……だめェ……」ハァハァ
桃華「まぁ、一段落しましたし、お茶受けにどうぞ」
コトリ
ありす「これは……銀座の一流店の超高級スイーツじゃないですか!」
桃華「櫻井家にとっては造作もありませんわ」
りあむ「わー、何々?おかしー?」
P「今からレッスンで大丈夫か?」
桃華「よろしかったら、お一つどうぞ」
りあむ「わー、うちでよく食べてたんだ。これ」パクパク
ありす「っ!?」
P「あ、こいつん家も意外に金持ちだったな」
千枝「そうだったんですか……」
りあむ「よーし、おたく達にすこられる為にがんばるぞー!」
みんな「まってちがう」
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
15 : 以下、名... - 2019/05/27 16:43:54.52 oFV8PVjDO 15/15正直、りあむのより千枝や桃華の胸を(ry
ではありがとうございました