1 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 18:47:33.06 p6T2FulGO 1/19


「あれ?プロデューサー、お昼は?

「ん?ああ、ちょっとな……買いたい物があるから節約中なんだ」

「……体に悪いよ?その買いたい物っていうのは、今すぐ必要なものなの?」

「まあ、そうだな。ブランド物は流行が大事だし。それに、早く渡した方が喜んでくれるだろうしな。ははは」

(ブランド物を、プロデューサーが誰かにプレゼント……?)

(よし、今日で十万円貯まるな。貢ぐブランド品を買う為って自己暗示しての貯金法、思いの外効果的だぞ)ホクホク



元スレ
モバマスP「風俗嬢に貢いでる設定で節約するの超オススメ」凛「…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350726453/

20 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 19:50:02.56 FqsfF2Tz0 2/19

「とりあえず、お菓子あるから食べて。何か入れないとホントに大変だよ」

P「お、悪いな凛」ヒョイヒョイ

「ちなみにいくらぐらいの物買うの?」

P「……考えてなかったな。とりあえず目標は20万ほどのだ」

「にじゅっ……!?」

P「結構良いペースで貯まってるから別に無理って訳じゃないけどな」

(なんでそんな高い物買う必要が……私にはよく分からないけど)

「相手の人が欲しいって言ったの?」

P「……そうだな」

「……」


22 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 19:56:41.85 FqsfF2Tz0 3/19

「プロデューサー」

P「なんだー?」

「……もし私がその立場なら、ご飯を抜かせてまでブランド物が欲しいとは思わないよ」

P「お、やけに噛みつくな凛」

「別に、そんなつもりじゃないけど……」

P「心配するな。別に悪いことに使ってるわけじゃないんだからな」

「……分かった。信じるから」

P「サンキュ」


P(なるほど、風俗嬢の脳内設定をある程度固めたらより自己暗示の効果が増すな)

P(いやー凛のお陰で節約が捗る)


25 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:05:17.57 FqsfF2Tz0 4/19

「ちひろさん」

ちひろ「怖い顔してどうしました?」

「してません……プロデューサーが、今節約生活してるって知ってますか?」

ちひろ「さっきの話は聞きましたけど、私も初耳ですね」

「ブランド物って、ちひろさんへのプレゼントじゃ?」

ちひろ「それはないと思いますよ? ちょっと前に、『ブランド物には興味が無い』って話をしたばっかりですし」

(ちひろさんじゃ、ないか……)

ちひろ「そんなことより凛ちゃん、もうすぐレッスンですよ。大切な人の事で悩むのは分かりますが……」

「ち、違いますから……行ってきます」


(……別に、誰にプレゼントしてもいい。頑張って節約してても、私には関係無い、うん無いから)


27 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:10:24.65 FqsfF2Tz0 5/19

―――

トレーナー「はい、ストップ」

「……?」

トレーナー「凛ちゃん、レッスンに身が入ってないですよ。どうしたんですか?」

「……すみません」

トレーナー「ちょっと休憩にしましょうか。一旦落ち着きましょう」


トレーナー「普段の凛ちゃんから考えたら珍しいですよね。何か悩み事でも? 私で良かったら聞きますよ?」

「……例えば」

トレーナー「はい」

「トレーナーさんにお付き合いしている男性が居るとして、プレゼ……」

トレーナー「……」

「……居たらすみません」

トレーナー「い、いえその、居ませんけど……///」


29 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:18:59.01 FqsfF2Tz0 6/19

「えっと……その人が無理に節約して高級ブランド品を買って、トレーナーさんにプレゼントしたらどう思います?」

トレーナー「やっぱり無理はして欲しくない……かな。嬉しくないですよ」

トレーナー「あと、私も一応女ですしお洒落には気を遣いたいですが、あまり高級品には興味は無いですね……普通で良いです」

「なるほど……」

(なんか、トレーナーさんでも無さそう……後は誰か居たかな)

トレーナー「凛ちゃん、その人に正直に凛ちゃんの気持ちを伝えた方が良いですよ」

トレーナー「黙ってたらドンドン先に進んでしまって手遅れになります」

「……その方が、いいんでしょうか」

トレーナー「アイドルとしてあまり良くないかもしれませんが、私は凛ちゃんの恋を応援してますよ」

「トレーナーさん、その、違います……私の事じゃないですから……」

トレーナー「あら? そうなんですか、早とちりしてしまいましたね」


32 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:24:38.96 FqsfF2Tz0 7/19

―――


(トレーナーさんはあぁ言ってたけど)

(正直、私にそこまで言う権利は無いんだよね)

(別に、プロデューサーとそこまで親しいって訳でもないし)

(やっぱり誰が誰にプレゼント渡そうが私には関係無い話だ)


「戻りました」ガチャ

P「おう凛、お疲れー」

「スケジュール、この後は入ってないよね? 私もう上がるから」

P「凛、何か機嫌悪くないか?」

「何でもないよ。じゃあ。節約頑張ってね」

P「? おう、気をつけて帰れよ」


36 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:30:42.07 FqsfF2Tz0 8/19

―――


「おはようございます」ガチャ

P「おはよう凛。もうすぐ出るからな」

「分かってる」

P「えーっと今日は……雑誌のインタビューにラジオ収録に……と」

(……なんかプロデューサー、痩せたな……)

(まさか、まだ節約終わってないのかな)


39 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:37:39.16 FqsfF2Tz0 9/19

「……ねぇプロデューサー。この前の節約の話、どうなったの?」

P「とりあえず目標値には到達出来たから、次に向けて節約してるとこだよ」

「つ、次!?」

P「次は50万だよ」

「冗談だよね?」

P「いや、別に冗談でもないんだけど……」

「何50万って……指輪でも買うつもりなの?」

P「……あぁ指輪ならそれぐらいするだろうな」

(こんなにポンポン買っ、て……?)

(ちょ、ちょっと待って、嘘だよね。それは、無いよ絶対)

(でも……他に何が考えられる?)


54 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:48:36.13 FqsfF2Tz0 10/19

「……ねぇプロデューサー」

P「なんだ、もうすぐ出るぞ」

「なんでそんな女の人に貢ぐようなことしてるの?」

「相手の人は、そこまでさせて何とも思ってないの?」

P「貢ぐなんて、そんなことは無いぞ。ただのプレゼントだって」

「ごめん、私にはそうは見えない」

P「凛、何かあったのか? 」

「……何かあったのは、プロデューサーの方だよ」

P「はぁーっ……とりあえず行くぞ。話の続きは後でだ」

「誤魔化さないで」

P「仕事だぞ。それをどうでもいいって言うのか? お前らしくもない」


65 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 20:54:15.72 FqsfF2Tz0 11/19

「……」

P「ほら、行くぞ」

「……分かった。でも、私は納得してないから」

P「……そうか」

(まさか……プロデューサーに限って……)

(信じたくはなかったけど、本当に女の人にプレゼントしてたんだ)

(やっぱり関係無くない。プロデューサーは疲れてる。そうしたら、私の仕事に影響が出るから)

(それに……なんか嫌だし)


P(ん~……ちょっとマズイことになった。これじゃ貯金が進まなくなるぞ)

P(かといって『ちょっくらキャバ嬢に貢ぐ為に』なんて間違ってもアイドルの前で言えたもんじゃない)


69 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:00:50.22 FqsfF2Tz0 12/19

―――


(思ってたより、長引いちゃったな……)

(いつもならこんなこと、ないのに)

P「お疲れ凛。家まで送ってくから」

「事務所に戻るよ、忘れ物したし……プロデューサーとの話が終わってないから」

P「……」


P「で、どうすれば納得してくれるんだ?」

「前のと今回のを合わせただけで70万だよ、納得出来る訳無い」

P「でも、俺の稼いだ金だ。どう使っても俺の自由だろ?」


81 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:10:26.26 FqsfF2Tz0 13/19

「確かに自由だよ。でもそれは必要な出費分を引いての分だけだと私は思う」

「ご飯を抜くのは良くない。プロデューサーが私に言ったよね? 3食しっかり食べろって」

「一緒にトップ目指そうって言ってくれたのに、プロデューサーがそれをしないのはおかしいよ」

P「だから、俺は無理をしてるつもりはないんだって。ほら、凛がお菓子よくくれるし」

「じゃあもうお菓子あげない。そうしたら3食摂るでしょ?」

P「いや、お菓子があったらより安全だなーってだけでだな」

「……馬鹿」

P「え?」

「……もういい。はっきり言うから。女の人に貢ぐの止めて。なんかイヤだから」


93 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:17:43.40 FqsfF2Tz0 14/19

「それで何が貰えるの? そんな何十万もお金出して、虚しくならないの?」

「お願いだから目を覚まして。私はそんな人にプロデュースして欲しくない」

「ちひろさんとか、トレーナーさんとか、私の知ってる人……でも貢ぐのはイヤだけど」

「とにかく嫌だから止めて。仕事に影響が出たら、私も上に上がれない、し」

P「……」

「聞いてるの? プロデューサー」

P「……あー……分かった。言うよ」

「ホント? もうしない?」

P「ただの貯金だよ。そういう設定にした方が節約が捗るんだ」


102 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:22:02.65 FqsfF2Tz0 15/19

「え?」

P「回りの人もそう思っておいてくれた方が何かと良いから言わなかったんだけどな」

「設定?」

P「風俗嬢に貢いでる設定で節約するの超オススメ」

「風俗嬢……」

P「黙ってて悪かったよ」

「……やっぱり馬鹿だった。こんな人に振り回されて馬鹿みたい」

P「だから悪かったって。馬鹿でもなんでもいいから」


107 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:34:17.27 FqsfF2Tz0 16/19

「そんなに貯めて何するの? 風俗嬢に貢ぐの?」

P「主に次のイベントの活動資金だな。ウチは貧乏だから経費だってまともに出やしない」

「プロデューサーの貯金崩すって、大丈夫なのこの事務所……」

P「凛がトップになれば何とでもなるだろ」

「そんな他人事みたいに……」

P「分かってる分かってる。凛がトップになる為に俺も色々頑張るさ」

P「他のトレーナーとも契約したいし、ユニット方向での売出しも考えてるから、新しいアイドルも迎えたいし……」

「あと、ご飯を3食摂ること」

P「それな」


112 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:41:42.17 FqsfF2Tz0 17/19

―――


「はいコレ。今日のお弁当」

P「あのー凛? わざわざ持ってきてくれなくても良いんだぞ?」

「嫌だよまたお昼抜くから」

P「返す言葉もございません」

「風俗嬢に貢がれたらこっちが困るし」

P「女子高生が風俗風俗言うんじゃありません」

「プロデューサーのせいでしょ? 心配したんだから」

P「……ごめんなさい」

「一緒にトップになるんだから、そういうことは無しだよ」

P「分かってる」

「今日も、頑張ろうね。プロデューサー」


108 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:34:56.14 shTgzkmR0 18/19

つまり間接的に凛に貢いでる事になるよね


113 : 以下、名... - 2012/10/20(土) 21:44:00.23 FqsfF2Tz0 19/19

終わろう
>>108
まぁ問題無いわな


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