1 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 20:38:37.84 5qWhXxMD0 1/37


アルフォート「……いや、お前いつまで付いて来る気だよ」

ピノ「え……?」

アルフォート「お前、妖精仲間を見つけるまで一緒にいるって言ったよな?」

ピノ「うん……」

アルフォート「なのに、せっかく仲間を見つけても結局俺のところに来ちゃうし……」

ピノ「……ごめん」

アルフォート「……」

ピノ「……」ウルウル

アルフォート「はぁ~~…」ガシガシ

アルフォート「分かった 分かったよ ついて来ていい」ハァ

ピノ「!」パァァ

アルフォート「ただし、ミョーなことしたら即、ハエ叩きだからな!」

ピノ「あたいハエじゃないもん!」 ヒュンヒュン

アルフォート「へっ……じゃ、行くか!」 ガチャ

ピノ「うんっ!」 ヒュン



元スレ
アルフォート「次の町に向かうか」 ピノ「行こ行こー!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352201917/

6 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 20:43:18.19 5qWhXxMD0 2/37


───

 炭鉱都市 オーザック

アルフォート「ここがオーザックか……随分にぎやかな町だな」

ピノ「すごーい、ムキムキのお兄さんがいっぱい!」

アルフォート「ここは炭鉱で栄えた町だからな、皆炭鉱夫なんだろう」

ピノ「へぇ~」 ヒュンヒュン

アルフォート「とりあえず宿を探そう」

アルフォート「お、  おい!そこの少年!」

ビーノ「ん?」

アルフォート「旅の者だが、宿を探してるんだ どこか教えてくれないかい?」

ビーノ「ジロッ」

ビーノ「なんだテメー、見慣れねー奴だな ヨソ者か?」

アルフォート(そう言っただろうがクソガキ)

アルフォート「ああ、この町に来たのは初めてなんだ 宿を教えて欲しいんだ」 ニコニコ

ピノ(顔がピクピクしてるー) プクク


7 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 20:47:30.72 5qWhXxMD0 3/37


ビーノ「……チッ しゃーねーな」

ビーノ「あっちの通りをまーっすぐ行って、突き当りを左に行って、2ブロック先を右だよ」

アルフォート「ありがとう! じゃ……」 クルッ

 ガシッ

アルフォート「え……?」

ビーノ「……」 ガシ…

アルフォート「あの、……マントを、離して、くれないかな?」

ビーノ「お礼」

アルフォート「は?」

ビーノ「モノ教えてもらったらよー お礼に何か渡すのが礼儀じゃねーのかー?」

アルフォート「え……」

ビーノ「500フラン」

アルフォート「……」

───

アルフォート「くそー……あのガキぃ……」 テクテク


8 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 20:54:25.05 5qWhXxMD0 4/37


ピノ「たくましい子だったわねー 」

アルフォート「ああいうのは!あさましいって言うんだよ!ロクな大人にならねーぞありゃ!」

ピノ「まーまー」 ヒュン

アルフォート「しかもいつまで経っても突き当りなんて見えねーし……! 一体どこまで歩けば……」

ピノ「そういえば……だんだん建物も減ってるし、人影も少なくなってきたような……?」

アルフォート「お? 看板だ! 宿屋のか!?」

 ザッ

看板『この先、街の出口! 役所で出街許可証を取りましょう!』

アルフォート「……」

ピノ「……出口……」

アルフォート「……」

ピノ「そりゃ人も減るわよね……どんどん街のはずれの方に歩いてたんだから……」

アルフォート「……」

ピノ「あーあ、だまされちゃったね、あの子に」

アルフォート「………」 ワナワナワナ


10 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 20:58:20.01 5qWhXxMD0 5/37


アルフォート「あのガキぃ! 次見つけたらもう……めっためたのギッタギタの……!」

ピノ「ねーねー おなかすいたよー」

アルフォート「あぁ!? 腹なんて……」 グゥ~

アルフォート「……」

ピノ「ね、早くもどろ? そろそろ夕方になっちゃうよー」

アルフォート「……」 クルッ スタスタ…

───

 中心街

アルフォート「戻って来たはいいが……」

ピノ「すっかり暗くなっちゃったねー……」

アルフォート「それもこれもあのクソガキが……」 ブツブツ

ピノ「いいから早く宿を探しに行こーよー」 ヒュン

アルフォート「へーい」

??「アルフォート!!」

アルフォート「え?」


15 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:08:49.16 5qWhXxMD0 6/37


トッポ「アルフォート! 探したぞ!」

アルフォート「トッポ!? どうしてここに!?」

トッポ「お前を追って来たんだよ! この街に来た、って情報はあったが、どこ探しても見つからねぇし……!」

アルフォート「いや、まあ、それはちょっと事情があって……」

アルフォート「というか、何で俺を探しに……?」

トッポ「いいか……落ち着いて聞いてくれよ?」

アルフォート「何だよ、改まって」

トッポ「ホワイトロリータ姫が……さらわれた」

アルフォート「何ぃ!?」

───

 東の大国  都昆布

紗紗「……今一度、申してみよ」

小枝「ホワイトロリータ姫が、かどわかされた模様です……!」

紗紗「……!」

 パチン、と扇子が閉じられる。


17 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:17:27.68 5qWhXxMD0 7/37


紗紗「ついに、始まったか……」

小枝「……」

紗紗「いかに同盟を組めども……条約を交わそうと……所詮筆と紙では人は縛れぬ物よ……」

小枝「……」

紗紗「くノ一小枝よ。 その痴れ者の素性は既に分かっておろうな……?」

小枝「はい……恐らく」

小枝「ジョロキアの手の物かと……!」

紗紗「ふん、やはりな」

紗紗「……」

 しばし目を閉じ、思案に耽る紗紗。

紗紗「よし、分かった」

紗紗「小枝よ 次なる命を与える」

小枝「ハッ……!」

紗紗「国の王女をさらわれたのだ。今のカントリーマァムは、いつジョロキアと戦争になってもおかしくはない」

小枝「……」


23 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:27:26.50 5qWhXxMD0 8/37


紗紗「我ら都昆布は、たった今より、ジョロキアとの一切の同盟を破棄する」

小枝「……!」

紗紗「そして、カントリーマァムと戦線協定を結ぶ……!」

蒲焼三太郎「お、お待ちください姫様……!」

紗紗「なんじゃ、爺 口出しは無用ぞ」

蒲焼三太郎「ジョロキアといえば、世界一とも言われる強大な軍事力を持った国……! 対してカントリーマァムは弱小国!」

蒲焼三太郎「我らがカントリーマァムに肩入れしても、とても利益には……!」

紗紗「……爺 主には見えぬか?」

蒲焼三太郎「は……?」

紗紗「私にはの……怖うて敵わんのじゃ…… ジョロキアが いや、人間というものが」

蒲焼三太郎「は……?」

紗紗「ここらで一つ立ち上がらねば…… 事態は西の諸国に留まらぬ 引いては、我が東の民を戦火に包むこととなろう」

紗紗「爺、民を守るのがお上の仕事ぞ……」

紗紗「利益だ何だとそろばん勘定ばかりで、民が守れると思うかや!!」

蒲焼三太郎「は、ははァ── っ!」 ヘコォ~ッ


25 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:34:39.15 5qWhXxMD0 9/37


紗紗「小枝! 心して聞きや!」

小枝「!」

紗紗「既にマァム国は、姫を奪還せしめんと動いておろう!」

紗紗「西へ渡り、その手助けをしておやり」

小枝「! はいっ!」

紗紗「そして、西側諸国の情報を得てくるのじゃ」

紗紗「我らは戦に備える その万全を期す為には、そちの得る情報が必要不可欠じゃ 頼んだぞ」

小枝「……はい……!」

 シュンッ

蒲焼三太郎「き、消えた!?」

紗紗「ふふ……頼もしい限りよ」

───

 筍の里

小枝「……しばらく、西の方へ行くことになった……」

小梅「西…… 遠いね……」


26 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:41:35.18 5qWhXxMD0 10/37


小枝「またしばらく、留守の間を頼むぞ」

小梅「うん……」

小枝「それじゃあ……行って来る」 スッ

小梅「あ、……お姉ちゃん!」

小枝「ん?」

小梅「……気を付けて……」

小枝「……ああ!」

 シュンッ

小梅「……」 ギュッ


───

 ジョロキア城

ホワイトロリータ「………」

ホワイトロリータ「ん………」 ピク

ホワイトロリータ「う、ん……?」 ムク…



28 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:47:58.51 5qWhXxMD0 11/37


ホワイトロリータ「ここは……」 キョロキョロ

ハバネロ「お目覚めかな」

ホワイトロリータ「!!」

 ダッ

   ジャラ…

ホワイトロリータ「あっ……!」 ズテン

ハバネロ「ふふふ……しっかり鎖でつないでありますよ…… 逃げられては大変ですからねぇ」

ホワイトロリータ「貴方は…ハバネロ様…… どうしてこのような……」

ハバネロ「ふふふ…… 改めまして、ホワイトロリータ姫、手荒な真似をして申し訳ない」

ホワイトロリータ「……」

ハバネロ「……なあに、協力してくださったら、無傷でお返ししますよ」

ホワイトロリータ「協力……?」

ハバネロ「そう…… マァム国の王家に伝わる秘伝の術……」

ハバネロ「邪神・サーターアンダギー召喚の儀……!」

ホワイトロリータ「!!」


30 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:53:04.84 5qWhXxMD0 12/37


ハバネロ「ふふふ……その様子ですと、どうやらご存知のようですなぁ」

ホワイトロリータ「……」

ハバネロ「はるか太古……かつて、世界は闇に包まれ、滅びかけたという」

ハバネロ「邪神・サーターアンダギーによって」

ホワイトロリータ「……」

ハバネロ「しかし、それを封印した魔術師達がいた。 秘伝の術を使ってね」

ホワイトロリータ「………」

ハバネロ「邪神を封印した土地に、彼らはやがて国を造り、より巨大な術を施した……二度と邪神が復活しないように」

ホワイトロリータ「……」

ハバネロ「そう、それがマァム国……そして、王家の人間は……その魔術師の末裔」

ホワイトロリータ「……」

ハバネロ「そう、」スッ

ハバネロ「貴方ですよ、姫」

ホワイトロリータ「………」

───


32 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 21:59:05.92 5qWhXxMD0 13/37


───

アルフォート「おいぃ!? 姫がさらわれたってどういうことだよ!?」 グイグイ

トッポ「ぐえぇ!? 絞まる!絞まってる!!」

ピノ「アル!落ち着いてぇ!」

トッポ「ゴホゴホ… ジョロキアだ…… ジョロキアの連中が、姫をさらっていった……!」

アルフォート「ジョロキアが……?」

トッポ「ゲホ… そうだよ 何でか分からねぇが…… というか、あの軍事国家ジョロキアだ……何したっておかしくねぇさ」

アルフォート「クソっ……! こうしちゃいられねぇ!」

トッポ「お、おい! どうする気だよ!」

アルフォート「決まってんだろ! ジョロキアんとこに乗り込むんだよ!」

アルフォート「そんで姫を奪い返して!ついでにハバネロをブッ殺す!!」

トッポ「落ち着けよ!!一人じゃ無理だって!!」

アルフォート「あぁ!? じゃあほっとけっていうのかよ!! 姫をさらわれたんだぞ!!」

トッポ「ったく……熱くなりやすいのは昔から変わんねーな……」

トッポ「言っただろ、『一人じゃ』無理だ、って」 ニッ


46 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 22:13:13.21 5qWhXxMD0 14/37


アルフォート「どういうことだよ?」

トッポ「ここに来たのは、俺だけじゃないぜ」

アルフォート「えっ?」

トッポ「一旦お前を探しにバラバラになったけどな……そろそろここに集まる時間だ……」

アルフォート「え……一体誰が」

??「あっ! アルフォート……!」

アルフォート「え?」 クルッ

エリーゼ「アルフォート……! 会いたかった……!」 ウル…

アルフォート「エリーゼ!?」

トッポ「いや~、エリーゼちゃんもなぁ、危険な旅だってのにお前の為に回復魔法の腕を磨いて成長して……」

アルフォート(せ、成長したのは魔法の腕だけじゃないような……) デヘヘ

エリーゼ「……?」 タユンタユン

アルフォート「あ、いや、いや~ 久しぶり! すっかり、その、キレーにな、なったねッ!」

エリーゼ「えっ…//// そ、そんな……」 カァァ…

アルフォート(楽しい旅になりそうだぜ……!)デヘヘヘ


49 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 22:22:03.24 5qWhXxMD0 15/37


トッポ「あ、そうそう……まだもう一人……」

アルフォート「え……?」

??「あぁ~~っ! いたぁ!!」

アルフォート「っ!? こっ、この声は!?」

チェルシー「んもう! どこほっつき歩いてたのよ!」

アルフォート「チェ、チェルシー!?」

トッポ「チェルシーもなぁ、お前の為にどうしても付いて来たいって……」

チェルシー「い、言ってない!! 私はただ、姫様の為にお役に立ちたいから来たんであって……!」

アルフォート「マ、マジで来んの!? ちっちゃい頃から暴力振るわれた記憶しか無いんですけど!?」

チェルシー「ふん! アンタだけじゃ姫様を取り返せるか不安だから、付いてってあげるわよ」 ツン

アルフォート「うへぇ……」

アルフォート(エリーゼちゃんだけなら良かったのに……) チラチラ

エリーゼ「……?」 ////

チェルシー「何エリーゼを変な目で見てんのよ!」 ボカッ

アルフォート「いでぇ!?」


54 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 22:40:52.84 5qWhXxMD0 16/37


トッポ「ま、これからよろしくな! アルフォート!」

アルフォート「はぁ……まあ頼もしいっちゃ頼もしいか……」

 ザワザワ…

アルフォート「……?」

 ざわざわ… ドヤドヤ ザワッ…

ピノ「何だか急に騒がしくなったようなー……?」

エリーゼ「どうしたのでしょう……?」
 
 メリ… メリメリ…

チェルシー「見て……! 門の扉が……!」

 ドッゴォォォォォン!!

トッポ「何だぁぁぁぁああぁッ!!?」

ピノ「扉が爆発したよーっ!?」

??「ククク……ハーッハッハッハぁ!!」

アルフォート「何だあいつらは……!?」

カラムーチョ「さぁ!お前らテイコーはやめて大人しくするチョ~!!」


62 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 22:50:58.36 5qWhXxMD0 17/37


 「盗賊だ!」 「逃げろー!」 

 キャーキャー ワーワー

カラムーチョ「ほらほらぁ! 金目のものを出すチョ~!」

スッパムーチョ「さもなくば皆蜂の巣ッチョ!」

トッポ「盗賊だと……!?」

エリーゼ「た、大変……!」

アルフォート「……」



63 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 22:51:44.24 5qWhXxMD0 18/37


カラムーチョ「うひひひ、この街は金がいっぱいありそうだチョ~」

スッパムーチョ「ボス! 今日はいっぱい儲けれそうだッチョ!」

ド ン
首領・タコス「…ククク……」


 「あ、あいつらタコス盗賊団だ!」

  「もうこの街は駄目だぁ……」


トッポ「………おい、アルフォート」

アルフォート「……ああ……!」

アルフォート「やるしかないな……」

エリーゼ「……」コク…

チェルシー「……」 グッ

ピノ「……」 ヒュン

アルフォート「皆……行くぞ!!」 キッ

 
   To be continued....


64 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 22:52:31.30 5qWhXxMD0 19/37

この後考えてない


65 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 22:53:29.80 nq2/ETs30 20/37

打ち切り漫画かお前は


69 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:03:17.11 5qWhXxMD0 21/37

ちょっと待ってて ダイジェストで完結まで書いてく


71 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:07:18.85 5qWhXxMD0 22/37


色々あった後

───

小枝「……ふぅ……ここまで来れば追手を撒けたか……」

 サラサラ…

小枝(……冷たくてきれいな川……水浴びしたら気持ち良さそうだな……)

小枝(……最近ゆっくり体を洗う暇も無かったし……)

小枝「……」クンクン

小枝「………」

───

アルフォート「くそー……あいつら何処行ったんだよ……」

アルフォート「ブラックサンダー(馬)もどっか行っちゃうし……はぁ……」 ガサガサ

アルフォート「喉乾いたな……」

 パシャパシャ

アルフォート「! 水の音……!」

アルフォート「川だ!」 ダッ


76 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:14:08.61 5qWhXxMD0 23/37


小枝「……」 パシャパシャ

小枝「ふぅ……ああ、気持ちいい……」 パシャ…


アルフォート「うひょー! キレーな川が……」

小枝「……」

アルフォート「……」

小枝「……」

アルフォート「……」

アルフォート「ぶはっ!?」 ダクダクダク

小枝「イヤアアアァァァ!!」////

アルフォート「いやっ、これは、違…!? ありがとうございま…いや、ちが、な」

小枝「なに奴ッ!?」 シュバババババ!

アルフォート「手裏剣!?クナイ!?」 ガキンガキン!

小枝(はじき落とした!? タダものでは無い!?)



78 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:17:38.06 5qWhXxMD0 24/37


アルフォート「あ、ほら、あの、話を聞い……」

小枝「鎖分銅ーっ!!」 シュルルル!!

  ボコォッ!!

アルフォート「ふぎゃあ!?」

 フラフラ…  ドテーン

アルフォート「……」 キュ~

小枝「……はぁ……はぁ……」

 それが勇者アルフォートと、くノ一小枝との出会いであった。

───

小梅「お姉さまはどこでしょう……?」 キョロキョロ

小梅「あら、キレイな川……」


小梅「イヤァァァ!!」

アルフォート「ぎゃあぁぁあ!?」

 それがくノ一見習い、小梅との出会いであった。



81 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:22:08.74 5qWhXxMD0 25/37


───

 歓楽街 チュッパチャプス

アルフォート「いやー、何かにぎやかというか……何と言うか……」

トッポ「カジノや大人向けのお店でいっぱいだな……」ゴク…

チェルシー「ほらぁ!! 二人とも余所見しない!! 早く宿を探すよ!」

エリーゼ「……////」



 深夜

アルフォート「いやー……飲んだ飲んだ……うぷ、気持ち悪い……」

アルフォート「まさかカジノでチェルシーがあんなに大当たりを出すとはな……あんなにカジノなんて野蛮!とか言ってたのに……」

アルフォート「そういやエリーゼは何どこ行ったんだろ? 途中から見かけなかったような……」

アルフォート「ま、チェルシーかトッポが一緒だろ  俺は先にベッドで寝……」

 ムニュ

アルフォート「おぉ!?」

アルフォート「(ベ、ベッドに誰かいる!?)


82 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:26:40.01 5qWhXxMD0 26/37


アルフォート「……ドキドキ……」

アルフォート(よ、よし……毛布を取るぞ……!)

 ガバァ!

アルフォート「ひぃ!? 飛びかかって来た!?」

エリーゼ「えへへ~~ あるふぉーとぉ~~……」 ギュゥ~

アルフォート「エ、エ、エリーゼぇ!?」

エリーゼ「もぉ~~アルフォート遅ぉい~~」 ギュゥ~

アルフォート(ななな何だ何が起こってるんだだだだだ)

エリーゼ「はぁ……あるふぉーとぉ……」 ギュゥー

アルフォート「……もしかして……酔ってる?」

エリーゼ「ん~~~ぜぇんぜん酔ってにゃーい……」

アルフォート(ベロンベロンじゃねーか……)



83 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:29:26.02 5qWhXxMD0 27/37


エリーゼ「えへへ~~……出て来たおいしージュースいっぱい飲んじゃった~……」

アルフォート「それ酒……」

 むにゅぅ

アルフォート「!?」

エリーゼ「あぁん、逃げちゃだめぇ」 ギュゥ~

アルフォート「エ、エリーゼ!? なんか、凄く、やわらかいものが当たってますよぉ!?」

エリーゼ「えへへー……あるふぉーとのエッチぃ……」 ギュゥ~

 むにゅむにゅ

アルフォート「おぉぅ……これ……やば……離し……」

エリーゼ「ねぇ、あるふぉーと……」

アルフォート「え?」

エリーゼ「さわってみるぅ……?」 ジッ

アルフォート「………」

アルフォート「……え……?」



85 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:33:49.45 5qWhXxMD0 28/37


エリーゼ「ほら……これぇ……」 ハラ…

アルフォート(あ……あ……もうちょっとで見えそう……って違う!!)

アルフォート「お、落ち着けエリーゼ! 酔いすぎだって!」

エリーゼ「ねぇ……アルフォートなら……いいよ……?」

アルフォート「え……?」

エリーゼ「私……アルのこと………」

アルフォート「……」

エリーゼ「……」 フラッ

アルフォート「エリーゼ!?」 ガシッ

エリーゼ「……zzZZ」 スーッ スーッ

アルフォート「……やれやれ……」

 エリーゼをお姫様だっこしながら、ベッドへと運ぶアルフォート。
 二人の束の間の情事は……月だけが、見ていた。

───



86 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:40:31.90 5qWhXxMD0 29/37


───

 きのこの山

チェルシー「あ、この生き物かわいい……」

カプリコ「キュ~……」

トッポ「ッ!! いけないチェルシー!! そいつから離れろ!!」

チェルシー「え……?」

カプリコ「キュ……ギュゥゥ!」

 メキメキメキィィ! ゴゴゴゴゴ

ジャイアント・カプリコ「ギュウウゥゥウウゥゥ!!」

チェルシー「っキャアアァァ!!」

G・カプリコ「キシャアアァァァ!!」 ブンッ

アルフォート「危ないっ!!」 バッ

 ドゴォッ!

アルフォート「ぐああぁぁっ!?」 ゴロゴロ…

チェルシー「!? アっ、アルフォートっ!?」


88 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:48:11.57 5qWhXxMD0 30/37


 G・カプリコはトッポが倒した。
 気を失ったアルフォートは宿へ運ばれ、目を覚まさないのでベッドで安静寝かされた。

アルフォート「………」

アルフォート「……ん……」

チェルシー「あっ……」

アルフォート「うん……? ここは……?」

チェルシー「宿屋の2階……  あんた、気絶したのよ……あたしを庇って……」

アルフォート「ああ……思い出したわ…… いつつ……」

チェルシー「あ!まだ動いちゃダメよ!……もう……」

アルフォート「へへ……まだ鍛え方が足りねぇな……」

チェルシー「………バカ……」

アルフォート「え?」

チェルシー「あんた、バカよ…… アタシを庇って……こんなになって……」



89 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:51:44.84 5qWhXxMD0 31/37


アルフォート「はぁ? 俺はバカなことしたとは思わねぇよ」

チェルシー「え?」

アルフォート「お前を守れたからな」

チェルシー「あ、あたし、を?」

アルフォート「だって、お前は大事な幼馴染じゃんか」 ニカッ

チェルシー「………////」

チェルシー「バカぁ!!」 ポカポカ

アルフォート「いたたたた!痛いって!」

チェルシー「もう、次ムチャなことしたら許さないから!」

アルフォート「えー?」

チェルシー「だ、だって……あんたがいなくなったら……いなく、なったら……」

アルフォート「え? いなくなったら何だよ?」

チェルシー「……//// な、何でもないわよバカァ!!////」 ポカッ

アルフォート「いでぇ!?」

───


90 : 以下、名... - 2012/11/06(火) 23:56:18.89 5qWhXxMD0 32/37


───

 ジョロキア城

トッポ「クソッ……一足遅かったか……!」

ハバネロ「フハハハハぁ! ついに!ついにサーターアンダギーの召喚に成功したぞぉ!」

サーターアンダギー「………」 ゴゴゴゴ

 しかし、儀式が不十分だった為、サーターアンダギーはコントロール出来ず、言うことを聞かない。

ハバネロ「なっ、何をするサーターアンダギー! 私はお前の主だぞ!?」

 ポイッ

ハバネロ「やめ……」

 ゴリッ  ムシャムシャムシャ…

サーターアンダギー「……」ムシャムシャムシャ…

トッポ「えげつねぇ……」

アルフォート「うげぇ……」

チェルシー「とにかくあいつを倒さなきゃ!」

アルフォート「ああ……! あの化け物の中に……姫様が……!」 グッ


92 : 以下、名... - 2012/11/07(水) 00:03:10.98 dgyHYUEl0 33/37


サーターアンダギー「 オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ 」

アルフォート「クソッ……! 強い……!」

トッポ「なんて強さだよ……」

チェルシー「ぜんぜん歯が立たない……!」

エリーゼ「はぁ……はぁ……」

アルフォート(魔法をいっぱい使わざるを得ないエリーゼがもう限界だ…… どうすれば……!)


VC-3000「離レテイテ クダサイ」

アルフォート「ブイシー!?」

 そこにいたのは、ジョロキア城の地下牢から解放した、戦闘用メイドロボ、VC-3000であった。

VC-3000「ワタクシニハ、通常ノ 機械ノ他ニ、魔導機構モ内臓サレテイマス」

アルフォート「え……?」

VC-3000「ソシテ ソレハ ワタクシガ全身ノ装置を解放スルコトデ発動シマス」

アルフォート「お、おい、それって……!」

VC-3000「……ハイ、ワタシノ 機能ノ停止…… 破壊ヲ意味シマス」



93 : 以下、名... - 2012/11/07(水) 00:09:13.01 dgyHYUEl0 34/37


VC-3000「シカシ ソノ力ヲ モッテスレバ アノ魔神ヲ 倒ス コトモ 可能デス」

アルフォート「ば、馬鹿! 何言ってんだ! そんなこと……」

VC-3000「……アナタ方ニハ 感謝シテイマス」

VC-3000「タダノ 戦闘用マシン ダッタ 私ニ……」

VC-3000「人ノ心ノ 温カサ ヲ」

VC-3000「教エテクレマシタ」 ニコッ

 ウィィィィィン…

アルフォート「お、おいブイシー!?」

VC-3000「 サヨウナラ 」 ニコッ

  キィィィィン!

    ドゴオオオォォォォオン!!

サーターアンダギー「グオオォォォォ!!」

 VC-3000の特攻により、サーターアンダギーは倒された。

ホワイトロリータ「………」 クタ…

アルフォート「姫様っ!!」 ダッ


94 : 以下、名... - 2012/11/07(水) 00:16:53.89 dgyHYUEl0 35/37


───

ホワイトロリータ「ようやく世界に平和が訪れました……」

ホワイトロリータ「これも全て、あなたのおかげです、アルフォート」

アルフォート「いやいや、そんな……」

ホワイトロリータ「その……よろしければ……」

ホワイトロリータ「わたくしと……共に国を治めて参りませんか……?」////

アルフォート「え……」

エリーゼ「!?」

チェルシー「姫様!?」



トッポ「ただいま、帰ったよ」

プリッツ「お義兄ちゃん! おかえりっ!」


 こうして、勇者アルフォートのおかしな旅は無事終わり、世界は平和を取り戻した。
 天国のピノも喜んでいることだろう。

          完!


100 : 以下、名... - 2012/11/07(水) 00:31:16.15 vfnJciz80 36/37

プッカが出てこなかったことに異議を唱えたい


103 : 以下、名... - 2012/11/07(水) 00:38:17.64 dgyHYUEl0 37/37

>>100
ペッツ(長男)
プッカ(二男)
リッツ(長女)

の三兄妹で出す予定だった

こんぺい島で、遠洋漁業に出た両親を待ちながらたくましく暮らしてるよ


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