1 : 名無しさ... - 20/09/08 18:41:42 TYb 1/19

シャニマスSSです
冬優子の辛いもの好き設定良いですよね

元スレ
【シャニマス】P「冬優子って辛いもの好きだよな」冬優子「まあね」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1599558102/

2 : 名無しさ... - 20/09/08 18:43:31 TYb 2/19


ーー昼事務所ーー

P「…………」パソコンカタカタ

冬優子「…………」ジーッ

P「…………」パソコンカタカタカタ

冬優子「…………」ジーッ

冬優子「……ねえ、そろそろお昼なんだけど」

P「ん、もうそんな時間か」

冬優子「昼食くらいちゃんと食べたほうがいいわよ。どうせ朝も食べてないんでしょ」

P「さすが冬優子、お見通しだな」

P「……わかったよ。少し休憩するか。──と言ってもな、実は今朝ドタバタしてて何も買ってこなかったんだよ」

冬優子「あんたねえ」

P「まあちゃんと買い置きあるから大丈夫。確かここに……げっ、切らしちゃったか」カラッポ

冬優子「……はあ。しょうがないわねぇ。ふゆのストック分けてあげる」ガサゴソ

P「いいのか?なんか悪いな…………うん?」

デンッ 『蒙古タンメン中本 北極ラーメン』

P(めっちゃ辛いやつだこれ……)

3 : 名無しさ... - 20/09/08 18:44:52 TYb 3/19


P「……冬優子って辛いもの好きだよな」

冬優子「ま、それなりにね」

P「俺も人並みにはイケるつもりだがあまりにも辛いのは自信無いな」

冬優子「情けないこと言うわね」

P「実際これどれくらい辛いんだ?」

冬優子「CoCo壱の5辛くらい」

P「なるほどわからん」

冬優子「あんたCoCo壱行かないの?」

P「行く。いつも大体2辛だけど」

冬優子「ふゆは5辛」

P「お尻痛くならないか?トイレつらそう」

冬優子「セクハラ。ぶっ飛ばすわよ」

P「ごめんなさい」

4 : 名無しさ... - 20/09/08 18:45:55 TYb 4/19


P「ソーセージチーズミックス2辛ワンで」

冬優子「ロースカツチーズミックス納豆トッピング5辛ワンで」

P「お客さん、乗せますね」

冬優子「このくらいフツーよフツー」

P「ライスの量は?」

冬優子「普通で」

P「お飲み物は?」

冬優子「BIGドリンクのコーラで」

P「同じくBIGサイズのオレンジジュースで」

冬優子「良いわね」

P「CoCo壱行きたい」

P「帰り寄るか」

冬優子「わかってんじゃない。決まりだからね」

5 : 名無しさ... - 20/09/08 18:46:55 TYb 5/19


P「この前さ、俺も一度3辛食べてみたんだけどさ」

冬優子「ふぅん」

P「3辛だとだいぶ涙が出るな」

冬優子「その様子だと北極はキツいかもしれないわね」

P「やっぱそうだよなぁ」

P「ちなみに3辛でもトイレが辛い時がある」

冬優子「その報告いらないんだけど」

P「冬優子も痔に気を付けてな」

冬優子「セクハラされたって社長さんに言いつけますね?」

P「すみませんでした」

6 : 名無しさ... - 20/09/08 18:47:48 TYb 6/19


P「他にはどんな辛いもの食べてるんだ?」

冬優子「激辛麻婆豆腐とか食べるわよ」

P「ああー、そんな感じするかもな」

冬優子「あれ汗かいて大変なのよね」

P「着る服に気を付けてな(透けるから)」

冬優子「……あんたふゆの事どういう目で見てんのよ///」

P「……別に変な意味じゃないぞ」

冬優子「うっさい変態」

P「濡れ衣です」

冬優子「……生意気。自分は特別だと思ってるでしょ」

P「そうであってくれたら嬉しいよ」

冬優子「ノーコメントよ」

7 : 名無しさ... - 20/09/08 18:48:39 TYb 7/19


P「話を昼飯に戻すか。これ(北極ラーメン)俺やっぱ無理そうだな」

冬優子「3辛で泣いてるようじゃやめたほうが身のためね」

P「すまんそうする」

冬優子「それじゃもう少し控えめなのにしてあげる。はいこれ」ポン

P「ん、悪いなありがとう………んん?」

デンッ 『蒙古タンメン中本 辛旨味噌』

P(何が違うんだ……)

8 : 名無しさ... - 20/09/08 18:49:38 TYb 8/19


P「冬優子、冬優子」

冬優子「なに?お湯ならポットに入ってるわよ」

P「そうじゃない。これさっきのと何が違うんだ?」

冬優子「はあ?さっきのは北極ラーメンでこれは辛旨味噌でしょ」

P「うん。まあそうなんだけどさ……」

P「正直違いがわからん」

冬優子「辛さが違うわよ辛さが。あと味も」

P「ああうん……。そうなのか……」

冬優子「北極に比べたら辛旨味噌はマイルドよ」

P「マイルド」

冬優子「辛味オイル抜けばあんたでもいけるでしょ」

P「そうか。それならいただくかな」

冬優子「…………多分」

P「多分かい」

P「まあいいか……。ではありがたく(蓋オープン)」ペリペリッ

真っ赤な中身「…………」

P「うわ赤っ」

9 : 名無しさ... - 20/09/08 18:50:31 TYb 9/19


P「冬優子、冬優子」

冬優子「なに?箸なら引き出しに入ってるでしょ」

P「そうじゃない。これ真っ赤なんだけど」

冬優子「はあ?唐辛子入ってるんだからトーゼンでしょ」

P「トーゼンなのか……」

P「正直イケる気がしない」

冬優子「見た目ほど辛くないわよ。オイル抜けば」

P「そうか……。それなら大丈夫かな……」

P「でもせっかく付いてるものを抜くって勿体無いな」

冬優子「変なこと考えずに身の丈に合った辛さにしときなさい」

P「辛さ弱者つらい」

冬優子「それと牛乳飲んどいた方がいいわよ。あんたそのまま食べたら死にそうだし」

P「死ぬとか怖いんだが」グビグビ

P「仕方ないオイルは抜くか……。じゃあこれもらうなサンキュー(お湯ジョバァー)」ジョバババ

10 : 名無しさ... - 20/09/08 18:53:30 TYb 10/19


ーー5分後ーー

冬優子「伸びるわよ」

P「ん、そろそろ良いかな」

P「あれ?冬優子は何も食べないのか?」

冬優子「ふゆはまだいいの。気にしないで」

P「そうか。それじゃお先に」パカッ

P「……マジで赤いんですけど」

冬優子「尻込みしてるわねぇ」

P「いや、俺ならいける……俺ならいける……」ブツブツ

冬優子「暗示か」

P「俺ならいける……いただきます」パクッ

冬優子(ほんとに大丈夫かしら……)

P「…………おっ」

冬優子「おっ?」

P「おっ?おっ?うまっ!!」

冬優子「あら」

P「うまいなこれ。辛さもこれくらいならいけそうだ」

冬優子「へぇ。よかったじゃない」

11 : 名無しさ... - 20/09/08 18:54:21 TYb 11/19


P「やはり俺はできる男だった……?」ハフハフ

冬優子「男って単純ね……」

P「なんか一皮剥けた気がする」ハフハフ

冬優子「はいはい。そういうことにしといてあげる」

冬優子「はい水」コトッ

P「サンキュー冬優子」

冬優子「少し心配だったけど平気そうね」

P「何事も挑戦してみるもんだな」

P「しかしこうなるともっと辛くてもイケる気がしてくるな」

冬優子「うん?」

P「さっきの辛味オイル使わないと勿体無いよな」

冬優子「待ちなさい」

P「どうした」

12 : 名無しさ... - 20/09/08 18:55:46 TYb 12/19


冬優子「調子に乗らない。やめときなさい」

P「今ならいける気がするんだが」

冬優子「あんたみたいなパターンは大体失敗するわ」

P「そうなのか……でも気になるし……」

冬優子「どうしてもって言うなら少しだけよ」

P「少しだけ」

冬優子「入れすぎて食べられなくなっても知らないわよ」

P「そりゃもっともだ」


P「……でもな、いいか冬優子」

冬優子「な、なによ」

P「男には勝負に出なくちゃいけない時もあるんだ(訳:全部入れたい)」

冬優子「今は全っ然その時じゃないと思うわ」

P「大丈夫。完食する」

冬優子「……ほんとに?」

P「もし残したら何でも言うこと聞くぞ」

冬優子「へぇ。面白いじゃない」

冬優子「そこまで言うなら止めないけど。せいぜい頑張ってみれば」

P「任せとけ。男に二言はない……それじゃあいくぜ!!(オイルどぱー)」

13 : 名無しさ... - 20/09/08 18:56:48 TYb 13/19


ーー1口食べたのちーー

P「ごめん無理」グスッ

冬優子「今のあんた最っ高にダサいわよ」

P「申し開きもない」

冬優子「やっぱり1口で音をあげたわね……」

P「こんなはずじゃなかった」グスッ

冬優子「『今ならイケる気がするんだが(声真似)』」

P「ほんとにイケる気がしたんだよ!!」ハナミズ

冬優子「さて、何のお願い聞いてもらおうかしら?」

P「ま、まだだ。やっぱりまだ頑張れる」

冬優子「ダーメ。一度無理って言ったでしょ」

P「こ、こんなはずでは……」ガックリ

14 : 名無しさ... - 20/09/08 18:57:42 TYb 14/19


冬優子「……ほら、貸しなさい」

P「えっ?」

冬優子「捨てるの勿体無いでしょ。あとはふゆが食べてあげる」

P「し、しかし」

冬優子「大丈夫よ。ふゆは辛いの得意なんだから」

P「で、でもなあ」

冬優子「伸びるから。早くしなさい」

P「あ、ありがとう……それじゃあ頼む」

冬優子「ん。任せて」

冬優子「…………」ハフハフ

P「…………」

冬優子「…………」ズルズル

P「…………」

P(もしかして、こうなる事を予想して冬優子は何も食べずにいたのかな……)

P「…………」

P「…………ありがとうな」

冬優子「…………何のことやら」ズルズル

15 : 名無しさ... - 20/09/08 18:58:48 TYb 15/19


P「…………あ」

冬優子「なによ」

P「なんでもない」

冬優子「言いなさいよ」

P「…………わかった。それじゃ言うぞ?」

P「…………」

冬優子「…………?」

P「…………間接キス」

冬優子「ぶふぉー!!」ブハー

P「うおっ!!だ、大丈夫か!?」

冬優子「ゴホッ!!い、今ここで言う!?最っ低!!」

P「冬優子が言えって言ったんじゃないか!!」

ギャーギャー

~~冬優子間接キスしたけど無事完食~~

16 : 名無しさ... - 20/09/08 18:59:30 TYb 16/19


ーーその日の夜ーー

P「よし、今日はこれで上がりだな」

冬優子「お疲れさま」

P「お疲れ冬優子。帰りどこか寄るか?」

冬優子「今日はCoCo壱行くって言ってたじゃない」

P「おう。それじゃ行くか」

冬優子「それと、お昼の事なんだけど」

P「間接キス」

冬優子「そっちじゃない」

P「何でも言うこと聞くってやつか」

冬優子「ん。それそれ」

冬優子「……次のオフ、ちょっと付き合いなさい。気になるお店があるのよね」

P「わかった。俺でよければ」

冬優子「ん、約束だからね」


~~終わり~~

17 : 名無しさ... - 20/09/08 19:01:25 TYb 17/19


おまけ

なんやかんやでPの部屋で激辛料理を食べることになった黛冬優子。しかしそれはPとの関係を進展させたい冬優子が仕組んだ罠だった(Pラブ☆)果たしてPは劣情を抑えることができるのか!?

ーーPの部屋ーー

激辛麻婆豆腐を食べる黛冬優子「ふぅ……ふぅ……あっつ!!」アセダク

冬優子「はあ……はあ……辛っ!!これよこれ!!」ハアハア

P(めっちゃ嬉しそうだな……喜んでもらえてよかった)

P(なぜか急に俺の部屋で食べることになったがまあいいだろう。人目には気を付けたし)

P(冬優子は本当に辛いものが好きだな。見てくれ、あの幸せそうな表情を)

P(しかし……ちょっと気になることもある……)チラッ

冬優子(薄着)「ハアハア///」スケスケ

P(冬優子ちゃん、めっちゃ透けてるっす(あさひ風に))チラチラ

18 : 名無しさ... - 20/09/08 19:02:55 TYb 18/19


P(だから言ったのに……。着るものに気を付けろって!!)チラッ

P(俺も男だぞ。目のやり場に困るだろうが)チラッ

冬優子「ハアハア……あっつ///」ダラダラ スケスケ

P(エアコン全開なのになんだあの汗は。身体に悪くないか?ほんとに平気なのか?)チラチラ

P(今日の冬優子はピンクか……。冬優子はピンクが似合うな)チラチラ

冬優子「あー……もうダメかも///」ハアハア

P(脚を開くな脚を。見えたら大変だろ)チラチラ

冬優子「……ねぇ、ちょっと」

P「は、はい、なんでしょう」ビクッ

冬優子「さっきから視線がイヤらしいんだけど?」

P「そ、そんなことはないぞ」メソラシ

冬優子「気付かないわけないじゃない。女の子は視線に敏感なの」

P「す、すみませんでした」

冬優子「あんたもやっぱり男ねー。ま、別にいいけど///」スケスケ

P「ふ、冬優子がそんな格好してるから……」

冬優子「へぇ……ふゆのせいにするんだ?」

P「そ、そういうわけじゃ」

冬優子「まあいいわ。食事終わったら……シャワー借りるから///」

P「わ、わかりました」

どうするプロデューサー!?頑張れ黛冬優子!!

~~終わり~~

19 : 名無しさ... - 20/09/08 19:04:22 TYb 19/19

以上となります。汗だく冬優子の透け透け下着を眺めたい。ありがとうございました。

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