律「いや、ここからジャグ連が!!!連するような気がするんだ!!!」
唯「だってバケが全然ついてきてないんだもん…それに合算も1/200以上だし、絶対にありえないよ~」
律「うっせえ!それより唯のほうはどうなんだよ!」
唯「私のも通常小役はいいんだけど…ボナがついてこなくて…」
律「まあまだ追ってみればいいじゃん。それに澪は鬼武者の6ツモったっぽいし、今日の勝ちは堅いぞ!」
唯「そだね、それよりりっちゃんも早く見切りつけたほうがいいよ」
律「あいあい~」
元スレ
唯「りっちゃん~それは低設定だよ。。」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1277844563/
私は、高校を卒業したあと大学入試に失敗し、浪人となってしたまった。
日々の受験勉強かのストレスから逃れるように時々パチスロに打ちに行っていた。
気づけばもう半年以上何も勉強もしていない。その重圧逃げるようにHTTのメンバーも誘って毎日のように打ちにきている…
澪「律!律!!来てくれ!見に来てくれよ!!!!」
律「うっるさいなー何どーしたの」カチッシュボ
澪「見てくれよ!フリーズ!フリーズだよ!!!これ斜めそろいだから89%継続確定だよな!? 初めてだよ!!!律!!!!なぁ!!!」
律「あぁーはいはいwわかったわかったwあたし、投資結構かさんでるから澪取り戻してくれよなー」
澪「え!?今日ノリ打ちなんて聞いてないぞ!?」
律「まぁまぁwHTTメンバーのなじみ&幼馴染ってことでさww」
澪「律はいっつもそれだ!!!ちゃんと下見をして、小役もカウントして・・・・
律「あームギの様子見に行ってくるわ~。そんなことより早くブン回せよ」フゥー
澪「律ぅ!!」
ジャラジャラジャラ!!!!!!ドゥンツクドンツク!!!!ダダダデデデ!!!!
ボナースかkデラデラデラ!!!!1コーラリアnデンツクデンツク!!!!
律「ムギー、どーだってうぉおww」
紬「もう止まらないのーw脳汁ダラダラ出てるわぁ♪」キュピーーーン!ホラーバトル~
律「あいかわらず引き強だなぁwwGARO打たせてムギに並ぶ者はいないなw」フー
紬「私、財閥なんて継がずにこれで生きていくわーウフフ」
紬「あーすいませーん、コーヒーアリアリでね♪」
コーヒーレディ「はいわかりませた~^^」ニコッ
律「あたしもそろそろパチに転向しようかなー、スロはめんどくさくて生に合わない気がしてさー」
紬「私も初めはスロだったけど目押しができないからね~、毎回毎回店員さん呼ぶのも恥ずかしいし、唯ちゃんみたいに目押しができればね。。あっ!箱!箱!!早くしなくちゃ」コールボタンポチッ
律「そーだなー、また今度ならんで打とうぜ!GARO以外でなw」
紬「え~私、友達と並んでGARO打つのが夢だったのに~」
店員「(今日もこの女出してやがんなぁ…サクラか?)おまたせしましたー!どうぞー!^^」
律「ムギが投資出してくれるなら考えてやるけどさw連ちゃん終わったら、スロのほうにも来いよ!」
紬「わかったわ~、また後でね^^」
律「さーて、ムギも澪も爆連してるし、唯もまだわからないけど大丈夫そうだな…梓はどーなってるかな、ちょっと見に行ってくるか」タバコネジネジ
律「おーい梓ーって、相変わらず強打だなぁ…」
梓「フンフン!なんですか、律先輩!私は今忙しいんですよ!」ドン!ベチィ!バシッ!バシッ!バシッ!
律「それに飽きもせずに毎日毎日その糞台打ってばっかりで…」
梓「何言ってんですか!!大江戸○吹雪は、最高の良台です!!!」バシバシバシ!!!!
梓「それにこのキャラクターのかっこよさ!半端ないですよ!」バシバシバシ!!!
律「ってか今は夏休み中だからいいけど、お前もじゅけんべんky
梓「あっついですよー!この中段鼓揃い!これは入ってます!!!」バシバシバシ!!!!
律「(・・・こいつもすっかりスロにハマっちゃったな…誘わなければ良かったかも…)」
そして、閉店2時間前…
唯「りっちゃん~あの後ボナもついてきたけど、やっぱり中間設定ぽかったよなんとか投資は取り戻せたけど、あんまり勝てなかったなー」
律「そっかぁ、あたしは今んところ2万負けくらいかなぁ…もうやめよかな…」
澪「ふぅー疲れた!カチッシュボ!今終わったけどARTが4000Gも続いてさー!9200枚も出っちゃたよ! 鬼武者ばっかり打ってるから、怖がりな性格も治せそうだし、今日の勝ちでみんなに借りてた金も返せるよ!ハハッ!」
紬「私も終わったわ~、もう換金しちゃったけど今日は18万勝ち。。いつもよりちょっと少ないから満足できないわ…」
律澪唯「ムギ(ちゃん)は贅沢だよ!!!!」
律「よーし、んじゃ店の前で梓待とうぜー。澪ちゃん、あたし焼き肉が食べたいな★」
澪「バカ律っ!!!」
ゴッチン!!!
律「いってぇ~何もドル箱で叩くことないだろ…そんなことしてると常連に目つけられるぞ!」
梓「はぁ~最高です~、パチスロってなんて楽しんだろ…」ポワワッ
唯「んじゃ、あずにゃんに伝えてくるね」
律澪紬「あぁー頼むよ、私らはいつもファミレスで待ってるから」
唯「わかりました!りっちゃん隊員!」
律「頼んだぞ!ゆい隊員!」フゥ~
唯「あずにゃ~ん!」
梓「んー。。。」ぽちっぽちっぽちっ
梓「スランプグラフだけ見れば-3000枚(6万負け)か。。。でもそれ以上に楽しいから、これはむしろ勝ちだよね!っていうか、こんなに楽しいのにお金までもらおうなんていう考えがダメダメ!!」
唯「あずにゃん、みんなもうやめてファミレス行ったよ!あずにゃんも行こうよ!」
梓「えー!!何いってんですか!まだ閉店まで時間はありますよ!!!閉店までブン回さなきゃそれはスロッターとは言えないです!!
唯「だって、これはART機だし、これ以上追ってももう返ってこないよ…今日はあきらめてさ、みんなのとこに
梓「なにいってんですか!!!!!唯先輩としゃべってる時間も惜しいんです!早くどっか行ってください!」
唯「あ、あずにゃん…わかったよ、先に行っとくからね…」
唯「(あずにゃん…完全に養分だよ…)」
ラッシャマセー
唯「あっ、先に友達が…
澪「お~い!ここ、ここ!って梓は?」
唯「実はカクカクシカジカで…」
澪「はぁー、あいつもすっかりハマっちゃったなw初めての時はうるさくて頭痛くなっちゃって1時間もしない内に帰ったやつなのになwww
律「ほぉーwwどっかの誰かさんはかわいさにひかれて、ツインエンジェル2打ってたら、隣の悪魔城ドラキュラが怖くて泣きだした。なんてこともあったのになーwwwよく言うよwww」
澪「あっあの時は、仕方なかったんだ!まだわからなかったし!それに悪魔城ドラキュラだって、奥が深いし、それに機械割だって高い、ハイエナ狙いだって…クドクド」
律「あーわかったわかった、さすが名門大学に入ってるJDはスロットのこともよく知ってますね~」カチッ!シュボ!
紬「それよりこの後どーする?いつもみたいに雀荘で朝まで打つのかしら? 私、雀荘から出た後の朝日見るのが大好きなのーウフフ」
唯「んー、それでもいいけど今日はあずにゃんもいるから誰か打てない時間ができちゃうからね~。そうなると、結構グダグダになっちゃうでしょー。
prrrr…
唯「あっ、憂ー?今みんなでー。え?今日もパチスロだよ~そだね~…
律「それよりも知ってるか?梓がどーしてあそこまで投資金出せるかってこと」フゥー
澪「そ、それ気になる!私たちは、大学や浪人だから時間があってバイトして投資金稼いでるけど、梓はまだ高校生だし、それに受験勉強もしなくちゃならないんだろ…?結構心配なんだよ…」
律「実は、あいつギター売ったらしいぜ」
澪紬「ええええええええええええーーーーーーーーー!!!!!!」
律「結構良い値段で売れたっぽくて、それで打ちにきてるみたいだよ」
澪「あいつが一番大切なギターを売っちゃうなんて…信じられないよ…」
紬「私が貸してあげれば良かったのかしら…」
律「まぁー言ってもあのギターじゃ5万そこらで売れたらならいいほうだけど、あいつ今日ずっと投資してなかったか…? それが心配でさ…」
澪「た、確かに、いつも梓は負けてる印象しかないな…」
紬「でも顔は嬉しそうなのウフフ」
ラッシャイマセー
さわ子「今日も寂しく独りでファミレスか…ってあれは!!!」
さわ「何してるのー!久しぶりじゃなーい!!!」
律「あっさわちゃん!!おひさ~」
澪「本当に久しぶりです!先生!!!」
唯「さわちゃああああああああああああん!会いたかったよぉ!」ウルル
紬「ウフフ」
さわ「本当に久しぶりねーもう半年くらい経っちゃたのかな?元気にしてる?」
律「あっあぁwあたしらは元気にしてるよ!学校は卒業して、部活もしなくなっちゃたけどHTTめんばーは、いつも一緒にいるしさ、それに今日もみんなで一緒にいたんだよ!」
さわ「そうなの~、ってあなた!未成年でしょ!タバコなんて吸ってダメじゃない!!!!っていうかあなた達みんなタバコ臭いけど、ライブハウスでも行ってたの?」
唯「違うよ~さわちゃん~、私たち毎日のようにパチ屋さんに行ってるんだよ♪^^」
澪「ゆ、唯ぃ!!!」
さわ「パチ屋ですってぇ!?!?」
さわ「それで?今日はいくら勝ちなの?」
澪「え…?」
さわ「何を打って、いくら勝ったのかってことを聞いてるのよ!」
律「うへぇ!さわちゃんもパチ屋行くのかよ!想像もしなかったよ!」
さわ「私も大学生のころにね~、彼氏につれてってもらって行ってたのよ。あの頃は楽しくて、それに簡単に勝てたからお金に困ったことなんてなかったわよ♪(いくらなんでも元生徒に、本当はいつも金欠でいろんな人にお金借りてたなんて言えないわ)」
律「す、すげーなwwさわちゃん」
さわ「でも5号機規制になっちゃって、それから仕事も始めたし、もうパチ屋に通うことはなくなっちゃったけどね。まあ通う場所を変えたっていうのが正解なのかもしれないけど…それでも、昔はビタ押しなんて100%で成功してたし、高速揃えだってすぐにできたわ」
ラッシャマセー
梓「えーっと、ここらへんにって!!せ、先生…」
さわ「あら、梓ちゃんもみんなと一緒にいたの?ってことは、あなた高校生なのにあんなところに…?」
梓「え?な、なんのことでs 唯「そーだよ♪あずにゃんも含めて5人がHTTのメンバーだから当たり前じゃな~いw
澪「ゆ、唯ぃいいい」
律「あっちゃーww」
さわ「ふ~ん…あまりきついことは言わないわ。だって、受験生だもんね、ストレスも溜まるでしょうし。でも、タバコはダメよ!そーなったら、顧問の私にまで迷惑かかるかもしれないでしょ?っで今日の結果は?」
律「(私たちはいつも怖くて聞けなかったけど、さわちゃんが聞いてくれた!)」
澪「(確かに梓はいくらくらい負けてるんだろう…)」
唯「(カルボナーラまだかな~♪♪)」
紬「うふふ」ニコニコ
梓「7万3千円負けです」
澪「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ(水を噴き出す音)」
律「な、な、7万負けぇ!?」
さわ「あ、、あなた…わかってるの…?7万よ…」
梓「いいんですよ!それに73k分の価値はありましたし、明日も打ちたいんですけど、最近お金が…」
紬「それなら実機買ったほうがいいんじゃないかしら~?」
梓「それはスロッターの名に恥じるです!お言葉ですが、やっぱりお金を使ってホールで打ってなんぼだと思いますよ!」
唯「っていうかあずにゃん、お金はどこから出てくるの?バイトもしてないんでしょ?」
澪「(ゆ、唯…どこまで聞くんだよ…)」
さわ「確かに気なるわね。」
律「あたしも噂で聞いたんだけど、まさかとは思うけど、ギターを売ったりしてないよな…?」
梓「売りましたよ、まあ1日分の投資にもなりませんでしたが。」
さわ「それじゃ今までいくらいくらい負けたの!?」
梓「んー。。。あんまり覚えてないですけど、150万近くは負けてると思います。」
澪律「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」
唯「あ、あずにゃん・・・?(ここまでくると養分なんてかわいい存在じゃないよ!これはひどすぎるよ!)」
梓「でも後悔はしてないですよ?」
梓「まあ、ギターがなくなって部活のとき何すればいいかわからなくなって困ったことや、塾代や教科書代って親にお金請求する理由を考えるのがめんどうだったり、あとは家にあるレコード打っても二束三文だったりって不便だなってことはありますけど」
澪「(ダメだ…はやくなんとかしないと…)」
律は後悔していた。自分が誘ったとはいえ、ここまでドップリとハマることは予想していなかったからだ。
だが、自分に彼女を助ける道は何一つ思い浮かぶことはなかった。
そんなときであった。
さわ「あなた達。今夜にひと勝負かける気はないかしら?」
紬「どういうことですか?」
さわ「闇スロって聞いたことあるかしら?換金率は街で営業してるパチンコ屋さんとは大違い、更に今ではなくなってしまった機械割や出玉スピードが現行機種とは比べ物にならないくらいの台なんていうのもいっぱいあるわね。運が良ければ、150万勝つことだってできるわ。
律「それってヤバイんじゃ…
梓「やってやるです!今財布の中に10万入ってるんですけど、ここでいかなくちゃ話にならないですよ!ねぇ律先輩!」
律「(あたしにふるなよおおおおおおおお)う、うんまあそうだなwははwそれよりペペロンチーノまだかな~・・・」
紬「フンス!私ひりつくような勝負してみたかったの!先生!是非教えてください!」
唯「私もここでどかんと勝って、憂とHTTのみんなと一緒に旅行行きたいな!りっちゃん、澪ちゃん行こうよ!」
律「み、澪はどーするのかな~?(澪なら断ってくれるはずだ…)」
澪「わ、私も行ってみたいな。それにみんなも行くんだろ。ここまでのめりこめるのベース以外にスロットしかないし、それに大勝ちできたら、新しいアンプやベースも買えるだろ。律、行くしかないよ!」
律「マジかよお!!!!うーーーん。。。わかったぁ!ここで行かなくちゃ女がすたるってもんだ!行くよ!行きゃいいんだろ!!!」
唯「やったぁ!りっちゃんさすが!じゃ憂に電話しとかなくちゃピポパポ…」
さわ「じゃ全員参加で!んー。。。久々にけいおん部がまとまった感じがするわ~♪」
梓「(絶対勝つです…絶対勝つです…絶対勝つです…)」
とある繁華街から少しはずれたビル
澪「な、なんか怖いところだな…本当にこんなところにあるのか?」
さわ「おおっぴらには営業できないから、こんなところにあるのかしら。まあ、そんなことは関係ないでしょ! 今日は朝まで打つ!!やることはひとつよ!じゃ行きましょ♪レッツラゴー♪」
律唯紬「ゴー♪」
梓「・・・・・・」
澪「ゴ、ゴー…」
店員「いらっしゃいませー!おっと、ウチは初見さんお断りですよ!!」
さわ「あらー久しぶりすぎて忘れっちゃったの?私よ私!パチスロ目押し姫のやーまーなかー!」
店員「あぁ!山中様のお連れ様でしたか!申し訳ございません!それではどうぞ…(カモネギワッショーイwwwwwww)」
唯「なんだか不思議な感じだねー。みんなすごい顔で打ってるよ」
さわ「そう…ここには失われたものがあるわ…ここに何かを求めてくるのが彼ら。スロッターなのかもしれないわ…」
律「なーにかっこつけてんだよwそれよりもどうしよかな…私らが知ってるような機種はないなー…」キョロキョロ
さわ「とりあえずグルッと一周回って決めるのがいいかもしれないわね」
みんな「さんせーい!!!」
紬「あ、あのー先生。」
さわ「ここでは先生は禁止!!山中さんもしくはさわちゃんでもいいのよ?」
唯「さわちゃん!」
紬「さわちゃん、私目押しができないからどーしたらいいかな?」
さわ「あら。そうなの。じゃ私のお隣で一緒に打ちましょ♪目押しがいらない機種もあるし。」
バシバシバシ!!バシバシバシ!ピココピコオ!加速そーーーt!!!
律「なーんか最近みた機種に似たのもあるな~」
澪「なんだ律知らないのか?最近出てる機種は、昔人気があった機種のリメイク版が結構あるんだぞ。例えば私が今日打ってた鬼武者だってそうだし、ドンちゃんシリーズは10周年を迎えたな。ジャグラーだって昔から…
律「んー、私は何にすればいいかわからないから、さわちゃんのおすすめを打つことにするよ」
澪「私もそうしようかな…って何あれ!かわいいかわいい!」ビューーーーン!
律「あっ行っちゃった…まっいいか」
唯「あずにゃんは何打つか決めた?」
梓「そうですね、私はとにかくすっごく出る機種がいいです。(浮気しちゃうけど許してね…金さん…)」
唯「みんなで勝てたらいいねー♪」
唯「さわちゃーん、みんな何打つか決まらないよ~」
さわ「もぉーしょがいないわね。それよりも今日はどうするの?資金の問題もあるし、ノリ打ちがいいと思うんだけど。まあ、ノリ打ちは信頼関係が何よりも重要だからその点に関してはHTTのあなた達は問題ないわね?」
律「そ、そーだな!今日はノリ打ちにしないか?(ムギや澪は20万以上持ってるし、金も借りられるしそれっきゃない!)」
澪「私はそれでもいいけど。みんなは?」
唯「私もそれでいいよ~」 紬「私もそれでいいわ」
梓「・・・・いやです。」
みんな「えっ!?!?」
律「おいおい梓~、せっかくみんな集まってそういう雰囲気だったじゃないか?どうした?」
梓「私はどうしても勝たなくちゃいけないんです!!それに誰かのせいで負けたりしたら気分も悪いですし! 絶対に今日は100万以上勝ちたいんです!先輩だけでノレばいいじゃないですか!」
さわ「まあ、それは個人の自由だしね。好きなようにすればいいわ。っでみんな打つ機種は決まったの? ムギちゃんと私は決めたけど。」
澪「何打つんですか?」
さわ「うふふ、私とムギちゃんは並んでこれを打ちます!」
南国育ち:さわちゃん めんそ~れ:紬
さわ「これは簡単よ~、お花が咲くか、キュインてなればボーナス確定♪中毒性があるわ~」ポワワ…
紬「さわちゃんが隣にいてくれれば安心するわ~」
さわ「じゃみんなの希望を聞くからどんな台がいいのかしら?」
唯→有名な台
澪→とにかくカワイイのがいい
律→とくに希望なし 梓→とにかく出る台
さわ「ふむふむ…わかったわ。じゃまず、律ちゃんはこれなんかどうしかしら?カ○ジっていう台なんだけど、設定6ならハマることもなくまったり遊べるわよ。特に目押しが難しいわけじゃないし、ややこしいことなんてないしね」
さわ「次に澪ちゃんは「秘宝伝」で決まりよ!キャラクターはデフォルメされててかわいいし、ほらこのパネル見て! お姫様みたいなのがキレイでしょ!」
さわ「唯ちゃんにはコレ!スロッターでこの名前を聞いたことないって人はあまりいないんじゃないかしら? 『獣王』って言うんだけど目押しがある程度できるなら打てると思うわ~」
さわ「っで梓ちゃんか…梓ちゃんにはこれしかないわね。『ミリオンゴッド』という台があるんだけど。説明はいらないわ。とにかく絶対にナビがでるまでは順押しでね!!逆押しなんてしちゃダメよ!?本当に大変なことになるから!」
さわ「あとは換金率の問題なんていうのもあるけど、貸メダルは普通のパチンコ屋さんのレートもあるわ。それより上もあるけど、まあほどほどにね。コイン持ちは悪いんだから、計画的にね?オッケー?」
みんな「おー!じゃあ行ってきます!!」
唯「みんなで勝とうね!」
梓「ほおおおおおい!!!!!」パンパン!!!
澪「あ、梓ビックリさせるなよ。急にほっぺたなんて叩いて…」
唯「さわちゃんに簡単にDDTや必要なことは聞いてメモしといたから、みんなに携帯で送っとくね」
澪律「サンキュー唯♪」
律「っで!私らはどうする?普通にいつものレートでメダル借りるか(1000円=50枚)。」
紬「私もそれがいいと思うわ~」 澪「そうだな、特にお金が必要なわけでもないし…」
唯「おっけー!じゃあ決まりだね!頑張ろうね!」
~~~~~~~~~~~~~~
梓「(先輩たちは何もわかってないです。店においては誰もが敵…仲間なんかいないと思ったほうが良いに決まってるんです! それにチラっと聞こえたけど、普通のレートでやって恥ずかしくないんですか!どう考えてもハイリスクハイリータンが最高にヒリつくに決まってるんです!)」
梓「とは行ったものの、よくわからないや…店員さんに聞いてみよ。すいませーん!」
店員「(うわ!中学生みたいな子だな!)はーい!」
梓「あのー…メダルの換金率ってどれくらいですか?」
店員「そうですね、当店では通常通りの1000円=50枚のほかに1000円で=25枚、さらに1000円=10枚のコースもありますよ。」
梓「そうですか、わかりました(1000円=10枚で勝負しなくて何がスロッターなのよ!)」
店員「それではお飲み物は何になされますか?」
梓「え?ここは飲み物がタダなんですか?」
店員「はい、そうです。お飲み物は、ビール、ウイスキー、日本酒、ウーロン茶、コーラがありますが…」
梓「じゃ、ウーr(はっ!待て待て!何こんなところでウーロン茶なんて頼もうとしてるんだ!普通のパチンコ屋さんではお酒を飲んでプレイすることは許されないけど、ここではそれが可能なんだ!ここは…)」
梓「あの、ビーr 律「あーーーーーーーーーずさーーーーーーーーーーー!!!ボーナス引いちゃった!見に来いよ!」
梓「ちょっとぉ!律先輩何するんですか!私は!
律「え?何ここ飲み物タダなの!?ラッキラッキー!!!じゃあたしはビール!こいつにはウーロン茶でね!」
梓「あっ何勝ってに頼んでるんですか!私はビールを!」
律「早く来いって!すっごい音楽かっこいいんだぜ!!梓の参考にもなるかもしれないじゃないか! ギターはもうなくなっちゃったけど!ハハハハハ!!!」
梓「(グッ…うるさいですね…とりあえず、追い払うよりも見に行ったほうが楽かな)はい、わかりました。どの台ですか~…」
~~~~~~~~~~
キュピピピ!
紬「わっまたお花咲いた!わーい」
さわ「ちょっとムギちゃんお花が左向きってのはビッグ確定よ!すごい引き強ね…」
紬「ウフフ」
梓「本当にやっかいですね…もう…おかげで少し出遅れちゃったじゃない…さーてと!私も気合入れ直して打つか!」
1000円ガー カラカラカラ…
梓「うっ…やっぱり10枚は少ないな…でもこれは100円玉と同じ勝ちだと思えば…」
ドゥルルル
梓「じゃ行きますか!」バン!カッ!!ベシ!!!!ベシ!!!!!!!!バシ!!!!!!!!!
男「なんだあいつ…あっぶねーなー…」
男B「あんまり見るなよ…あんなちっちゃい子が打ちにくるなんてよっぽどのことがあるんだろ…」
梓「フンフンフン!!あれ…やっぱり3回転じゃ何も引けないな。ここは投資のことを考えずにドンドンいれていこう!」
ガーガーガーー…・カラカラカラカラ……
・・・・・
・・・
・・
・
梓「お、おかしいな…もう2万円は入れてるはずなのに小役が何も揃わないなんて…壊れてるのかな…」
梓「あ、あの。さ、さわちゃん」
さわ「・・・・・何よ」
梓「(うわ…機嫌悪い…まだ打ちだしたばかりなのに…)あの機種打ってるんですけど、何も小役がそろわなくて…故障は店員さんに言ったらいいんですかね?」
紬「わーなんだかリールが動かなくなっちゃった…」プ~~~ンプ~~~ンPoooooooooon
さわ「チッ!!!!!!ハァ~~~~~~・・・・これだから、ゆとりは…あんた本当にスロッター?」
梓「(カチンッ!でもここは怒りを抑えて…)ど、どういうことですか?」
さわ「あの台はね。リプレイ、15枚役も存在するけど、それはそろわない仕様なのよ。」
梓「えぇ!?そんなのでどうやって勝てって言うんですか!」
さわ「それはね、赤い7があるでしょ。それが揃った時から始まるGOD GAMEっていうATにブチ込んでからが勝負なのよ…50G1セットのATで純増は約10枚以上ね。だからそれに入れば、500枚獲得ってわけ。お、わ、か、り?」
梓「(この人どこまで私をイラつかせ…)わ、わかりました。とにかく赤い7ですね…頑張ります…」ヒクヒク
紬「さわちゃ~ん目押し目押し~」
さわ「・・・・」バン!バン!バン!
紬「もぉ~一発で揃えて下さいよね。」
さわ「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
163 : 以下、名... - 2010/07/01(木) 04:22:13.32 Vs7kiF420 23/32ノリなのになんで不機嫌なんだ?
164 : 以下、名... - 2010/07/01(木) 04:23:34.75 2I0M+OoXO 24/32さわちゃんは違うんじゃね?HTTの梓以外のメンバーだけでじゃない?
一方その頃…
律「なーんか結構いい感じだな。投資もかさんでないし、みんなそれなりに出玉もあるし。このまま朝までいけばきっと10万勝ちも余裕だな」シシシ
唯「ほっ!ほっ!なーんかこのドットの絵がかわいくて結構クセになっちゃうよ~」
澪「この高確率に入るたびにドキドキするな…やっぱりスロットはおもしろいな…」
~~~~~~~~~
梓「なんか先生が叫んでたのがちょっと怖いな…私が怒らせるようなこといっちゃったかな…」
梓「でもこの台の仕様はわかったし、もう大丈夫!なんとかこの赤7を狙ってと…」
梓「なんだか緊張してきて、喉が渇いてきちゃった…やっぱりビール頼もうっと…」
梓「すいませーん!ビール!ビールください!」
店員「はい、ただいま~~!」
>>162で
>さわ「あの台はね。リプレイ、15枚役も存在するけど、それはそろわない仕様なのよ。」
って書いてるけど順押しで15枚役が揃います。本当に詳しくなくてスマンが。
>>163
>>164の通りで あと隣で連ちゃんされてるのが気にくわなくて怒ってるってことで
わかりにくくてスマン
梓「やっぱりビールは私を動かす原動力だわ…これさえあれば、何でもできそうな気がする…どんどん頼んじゃおうっと!!だってここはタダだしね!」
梓「ビール持ってきてー!」
店員「(なんだこいつ…悪酔いしてんじゃねーのか…)はい、ただいま~」
律「オーーッス!やっとるかね~?梓君?」ホホホ
梓「何?今私はいそがしーんですよ…」
律「お、お前目が据わってるぞ…飲みすぎじゃないのか…」
梓「何いってんですか、私はいつも通りのあずあずあずにゃんに変わりないですよ?オーーホッホッホ!」
律「(こいつ…やべえな…)ま、まああんまり飲みすぎるなよ…未成年は飲んじゃダメだ…うんうん…」
梓「はいはい~~~っと。。。っとっとっと…そんなことより、財布ん中がすっからかんだわ…ちょっくら先輩達んところにでもいってっくっかぁ… 唯せんぱぁ~~い」
唯「わっ!あずにゃんどうしたの!?その顔色!それに目がなんだか…(怖いよ…なんて言えないよね…)」
梓「先輩、あたしのこと好きなんでしょ?好きなら何でもできるんじゃないですか?」
律「(こいつ…絡み酒かよ…めんどくっせー…)」
唯「ん~どうかな…ハハハ…」
梓「じゃー10万貸してください、キャッシュで。なーにすぐ返しますよ、なんなら倍返しでもいいんですよ?」
唯「(チラッ…みんな助けて)」キョロキョロ
澪「(む、無理だよ!あんな梓なんて見たことない!)」ブンブン!
紬「(なんだか梓チャン怖い…触らぬ神になんとやらよ…)」シーン無視…
梓「ね~先輩ってば~。あ~今エッチなこと考えてるんでしょ!私の胸が見たいんですか!?」キャハハハ!!
律「もぉー我慢できねぇ。。。おい、あz 唯「こんなあずにゃんは嫌いだよ!」パアアアアン!!
店員「ちょっとちょっとお客さ~~ん!困りますよ!ちょっと山中さん!こういうのがあるから初見さんはいやなんd
さわ「あぁ!?!?知るかよスットコドッコイ!てめえの仕事だろ!今しゃべりかけてくんじゃねよ!タコ輔!」
店員「(クソッ…こいつら…今に見とけよ…)」グッ
梓「薄情なせんぱ~~~い」キャハハハ!
律「こいつ…頭逝ってんじゃねーか…」
梓「はいはい、、わかりましたよ…こんなスロ厨な後輩は勘弁ってことですか…あー!わかりましたよ!この残り1万円で引けばいいんでしょ! あーーー私はかわいそうな後輩!!!暴力的な先輩に囲まれてさながらシンデレラってか~?」ハハハ!!
唯「・・・・」ペシ、ペシ、ペシ。 律「…」カッ、ペン、ペン、ペン。 澪「……(怖いよ。。。梓)」ブルブル
梓「もーいいですよ、頼りませんから。自分で打ちますよ…」
紬「唯ちゃん…」
唯「ほっとけばいーよ…あずにゃんは頭良いから自分がどんなこと言ったか後で気づくでしょ…」
澪「そ、そうだな…」
その裏では…
店員「くそ野郎が~…舐め腐りやがって…地獄に堕ちろや…カワイイ面してっから最初は勝たせてやろうかなんて考えたけどもうやめだぁ…」ニヤリィ
店員「ポチッとな…」ポチ…
~~~~~~~~~~~
梓「って結局、一瞬でなくなっちゃったな!10万円パ~~~~ン」
梓「でもまぁ、金は天下の回りもんだからいつかどっかから湧いてくっだろ。それまでは親父のギターでも売るかなw」ヘヘヘ
梓「っじゃ~~~おっつかれ~~~最低な先輩達!地獄にでも堕ちればいいんじゃいですか~?」アハハハ!
みんな「・・・・。」
梓が去った後…
律「うーん…澪どーだ…?」
澪「ダメだ。全部飲まれたよ…更に追い銭もして今んところ5万投資いっちゃった…」
唯「澪ちゃんのはまだいいよ…私なんて5000枚はあったのに飲まれて、ハマちゃって…」
紬「おかしいな…いつもの私じゃないみたい…」
さわ「ゴラああああああーーーーーーーーーーーー!これストック消してるだろ!!!!!!!!!ありえねえ数字が出てんだよ!!!!!!!!!!!」
店員「はぁ…私共はやるべき仕事をしているだけです…お客様もボーナスを引くという簡単な作業をするだけじゃないですか…」ニンマリ
律「こ、このままじゃ負けちまう…そうだ確か梓が打ってた機種が…」
律「澪!頼む!!後生だから10万貸してくれ!あの機種で勝負するんだ!!!」
澪「う、うん…頼むぞ律…お前のヒキにかけるからな…」ガシッ
律「任せてくれ…」
店員「(ヒャッハーーーーwwwww)」
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梓「あたし…なんてこと言っちゃったんだろ…先輩に…優しくて大好きな先輩に…今日だけで2つも大事なもの失っちゃったわ…お金と…大好きだった先輩たちと…」ウィーヒックヒック…グスグス…
梓「もう電車もなくなっちゃったな…歩いて帰れるかな…家まで何キロあるんだろ…」
警察官「ちょっといいかな…?身分証明書あるかな…?」
梓「(うっ…これって…)」
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律「ダメだぁ…まるでお金が火で焼かれてるようにアッという間になくなる…もうダメだ・・」
澪「律ぅうぅうう…どおしてくれるんだよ!この負債額!一人頭8万も負けてるじゃないか…!こんなところ初めから嫌だったんだ!」
唯「澪ちゃん!いまそんなこと言うよりも早く回したほうがいいよ…」
澪「お前にそんなこと言われる筋合いはない!お前こそなんだよそのハマり!!そんなんだからお前は訳のわからあい大学に行くことになるんだ!」
紬「こんなところで喧嘩なんてやめて…」
澪「それにムギだって目押しもできないくせになんでスロ打ってるんだ!毎回毎回狙わないと損するんだぞ!そうだ、ムギは目押しができないんだから私たちよりいっぱいお金を出すべきなんだ!じゃないと損得が合わないだろ!?」
唯「そんなこと今更言ったって…仕方ないじゃん!」
律「・・・・言いにくいんだけど、10万なくなっちまった…すまない…」
澪「わ、私は悪くないぞ…みんなが悪いんだ…そうだ…ノリ打ちってのはみんなで一緒に打つってことだけだよな?律は10万返してくれよ。」
紬「澪ちゃん最低…」
律「・・・・。。。」
ざわざわ…ざわざわ…
男「なんかおかしくねーか、あいつら…」
男C「来たときからちょっとおかしかったけど、喧嘩始めて…」オッサンA「ワシはあの茶髪の子とヤリたいわw」
ざわざわ…ざわざわ・・・
店員「(はぁ~~~~~~wwwww爽快爽快wwwwwwwこの子たちは山中の連れってだけでこんな不幸な目にあっちゃってwwww)」
さわ「・・・・・・・・・・もうダメよ…」
律「さ、さわちゃん…?」
さわ「私ね…ここで勝ったことあるのは1回だけ…初めて来たときに勝って以来勝ったことなんてなかったわ…」
さわ「あなたたちがいれば勝てるなんて思ったけど、本当に最低ね。あなたたちは疫病神の生まれ代わりよ。本当に役にも立たない…」
紬「な、なんでそんなことを…」ワナワナ
唯「さ、さわちゃん…」
さわ「あなたちはいいわよねー、まだ若いしお金の重さなんてわかってないんでしょうね。私はね借金だらけよ。今日も負けたから、更に借金額も増えちゃったわ…誰かさんたちのせいでね!!!!」ギロ!
唯「そんな言いがかりだよ!!おかしいよ!!!」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警察「警察だぁ!!!!!!!全員その場で動くな!!!!手を頭につけろ!!!!」
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あの後のあたしたちは悲惨なものだった。
どうやら梓は酒を飲んだことを隠し通せずに、それまでのことを警察に言ってしまったようだ。そこから足がつき、あたしたちはみんな警察のお世話になることとなってしまった。
あくまで噂だが、梓は退学処分。ムギや澪は停学処分となり、唯も今はずっと家にいるらしい。それは噂で聞いたことだから確かではないかもしれない…
あたしはというと、今はバイトをしながらこれからどうするかを考えるようになった。
大学に入学するか?専門学校?それともスロプロ…今はまだわからないが何か答えを出さなくてはならないようだ…
でもバイトをしながら時々思い出すのは、スロで勝ったときに時給換算で考えることだ。
今は850円で働いてるが、あのときは2000円いやそれ以上か…
そんな悪い癖やあの頃の習慣が抜けるようにあたしはただ必死に目の前の仕事をこなすだけである。
願わくば、もう一度HTTのメンバーでティータイムなんてしたかったなぁ…
梓「やっぱやめられないwwwwwパチスロサイコwwwwwwwパチスロ王に私はなる!!!なんつってwwwww」
完