八幡「マンソンには世話になりっぱなしだな」
雪乃「本当にいつもありがとう」
結衣「うんうん!マンソンがいなきゃ大変なことになってたよ」
マンソン「そんなことはないさ。俺がいなくても何も変わらない、君たちだけで解決してる」
八幡「んなことねぇって。仮に解決できた問題もこじれてややこしくなってたはずだ」
雪乃「ええ。そこのヒキガエル君が自己犠牲で解決したり、私たちもヒスを起こしたり」
結衣「うんうん自分の意思なんてなく流されてただけだよ」
マンソン「ふっ…そう言ってもらえると嬉しいが、あまり卑下しなくてもいいぞ?」
八幡「そうだな…それにしても思い出すぜ。あの日のことを」
結衣「入学式の日だね」
ほわわーん(回想)
元スレ
八幡「うっす」雪乃「遅いわよ」結衣「いつもの4人揃ったね」マンソン「だな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1588128132/
八幡「はやく来すぎてしまったなぁ」
マンソン「やぁ八幡!今日は早いんだな」
八幡「まぁなんとなくな」
マンソン「朝は気持ちがいい。毎朝のランニング!そして素振りを忘れてはいけないぞ」
八幡「素振りは基本だからな…ん?なんだあれ」
結衣「待ってサブレ!そっちは道路だよ!く、車が!!」
サブレ「ガルルル」
雪乃「あ、危ないわ!」
運転手「あ、止まれない!!」
八幡「クソ!!間に合え!」
マンソン「は、八幡!!」
キキーーー
八幡(な、何とか犬は捕まえられたが…これ轢かれ)
マンソン「八幡!リズムだ!リズムを忘れるな」
八幡「そ、そうだ!アン!ドゥ!!トロワ!!!」
結衣「す、凄い」
運転手「く、車を」
雪乃「かわした」
マンソン「流石だな八幡」
八幡「マンソンがいなかったら轢かれてたよ」
運転手「怪我はなかったかい?」
八幡「大丈夫です。おいこれお前の犬」
結衣「ありがとう」
雪乃「よかったわ無事で」
マンソン「全くだ。飼い主として気をつけるべきだ」
マンソン「八幡も危ないことはやめてくれよ?」
マンソン「運転手さんも制限速度を13.5キロは超過してたぞ。速度は守りかもしれない運転を心かげるんだ」
3人「ごめんなさい」
マンソン「おっと時間を食ってしまったな!八幡!総武高校の入学式に遅れてしまうぞ」
雪乃「あら貴方も総武なのね…私もだから車に乗って行きなさい」
八幡「よろしく頼む」
結衣「私も乗せて!総武なの」
雪乃「ええいいわよ」
マンソン「八幡!!」
八幡「?」
マンソン「入学おめでとう」
八幡「あれからすぐにボッチになった俺は平塚先生に言われて奉仕部に入ったんだよな」
結衣「私もマンソンのお陰で美味しいクッキーが作れて今はお店も開いてるよ」
雪乃「リズムクッキーは世界中で大人気のクッキーね」
いろは「流石マンソンさんですね」
マンソン「ははっ!褒めても何と出ないぞ?」
八幡「でも入学式の時は面白かったな」
雪乃「ええ」
結衣「や、やめて恥ずかしい!!」
いろは「どうしたんですか?」
マンソン「あの後車で4人で入学式にでたんだが、なんと結衣はパジャマのままだったんだ」
いろは「なにそれウケる!!笑わせてもらいますね!」
いろは「アッハハハハハハハハハ」
コンコンコン
雪乃「どうぞ」
葉山「失礼するよ」
八幡「お!隼人」
葉山「八幡お疲れ様」
葉山「そしてマンソンもお疲れ様」
いろは「葉山先輩!!」
いろは「葉山先輩!!マンソンさんって凄いんですね」
葉山「そうだね。マンソンのお陰で修学旅行も滞りなく終わったしね」
八幡「ああ、あそこでマンソンがグランピアノ・ヒーリング・フォルテッシモを発動してくれなかったらどうなっていたことか」
結衣「凄い綺麗な音色でうっとりしちゃったよ」
雪乃「そのお陰でなんだかんだで丸く収まったのよね」
いろは「ふーん。あ、そう言えば文実でも大活躍だったんですよね」
マンソン「それほどでもないさ」
マンソン「あの時は実行委員全員のリズムが揃っていなかったからね」
雪乃「ええ。あの時はどうなることかと思ったわ」
八幡「大変だったな」
ほわわーん(回想)
相模「スローガンを決めなきゃいけないんで誰か意見ある人!!」
相模「あっ!雪ノ下さんははやく会議の資料をまとめて今回の議事録も撮っておいてね」
雪乃「はぁ…はぁ…もう疲労で体が持たないわ…」
八幡「あ、いい考え思いついたわ」
相模「どんな?」
八幡「適当に考えておいて」
相模「わかった」
相模「雪ノ下さんスローガンはみんなで決めといて私はクラスに戻るから」
数時間後
マンソン「こんなのはどうかな」
雪乃「…それじゃあスローガンは…
「いつものリズムだ!総武のリズムを忘れるな!!」
雪乃「…に決定です。マンソン…ありがとう…」
八幡「流石マンソンだな」
相模「じゃぁ雪ノ下さんまとめといてねー」
雪乃「ええ…でも疲れ…た…から…あとで…やる…わ…」
マンソン「おいおい相模さん君もやるべきだ」
八幡「いいさマンソン。俺が手伝うぜ雪ノ下」
雪乃「」
八幡「雪ノ下?」
雪乃「」
八幡「嘘だろ…雪ノ下…」
雪乃「」
八幡「雪ノ下ァァァウォォォォォォォ!!!」
マンソン「諦めるな!八幡!お前の手には何がある?」
八幡「そ、そうだ俺にはトムキャットレッドビートルがある!!チャージ3回!!行くゾォォォチャージイン!!」
マンソン「いいリズムのチャージインだ」
八幡「行け!!レッドアウト・ゴールデンマキシマム・バーニング」
謎メーター「キュイイイン!!」
雪乃「グフっ!!」
雪乃「あれ?私は?」
マンソン「トムキャットレッドビートルのレッドアウト・ゴールデンマキシマム・バーニングのエネルギーをぶつけることで君のエネルギーに変換したんだ」
八幡「マンソンがいなかったら諦めてたよ」
雪乃「ありがとう2人とも」
マンソン「気にするな。仲間だろ?」
いろは「そんな裏側があったんですね!」
葉山「その後はマンソンの演奏で相模さんは無事司会進行をできたし」
結衣「私たちの出し物もマンソンのお陰で一流アーティスト並みの演奏ができたんだね」
いろは「あれは確かに凄かったですね」
ガララ
材木座「はちまーーん助けて」
戸塚「待ってよ材木座くん」
八幡「どうした戸塚」
材木座「我を無視しないで!」
八幡「で?何があったんだ?」
戸塚「材木座くんと僕と八幡で開いてるのアニメ同好会の同好会室のはす向かいに新しいアニメ同好会ができたんだ」
材木座「向こうは実費でシアターを揃えたり設備が凄くて、このままじゃ我らの同好会が潰されてしまう!!」
いろは「確かに向こうはもう部活の申請も通る直前ですね。このままですと材木座先輩のところは同好会をぶっ潰さなくてはいけなくなります」
材木座「助けて八幡!そしてマンソン!!」
八幡「しょうがねぇな!」
いろは「色んなアニメやゲームを最新の設備で遊んだあげく、立ち退かせるなんて比企谷先輩も凄いですね」
材木座「お陰で設備ももらえたし助かったぞ」
戸塚「マンソンくんもありがとう」
マンソン「気にするな。八幡とチームバトルができて俺も楽しかったさ」
いろは「す、凄い…やっぱりお願いしようかな」
雪乃「依頼かしら?」
八幡「まぁ俺たちいつもの4人がいれば」
結衣「解決できないことはないよね」
マンソン「俺ら4人がいれば無敵さ」
平塚「そうだな!そこで一色からの依頼であるクリスマス会の手伝いをしてほしい」
いろは「いいですか?」
八幡「まかせろ!行くぞ!みんな!」
「おう!!」
次回予告
クリスマス会の打ち合わせには悪の組織海浜総合高校がいた!!我らがシドニーマンソンの知略もあり無事に会は八幡たちが主導で行うボーグバトルのクリスマス大会となった。
しかしそこにはかつて出会い救ったはずの、女子小学生、鶴見留美が謎の美少女ボーグバトラーとして立ちはだり、優勝を狙っていた
かくして、八幡はマンソンを倒しクリスマス大会で優勝し、無事に卒業式を迎えるのであった
次回、俺ガイル
「敗北、そして崩壊・・・ロストワールド・エンドロール」
完