1 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:06:42.37 Kzw2QSHL0 1/26

「どういう事ですか。」

「聞いてなかったの?」

「聞くも何も説明がまだですが。」

「そうでした。」

「父と母をどうしましたんですか。」

「まるで私がどうにかしたように勘繰っているのね。」

「違うの?」

「父と母は商店街の福引(特賞)に当たったので、豪華客船で世界旅行です。」

「まじで!?」

「まぁ、その福引は私が裏から手を回してみたんですが。」

「父母逃げてー!」



元スレ
姉「…と言う事で、今日から二人きりの家族です。」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1238371602/

3 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:10:28.26 7XxhoJtx0 2/26

その豪華客船のコックはセガールですか?


9 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:13:53.63 Kzw2QSHL0 3/26

「二人きりの家族どころか、世界で二人きりになってしまったようね。」

「さっきも無茶苦茶動転してたのに、今度はレベルが全然違う。」

「三言目のアレですね。」

「思い出さないで下さい。」

「まぁ、私がどうこうする前にどうにかなっちゃったんですが。」

「…その豪華客船の名前は。」

「聞きたいの?」

「船の名前聞かなきゃ、安否を確認しようにも。」

「豪華客船タイタニック。」

「父母逃げてー!」


13 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:21:26.68 Kzw2QSHL0 4/26

「…と言うのは冗談で、ユニオン号。」

「…。」

「から改名して、桜島丸。」

「…?」

「…そこから更に改名して乙丑丸。」

「亀山社中ですか。」

「そのトップは暗殺されましたが。」

「父母逃げてー!」


14 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:28:08.35 Kzw2QSHL0 5/26

「弟クン、安心なさい。」

「ぐずっ。」

「豪華客船にはコックが付き物です。」

「…?」

「父と母の乗った豪華客船には最強のコックが。」

「セガール!?」

「彼が乗っていると言う事は、何かしらトラブルが有るという事でもありますが。」

「セガールーーー!!」


17 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:32:43.50 Kzw2QSHL0 6/26

「でも、逝ってしまったモノは仕方がありませんよ。弟クン。」

「逝くとか言わないで下さい。普通に行くと。」

「父と母の事は最強のコックに任せて、弟クンは学校へ行って来なさい。」

「…行ってきます。」

「逝ってらっしゃい。」

「!!!!?」


19 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:38:30.12 Kzw2QSHL0 7/26

「…と言う訳で、今日から姉と二人きりなんだ。」

「マジで!?お前の姉さん、凄い美人じゃないか。羨ましい…。」

「羨ましがられてもね。」

「姉弟だし、どうこうって事は無いかー。」

「…。」

「…?」

「せ、先生!弟が白目向いて泡吐いてます!!!」

「保健室連れてけー。」


21 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:44:09.68 Kzw2QSHL0 8/26

「先生ー弟の体調が悪いみたいなんで、保健室に連れて来ましたー。」

「お疲れ様。そこのベッドに寝かせてあげてね。」

「うー…。」

「お姉さんの話をしてたら、急にこうなって…。」

「あらあら…如何しちゃったのかしら。未だ、豪華客船転覆の報せも届いていないというのに。」

「!!!!?」


25 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:50:29.29 Kzw2QSHL0 9/26

「と言う事で、保健医は世を忍ぶ仮の姿。実体は姉でした。弟クン先程振りです。」

「弟のお姉さんでしたか!あれでも保健医はもっと年が…。」

「前任の方は、先程退職されましたよ?お腹が痛いって。」

「た…助け…。」

「助けてくれて有り難う。俺に構わずとっとと授業に行ってくれ。…と。」

「よしじゃぁお前の分まで頑張るよ!」

「あああああ…。」


31 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 09:57:58.28 Kzw2QSHL0 10/26

「弟クン、何でそんなに打ちひしがれているのですか?」

「実姉が恐ろし…いえ、何でも。」

「二人きりの家族というのに、姉はとても悲しいです。」

「ごめんなさい。でも何故保健医に。」

「白衣が着れるので。」

「!!!!?」

「…それと、弟クンとの生活費の為。」

「生活費二の次!!!??」


33 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 10:10:42.92 Kzw2QSHL0 11/26

「二の次とは何ですか?」

「え、でも。」

「…の中に、何で色々詰まっていると考えられないのでしょう。」

「僕は最下位ですか。」

「最優先事項です。」

「!!!!?」


34 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 10:17:03.60 Kzw2QSHL0 12/26

「さて弟クン、顔色も良くなって来たようですね。ちゃんと残りの授業に出なさいね。」

「たったアレだけで元気になれる俺って。」

「シスコンです。」

「シスコンですね。」

「ふふ。」

「わ、姉の照れたような笑顔が。」

「…冥土の土産?」

「授業行ってきます!」

「逝ってらっしゃい。」

「!!!!?」


39 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 10:28:23.34 Kzw2QSHL0 13/26

「姉さん、授業終わりました!」

「あら、お疲れ様でした」

「…何してるんですか?」

「赤ペン先生が出たので」

「進研ゼミ内職ですか…!?」

「造花が良かったですか?姉にチマチマ花を作れと?」

「いえ…。姉さん、無茶苦茶不器用じゃないですか!」

「…そう言う訳で、ご飯作りはよろしくです」

「…。」

「何か?」

「…やっぱり、気を抜くと。とか付けちゃいますね」

「癖を直すのは、大変ですから。」

「今回は平和で終われそうです。」

「ご臨終ですか?」

「!!!?」


42 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 10:36:45.31 Kzw2QSHL0 14/26

「そう言う訳でお腹が空きましたよ、弟クン」

「姉さん、俺だっていつまでもヤラレキャラじゃ無いんですよ」

「私は弟クンを信じてます」

「…う」

「信じてますから」

「神々スマイルに負けました。姉さん、夕飯です」

「あら、美味しそう。頂きます」

「どうぞ」

「…。」

「何で神々しい笑顔のまま、食べようとなさらないのですか姉さん」

「うふふ」

「変な物は入ってませんよ?」

「うふふふふ」

「しくしく」


44 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 10:45:51.38 Kzw2QSHL0 15/26

「もぐもぐ。…コレで良いですか?安心しましたか?姉さん。」

「私は弟クンを信じてますよ?心の底から。」

「…。」

「うふ、やっぱり美味しい。」

「信じていると仰っている、その口に食べ物を運ぶ」

「また腕を上げたのね、弟クン。」

「その箸は、何故に銀色に光り輝いているのですか。」

「………弟クン、知らないの?古来から銀の箸は毒に反応して…。」

「…ぐふっ」

「油断大敵。」


47 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 10:55:25.55 Kzw2QSHL0 16/26

「…はっ」

「気が付きましたか?弟クン。」

「俺は…?」

「弟クンは、夕食の最中に意識を失って…。」

「そうだ、俺は…。」

「今は姉の膝枕中です。」

「!!!!?」


49 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 11:13:56.54 Kzw2QSHL0 17/26

「…そんな夢を見たような気がするのですが。」

「夢だと思うの?」

「思いません。」

「ちょっとそこら辺を刺してみましょう。」

「普通はつねると思いますーーーーすみません、姉さんすみませんすみませんっ!」

「ちょっと飴をあげると…。」

「鞭ばかりです…。」

「好きなくせに。」

「少しクセに。」

「弟クンの将来が心配です。」

「一体誰の所為だと。」

「自己責任。」

「ハイ。」


51 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 11:22:22.06 Kzw2QSHL0 18/26

「弟の看病をしていたら疲れました。」

「むしろ川の向こうのお花畑が。」

「見たかった?」

「滅相も!」

「片付けは済ませましたので、私はもう寝ます。」

「あ、有り難う。」

「ご飯は作らなかったので、片付け位は。」

「幕引きは格好良くですか。」

「弟クン。」

「何でしょう!?」

「其処で小一時間程裸踊りをしておきなさい。」

「ごめんなさい。」


52 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 11:24:07.44 Kzw2QSHL0 19/26

「あ。」

「何ですか?」

「明日父母が戻って来ると、連絡が来ました。」

「世界旅行は!?」

「国外逃亡以前ですね。」

「国内旅行でしたか。」


―完―


54 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 11:25:24.70 xG8asD+U0 20/26

えw


56 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 11:27:42.64 xG8asD+U0 21/26

終わりかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


59 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 12:24:46.04 Kzw2QSHL0 22/26

「ネタが切れ、テンションの維持も困難に。」

「このままの状態で続けると、スタントマン的な弟クンの命が。」

「どうなるの!?」

「うふ。」

「!!!!?」

「そんな訳で、カレーパンを食べて来ました。」

「え、さっき夕飯。…っていうか話の繋がりが。」

「…。」

「ごめんなさい。」


61 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 12:41:29.08 Kzw2QSHL0 23/26

「…と言う訳で、パスポートを持った父母はセガールと共に再び豪華客船へ。」

「なんと。」

「または死出の旅路とも。」

「父母逃げてー!」

「けれど。」

「…?」

「悲しいかな、ネタが。」

「>>3のセガールは、神でしたね。」

「そんな訳で、弟クン。」

「はい?」

「ちょっと其処の剣山の上で正座をして御覧なさい。」

「!!!!?」


64 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 12:59:42.18 Kzw2QSHL0 24/26

「やはりカレーパンを食べて上げたテンションでも、ネタを探せる程ではなかったようです。」

「折角父母が、また旅行に出たというのに。…おいたわしや。」

「…。」

「どうしました?」

「やっぱり、弟クンは姉と二人きりになりたかったのですね。」

「!!!?」

「嫌よ嫌よも好きの内。」

「姉さんを嫌いと思った事はありませんよ!」

「白目むいて泡を吐いていたくせに。」

「若気の至りでした。」


66 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 13:02:36.56 Kzw2QSHL0 25/26

「全く、姉の悲しみはとても深いものです。」

「すみません姉さま、このロープを解いてぐふっ」

「テンションだけでは如何しようもありませんから、それを身を以って実感してください。」

「ごめんなさいすみません姉さま。」


―完―


68 : 以下、名... - 2009/03/30(月) 13:04:43.84 Kzw2QSHL0 26/26

すみません、本当にネタが。orz


記事をツイートする 記事をはてブする