1 : 以下、名... - 2020/02/13 00:56:44.44 ZoFSIVeBO 1/152

※更新遅い
※サキュバスが依頼主の依頼をこなしていく話
※スカトロ、グロなどのハードプレイはなしです

元スレ
【安価】淫魔の店『Vengeance』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1581523004/

2 : 以下、名... - 2020/02/13 00:58:06.78 ZoFSIVeBO 2/152


大都会の風俗街。
誰も入りたがらないような薄汚い裏路地を進み、鉄でできた螺旋状の階段を降りていったところに、ひっそりと佇む古びた店があった。

看板にはピンクの蛍光灯で『Vengeance』と書かれている。
中に入ればそこはまるで何年も放置された喫茶店のような光景だった。
いくつか置かれた椅子やテーブルはもちろん、アンティークな時計や置物には埃がかぶっている。

???「あーあ、今日も客来ねえなぁ」

コーヒーや食べ物などを出すカウンターには、肘をついて愚痴とため息を吐く少女。
赤い満月のような怪しげな瞳に同じく赤くて腰まで伸びた艶やかな髪。どこかのパンクなライブに出ていそうな派手なファッション。
開いた胸元やスカートから伸びる白い肌は黒い服と絶妙にマッチしている。

↓1 少女の名前 日本名でも外国名でも何でもオッケー

3 : 以下、名... - 2020/02/13 00:58:17.18 ujARsg1go 3/152

サヤ

4 : 以下、名... - 2020/02/13 01:03:00.16 ZoFSIVeBO 4/152

サヤ「やっぱ変な依頼内容にしたせいかなぁ。それとも雑なチラシを作ったせいか?」

ギュルルルルル…

サヤ「腹減って力出ねえ……」

その時、入店したことを告げる鐘が鳴り響く。

???「すみません」

サヤ「来た!」

サヤは目を輝かせて客に目を向けたのだった。

5 : 以下、名... - 2020/02/13 01:05:13.05 ZoFSIVeBO 5/152

先に書いたとおりサキュバスが依頼主の依頼(復讐系)をこなしていく話です

入店してくる依頼主の情報を適当にでもいいので書いてください

例↓

【名前】山田太郎、山田花子など
【年齢】12歳~何歳でも可
【性別】男、女のどちらか
【職業】サラリーマン、看護婦、自衛官など
【依頼内容】
・友人に彼女を寝取られてしまったので、友人に復讐しつつ彼女とヨリを戻したい
・裏切った彼氏と、その彼氏とくっついた女に復讐したい

復讐のやり方を詳しく書いてもオッケー
・彼氏とヤってるところを愛人に見せて縁を切らせる(またはその逆パターン)
・サキュバスのツテの怖い人たちを呼んでアナル開発AVに参加させる
・復讐相手の男を死ぬまで絞りつくして欲しい
・復讐相手の女をセッ○ス狂いにして欲しい

などなど

質問あればどうぞ

↓1 依頼主の情報

6 : 以下、名... - 2020/02/13 01:20:42.80 VVLhYFy6O 6/152

【名前】椎田 里奈(しいだ りな)
【年齢】20歳
【性別】女
【職業】大学生(居酒屋でバイトしている)
【依頼内容】
恋人(女性)を奪った間男に復讐しつつヨリを戻したい。

・間男は恋人(女性)と別れさせ、二度と手を出せないようにするため同性愛者にする。

こんな感じかな?容姿とかのステータスは再安価です?

7 : 以下、名... - 2020/02/13 01:37:37.38 ZoFSIVeBO 7/152

>>6
好きに書いてもらって全然いいです
あとは見たいプレイ内容とか書いてもらってもオッケー
基本的には凌辱系になりそうだけど

10 : 以下、名... - 2020/02/13 01:52:21.05 ZoFSIVeBO 8/152

里奈「……」

サヤ(可愛い子だな)

里奈「あの、ここって……裏切られた人の恨みを晴らすために復讐してくれるお店だって……」

サヤ「そうだよ。お客さんってことでいいの?」

里奈「は、はい。それでその、お店の人は……」

サヤ「アタシが店主」

里奈「え」

サヤ「さっそく依頼内容を聞こうか」

里奈「いえ、あの」

サヤ「もしかして疑ってんの? まあこんなガキの容姿じゃそう思うのも無理ないかー。ちょっと待って」

サヤはカウンターをひとっ飛びで乗り越えると、息を大きく吸った。

ゴキゴキッ、ゴリゴリゴリッ。

間接の軋む音。サヤの体つきがみるみる成長していく。
最終的な仕上げとして、

サヤ「よっ」

胸が大きく飛び出て、

サヤ「はっ」

尻がはち切れんばかりに膨らんだ。
サヤは着ていた服では抑えきれないほどのグラマラス美女に変貌を遂げてしまったのだった。
それを見た里奈はぱちくりと目を瞬きさせ、何度も目を擦った。

11 : 以下、名... - 2020/02/13 02:25:01.86 ZoFSIVeBO 9/152

サヤ「どうよ? ガキから大人に大変身! っつっても、元は高校生くらいだったからそんな変わってないけど」

里奈「あ、え、う」

サヤ「成長したら服キっツイなあ。こんなファッションでどうかな」

言いつつパチンと指を鳴らすサヤ。
体がピンクに発光し、光が収まると秘書が着ているようなスーツ姿になっていた。
里奈はますます自身の目を疑った。

里奈「これって……!」

サヤ「あー、やっぱり説明した方がいい? アタシは魔界から来た悪魔なんだよ。自分の体とか服とか、魔力で自由に変えたりできんの」

里奈「悪魔?」

サヤ「そう。正しくは淫魔、サキュバスってやつなんだけど。まあ今の見て分かってくれたでしょ」

里奈「……」

サヤ「信じろとは言わないよ。でも仕事はさせて欲しい。アンタここに復讐してもらいに来たんだろ?」

『復讐』という言葉を聞いた里奈の口が、きゅっと閉じられた。
サヤは口角を上げて近くにあった椅子を引いた。

サヤ「話を聞かせてくれよ、お客さん」



里奈はひとつひとつ言葉を紡いでいった。
時折顔を伏せて、手を握りしめ、悔しそうに震えて。

サヤ「なるほど。その男がアンタの恋人を奪ったと」

里奈「はい、お酒で酔わせてホテルに連れて行かれて、無理やりされたみたいです。その時の快感が……男の人と体を重ねる悦びが忘れられなくなっちゃったって」

里奈「……だから、別れて欲しいって……」

サヤ「そんなこと言われちゃ、女のアンタじゃどうにもできないねぇ」

里奈「彼女を奪った男の人にも会いに行ったんですよ。彼女と私は付き合ってたのに、なんでこんなことするの? って」

里奈「人の恋人を奪わないでって。そしたら、」


間男『俺はただあの娘を正常に戻してあげただけだって。ほら、女同士っておかしいじゃん?』

間男『自慢の息子でガンガン突いてやったら大喜びしちゃって、女であることを思い出させてやったんだ。そしたらアンアン喘いじゃって。えっろい体してたからこっちも興奮して、盛り上がったなあ』

間男『……つーかさ、君も可愛いね。女と恋愛なんてやめて俺のセフレにならない? 気持ちよくさせてあげる自信あるよ、いやマジで』


サヤ「……」

里奈「うっ、ううっ……ぐすっ……あの男の顔、叩いてやればよかった……! でもそんなことしたって、彼女は帰ってこない」

里奈「だからあなたにどうにかして欲しいんです。あの男に復讐をしてください」

12 : 以下、名... - 2020/02/13 02:43:44.42 ZoFSIVeBO 10/152

里奈「お金はいくらでも払います。復讐さえできれば、彼女の気が変わって帰ってきてくれるかもしれない」

サヤ「気が変わって、か。そのためにはどういう復讐をすればいいと思う?」

里奈「あの男の情けない姿を見せれば……」

サヤ「そんなんじゃダメだ。あんたの恋人は男とのセッ○スに目覚めたんだ、原因をどうにかしても他の男にいくよ」

里奈「じゃあどうすれば」

サヤ「アタシに任せて、考えがある」

里奈「考え……?」

サヤ「まあ見てなよ」

サヤは里奈の悲しみを吹き飛ばすかのようにニカっと笑った。



午後23時。サヤはとあるホテルからターゲットの間男と里奈の恋人が出てくるのを発見する。

サヤ「アイツか……精力が減ってるな。何発かヤって出てきたってところか」

里奈「そんなこと分かるんですか?」

サヤ「アンタまだいたのか。アタシの店で待ってろって言ったのに」

里奈「気になって仕方ないんです」

サヤ「仕事の邪魔になるんだよ」

里奈「分かりました……」

サヤ「大丈夫、ちゃんとやり遂げるから」

ぺこりとお辞儀をして去っていく里奈を見送るとサヤは行動に出た。
間男と里奈の恋人が人気の少ない路地に入っていくのを好機と見て、二人の前に立ちはだかる。

サヤ「はいストップ」

間男「ん?」

恋人「マーちゃん、知り合い?」

間男「いや、知らない……」

14 : 以下、名... - 2020/02/13 21:34:07.01 ZoFSIVeBO 11/152

間男は目の前の美人秘書の顔に注目したあと、視線が下へと降りていく。

間男(知らないけどすげえ美人。しかも乳と尻がデカい)

サヤ(考えが筒抜けなんだよ)

サヤはため息をつき人差し指で宙に円を描いた。
すると鼻の下が伸びる間男と、そんな間男とサヤを交互に見る里奈の恋人が、どこからともなく現れた赤外線のようなレーザー光線で縛り上げられる。
それはまるでロープのように実体を持っていた。抜け出そうとしてもビクともしない。

間男「んだこれ!?」

サヤ「急で悪いけど、ちょっと付き合ってもらうよ」

パチンと指を鳴らすと間男と里奈の恋人、そしてサヤ本人も地面から漏れ出てきた黒い霧に包まれていく。
霧は10秒と経たないうちに晴れる。

その場には誰の姿もなかった。



間男「ぐっ……」

サヤ「お、気づいた」

そこは高級ホテルのような一室だった。
パープルのライトが部屋中を照らし、色っぽいムードを醸し出している。

間男「あ……? どこだ、ここ……」

サヤ「アタシたち淫魔が仕事場にしてるホテルだよ。ラブホに備えられてるようなアダルトグッズはもちろん、用意されてないグッズまで全部揃ってる」

間男「……は?」

間男はここでようやく自分の恰好に気がついた。
着ていた服はどこへいったのか全裸でキングサイズのベッドに放り出されている。
手首を後ろで縛られているため手を使うことができない。

間男「えーっと……なにこれ?」

サヤ「ちょっと考えれば分かるだろ。ここはホテルの一室、アンタは素っ裸でベッドにいるんだ。そして目の前にはアタシ」

間男「……」

間男なりに答えを導き出したようだった。
にやりと笑いサヤの目を見る。

15 : 以下、名... - 2020/02/13 22:02:07.53 ZoFSIVeBO 12/152


間男「要するに、君は俺とヤりたいから拉致したってこと?」

サヤ「アタリ」

間男「あはははは! めちゃくちゃ積極的じゃん。こんな犯罪っぽいことしなくてもいくらでも付き合うよ?」

間男は部屋をぐるりと見渡して、

間男「つーか俺と一緒にいた女の子はどこ?」

サヤ「隣の部屋で眠ってもらってる」

間男「起こしてここに呼んでよ、どうせなら3Pしようよ。ああ、でもさっきあの娘とヤったばかりなんだよなぁ。もう出ないかも」

サヤ「その心配はしなくていい、眠ってるアンタに淫魔印の精力剤を飲ませたんだ。10回以上は射精できるから」

サヤの言葉に間男は首を傾げた。

間男「気になってたんだけど、さっきから淫魔だの何だの何を言ってんの? あと俺たちを縛った光線みたいなのって……うわっ」

ギシ、とサヤはベッドに乗っかり間男を押し倒して馬乗りになる。

間男「ホント積極的だね。お願いがあるんだけど、俺の手を縛ってるやつ解いてくれない? 君の体を触れない」

サヤ「触る必要なんてないよ」

サヤは手に持っていた四角い袋を破り、中にあったモノを取り出してゴミをどこかへ放り投げる。
そしてそのモノを、間男のバキバキに怒張した息子の先っぽにあてがった。

間男「俺こんな勃起してたのか。それゴムだよね? そんなの付けずにやらない?」

サヤ「ちょっと黙ってろ」

間男の言うことに耳を貸さず、一見コンドームのような物を間男の息子に装着するサヤ。

サヤ「これでよし、と」

間男「始めるの? 3Pは? あと俺ってSだから、こういう趣味はホントに、マジで無いんだ。手に縛ってるのを解いてくれたら君をめちゃくちゃ気持ちよくして……」

サヤ「うるさい。アンタの趣味なんか知ったことか、アタシはアタシのやりたいようにやる」

16 : 以下、名... - 2020/02/13 22:29:02.86 ZoFSIVeBO 13/152

サヤの迫力に圧され、間男は黙り込んでしまった。

サヤ「それでいい。始める前に少し話をしようか」

間男「……?」

サヤ「とある女の子の話だ。その娘は同性愛者でね、自分と同じ性別の女の子と付き合っていたんだ」

サヤ「でもある日、恋人が悪い男に奪われてしまった。女の子は深く悲しんで激しい怒りを覚えた。大切な恋人を横取りされたんだから当然さ」

サヤ「深い悲しみと激しい怒り。行き場がなくどうしようもない感情に突き動かされて、女の子はある場所を探し出した」

間男「あ……ある場所?」

サヤ「復讐を目的とした店さ。自分を騙した奴、裏切った奴への復讐を請け負う店」

間男「……」

サヤ「そう、アタシの店だよ」

間男の顔が青ざめていく。

間男「も、もしかして」

サヤ「依頼を受けてアタシはここにいる。人の恋人を奪ったアンタに復讐するためにね」

間男「ひ、ひいいいっ!? やめてくれ! 殺さないで!」

間男は力一杯抵抗しようとする。
しかしさっきまで少なからず動かせていた手足が微動だにしない。

間男「う、嘘だろ……!?」

サヤ「殺す? そんなことはしない。まあ殺すこともできるけど」

サヤはぺろりと舌なめずりをする。

サヤ「女とセッ○スするのが大好きなアンタにとって、最もして欲しくないことをしてやる」

間男「何を言ってるんだよ! 誰か助けてくれ! 誰か!」

サヤ「誰も来やしない、ここは完璧な防音設備だから」

間男「何をする気だ!? やめてくれ! 頼む、金は払うから!」

17 : 以下、名... - 2020/02/13 22:57:44.83 ZoFSIVeBO 14/152


サヤ「金?」

間男「ああ、依頼主の倍以上の金を払う! だから見逃してくれ!」

サヤ「残念だけどアタシは金に興味ないんだ。いや、店をリフォームするために必要ではあるけど……そんなのは後回しだな」

間男「金じゃダメなら何ならいいんだ!? 教えてくれ!」

サヤ「教えたところで無駄だよ、依頼を途中でキャンセルするのはアタシのルールに反する」

サヤは間男から体をどけてベッドから離れると指を鳴らした。
すると間男の体が、意思に反して勝手に動く。うつ伏せになると尻をこれでもかというくらいに突き出される。

サヤ「くくくっ、情けない恰好」

間男「くそぉ……! 体が言うこと聞かない……!」

サヤ「さてと、あとはこれを腰に着ければ」

間男の視界に入る位置まで来ると、サヤは空中から何かを召喚して自分の腰にセットした。

サヤ「いつ見てもエグイ形だなぁ」

間男「お……おい……それ、どうする気なんだ……?」

間男はサヤの腰に巻かれた物を凝視し、声を震わせた。

それはいわゆるペニスバンドだった。間男の一物より少しばかり大きいサイズで、丸い突起やイボイボがついている一品。

サヤ「これすごいよ、体温とか触感とか本物と変わらないんだ。本物のペニスにイボイボがついた感じ」

間男「それをどうするかって聞いてるんだよ!!」

サヤ「アンタの尻に入れて突きまくるんだよ」

予感はしていたが聞きたくなかった事を耳にして間男は叫ぶ。

間男「嫌だああああ! 頼むよ、やめてくれよおおお!」

サヤ「任せてくれ、腰の動きには自信がある。それに開発しやすくなる淫魔印のローションもたっぷりぶち込んでやるから」

間男「頼む……頼むから……!」

サヤ「まあペニバン使わなくても、自前のを生やせるんだけどさ。男には挿入れないって決めてるから」

18 : 以下、名... - 2020/02/13 23:22:46.99 ZoFSIVeBO 15/152

懇願する間男の言葉にはこれっぽっちも反応せず、とうとうサヤは間男の視界から消えて背後に回る。
間男は歯を食いしばり必死に抵抗しようとするが虚しく終わる。

サヤ「このローションは腹の中の異物も綺麗さっぱり消してくれるんだ。体に無害で浣腸いらず、アナルセッ○スに持ってこいの商品」

サヤ「お徳用サイズもあったんだけど今回使用するのは1回使い切りサイズのこれ」

間男「うッ!?」

ぷちゅっ、と間男の尻穴に冷たい何かが刺さったかと思えば、ねっとりとした液体がゆっくりと流し込まれる。

間男「お、おおおっ、ぐうっ!?」

サヤ「大袈裟だな。初めてはこんなもんか? よし全部入った」

間男「はあっはあっ……な、何を入れた……」

サヤ「さっき言っただろ、アナルで感じやすくするローションだよ」

間男「ううう……尻が……尻が熱い……!」

サヤ「効果が出るのも早いからね。さすが淫魔印だ」

サヤは不敵な笑みを浮かべてベッドに乗る。そして淫魔印のペニバンを手に持って間男の穴へ挿入しようとする。
何かを感じ取った間男が再び頼み込んでくる。

間男「や、やめてくれっ! 嫌なんだ、こんなこと! 俺が悪かった! あの娘に土下座して謝るから、だからっ……」

サヤ「もう遅い」

ズブッ、ズブブブブププププっ!

サヤが腰を突き出すとペニバンの先っぽが穴に入り、そして一息に奥まで挿入していく。

間男「ぐうッ、あ”ああああッ、お”お”おおッ!!」

獣のような声が部屋中に響いた。

23 : 以下、名... - 2020/02/14 23:40:19.22 kS3MAl+T0 16/152


サヤ「これでアンタの“ハジメテ”はアタシが奪ったってわけだ」

サヤはくすくすと笑いながら間男の尻を掴むと腰を引いた。

間男「ひい”ッ!! あ”あ”あああ!!」

サヤ「ん? まだ痛い? 慣らした方がよかったか、女みたいに」

くすくすと笑いながらサヤはくねくねといやらしい腰つきでピストンを始める。
太さ5㎝、長さ20㎝はあるディルドが間男の尻穴の形を自在に変えて出し入れされている。

間男「はあ”ッはあ”ッ、ぐッ、う”う”う”ッ!?」

サヤ「すごい声出すなぁ。どうだ? もう気持ちいいだろ? こんな感覚初めてだろ?」

間男「やめで、ぐれ”ッ!! 尻が、あ”ああ!!」

サヤ「あれ、まだ痛いか? ほらっ、ほらっ、ほらっ!」

間男「ぐふッ、あ”ああッ、あ”ッ、ああああ”ッ……!!」

サヤは部屋に響く雄叫びに構わず何度か強めにディルドを差し込む。
すると間男は声にならない声を上げ、

ビュルルルルルル!!! ビュウウウウウウ!!

男根の先っぽから白濁液を勢いよく吐き出した。
尋常ではない量のそれはサヤがつけたコンドームにたぷんと溜まっていく。

間男「があッ、あッ、あッ……ふッ……!?」

サヤ「ん? はははっ、なんだ。ちゃんと気持ちよかったのか」

間男の射精を感じ取ったサヤはピストンを止めて腰を折り、間男の耳元に顔を近づける。

サヤ「おめでとう、開発完了だ。アンタは尻穴で感じる体になった。もっともっと犯してやるから期待してくれよ」

間男「はあッはあッはあッ……!」

間男は言葉を返す余裕もない。涙と涎をだらだら垂らし、犬のように短く荒い呼吸をしている。

24 : 以下、名... - 2020/02/15 00:11:27.66 L7t3RvC60 17/152


サヤ「何度射精(だ)してもいいよ、好きなタイミングでね。精液はゴムが全部吸収してくれるから取り換える必要がないし」

その言葉通り間男の精液によって丸く膨らんだコンドームは、みるみる収縮していきやがて一物にぴったりと張り付いた。
サヤはピストンを再開する。今度は少し早めのペースで間男を犯す。

サヤ「便利だろ? たっぷりと出してくれ。アンタの出した精液が報酬なんだ。足りなきゃ依頼主に追加で出してもらうこともあるんだけど」

間男「ふう”ッ、う”うッ、くッ、う”う”ううう!!」

サヤ「この調子ならお釣りが来るな。精力も一物のサイズもなかなかだよ、自慢するのも分かる」

間男「あ”あ”あ”あッ、だめ”ッ!! あ”ッ、あ”あ”ッ!!」

サヤ「ん、もうイくのか。いいよ出して」

間男「ぐううううううッ、う”、うあ”ッ!?」

間男の尻に自身の腰を思い切り叩きつけてから回転させるように何度も押し込む。
ディルドの突起で中をゴリゴリ引っ掻き回され、得も言われぬ快感が間男を襲う。

間男「出、るう”!! あ”あ”あ”出る”ッ!! あ”あああッ!!」

ドビュウウウウウウ!! ビュルルルルル!!

サヤ「はーい2回目」

間男「はッはッはッはッ……!」

サヤ「気持ちいいだろ? 女に刺すのもいいけどさ、こっちを開発しちゃったら刺されるのがやみつきになるよ」

耳元で吐息混じりに囁く。

間男「ふーッ、ふーッ、ふーッ!」

サヤ「じゃ、次はアンタの自慢の息子を扱きながらヤってやるよ」

そう言うとサヤは片手で間男の勃起しきった一物を鷲掴み上下に擦り始める。
さらに腰をピストンさせてアナルも犯す。

サヤ「気持ちいいだろ? ん? ほらほらほらどんどん早くするぞ」

間男「あ”あ”あ”あ”あああああッ!!」

前と後ろを同時に責められて間男は悲鳴にも似た声を上げた。

25 : 以下、名... - 2020/02/15 00:31:17.26 L7t3RvC60 18/152


サヤ「最低でも10回は出して欲しいけど一度にこの量だからなぁ。何回目で尽きるかな?」

間男「あッぐッ、ぎッ、ぢい”、ひッ」

サヤ「ん?」

間男「すッ、ごぐッ、あ”ああッ!! ぎもぢい”い”ッ!!」

サヤ「……ふふ、そうか気持ちいいか。それはよかった」

間男の顔は悦びに満ちていた。

サヤ「掘られる気持ちよさに目覚めちゃったなぁ」

間男「す、げえ”ッ!! こ”れ”ッ、ぎもぢ、いい”ッ!!」

サヤは手コキとピストンをぴたりと止めた。

間男「はッはッはッ……あ、あ”あ……!」

サヤ「もっとして欲しいか?」

間男「ふうッふうッ……え”……? うぐッ!?」

ずぼ、とディルドもアナルから引き抜く。
間男の穴の形はすっかりと形を変えてしまっている。

サヤ「もっとアタシのこれで突いて欲しいか?」

間男「……」

サヤ「突いて欲しいならオネダリしてみな? 立派なオチンポで僕のケツを犯してくださいってさ。女の子みたいにお願いしてみなよ」

間男「……」

黙ってしまう間男を見て「流石にこれは早いか」とサヤは思う。
里奈の復讐として間男を同性愛者にしてしまおうとサヤは計画を企てていたのだ。
そのためには後ろの穴で感じる悦びを体に焼き付けなければいけない。

サヤ(もっと突いてから焦らして、それから……)

間男「り、立派なオチンポで」

サヤ「!」

間男「立派な”オチンポで……ぼ、僕のケツを犯してください……!!」

サヤ(マジか)

27 : 以下、名... - 2020/02/15 01:04:29.53 L7t3RvC60 19/152

苦笑いをする。こんなにも早く従順になるとは。

サヤ(元々ソッチ系の素質があったのかもな)

そんなことを思いながらサヤはディルドを奥までぶち込み、間男の一物をがっちりと掴んだ。

間男「ふう”う”う”ッ!?」

サヤ「よくできました。お望み通り犯してやる、金玉空っぽになるまでな」

サヤの責めは今まで以上に激しい。一物をくまなく扱き上げつつディルドで乱暴に引っ掻き回す。
おかげで間男の唸り声は途切れることがない。

間男「イ”、イぐッ!! イ”ぐう”ッ!!」

そろそろ3回目の発射を迎えるというところでサヤは間男の背中に体重を預け、尻を掴んでいた手で間男の乳首を探り当てる。

サヤ「ここか? 乳首も擦ってやるよ、大サービスだ。ちょっとやりにくいけど」

間男「う”う”う”ううッ!! う”ううッ!! お”お”お”お”ッ!!」

サヤ「我慢なんてするなよ? できないと思うけど」

サヤは乳首を優しくいじり、一物を力一杯擦り、腰をバウンドさせて間男を快感と歓喜の渦に巻き込んだ。

間男「出る”う”う”う”うううううッ!!」

ドビュルルルルルル!! ビュルルルルルルル!!

やがて3回目の絶頂を迎えた。

サヤ「もっと出そうだなぁ。精力剤を飲んだとはいえすごいなお前」

間男「ふぐッ、くッ、あああッ……!!」

サヤ「ごめん、まだ出してる途中だったか」

サヤは射精し終えるまで乳首と一物をいじり続けていた。



里奈の恋人「……?」

それから30分後。里奈の恋人が隣の部屋で目覚める。
目を擦りながら部屋を眺め、自分が何をしているのか、ここはどこかなど記憶を辿る作業を行っていた。

35 : 以下、名... - 2020/02/17 22:46:44.67 UGVFM9QGO 20/152


サヤ「おはよう、ちょうど起きたね」

恋人「!? あ、あなたは……マーちゃんはどこ!?」

サヤ「隣の部屋だよ」

里奈の恋人は急いでベッドから立ち上がると出入口へ向かった。
しかし通せんぼされてしまう。

恋人「どいて」

サヤ「あの男に会おうってんだろ? やめときな。ちょうど犯されまくってる最中だ」

恋人「は? 何を言って……」

サヤ「アンタの大好きなマーちゃんは、もう女に興味が無いんだよ。刺すより刺される快感に目覚めたからな」

サヤは里奈の恋人を威圧してじりじりベッドへと追いやっていく。

サヤ「知り合いのゲイを何人かここへ呼んでさぁ、アイツを好きにしていいってお願いしたんだ。どんなことされてるんだろうな」

恋人「なっ……!」

サヤ「いいだろ別に。アンタは元々里奈って女の子の恋人なんだ、またヨリを戻せばいい」

恋人「里奈? なんでその名前を」

里奈の恋人はついにベッドまで行き着いて尻餅をつく。
それでもなおサヤの詰め寄りは続く。獲物を目前にした女豹のようにサヤは四つん這いになって恋人を追いかける。
やがて、恋人はサヤに強引に押し倒されてしまった。

恋人「わ、分かった……あの娘に言われてこんなことしてるんでしょ」

サヤ「そうだよ。人の恋人を奪った男に復讐して欲しいって依頼されてね」

恋人「……」

サヤ「アンタ、男とヤるのに夢中になったから別れたんだろ?」

恋人「それもあるけど……気づいたの。女同士なんておかしいって。男女でペアになるのが普通だもん、お互いのために別れた方がいいんだよ」

恋人は自分の身動きを封じているサヤから逃れようとする。
だが手首をしっかりと掴まれている上に足を絡ませてきているので、どれだけ頑張ったところで無駄に終わる。

36 : 以下、名... - 2020/02/17 23:15:02.76 UGVFM9QGO 21/152


恋人「っていうか何でこんなこと……! 離してくれない?」

サヤ「おかしくないさ」

恋人「え?」

サヤ「アタシから言わせれば女同士のカップルなんか珍しくもない。胸を張って付き合えばいいじゃないか」

恋人「で、でも……周りの目が……」

サヤ「世間なんか気にするな、大事なのは自分の気持ち。好きな相手がたまたま女だったってだけだろ? 何にも変じゃない」

言いながらサヤは身に着けているスーツを器用に脱いでいく。

サヤ「それに、女同士でも充分気持ちいいよ」

恋人「ち、ちょっと!?」

サヤ「アンタを依頼主のもとへ帰す前に教えてあげる。男に突っ込まれなくたって“よがり狂える”んだってことを」

恋人「んっ」

二つの唇がそっと重なる。ぴちゃぴちゃという卑猥な水音と、服を脱ぐ布の擦れる音が静かに響く。
始めは相手を突き放そうとしていた恋人だったが、サヤの優しく、そして情熱的なキスでその気が削がれていく。
舌と舌が何度も交わり恋人の脳が溶けていく。

サヤ「大丈夫、損はさせないよ。この一回限りだから」

口での繋がりが一頻り終わるとサヤは唇を離し、恋人の耳元で囁いた。
穏やかで安心感さえ覚える声のトーンを聞き恋人の警戒心はすっかりと消失してしまう。
サヤはキスの間スーツを全て脱ぎ捨てていた。残るは大人の女性が身に着けるような黒のセクシーランジェリーのみ。

サヤ「脱がせるね」

キスのテクニックですっかり表情が蕩けている恋人にそう声をかけると、口や頬、首筋などに熱烈な口づけをしながら手際よく脱がせる。

37 : 以下、名... - 2020/02/18 00:14:44.46 5qQ0XRaiO 22/152

やがて恋人のピンクで可愛らしい下着が露わになる。
サヤの口づけはゆっくりと下へ降りていきブラジャーに包まれたふっくらバストまで到達する。

恋人「あっ……」

繊細な手つきでブラジャーをずらすと押さえつけられていた胸が解放されスプーンでつついたゼリーのように揺れた。
形のいい二つの球体の先には薄褐色の乳首がつんと上向きに張っている。
サヤはその片方を舌で弄び始める。

恋人「……ん……」

さらにもう片方の乳房は手で優しく揉み回す。
時おり指だけで触れるように、ガラスを扱うような慎重な動きで恋人の感度を高めていく。

サヤ「ふふ、可愛い反応」

恋人「……っ」

前述のようにサヤの愛撫はとても優しくて繊細で焦らし方なども巧みだった。
胸から口を離した次には耳を舐めたり、首筋やお腹など様々な箇所を責めて恋人の性感帯を探り当てる。

恋人「ふあっ……」

サヤの手は下半身へも伸びていく。
下腹部や太もも、その内側、お尻などを撫でて恋人の吐息を荒くさせる。

サヤ「すごく濡れてる」

恋人「ああっ」

恋人の腰が小さく跳ねた。サヤの指が湿ったパンツの上をなぞる。
その様子を恋人のすぐ耳元で囁き羞恥心を煽る。

サヤ「これも邪魔だね、脱ごうか」

そう言いサヤは恋人の唯一の衣服であるパンツに手をかけするすると脱がしていった。
足から引き抜くとどこかへ放り投げて恋人の太ももをじっくりと撫でる。

40 : 以下、名... - 2020/02/19 02:08:33.02 RZRT3nOI0 23/152

撫でながら自分の下着も脱ぐ。
ブラを外すとHカップはある乳房がたぷんと零れて揺れる。
パンツを脱げば魅惑のVラインに綺麗に整えられた陰毛が生えそろっている。

サヤ「ねえ、そろそろアタシも気持ちよくしてくれよ」

恋人「……」

サヤに言われて恋人は気持ちよさに酔いしれた眼差しを、自分よりも大きな胸に向けた。
ベッドに放り出していた手を伸ばして下から持ち上げて重量を感じる。

サヤ「ふふ……」

恋人「ひゃっ」

つるん、と割れ目の中に何かが入り込んだことに驚いて恋人は声を出した。
サヤの火照った表情を確認したあと、腕を辿っていくと自分の股に伸びている。

サヤ「優しく責めてあげる」

言葉通りサヤは柔和でいていやらしくも見える手つきで恋人の性器を弄び始めた。
耳や首筋、乳房なども恋人の快感を高める絶妙な責め方で責めている。

恋人「はぁ……はぁ……」

サヤ「ん」

恋人もお返しをするようにサヤの豊満な乳房に刺激を与えていく。
決して乱暴に扱わずソフトタッチで撫でたり揉んだりする。

恋人「……綺麗……」

自分とは違うピンク色の乳首を切なく、どこか羨ましそうな目で見つめてから指でいじる。
するとサヤは表情こそ変えないが微かに体を震わせて感じていることを知らせる。

サヤ「そう? アンタの胸も美乳だと思うけど」

恋人「んっ……ひ、ひとつ聞きたいんですけど……レズビアンなんですか?」

サヤ「アタシは恋愛に興味ないんだ、ヤれたらそれでいいって主義だから」

恋人「なにそれ」

41 : 以下、名... - 2020/02/19 02:40:49.83 RZRT3nOI0 24/152


サヤ「おかしい? アンタだって男とヤるのにハマって乗り換えたじゃないか」

恋人「そ、それはあくまできっかけで……あっ!♥」

体が大きく跳ねる。
第一関節程度に挿入されていたサヤの指が卑猥な音を立ててもっと奥へ入っていく。

サヤ「きっかけだったとしても、こうして指を入れたくらいじゃ満足できなかったのも原因なんだろ?」

恋人「あぅ……」

付け根まで入ると指でくすぐるように内側を責めたり、腕を前後に動かしてピストンの動きをする。
口では恋人の性感帯のひとつである首筋を刺激しながら時おり耳元で囁きかける。

サヤ「音、聞こえる? くちゅくちゅって。アンタがこんなに濡らしてるからこんな音が出てるんだ」

恋人「や、やめて」

サヤ「すごくエロい音」

恋人「あっあっ……!♥」

サヤは恋人の乳首が勃起して主張していることに気がつく。
耳から離れ舌先で小刻みに舐めて刺激をする。

恋人「んんっ、はぁ、はぁ……♥」

乳首だけでなく乳輪も円を描くように舐め、乳首を口の中に入れて強弱をつけしゃぶるように吸う。
舌だけでなく歯を使って甘噛みをすると過剰なほど体を大きく揺らす。

サヤ「痛かった?」

恋人「……き」

サヤ「ん?」

恋人「……きも、ちいい……♥」

42 : 以下、名... - 2020/02/19 03:13:11.36 RZRT3nOI0 25/152

恋人の表情は度重なる快感によって恍惚としていた。
サヤはにこりと微笑む。

サヤ「じゃあもっともっと気持ちよくなろうか」

恋人「もっと……」

サヤ「ああ、今度はアタシも……」

サヤ(ってそういえばアタシが気持ちよくなったって意味ないか。この娘が可愛い反応するもんだから、つい燃え上がって忘れかけてた)

目的を思い出したサヤは仕切り直して乳房から口を離し、割れ目から指を抜いた。
そして恋人の脚を片方だけ掴んで持ち上げる。

恋人「ひゃっ!?」

サヤ「うわあ、恥ずかしい恰好」

恋人「や、やめて」

口では嫌がりながらも表情や態度では興奮している様子の恋人。
サヤはこの娘がMだと断定して、自分の股間を上手い具合に恋人の股間へと擦り合わせた。

恋人「う……っ」

サヤ「動かすね」

持ち上げた脚を肩で担ぎサヤは腰をグラインドさせる。
性器と性器が擦れて両者に快感を生む。

恋人「あっあっんっ♥♥」

サヤ「はぁ……はぁ……」

ぐちゅぐちゅという卑猥な音が二つの重なりから聞こえてくる。
濡れていなかったサヤの性器も、恋人の股からあふれ出てくる愛液にまみれて摩擦が消えていく。
腰が動かしやすくなりスムーズに腰を振る。

恋人「あっああっあっ♥♥」

サヤ(この娘ホントに可愛い声出すな。スタイルいいしあの男の言ってたことも分かる)

50 : 以下、名... - 2020/02/19 22:06:29.37 RZRT3nOI0 26/152

時間が経つにつれてサヤの呼吸も少しずつ荒くなってくる。
男が一物を出し入れするように腰を振って、時には左右に擦りつけたり円を描くように押しつけたり色んな刺激を楽しんでいる。

サヤ(ああ、チンコ生やして突き刺したい。でも我慢だ)

恋人「だめっああ……ああああっ……♥♥」

身を縮めたかと思えば恋人の体が小さく痙攣する。
絶頂を迎えたらしい。サヤは瞬時に察して腰の動きを遅くねっとりとしたものに変えた。

恋人「あっ、あっ……はっうっ……♥」

サヤ「気持ちよかった? でもまだ終わらせないよ」

サヤの動きがまた早くなっていく。
愛液が涎のようにだらだらと二人の太ももを伝ってシーツを汚していく。

サヤ「ん……アタシも良くなってきた……」

恋人「んっんっんっ♥」

サヤ「なんで口を抑えてるの? 恥ずかしがらず声出していいのに」

前のめりになって恋人の手を取り上げてしまうサヤ。
そのまま恋人の表情を見ながら腰を動かす。

サヤ「はぁ……はぁ……♥」

恋人「はあっはあっはあっ♥♥」

恋人の淫らに揺れている乳房を鷲掴み、ちょっとだけ乱暴に揉みしだく。
乳首を摘まんでくりくりと弄り回すと反応が良くなる。それがサヤをもっと興奮させる。

サヤ「気持ちいい、気持ちいいよ……♥」

恋人「はあっあっあっ♥♥ うっあっ♥♥」

サヤ「んっ、ふうっ♥」

51 : 以下、名... - 2020/02/19 22:41:48.23 RZRT3nOI0 27/152

部屋には熱気が籠っている。継続的な運動によるものか快感に溺れているせいか汗が滴り落ちる。
髪の毛が顔に張り付いているが気にはしない。

サヤ「ねえ、触って」

サヤは握っていた恋人の手を自分の乳房へ押し当てた。
言われるがまま恋人は自分より大きい乳房を鷲掴んで、自分と同じように勃起した乳首を摘まみサヤに刺激を与える。
そのまま溶けて混ざり合ってしまいそうなくらいに二人の重なり合いは熱い。

恋人「あっまっ、またっ……♥♥ イっ♥♥」

サヤ「もう?」

少しすると恋人の快感がまた高ぶりを見せる。
短くて小さいが頻度の高い絶頂。絶頂までそう遠くない気持ちよさが延々と続くセッ○ス。
恋人は身も心も性の悦びと幸福感に染まっていた。

サヤ「はぁっ……いいよっ……♥ 乳首も触っててあげる……ほら、いいよ」

恋人「あっあっああっ♥♥」

サヤの腰が小刻みに、震えるように前後して絶頂を促す。
やがて恋人の頭の中は真っ白になり静かに果てた。

恋人「くっんんんっ……!♥♥♥」

絶頂を迎えた瞬間に乳首を強めに摘まんだサヤは、痙攣する恋人に身を寄せて耳や頬を舐める。
それから体中の力が緩んだ恋人にそっと囁いた。

サヤ「もっとしてあげる。アンタが気持ちよくなること全部」



二人のセッ○スは3時間にも及んだ。
サヤはじっくりねっとり恋人に女同士の良さを教えついでに自分も楽しんだ。

サヤ「ごめんね終電無くなっちゃって。これタクシー代」

恋人「え……悪いです」

淫魔ホテルの前に出た二人はサヤの手にある何枚かの諭吉を押したり引っ込めたりする。

サヤ「気にしないで、こっちはそれなりの報酬をもらったから。余ったお金で里奈と遊びに行っておいでよ」

恋人「……じゃあ、ありがとうございます」

52 : 以下、名... - 2020/02/19 22:59:56.90 RZRT3nOI0 28/152

ちょうど道路を走っていたタクシーを引き留め、サヤは紳士のように恋人を乗車させた。

恋人「あの」

サヤ「ん」

恋人「また会えますか?」

サヤ「そうだね、依頼があればいつでもおいで。誰かに裏切られたとか」

サヤはにかっと笑って続けた。

サヤ「まあアンタの恋人はそんな人間じゃなさそうだから安心しなよ」

恋人「……はい」

恋人は少し寂しげな表情を見せるがすぐに笑い返した。
サヤはドアを閉め、タクシーが見えなくなるまで見送った。

サヤ(惜しいことしたかな。でもアタシが裏切る側に回っちゃあダメだし……ん? 何か忘れてるような)

里奈「すみません」

後ろから声をかけられたと同時にサヤはハッと気づいた。
依頼主の存在に。

サヤ「あ、依頼主さん……アンタの恋人は取り戻したよ。間男も二度と近づかない、断言する」

里奈「本当ですか? ありがとうございます」

サヤ里奈「……」

サヤ「ごめん、何時間も放置しちゃった」

里奈「気にしてないですよ。目的を果たしてもらえましたし」

サヤ「そうはいかない。あんなボロい店に一人で……タクシー代にお詫びの気持ちをつけて渡すから」

里奈「お詫びなんてそんな。じゃあタクシー代だけもらえますか? お財布家に置いてきちゃったので」

里奈は照れ臭そうに笑ったあと丁寧にお辞儀をする。

里奈「本当にありがとうございます。なんとお礼を言えばいいか」

サヤ「むしろアタシがお礼を言いたいくらいだ。報酬をたんまりもらったし」

53 : 以下、名... - 2020/02/19 23:11:52.81 RZRT3nOI0 29/152


里奈「後日お金を渡すこともできますけど、お金はいらないんですよね?」

サヤ「何度確認するんだよ。アタシは淫魔だから人間の精気をもらえればそれでいいんだ」

里奈「はあ……」

サヤ「よく分かってないみたいだな。アタシら淫魔にとってどれだけ精気が貴重なものか」

まあ分からなくてもいいんだけどさ、と呟いてサヤは里奈の隣に立つ。

サヤ「さて、送っていくよ。アンタの家まで」

里奈「道路の向かい側にマンションあるじゃないですか? あそこです」

サヤ「……ホントに近いね」

里奈「はい、なので大丈夫です」

サヤ「そっか。それじゃあまた何かあれば……って何もないのが一番だね」

里奈「ですね。身の回りの人が苦しんでいたらあなたのお店を紹介します」

サヤ「うん、頼むよ」

サヤと里奈は背を向けて歩き出した。
が、サヤがふと立ち止まって踵を返す。

サヤ「そうそう! 言い忘れてたことがあった!」

里奈「?」

サヤ「アンタ抱く側だろ? もっと相手の反応を見ながらヤった方がいいよ! あの娘Mだから時には強めに……」

里奈「そ、そんなこと大声で言わないでください!」

54 : 以下、名... - 2020/02/19 23:25:57.04 RZRT3nOI0 30/152


◆一晩明けて朝◆

サヤ「ふあぁ……よく寝た」

淫魔の店『Vengeance』。元々喫茶店として使われていた店をそのまま買い取って事務所にしたサヤの店。
その奥には休憩室がありそこを寝床にしている。

サヤ「朝飯朝飯っと」

近くにあったテーブルの上に置いてある紺色の袋を手に取るサヤ。
その中をごそごそと漁って白い飴玉を三つほど取り出し、そのうちの一つを口の中へ放り込んだ。
淫魔は人間の男の精液、または愛液から精気を抽出して自らの食事にする。
これはサヤが昨日、間男と恋人からもらった液体を用いて作った携帯食料のようなものだった。

サヤ「もっと豪華にしたいよなぁ。あと店もリフォームしたい。とか言いつつ昨日みたいに人に金をあげてたら溜まるものも溜まらねぇけど」

黒のパンツに白Tシャツを一枚羽織っただけの恰好のまま歩き出す。
洗面所に行き顔を洗っていると来客を告げる鐘が鳴り響いた。

サヤ「ん? こんな朝っぱらから客か?」


↓∞ 依頼主の情報 0時まで募集してこのレスのコンマに近いものを採用

57 : 以下、名... - 2020/02/19 23:37:14.13 R0GBiRjoo 31/152

【名前】間原伸之
【年齢】50
【性別】男
【職業】歌手
【依頼内容】
愛し合っていたはずの事務所社長♂に裏切られ捨てられた…アイツはゲイの風上にも置けない…二度と男の相手をしたくなくなる様女とのセッ○スの虜にして欲しい

77 : 以下、名... - 2020/02/20 00:51:49.95 O2z0/Fgx0 32/152

サヤはタオルで顔を拭いてカウンターへと向かった。



伸之「はぁ……」

サヤ「どうも」

伸之「!」

入口にはサングラスにマフラー、スーツを身に着けた男性がため息を吐いていた。
かけられた声に気がつくと驚いた表情で目の前の美少女の頭からつま先を眺め始める。

伸之「君、なんて恰好をしてるんだ。何か羽織りなさい」

サヤ「ああごめん、ちょうど起きたところでさ。こんな朝から来客なんて想像してなかったから」

伸之「朝? 今は昼すぎだよ。それに年上には敬語を……まあいい」

サヤ「……ん?」

サヤは何かに気づいて男性の顔をまじまじと見つめる。

サヤ「アンタテレビで見たことあるぞ。年末の歌番組にも出てるよな?」

伸之「な、何を言ってるんだ」

サヤ「なるほど……有名人だからか。変装しててもアタシには分かるよ。大丈夫、誰にも言わないからさ」

伸之「……」

サヤ「ほら座って」

サヤは近くにあった椅子を引いて伸之に座るよう目配せする。

伸之「君は誰だ? お店の人は?」

サヤ「アタシが店主だよ」

伸之「なんだって!? も、もしかして騙されたのか」

サヤ「騙してなんかないさ、アンタが誰かに復讐したいっていうならここに来て正解だ」

伸之「……」

サヤ「はぁ~……また姿を変えなきゃいけないのか。魔力結構使うんだよなぁ」

78 : 以下、名... - 2020/02/20 01:11:52.21 O2z0/Fgx0 33/152

信頼を勝ち取るためサヤは肩をぐるぐる回して変身を始める。
骨がゴリゴリ鳴る音と人が急激に成長する光景を見て、男性はあんぐりと口を大きく開けて腰を抜かしてしまう。

サヤ「ふぅ……どう? スラっとした美少女からナイスバディの美女に大変身。魔力さえ使えばどんな姿にもなれる」

伸之「ば、化け物……!」

サヤ「人間からすりゃ間違ってはいないけどさ。で、どうする? 今すぐ店を出ていくか話をするかの二択だけど」

男性は数秒ほど考えた結果、

伸之「……話をしよう」

サヤ「じゃあここに座ってよお客さん」

伸之「ああ、座らせてもらおう。君は脱げたシャツをどうにかしなさい」

サヤ「うわホントだ」



サヤは依頼を聞く前に様々な説明をした。

伸之「淫魔だって?」

サヤ「さっきの見たら信じてくれるだろ」

伸之「う、うん……そうだな……にわかには信じがたいが……」

サヤ「アタシの番は終わりだ。伸之さん、早くアンタの話を聞かせて欲しい」

伸之「本当に復讐をしてくれるのか」

サヤ「ああ」

伸之「ある男を虜にして欲しいんだ」

サヤ「虜……?」

伸之は出されたコーヒーを一口飲み静かに皿の上へ戻す。

伸之「君の言う通り、僕は名の知れた歌手なんだ。最近だとバラエティや街ブラロケなんかにも出たりして……」

サヤ「有名だってことが分かればいいよ」

伸之「そ、そうだね。それで復讐の相手というのが……僕の所属している事務所の社長なんだよ」

伸之は何から何までサヤの打ち明けた。
自分は同性愛者だということ。同じ同性愛者である事務所の社長と付き合っていたということ。
そしてその社長に裏切られたということ。

79 : 以下、名... - 2020/02/20 01:46:42.27 O2z0/Fgx0 34/152


伸之「捨てられたんだよ僕は……あんなに愛し合っていたのに……! あんなに好きだと言ってくれたのに……! う、ううっ……」

サヤ(ゲイだったんだな。どおりでアタシの体に反応しなかったわけだ)

サヤは肩肘をついて納得していた。
淫魔の裸体を見れば勃起不全が治り老化による性器の衰えすら回復してしまうほどの効能があるからだ。

伸之「あの社長、今度は若い俳優に乗り換えたんだ! 僕を裏切ってあんな顔だけの奴に……」

サヤ「辛い思いをしたな。それでアタシは何をすればいいんだ?」

伸之「さっき言った通りだよ、あの社長を女の虜にして欲しい。大好きな男の相手を二度としたくなくなるようにね」

サヤ「なるほど」

伸之「でもそんなことできるのかな」

サヤは手に持っていた最後の飴玉を口へ放り込み歯で噛み砕く。

サヤ「できるよ、淫魔にかかれば簡単だよ」

伸之「頼もしい! ありがとう! ちなみにどれくらいかかる?」

サヤ「金の話? アタシが報酬として受け取ってるのは金じゃないんだ。男の精液とか女の愛液とか」

伸之「せ、精液……昔漫画で読んだことはあるけど事実なのか。けどお金も必要じゃないのかな? 見たところかなり年季の入った店だけど」

サヤ「まあリフォームは考えてるよ」

伸之「そのために貯金した方がいいんじゃないかな? 余計なお世話だったらごめん」

サヤ「……」

確かに金は必要だがサヤは別にこのままでも気に入っているので、口ではリフォームと言ってはいるが行動に移す気はなかった。

サヤ(水道代や光熱費とかは魔界が負担してくれるし生活に苦はないし。でもいざって時のために一応貯めとくか?)

伸之「サヤちゃん?」

サヤ「!」

伸之「僕はお金を渡すつもりでいたんだ。だから遠慮はしなくていいよ」

サヤ「あーいいよ、今はまだ必要ない」

伸之「そうか……悪いね」

サヤ「負い目を感じることないさ。交渉は成立してる。伸之さんとこの社長がどのくらい吐き出せるかによるけど」

伸之「心配しないでくれ。彼は40代だけど若者並みのモノを持ってるんだ。まだまだ現役だよ」

87 : 以下、名... - 2020/02/24 22:13:04.16 flv7EsfW0 35/152

サヤ「そうか。まあどんだけヘナチンでも無理やり出させるけどね」

サヤは舌なめずりをして立ち上がる。

サヤ「早速行って来ようかな。社長ってどこにいるか知ってる?」

伸之「今から行くのか。まだ昼なのに」

サヤ「関係ないよ、拉致ってホテルに連れてくから」

伸之「犯罪にならない範囲で頼むよ」

サヤ「任せてくれ。終わったら連絡するからスマホの番号教えてくれるかな」

サヤは伸之から居場所と連絡番号を聞くと魔界のゲートを開きその中を潜り抜けていった。

サヤ(依頼をこなしつつ誰か協力してくれる淫魔を探してみるか。そいつに金を稼いでもらおう)



社長「ああ、その件についてはまた話し合おう。よろしく頼むよ」

有名な芸能事務所の一室に標的である社長の姿があった。
スマホの通話を切ってデスクに置くと眺めのいい景色が見える窓に目を向ける。

社長(あいつからの連絡、急に泊まったな……諦めてくれたらしい)

ふう、とため息をついて高級な椅子から腰を上げるとデスクに置いてあったティーカップを手に持ち窓際へ歩み寄る。
湯気の立つコーヒーを一口啜り、空から照りつける陽の光に目を細める。

社長(いい天気だ。こんな日はあの子を呼んでデートでもしようか。確か予定はなかったはず)

空いている手でスマホをポケットから取り出すとラインを開いて、とある名前の人物とやり取りを開始した。

社長(『今日はオフだったね。個人的な予定はあるかな?』……送信と)

社長がメッセージを送ってから一分後、返信がくる。

『お誘いしてもらえるかと思って空けておきました!』

社長(ふふ、可愛い子だな)

返信の内容ににこりと微笑む。その直後。

サヤ「誰とやり取りしてんの?」

社長「!?」

すぐ隣にいたサヤがスマホを取り上げて画面を確認した。
あまりに唐突で訳の分からない出来事。社長は驚愕と混乱で思考がごちゃ混ぜになりポカンと口を開けてサヤの横顔をただ見つめた。

88 : 以下、名... - 2020/02/24 22:33:56.31 flv7EsfW0 36/152


社長「き……君は誰だ!?」

言葉を口にしたのは数秒置いてからだった。
社長の言葉に返事をせずサヤはスマホをタップして文字を入力していく。

サヤ「『ごめん、やっぱり今日はやめておこう、予定が入ってしまった』。送信っと」

社長「な、何をしているんだ! 返せ!」

サヤ「いいよ。アタシとの用事が終わったら返してあげる」

社長「用事だって? というか一体どうやってここに入ったんだ! 警備を呼ぶぞ!」

サヤ「まあまあ落ち着いて」

部屋の出入り口に向かって走り出そうとした社長を後ろから羽交い締めにする。

サヤ「アタシはある人に依頼されてここに来たんだ。アンタを女の虜にして欲しいってね」

社長「くそ、離せ! 警察だ! 誰か警察を……!」

サヤ「話聞いてないな」

じたばたと抵抗する社長を涼しい顔で押さえ込むサヤは「仕方ない」と呟いて、

サヤ「詳しいことはホテルで話そう」

社長「ひっ!? ななっ何だこれ!?」

目の前に現れた漆黒のゲートに驚愕し腰が抜ける社長。
しかしサヤがしっかりと上体を持っていたので床に尻餅がつくことはなかった。

サヤ「一名様ご案内♪」

社長「うわあああ!! やめてくれえええっ!!」

サヤは怯える社長を無理やりゲートへと引き込む。
部屋に響く男の叫び声は消え去り部屋はシンと静まり返った。



社長「こ、ここはどこだ!? どこなんだ!!」

サヤ「落ち着けって……ああもう、先に手足を縛っとくか」

艶やかなムードの部屋に誘われて社長はパニックに陥り拘束から抜け出そうと必死になる。
そんな社長の扱いが面倒だと思ったのかサヤは指をパチンと鳴らした。

89 : 以下、名... - 2020/02/24 23:06:32.55 flv7EsfW0 37/152

すると社長の両手と両足がまるでロープで縛られたように身動きがとれなくなる。

社長「うわっ!」

サヤ「はいベッドに寝て」

社長を抱えてキングサイズのベッドへ放り投げる。サヤによる復讐の準備が整う。

社長「な、何なんだよ! 何をする気だ!」

サヤ「話すからちゃんと聞いてくれ。アタシはある人の依頼でアンタに復讐するために来たんだ」

社長「復讐!?」

サヤ「そう」

社長「……もしかして……」

サヤ「心当たりあるよな。そう、歌手の伸之さんが依頼主だ」

社長「やっぱり。あいつ大人しくなったと思ったらこんなことを考えていたなんて……! 最低の人間だ!」

サヤ「最低はどっちだよ。アンタ伸之さんを裏切って捨てたんだろ? なんでそんなことした? 若い男に乗り換えたかったからか」

社長「お前に話すことはない! それより分かってるのか、こんなことして大問題になるぞ!」

憤慨する社長ににやりと色気のある笑みを向けてサヤはベッドに四つん這いになって乗った。

サヤ「ならないよ。復讐が終わった時、アンタは何食わぬ顔で社長室の椅子に座ってるからね」

社長「は? ぼ、僕を殺すんじゃないのか?」

サヤ「くくく、殺すわけないだろ。いや……うっかり殺しちゃうかもしれないな」

社長「何をするつもりなんだ」

サヤ「セッ○ス」

サヤの言葉に社長は目を丸くした。

社長「……」

サヤ「聞こえなかったか? セッ○スだよ」

社長「馬鹿にしてるのか」

サヤ「アタシはマジで言ってる。伸之さんの依頼内容を教えようか? 二度と男の相手をしたくなくなるように、アンタを女の虜にして欲しいんだってさ」

90 : 以下、名... - 2020/02/24 23:33:12.17 flv7EsfW0 38/152

サヤは社長の股間のあたりまでやって来ると顔をファスナーに近づけた。

社長「はっ、馬鹿げてる。そんなしょうもない依頼をあいつは……」

サヤ「ということだから、これからアタシはアンタの性の対象を捻じ曲げるからな。女の良さを分からせてやる」

社長「無駄だよ、僕は男にしか興味がないから」

サヤ「その考え方を捻じ曲げるって言ってるんだ」

社長「どうぞ好きにしてくれ。でもその前にまだ知りたいことがある」

顔を埋めてファスナーを探り当て、咥えてからゆっくりと下へ引いていくサヤに質問を投げかける。

社長「お前は何なんだ? さっきまで社長室にいたのにどうやって……あのブラックホールのような黒い渦は? それと手足の自由が……」

サヤ「淫魔」

社長「え」

サヤ「アタシは淫魔だから色んなことができる、とだけ言っておく。いちいち全部説明するの面倒だし」

ファスナーが開いたことによって社会の窓から見える白いブリーフ。
そこに鼻を密着させてサヤは深く息を吸い込む。

サヤ「すぅー……はぁー……やっぱりだ。この濃厚な匂い、ここ数日は処理してないね。こんな匂いを嗅がされたら我慢なんてできるわけない」

恍惚とした表情を浮かべる。
そして片手をブリーフの更に奥へと突っ込み社長の一物を引っ張り出した。

サヤ「伸之さんの言うとおり、若い男並みに精力があるね」

社長「む……無駄だ。女にこんなことされたって」

血が通っていない状態の一物を嬉しそうににゅこにゅこと扱き始める。
社長は顔をしかめてその様子を見つめる。

サヤ「アンタこそ無駄だよ。男のここは正直なんだ。こうして刺激を与えてやれば」

社長の一物はみるみる膨らんでいく。
やがて本人の意思に反して数分と経たないうちにガチガチに硬くなってしまう。

サヤ「ほぉら、こんなになっちゃった♥」

社長「くっ……」

サヤ「ふーん、大きさは平均よりちょっと大きいってところかな。ま、淫魔にとっちゃ大きかろうが小さかろうがご馳走なんだけど」

93 : 以下、名... - 2020/02/25 00:58:50.66 WD3lN61D0 39/152


サヤ(さて、まずは挨拶がわりに)

サヤは勃起した一物の根っこを掴み裏側にキスをしていく。

サヤ「ちゅっ ちゅっちゅっちゅうっ

社長「っ……」

口紅のついた唇が丁寧に、何度も裏側にくっついては離れていく。

サヤ(そういや、レズはノーマルに戻せるけどホモは戻らないって聞いたことあるな……アタシにかかれば大した問題じゃないか)

社長「う……ふ……」

サヤの熱いキスを受けて社長の一物はびくびくと脈打つ。

サヤ「ふふ、キスされただけでこんなに感じるんだな。これは楽しみだ」

社長「か、感じてるんじゃない……嫌なだけだ……」

サヤ「体は正直ってね」

キスはより情熱的で激しいものに変わっていく。

サヤ「ちゅっちゅうっちゅっ ん、ちゅっちゅううっちゅうっ ちゅっちゅっちゅっ

社長「ふー……ふー……」

動じていないとでも主張するかのように社長は呼吸を落ち着けている。
しかしサヤにはお見通しだった。

サヤ(ゆっくりキスさせてもらったから、次は……)

キスの荒らしが止み、次に待っていたのはフェ○チオ。
舌を出してチロチロと一物をくすぐるように舐める。

社長「ふっ……ふっ……!」

サヤ「感じてるんだろ? 素直に言いなよ。アンタがゲイだからって気持ちいいもんは仕方ないさ」

社長「うるさい」

サヤ「あっそ。どこまでも意地を張るっていうなら徹底的に責めてあげる」

サヤはフェ○チオを再開した。
舌であらゆる箇所をくすぐり玉袋もぺろりと懇切丁寧に舐め上げる。

96 : 以下、名... - 2020/02/25 01:38:04.35 WD3lN61D0 40/152

社長「ふう……ふう……はぁ……!」

サヤ「あははっ、カウパーが先っぽから垂れてきてるよ? 溜まってる上に感じやすいときたら当然か」

舌でくすぐるのを止めたサヤはいよいよ口を開け男性器で一番敏感な部分、亀頭をぱくりと一呑みした。

サヤ「あー……んっ」

社長「!」

社長の腰が少し浮いた。亀頭を呑まれた刺激でカウパーがさらに溢れ出てくる。

サヤ(この調子じゃすぐ射精しそうだな)

大好きな男の匂いを直に嗅いでサヤはすっかり興奮状態にあった。
含んだ亀頭を舌で満遍なく、ぐるりと一周するように舐め始める。

社長「あっやっやめてくれっ!」

サヤ「んふふ、もうイきそうなのか? いいじゃん、イけよ♥」

社長「うっ、おおぉぉぉぉっ……!?」

ある程度舐めたら今度は顔を沈ませる。ガチガチの男根がサヤの口内の様々な場所に当たりながら喉へ押し込まれていく。

サヤ「むぐっ……」

ついに男根が丸ごとサヤの口内へ入ってしまう。
丸呑みしているので根っこに唇が触れている。サヤは少し苦しそうにしながらもそのまま顔を左右に振った。

サヤ「ふっ、んぐ……♥」

社長「あっあああっ! ヤバいっあっ!」

舌で刺激を与えることも忘れない。べっとりと一物に張り付いて優しく擦ったりべろべろ舐め回して緩急をつける。

社長「くっああああっ……!! すごっ……!!」

サヤ「ん……」

サヤ(ホントに意地張るなぁ。よし)

サヤは次で射精させようと思い切り顔を引き上げた。

ぬろろろろろろッ! と一物が擦られて社長の快感があっという間に高ぶり射精一歩手前まで来る。

社長「おッ、あッ……!?」

サヤ(思ったより頑張るな)

射精させる気満々だったのだがしぶとく堪える社長を上目遣いで確認し、サヤは再び亀頭だけを口に含んだ状態でフィニッシュに追いやる責め方を思いついた。
顔を小刻みに上下させる。すると亀頭がしつこくいやらしくねぶられて社長はたまらず、

社長「おおおおああああッ!?」

ビュクルルルルルルルルッ!! ドビュウウウウウウウッ!!

快感が一線を越える。
腰が勢いよく跳ねて男根がサヤの喉まで突き刺さる。

サヤ(きた!♥)

サヤは狙っていたかのようなタイミングで社長の腰に手を回すと力強く顔を押し付け絶対に離そうとしない。
先ほどのように一物がずっぽりと丸ごと口内に入った状態。喉につっかえた亀頭から大量の精液が直接胃へと送り込まれていく。

97 : 以下、名... - 2020/02/25 02:13:43.06 WD3lN61D0 41/152

サヤ「じゅるるるるるッ!♥ じゅるるるッ!♥」

社長「おッおッおッ!?」

精巣に溜まっている精液を一回で全て吐き出させようとするかのようにサヤは一物と強く吸い上げている。
射精中での強烈な刺激に腰が逃げようとするが無理やり押さえつけられて、ただサヤの中に精液を吐き出していく。

社長「くッ……はあッはあッはあッ……! はあっはあっ、はあっ……!」

サヤ「んぶッ」

精液が出なくなったことを確認すると唇を一物から離さずゆっくり顔を上げていく。
ちゅぽっ、と亀頭からようやく口が離れる。サヤは自身の口端から垂れた精液を人差し指で掬い取り、ハチミツを食べるかのようにしゃぶった。

サヤ「はぁぁぁ……生搾りを直飲み、美味すぎ……♥♥」

雌の顔とも言えるうっとりとした表情で虚空を見つめる。
だが少しすると社長の一物の先から白濁液が垂れてきているのを発見し慌ててしゃぶりついた。

社長「うっ、ああっ!?」

サヤ「ちゅぱっ♥ そっか、まだ尿道に残ってた……全部吸い出さないとな」

社長「待って、今は敏感だか、あああっ!」

一物を口に入れると頭を深く上下に振る。
社長が悶えていることなど無視して、中に残っているご馳走を一滴残らず吸い出すため手も使い絞るように動かす。

サヤ「ちう♥ ちゅうう♥ ぢゅうううううっ♥」

社長「あ、がっ……!」

サヤ「ふぅ、美味しかったよアンタの精液」

社長「はあっ……はあっ……はあっ……」

絶頂から戻った時の脱力感かようやく終わったことへの安堵か、社長はぐったりと体中の力を抜いた。
そんな社長を見ながらサヤは舌舐めずりして指をパチンと鳴らす。すると、今までサヤの身を包んでいた黒のスーツが光と共に消えていく。
残った衣服は何もない。サヤは美しい裸体を社長に披露する。

サヤ「休んでるところ悪いけど、これで終わりじゃないからね。フェラで気持ちよくさせることなんて男でもできる」

社長「はぁ……はぁ……」

サヤ「だから次は女にしかないモノを使ってアンタを虜にする。そう、ここからが本番」

四つん這いになって大きな乳房と尻を揺らしながら移動し、社長の顔に顔を近づける。

103 : 以下、名... - 2020/03/10 22:12:35.41 vYO84TZS0 42/152


サヤ「よっぽど気持ちよかったみたいだ。表情が緩んでる」

社長「た……溜まってたから……どんな下手クソなフェラでも気持ちいいんだよ……」

サヤ「下手クソとは言ってくれるじゃんか。お詫びに極上の快感をプレゼントしてやるよ」

社長「うっ」

勢いよく射精したとはいえまだまだ元気な社長の一物の先っぽにサヤの股間の花がぴとっと触れた。

サヤ「ゴムなんかつけない、生の淫魔マンコをたっぷり味わってくれ」

ズブ、ズブブププププッ……。

サヤは体をゆっくりと沈ませて男根を魅惑の穴の奥へと導く。
社長のモノはあっという間に一呑みされてしまう。サヤの中は熱くてヒダがぴっとり絡みついてくる。

社長「ふ、ううううう……!」

サヤ「あははっ、中でみるみる膨らんでる。気持ちいいんだね」

社長「た、溜まってるからだ!」

サヤ「その言い訳もう通用しないだろ、一発出した後だし」

挑発的な笑みを浮かべながらサヤは社長の両手を強く握り締めて離れないようにホールドする。
それから下腹部に力を入れて膣内をうねうねと動かす。

社長「っ!」

サヤ「こんなこともできる。すごいだろ? チンポ溶けちゃいそうだろ」

怒張した男根の付け根から亀頭の先まで絞るように脈動する膣内は、ずっと浸っていたくなるような優しくて心地いい快感をもたらした。

サヤ「ん……まだこれは序の口だから。もっと気持ちよくなるための準備」

社長「もっと、気持ちよくなるための……?」

サヤ「興味あるだろ? こんなのとは比べ物にならない、もう死んでもいいって思っちゃうくらいの快感だよ」

言いながら指をパチンと鳴らすサヤ。
たちまち社長の服が光と共に消えていった、かと思えばベッドの外へと放り出される。

社長「ふ、服が……!?」

サヤ「さあ身を委ねて。アタシの言うとおりに」

耳元で艶やかな吐息を吹きかけながら言葉を紡ぐ。
それはまさしく悪魔の囁き。

104 : 以下、名... - 2020/03/10 23:03:29.11 vYO84TZS0 43/152

サヤは手を握り直して社長の額に自分の額をくっつけると静かに腰をグラインドする。
みっちり隙間なく絡みついていたヒダが男根を満遍なく刺激して、

社長「うお、ああぁぁ……!?」

社長の脳に快感という麻薬が浸透していく。
小刻みに揺さぶっているだけだというのに何も考えられず陶酔してしまうほど気持ちがいい。

サヤ「はむっ、ちゅぷっぺろっ♥」

下半身だけではない。
サヤは社長の耳や首筋を舐めて気持ちを高ぶらせている。音が聞こえるように大袈裟に吸いつく。

サヤ「はぁ……はぁ……どんどん激しくしていくよ……♥」

言葉通りサヤの腰は前後に大きく揺れ始める。
さらに縦だけでなく横の動きも追加していく。動きが大きくなるにつれてくちゅくちゅという卑猥な水音が二人の耳に届く。

社長「あっううっすご、いっ!」

サヤ「すごい?♥ 気持ちいい?♥」

社長「はあっあああっふっ」

サヤの問いかけには答えない。
「気持ちいい」の言葉だけはどうしても言わないつもりらしかった。

サヤ(焦らす手もあるけどここは徹底的に責めて落とすか。てかアタシが楽しみたいし♥)

店を出してから一週間も客が来ず、やっと来た依頼では女と交わっても男とは無かった。
精気は食べても男の一物を味わえなかった。そのためサヤの下半身は久しぶりの挿入に喜びを隠しきれず愛液がだらだらと分泌されている。
膣圧も一段と締まり獲物を決して逃さない体制に入っている。

サヤ(盛り上がりすぎて殺さないように……我を忘れないように気をつけよう)

社長「ぐうううううっ……!?」

膣内が再び脈動を始める。
睾丸で作られた白濁液を亀頭の先っぽから放出させるため牛の乳搾りのようにいやらしく蠢く。
グラインドでの刺激に酔いしれていた社長には色んな意味でたまらないものだった。

サヤ「ほら、にゅこ、にゅこ、ってさ♥ アンタのチンポ扱かれてるの分かる?♥ 手コキみたいに中でさぁ♥」

社長「おおおおっ、おおぉ……っ!」

サヤ「こんなこと、されたらぁ……♥ すぐに射精しちゃうだろ?♥」

サヤが言うように社長の快感はどんどん高まり発射までの時間が縮まっていた。

サヤ「アンタの嫌いな女の中で♥ さっきの、フェラの時みたいに……射精するんだ♥ 気持ちよさ、比じゃないよ♥」

社長「ふうっふうっはあっはあっ……!」

サヤ「そうそう、もっと興奮しな♥ 興奮すればしただけ、んっ♥ 射精の時の気持ちよさ、上がるから……♥」

109 : 以下、名... - 2020/03/11 22:49:50.53 nyGP2c+x0 44/152

淫らでねっとりとした責めが絶えず続けられる。
股間だけでなく舌で体をくすぐるように舐められ快感が増しているような気がしてくる。

社長「こんなっこと……! くうっ!」

サヤ「まだ抵抗してるの? 正直に、なりなよ♥ 気持ちいいもんは……仕方ないだろ♥」

社長「はあっはあっ、き、気持ちよく、なるわけがないっ! 男のことは、男にしか分からないんだ!」

サヤ「……」

サヤはふと気にかかった。
この社長は何故ゲイになったのだろう。過去に何があったのだろう、と。

サヤ(ま、そんなのはどうでもいいか)

気にかかっただけで聞く気は無い。
サヤの頭にあるのはセッ○スで気持ちよくなることと精液を少しでも多く出させることのみ。

サヤ「アタシは、んっ♥ 分かるけどね♥ はぁ、はぁ……男のことも女のことも♥ 人それぞれの、気持ちいいところを探り当てるのが……大得意だから♥」

社長「ふうっふうっふうっ……!」

サヤ「アンタが何で男好きなのかとか……女を嫌ってる理由、知らないけどさ♥ 女はこんなに良いものなんだったこと、教え込むまで離れないよ」

社長「ふうっふうっ……うぐっ!?」

サヤ「それが目的だからね♥♥」

社長の顔色がまた変わった。
亀頭の先に何かが吸い付いているのが感じ取れた。

サヤ「淫魔はこんなこともできる、その2……子宮をスポイトみたいに扱って亀頭責め♥」

社長「あっああぁぁぁっああぁっ」

サヤ「どう?♥ 先っぽにキスして吸引したり、亀頭を丸ごと中に入れたりできるんだ♥」

社長「ひっあ、あぐっ、おっおぉぉぉぉぉっ……!?」

サヤ「チンポを挿してるマンコの中でさらに亀頭と子宮のセッ○ス♥ 他になんにも考えられなくなっちゃうよな……?♥」

亀頭がぶつかる度にちゅうちゅう吸われ、やがて口が広がって子宮の中にまで入り込んでしまう。
ただでさえ窮屈な部屋に閉じ込められた亀頭は、子宮が収縮することによってさらに窮屈になり締め付けられる。
そこから無理に引き抜こうとするとカリ首が引っかかり、小さな出入り口を強引に通って外(膣内)へ出る。
空のペットボトルを使って卵の黄身だけを出し入れするように、幾度となく亀頭に強烈な刺激が与えられる。

社長「やばいっああぁぁっ! す、すごっい、あああ……っ!」

身悶えする快感が社長の体を突き抜ける。
腰をじたばた動かすがサヤが上に乗って拘束しているので逃れることはできない。

110 : 以下、名... - 2020/03/11 23:36:23.14 nyGP2c+x0 45/152

サヤ「んっ♥ 気持ちよすぎて、苦しい……?♥ はぁ♥ これ、アタシもすごく……イイんだ……♥」

社長「はあっはあっはあっはあっ」

サヤ「アンタのぱんぱんに膨らんだ亀頭が♥ 出たり入ったりっ……気持ちいい♥♥」

言葉を聞く気がない社長の喘ぎ声を止めるようにサヤはキスをして口封じをした。
気持ちが高ぶり口での繋がりも求める。舌と舌を絡ませて熱烈に。貪るように。

サヤ「ちゅうっ♥ じゅぷっちゅっ、ちゅうううっ♥ はあ、はあ、はあ……♥」

社長「あッ……ふうっ……!」

極上のキスのテクニックで社長の脳が蕩けていく。
涙や涎など垂らしっぱなしでされるがままの状態になる。

サヤ「イイ顔してる♥ あ♥ そろそろ……イきそうだね♥」

自分の中の男根がビクンビクンと脈打ち始めたのを感じてサヤはよりテクニカルに腰を揺さぶりキスで追い打ちをかける。

サヤ「ちゅううっちゅうっちゅぷっ♥♥ ほら、ほら、イっていいよ!♥♥ イって!♥♥ イって!♥♥ イけイけイけ!♥♥」

社長「うぐうううっ!? うっううっあああっ!」

サヤ「チンポから熱ぅいザーメンたっぷり出せ♥♥ 淫魔マンコに飲ませろ♥♥ ほらほらほら!♥♥」

キスをしてはすぐ耳元で言葉責めをするサヤ。
おかげで社長の絶頂はもうすぐそこまで来ていた。溜まっていた精液がみるみる込み上げて今まで以上の快感と共に発射しようとしている。

サヤ「すごいビクビクしてるよアンタのチンポ♥♥ 吐き出したいんだろ?♥♥ アタシの中に思いっきり♥♥」

社長「ああああっ! イくっ! イくうううっ!?」

社長は本能のままに従ってサヤが絡めている手を握り返す。

サヤ「いいよ♥♥ 出せ、出せ出せ出せ出せ!♥♥ イく瞬間にマンコ思いっきり締め付けてやるから♥♥」

社長「はあっはああッうぐうっあああああイくイくイくっ……!!」

サヤ「ふう、ふう、ちゅぷっ♥♥」

サヤは白目を剥きそうな社長に何度目かのキスをする。
口を封じて最後の最後まで極上の射精のサポートを忘れない。

サヤ「ちゅううっ♥♥ ちゅぷちゅぷっ、ちゅっちゅっちゅっ♥♥」

社長「んんんんんんっ! んんんッ……!! んぐうううううッ!?」

ドビュウウウウウウウウウウウッ!! ドビュルルルルルルルルルッ!!

サヤの中で熱い液体が勢いよく噴き出た。
男根の先からまるで噴水のように放出されているそれはあっという間にサヤの中を満たして外へ溢れ出てくる。

サヤ(うわ、もったいな)

社長「ふうううッ、ふうううッ……!」

ご馳走が流れ出ていくのを感じ取りながらもサヤは社長にキスをしつつ、口約通り膣内をぎゅううと締め上げる。
さっきまでやっていた牛の乳搾りで睾丸から送り出されている精液を一滴でも多く搾り出そうとしていた。

112 : 以下、名... - 2020/03/11 23:49:16.43 nyGP2c+x0 46/152

そういえば次に出す予定の淫魔の名前を先に決めておきたいので協力お願いします

サヤとは違って優しくて穏やかなお姉さんって感じの淫魔の名前↓1

114 : 以下、名... - 2020/03/11 23:50:16.32 oz9vOviWO 47/152

リーズリット

123 : 以下、名... - 2020/03/12 20:38:08.12 ewSeZHhzO 48/152


社長「はあっはあっはあっ……! はあっ……はあっ……」

サヤ「ふぅ……全部出たみたいだな……♥」

男根が脈打たなくなったのを感じ取ってサヤはゆっくりと体を起こしてから腰を上げていく。

サヤ「うわぁ……たくさん出たなぁ」

社長「はぁ……はぁ……」

サヤ「見てよこれ、えっろい♥」

持ち上げた腰、その股間の割れ目から粘っこい精液が垂れ落ち社長の萎びた一物にぽたぽた落ちている。
ぐったりしながら深く呼吸をし、体に酸素を取り込んでいた社長は流し目で注目する。
元気の無くなった竿がぴくりと動いた。

サヤ「さあて社長さん」

サヤはまた社長の体に倒れて顔の間近まで迫り話しかける。

サヤ「死にそうなくらい気持ちよくなって疲れたと思うけど、まだまだ終わっちゃいないから」

社長「はぁ……はぁ……うっ!」

サヤ「ふふふ♥」

サヤの顔が降りて行った直後、股間に異変を感じる社長。
目をやるとふにゃふにゃになっている息子を無理やり手で扱くサヤの姿が映った。

社長「ま、待って……まだ……!」

サヤ「大丈夫、勃つよ。こうやって……」

手だけでなく口も使い出す。
亀頭部分をぱくりと口内に含んで舌で丁寧に舐める。勃たせるついでに尿道に残っている精液も吸い取る。

社長「やめて! 本当に、無理……! 今は、あああっ……!」

サヤ「ちゅうう♥ んく、れるれるれる♥ ふぅ……美味い♥」

一頻り弄んで残っていた精気を食べ終わったのを確認すると口を離して手だけで刺激していく。
時には優しく、時には強く、絶妙な力加減で男根に血を通わせていく。

社長「うううっ、あああぁぁ……!」

サヤ「ほぉら♥ 固くなってきた♥」

玉袋をもう片方の手で揉みしだく。
指で睾丸を優しく転がし、強く握るとペニスに力が入りグンとそびえ立つ。

サヤ「はい戻通り」

社長「はあ、はあ、はあ……」

124 : 以下、名... - 2020/03/12 21:10:21.47 ewSeZHhzO 49/152

手コキと簡易なフェラにより社長の一物は再建された。
つつつ、と指で裏筋をなぞれば敏感な反応を見せる。

サヤ「今度はどんな体位でヤりたい? 希望に応えるよ」

社長「……もういい」

サヤ「ん?」

社長「もういい……女の体は気持ちいいってことが分かったから……やめてくれ」

社長は頑なに言わなかった「気持ちいい」という言葉を交えて降参の意思を示す。
が、サヤにはそれがどうも引っかかったようで探るような目つきで顔を覗き込む。

サヤ「ふーん? 認めるのか」

社長「ああ、よかったよ……」

サヤ「じゃあもっとしよう」

社長「え?」

天井を見つめていた社長がサヤと目を合わせた。

サヤ「いいだろ? さっきみたいに気持ちよくしてあげるから付き合ってよ」

社長「……仕事があるから……」

サヤ「断るってことはまだ虜になってないってことだ」

三回目。サヤは社長の顔に接近して鼻と鼻が触れる距離まで来た。
そして不敵に笑うと勢いよく唇を重ねた。

社長「んん!?」

サヤ「あむ♥ んー……♥ ちゅうう……♥」

社長「んぐ、んんんっ!」

社長の顔を両手で押さえて決して顔を離そうとはしない。
口内で唾液を分泌しそれを相手の口へ送り込む。舌を使い無理やり飲ませる。

社長「んんん! んんんんッ……ぶはあっ! げほっげほっ……な、何をするんだ……!」

サヤ「くくく♥ なあ知ってるか? 淫魔の唾液は二種類あるんだ」

サヤは咳き込む社長を楽しそうに見つめながら何やら説明を始める。

サヤ「ひとつは人間と同じやつ。もうひとつは性欲や精力を爆発させる効果を持つやつ」

社長「!?」

サヤ「そう、今アンタが飲んだのは後者だ。もう少ししたら射精してもし足りない超絶倫モードになるよ」

127 : 以下、名... - 2020/03/12 22:49:15.76 ewSeZHhzO 50/152

驚愕する社長の一物の上を跨ぎ言葉を続ける。

サヤ「すごいだろ。魔界で作られてる精力剤の原料にもなってる。あれは他の薬品と混ぜて薄めてるけど、それでも強力な効果なんだよ」

社長「……」

サヤ「分かる? ホントは薄めて飲ませなきゃいけないものなんだ。それをアンタは直飲みした」

社長「ど、どうなるんだ?」

サヤ「下手すりゃ一生セッ○ス狂いのレイプマシーン」

社長「嘘だろ!?」

サヤ「嘘じゃない。量を間違えたらの話だけどね。ちゃんと微量にしたから平気だ……よっ!♥

狙いを定めて腰を下ろすとサヤの膣内に社長の男根が突き刺さった。
狭くてキツい中を押し広げるようにバキバキの棒が最奥まで届く。

社長「ぐあっ……!」

サヤ「おふッ♥ はは……早速効果が出てきてる♥ チンポがびくびく震えてる♥」

自分の下腹部をさすりながらうっとりした表情で舌舐めずり。

社長「ああああ、ああっ……! あ、熱い……体が……! 股間が……!」

サヤ「怖がらないでくれよ♥ 害は無いからさ♥」

社長「何でこんなことするんだよ……っ!」

サヤ「虜にさせるためだって♥ ギンギンに勃てたまま仕事にはいけないだろ?♥ 全部アタシに注ぐまで帰さない♥」

サヤは下の口で男根の付け根まで咥えたままグラインド騎乗位を開始した。
体を起こしているので先ほどよりも激しく、速く、淫乱に社長を責めることができる。

社長「ううおおおおッ!? も、持っていかれる!?」

サヤの締め付けはやはり強く擦りつけるように腰を振っているので、食いちぎられるのではないかというくらいに凄まじい。
じゅぽじゅぽと卑猥な音が響く。二人の心音が少しずつ早くなっていく。
特に社長の鼓動は耳を澄ませずとも聞こえてしまうのではないかというほど激しかった。
淫魔の唾液が体中に回ったようだった。男根は一段と大きく膨らみサヤの膣を広げていく。

サヤ「ああんっ♥ すごい♥♥ チンポまだ大きくなる♥♥」

社長「お”おお、ああああっ……! はあっはあっああああ!」

サヤ「気持ちいいっ♥♥ すごい♥♥ チンポすごいっ♥♥」

サヤは悦びに浸る。腰振りに拍車がかかる。
熱が入りすぎてこれは依頼だということを忘れてしまいそうになる。

128 : 以下、名... - 2020/03/12 23:25:38.87 ewSeZHhzO 51/152


サヤ(やっぱぶっといチンポで突かれるのイイな♥ 余裕が持てなくなりそう……♥)

社長「はあ”っはあ”っはあ”っ」

サヤ「んっ!♥♥」

ふいにズンッ、と下からの突き上げがあった。
サヤは少し驚いて社長の顔を見た後にやりと笑った。

サヤ「あははっ♥♥ 自分から動いたね♥♥ もっと気持ちよくなりたくなったんだ♥♥」

社長「い、今のは……!」

サヤ「隠さなくていいよ、その調子♥♥」

社長「違うんだ……唾液のせいで変に……っ!」

ズンッ、ズンッ。

一度突けばその後も重い衝撃が続いてサヤの脳を揺らす。

社長「か、体が勝手に動く……ッ」

サヤ「勝手にっ、動くわけないじゃん♥♥ アンタの意思、だよ♥♥ アタシのっ……♥♥ 極上マンコに突き刺して、精液出したいんだっ♥♥」

社長「そんなこと……そんなこと……!」

サヤ「そうだ、責め方変えてあげる♥♥ こうやって足を……こうすれば……♥♥」

挿入したまま足をベッドにつけた状態で前のめりになる。
こうすれば足の力を使って腰を浮かしたり尻餅をつくことができる。ピストン運動が可能になる。

サヤ「杭打ち騎乗位♥♥ してあげる♥♥」

水音だけでなく肉と肉がぶつかり合う音も部屋に響き始めた。
パンパンパンと小気味いい音が何度も生まれる。

サヤ「ほら♥♥ アンタも動かして♥♥ アタシの尻が落ちるタイミングでさ♥♥ ズンって突いて♥♥」

社長「う”ううっ、くっ……! はあ”っはあ”っふう”っ!」

言われるまでもなく社長はそうしようとしていた。
ただでさえ気持ちいいというのに体がこれ以上の快感を求める。気持ちよくなることに貪欲になっている。

社長(僕は……! 僕、は……!)

社長の性癖が。
男好きが強引に捻じ曲げられようとしている。

社長「……ふうッ!!」

サヤ「あッ!?♥♥」

サヤの脳が再び衝撃と快感で揺れ動いた。
社長が腰を突き上げたため中で性器が擦れ合い亀頭が子宮口に衝突したせいだった。

サヤ「はあ、はあ……♥♥ 今の♥♥ 今の、すごい♥♥」

社長「ふッ! ふッ! ふうッ!」

サヤ「あッ♥♥ ああ!♥♥ ひっ♥」

135 : 以下、名... - 2020/03/14 17:39:27.83 9JO62DSG0 52/152


サヤ「そうだよ、それっ……!♥♥ もっとして!♥♥」

社長「ふんッ! ふッ! ふうッ!」

社長はついにサヤの腰を掴み自分の意思で、自分がしたいと思って腰を動かし始めた。

サヤ「ああっ、あああっ♥♥ すごい♥♥ あっあっあっ!♥♥」

鬼気迫る顔をしている社長をもっと興奮させるためサヤは少し大袈裟に甘い喘ぎ声を出す。
これも全て女を感じさせるため。女の虜にするため。

サヤ「は、んっ!♥♥ チンポ気持ちいいっ!♥♥ すごいっ!♥♥ すごいっ!♥♥ チンポすごいっ!♥♥」

社長「はぁッ! はぁッ! はぁッ!」

サヤ「逞しいチンポ、もっと突いてっ!♥♥ ガン突きしてっ!♥♥ マンコ壊れるくらいめちゃくちゃにっ!♥♥」

サヤの思惑通り社長の今の姿は雌を犯す雄だった。
力を込めてサヤの膣内の最奥、子宮口めがけて男根を衝突させる。
当たった瞬間に子宮口を緩めて亀頭を迎え入れ、引き抜く時はカリ首が引っかかって気持ちよさをより感じられるように引き締めて力加減をコントロールする。

サヤ「ねえっ♥♥ んッ……胸も触ってよ♥♥ 柔らかいよっ♥♥」

サヤの腰に添えられていた手をぶるんぶるん揺れていた乳房に持っていき鷲掴みさせる。
社長はまた自分の意思で勃起した乳首を摘みいじりながら揉み回していく。

サヤ(これはもう腰まで浸かってるね♥♥)

心で目的達成までそう遠くないことを察しながらサヤは杭打ちを中断し、腰をくねくねと左右に揺らしたり回転させ始める。
ピストンでの刺激とはまた違った快感を楽しむように社長は表情を歪ませた。

社長「おおおおッ……! これ、すごいっ……!」

サヤ「ふふっ……♥♥」

サヤの手が社長の乳首へ伸びていく。
自分がされているようにきゅっと摘んでこりこり弄び出す。

社長「ぅあああっ……!」

サヤ「はあ、はあ、はあ♥♥」

社長「く、ううう……ッ」

負けてたまるかと社長もサヤの乳首への責め方を変える。
指で弾くように転がしたり、摘んで引っ張るとサヤの感じる声が漏れる。

サヤ「はあ、んんっ♥♥ ああっ……♥♥」

社長「うお、おッ……ああ、ん……!?」

するとサヤも同じように社長の乳首をいじめる。
男にしては情けない声を出す社長を見て嘲笑じみた笑みを浮かべる。
この時一瞬だけ、目的を忘れて本来のSの自分が出てしまっていた。

136 : 以下、名... - 2020/03/14 18:09:39.58 9JO62DSG0 53/152

するとそれを目にした社長がムッと面白くなさそうな顔をして、ベッドから起き上がりサヤの胸に吸い付いた。
Sっ気を出したことが良い方向へ転がったようだ。

社長「ふんむっ……! ちゅうっぢゅっちゅぱっ!」

サヤ「あふっ♥♥ はあ、はあ♥♥」

体位でいうと対面座位の状態。
腰を動かさず乳首をひたすら舐めたり吸ったりする社長の頭を抱きながらサヤは腰を前後に動かし続けていた。

サヤ「乳首気持ちいい♥♥ もっと吸って♥♥」

社長「ちゅうっちゅうううっ、ぶはっ……! ふうッふうッふうッ……!」

吸うだけでなく舌でべろべろ舐め転がす。しばらく舐めるとまた吸い出す。

サヤ「んっすごい♥♥ 激しい♥♥」

社長「ふうッふうッふうッ……!!」

サヤ「!」

ふいにサヤの視界が天井へ向いた。社長に押し倒されてしまったのだ。
赤髪の淫魔はここでにやりと確信めいて笑みを零した。

サヤ「くくくっ♥♥」

社長「ふうッはあッ……あ……」

社長もそれに気がついたらしい。
性癖が捻じ曲がる最後の一線を社長は越えようとしていた。

サヤ≪いいよ、きて♥♥ 正常位でガンガン突いて♥♥≫

社長「……はあ……はあ……!」

サヤ≪マンコで気持ちよくなって♥♥ ザーメン思いっきり吐き出して♥♥≫

甘美な囁きが社長を崖へと追いやる。
脳へ直接響く淫魔の能力。聞いているだけで絶頂へ導かれるのではないかというくらい魅惑的な音。

社長「はあッ、はあッ」

サヤ≪ちょうだい♥♥ 逞しいチンポちょうだい♥♥≫

社長「はあッはあッはあっはあッ……!」

サヤ≪アタシを犯して♥♥≫

ズンッ!

サヤの太ももを持ち上げ社長は大きく一突き。
そこから男と女のなりふり構わない本能的なセッ○スが始まった。

137 : 以下、名... - 2020/03/14 19:11:11.81 9JO62DSG0 54/152


社長は、とうとう崖から落ちたのだった。

社長「ふんッ! ふうッふうッはあッはあッ!」

サヤ「あああああっ!♥♥ すごいっ!♥♥ はげ、しいっ!♥♥」

持ち上げた太ももをさらにサヤ側へ倒していき覆いかぶさるようにピストンをする。
間近に来た社長の首に手を回し唇を重ねる。

サヤ「んんっ!♥♥ ふうっ、ふうっ!♥♥」

社長「んぐッふッちゅッふむッ!」

舌と舌をねっとり絡ませながらも下半身では激しいぶつかり合いが起きている。
これでもかというほどの勢いでサヤの股間に社長の腰が打ち付けられる。

サヤ「うんっあっああっ!♥♥ チンポっ!♥♥ チンポいいっ!♥♥ ああッ!♥♥」

社長「ぐうううッ! はあッあッあッ……で、るうッ!」

サヤ「いつでもっ出していいからっ!♥♥ 好きなタイミング、でっ!♥♥ 好きな、だけぇっ!♥♥」

盛りのついた動物のように腰を無茶苦茶に振っている。
社長の男根がびくびく震えると同時にサヤの膣内も無意識に蠢き始める。

サヤ「アタシもっ、い、イきそうっ!♥♥ イかせてっ!♥♥ バキバキのチンポでっ!♥♥ イかせてっ!♥♥」

社長「うおぉぉぉ……ッ! 出る、出るッ!」

サヤ「出してっ!♥♥ マンコもっと締め付けるからぁっ!♥♥」

社長「あああぁぁッ!?」

膣圧により社長の腰振りのペースが少しだけ落ちた。
しかしすぐにまた最速へと戻る。

社長「出るッ出るッ出るッ! 出す、ぞおおおッ!」

サヤ「あっあっあっ!♥♥ 出してッ♥♥ 金玉のザーメン注いでっ!♥♥ アタシの中にっ!♥♥」

社長「ああ、あああああッ……! くううううッ!」

サヤ「イ、くうぅっ……!♥♥ アタシ、もっ!♥♥ あああっ……!♥♥」

ドチュッ、という大きな音と共に肉のぶつかる音が止んだ瞬間。

ドビュルルルルルルルル!! ビュウウウウウッ!! ビュウウウウウウウウッ!!

睾丸から上がってきた精液がすごい勢いで放たれる。
淫魔の唾液を飲んだせいか出る量も勢いも違う。二人の繋ぎ目からみるみる漏れ出してシーツに白濁液の水溜まりを作る。

サヤ「イッ……くぅっ……!♥♥♥」

社長「あぐううッ!?」

ここでサヤも絶頂する。射精している途中の男根を圧迫して扱くように脈動する。
先ほど搾り取られた時よりも力強く精液を根こそぎ奪おうとしている。

138 : 以下、名... - 2020/03/14 19:38:06.38 9JO62DSG0 55/152


サヤ「はぁ……はぁ……はぁ……♥♥」

社長「うっ、あっ……! はぁっ、はぁっ……!」

深く大きなオーガズムが過ぎて射精も止まり二人は体の力を抜いて不足した酸素を取り込んでいた。

サヤ「はぁ……はぁ……ふふ♥♥ まだまだ固いね♥♥」

サヤの言うように膣内へ挿入されたままの男根は衰えを知らなかった。
熱く滾り次なる射精を求めるように脈打っている。

社長「だ……出したばかりなのに……出したりない……!」

サヤ「これが淫魔の唾液の力さ♥ さあ、全部出し切るまでヤろう♥」

社長「はぁっ、はぁっ……」

サヤ「次はバックでヤるのはどう?♥ 立ちバックなんかもいいね♥ それともまた正常位?♥ 騎乗位?♥」

社長「ふう、ふう、ふう」

サヤの口にする体位を想像しただけで性欲が漲る。

サヤ「アンタの好きなやり方に付き合うよ、社長さん♥」

荒くなっていく社長の鼻息を肌に感じサヤは魅惑的に微笑んだ。



サヤ「――で、次はまたバックでヤったんだ。あの社長後ろから突くの好きみたいでさ」

伸之「セッ○スの内容はもういいよ。社長は虜になったんだね?」

時は経ちサヤの事務所。
テーブルに脚を乗せて飴玉を舐めるサヤの話を切って最も肝心な質問をする。

サヤ「ああ、すっかり女体の虜だよ。女の良さを分からせるため柄にもないことしちゃったけど」

伸之「そうか……よかった……」

サヤ「なあ、ホントにこんなんでよかったの?」

伸之「もちろんさ! 君には感謝してもしきれない」

サヤとは反対側の椅子に腰掛けている伸之は笑顔を浮かべて喜んでいる。

伸之「ただ、心配なのは警察を呼ばれないかだね。拉致したんだろう?」

サヤ「平気平気。良い思いの余韻に浸っててそんなこと頭にないよ。あるのは次にどんな女と寝ようかだけだ、きっと」

ふとテーブルの上に封筒が置かれた。

サヤ「ん?」

伸之「やっぱり受け取ってくれないか。僕の気が済まないんだ。100万入ってるから」

サヤ「ひゃっ……そんなに? 別にいいのに」

139 : 以下、名... - 2020/03/14 20:37:57.60 9JO62DSG0 56/152

伸之「それくらいのことを君はしてくれた。また何かあればここに来たいよ」

サヤ「何もないが一番だけどね。ってこんなこと言ったら営業妨害か」

伸之「僕じゃなくて、僕の周りの人が困ってたらお勧めしたい」

サヤ「ああ、それは嬉しい。頼むよ」

椅子から立ち上がり一礼した後、伸之は店の出入り口へと歩いていく。
サヤはその背中を見送りながら懐から飴玉の入ったビンを取り出し、ひとつ口の中へ放り込んだ。

◆時が過ぎて夜◆

サヤ「よく来てくれたな」

時計の針は午後六時を告げていた。
店の奥の休憩室にあるソファーにはサヤ以外にもう一人の女性が腰を落ち着けていた。

リーズリット「魔界でやってた店が潰れちゃったからね。掃除してるのここ?」

サヤ「ご覧の通りだよ」

リーズリット「こんなとこで生活してたら病気になっちゃう」

サヤ「じゃあ掃除頼む。リズそういうの得意だろ?」

リーズリット「まったく……」

リズと呼ばれた女性はサヤと同じ淫魔で本名はリーズリットという。サヤの幼馴染であり物腰が柔らかく女性らしい女性。
ウェーブがかった金色の髪は肩あたりまで伸びていて目尻の下がった優しげな目をしている。
大きな胸が強調される白のタートルネックに足首まで隠れているブラウンのスカート。
ファッションから何まで対照的とも言えるが、赤い満月のような瞳と色白い肌はサヤと共通している。淫魔の特徴である。

リーズリット(以下リズ)「掃除はするけど、そのために呼んだんじゃないでしょ?」

サヤ「もちろん。電話で説明したけど、アタシは食糧を調達するからリズは金を稼いで欲しい」

リズ「精気をもらう上にお金まで取るなんて悪い気がするけど」

サヤ「あ、そっか。リズは精気ももらえるんだよな。一石二鳥だな」

リズ「サヤもそうすればいいじゃない」

サヤ「そうだな」

リズ「わたしを呼んだ意味あるの?」

困り顔のリズの問いかけにサヤは苦笑して頭を掻いた。

サヤ「ほら、一人より二人の方が助け合えるだろ。精気と金の集まる早さが違うよ」

リズ「そういうことにしとく」

140 : 以下、名... - 2020/03/14 20:44:17.22 9JO62DSG0 57/152

そんな話をしていると来客を告げる鐘が店内に鳴り響いた。

サヤ「来たみたいだ」

リズ「お客?」

サヤ「そう。リズにとっては最初のお客だな」

二人は客のもとへ向かった。


↓∞ 依頼主の情報 21時30分まで募集してこのレスのコンマに近いものを採用

142 : 以下、名... - 2020/03/14 20:52:23.46 hNSPlSlcO 58/152

【名前】戸田 洋三(とだ ようぞう)
【年齢】39歳
【性別】男
【職業】警官
【依頼内容】
妻が性的に貪欲なため夜の生活で満足させられない。
妻を満足させるため手ほどきを依頼したい。

・依頼人の体は職業柄鍛えられており、ナニのサイズも平均よりは大きい。
しかし、愛妻家かつ真面目な性分で女性の経験も妻一人なため技術が不足している。
・妻(一見清楚な大和撫子系巨乳美人)も口には出さないが欲求不満であり、街角で良さげな男を見る度に心が揺れている。
・家族の人数は三人で、中学生の娘がいる。

146 : 以下、名... - 2020/03/14 22:01:40.81 9JO62DSG0 59/152


サヤ「そういや、実はリズのためにある宣伝をしたんだよ」

リズ「宣伝?」

サヤ「『復讐だけでなく幸せを感じたい方も、ぜひVengeanceへ!』ってね。リズは相手を幸福にして射精させた時の精液が大好きだろ?」

リズ「あなたは相手を犯した時の精液よね」

サヤ「アタシのことはいいんだよ。とにかくそういう募集をかけたから、リズのための客が来たかもしれないんだ。その時はよろしく」

リズ「ふと思ったんだけど、そんな募集したらお店の名前に反さないの? 『復讐』なんでしょ?」

サヤ「細かいことはいいんだよ」

そんな会話をしながら客が目に入るところまでやって来る。
黒のジャケットに白いシャツ、カーゴパンツを身につけたガタイが良く真面目そうな男だった。
店内を不安げに見つめていたが奥からサヤとリズが出てくるとピシっと姿勢を正す。

洋三「ど、どうも! ネットの宣伝を見て来たんですが……」

サヤ「オッケー。そこに座ってくれ、話を聞くよ」

リズ「ちょっと、そんな接し方ないでしょう。お客様、このお店で間違いないんですよね?」

洋三「はい」

リズ「ではどうぞお座りください。サヤ、わたしが対応するからあなたはお茶をお出しして」

サヤ「了解」



洋三「……」

リズ「緊張しなくて大丈夫ですよ」

店内をきょろきょろ見回している男にリズはにこやかな笑顔を向ける。

洋三「はは、すみません。こういうお店、初めてなもので」

それから男はひと呼吸置き、

洋三「あの、本題なのですが……このお店では性に対する悩みを解決に導いてくれると説明で読んだのですが」

サヤ「何でもいいよ」

店の奥から湯気の立つティーカップを一つ手にして出てきたサヤが男性の質問に答える。
やがてテーブルまで到着し男の前にコトンと置いた。

洋三「ありがとうございます」

リズ「早いわね」

サヤ「リズのために作り途中だったからさ。それよりもお客さんの話を聞こう」

147 : 以下、名... - 2020/03/14 22:35:48.89 9JO62DSG0 60/152

サヤは男への返答を続けた。

サヤ「性のトラブルなら何でもいい。できるだけ解決する。寝取った相手に復讐したいとか、童貞を捨てたいとか、セッ○スの自信をつけたいとか色々ね」

言いながら男の顔と体を観察するように眺める。

サヤ「アンタは童貞じゃないね。となると復讐したい奴がいるか……」

洋三「妻を満足させたいんです」

サヤの言葉を遮って男は切実そうに話を切り出した。

洋三「私には妻と娘がいて三人で仲睦まじく暮らしているんです。でも最近になって陰りが見えてきて……」

リズ「ええと、なんとお呼びすれば?」

洋三「あっ、申し遅れました。戸田洋三といいます」

リズ「洋三さんですね」

サヤ「陰りって具体的には?」

洋三「娘とは仲が良いのですが、妻との間にわだかまりが……」

洋三は少し言いにくそうにしていたが意を決して口にする。

洋三「私の妻は、性に貪欲なんです……。付き合ってから結婚するまではそうでもなかったんですが、娘が大きくなるにつれて夜の営みが増えていって」

洋三「今ではほぼ毎日しているんですよ。私は職業柄体力には自信があるので断らずに付き合っていて……」

リズ「素敵な旦那様ですね」

洋三「いえ、ダメな夫です。満足させることができないんですから」

ティーカップの湯気を見つめながら洋三はため息を漏らした。

洋三「行為の後、妻はいつも『気持ちよかった』と言ってくれます。しかし私には分かっているんです! それがフォローだということが。下手な私を傷つけないように、行為中演技をしているということが」

サヤ「考えすぎじゃないの?」

洋三「絶対にそうですよ。私は女性との交際経験が妻のみなので明らかな技術不足だと自覚しています。それに」

サヤ「それに?」

洋三「街角を歩いていると私以外の男を注目していることが多々あるんです。みんな格好よくて女性の扱いに長けていそうな人ばかりです」

サヤ「アンタに似合いそうな服を着てるなーとか考えてるんじゃないの?」

洋三「それならいいんですが……」

洋三はようやくティーカップを手に持ち口をつけ紅茶を一気飲みした。

洋三「ぷはっ! はぁー……私は一体どうすればいいんでしょう。このままでは妻が浮気してしまうかも」

148 : 以下、名... - 2020/03/14 23:07:28.76 9JO62DSG0 61/152

気落ちする洋三を見てサヤは頭を悩ませた後、心配そうに洋三を見つめているリズに耳打ちをする。

サヤ「これはお前宛の依頼だな。洋三さんを幸福にしてやってくれ。アタシは別の依頼を待つことにするから」

リズ「二人で解決に導いてもいいんじゃないの?」

サヤ「それじゃ呼んだ意味ないだろ。たまにはそういうのもアリかもしれないけど」

そう言ってサヤは店の奥に消えていく。
気づいた洋三はリズに問いかけた。

洋三「あの人はどこへ?」

リズ「別のお仕事があるんです。洋三さんの件についてはわたしが引き受けるので」

洋三「よ、よろしくお願いします……それでどうすれば? お金はどのくらい必要ですか?」

リズ(そういえば値段を聞いてなかった。サヤのことだから決めてないかな)

天井にあるプロペラを見つめ少しだけ考えるリズ。

リズ「一万円でどうですか?」

洋三「い、一万!? 安いですね」

リズ(これでも欲を出したほうなんだけどな。さすがに一万じゃ店をリフォームするまで時間かかっちゃうかな?)

リズは難しい顔をして考え直す。
そして出した結果がもう二万円プラスの三万円。

洋三「もっと出してもいいですよ? いいんですか?」

リズ「良心が痛むので」

洋三「変わったお店ですね。こんなこと言いたくないんですけど、ちゃんと解決してくれるんですよね」

リズ「ぼったくりではないのでご安心を! 先にお金をいただいてもよろしいでしょうか? もし失敗するようなことがあれば返金いたします」

洋三「し、失敗するんですか……」

リズ「いえ、言葉の綾です。洋三さんのような依頼であれば成功確率は100%です」

洋三「本当ですか!」

リズ「はい。つまるところ、夜の営みの自信がつけばいいんです」

洋三「どうやって?」

リズはにこやかな笑みを崩さないまま答えた。

リズ「とりあえずホテルに行きましょうか」

洋三「……え……?」

149 : 以下、名... - 2020/03/14 23:35:43.97 9JO62DSG0 62/152




リズは淫魔御用達のホテルの一室へ洋三を招いた。
艶やかなムードの中、甘い香りが漂い気分をリラックスさせる。

洋三「リズさんでしたよね」

リズ「はい、リズと呼んでください」

洋三「これからここで何をするんです?」

リズ「あなたに自信と技術をつけさせるんですよ」

洋三「も、もしかして……」

こんな状況で洋三の頭によぎるのはただ一つしかなかった。
リズは唇の下に人差し指を当てて洋三をじっと見つめる。

リズ「参考としてお聞きしたいんですけど、奥様とはどのような始め方をされますか?」

洋三「待ってください! 妻を浮気させないために来たのに私が浮気をするなんて……!」

リズ「これは浮気ではないですよ。奥様を引き止めるためのセッ○ス勉強会ですから」

洋三「ダメです! こんなことするなら私は他の手段を選びます! お金を返していただけますか!」

リズ「具体的にどうするおつもりです?」

洋三「えっ」

リズ「セッ○スについてどうやって学ぶんです? 雑誌やネットで情報収集? アダルト動画で知識を蓄える?」

洋三「……」

リズ「それらのやり方を間違いとは言いませんけど、わたしは本物の女の人がいたほうがいいと思いますよ」

洋三「確かにそうですけど……でも……」

こんなことはやってはいけないと考え渋る洋三にリズは思わず笑みを零した。

リズ「ふふふっ。あなたは本当に奥様を愛していらっしゃるんですね」

洋三「そ、それはもう……当然ですよ」

リズ「じゃあ引き留めなければいけませんね。旦那として愛している奥様を」

洋三「……はい」

「安心してください」とリズは慈愛に満ちた笑顔で洋三を見据える。
距離を詰めて目前まで来ると洋三の頬に手で優しく触れる。

リズ「ここだけの話ですが、実はわたし人間じゃないんです」

洋三「人間じゃない?」

リズ「淫魔なんですよ。いわゆる悪魔。だからどれだけ体を重ねても浮気にはなりません」

洋三は呆けた顔をしていたがあまりに飛躍したその言葉に乾いた笑いが出てしまった。

150 : 以下、名... - 2020/03/15 00:00:15.75 mKA+6Afs0 63/152


洋三「急に何を言い出すんですか」

リズ「証拠をお見せしましょうか?」

そう言いリズは洋三から距離をとると魔法使いが杖を振るように虚空に指でくるりと小さな円を描いた。
するとたちまち全身が光に包まれる。

洋三「……こ、これは……!?」

眩しさに目を閉じていた洋三が目を開けると、そこにはナース服を着たリズがそれらしいポーズをとって立っていた。
あまりに信じられない出来事に目を疑う。

リズ「他にも色んな服を用意できますよ。次はスーツ!」

指で円を描くと体が光り、次にはスーツ姿のリズが。
他にも婦警やメイドなど様々な衣服に変身した姿を洋三に見せつけた。

リズ「姿を変えられるのは服だけじゃないんです。身長を小さくしたりおっぱいを大きくしたり、お尻を引っ込めたりできるんですよ」

洋三「……」

衝撃的な光景に洋三の口が開いたままになる。
リズは元の服に戻って洋三に笑いかけた。

リズ「淫魔だって信じてくれました?」

洋三「は、はあ……いやでも、あなたがどんな存在であれ肉体関係を持つのは……」

リズ「洋三さん、浮気って浮ついた気持ちってことですよね。洋三さんはわたしと体を重ねたからといって気持ちは浮つきませんよね」

洋三「もちろんです」

リズ「わたしもこれはお仕事だと思っているので気持ちは浮ついてません」

洋三「……」

リズ「洋三さんは奥様とずっと一緒にいるため。わたしはそんな洋三さんを応援するため。お互い真剣なんです」

洋三「……」

にこやかにしながら真っ直ぐな目を向けてくるリズを見て洋三の気持ちに変化が現れた。

洋三「お願い、できますか」

リズ「はい」

こうしてリズと洋三の勉強会が始まった。
リズはまず洋三と妻との営みの内容をじっくりと聞いてなるべくそのシチュエーションに合わせようと企んだ。

154 : 以下、名... - 2020/03/15 19:36:23.37 mKA+6Afs0 64/152




リズ「ふんふん、なるほど。割とノーマルなセッ○スなんですね」

一通り話し終えて少し赤面する洋三を前に何やらメモをとりながら何度も頷くリズ。

洋三「ダメなんでしょうか」

リズ「いえ、ノーマルだからダメとかそういうことではないですよ。とりあえず実践してみましょう」

手に持っていたメモとペンが光に包まれて消えていく。
そして指でくるりと円を描く。リズの能力の合図である。明るかったライトの光が弱まりお互いの顔や体の部位がかろうじて分かる程度になる。
顔面がパープルに照らされた状態でリズは話しかけた。

リズ「こんな感じですか?」

洋三「はい、大体このくらいの明るさです。暗くした方がムードが出るかなと思って」

リズ「じゃあ続けましょう。いつでもどうぞ」

リズは手を後ろで組みながらベッドのすぐ前に立って洋三を誘った。
しかしいつまで経っても来ようとしない。頬や頭をぽりぽり掻いて困惑しているようだった。

リズ「洋三さん?」

洋三「ごめんなさい。勉強のためだって分かってるんですけど、会って間もない女性にこんなことするなんて……」

リズ「わたしのことならお気になさらず」

洋三「そうは言っても、なかなか踏ん切りが」

リズ「困りましたね……洋三さんが来てくれないと始まらないのに」

リズは眉を八の字にしてオロオロする洋三を見つめる。
それから少しするとこれではいけないと思ったようで、

洋三「そ、そうですよね。せっかく協力してくださっているのに私がこれでは……。失礼します」

リズに歩み寄って前まですぐ目の前で立ち止まった。
そして肩を持ち唇をゆっくりと近づけていく。

リズ「……ん……」

やがてキスを交わす。唇同士を重ねるだけのキス。
そこからディープな大人のキスを始めるつもりなのだが一向に舌が入ってこない。

リズ(仕方ないから、ここだけはわたしから)

洋三「!」

洋三の唇を押しのけてリズの小さな舌が侵入してくる。
巧みに動かして洋三の舌を探り当てると交わりを求める。

リズ「ちゅっんっ……」

洋三「……」

リズの助けによって目的を再確認したのか、それとも男としての本能か洋三も舌を動かし始めた。
いつも妻にしているようなイメージで可愛らしい舌に自分のを絡めていく。
いかんせん妻以外の女性と繋がるのは初めてなので心臓がバクバクなるほど緊張している。

155 : 以下、名... - 2020/03/15 20:12:02.19 mKA+6Afs0 65/152


洋三「んむっ、ぐっ……」

リズ「はぁ……ちゅっ、ちゅっ……」

洋三のやり方を確認するためでもあるのでなるべく自分からは積極的にいかない。
しばらくキスで繋がっていると洋三がリズの胸に手を伸ばし優しく揉んでくる。

リズ(ソフトタッチ……)

洋三「はぁ、はぁ、はぁ……」

数分ほど胸を揉んだ後はいよいよ服を脱がせていく。
キスで繋がったまま自分も脱ぎながらリズを脱がす手助けをする。間もなくすると二人とも下着のみになる。

洋三「ふぅ……ふぅ……」

持ち前の腕力でリズを抱き止めながら静かにベッドへ寝かせた。

洋三「と、とても綺麗です……」

リズ「ありがとうございます」

洋三の褒め言葉にリズはにっこり笑い返す。
そのうち洋三はリズに覆い被さりまたキスを再開する。口だけでなく手でもリズの胸をブラ越しに揉みながら愛し合うように。

リズ「あっ……♡」

洋三「す、すみません。痛かったですか?」

リズ「いえ、気持ちよくて……」

洋三「よかった」

ほっと胸を撫で下ろしリズの白のブラジャーを外していく。
そしてその豊満な乳房を直接揉む。手つきはとても優しく大事なものを扱うようだった。
乳房だけでなく乳首もいじっていく。親指と人差し指でくりくり摘む。

リズ「ふっ……ちゅぷ、ちゅっちゅっ……♡」

洋三「んっちゅっ、ふぅっんんっ……」

ここで二人のキスが中断される。
洋三はリズの秘部を覆っている最後の衣服を確認すると、その股間部分に指の腹を当てて擦り始めた。
リズの表情を確認しながらゆっくり刺激する。

リズ「ふぁっ……♡ あんっ……♡」

洋三「気持ちいいですか?」

リズ「は、はい……」

それならばと洋三はひたすら股間を擦る。擦っていると少しずつパンツが湿ってくる。
洋三は次の段階に移った。まず自分のトランクスを脱いで、血が通い先っぽが上向いている男根を見せる。

リズ「わぁ、逞しいですね」

洋三「そ、そうなんでしょうか。妻にも言われるんですけどお世辞に思えて」

リズ「日本人の平均以上はありますよ」

洋三「……あの……」

リズ「?」

156 : 以下、名... - 2020/03/15 20:36:30.03 mKA+6Afs0 66/152

洋三は下を向いて何かを言いたそうにしている。

リズ「なんでしょう」

洋三「このまま最後までしてしまってもいいんですよね」

リズ「ええ」

洋三「分かりました。ゴムはどこに?」

リズ「ありませんよ」

洋三「えっ?」

リズの言葉に思わず目を見開く。

洋三「な、何で……」

リズ「夫婦の営みを想定しているので」

洋三「私たちの営みではゴムは基本なんですよ。子作りする予定があるなら別ですが」

リズ「すでに聞いた情報です。その上で今回は無しで挿入しましょう」

洋三は首を横に振る。

洋三「ダメですって! 色々と問題が……ま、万が一子供ができてしまったらどうするんですか!」

リズ「淫魔と人間の体の作りは似ているけど違うんですよ。頑丈なんです。何回か射精されたくらいでは妊娠しません」

洋三「そうなんですか? いや、それでも……」

リズ「お願いします。コンドームは付けずに。これは大事なことです」

洋三「……」

全ては妻を満足させるため。
洋三は「分かりました」と返事をしてリズのパンツを下ろしていく。
薄暗いが綺麗に生え揃っている陰毛と筋が分かる。

洋三「リズさん」

リズ「なんですか?」

洋三「中には出さない、というのは? 私たちの間でもたまに顔や胸に出したりするんです」

リズ「構いませんよ。じゃあ口の中に出してもらえますか?」

洋三「は、はい」

洋三はリズの両足をM字に広げて一物を割れ目へと近づける。
亀頭の先がくにゅっと触れて穴を探り当てる。

洋三「いきます」

腰をゆっくり押し付けていくと固く逞しいモノがリズの膣内へと入り込んでいく。

157 : 以下、名... - 2020/03/15 20:57:59.42 mKA+6Afs0 67/152


リズ「っ……♡」

洋三「ううっ……!?」

亀頭の半分を入れた状態で苦悶の表情を浮かべる洋三。

リズ「どうしましたか」

洋三「いや、はは……長い間ゴムをつけてシていたせいか、敏感になってるみたいで……」

リズ「淫魔の膣は精液を少しでも早く、多く搾るために特化してできているんですよ。セッ○スに慣れている男の人でも最初は腰が引けちゃうと思います」

洋三「えぇ……どうにかなりませんか。これじゃ妻とのセッ○スの再現が……」

リズ「どれだけ早く射精してもいいので、奥様と繋がっている時のように挿入して動いてみてください」

洋三「で、できるかな……っ!」

快感を我慢しながら亀頭を沈めていく。
洋三は我慢できずに情けない声を出してしまう。

洋三「うぐ、うううっ……全部入り、ました……!」

リズ「んぅっ……♡ それじゃあ動いてください……」

洋三「い、いきます……!」

洋三は体を倒してリズに口づけをする。妻としている時をイメージして腰を動かす。

リズ(なるべくうねらせたりしないようにしなきゃ……)

洋三「はあっ、はあっ、はあっ……!」

リズ(で、でも……動いちゃいそう……。中に挿入(い)れられるとどうしても……)

リズはリズでこれ以上快感を与えないように気をつけていた。
洋三の腰は一定のペースを保って動き続けている。

洋三「くああ……っ! 気持ち、いい……っ!」

リズ「んっんっ……あっ……♡」

洋三「ぐぅっ……ちゅっちゅぷっ……」

腰を動かすことに集中するとキスを忘れてしまう。
洋三の額に汗が浮かぶ。

洋三「こ、これ……不感症になったりしませんよね……!」

リズ「ひぅっ……♡ そういう、ケースも……いくつかあります、よ……♡」

洋三「えっ!」

リズ「でもすぐに治せます、あんっ……淫魔なら……♡」

洋三は心で安堵した。

163 : 以下、名... - 2020/03/15 22:41:29.83 vCusIDm+O 68/152

緩やかなスピードのピストンが続けられて一分が経とうとしている。
洋三の腰がぴたりと止まる。

洋三「リ、リズさん……!」

リズ「もう出そうですか?」

洋三「情けないことに……はい……」

リズは首を横に振って包み込むような笑顔を洋三へ向けた。

リズ「情けなくなんかないです。仕方ありませんよ」

洋三「く、口に出しますね……いえ、やっぱり胸とかに……!」

リズ「口にお願いします」

これはリズ唯一のワガママである。
精液を一滴でも取り込みたいのでできるなら口内へ注いで欲しいという願望があってのことだった。

洋三「分かりました……はあ、はあ、ふう……!」

リズ「んっ♡ んんっんっ……♡」

射精が近づき洋三の腰振りのスピードが速さを増していく。
これも全て妻との性行為を意識した結果なのだが、ただでさえ無理をしていたスピードをもっと速めることになり射精までの時間が急速に縮まっていく。

洋三「リズさんっ出ます……! ああっああああっ……!」

リズ「く、口の中にっあんっ♡ 出して、くださいっ♡ 出してくださいっ♡」

洋三「い、イくッ……! ううううっ……!?」

目一杯腰を振って精液の発射を目指す。
男根がぐちゅぐちゅと膣内を犯す行為はやがて終わりを告げて、

洋三「イくっイきますっああっ……!!」

リズの中から慌てて引き抜くと一目散に顔面へ移動する。
そして事前に口を開けて準備していたリズの蠢いている舌に狙いを定めて力強く竿を扱く。

洋三「で、出る……あああああっ……!!」

ビュクルルルルル!  ビュウウウ! ドピュウ!

亀頭の先から絶頂の証が放射される。
精液は四回に分けて放たれ回数を重ねるごとに少なくなっていく。

洋三「ッ……はあッ、はあッ、はあッ、ふうっ……!!」

リズ「んふ……んん……♡」

全て出し終えたことを確認したリズは口からはみ出た精液を指で掬い上げて舐めとる。

洋三「はあ、はあ、はあ……ね、狙いが逸れちゃいました……。綺麗な顔を汚してしまって申し訳ないです……」

リズ「お気になさらず」

舌の上で上質なミルクを味わうように転がされていた精液が今、ごくりと喉を通った。

洋三「そんな、飲まなくてもいいのに」

リズ「わたしは淫魔ですから。男の人の精液は大事な食べ物で、ご馳走なんですよ」

指にまだついていた精液もちゅぱっと丁寧に食べながらリズは小悪魔なウインクを飛ばした。

164 : 以下、名... - 2020/03/15 23:05:55.13 vCusIDm+O 69/152


リズ「量が少ないのは昨日も奥様と?」

洋三「ええ、二回ほど……。リズさん、一通り終えましたけど、どうだったでしょうか」

リズ「その前にやりたいことがあるんですけど……いいですか?」

洋三「やりたいこと?」

リズ「お掃除です」

リズの視線の先には一度発射したことで萎れている一物が。

リズ「すぐ終わるので」

洋三「は、はあ……うっ!?」

ベッドから起き上がったリズは四つん這いになり洋三の股間に顔を埋めた。
口で頬張り付け根から亀頭まで顔を振って丁寧に吸い上げる。

リズ「ちゅううっ♡ ちゅっちゅっ、ちゅぷっ♡」

洋三「おッ、おおっ、おふ……!」

リズ「ちゅくっ……ごくん。終わりました」

背筋がぞくぞくするような気持ちよさのリズのお掃除フェラは洋三の疲れ果てた一物を見事に復活させるほどだった。



リズ「わたしの個人的な見解を言いますね」

二人は裸のままベッドで正座をして対面していた。

洋三「お願いします」

リズ「洋三さんは愛妻家で真面目な方です。その性格がセッ○スにも現れているんだと思います」

洋三「というと?」

リズ「洋三さんは奥様を非常に大切にされています。だから愛撫がとても優しいですし、奥様が気持ちいいかどうか顔色を伺いながら行っています」

リズの言葉に頷いて肯定する洋三。

洋三「はい、妻が気持ちよくなることを第一に考えています」

リズ「それが裏目に出てしまっているのではないかと」

洋三「う、裏目ですか?」

リズ「わたしは奥様ではないので断定はできないんですけど……おそらく。おそらくですよ?」

聞き入る洋三の目を真っ直ぐ見つめながらリズは結論を話す。

リズ「顔色を伺いながらされると、『そこじゃない』とか『あまり気持ちよくない』とか言い辛いんじゃないでしょうか」

洋三「!」

リズ「それに、これこそわたしの勝手な憶測ですけど。ずっと優しいまま触られるともどかしいのでは、と」

洋三「ど、どういう意味でしょう?」

洋三は身を乗り出して質問をする。

168 : 以下、名... - 2020/03/16 22:43:26.33 lBIe6TV2O 70/152

リズ「優しいだけじゃなくて、時には強くしたり、激しくしたりするのもスパイスとして良いと思います」

「例えば」とリズはさっきのセッ○スを例として持ち出した。

リズ「わたし、乳首をちょっぴり強めに摘まれるのが好きなんです。けど洋三さんは痛くないようにと優しく触ってくれましたよね」

洋三「ええ……」

リズ「あと耳を甘噛みされるのも好きです。特に左耳を」

洋三「耳ですか」

リズ「おっぱいを触ったり性器同士で繋がる以外にも、相手を気持ちよくさせる、興奮させる方法はあるんですよ。言葉責めなんかもいいと思いますよ」

洋三「言葉責め……妻に酷いことを言うのは気が引けますね」

リズ「当然、暴言の類はダメです。傷つけるんじゃなく、『乳首が固くなってる』とか『股がこんなに濡れてる』など恥ずかしがらせるようなものです」

それを聞いて洋三は困った表情を浮かべた。

洋三「恥ずかしがらずに言えるでしょうか……」

リズ「あなた次第ですね。奥様のためを思って努めてください」

洋三「はい」

気持ちのいい返事をする洋三。
リズはこくりと頷いで笑顔の花を咲かせる。

リズ「ふふっ。それじゃあ勉強の続きを始めましょうか」

洋三「えっ……もう終わりかと」

リズ「今わたしが言ったことは基礎だと思ってください。次にするのは状況に応じてのセッ○スです」

リズは指で円を描いて薄暗い部屋を元通りに明るくした。

洋三「っ!」

リズ「これからはお互いの体がハッキリ分かるようにやりましょう」

洋三「……」

リズ「どうしました?」

きょとんとして問いかける。
洋三はリズの肉体をじっと凝視している。

洋三「いえ、急に明かるくなったので」

リズ「わたしの体に見とれちゃいました?」

冗談っぽく言うリズだったが洋三はその言葉に頷いて肯定する。

洋三「はい……なんというか、芸術的なまでに素晴らしいです。肌が雪のように白くて……」

リズ「褒めていただけるのは嬉しいですけど、奥様を忘れないようにしてくださいね」

洋三「も、もちろんですよ! 妻は私にはもったいないほど美しい女性なんです。美貌もさることながらスタイルが良くて」

リズ「惚気話は勉強が終わった後にじっくり聞きますから」

くすくす笑うリズに洋三は苦笑しながら頭を掻いた。

169 : 以下、名... - 2020/03/16 23:32:20.16 lBIe6TV2O 71/152




洋三「うっ……じ、状況に応じたセッ○スとは、具体的にどういう……」

リズ「奥様がどういうプレイを好まれるかでやり方は変わってきます」

正座から一変し足を伸ばして座る洋三のすぐ前で、会話によって落ち着いてきていたペニスを優しい手つきで扱きながらリズは答える。

リズ「奥様がSかMかご存知です?」

洋三「SかMか……」

リズ「サディストかマゾヒストか。鞭で叩くのが好きか叩かれるのが好きか」

洋三「分かりません。なにせ妻の気持ちいいところをろくに分かっていなかった男ですから」

リズ「ご自分を責めないでくださいね。これから分かっていけばいいんです。そのために、これから2パターンのセッ○スを体験かつ練習していきます」

ぎゅうっ、とリズのペニスを握り締める力が強まった。
唐突な圧力を感じて洋三の眉間にシワが寄る。

洋三「ぐっ!?」

リズ「ごめんなさい、少し強すぎました。まずは奥様がSだった場合のセッ○スを擬似的に行いましょう」

圧力が弱まりリズの手がねっとりと動かされていく。
手首を使っていやらしくシコシコ扱いていく。

リズ「保険をかけるというわけではないのですが事前にお知らせします。男の人と愛し合うようにするのがわたしの好みでして。Sに徹することができないかもしれません」

洋三「そ、そうなんですか。充分できてると思いますが」

リズ「たまにいじめちゃいたくなる時があるので、気分を乗せていきますね♡」

小悪魔な笑みを浮かべてリズは洋三のペニスが固くなっていくのを手に感じる。
それから少しすれば完全に勃起する。洋三は疲れた様子で息子を見つめる。

リズ「あ、そういえば……うっかりしていました。体力持ちますか? 今日これから奥様と交わる予定があったり……」

洋三「妻は、娘とっ……! 温泉宿へ行ってるんですっ。はぁ、はぁ、娘の友達の保護者さんと一緒に……っ」

リズ「じゃあ大丈夫ですね」

洋三「な、なんか今の会話……浮気してる最中みたいで……」

リズ「言いましたよね? これは、」

洋三「勉強会です、ちゃんと割り切りましたっ。ううっ……!」

速くなっていく手コキに辛そうな反応を見せる。
いくら体力に自信があるとはいえほぼ毎日性行為をしていれば多少なりとも疲れは出てくる。

リズ(無理してるのかな。それならこれの出番ね)

リズはぴたりと手コキを止めて使っていない方の手で何か小さな物体を召喚した。
それは風邪を引いたときに飲むようなカプセルだった。

リズ「これを飲んでください」

洋三「……?」

リズ「淫魔印の精力剤です。名前の通り精力があっという間に回復して何回か射精しても大丈夫な状態になりますよ」

物珍しそうにそれを見つめていた洋三は何やら考えていた様子だったがやがて首を振って断った。

173 : 以下、名... - 2020/03/17 22:48:49.34 fv7KsHg/O 72/152


洋三「や、やめておきます。妻とする時、いつもと何か違うと思われたら……」

リズ「ご心配なく。これは一般的な精力剤よりも効果が薄いものなので。回復した後、上手く調整して射精させますから」

洋三「……?」

リズ「ちゃんと元通りにするので大丈夫です。飲まなかったらそれはそれで精液の貯蓄がおかしくなりますよ」

洋三「あっ、確かに……」

それならばと洋三はリズからカプセルを受け取って口の中へ放り込んだ。
自分の唾液を使って胃へと送り込む。

洋三「これでいいんですか」

リズ「はい」

怒張して反り返った男根からリズの手が離れていく。
そしてその代わりに綺麗な足が付け根に触れる。

洋三「うっ……!」

リズ「趣向を変えて足でしてみようかな」

洋三の股間へと伸びるリズの両足が巧みに動いて男根を刺激していく。
ぺたぺたと全体にくまなく触れてから片足の裏で踏みつける。
血が通っているため定位置へ戻ろうと力が働く男根を、洋三の下腹部へ押しつけるようにぎゅっぎゅっと圧迫する。

洋三「ぐあっ」

リズ「足で踏まれて気持いいですか?」

洋三「い、いや……!」

戸惑う洋三を見てリズはくすりと笑った。

リズ「気持ちよさそうな顔をしてますけどね。洋三さんはMなんでしょうか」

洋三「考えたこともないです……え、Mかもしれません」

リズ「もっとして確かめてみましょう」

片足が離れたかと思えば今度は両足でサンドイッチして足の裏同士で擦り合わせる。
火起こしの棒を扱うように器用に男根を刺激する。

洋三「うううっ……!」

リズ「ふふ……♪」

精力剤の効果が表れてきたようで洋三の表情に精気が戻る。リズの足コキに気持ちよさそうに息を切らしている。
少しするとリズの責め方が変わり手で上下に扱くように両足を動かす。
それが終わると擦り合わせにシフトし、そしてまた上下の扱きへ。責め方が一定間隔で交互にチェンジする。

リズ「先っぽから透明なものが出てきましたよ」

洋三「うぐっ……私は、Mだったんですね……!」

リズ「素質はあるみたいです。えいっ、えいっ」

洋三「ああっ!?」

亀頭に狙いをつけたリズは足裏で挟んだことを確認すると、掛け声と共に強めにサンドイッチする。
足の裏と足の裏に押し潰される勢いで形を変える男の敏感な部分。その先からは潰れるたびに粘液が溢れ出てきてリズの美足にべっとりと付着する。

174 : 以下、名... - 2020/03/17 23:25:16.42 fv7KsHg/O 73/152

それを男根に塗りたくり滑りを良くすると執拗に亀頭部分を責める。
押し潰すほど挟んだままさらに擦ると洋三が大きく喘ぐ。

洋三「ぐああっあああっ! それ、ダ、ダメですっ!」

リズ「何がダメなんですか?」

洋三「し、刺激が、強くて……っ! ま、待ってください……!」

リズ「待ちません」

洋三「おぐ、うっ……!?」

目を細めてリアクションを楽しむように笑みを零すリズ。
そんなリズを見て洋三は何とも言えない気持ちに揺さぶられる。

リズ「足の裏でこんなことされて気持ちよくなっちゃうなんて、変態さんですね♪」

洋三「はあっ、はあっ、ああっ」

リズ「そろそろ射精しちゃいますか? 足で刺激されて射精(で)ちゃうんですか?」

洋三「で、出ますっぐうっ……!」

リズ「まだダメですよ。わたしがいいって言うまで我慢してください」

洋三「そんな、うッ」

両足が離れていき再び片足で踏みつけられる。リズの足裏と自分の下腹部に男根が挟まる。

リズ「こうやって、踏みつけるように動かしますね」

洋三「ふ、うあっ! ああっうっ」

リズ「変態さんの変態おち○ちんを♡ えいっ、えいっえいっえいっえいっ」

洋三「でっ出ま、すっ! もうっあっあっあっ!」

リズ「え? いいって言ってませんよ?」

洋三「えぇっ……くうっ……!? こ、んなことっされたらっ、無理ですって!」

リズ「ふふふっ♪ まだです、まーだ♡ 我慢してください」

洋三「お願いしますっ本当にっ……もうっ……!」

リズ「……」

洋三「リズ、さんっあああっ」

洋三の必死な懇願にリズの心が揺らいでしまう。

リズ「……仕方ないですね。どうぞ射精してください」

洋三「あっありがとうっございますっ……! はあ、はあ」

リズ「ちゃんと最後まで出してくださいね。いいですか」

洋三「はいっ、ぁあうっ」

リズ「射精の瞬間、裏筋を擦ってあげますから。ずっと気持ちいいように」

175 : 以下、名... - 2020/03/18 00:05:28.29 LLTuCDgCO 74/152

リズの表情が優しく天使のような笑みへと変わっていく。

リズ「準備はいいですか?」

洋三「はいっもうっ! 出ますっあああっああっ」

リズ「それじゃあいっぱい擦りますね。おち○ちんを優しく踏んで」

足の指だけで男根を洋三の体に押さえつける。
そしてぬるぬると裏側を擦る。カウパーのおかげでとても滑りやすく摩擦を感じず刺激することができる。

リズ「いつでもいいですよ、びゅーってしてください。どうぞ」

洋三「イくッああああっイき、ますっぐううっ!? あっああっあああああっ!!」

ビュルルルルルル!! ドビュルルルル!! ビューーーーーーッ!

洋三は頭が真っ白になり歯を食いしばりながら精を解き放った。
発射口から熱い白濁液が何回かに分けて吐き出される。その間リズは優しく、速く、滑らかにこすこすと裏筋を擦り続けた。
そのおかげか洋三が出した精液はみるみる洋三の腹に溜まってベッドに垂れ落ちていった。

リズ「全部出ましたね」

洋三「はぁっ……はぁっ……!」

長い射精だった。
回復した精力がたった一回で放出してしまったのではないかというほどに。

洋三「お、おお……こんなに出たんですね……」

リズ「あっ、動かないでください」

体を起こそうとした洋三の肩を掴み制止するリズ。

リズ「お腹に溜まったの、全部いただきますので」

そう言ってまず洋三の腹に乗っている液体を舐め取っていく。
舌使いがとても優しく性の快感とは別の気持ちよさを覚える。

リズ「今のは失敗でした」

ふいにリズが話しかける。

洋三「何がですか?」

リズ「Sっぽく振舞おうと思ったんですけど最後が上手くいかなくて」

洋三「そうなんですね。私からしたらなかなか……いえ、実際どういうものかは分からないんですが。一方的に責められて言葉にし難い気持ちが湧き上がりました」

リズ「よかったです。洋三さんもどんどんいじめたくなる反応でしたよ。奥様がSだった場合、ああいうのを心がけてください」

洋三「はは……意識したわけではないんですけどね」

そんな会話をしているうちに精液はほとんどリズの中へと吸われていた。
洋三にかかっているものは全て舐め終えて残るはシーツのみ。

リズ「これはあれで吸っちゃおう」

洋三「あれとは?」

リズ「気にしないでください。こちらの話です」

言いながら虚空から何かを召喚する。
以前、間男とのプレイでサヤが使用していたゴムだった。

181 : 以下、名... - 2020/03/18 23:00:32.07 NBkD/JFG0 75/152

ペニスに付けて吐き出した精液をくまなく吸引というのが本来の用途だが周りに飛び散ったものも掃除機のように吸うことができる。
音を立てずにシーツなどに染み込んだ精液も残らず吸収する便利な一品である。

リズ(これでよしと)

洋三「リズさん、次は……」

リズ「ごめんなさい。次は奥様がMだった場合ですね。その前にこれを付けていただけませんか」

柔らかい笑みを崩さないままリズは洋三にゴムを差し出した。

洋三「これってゴムですか? 用意してたんですね」

リズ「はい。今の足コキをする前にお願いするべきでした。最初にした奥様とのイメージセッ○スは終わったので、ぜひ装着してください」

洋三「了解です」

洋三は言われたとおり自分の一物にゴムをセットする。

リズ「ありがとうございます。これで精液を余すことなくいただけます」

洋三「それで、ええっと……どうすればいいんでしょう」

リズ「これから洋三さんにはSになってもらいます。Mとして振舞うわたしを興奮させるように責めてみてください」

洋三「き、急に言われても。一体どんな感じでやれば?」

リズ「少し前に説明したような言葉責めだったり、あえて気持ちいいところに触れず焦らしたりしてみたり」

指を折りながら手短に説明していくリズ。

リズ「あとこれは人に寄りますけど、おっぱいを激しく触ったり、お尻を叩いたり」

洋三「なるほど……」

リズ「どうやるかは実際に奥様の気持ちいいところを探って確かめてくださいね。本当に痛いのにしつこく責めてしまったら大変ですから」

洋三「気をつけます」

「では始めましょう」とリズは口にして四つん這いになってから洋三に尻を向けた。
張りがあり綺麗でほど良い大きさの白桃には、また綺麗でピンクのアナルがぴくぴくとヒクついている。
その下には先ほど洋三の男根を抜き差しした極上の蜜壷への割れ目。

洋三「……」

リズ「どうぞ?」

洋三「え……ど、どうぞって……」

恥ずかしげもなく自分の恥部を曝け出しているリズを見て洋三は逆に恥ずかしくなってきてしまう。

リズ「好きにしてください。Mなわたしを興奮させてください」

リズはふりふりと可愛らしく尻を振る。雄を誘う雌のように。
こんなことをされればSでなくても男なら性欲が沸いてきてしまう。
洋三も例外ではなかった。ごくりと生唾を飲み膝立ちしてリズへと近寄っていき、

リズ「あっ……!」

美しい白桃の片割れを軽めに平手打ちして音を鳴らす。

洋三「す、すみません! 強かったでしょうか」

リズ「大丈夫です。初めはそんな感じで、少しずつ強めに叩いていけば……」

186 : 以下、名... - 2020/03/19 21:55:09.62 V4zq/+bxO 76/152

今まで真面目に誠実に生きてきた男にとっては慣れないプレイ。
しかし目の前の尻を見ていると心を揺さぶられる。
洋三は一息に両手でわしっと思い切り掴んだ。そして胸を揉むように柔らかい尻肉の感触を楽しむ。
当然胸よりも脂肪は少ないが肌触りがよく延々と触っていたくなる。

リズ「ん……恥ずかしい……」

親指で押し広げると穴の中が見えそうになるがリズは見せまいと力を入れ巾着袋の入口のようにきゅっと結ぶ。
洋三の情欲が煽られる。手を離して再度平手打ちをする。
今度はさっきよりも強めにペチンと叩く。尻肉が脈打ち震える。

リズ「んっあっ……ああっ」

何度か叩いた後はまた鷲掴みして撫でるように揉み回す。
少し赤くなっている部分を慰めるように。
洋三はふいに息子が勃起していることに気がついた。リズの尻を観察して弄んでいるうちに固くなっていたようだ。

洋三「はぁ、はぁ……」

リズ「っ!」

リズの体がピクンと震えた。
洋三がガチガチに怒張したペニスに手を添えてその先っぽを割れ目へと当てたせいだった。
挿入はせず亀頭を割れ目へ擦りつけるようにゆっくりと上下させる。

洋三「ううっ」

ゴムをつけているはずなのだが亀頭と割れ目の間を隔てている物を感じられない。
まるで生でしているかのような感触だった。

リズ「はっあっ」

洋三「はあ、はあ、はあ」

くにゅくにゅと亀頭をひたすら割れ目に擦りつける。
その傍らでもう片手は尻を撫でている。洋三は無意識にリズの肉体(からだ)を貪り始めていた。
知らぬ間に呼吸も荒くなる。

リズ「洋三さん……どうぞ挿入してください」

準備ができていることを知らせるリズ。
しかし洋三は聞く耳を持たず割れ目に亀頭を擦り続ける。

洋三「た、確か……あえて気持ちいいところに触れず焦らすのも、興奮させる方法のひとつでしたよね……」

リズ「んんっ、んっ」

洋三「じゃあそうします。あえて挿入はしませんっ」

言いながらも先っぽがずにゅうっと入り込んでしまいそうになる。
洋三自身、早くこの中へ思い切り入れてガンガン突きたいと思っていた。
だがそれでは普通のセッ○スと何ら変わりない。これはSとMのプレイなのだ。

洋三「はあ、はあ、はあ」

リズ「あんっ……ああっんぅっ……!」

割れ目を延々と擦られているせいで愛液が分泌され外へ溢れ出る。
ぽたぽたと糸を引いてシーツへ垂れていく。

187 : 以下、名... - 2020/03/19 22:55:26.69 V4zq/+bxO 77/152


リズ「洋三さん……早く挿入を……ひゃっ!?」

パチンっと尻が打たれる。洋三の尻叩きが再開される。
強く、しかし強すぎないように力を加減する。叩いた時に出るリズの声にも注目して興奮を煽っていく。

リズ「あんっあっ、やあっ……♡」

叩くだけではなく打った部分を労わるようにすりすり撫でる。
意識したことではないだろうが飴と鞭の使い分けをしていた。
指で尻肉を押し広げてアナルがよく見えるようにし言葉責めも用いていく。

洋三「綺麗ですね、ここ」

リズ「み、見ないでください……恥ずかしいところ……」

洋三「さっき、自分から見せつけてたじゃないですか。見て欲しいんでしょう?」

リズ「いやぁ……♡」

一物を支えていた手も使って両手でぐにぃと広げる。
ここまでされては閉じようのない穴がぱくぱく動く。
そこからじっくりとアナルを観察した洋三は手を離して亀頭での割れ目擦りを続行した。

洋三「そろそろっ挿入しましょうか」

リズ「は、はいっ……もう、充分焦らしましたし……♡」

洋三「でも、このままでも……すごく気持ちいいんですよ。このまま達するのも、いいかなと……」

リズ「あうっんっダメです……すぐそこまで来てるのに……」

これは演技ではなく本音だった。短時間で調教されてしまったわけではない。
食事のために男と繋がるだけでなく単純に性行為が大好きな淫魔からすれば、男根が今まさに挿入されようとしているのに焦らされてお預けを食らうのは堪らなくもどかしいことだった。
もしそのまま挿入されずに終わろうものなら逆レイプしてでも自分の性器にペニスを挿入しようとするほどに。
スイッチが入ってしまったのだ。死ぬほど痒い場所にギリギリ手が届かないような、そんな感覚をリズは持ち続けていた。

リズ「はあっはあっ♡」

洋三「だ、ダメですよ、勝手に入れようとしたら」

洋三は体ごと後退してペニスを求めてくるリズの尻を押さえつけた。

洋三「そんなに挿入して欲しいんですか?」

リズ「挿入(い)れてください……♡ 我慢、できないんです……っ♡」

洋三「……じ、じゃあ……」

洋三は恥ずかしいセリフを言わせようと脳内で必死に考え、思いついたことをリズに投げかける。

洋三「お願いしてください。『私の淫らなここにあなたのモノを挿入してください』と」

リズ「わ……わたしの淫らなオマ○コに、あなたの逞しいオチンポを挿入してください♡」

洋三「え」

自分が言ったことよりも卑猥さが増したセリフがすぐに返って来たので洋三は静止してしまった。
本来ならばもっと恥ずかしそうに言い淀んだ方がいいのだろうが、スイッチが入ってしまっている淫魔モードのリズはこれが勉強会だということを忘れかけていた。

リズ「はやく、いれてくださいっ……♡ オチンポほしいの……♡」

洋三「は、はい……」

リズのさらなるオネダリに洋三はハッと我に返って一物を持った。
仕切り直し、ふりふり振っているリズの尻を掴んで止めて亀頭の先を涎まみれの口へあてがう。

洋三「挿入しますよ」

リズ「お願いしま、あッ♡♡」

ずちゅう、と亀頭が少しずつ埋もれていく。

188 : 以下、名... - 2020/03/19 23:42:16.52 V4zq/+bxO 78/152

そのままズブブブブと男根がゆっくり奥へ入っていく。

リズ(き、たあ……♡♡)

念願のペニスを挿入されて下半身が緊張する一方、上半身はぐったりと力が抜けてベッドにへたれ込んだ。
その結果尻だけ突き出す形になる。リズの表情はようやく痒いところに手が届いたことによる嬉しさと快感でふにゃふにゃになり目尻に涙が溜まる。

洋三「ぐっ!? ううう、うっ」

洋三は洋三で感じたことのない快感に驚きつつ表情を歪めていた。
膣が蠢いて男根を奥へ奥へと誘ってくる。付け根まで完全に密着してもなお蠢いてぞわぞわ刺激してくる。

リズ「洋三さん、んっ♡ ごめんなさい……ちょっと取り乱してしまって……」

洋三「えっ? な、何がですか」

リズ「あっ♡ え、Mに徹しなければならなかったのに♡ 久しぶりの性行為だったもので……♡ これからは気をつけますから」

顔を持ち上げて再び四つん這いになったリズはそう言うと無意識にやっていた膣の蠢きをストップした。

リズ「さあ、どうぞ続きを♡」

洋三「はあ……」

いまいち調子が乗り切れなかった洋三だったがすぐに切り替えてリズの桃尻を両手で鷲掴むと、ペニスを引き抜いてから大きく一突きした。

リズ「あんッ!♡♡」

洋三「い、いきますよっ……!」

リズ「あっあっああっ!♡♡」

その一突きを皮切りに激しい腰振りがリズを襲う。

リズ「あああぁっ!♡♡ すご、ぉいっ!♡♡」

洋三「はあっはあっはあっはあっ」

尻叩きも忘れずに行う。馬を鞭で叩くように今までよりも強く打ってリズの反応を伺う。

リズ「ひっあ、あっ!♡♡ んっ!♡♡」

どうやら大丈夫らしい、むしろ気持ちよさそうにしているのでどんどん叩く。
ある程度叩いたら揉むことを忘れない。指で尻肉を押し広げて三度目、アナルを注視する。

リズ「またっお尻の穴ぁっ!♡♡ 広げちゃ、だめっ!♡♡」

洋三「うぐっ……!」

きゅん、と膣内が締まった。
恥ずかしさからか尻穴に力を込めているからか男根が圧迫される。
これを新たな責めとして覚えた洋三はスパンキングに戻る。

リズ「はぁっはぁっんうっあっ♡♡ あぐッ♡♡♡」

洋三「はあっはあっここっ……! 気持ちいいんですねっ!」

どうやら洋三はリズの気持ちいいポイントを見つけたらしかった。
少し腰を落として上に向かって突くようにするとリズが声をあげて悦ぶ。

189 : 以下、名... - 2020/03/20 00:28:34.24 aI3kDZHmO 79/152


洋三「はあっはあっふうっ」

リズ「あッ♡♡ あふッ♡♡ や、あッ♡♡」

強くは突かず男根で撫でるようにその部分を刺激すると敏感な反応を見せる。

洋三「もっと突いて欲しいですか? 突き上げるようにっ、思い切り……!」

リズ「あっあッ♡♡ は、はいっ♡♡」

洋三「分かりました……!!」

亀頭がゴリュゴリュと敏感なところに当たる。

リズ「ああッあああっ!♡♡ きもちいいっ!♡♡ はっあッ!♡♡」

洋三「はあッはあッはあッ」

同時にバシバシ尻を叩く。その度に膣の締めつけが強まりペニスに快感を与える。

洋三「そ、そうだ……次は……!」

リズ「んんっ!?♡♡」

あることを思い立ち洋三はスパンキングと腰振りを停止した。
そして四つん這いのリズに負担をかけないように覆い被さりたぷんたぷんと揺れていた乳房の片方を揉む。

洋三「『乳首をちょっぴり強めに摘まれるのが好き』、でしたっけ」

リズ「ん、ふっ♡♡」

洋三「触って欲しいですか?」

リズ「あうっ!♡♡」

ここで腰振りを開始する。
洋三はあえて乳首を触らず乳房の柔らかさを堪能するようにいじっている。
やがて乳輪を人差し指だけで、乳首を避けるように刺激する。

洋三「触って欲しい?」

リズ「は、はいっ♡♡ 乳首、触ってくださいっ♡♡」

乳輪をくすぐるように動かす。
本当にくすぐっているだけなのだが今はそれすら気持ちいい。

リズ「はあぁ……っ!♡♡ 触ってぇっ♡♡」

洋三「いやらしく、お願いしてみてください」

リズ「んッふうっ!♡♡ ち、くびっ触ってくださいっ♡♡ 摘んでッくださいっ!♡♡」

洋三「もっと」

リズ「わ、わたしっ♡♡ ひぐッ……!♡♡ 乳首つままれてっ気持ちよくなっちゃうっ……!♡♡ 変態なんですっうっ♡♡」

リズ「だからッ乳首触ってっ♡♡ イかせてっくださいぃっあっあっ!♡♡」

洋三「くッ……! わ、分かりました……!」

膣内がぎゅうぎゅうと締まってくる。洋三の絶頂が近づいている。
腰振りをしながらリズの乳首を親指と人差し指で挟む。

190 : 以下、名... - 2020/03/20 01:03:20.26 aI3kDZHmO 80/152


洋三「いきますよっ」

リズ「ああっ……ひぅっッ!?♡♡」

こりこりと勃起した乳首を擦る。
さらに強めに摘んでぎゅううと引っ張るとただでさえ締まっていた膣内がさらに男根を圧迫する。

洋三「うぐうっ……!?」

リズ「あっひッああっ♡♡ へっ♡♡ すごいっ♡♡ も、もう一回っお願いしますっ!♡♡」

洋三「へ、変態ですね……こうですかっ」

リズ「あッあっあっ!♡♡♡」

また強めに引っ張ると嬉しそうに声を出す。
まだまだ責めたい洋三だったが残る時間は限られている。

洋三「はあッはあッ……そろそろ、出ます……!」

リズ「んくっうっ♡♡」

洋三「出し、ますよっ……!」

持ち前の筋力でリズの上体を持ち上げて乳首をいじりやすくする。
自分のできる一杯一杯の速さでピストンをして射精に迫る。

洋三「はあッはあッはあッ!」

リズ「ああっあッあああっああっ!♡♡ わたし、もっ♡♡ イっちゃい、そうッ♡♡」

洋三「リズさんはダメですっ。くっ……許可なしに達したらお仕置きですよ……!」

先ほどリズが自分にしたようなことを真似てやってみる。

リズ「お、お仕置きッ♡♡」

洋三「はいっ……! 達した瞬間、乳首を思い切り抓りますっ」

リズ「んあっふっ♡♡ それっ、ご褒美ぃっ♡♡」

腰と尻が激しくぶつかり合う。
二人の絶頂はもうすぐそこまで来ている。

洋三「はあッはあッ! イ、イきますよっ……ぐううっ……!!」

リズ「ああぁぁぁッ♡♡! わたしもっイっちゃうっ!♡♡ イっちゃうぅっ!♡♡」

洋三「あああ、あっ……! イくッ……!!」

両者の興奮が最高潮に達し、そして、

リズ「やあっああっあああぁぁっ!♡♡」

洋三「くううううッ出っ……!! あああああッ……!!」

リズ「あああッあああぁぁぁっ!♡♡♡」

ドビュルルルルルルッ! ドプンッドプッ! ビュウウウウウウッ!

洋三の腰が力一杯突き出された瞬間、脳内が弾けた。
ペニスの先からもの凄い勢いで精液が放たれてコンドームを膨らませ、絶頂による膣の圧迫を防ぐように押し広げていく。

リズ「あッ♡♡♡ ああッ♡♡」

膣の圧迫感と乳首を捻られることによる快感でリズのオーガズムは長引いた。
チカチカしていた視界がハッキリしてきたのは少し後だった。

193 : 以下、名... - 2020/03/20 16:54:42.78 8lXnU+PIO 81/152




洋三「よく破れませんでしたね……」

事後数分経過。
破裂するのではないかというほど大量に精液を吐き出した洋三だったがどれだけ膨らんでも破れなかったコンドームを外しながらその性能に感心していた。

洋三「しかも溜まった精液を全て吸収してしまうなんて」

リズ「淫魔が作ったコンドームですから」

洋三「すごい技術です」

感心しながらリズにゴムを渡す。
受け取ったゴムを光と共に消してリズは暖かな微笑みを洋三へ向けた。

リズ「洋三さん、以上で勉強会は終わりです」

洋三「えっ? 終わりですか?」

リズ「今お教えしたことを取り入れるだけで奥様の感じ方も変わると思いますよ」

洋三「技術的なことはほとんど学んでいないんですけど……」

本当にこれでいいのかと洋三は疑問に思う。

リズ「ほぼ毎日奥様と営みをしているだけあって、女体を扱う手つきや腰の動かし方など修正するほどではありませんから。欲を言えば」

洋三「欲を言えば?」

リズ「もっといやらしく淫らな動かし方ができるといいですね。洋三さんはまだどこか、ぎこちなさがあります」

洋三「ぜひ教えてください、時間はあるので」

「そう言うのであれば」とリズは快く引き受ける。

リズ「始める前にシャワーで体を洗い流しましょう。ちゃんと服も着て。これから先は体を繋げることはないので」

洋三「お願いします」

二人の勉強会はもう少しだけ続いたのだった。



時は流れ翌日の夜。ある一軒家、夫婦の寝室から乱れ狂う女性の喘ぎ声が聞こえてくる。

???「やあぁ……っ!♡♡ 洋三さ、ぁんっ!♡♡」

洋三「そんなに声を出したらっ、子供に聞こえるよっ」

うつ伏せになっている艶やかな黒髪ロングヘアの女性の上に洋三がのしかかって激しく腰を振っていた。
夫婦の営みの真っ最中だった。

「こ、こえっでちゃッ♡♡ あっあっあぁんっ!♡♡」

普段は清楚な大和撫子で通っている妻は寝バックでガンガン責められ、そんな雰囲気を微塵も感じさせないアヘ顔を曝け出している。

洋三「我慢しなきゃ、ダメじゃないかっ。この変態っ」

洋三は腰を動かしたまま妻の尻をバシバシ叩きまくる。
その度に妻は気持ちよさそうにしてビクンと体を反らす。

「あひッ!♡♡ あ、ああっおっふぅっ!♡♡ イっちゃ、うぅッ!♡♡」

洋三「僕が許可したらッ……いいよっ」

「そん、なッああっあっ!♡♡ あんッ!♡♡」

洋三「はあっはあッはあッ!」

営みはまだまだ続いた。

194 : 以下、名... - 2020/03/20 17:21:04.95 8lXnU+PIO 82/152




サヤ「ふーん、奥さんはドMだったわけか」

リズ「うん。満足させられるようになったはいいけど今まで以上に寝不足だって」

サヤ「良かったのか悪かったのか」

リズ「良かったに決まってるじゃない。奥様、もう街角ですれ違う男の人に目もくれなくなったらしいし。ラブラブなんだもん」

淫魔の店『Vengeance』でサヤとリズは奥の休憩室にあるソファーに腰掛け、紅茶を飲みながら話をしていた。

サヤ「そりゃよかった。でも眠れないってのはキツくない?」

リズ「今度お預けプレイを試してみるって聞いたわ。予め決めたセッ○スの日になるまでワンちゃんみたいに『待て』をするとか」

サヤ「考えたな」

リズ「ところでサヤはどうだったの? わたしが依頼中、お客様は来店した?」

サヤ「いや一人も。やっぱりまだ怪しまれてるんだろうなー」

ため息をついて袋から飴玉を取り出し口の中へ放り込む。

リズ「精気はあとどれくらい?」

サヤ「三日は持つよ」

リズ「節約しないとダメよ」

サヤ「大丈夫、もし精気が尽きたら人間の食い物で凌ぐから。依頼主に100万もらったんだ」

リズ「せめてリフォームするまで貯金は大事にしなさい。わたしの分も分けてあげるから」

サヤ「そうだな。いざとなりゃ助け合いの精神で……」

カランカランと出入り口の鐘が鳴った。客が来店したようだ。

サヤ「ティータイムだったのに」

リズ「お客様は待ってくれないわよ。行きましょう」


↓∞ 依頼主の情報 18時まで募集して次に>>1が書き込んだレスのコンマに近いものを採用



続き
【安価】淫魔の店『Vengeance』【後編】


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