1 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/06(水) 21:48:04 qF4u7mOI 1/143

幼馴染の部屋

「…このお菓子うまいなー」

「ねぇ、おりょ、…おろこちゃん」

「なんだい?」

「…あのね、おちょこちゃん」

「どうした?」

(…お猪口)

「おここちゃん…」

「なんだ?」ニコッ

「…ふぇ」ジワッ

「…ちゃんと言えないよぉ…」グスッ


元スレ
幼馴染「おりょこちゃんっ、らいしゅきっ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1360154884/

2 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/07(木) 00:18:22 NxRBzC1o 2/143

「」グスグス

(…可愛いな)

「ふふ」ナデナデ

「…ふぇ」


5 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/07(木) 09:10:29 NxRBzC1o 3/143

「…どうしたの、幼ちゃん?」ナデナデ

「…あのね、わたし、ちゃんとおりょこちゃんのお名前呼びたいのに、すぐかんじゃって呼べないの…」

「ごめんね…おちょこちゃんが らいしゅきだからちゃんと呼びたいのに…」

「…好き」カアアッ

「…ふわっ、しゅきって行っちゃったぁ…」

「…ちが、違うのっ!そういうことじゃ…」アセアセ

「あの…その…」

「ううぅ…」カアアッ

「…友達的というか…家族的というか…ふぇ…自分でもなに言ってるかよくわかんないよぉ…」

「…わたし、かちゅぜちゅ(滑舌)悪いから、大事なとこが台無しだよぉ…」


18 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 00:05:05 67z18khI 4/143

「…まぁ、小学1年生だし、もっと滑舌いいほうがいいかな」

「国語とか大変だし…」

「うーん…」

「…僕と練習しようか?」

「…うん」


19 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 00:15:44 67z18khI 5/143

「…そうだね、わたし、幼稚園卒業したんらもん」

「おねーさんらし」

「がんばらないろ(と)ね」

「」フンス

「そうだね~」ニコッ
(…幼稚園から、かみかみの幼。どうにかしてあげたいなぁ)

(…噛んでるとこ、可愛いけどね)


20 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 00:56:04 67z18khI 6/143

「…練習かぁ、なにするの?」

「…そうだね」

「早口言葉とかやってみようか」

「わたし、知ってるよ」

「巻紙のやつするね」

「赤まきみゃき、青まきみゃき、黄まきみゃきっ」

「できたっ」ドヤ

「…ぜんぜんできてないよ、幼ちゃん…」

「…まきみゃきってなに?」

「…じゃあ、これは」

「…赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ…はい、言ってみて」

「うん」

「…赤ぱざま、おおぱざま、くぱざま」

「よしっ」

「…よしじゃないよ、幼ちゃん…」


24 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 14:59:36 67z18khI 7/143

「おりょこ(男)ちゃん、わたし、がんばっらよ」ニパッ

(…得意げでかわいいね、幼ちゃん)

「…でもなぁ」

「…うーん、ここまでのかつぜつかぁ…」

「もっとかんたんなのにしようか」

「…バス、ガス、爆発」

「…簡単でしょ?」

(…さっきから、かなりゆっくりやってるんだけどね)

(僕もそんな早口言葉、得意じゃないし)

「さぁ、言える?」

「言えるよぉ~」フンス


25 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 15:10:28 67z18khI 8/143

「いっくよ~」

「ばしゅ、がしゅ、びゃくひゃつ」

「…いえたっ!」

「…どうっ?」ドヤ

「…今まででいちばんヒドいよ…元の形がわかんないもん」

「えーっ?」

「自信あったのにぃ…」

「」シュン

(…かわいい)

「幼ちゃん、がんばってー」ニコッ

「…もっかいね」

「ガス、バス、爆発」

「…どうぞ」

「…うーん…」

「…どうしたの、幼ちゃん?」


26 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 15:27:01 67z18khI 9/143

「…あのね」

「バス、爆発しちゃったらこわいよぉ…わたしたち幼稚園、バスで行ってたよね」
「…爆発しちゃったら、わたしも、おちょこちゃんも危ないもん」
「…おりょこちゃんがケガしたらやだよぉ…」

「……」

「…いや、これ早口言葉だから…」
「…確かにコワイな…」

「幼ちゃんは優しいね、僕の心配してくれるの?」

「…うん、わたし、おりょこちゃんがしゅきだから…」
「…あっ!?」
「…違うよっ…なんにもわたし言ってないんだよ…ホントだよ」アセアセ

「…あのね、あのね…」
「…早口言葉、もっと楽しいのにしよ?おちょこちゃん」


27 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 20:44:26 67z18khI 10/143

「…うん」

(…ふふ、早口言葉とはいえ、一応心配してくれるわけだね…)

(…僕のこと、好きなのも隠せてないところがかわいいし…)

(…うれしいなぁ)

「じゃあ、なにがいいかなー?」ナデナデ

「…あっ、なでなでらめぇ…」

「…はぅ」

「…そうだねー」ナデナデ

(…なでなで、楽しい)

「…ふぇ」


28 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 20:59:46 67z18khI 11/143

「幼ちゃんがいちばん好きな言葉で練習しようか」

「…何がいい?」

「おちょこちゃん」

「わたし、おちょこちゃんらいしゅきらから」

「おりょこちゃん、いつもわたしにやさしくしてくれるから」

「ちゃんとお名前、言いたい」

「…幼ちゃん」

「がんばるっ」フンス


29 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 21:28:06 67z18khI 12/143

「…おりょこちゃん」

「うん、落ち着いて」ニコッ

「おりょこちゃんっ」
「うんっ、がんばれ、幼ちゃんっ」

……

「おろこちゃん!」
「よしっ!さっきよりいいよ!」

「おちょこちゃん!!」
「いいぞ!!いいぞ!!なんか近いっ!」

……

「おときょちゃんっ!!!」
「…おしいっ!!がんばれ、がんばれ!!!」

……

「……」

「」スゥ

「おとこちゃんっ!!!」

「やったっ!!!」


30 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/11(月) 21:37:28 67z18khI 13/143

「やったあっ!!!」

「言えたよっ、おとこちゃん!!」ピョンピョン

「うん!!よかったねっ、幼ちゃん!!」ニコッ

「うんっ!!男ちゃん!!」ダキツキ

「」ギュー

「…あっ」ギュッ


31 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 00:12:53 v4mTZBbA 14/143

「えへへっ、男ちゃんらいしゅき」

「…僕も好きだよ」ニコッ

「…あのね、わたしも男ちゃんも、まだ小一だけど」

「男ちゃんらいしゅきだからちゅき合いたいな」

「…えっ!?」

「ちゃんと、男ちゃんの名前言えたら、好きだって言うつもりだったの」

「おとーさんとおかーさんがしゅきな人とはちゅき合うって言ってたよ」

「…わたしは、いつもわたしにやさしくしてくれる男ちゃんが大好き」

「…男ちゃんはわたしのこと好き?」

「……」

「…僕は…」


32 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 00:33:04 v4mTZBbA 15/143

……


「…男ちゃん?」

「ああ…」

「どうしたの空見てぼーっとしちゃって」

「ん、いやね、昔を少し思い出してたんだ」

「…昔、どんなの?」

「…おとこちゃん、らいしゅき」

「」ポッ

「…やめてよぉ、恥ずかしいから」

「わたし、昔、滑舌悪かったんだよね」

「うん、でもそれが可愛かった」

「…えへへ、もうっ」

「ふふっ」


33 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 00:36:06 v4mTZBbA 16/143

次から本編?でしょうか
お付き合いどうも
おやすみなさい


36 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 14:34:18 v4mTZBbA 17/143

「」キョロキョロ

「…いつの間にか授業、終わってる」

「5時間目から2時間か…」

「ずっとぼーっとしてたもんね、男ちゃん」クスッ

「だめだよ、もうすぐ学年末試験だもん。テストにでるところとか教えてくれたりするんだから」

「…あははっ。…聞き逃したとこ、教えて?」

「もー、しかたないなー…いいよ」

「ありがとっ」

「えへへ、どういたしましてっ」

「さっ、帰ろ?」

「うん」


37 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 14:48:32 v4mTZBbA 18/143

……

「はぁ…」

「…さむいね」

「うん」

「……」ジッ

「…じゃあ、僕と手繋ごうか?」

「ふふっ…わかってくれたんだぁ」ギュッ

「」ギュッ

「彼女の考えくらい読めなきゃね」ニコッ

「もうっ…こんなとこで恥ずかしいよ/////」

「…幼ちゃんは手があたたかいね」

「男ちゃんもあったかいよ…ポカポカするもん」

「それはありがと」

「えへへ~」


38 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 15:09:10 v4mTZBbA 19/143

「明日はバレンタインだね」

「そうだね」

「…うちの高校は、何かの記念日で休みだけど…イケメン君がっかりだ」
「あはは…お家に押しかけちゃったりして」
「かもね」

「わたしは男ちゃんに、今年もとっておきのチョコあげるね」ニコッ
「…もちろん、義理じゃないよ?」

「わかってる」ニコッ

「去年は受験たいへんだったけど、今年は時間あるから楽しみにしてね。凝ったの作るから」

「幼ちゃんのチョコ、美味しいから楽しみだよ」ニコッ

「うん、がんばるっ!」

「…あとね、そのお休みの日なんだけどね…」

「デートしない?」


39 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 15:22:43 v4mTZBbA 20/143

「…デートか…」

「…もちろんいいよ。幼ちゃんとのデートだからね、断るわけがない」ニコッ

「ありがと、男ちゃん」ニコッ

「バレンタインがお休みなんて、とっても素敵だもんね」

「…デートはよくしてるけど、やっぱり特別な日には特別な思い出が欲しいよ」

「…特別な人とね」カアアッ

「うん」カアアッ

「/////」

モブ大学生「……」

モブ大学生「…バレンタイン…そんな日もありました」

モブ大学生「」チッ


40 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 21:33:05 v4mTZBbA 21/143

……

「じゃ、わたし一旦ウチに帰ってから、男ちゃんち来るね」

「うん、待ってるよ」

……


41 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 21:46:26 v4mTZBbA 22/143

男宅

「男ちゃ~ん、来たよ~」

ガチャ

「男ちゃん…」

幼女「…ふぇ?」

「ふぇっ!?」

幼女「…おねーちゃん、られ…?」
「…ちいさい…女の子…?」

幼女「ちらないひろら…」(知らない人だ)

「…えーと…あなたはだあれ?お名前は?」

幼女「…よーじょ、らよ」

「…幼女ちゃん、ね」
幼女「そうらよー。おねーちゃんは?」

「わたしは幼だよ。よろしくね、幼女ちゃん」ニコッ
幼女「ふぇ…よろしく」

幼女「」アクシュ


42 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 21:51:34 v4mTZBbA 23/143

「幼女ちゃん、かわいいね~」ニコッ

幼女「おねーちゃんもきれいらよ~」ニコッ

幼女「♪♪」


44 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 23:44:39 v4mTZBbA 24/143

「あっ、幼ちゃん。いらっしゃい」ニコッ

「男ちゃん」

幼女「…おねーちゃん、おりょこちゃんとおろもらち(お友だち)なの?」

「わたしは男ちゃんの幼馴染で、彼女だよ」ニコッ

幼女「…かのりょ…むむむ~」

幼女「」プクー

幼女「かのりょはわたしだよ~」

幼女「わたしがおりょこちゃんと結婚するんらよっ!」

「…ふぇ?」

幼女「」エヘン


45 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/12(火) 23:57:42 v4mTZBbA 25/143

「ほんとらのっ、おりょこちゃん!?こんなちっちゃい子が好きなの!?」

幼女「ほんろ(ほんと)らよー」

「おりょこちゃんがロリコンさんだなんて…」

「…いくらおりょこちゃんのためでも、小さくはなれないよぉ…」

「…幼ちゃん、口調、移されてるよ」

「あと、ロリコンって…」

「…この子は幼女ちゃん。母さんの妹さんの子、つまり僕の従妹だね」

「…いとこさん?」

「そゆこと」コクリ


47 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 00:16:29 qf9fV9f6 26/143

(動揺してる幼ちゃん、滑舌が昔に戻ってたな)

(…可愛かったなー)

幼女「いとこで恋人ろうしだよっ」

幼女「わたしたちは愛ちあっれるのっ」

幼女「最近、ようちえんにはいったから、わたし、もうおとならもん。恋らってするよっ!」

幼女「」フンス

「…この通り、懐かれちゃって」

「…彼女のところは触れないで。否定すると怒るんだ」コソコソ

「わかった」コソコソ


50 : 以下、名... - 2013/02/13(水) 17:21:30 qf9fV9f6 27/143

「…でも」

「わたしこの子に会ったことないよ」

「男ちゃんとずっと一緒にいるのに、…なんでだろ?」

「会ったことはあるよ。でもその頃、幼女ちゃん、赤ちゃんだったからわかんないか」

「…ほら」

「うん?」

……



51 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 17:32:15 qf9fV9f6 28/143

……



男宅

「男ちゃんっ、遊ぼうっ!」タタッ

「幼ちゃんっ」

赤ちゃん「ばぶっ」

「わあっ、赤ちゃんだぁ、かわい~」ニコッ

「…ねぇ、その子、だあれ?」


52 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 18:07:09 qf9fV9f6 29/143

「うん、可愛いでしょ」ニコッ

「僕の従妹だよ。お母さんの妹さんの赤ちゃん」

「おばさんとお母さんが用事だから、面倒見るように頼まれちゃって」

「…へぇ、そうなんだー」

「じゃあ、わたしも男ちゃんと一緒に、赤ちゃんのお世話するよ」

「わたしは男ちゃんの彼女だもんね♪お手伝いは当たり前だよ」

「うん、そうだね。ありがとっ」

「えへへっ」

「」ニコニコ

赤ちゃん「……」ジッ

赤ちゃん「ぶ~」プクー


53 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 18:24:09 qf9fV9f6 30/143

赤ちゃん「ばぶ~」プクー

赤ちゃん「むー」ムスッ

「…あれ?なんか不機嫌になっちゃった」

「うん、みたいだね」

「…男ちゃん、赤ちゃん抱っこしてもいいかな?」

「赤ちゃん、あやしてあげたいの」

「そうかぁ…じゃ任せるね」

「ほら」スッ

「うん」ニコッ

赤ちゃん「むぅ~」

赤ちゃん「ぶぅ」ダキツキ

「…離れない」

「ごめん、幼ちゃん」

赤ちゃん「だぁ」ギュッ

「ううん、いいよ。懐かれてるんだね、男ちゃん」


54 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 18:47:32 qf9fV9f6 31/143

(幼を出迎えたときから、男は赤ちゃんを抱っこしてます)

「赤ちゃんにも男ちゃんが優しい人だってわかるんだよ」

「だって赤ちゃん、とってもうれしそう」

赤ちゃん「だぁだぁだ」キャッキャッ

「うん」

「わたしも赤ちゃんになって、男ちゃんに抱っこしてほしいくらい」ニコッ

「男ちゃん、あったかいもん」

「」カアアッ

「…ふふっ、そっか」


55 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 18:58:08 qf9fV9f6 32/143

「…あっ、わたし、すごいこと言っちゃったぁ」ボソッ

「」カアアッ

「……」

「…でも赤ちゃんにはならないでよ」

「…え?」

「幼ちゃんには僕の恋人でいてほしいから」

「…なに言ってんだろ、僕は…忘れて」カアアッ

「…男ちゃん」ジワッ

「」ダキツキ

「うわっ!?」

「わたし…いい彼女になるからね」

「うん…じゃ、僕はいい彼氏になるよ」ギュー

「……」ギュッ

赤ちゃん「……」


56 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 19:07:12 qf9fV9f6 33/143

赤ちゃん「…ふぇ」ジワッ

赤ちゃん「ふぇぇぇん!!」

「うわっ!?」

「ふわっ!?」

赤ちゃん「ふえ~ん!!」

「…赤ちゃん泣いちゃったぁ!?どうしよう、どうしよう、男ちゃん!?」アセアセ

「なんで急に泣き出したんだ!?」

「すごい泣いてるよっ」

赤ちゃん「ふぇぇぇぇん!!」


57 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 20:20:16 qf9fV9f6 34/143

……

現在

「…っていうの覚えてるかな?」

「あのときの赤ちゃん!?」

幼女「わたし、赤ちゃんらないよ~!」

「思い出した?あの後も何度か会ってるんだけど」

「うん、大きくなったんだぁ」

幼女「」フンス

「確かにあのころから男ちゃん大好きだったよね」

「…物心ついてるかわからないほど小さかったのにね」

幼女「覚えれるよ~、いつれいな~」

「男ちゃん、女の子にそれは失礼だよ」

「わたしはすごいちっちゃいときから、男ちゃん大好きだったもん」


58 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 21:09:00 qf9fV9f6 35/143

「男ちゃんを大好きなキモチ」

「それはいつまでも変わらないよ…ずっと」ニコッ

「…幼ちゃん」

「……」ジッ

幼女「……」プクー

幼女「わたしをほっろいれ、いいむーどになっちゃらめ~!!」


59 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 21:32:57 qf9fV9f6 36/143

……

「…僕は両親とおばさんから、幼女ちゃんを任されたんだよ」

「前といっしょ」

「うん」

「みんな忙しいみたいでさ」

「…ごめんね。明日のデート、ふたりっきりにできないかも…」

「…ほんと、ごめん…」

「…男ちゃん、気にしないで」

「いつでもふたりっきりにはなれるから」

「幼女ちゃんがひとりぼっちなほうが悲しいもん」

「それに三人のほうがにぎやかで楽しいよ、きっと」ニコッ

「…ありがとう、幼ちゃん」

「さっ、みんなで遊ぼっ」


60 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/13(水) 23:44:36 qf9fV9f6 37/143

幼女「なにして遊ぶー?」

「そうだねぇ…」

「…とりあえず、お菓子食べながらテレビでも見ようか」


61 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/14(木) 00:01:44 .NvKpuiM 38/143

「お菓子取って来たよ。あと、飲み物」

「ありがと、男ちゃん」

幼女「ありがちょ」

「幼ちゃんはオレンジジュースだね」コポポ

「えへへ、いつも飲んでるからね」

「幼女ちゃんはリンゴジュース」コポポ
幼女「さすがはちがいがわかるおりょこちゃん」ニコッ

「昨日よく飲んでたからね」

「僕はコーラかな」コポポ

「わたしもあとでコーラね」

「うん」


62 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/14(木) 00:11:50 .NvKpuiM 39/143

「座布団に座ろ」ポン

「えへへっ、うん」ポン

「…幼ちゃんはやっぱり、僕の膝の上かな?」

「もちろんだよ~」ニパー

「ここはとっても落ちつくもん♪」

「そっか、僕も幼ちゃんが膝の上にいると落ちつくよ」ニコッ

「えへへ~」

幼女「……」


67 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/14(木) 23:32:15 .NvKpuiM 40/143

幼女「うぅ~!」

幼女「だ~め~!!」ドン

「うわっ!?」

「きゃっ!?」

幼女「おりょこちゃんのおひざの上には、わたしがすーわーるーのー!!」


68 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/14(木) 23:48:17 .NvKpuiM 41/143

幼女「ここはだれにもわたさないからっ!!」

幼女「」ギュッ

「……」

「…幼ちゃん、大丈夫」

「うん、へいきだよ」

「ごめんね、幼ちゃん」

「…幼女ちゃん、だめだよ、乱暴なことしちゃ」

幼女「」ガオー

「ちっちゃい怪獣みたい…」

「…確かに」

「…膝の上でこんなにしがみつかれちゃって、これじゃどうにもならないや…」

「…幼女ちゃん」チョンチョン

幼女「」ガオー


69 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/15(金) 00:09:09 OfuScLOI 42/143

「」スッ

「ポッキー食べる?」ニコッ

(男が持ってきたお菓子)

幼女「」ガオー

幼女「……」

幼女「おかしにつられるわたしじゃないもん!!」プイッ

「コアラのマーチもあるよ~」スッ

幼女「」ジュルリ

幼女「そんなこどもじゃないもんっ!!」

「…えいっ!」ササッ
幼女「…ふぇっ!?」パクッ

幼女「」パクパク

「…えへへっ…食べたね…おいしい?」ニコッ

「もっとあげちゃう」ササッ

幼女「」パクパク

幼女「……」


70 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/15(金) 00:19:28 OfuScLOI 43/143

「えへへ♪」ササッ

幼女「む~…」パクパク

「……」

「不機嫌なのに、幼ちゃんに差し出されたお菓子食べちゃう幼女ちゃん可愛い」ニコッ

「小鳥に餌付けしてるみたいな幼ちゃん、楽しそうで可愛い」ニコニコ

「えへっ♪」ササッ

幼女「…むむむ」パクパク


71 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/15(金) 00:36:03 OfuScLOI 44/143

幼女「う~」

幼女「わたしはこんなこちょれ、おねーちゃんになついたりしないよ~!!」

幼女「まけないもん!!おりょこちゃんはわたさないもん!!わたしのかれしなんだもん!!」

幼女「」モグモグ

「…ふふ…でも、お菓子は食べるんだ」


74 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/15(金) 17:05:03 OfuScLOI 45/143

「…ふふっ、おいしそうに食べるねぇ、幼女ちゃん」

「わたしもポッキー、食べたいなぁ」

幼女「」スッ

「…ふぇ?」

幼女「…あ~ん」

「…食べさせてくれるの?」ニコッ

幼女「」コクン

「…えへへ、ありがと」

「♪」パクパク

幼女「……」

「ふふっ」


76 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/15(金) 22:21:30 OfuScLOI 46/143

「お菓子、ありがと」ニコッ

「…えへへ、幼女ちゃん、いい子だね~」ナデナデ

幼女「むぅ~」プクー

「…幼女ちゃんは可愛いねぇ」ナデナデ

幼女「らめ~!!こどもあつかいしちゃ~!!」

幼女「わたしはれでぃとしてのあつかいをようきゅうしますっ!!」

「わかったよー」

「幼女ちゃん、髪さらさら~。ほっぺ、ぷにぷに~」

「いいな~」ナデナデ スリスリ

幼女「わかってない~!!」

「♪」ナデナデ スリスリ

「…仲良くなってきたね、ふたりとも…ふふっ」

幼女「らめ~!!」


77 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/16(土) 17:10:10 zVCyOAm. 47/143

「…おっ、テレビで猫の特集してる…可愛いな」

「ほんとだぁ。わたし、ねこちゃん大好き」

「幼女ちゃんはねこちゃん、好き?」

幼女「…うん、わたしもすき」

「そっかぁ」ニコッ
「わたしはマンチカンが好きだな~。丸っこくて可愛いもん」

幼女「…わたしはスコティッシュフォールド…耳がたれててかわいいから」

「…わかるよ、わかるよ。スコティッシュフォールドも可愛いよね」ウンウン

(…あれ?なんか幼女ちゃん、大人しくなっちゃったな)

幼女「……」


78 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/16(土) 17:42:50 zVCyOAm. 48/143

「♪」ナデナデ

幼女「…ん」

(…なるほど…なでなでが気持ちいいわけね。さっきからずっとしてるからね)

幼女「んー…」

「…目を細めて気持ちよさそうな幼女ちゃん、ねこちゃんみたい」クスッ

「…ねぇ幼女ちゃん、わたしのひざの上に座らない?」ナデナデ

「わたしにも男ちゃんみたいに甘えてほしいな」

「わたし、幼女ちゃんみたいな可愛い妹がほしかったの」ナデナデ

「仲良くしようよ…だめ?」

幼女「……」


79 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/16(土) 21:25:43 zVCyOAm. 49/143

幼女「……」スッ

幼女「」チョコン

「…ふわっ!?」

「…幼女ちゃんが幼ちゃんの膝の上に座った…」

「…幼女ちゃん」ニコッ

「えへへっ」ギュッ
幼女「/////」

「…これでもう大丈夫だね。ふふっ」


80 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/16(土) 21:41:13 zVCyOAm. 50/143

「僕の膝の上から幼ちゃんの膝の上に移ったかぁ…」

「…始めは心配だったけど、大分打ち解けたな」

「」ウンウン

「♪」ギュッ

幼女「/////」カアアッ


81 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/17(日) 00:20:37 l6SP7856 51/143

「ねぇ、幼女ちゃん、本読まない?」

「わたし、絵本とか好きで集めてるんだけど」

「どうかな?」ニコッ

「確かに幼ちゃん、絵本好きだよね」

「もう子どもじゃないから、恥ずかしいかもしれないけど、わたし可愛いもの大好きなの」

「あとぬいぐるみとかもね」

「女の子らしくて可愛いと思うよ」ニコッ

「えへへっ、ありがとっ、男ちゃん」

「ちょっと、本とぬいぐるみ持って来るから待っててね」トトッ

幼女「…待って」ギュッ


82 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/17(日) 00:32:31 l6SP7856 52/143

幼女「…わたし、えほんもぬいぐるみもしゅきだけど」

幼女「少女マンガがらいしゅきなの」

幼女「…おねーちゃん、もっれらら(持ってたら)みして」

「…えへへ、いっぱい持ってるよ、少女マンガ」

「いっしょに取りに行こ?で、幼女ちゃんの好きなの選ぼうよ」

幼女「…うん」(幼の膝から降りました)

「じゃ、手をつないで行こうね?」

幼女「うん…」ギュッ

幼女「…おねーちゃんの手、あったかい」

「幼女ちゃんもあったかいよ」ニコッ


83 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/17(日) 00:41:22 l6SP7856 53/143

「わたしの家、近いからすぐに行けるよ」テツナギ

幼女「うん」ギュッ

「男ちゃん、行って来るね」

「行ってらっしゃい。気をつけてね、二人とも」

幼女「いっれきまーしゅ」

「うん」


86 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/17(日) 15:54:56 l6SP7856 54/143

……

幼女「……」(幼の膝の上でマンガ読んでます)

「幼女ちゃん、たくさん文字が読めてすごいね~」ニコッ

幼女「うん。がんばっれおぼえらよ~」ニコッ

「えらいね~」ナデナデ

幼女「うん♪」

幼女「……」

幼女「れんあいってすてきらね」

幼女「まんがよんれるとおもうもん」

幼女「わたしもこいしてるよ~」

幼女「わたし、おりょこちゃんがらいしゅき。いっしょにいるとぽかぽかするから」

幼女「…幼おねーちゃんもおりょこちゃんこと、らいしゅきなの?」


87 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/17(日) 16:21:51 l6SP7856 55/143

「うんっ、大好きだよ」ニコッ

「ちっちゃなころからずっといっしょだったから」

「いっしょにいて、いつも楽しかったから」

「だから、男ちゃん、大好きっ」

幼女「…いっしょらね~」ニコッ

幼女「わたしもおりょこちゃん、らいしゅきだよ~」

幼女「すごくやさちいもん」ニコッ

「ほんとだよね~。優しいよね~、男ちゃん」

幼女「うんっ♪」

「幼女ちゃんもわたしも、男ちゃん大好きなんだねっ」

幼女「うん、おそろいだね~」ニコッ

「うん、おそろいだよ~」ニコッ


89 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/17(日) 20:30:55 l6SP7856 56/143

幼女「♪」ニコニコ

「…ふふっ、うれしいな」ニコニコ

「…あんなに慕われちゃあねぇ」

「……」

「…ねぇ、ふたりとも」

「なぁに?男ちゃん」

幼女「おりょこちゃん、どうちたの?」

「てい」ギューッ

「ふわっ!?」

幼女「はわわっ!?」

「三人でぎゅっとだよ」ニコッ

「」カアアッ

幼女「」カアアッ

「ふふ」ギュッ


90 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/17(日) 20:45:43 l6SP7856 57/143

「/////」

「負けないよっ!ぎゅっとしかえしちゃうもん!!」

「」ギューッ

幼女「あっ」

幼女「わたしも負けないよ~!!」

幼女「」ギューッ

「ふたりとも抱きしめちゃうよー」ギュッ

「わたしも、幼女ちゃんも男ちゃんもぎゅっとしちゃう」ギュッ

幼女「…おねーちゃんもおりょこちゃんもあったかい」ギュッ
「だねっ」

「えへへっ、しあわせ~」

幼女「たのし~い」

幼女「♪」ギュッ


91 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/18(月) 00:40:11 I2Mm7pZc 58/143

……

「…さて、いつまでもぎゅーっとしてたいけど」

「…そろそろご飯を作らないと。家族みんな留守だからね」

「じや、キッチン行って来るよ」

「男ちゃんっ、わたしも手伝うよっ」

「ふたりで作ったほうが早いし、にぎやかで楽しいよ」

「いつも男ちゃんにはお世話になってるからね。何かお手伝いさせて?」ニコッ

幼女「わたしもてつらうよっ、おりょこちゃん」

幼女「わたしだっておとなだもん。おりょうりくらいできるよ~」

幼女「ママのおてつらい、よくしてるもん!」


92 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/18(月) 00:46:30 I2Mm7pZc 59/143

「ふたりともありがとう」ニコッ

「頼もしいや」

「じゃあ、みんなでご飯作ろうか」

「うん、がんばろうね!男ちゃん、幼女ちゃん!」

幼女「がんばるぞ~!」フンス

「ああ!」


93 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/18(月) 17:41:35 I2Mm7pZc 60/143

「…で、どんなご飯を作るの?」

「…そうだねー」

「…せっかく来てくれてるんだし、幼女ちゃんの好きなもの作らない、男ちゃん?」

「うん…幼女ちゃん、好きな食べ物は何かな?」

幼女「…えっとね、えっとね…わたしのしゅきなたべものはねー…いっぱいあるよー…」

幼女「…う~ん」ウデグミ

幼女「…むむむ~」

「そんなに悩まなくてもいいんだよ?今、食べたいものを教えて」ニコッ

「幼女ちゃんは何食べたいの?」ニコッ

幼女「ふぬ~…」

幼女「…はんばーぐかな~」


94 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/18(月) 18:10:31 I2Mm7pZc 61/143

「ハンバーグかぁ…いいね」

「だねっ」

幼女「…あちょ(あと)ね~」

「ん?」

幼女「カレーとすぱげちーみーとそーすとたまごやき~」

「…たくさんあるね…」

「もう全部作っちゃっおうよ、男ちゃん」

「そうだね。…少しずつなら食べきれるようにできるだろうし…」

「やっちゃえ!!」ニコッ

幼女「やっらえー!!」キャッキャッ

「えへへ~♪」

幼女「おりょこちゃん、ふろっぱら(太っ腹)ー!」

幼女「おりょこちゃん!らいしゅき!!」


95 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/18(月) 18:23:56 I2Mm7pZc 62/143

「あははっ、僕も大好きだよっ」

「……」

「わたしは男ちゃんを愛してるっ!!」

「…!」

「…僕も愛してる…」ポッ

「…ふぇ」カアアッ

幼女「……」

幼女「わたしもおねーちゃんあいちれるっ!!」キャッキャッ

「わたしも幼女ちゃん、愛してるよ」ニコッ

幼女「おねーちゃん!!」ギュッ

「幼女ちゃん」ギュッ

幼女「♪」キャッキャッ

「…愛がいっぱいだな」ニコッ


97 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/18(月) 22:09:06 I2Mm7pZc 63/143

……

「…作る物が多いから、買い物の必要がありそうだな」

「うん」

「じゃあ、材料買い出しに行こうかー」

「そうだね、行こっ」

幼女「みんなでおかいものー」ピョン

幼女「早く、いこー!!」キャッキャッ

「…幼女ちゃん楽しそう」ニコッ

「だねっ」ニコッ


98 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 00:01:02 sxZpYyb. 64/143

「買い物行くなら僕と手をつなごうか、幼女ちゃん」

幼女「…えーとね…」

幼女「わたしはおねーちゃんとおりょこちゃんと、みんなで手をつなぎたいな~」

「そうだね。みんなでつなごうか」ニコッ

「じゃあ、幼女ちゃんが真ん中だね」

幼女「おりょこちゃん」ギュッ

「うん」ニコッ ギュッ

幼女「幼おねーちゃん」ギュッ

「えへへ…はい」ギュッ

幼女「じゃあ、行こー!!」ニコッ

「「おー!!」」


99 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 00:58:54 sxZpYyb. 65/143

スーパー

「…僕はこっちの野菜コーナー見てるから」

「わたしたちはこっちの肉コーナーにいるね」

幼女「うん」

……

幼女「かえたねー」

「……」ジーッ

幼女「…おねーちゃん、なにみてるのー?」

「…明日はバレンタインだからね…男ちゃんにチョコ作ってあげたいなって」

「チョコの材料見てるの。いいのないかなってね」

幼女「…ばれんたいん…すきなひとにチョコあげる日らね…わたししってるよー…ママがいってた」

幼女「…わたしもおりょこちゃんにチョコあげたいなー」


100 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 15:45:00 sxZpYyb. 66/143

幼女「わたし、おりょこちゃんらいしゅきだもん」ニコッ

「…そっか、じゃあ幼女ちゃんもわたしとチョコ作る?」

幼女「いいの~?」

「いいよ。ふたりで作ったほうが楽しいもん」

幼女「わ~い♪おねーちゃんありがとー!」

「わたしも幼女ちゃんといっしょにチョコ作ったら、賑やかで楽しいと思うからね」

「わたしのほうこそありがとう、だよ」ニコッ

幼女「じゃあ、ちょこのざいろう(材料)えらぼーっ」

「うん。選ぼう」ニコッ


101 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 16:27:09 sxZpYyb. 67/143

帰り道

幼女「わたしも にもつ、もつー」

「ありがと、幼女ちゃん。気をつけてね」ニコッ

「幼女ちゃんはいい子だねー」ナデナデ

幼女「…わたし、子どもじゃないよー…でも、ありがとっ」

「…じゃ、みんなで手をつないで帰ろ?」

幼女「はーい」

「うん」ニコッ

……

「…こうやって三人で手をつないでるの、なんかいいな…」

「…だね」

幼女「うん」ニコッ


102 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 16:42:01 sxZpYyb. 68/143

モブ娘「早く帰ってご飯ー。お腹すいたよー」

モブ父「そうだな…早く帰ろうな」ニコッ

モブ母「そしたら、おいしいのたくさん作るわね」

モブ娘「わ~い♪」

(三人は手をつないでいます)


104 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 17:16:28 sxZpYyb. 69/143

モブ親子「♪」

「…親子連れか…楽しそうだね」ニコッ

「……」ジー

「…ねぇ、男ちゃん」

「…ん?」

「…わたしたちって…どう…」

「/////」

「…なんだろ?」

幼女「……」

幼女「…わたしは二人のこどもじゃないのにぃ…」ボソッ


105 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 18:10:44 sxZpYyb. 70/143

キッチン

「ご飯を作るよー!!」
幼女「おー!!」

「わたしが野菜を切るから、幼女ちゃんは洗ったり、皮を剥いたりしてね」

「僕はお鍋と火を準備」

幼女「はーい♪」

幼女「おやちゃいあらうよ~」ゴシゴシ
幼女「そしたらむくよ」ムキムキ

「幼女ちゃん、うまいね~」
幼女「ママのおてつだいいつもしてるもん!」ニコッ

「えらい、えらい」ナデナデ
幼女「えへへ~」

「…仲いいな~」ニコッ
「…なんか似てるし」

『おりょこちゃん!らいしゅき!』

幼女『おりょこちゃん!らいしゅき!』

「…ふふ」

「…姉妹みたい」ニコッ


106 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 21:23:03 sxZpYyb. 71/143

リビング

「…できたな」

「うんっ、おいしそう」ニコッ

幼女「やったぁ」ピョン

「ふたりともお疲れさま」ニコッ

「男ちゃんもね」

幼女「おりょこちゃん、おねーちゃん、ありがとっ」ニコッ

「…それにしても結構あるな」

「食べ応えがあるじゃない」

幼女「わたし、いっぱいたべるー!」

「わたしも」

「…じゃあそろそろ」

幼女「「「いただきます!!」」」


107 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/19(火) 21:44:48 sxZpYyb. 72/143

「幼女ちゃんは一昨日に来たんだ」モグモグ

幼女「きのうのまえだよー」モグモグ

「…じゃあ、まだこっちのことよくわかんないかー」

「まだこっちにいられるの?」

幼女「まだまだいるよー」

「じゃあ、いっぱい遊ぼうね。あちこち案内もするよ」

幼女「うん、おねーちゃんよろしくっ」ニコッ

「とりあえず、明日はどうする?」

「そうだねー」

幼女「…あのね」

幼女「わたし、どうぶつえんにいきたいよー」

幼女「おりょこちゃん、おねーちゃん、…いいかなぁ?」

「…動物園か」


108 : 以下、名... - 2013/02/19(火) 23:51:18 sxZpYyb. 73/143

「いいね、行こう」

「最近行ってないから楽しみかも」

「幼ちゃんもいい?」

「いいよ。わたしも行ってみたいもん」

幼女「やったぁー!!」ピョンピョン

「幼女ちゃん、楽しそうだね」ニコッ

「えへへっ、わたしも楽しみ」

「…動物園デートになるね」ヒソヒソ

「…うん」ヒソヒソ

「動物園は何度か行ってるから、わたしたちも行ってない所にする?」

「そうしよう」

「…どこがいいかなー?」

幼女「どこー?」

「ご飯食べながらゆっくり考えようか」ニコッ


109 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/20(水) 18:01:52 mdwJ8SuM 74/143

……

「…といったわけで○×動物園に決まりました」

「幼女ちゃんもそれでいい?」

幼女「…うん…たのしみ…」ネムネム

幼女「……」コックリ

「…幼女ちゃん、もうおねむなのかな?」

幼女「…ぜんぜんねむくないよー…」コックリコックリ

「むりしないで」ニコッ

幼女「…むりちがうー…」ネムネム

幼女「……」ウトウト

「…寝床に運んであげよう」

「そうだね」クスッ


110 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/20(水) 18:28:00 mdwJ8SuM 75/143

「かわいいね」

「だね」

幼女「ZZZ」スヤスヤ

「ふふ…天使の寝顔…かな」

「幼ちゃんも小さいころこんな感じだったよ」
「もっと小さい赤ちゃんのときから、僕は幼ちゃんを知ってるからね」

「うん、生まれたときからいっしょだもんね、わたし達」
「ずっといっしょにいられてうれしいなぁ…」

「…僕もだよ」ニコッ

「…あれ…それはつまり、わたしも天使ってことかな?」ニコッ

「もちろん」ニコッ
「えへへ…ありがと、男ちゃん」

「……」
「」ナデナデ

「…あっ、なでなでしてくれるの?」

「うん」ナデナデ


111 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/20(水) 18:32:59 mdwJ8SuM 76/143

「」ナデナデ

「…男ちゃん、なでなで気持ちいいね」

「それはありがとう」ニコッ

「…男ちゃん」

「なに?」

「明日楽しみだね」ニコッ

「うんっ」ナデナデ
「えへへ」

幼女「ZZZ」スヤスヤ


112 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/20(水) 21:40:00 mdwJ8SuM 77/143



「幼女ちゃん、幼女ちゃん」ユサユサ

幼女「…ふわ?おねーちゃん…」
「おはよう」ニコッ

幼女「…まだすごくあさはやいよ…」コスコス
「ごめんね、早く起こしちゃって…」

「でも男ちゃんがが起きる前にね」

「わたしの家でバレンタインのチョコ作らない?」
「昨日の夜にいっしょに作りたかったんだけど、ムリだったから」

「準備は結構できてるからすぐできるよ」
「許可も電話で取ったから」

「来て、いっしょに作る?」

幼女「…うん。作ろっ、おねーちゃん」ニコッ

「うん」ニコッ


113 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/20(水) 23:58:17 mdwJ8SuM 78/143

……


「…じゃあ、そろそろ出発だ」

「うんっ!!」

幼女「しっぱーつ!!」

「…ところで朝テーブルにメモがあったんだけど、二人で幼ちゃんちでなにしてたんだい?」

「…ごめんね…今はないしょなの」

幼女「ないしょー」

「それは後のお楽しみだよ」ニコッ

幼女「ねーっ」ニコッ

「…すっかり仲良くなっちゃって」

「…ちょっと寂しいぞ」

幼女「♪」


114 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/21(木) 00:14:53 aH8Nbttk 79/143

電車内

幼女「はやい、はやーい」

「ほんとだね」ニコッ
「結構時間かかるけど退屈しなそうだね、幼女ちゃん」

「だね」

幼女「あれはなにー?」

「…あれはね」

「…ふふっ」

「……」

ちび幼『おりょこちゃんあれなに~?』
ちび男『…あれはね…』


115 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/21(木) 00:29:13 aH8Nbttk 80/143

幼稚園時代 通園バス

ちび男「わかんないや…建物?」(…多分なんかの建物かな…なんだろ?)

ちび幼「…おりょこちゃんでもわかんないの」

ちび幼「なんだったんだろ~?」

ちび男「幼ちゃんはなんでも僕に聞くよね?」

ちび男「大人の人じゃなくって」

ちび幼「…だっておりょこちゃんたよりになるよ~」ニパー

ちび幼「いつもわたしをたすけてくれるもん」

ちび幼「わたしおりょこちゃんがいるとあんしんするよっ」

ちび幼「もうすぐしょうがっこーにはいるけどいっしょにいたいな~」


118 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/21(木) 21:18:33 aH8Nbttk 81/143

「おりょこちゃんとずっといっしょにいたいなー」ニコッ

「僕も幼ちゃんといっしょにいたいよ」

「幼ちゃんいい子だし、可愛いし、いっしょにいて楽しいからね」ニコッ

「…わたしかわいいのー?」

「うん、もちろん」

「おりょこちゃんありがとー」ニパー

「…えへへー」

「…ふふっ」


119 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/21(木) 21:57:25 aH8Nbttk 82/143

「おりょこちゃんっ、らいしゅきっ!」ニコッ

「うん」ニコッ

「……」

「…む~」


120 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/21(木) 22:00:04 aH8Nbttk 83/143

「僕も大好きだよ、幼ちゃん」

「…って、どうしたの?」

「むむ…」

「…うまくいえない…」


121 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/21(木) 23:45:32 aH8Nbttk 84/143

「おりょこちゃんらいしゅきだからね…」

「おりょこちゃんのおなまえきちんとよんであげたいのに」

「…うまくいえないの」

「ごめんね…」シュン

「いいよ」ナデナデ

「ゆっくり言えるようになればいいよ」ニコッ

「それにおりょこちゃんって、言い方可愛いし」ニコニコ

「も~、恥ずかしいよ~」プクー

「…でもありがと、男ちゃん」ニコッ

「ふふっ…どういたしまして」

……



122 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/22(金) 00:00:55 NSsC6ONM 85/143

ちょっと後

「…あのね…おりょこちゃん」

「うん?」

「わたしさっき、おりょこちゃんらいしゅきっていったけど…」

「…それはないしょだよ」

「さっきのはなしなの…おねがい」

「…えーと、あ、うん。わかった…」

(…どういうことかな?)

「…きちんとおなまえよべたらこくはくするよ」ボソッ

「…まっててね、おりょこちゃん」フンス
……


123 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/22(金) 00:14:55 NSsC6ONM 86/143

……

現在 電車内

「…なんてことがあったなぁ」

「…あのころからあんまり僕らの関係は変わってないな」

幼女「…おねーちゃん、ここはどこー?」

「この前の駅が…だから…ここは…」

幼女「おねーちゃん、おねーちゃん」ニコッ

「えへへー」ナデナデ

「…幼ちゃんは大人になったんだなぁ。…すっかり、お姉さんの顔してるよ」

「…好きな女の子とずっとそばにいられるっていいよね」

「」ニコッ

幼女「♪」


124 : 以下、名... - 2013/02/23(土) 00:24:40 RkyWzyss 87/143

動物園

「着いたね、男ちゃん、幼女ちゃん」ニコッ

「うん。ここは来たことないから楽しみだな」

幼女「やたー!!ろーぶつえん!!ろーぶつえん!!」ピョンピョン

「ふふっ、テンションマックスだね」

「かわいいね」

幼女「はやくいこー!おりょこちゃん、おねーちゃん!!」グイグイ(引っぱり)

「…ふふっ、そんな急がなくってもだいじょうぶだよ」

「まぁ…早く楽しみたい気持ちはわかるな」ニコッ

「…じゃあ、行こうか」

「そうだねっ」

幼女「いっくよー!!」


126 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/23(土) 22:08:14 RkyWzyss 88/143

……

「何から見るかい?」

幼女「…う~んとね、う~とね…」

幼女「ふぬぬ~」

幼女「まよう~…」

「うんうん、悩むよね。わかるよ」ニコッ

「じゃあ、セオリー通り順番に回ろ」

幼女「うんっ」

「」クスクス

「どうしたの男ちゃん?」

「…幼女ちゃんの様子が、昔幼ちゃんが動物園に来たときにそっくりだったから」ニコッ


127 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/23(土) 23:51:15 RkyWzyss 89/143

……

幼稚園時代 動物園

ちび幼「つぎはなにみるのおりょこちゃん?」

ちび男 「そうだね…」

ちび幼「ぞうさんがいいかな~…おはなながくてかっこいいもんね」

ちび男「うん、いいよね、ぞうさん」

ちび幼「…でも、らいおんさんもいいかも~。がおーって、はくりょくあるもん」

ちび男「やっぱりらいおんさんは見てかないとね」

ちび幼「でもでも…きりんさんはくびがかっこいいし、ぱんださんすごくかわいいよね…」

ちび幼「まようよぉ~…」

ちび幼「むむむ…」

ちび男「なやんでる幼ちゃんもかわいいなぁ…」


128 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/24(日) 00:08:44 zg100e.. 90/143

ちび幼「…う~ん」

ちび男「…あはは…迷わなくてもいいよ、幼ちゃん」

ちび男「今日はずっといられるんだし、全部見ちゃお?」

ちび男「まずは適当に回ろうよ」ギュッ

ちび男「さあ、家族みんながあっちで待ってるよ。行こうっ!」

ちび幼「うんっ!」 ニコッ

ちび幼「おりょこちゃんとろーぶつえん、わたしすっごくたのし~♪」

ちび男「僕も楽しいよ、幼ちゃんといっしょで」ニコッ

ちび幼「えへへ~」ギュッ

ちび男「ふふっ」ギュッ

……



131 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/25(月) 15:55:08 wkxyNzEY 91/143

……

現在

「…覚えてるよ…なつかしいな…」
「そっか…わたしと幼女ちゃん似てるんだぁ」

「うん」ニコッ

「通りで他人の気がしないと思ったよ」

幼女「おりょこちゃん、おねーちゃんはーやーく!!」キャッキャッ
「ふふっ」

「…それにしても男ちゃん、わたしとの思い出全部覚えてるんだね…うれしいな」ニコッ

「ひとっつも忘れたくないんだよ、幼ちゃんとのこと…」
「わたしもぜんぶ覚えてるもの…わかるよ。ありがと男ちゃん」

「幼女ちゃんのおかげで、ここのところ、大切な思い出をたくさん振り返れるよ…」
「…わたしも…幼女ちゃんに感謝だね」


132 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/25(月) 17:35:04 wkxyNzEY 92/143

「うん」ニコッ

「えへへ♪」

幼女「む~」プクー

幼女「」ギュッ

「おわっ!?」

「きゃっ!?」

幼女「だからふたりだけでいい むーどらめー!!」

「ごめん」

「そうだね、幼女ちゃん。ごめんね」ナデナデ

幼女「わたしをなかまはずれにしちゃいやっ!」

幼女「わたしもまぜるのっ!」ギュッ

「うん、もちろん」ギュッ

「そうだねっ」ギュッ

モブ「…カップルが妹らしい女の子を抱きしめてる」

モブ「…なんだありゃ?」


133 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/25(月) 20:35:28 wkxyNzEY 93/143

……

幼女「らいおんさん!らいおんさん!」

幼女「」ピョンピョン

幼女「ねぇねぇ、らいおんさんのタテガミはなんであるの~?」

「ん…えっと…なんでだろ…」

「…男の子のライオンが女の子のライオンに、自分がかっこいいってアピールするため…だったかな」
「タテガミはオス、男子にしかないからね」
「タテガミが立派なほど格好いいライオンさんなんだよ」

幼女「わあ!そうなんだー」

「…なるほど」

「……」

幼女「…じゃあ、…は…なんで…」

「…それはね…」

「…ふふっ」ニコッ


134 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/25(月) 20:48:02 wkxyNzEY 94/143

ちび幼『おりょこちゃん、あれなに~?』

ちび男『あれはね…』

「…あんな感じだったなぁ」

「…なにが?」

「わたしたち」ニコッ

「うん」

「男ちゃんを質問ぜめにして…」

「…僕は幼ちゃんに頼られてうれしかったよ」

「…ありがと」ニコッ

「こちらこそ」ニコッ

幼女「つぎはどこいくの~?」


135 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/25(月) 22:01:39 wkxyNzEY 95/143

……

幼女「きりんさんだぁ~。くびなが~い」

「かっこいいよね。わたしもキリンさん好きだよ」ニコッ

幼女「わたしもすきー♪おねーちゃんもいっしょだねっ」

「ねっ♪」

幼女「きりんさんはあんなにくびをながくして、なにをまってるのかな~」

「…まってる?ななにか待ってるってことかな、キリンが?」

幼女「うん、くびをなが~くしてまつんでしょ?」

幼女「なにかまってるとくびがながくなっちゃうんでしょ?わたし、しってるよぉ」

幼女「」エッヘン

「…ああ、なるほど…慣用句ね」


136 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 00:50:04 XIWZwA72 96/143

「…それは…」

「…それはね」

「…キリンさんは好きな人を待ってるんだよ…きっと」

「わたしや幼女ちゃんが男ちゃんを好きなことと同じように…」

「キリンさんにも大好きで、すごく会いたい人がいるんだよ…」

幼女「…ふぇ、そうなの?」

「…たぶんね」ニコッ


137 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 00:52:52 XIWZwA72 97/143

「その人を待ってて、キリンさんあんなに首が伸びちゃったんだよ」

幼女「ふぇ…」


140 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 18:15:40 XIWZwA72 98/143

幼女「…ふむむ」

幼女「きりんさん…」

幼女「おねーちゃん、きりんさんはしゅきなひとにあえたのかな?」

「きっと会えたよ」ニコッ

「幼女ちゃんも男ちゃんに会えたでしょ?」

「会いたいなって待ってれば、みんなきっと会えるんだよ」

幼女「うん」ニコッ

幼女「わたし、おりょこちゃんにあえるのたのしみらったもんね」

「…ふむ」

幼女「きりんさんもまってるひとにあえたんだ~」

幼女「きりんさんっ!よかったねー!」

「」ニコッ


141 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 18:39:37 XIWZwA72 99/143

幼女「♪」

「あったかくて、ロマンある答えだよね、幼ちゃん」ニコッ

「適当なこと言っちゃったね」

「幼女ちゃん信じてるみたいだったから…思わず、ね」

「いや、よかったよ」ニコッ

「僕らもサンタさんとか本気で信じてたからね」

「ふたりでサンタさんに会って、たくさんプレゼント貰おうとしたんだよね」

「…幼ちゃんの部屋で、いっしょに寝たふりして待ち構えてたんだよな」

「…結局寝ちゃったけどね、わたし達…」クスクス


142 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 20:30:13 XIWZwA72 100/143

幼女「…で、さんたさんには会えたの?」ヒョイ

「幼女ちゃん」

「…残念だけど途中で寝ちゃったから会えなかったの」

「そうなんだよ」

幼女「わたしもきょねんクリスマスのよるがんばっておきてたけろ、さんたさんにはあえなかったよ~」

幼女「でもっ、ことしはがんばるっ!ぜったいさんたさんにあうっ!」フンス

「がんばってね」ニコッ

「きっと今年は会えるさ」ニコッ

幼女「……」

幼女「ことしはおりょこちゃんとおねーちゃんとクリスマスしたいな~」


143 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 20:47:41 XIWZwA72 101/143

幼女「ふたりともっといたいな…クリスマスも」
幼女「そのころにはわたしいえにかえってるから、むりかな…」

幼女「…おりょこちゃんたちともっろいたいよぅ」ジワッ

「……」

「…大丈夫だよ」
「また会いに来られるよ」

「会いたい人にはきっと会える…だよね?」

「…そうだよ」

「それにわたしと男ちゃんからだって会いに行くよ」
「わたしたちだって幼女ちゃんに会いたいもん」

「うん、もちろん僕らも会いに行くよ」コクッ

幼女「……」グスッ
幼女「わたしもおりょこちゃんとおねーちゃんにあいにいく、ぜったい…」


144 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 21:09:57 XIWZwA72 102/143

「わたし、やくそくするよ」

「うん、僕も約束だよ」

「わたしも。…じゃあ、みんなで指切りしようか?」

幼女「うん」コクッ

「ゆびきりげんまん♪」

「うそついたらはりせんぼんのーます♪」

幼女「ゆびきった♪」

幼女「…これでやくそくしたからね。やぶっちゃだめだよ」

幼女「またあおうね」

「うん」ニコッ

「もちろんだよ」ニコッ

「…さっ、行こうか。まだまだ時間があるからね」

「動物園、満喫しよう」

幼女「「おー!!」」

「…指切り」ボソッ


145 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 21:38:38 XIWZwA72 103/143

「…てか、幼女ちゃん…まだ帰らないでしょ」

「まだまだいられるんだから、今は今を楽しもうよ」ニコッ

幼女「うん」

「…そうそう、いっぱい思い出作ろうね」ニコッ

「あ!あっちにフラミンゴさんがいるよ。ピンクのきれいな鳥さんだよ」

幼女「…ふらだんす?」

「フラミンゴ、だよ」

幼女「…ふれみんぐ?」

「フラミンゴ、ね」

幼女「ふらめんこっ!」

「おしい、おしいよっ」

「あはは」

「…突っ込みいれたくなるな」ボソッ


146 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 23:42:14 XIWZwA72 104/143

……

幼女「ぞうさん、おっきいねぇ」

「迫力満点だね」

幼女「れも、めがかわいいの…やさしいめらよね」

「うん、確かな知性を感じさせる目だね」

「そうだね~」

幼女「ぞうさんのおみみってはねみたい」

「そういえば確かにね…羽ばたけば飛べるかも」クスクス

幼女「とべるよー!わたし、しっれるもん」

幼女「らんぼのえいがでみたよ。おみみでパタパタしておそらとぶんだよ」

「ダンボの映画だね…わたしも好きだよ」

「…あれか」


148 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/26(火) 23:56:01 XIWZwA72 105/143

「…この象さんも夜とかの誰もいないとき、飛んでるのかな」ニコッ

幼女「…ふぁ~!?みたい~!!」

「あはは、僕も見てみたいな」

「…そろそろお昼だね。ご飯にしようか」

「うん」

「おべんとう作って来たんだよ」

「幼ちゃんのお弁当美味しいから楽しみだな」

「男ちゃんや、幼女ちゃんの好きな食べ物も詰めてきたよ」

「それは楽しみだね…幼女ちゃん、ご飯にするよ!おいでー!」

幼女「ぞうさん…とべるんだ…」

幼女「せなかにのれたらいっしょにとべるのかな…」ワクワク


149 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/27(水) 00:46:53 CeQExzjQ 106/143

……

イタダキマース

「どうかな?」

幼女「…すごくおいしーよ」ニコッ
「うまいとしか言えないね」モグモグ

「…よかったぁ」

「この生春巻きとミニハンバーグが特においしい」
幼女「からあげとたまごやきもおいしいよー♪」モグモグ

幼女「幼おねーちゃん、からあげ、あーん」サッ

「…ありがと、幼女ちゃん」ニコッ モグモグ

「幼女ちゃんもハンバーグ、あーん」サッ

幼女「ん、おいしー」モグモグ

「…あっ、幼女ちゃん、お口汚れてるよ」フキフキ

幼女「ありがとー♪」

「」ニコニコ


152 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/02/27(水) 23:57:49 CeQExzjQ 107/143

「……」モグモグ

「男ちゃんにもあ~ん」サッ

幼女「あ~ん」サッ

「ありがと、二人とも」ニコッ

「…おいしいな」モグモグ

「えへへ」

幼女「えへへ」


153 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/01(金) 00:10:48 LS.NS/JA 108/143

「…そうそう、男ちゃん、これ見て?」パカッ

「…タッパーに…チョコケーキ?」

「ザッハトルテだよ」ニコッ

「幼女ちゃんと朝早く起きて作ったんだぁ」

幼女「うん、わたしとおねーちゃんとれがんばっれつくりました」

「幼女ちゃんはほんとにがんばってくれたよ。ありがと」ナデナデ

幼女「…えへへー、おねーちゃんにも…」ナデナデ

「えへへ、ありがとね♪」

「約束してたバレンタインのチョコです」


154 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/01(金) 00:19:39 LS.NS/JA 109/143

「昨日から用意してたんだぁ。今年はとっておきのやつ作るっていってたからね」

「いっぱい勉強も下準備もしたんだよ」

「張り切って仕上げた力作なんだからねっ♪」

「わたしと幼女ちゃんの愛情がこもった逸品です。デザートに味わってたべてね」ニコッ

幼女「めしあがれっ♪」

「…おおー…」


155 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/01(金) 17:02:22 LS.NS/JA 110/143

「さっそくいただくよ…」

「」モグモグ

「…おいしいな」

「ほんと!?…幼女ちゃんっ!おいしいって!!」

幼女「やたー!!」ピョン

「甘さ控えめで優しい味だね…すごいうまい」


156 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/01(金) 23:50:40 LS.NS/JA 111/143

「幼ちゃん、幼女ちゃん、ありがとう」

「男ちゃんが喜んでくれてうれしいよ」ニコッ

幼女「わたしも~」ピョン

「これはホワイトデイのお礼は力を入れないとね」

「えへへ…楽しみにしてるね」

「男ちゃんの作るお菓子おいしんだよ、幼女もお楽しみにね」

「…去年のホワイトデイなんかエクレア作ってくれたし、その前は苺ショートをね…みんなおいしかったなぁ…」

幼女「…わたしもたべたいな、おりょこちゃんのおかし…」

「言ってくれればいつでも作るよ」ニコッ


157 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/02(土) 00:07:29 nDqCfa.2 112/143

「僕が食べたくなっても作るし」

「わたしも作れるよ、お菓子」

「幼ちゃんもおやつ作るの上手だよね。このケーキも美味しいし」

「男ちゃんもね」ニコッ

幼女「わたしも二人がつくったおやつたべたいな~」

「いいよ、さっき言った通りいつでもね」

「わたしも好きなときに作るよ」ニコッ

幼女「ありがと~、おりょこちゃん、おねーちゃん」ニコッ

幼女「…わたしはほわいろれー(ホワイトデイ)までいれないかもだもん」ボソッ


158 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/02(土) 21:40:28 nDqCfa.2 113/143

「僕もホワイトデイとは別にバレンタインチョコ、二人に用意したんだよね」

「幼ちゃんのには負けちゃうかもだけど、去年よりはうまく作れたよ」

「家にあるから帰ったら食べようね」

「うんっ。男ちゃんのチョコ、わたし大好き」

幼女「たのしみ~」

「じゃあ午後も動物園を回ろっか」

……


159 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/02(土) 22:00:44 nDqCfa.2 114/143

……

幼女「サイさん!サイさん!」ピョンピョン

幼女「トラさん、しましま~!」キャッキャッ

幼女「ゴリラさん、バナナ食べるの~?」

幼女「あれなに、あれなに~?」

……

幼女「わぁ~、ろーぶつえん(動物園)たのし~」タタッ

「…幼女ちゃん楽しそうだね」ニコッ
「うん、来て良かったね」ニコッ

「あんなに喜んでもらえるとね」
「こっちまで楽しくなっちゃうよね」

「…今日、ちゃんとデートになってるかな?楽しめてる?」

「僕は幼女ちゃんと三人で楽しいけど…幼ちゃんは…?」


160 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/02(土) 22:10:45 nDqCfa.2 115/143

「わたしも楽しいよ」

「幼女ちゃんといっしょですっごく楽しい」ニコッ

「わたし、妹が欲しかったから、幼女ちゃんが妹みたいに思えるんだぁ」

「男ちゃん、幼女ちゃんと会わせてくれてありがとっ」

「…そっか」

「さっ、行こうか?幼女ちゃん待ってるよ」

幼女「おりょこちゃん、おねーちゃんこっち~!」

「うんっ!」

「今行くよー!」


161 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 00:15:28 5x3dI.Ig 116/143

……


「…日が暮れてきたか…」

「今日はホント楽しかったな…」

「そうだね」ニコッ

「幼ちゃん、幼女ちゃん、そろそろ帰ろうか?」クルッ

「そうだね…幼女ちゃん…」クルッ

「えっ!?」

「…幼女ちゃん!?」

「たいへん!!男ちゃん!!幼女ちゃんがいなくなっちゃった!!」

「…そんな…目を離した時間はほとんどないのに…」

「…どうしよう、どうしよう…男ちゃん…」アセアセ


162 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 00:28:32 5x3dI.Ig 117/143

「幼女ちゃんすごく可愛い子だから心配だよぅ…」

「とにかく落ち着いて…」

「事務所に行って迷子がいないか、デパートとかでよくある放送とかで探してもらえないか、聞いてみよう」

「…うん」


163 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 14:23:13 5x3dI.Ig 118/143

……



「迷子センターにはいなかったね…」

「一応、放送はしてもらったけど…」

「早く見つけなきゃな」

「地道に探そうか」

「うん」

「…とりあえず、今まで行ったことある場所を回ってみよう?」

「そうだね」


164 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 14:40:48 5x3dI.Ig 119/143

……

「あの、この子知りませんか?」(携帯の写メ見せる)

「すみません。探してるんです」

……

「この子見かけませんでしたか?」

「はぐれちゃいまして…」

……

「すみません…」

「あの…」

……




165 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 15:05:31 5x3dI.Ig 120/143

ベンチ

「…幼女ちゃん、見つからないね」

「…うん」

「もう、閉館時間が近いよ…幼女ちゃん、きっと心細い思いしてる…」

「…早く見つけてあげたいんだけど…」

「…いったいどこに」

「……」


167 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 16:36:11 5x3dI.Ig 121/143

「あっ…」

「…あそこかな…」

「…どこ?」

「…うん…」

……



168 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 16:55:27 5x3dI.Ig 122/143

象の檻前

幼女「」スワリ

幼女「…まだかな」ジーッ

幼女「ひと、もうあんましいないよ…」

幼女「ねぇ、ねぇ…ぞうさん…」

幼女「……」ジー


170 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 20:15:47 5x3dI.Ig 123/143

幼女「けっこうまってるなぁ…」

幼女「」ブルッ

幼女「さむい…」

ファサ

幼女「…こーと?」

「あったかい?」ニコッ

「…探したよ?無事で良かった…」

「幼女ちゃんはここで何してたんだい?…ずいぶん真剣に見えたんだけど」

幼女「…おりょこちゃん、おねーちゃん…」

幼女「……」

幼女「…ぞうさんがとぶところまってたの」

幼女「だれもいなくなればぞうさん、おそらとぶんだよね?」

幼女「…そしたらぞうさんのせなかにのせてもらうの…」


171 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 20:32:33 5x3dI.Ig 124/143

幼女「そらがとべたらおりょこちゃんとおねーちゃんにいつでもあえるもん」

幼女「そうしたら、わたしがかえってもまたあえるもん」

幼女「…また…あえるんだもん」グスグス

「……」

「……」

幼女「…うぅ…う…」グスグス

「」ギュッ

「」ギュッ

幼女「…ふぇ」


172 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 21:23:25 5x3dI.Ig 125/143

「だいじょうぶだよ…わたしも男ちゃんも幼女ちゃん、大好きだもん…」

「だからまた会えるよ」

「うん、その通りだよ」ニコッ

「ぜったいわたし達からでも会いに行くし、いつでも待ってるから」

「だからへいきだよ」ギュッ

幼女「うん…」ギュッ

「それにさ、離れてても気持ちはいっしょだよ」

「幼女ちゃんは僕らのこと昔から好きだったよね」

「その気持ちは変わらなかったよね」

「だからずっと大丈夫さ」ギュッ

幼女「そうらね…」ギュッ

「そうだよ」ニコッ


174 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 21:34:46 5x3dI.Ig 126/143

「僕らも幼女ちゃん、大好きなんだから」ニコッ

「うん、だからへいきだよ」ニコッ

幼女「…わたしがすんでるところ、はなれてるよ」

「平気さ」

幼女「おねーちゃん、おとこちゃん…」ギュッ

「ふふ」ナデナデ

「えへへ」ナデナデ
「…今、男ちゃんていったよね?」

「うん…ちゃんと言えてた」

幼女「…え?」


175 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/03(日) 23:46:10 5x3dI.Ig 127/143

「男ちゃんの名前しっかり言えてたっこと」

「もう一回呼んでよ」ニコッ

幼女「おとこちゃん…」ハッ

幼女「いえたぁ♪」

幼女「おとこちゃん、おねーちゃん、わたしちゃんとおとこちゃんのおなまえよべたよっ!!」ニコッ

「僕もうれしいよ」

「幼女ちゃん、よかったね♪」

幼女「うんっ」ニパー

「ふふっ」

「えへへ」

幼女「てへへ」


176 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 00:10:53 5rc1Z96. 128/143

「さっ…そろそろ帰ろ?」

「だね」ニコッ

幼女「うん」ニパー

幼女「…おとこちゃん、おねーちゃん」

幼女「ぞうさんはいつとぶの?」

「象さんは恥ずかしがり屋さんだから、みんなが誰もいなくなった後飛ぶのさ」

「象さんたちが飛べるのはみんなにはひみつなの」

「でも空を飛ぶのは楽しいから早く飛びたいんだよ」

「だから、象さんたちのためにも早く帰らないとね」

幼女「うん、わかった」ニコッ


177 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 00:23:58 5rc1Z96. 129/143

幼女「ぞうさーん、ばいばい!」フリフリ

幼女「きょうはじゃましちゃってごめんね~」

幼女「でも、いつかなかよくなれたらそらをとぶところみせてね」ニパー

象さん「パォーン!」

幼女「こたえてくれた~♪」

「ふふっ、象さんも幼女ちゃんが好きなのかな?」

幼女「わたしもすきらよ~!ぞうさん、またねー!」

「じゃあ、行こうね」

幼女「どうぶつさんたちー、ばいばーい!!」

幼女「またくるね~!!きょうはたのしかったよ~!!」フリフリ

♪♪(動物の鳴き声)


181 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 18:01:59 5rc1Z96. 130/143

(三人で手をつないでます、幼女が真ん中)

「…お腹すいたかい、幼女ちゃん?」

幼女「うん」

「今日もご飯、みんなで作ろうか?」

幼女「じゃあ、わたし、きょうもがんばるよ~」

「頼りにしてるよ、幼女ちゃん」ニコッ

幼女「うん!」フンス

「ふふ」


182 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 18:15:09 5rc1Z96. 131/143

帰りの電車内

幼女「ZzZ」スヤスヤ

「…幼女ちゃん寝ちゃった」クスッ

「だね。一日中楽しんだもんな」ナデナデ

「わたしと早く起きてお菓子作りしたしね」

「うん」

幼女「ZzZ」ニコニコ


183 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 18:27:24 5rc1Z96. 132/143

「疲れちゃったよね…ゆっくりお休み」ナデナデ

幼女「…えへへ」

「…僕も今日は楽しかったよ、いいバレンタインになったと思う」

「わたしもっ」ニコッ
「…幼女ちゃんのおかげだよね」


184 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 18:54:41 5rc1Z96. 133/143

「幼女ちゃんいい子でいっしょにいると楽しいもん」

「…あとは」

「幼女ちゃんといると昔のわたし達を思い出すの」

「うん」

「男ちゃんが言ってから気づいたんだけど」

「…口調とか性格とか雰囲気とか、自分でも似てると思うんだ、わたしと幼女ちゃん」

「もちろん違うところもたくさんあるけどね」

「そうだね」

「だから昔のことたくさん思い出せて、すごく懐かしいきもちになれたんだよ」

「…僕も懐かしくて暖かい気持ちになれたよ」

「幼女ちゃんのおかげだよね」


185 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 19:06:25 5rc1Z96. 134/143

「うん、感謝しなくちゃ」

「僕にとって幼ちゃんがどれだけ大切なのか、どれだけいっしょにいることが自然なことなのか、教えてもらったよ」

「…そうだね、わたしもいっしょだよ」

「わたしの思い出にはいつも男ちゃんがいた」

「わたしはこれからもそうあってほしい」

「…これからも、ずっと、ずっと、いっしょにいようね、男ちゃん」

「…うん、もちろんずっといっしょだよ、幼ちゃん」


186 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 21:23:16 5rc1Z96. 135/143

「わたし、ほんとにね…」

「男ちゃんだいすき」ニコッ

「…!?」

「」チュッ

「」チュッ

「…ごめん、なんかそういう気持ちになっちゃって」

「…ここ電車内だよ…もぅ…この車両人いなくてよかった…」

「えへへ…ちゅー久しぶりだね」

「…高校に合格した日ぶりだね」

「あれが初めてだったよね」

「付き合ってるのに僕らってウブすぎだね」

「わたし達のペースでいいよ。ゆっくり行こ?」

「そうだね」ニコッ

「もうずっと、いっしょにいるんだからね」


187 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 21:35:49 5rc1Z96. 136/143

「…なんてったって」

「わたしをお嫁さんにしてくれるんだもんね」

「…あのときの約束か…もちろんだよ」

「えへへ…ありがと」

「ふふっ」

「…人がいない車両でほんとよかった…さすがにこのやりとりは恥ずかしい…」

「ほんとだね」

「次はもっといいムードになれるところでね」

「うん」


188 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 21:47:14 5rc1Z96. 137/143

幼女「…わたしもいっしょに」グイッ

「幼女ちゃん起きたの?僕らのそでを掴んで…」

幼女「…わたしもおりょこちゃんとおねーちゃんとずっといっしょにいたい…」ムニャムニャ

「寝言だよ…かわいいね」ニコッ

「♪」ナデナデ

「…幼ちゃんはいいお母さんになりそうだね…幼女ちゃんといるところ見てるとそう思うよ」

「あ、ありがと/////」

「…お母さんか」
「…うん」グッ

「…やばい、今日はテンションがおかしい」


189 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 22:03:05 5rc1Z96. 138/143

……


モブ女性「…ねぇ、見て」

モブ女性「微笑ましいわね…兄妹かしら?」

(幼女を真ん中に、互いにもたれて寝る三人)

幼女「ZzZ」スヤスヤ

幼女「…あしたもたのしく…」ニコッ


190 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 22:10:16 5rc1Z96. 139/143

幼女「おとこちゃんおねーちゃん、だいすき…」

……



191 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 22:17:15 5rc1Z96. 140/143

ホワイトディ 男宅

幼女「おとこちゃん!おねーちゃん!」タッタッ

幼女「きたよ!!」

「いらっしゃい」ニコッ

「まってたよ」ニコッ

幼女「えへへ」

(…わたし達は大好きな人達と毎日楽しく過ごしています)


192 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 22:21:54 5rc1Z96. 141/143

……


告白時

「…わたしは、いつもわたしにやさしくしてくれる男ちゃんが大好き」

「…男ちゃんはわたしのこと好き?」

「……」

「…僕は…」

「……」

『結婚したいくらい、幼ちゃんが大好きです』


193 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 22:23:10 5rc1Z96. 142/143

おしまい


195 : ◆yR5m.gSJc. - 2013/03/04(月) 22:27:57 5rc1Z96. 143/143

ゆるあまで長いのに、
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
幼女と幼馴染って相性良さそうですよね。
それでは。


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