あやめ速報-SSまとめ-

男「同じマンションに住んでんだから当たり前だろ」

女「え？同じマンション……？」

男「ここ、俺も住んでるの」

女「で、でも私はあなたの事なんか知らないし……」

男「そりゃあ隣人でもないから挨拶もしないしな。俺はあんたを見かけてたけどさ」

女「そんな……」

男「>>12」

男「まぁ見かけてたというかずっと見てた…というか常に監視していたけどさ」

女「や、やっぱりストーカーじゃない！

女「なんで私が監視されなきゃいけないの！」

男「>>17」

男「ターゲットだからな」

女「タ、ターゲット……？」

男「ああ。あんたは不運にも標的にされちまったんだよ」

女「標的って一体なにの……」

男「……ここから先は外じゃ話せないな。いったん中に入ろうか」

～男宅～

女「それで、私は何のターゲットにされてるんですか？」

男「>>22」

男「闇の組織だ。俺はアンタの子守りってわけだ」

女「や、闇の組織って……意味が分からないです！何でそんな所に狙われなきゃいけないんですか」

女「私なんていたって普通のただのOLなのに……」

男「>>25」

男「…おっぱい」

女「え？」

男「いたって普通の君が持つ唯一非凡な物……それは他ならぬ君のおっぱいだ」

男「Eカップの巨乳でありながら形までもが完璧な美乳……

男「それに乳頭の色だってこの世の物とは思えぬ美しい桃色」

女「やっ……ど、どうしてそんな事まで!!」

男「言っただろう？”常に監視していた”って」

女「最っ低……あなたも、その闇の組織とやらも!!　ただのスケベじゃない!!」

男「>>30」

男「吸っていいっすか」

女「だ、ダメに決まってるじゃない！頭おかしいんじゃないの!?」

男「おかしくもなるさ！あんなおっぱいをまざまざと見せられてたんだ!!」

男「男の欲を具現化したような、あの完璧なおっぱいをな!!」

男「頼む！吸うのがダメなら触れる……いや、生で見るだけでも！」

女「……話にならない……警察呼びますから!!」ｽﾏﾎｻｯ

男「>>33」

男「危ないっ！」ﾊﾟｼﾝｯ

女「わ、私のスマホが……！や、やめて！近寄らないで!!　私が何したって言うのよ!!」

男「いやいやいや落ち着いて！それをよく見るんだ」

女「え？あっ……私のスマホじゃない……？型番は同じだけどストラップが……」

男「それはスマホ型の催眠機だ。耳を近付けたら最後、特殊な音楽が耳元で流れて洗脳されてしまう優れものだ」

女「そんなものがっ……!!　それじゃあ私のスマホは……？」

男「>>40」

男「俺の股間にしまってあるさ」ｻｯ

女「そ、そのストラップ……！最悪……」

男「おいおい、奴らに奪われる前に俺が機転を効かしてゲットしといたんだぞ？」

男「もっと喜んで貰えると思ったんだけどな。ほら受け取れって」

女「……後でしっかり洗わないと……」手袋ﾂｹﾃｳｹﾄﾘｰ

女「……とりあえず組織が私を狙ってる理由は分かったけど、あなたはなんなの？」

男「>>43」

男「未来から来た君の子孫さ」

女「！！」

男「赤ん坊の頃は君のおっぱいを合法的に吸ってたんだがなぁ……こう拒否されると流石に凹むぜ」

女「あは、あははは……あーっはっはっは!!」

男「どうした急に笑い出して？壊れたか？」

女「壊れもするわ！ストーカーと思ってた男が私の息子で、謎の組織に謎のテクノロジーを駆使して胸を狙われてる!?」

女「こんな状況理解できる訳ないじゃない!!」

男「>>47」

男「ちなみに娘もいるぞ」

女「もう何もかもどうでもいいわ……」

女「これから生きてても謎の組織に狙われ続け、子供が出来たとてあなたのような最低な人間である事が決まってるなら……」

男「そこまで言うか？ちょっとチャラいだけで最低と言われる……」

女「……いっその事、ここで終止符を打つわ」ｶﾞﾗﾗｯ

男「お、おい待て！！何を考えてるんだ！！」

女「さようなら」

ﾋｭｰｰｰｰｰ……ﾄﾞﾝｯ

完