あやめ速報-SSまとめ-

男「足がとれた」

女後輩「だったらどうやってうちまで来たんスか……」

男「いや、俺の足じゃなくてお気に入りの椅子の足がね」

女後輩「それは残念でしたね。でもうちに来てもしかたないッスよ」

男「>>10」

男「おまえが椅子になれ」

女後輩「はぁ？何を言って……」

男「よっこいしょ」

女後輩「なに座って来てるんスか……重いので早くどいてください」

男「>>15」

男「俺は屁をこくことによって軽くなることが可能なのだ」

女後輩「……いい加減にしないと怒りますよ？」

男「……」ﾌﾟｰｯ

女後輩「！！ク、クッサ！！」

女後輩「ありえないッスよ！ホント！早くどいて！」ﾄﾞﾝｯ

男「>>20」

男「肛門性交に興味はお有りですか？」

女後輩「どうしちゃったんスか？先輩。今日ホントおかしいっすよ」

男「お有りですか？」

女後輩「無いっス。だから早く帰ってください。いい加減にしないと……」

男「…………」ｶﾞﾊﾞｯ

女後輩「！！は、離してください！！今ならまだ警察には……」

男「>>30」

男「お前が好きだ！」

女後輩「こんなタイミングで告白って……絶対誤魔化すために……」

男「…………」ｼﾞｰｯ

女後輩（見つめられると……うぅ、ちょっとドキドキしてる自分が情けないッス……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

男「>>37」

男「子どもは何人欲しい？」

女後輩「そ、それじゃあ本当に……」

男「うん」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

女後輩「！！！」

男「かわいいよ」

女後輩「これ以上はホントに、ホントーにダメです！やめてください！」

男「>>41」

男「じゃ帰るわ」ｽｯ

女後輩「え？」

男「お邪魔しました」ﾊﾞﾀﾝｯ

女後輩（た、助かった……？）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ｶﾞﾁｬｯ

男「…………」

女後輩「ﾋ､ﾋｲｯ！」

女後輩（な、なんで戻ってきたんスか!?やっぱり私……）

男「>>48」

男「ごまかしとかじゃなく俺は本気だからな」

女後輩「え？それって……」

女後輩「さっきの告白が本気ってことなんスか……？それとも私を手込めにするのを……」

男「>>53」

男「結婚しようぜ」

女後輩「じゃあ告白が本気だった……ってことでいいんスよね？」

女後輩「その……実は私も先輩の事が好きでした！だからいいですよ！」

女後輩「……あ、でも結婚は流石に……それにもうあんな乱暴なのは無しっスからね？」

男「>>60」

男「大切にする」

女後輩「えへへ……はいっ、大切にしてくださいね♪」

女後輩「……あの先輩！せっかくカップルになったんですし、どっか行きませんか？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

男「>>67」

男「東尋坊に行こう」

女後輩「東尋坊って福井県のあの崖っスか？」

女後輩「絶景スポットって評判スもんね。デートにはもってこいです！」

～～～東尋坊～～～

女後輩「ひゃああぁスゴいっスねー♪なんだか自然の荘厳さを感じます！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

男「>>75」

男「兎がいる」

女後輩「え？そういえば近場にうさぎの里なんてものがあるらしいっスね」

女後輩「だからと言ってこんな断崖絶壁に居るとは思えないっスし……見間違えじゃないスか？」

男「>>81」

男「崖の下にいる」

女後輩「海じゃないスか。また変なことばっか言って……」

男「俺のことを呼んでる」

女後輩「ち、ちょっと先輩……？」

男「ぴょーんぴょーん」ﾄｺﾄｺﾄｺﾄｺ

女後輩「ま、待ってくださいって！呼んでる訳……」

男「……ぴょーん！！」ｼﾞｬｰﾝﾌﾟ

女後輩「せんぱあああああああぁい！！！」

～完～