1 : 以下、名... - 2019/12/28 16:55:18.01 +LxNex+P0 1/8

「あぁ、今度の"白坂小梅のビクッとする話"のネタ探しか」

「そうそう、なんかないかな?」

「あるにはあるけど、そんなに怖くはないぞ」

「まぁいいから話してみて」

「これは大学のときの話なんだけど……」


元スレ
【モバマス】凛「P、なんか怖い話知らない?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1577519717/

2 : 以下、名... - 2019/12/28 16:56:12.52 +LxNex+P0 2/8

「訳あり物件ってあるじゃん」

「あるね」

「友達がその訳あり物件を借りててさぁ、そいつは訳あり物件だけど、なんも起きないっていうからさ、みんなでそいつの家行こうぜって話になったんだよ」

「うん」

「で、そいつの家でスマブラ大会してたんだけど、その時さ」

「ぽた、ぽた、」

「って台所から水が滴る音が聞こえてきたんだよ」

「う、うん」

「その時はただ閉め忘れだと思って閉めたんだけど、小一時間くらいたったら、また」

「ぽた、ぽた、」

「ってね」

「ちょっと怖いけど、それってPの話し方のせいじゃない?」

「まってまって、まだこの話は続きがあるんだ」

3 : 以下、名... - 2019/12/28 16:56:46.51 +LxNex+P0 3/8

「おい、友1また蛇口閉め忘れてたぞ」

友1「俺じゃねーよ」

友2(家主)「あぁその蛇口緩いから、しっかり閉めないといけないぞ」

友1「あれ、じゃあ俺のせいか、はは」

「しっかりしろよ」

友1「というか、友2から訳あり物件借りたっていったけど、なんも起きないな」

友2「だから、いったろ。なにもないって」

ぽた、ぽた

「あれ?また垂れてきた」

友2「へたくそだなぁ。コツがあるんだよ、コツが」ギュッ

「おお! すげー」

友2「だろ?」

友1「てかさぁ、なんかこの部屋寒くね? 暖房つけろよ」

友2「もうつけてるわ」

友1「は? まだ寒いから、もっと温度あげろよ」

友2「いつもどおりの設定だからダメだ」

「そういえば、幽霊がいると、その部屋が寒くなるっていうよな」

友2「はは、いるわけねーだろ。もしいるなら返事でもしてほしいね」

ジャバーー!!!!!!!!

4 : 以下、名... - 2019/12/28 16:57:23.22 +LxNex+P0 4/8


「ひっ!!」

「まぁこの話は内容は怖くはないけど、話し方しだいで怖くなるって感じかな」

「それって本当にあった話なの?」

「最後のジャバー以外は本当だよ」

「それっていいの?」

「どうせみんなも話盛っているからいいだろう」

「まぁそうなんだけどね」

「凛は話を盛るの苦手そうだよな」

「まあね……あれ? 最後の以外本当ってことは、訳あり物件ってところは本当なんだよね?」

「そうだよ」

「それじゃあその部屋に、もしかしたら幽霊いたかもしれないの?」

「ハハハ、いたわけないだろう」プルプル

「あ、小梅から電話だ」ピッ

小梅?「いたよ」ピッ、プープー

5 : 以下、名... - 2019/12/28 16:57:55.25 +LxNex+P0 5/8

美嘉「きゃああああああ!!!!!!」

「という怖い話でした」

周子「それって本当の話?」

「Pの話はわかんないけど、最後に小梅から『いたよ』って電話がきたのは本当だよ」

美嘉「小梅は『いたよ』って電話したの?」

小梅「してないよ」

美嘉「やっぱり凛の作り話じゃん!」

「いや本当にそう電話がきたんだって」

小梅「もしかしたら、幽霊が私の電話使ったのかも」

美嘉「え、そんなことってあるの?」

小梅「たまに……あるよ……」

美嘉「いやーー!!!! 怖い!!!!」

周子「わ!!」

美嘉「ひゃああ!!!!」

周子「あはは、美嘉ちゃんおもしろーい」

美嘉「もー!! 周子もやめてよ!!」

小梅「じゃあ次は周子ちゃんの怖い話ね」

6 : 以下、名... - 2019/12/28 16:58:23.33 +LxNex+P0 6/8

周子「いまの訳あり物件の話で思い出した話なんけど、話してもいいかな?」

小梅「大丈夫だよ」

周子「大分昔の話やし、思い出しながら話すから、あやふやな部分もあるけど、許してね」

周子「確か4、5歳くらいのときだったかなー、近所の子供達とかくれんぼしてたんよ」

周子「あたしはその時鬼だったんだけど、最後まで捕まらん女の子がおってな」

周子「夕方くらいになっても、見つからないから、みんなでどこやーどこやー言って探したんよ」

周子「でも見つからんくてな。その娘の家まで行って、帰っていないか聞いたんよ」

周子「そしたら、まだ帰ってへんよーって言われたんよ」

周子「そこでな、一緒に遊んでた男の子が神隠しやーって騒ぎだして、近所の人総出で探すことになったんよ」

周子「それでもその日は見つからなくてな、捜索届が出されたんよ」

周子「それから何日かたったあと、4歳くらいのピンク色の服を着た女の子を探しています。っていうポスターが町のあちこちに貼られるようになってな」

周子「あたしはそのポスター見たとき、何を思ったか『もーいいーかーい』って言ったんよ」

周子「そしたら、」

???「もーいいーよー」

7 : 以下、名... - 2019/12/28 16:58:51.13 +LxNex+P0 7/8

美嘉「きゃああああああ!!!!!!!!」

周子「っていう話でしたー」

美嘉「それって本当の話……?」

周子「オチ以外はね」

美嘉「もー!!」

周子「まぁ盛り上がったし、いいじゃん」

美嘉「ていうか、よくそんな作り話をすぐに思い付くね」

周子「いや全部が作り話じゃなくて、子供の頃に行方不明になった娘がいたってことは本当だよ」

周子「で、凛の話を聞いて、その話を思い出して、そこに周子ちゃんのアレンジをちょちょいっとね」

美嘉「もー!! 本当だと思ったよ!!」

「周子の話術に騙されたね」

美嘉「本当さいあくー」

小梅「ねぇ……その女の子って……ツインテールだった?」

周子「そうだよ……って、その娘がツインテールって言ったけ?」

小梅「言ってないよ」

美嘉「え、じゃあなんで……?」

小梅「あのね……驚かないで聞いて欲しいんだけど……」

小梅「そこに……4歳くらいのピンク色の服を着たツインテールの女の子が……」

???「みつかっちゃった」

8 : 以下、名... - 2019/12/28 17:02:52.85 +LxNex+P0 8/8

終わりです!!クソ暇だったんで、怖い話でも考えてみようと思い書いてみました。
って言っても、今まで聞いたことある話をアレンジしたものばかりなので、みなさんにとっては新鮮さが足りないかもしれませんね。
それでも最後まで見てくれてありがとうございました!!
あと、このSSを書いている最中めっちゃくちゃ具合悪くなったんだけど、なんでかな?小梅、何か知ってる?

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