関連
妹「お兄ちゃんを奴隷に調教しよう」兄「返り討ちにしてやろう」
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兄「さて、会長を調教しよう」
兄友「なぜ二回言った」
兄「大変大事な事だからだ」
兄「会長ってあの堅物生徒会長の事か?」
兄「他に誰がいる?」
兄友「町内会長」
兄「あんなじじいこちらから願い下げだ」
会長妹「あっ、あのっ!兄くん・・・」
兄「ん?どうした会長妹」
会長妹「お姉ちゃんになにか、するの・・・?」
兄「何かする、と言うか」
兄友「告白だな、兄的に言えば(一般的には調教だが)」
会長妹「えっ・・・」
兄「そう言うことだ、じゃあな」
兄友「おう、じゃあな。妹さんによろしく」
兄「ああ」
会長妹「・・・・・」
兄「しかし、調教しようと言っても接点は殆ど何もない」
兄「生徒会役員でも無ければ、同じクラスでもない」
兄「唯一の接点は双子の妹と同じクラスと言う事だけ」
兄「流石に無理があるかなぁ」
?「きゃっ!」ドンッ!
兄「おっと」
?「あ、ごめんなさいっ!怪我はありませんか?」
兄「いや、寧ろその心配は俺がしなくちゃいけないんだけど」
兄「プリント散乱してるけど大丈夫?」
?「ああっ!本当だ!」
兄「(うん、やっぱり少しばかりドジな所がかぁいいな生徒会長は)」
生徒会長「(ああ、またやっちゃった・・兄くんの前なのに・・・)」
兄「(さて、このチャンスを逃す事はできない)生徒会長、手伝うよ」
生徒会長「ええっ!?いやいいよ兄くんに悪いし・・・」
兄「いや、ぶつかった俺にも非があるから手伝わせて?」
生徒会長「う、うん・・・兄くんがいいなら・・・」
兄「ありがとう(悪いわけないだろう)」
兄「これで全部だね」
生徒会長「ありがとう。じゃあ私はこれで・・・(これ以上一緒にいるなんて私には無理!)」
兄「(逃がすか!)いや、さっきみたいにぶつかったりしたら危ないから俺が運ぶよ。どこに届ければいい?」
生徒会長「(えええ!?)わ、悪いよ拾って貰ったばかりじゃなく荷物まで持ってもらうなんて・・・」
兄「いいって生徒会長とも話したい事があったし」
生徒会長「(は、話したい事・・・?)じゃ、じゃあまたお願い」
兄「りょーかいっと」
生徒会長「本当にありがとう生徒会室にまで運んでもらうなんて」
兄「いや、お役に立てて光栄だよ(まさか下校途中に会えるとは思ってもみなかった)」
生徒会長「そ、それより話したい事って?」
兄「(ああ、そんな口実でついてきたっけ)うん君の妹さんとはよく話すんだけど君とは中々話す機会がないからね。いつかこう言う風に話したかったんだ」
生徒会長「うっ、うん!いつもは生徒会の仕事してるけど話したい時はいつでもクラスに来ていいよ?」
兄「うん、わかった(っしゃぁぁぁぁぁ!!!)」
生徒会長「じゃあ手伝ってくれたお礼に少しお茶でも」
兄「えっ、いいよ別に。こっちはボランティアみたいなものだからさ」
生徒会長「遠慮しないで?」コポコポ
生徒会長「はい、どうぞ」
兄「ああ、ありがとう(まさか会長とお茶ができる日がこようとは・・・っしゃあ!!)」
?「会長いますか?」ガラッ
兄「?(誰だ?この幸せなティータイムを邪魔する輩は)」
?「・・・君は誰だい?」
兄「そりゃこっちのセリフだ。この俺のゆったりタイムを邪魔しやがって(会長と話せねぇだろが)」
?「僕を知らないなんて君は本当にウチの生徒かい?」
生徒会長「(生徒会の生徒かい?)」ぷっ
兄「(なに笑ってんだ会長)悪いな男の顔は脳が中々覚えようとしないんだ」
生徒会長「えっと、兄くん。彼は生徒会の副会長だよ?」
副会長「副会長だ。覚えておけ」
兄「おいおい、それが人にものを頼む態度かい?」
副会長「は?」
兄「人に名前を覚えてもらうのにその命令口調はないだろう。もっと誠意を込めないと」
副会長「副会長だ。覚えて置いて・・・」
兄「あ~~~ちゃんと誠意を込めて~~」
副会長「副会長だ!覚えて置いて下さい!!」
兄「ああ、よろしく」プククッ
副会長「それで生徒会の人間じゃない君が何でこんなところにいるんだい?」
兄「生徒会長のお手伝いだよ。悪いか」
生徒会長「うん、兄くんは私を手伝ってくれたの」
副会長「そうですか(僕の生徒会長に何で他の男がくっつくんだよぉぉぉ!!)」
兄「(目下の敵はこいつだな)」
生徒会長「じゃあね兄くん」
兄「ああ、また明日(同じ帰り道の事は会長妹の家に行ったことがあるから知っていた。良かった)」
生徒会長「(兄くんと同じ帰り道だったんだ・・・嬉しい♡)」
兄「(しかしさっきから気になる視線はなんだ?振り向くと消えるし)」
会長妹「(なっ、何で兄くんとお姉ちゃんが一緒に・・・)」
会長妹「(そう言えば兄くんがお姉ちゃんに告白するって言ってたな・・・)」
会長妹「(い、いいもん!私にはゲームがあるんだから!!)」
会長妹「(あるん、だからぁ・・)」
兄「(何だろう、すげぇ悲しいオーラが流れて来てる)」
生徒会長「(どうしようかな、これからも一緒に帰ろうって誘おうかな・・・)」
生徒会長「(いや、でも最初からそんな事言ったらがっついてるって思われないかな・・・)」
兄「(恐らく生徒会長も俺と同じ事を考えてる、と信じて)あのさ生徒会長」
生徒会長「えっ!?な、なに?」
兄「今度からさ時間が合えばだけど一緒に帰らない?」
生徒会長「えっ!?」
兄「あー(失敗か!?)いや、嫌ならいいんだよ?」
生徒会長「いっ、いやいや!こっ、こちらこそおねがいじしゅっ!」
兄「(噛んだ)
生徒会長「(噛んだぁ)」
会長妹「(噛んだ・・・)」
兄「じゃあまた明日。生徒会の仕事もできる限り手伝うよ」
生徒会長「うん!また明日ね!」
兄「(下準備はこれで終了。あとはStepをちゃんと踏むだけだ)」
生徒会長「(やった!兄くんと一緒にいられる時間が増えた!!)」
会長妹「(やっぱり兄くんお姉ちゃんの事好きなんだ・・・。ううぅ)」
兄宅
妹「お兄ちゃん一緒にあそぼ~!!」
兄「お前受験勉強はいいのか?」
妹「お兄ちゃんが受かったんだから私も大丈夫だよ!」
兄「ぬかせ愚妹が。で?なにするんだ?」
妹「スマブラX!!ルイージの力見せてやる!」
兄「はいはい、ピカチュウの力魅せてやるからな~」
母「二人とも~ご飯よ~」
兄「さて、飯食ったら勉強しろよ?」
妹「ピカチュウのカミナリ使うの禁止!!」
兄「ネガティブゾーン使っても勝てないとか弱っ!」ぷっ
妹「うきーーっ!!腹立つ~~!」
兄「(まぁいい息抜きにはなったかな)」
母「(ほんとあの二人は仲いいわねぇ)」
妹「(ゲームが強いお兄ちゃんかっこいいなぁ)」
翌日
兄「(さて会長の働きっぷりを見てこようかな。暇だし」
?「・・・であるから」
兄「(おー、いつもと違う凛々しい会長だ)」
生徒会長「それでは今日の役員会議を終了します」
役員一同「ありがとうございました!」
?「会長。今度の部活動の費用なんですけど」
生徒会長「ええ、この頃軽音部がアニメの真似をしてティータイムばっかりしてるそうね」
生徒会長「今度厳重注意をしておくわ」
兄「(凛々しい会長もかぁいいなぁ)」
生徒会長「ふぅ」
兄「お疲れ生徒会長さん」ガラッ
生徒会長「うわぁぁっ!!あ、兄くん!?どうしたの?」
兄「いやいや、いつもと違う生徒会長を見ようと思ってね」
生徒会長「(ううぅ、さっきの見られてたのかぁ。恥ずかしい・・)」
兄「(さてStep1だ)生徒会長、何か手伝える事は?」
生徒会長「あっ、じゃあこのファイルを・・・」
兄「りょーかい」
兄「・・・・」
生徒会長「(ど、どうしようなんか話した方がいいのかな・・)」
兄「ねぇ生徒会長」
生徒会長「えっ、な、なに?」
兄「生徒会長ってさ好きな人とか気になる人とかいる?」
生徒会長「(な、何でそんな事を・・・?まさか兄くんは
私に気があったり・・・)」
兄「いや、別に言いたくないのなら」
生徒会長「気になる人なら・・・いるよ?」
兄「・・・そう」
兄「(あー!畜生!間が持たないから女子の好きそうな話にしたけど失敗じゃねぇか!)」
兄「(やっぱりあいつか!?あの副会長とか言うやつか!?)」
副会長「(生徒会長の気になる人・・・?一体何処のどいつだ・・・?)」
兄「少しばかりStepを速めるか」
生徒会長「え?どうしたの?」
兄「何でもないよ」
家
兄「Step2を端折ってStep3に飛ぶか」
妹「お兄ちゃんなにしてるの?勉強?」
兄「勝手に部屋に入ってくるな愚妹。勉強はもう終わらせた」
兄「そんな事よりお前はどうなんだ。もう入試まであと少しだろう」
妹「私絶対にお兄ちゃんと同じ高校に入るからね」
兄「あー、頑張れ(質問に答えろよ)」
生徒会長「(えーと今日の晩ご飯は何にしようかな~)」
生徒会長「(妹はこの頃一緒にご飯を食べなくなっちゃったし、どうしたんだろう)」
副会長「あっ、生徒会長。偶然ですね!」
生徒会長「えっ?副会長くん?何でスーパーにいるの?」
副会長「僕も少し買い物をですね(私服の生徒会長さん可愛いなぁ)」
生徒会長「(うう、苦手な人にあっちゃったなぁ)」
副会長「(この前偶然廊下で生徒会長に気になる人がいると言う事を聞いてしまった)」
副会長「(そ、それはもしかしたら僕かもしれない・・・!)」
生徒会長「(兄くんと今度一緒にご飯食べたいなぁ)」
兄友「あ?あれは生徒会長と・・・誰だあのメガネ」
兄友「生徒会長を調教すると言ってまだ他の男近づけるほど進んでないのか。流石堅物生徒会長。兄でも一筋縄ではいかないか」
翌日
兄友「ってな事を昨日スーパーで発見した」
兄「あのクソメガネ、何が偶然ですね!、だ!」
兄友「それと兄。お前に朗報だ」
兄「あ?」
兄友「これをやる。有効に使えよ?」
兄「こっ!これは!」
兄友「そう、盗聴器だ」
会長妹「(なんで持ってるんだろう)」
兄友「この前安売りしてたもんだから買ってたんだ」
兄「どこに売ってんだよ。まぁサンキュー」
兄「(これを生徒会長の部屋に取り付ければStep3と4を短縮できる)」
兄友「(あれ?確か盗聴って犯罪だったような)」
兄友「(まあこっちの方が面白いしいいか)」
生徒会長「あのさ兄くん」
兄「なに?生徒会長」
生徒会長「この頃さ誰かに付きまとわれている様な感じがするんだよね」
兄「・・・ストーカー?」
生徒会長「いや、気のせいかもしれないし私にそんな事する人がいるはずないし」
兄「そんな事ないよ生徒会長可愛いし」
生徒会長「えっ!?」
兄「あっ!」
兄「(やべぇ!完璧素で言っちまったよ!)」
生徒会長「(あっ!兄くんが私の事かわ、かわ、可愛いって・・・はぅぅっ!)」
生徒会長「(だめ!もうムリ!!)さ、先に帰るね!」ダッ!
兄「あっ!(最悪・・・今回は失敗かよ・・・)」
兄「・・・俺も帰るか」
家
母「妹ちゃん。お兄ちゃんなんか元気無いけど何か知ってる?」
妹「あ~、なんか素でやって失敗した、って言ってた」
母「酢でやって?なにかしら理科の実験かしらねぇ」
兄「ダメだ、これからのリカバリーが、復帰策が思いつかない・・・」
妹「(机に向かって頭抱えて悔しがるお兄ちゃん、かわいいなぁ。ペロペロしたい♡)」
同時刻
生徒会長「はぁ、勢いで帰っちゃったけど明日から兄くんに合わせる顔が無いよ」
生徒会長「あれ?うちのポストに一杯手紙が・・・ってなにこれ・・・」
現状
切手が貼られていない大量のハガキが、筆跡がわからないようにワープロ書き。文面は全て好きですや愛してるとか
生徒会長「なにこれ、怖い・・」
生徒会長「これは・・・封筒?きゃぁっ!」
中身は盗撮されたと思われる生徒会長のパジャマ姿やその他諸々
生徒会長「な、なにこれ・・・」
数日後
兄友「おい、あれからどうなったんだ?」
兄「ああ、兄友か。いやこの前しくじっちまってな、それから顔を合わせてないよ」
兄友「何しでかしたんだよお前は。盗聴器は?」
兄「使うわけねぇだろ。貰いはしたが流石に犯罪だし」
会長妹「あっ、兄くん!!」
兄「あ?どうした会長妹」
会長妹「本当?本当に兄くんは盗聴だとか盗撮とかしてない!?」
兄「な、何の話だよ。するわけねぇだろそんな気持ち悪い事」
会長妹「だ、だよね。兄くんがそんな事するはずないもんね・・」
兄「なあどう言う事だ?いきなりそんな事を聞いてきて」
会長妹「あのね・・・この頃お姉ちゃんに一杯気持ちの悪い手紙とか写真とかが送られてきてて」
兄「(まさかあのストーカーが?)」
生徒会長「(今日も手紙が一杯・・やだよもう・・・」
?「(よし、ここで僕が・・・)」
兄「生徒会長!!」
?「(またあいつか!!僕の計画を散々邪魔して!また、また邪魔をするのか!?)」
生徒会長「あっ、兄くん!ど、どうしたの?」
兄「どうしたの、じゃねぇよ。会長妹から今君の事を聞いたんだ」
生徒会長「えっ」
兄「あのさ俺じゃ頼りないかもしれないけどこれ、俺のメアドと携帯の番号。どんな事でもいいから不安になったりしたらかけていいから」
生徒会長「・・・っくっ、うぐっえぐっ」
兄「せっ、生徒会長?(何で急に泣き出したんだ!?)」
生徒会長「うっれしくっでっ、うぐっ」
兄「うれしくって、って。そんな大層なことはしてないよ。知り合いとして、寧ろ男としてこんな事する奴が許せないだけだから」
生徒会長「すんっ、ありがと、兄くん。頼りにしてる」
兄「はは、頼りにしちゃって下さい」
?「(なに仲良しムードになってんだよぉぉぉぉぉ!!僕の、僕の生徒会長だぞぉぉぉ!)」
生徒会長「これだよ兄くん」
兄「うわ、これは酷いな」
兄「好きですや愛してるならまだしも近くにいる男と別れろとか俺の事じゃねぇか」
生徒会長「でっ、でも私兄くん別れる気なんてないから!!」
兄「その言い方はカップルの破局間近みたいだね」
生徒会長「かっ、カップル・・」
兄「(これは本当に酷いな。防犯カメラでもつけた方が・・・あ、)」
兄「(こんな時のためのこいつじゃねぇか!)」
兄「生徒会長、今日からこのポストの中に盗聴器をしかけるけど問題ないかな」
生徒会長「えっ?問題はないと思うけど・・なんで持ってるの?」
兄「・・・安売りでね」ゴソゴソ
兄「・・・よし、完成。これで犯人の声は録音できるだろ」
生徒会長「何から何までありがとね兄くん」
兄「ははは、お安い御用だよ」
?「(なに仕掛けたんだ?くそっ!ここからじゃ遠くて見えない!)」
兄「(さて、本当はもっと後のStepだったんだけどまあいいか)」
兄「生徒会長、少し相談があるんだけど」
生徒会長「なに?兄くん」
兄「今日、生徒会長の家に泊まっていっていかな」
生徒会長「えっ!?」
兄「いや俺低血圧だから朝は早く起きれないし、かといって物陰に隠れて徹夜するのは職質受ける可能性もあるし」
生徒会長「流石に犯人を私一人で捕まえるのは無理があるもんね」
兄「そう言えば親とかには相談してないの?」
生徒会長「うん・・・あんまり心配かけたくなかったし」
兄「あーね(っしゃあ!!)」
生徒会長「多分大丈夫、だと思うけど」
兄「うん、ありがとう(よっしゃぁぁぁ!!!)」
生徒会長「(ダメなわけないよ!兄くんが私の家に泊まっていくなんて・・・っ!)」
兄「それじゃあ荷物とかとってくるよ」
生徒会長「うん!またね」
兄「ああ、できるだけすぐ来るよ」
兄「てな訳で友達の家に泊まってくるよ」
母「迷惑かけない様にしなさいよ」
妹「なんで!?なんで止めないのお母さん!」
妹「その友達が女かもしれないし!」
兄「(勘がいいな妹)」
母「あら寧ろそっちの方が健全でいいじゃない」
妹「ええ~」
兄「本当にうちの親が寛大で助かったよ」
兄「しかし生徒会長の家に泊まるといっても俺低血圧だからなぁ」
兄「うーん、生徒会長の寝顔でも見ながら一杯するか」
兄「・・・ノンアル買ってこ」
生徒会長「あっ、兄くんっ♡だめっそこはっ♡」くちゅくちゅ♡
生徒会長「あ~~っ♡」ビクッ!
生徒会長「ハァハァ、またやっちゃった・・・兄くん♡」
生徒会長「この事に関してだけは犯人に感謝するべきかなぁ」
会長妹「(お姉ちゃんさっきからソワソワしてどうしたんだろ。誰かくるのかな)」
ピンポーン
生徒会長「あっ!来た!」
兄「お邪魔します生徒会長」
生徒会長「どうぞあがってあがって!」
会長妹「(あっ、兄くん!?どうして!?)」
兄「(家の中入るの昔兄友と一緒に遊びに来た時以来だよな)」
生徒会長「えへへ、今日は親が旅行に行ってていなかったんだ」
兄「あ、なるほど。通りで男の俺が泊まれた訳か」
兄「(話せば話すほどやっぱりかぁいいなぁ。堅物生徒会長ってのは普段の生徒会長を知らない奴が言うんだよな、うん)」
会長妹「(やっぱり兄くんだ・・・どうして?もしかしてお姉ちゃんと一夜を共にする気なの・・?)」
兄「(会長妹・・・あれで隠れてるつもりなのか?こっちから丸見えだけど)」
会長妹「あっ、兄くんっ!」
兄「やぁ会長妹。お邪魔してるよ」
会長妹「えっと、きょ、今日はどうしたの・・・?」
生徒会長「(会長妹人と話すの苦手だよね)」
兄「ああ、勉強会をしようと思ってね。今日一日だけ泊まらせてもらうよ」
会長妹「ええっ!?(あ、あああ兄くんが泊まる!?うちに!?)」
会長妹「(は、早く部屋を片付けとかなきゃ!)」ワタワタ
兄「(すげぇテンパり方、こけそうだな)」
会長妹「きゃあっ!」ガツッ!
兄「おっと」ポスッ
会長妹「(あわわわわあ、兄くんに、抱きしめ、抱きしめっ)はふぅ」
兄「おい!会長妹!?」
生徒会長「(会長妹兄くんに抱きしめられてえ!私もまだなのにぃ!!)」
生徒会長「ふぁぁ、兄くんそろそろ寝る?」
兄「あ~、先に寝てていいよ。別に襲ったりとかはしないから」
生徒会長「襲ってくれてもいいのに」ぼそっ
兄「ん?どうしたの?」
生徒会長「なんでもない!おやすみなさい!」
兄「(怒られた。なぜに?)」
兄「さて、ノンアルビールでも・・・」
会長妹「あ、あのっ!兄くん・・・起きてる・・・?」
兄「会長妹、どうした?生徒会長なら今寝たが」
会長妹「えっと、兄くんはどこで寝るのかなっ、て・・・」
兄「ああ、俺は別に寝ないよ?」
兄「俺低血圧だから寝覚めが悪くてね、朝は本当に機嫌が悪いんだ」
兄「そんなので生徒会長に嫌われたくないしね」
兄「(寝覚めの機嫌が悪くて振られるなんざ恥ずかしすぎるよな)」
生徒会長「(そんなので兄くんの事嫌いになるわけないもん)」
会長妹「え、ええっと、あ、あと」
兄「?」
会長妹「この前お姉ちゃんにこ、告白するっ、て、兄友くんと話してたよね・・・」
生徒会長「(!?!?!?!?)」
生徒会長「(本当!?えっ!それって両想いって事!?)」
兄「ああ、言ったな。うん」
会長妹「そ、それは冗談とか、罰ゲーム、とかじゃなくて?」
兄「会長妹、俺結構本気なんだけどさ、それバカにするなら少し怒るぜ?」
生徒会長「(きゃあぁぁぁぁぁ!!!やったぁぁ!)」
会長妹「う、ううん!?違うの!やっぱりお姉ちゃんには幸せになってもらいたいし、それに」
兄「それに?」
会長妹「私も、踏ん切りがつくから」
会長妹「じゃ、お休み」
兄「ああ、お休み。また明日な」
会長妹「うん」パタン
兄「・・・ふう、生徒会長は寝てるよな」
兄「流石に本人に聴かれるのは恥ずかしいし」
生徒会長「(ごめん兄くん、全部聞いちゃった♡)」
兄「さて、ノンアルノンアル」
兄「あー、今日は月が綺麗だなぁ」
兄「満月まであと一日二日くらいだろ」
兄「ストーカーの目星は大体ついてんだけどなぁ」
兄「流石に確証ないしそれに、生徒会長悲しむだろうし」
兄「どうすっかなぁ」グビッ
生徒会長「(わ、私が悲しむってどう言う事?それって私の知り合いって事だよね・・・)」ごろん
兄「うおっ!」
生徒会長「(!いつもの癖で寝返りうっちゃった!)」
兄「(今のは本格的にびびった・・・、しかし)」
兄「やっぱし生徒会長かぁいいなぁ」
生徒会長「(きゃー~~~!!か、かぁいいって、兄くんにかぁいいって言われたぁ!!)」
兄「生徒会長笑ってやがる。楽しい夢でも見てんのかね」グビッ
兄「会長の 寝顔見ながら 月見酒」
兄「うん、下手くそだ」
兄「もう四時か。早いなもうビールがあと一本しかねぇよ」
兄「一気飲みすっか」
生徒会長「(寝顔を兄くんに見られてると思うと興奮して寝れなかった・・・)」
兄「」ゴクッゴキュッゴクゴクゴク
兄「っくっはぁ~~!!あ~あ、なんかこれさっきのと一味違ったよう」
兄「ありゃ?これノンアルじゃねぇ・・・じゃん・・・」くかー
生徒会長「(兄くん、寝ちゃった・・・)」
兄「」zzz
生徒会長「熟睡してる。それだけ気を張ってたんだなぁ」
『・・・・ちょ・・・な・・・のに・・・』
生徒会長「え!?盗聴器から声が!」
『なんで、生徒会長。僕はこんなに好きなのに、なんであんな男と一緒にいるんだ・・・』
生徒会長「こ、この声って・・」
兄「・・・あー、ようやく引っかかったか・・・頭いてぇ」
生徒会長「あ、兄くん!?大丈夫?」
兄「さて、犯人の顔でも拝みに行こうか・・・頭いてぇ」
生徒会長「う、うん!」
?「さて、ラブレターも投函したし、帰る」
兄「それラブレターじゃなくて嫌がらせって言うんだけどね」
?「!?」
兄「ひっさしぶりー、副会長くん?」
副会長「せ、生徒会長!!となんでおまえが!!」
兄「五月蠅ぇ、ギャーギャー喚くな。頭に響く」
生徒会長「な、なんでこんな事を・・・?」
副会長「そ、それは・・・」
兄「単純に生徒会長の事が好きだったんだろうよ」
兄「でも素直に伝えられずにモヤモヤしてるところ俺がやって来て愛しの生徒会長が取られそうになったから、こんな嫌がらせを始めた、と」
兄「きもちわるっ!」
副会長「なっ!!」
兄「素直に伝えられないとかバカなの?カバなの?好きなら玉砕覚悟でコクれよ根暗」
兄「(まあ俺はちゃんとStep踏まないとコクるとか無理だけど)」
生徒会長「・・・・・(玉砕・・覚悟・・)」
副会長「お、お前だって」
兄「残念だけど俺はこの前まで人を好きになったことがなくてな。お前の気持ちはわからんよ」
生徒会長「(わ、私が初恋の人・・♡)」
副会長「くっ・・・」
兄「なあ、この事が学校側にばれたらどうなるかなぁ。退学、とまではいかなくてもそれ相応の罰は下るだろーよ」
兄「(さっさと終わらして眠りたい。頭がガンガンする・・・。仕方ねぇ、とどめは譲るか)」
副会長「しょ、証拠がない!!学校側は副会長と一生徒どっちを信じるかな!?」
兄「お前こっちには生徒会長がいるの忘れてねぇか?」
兄「それにバッチリ録音してあるし」
副会長「なっ・・!!」
兄「ほらほら、さっさと謝れよ。生徒会長ごめんなさい。僕はもうあなたに近づきません、って」
副会長「い、いやだ!!」
兄「・・・あぁ?」ピクッ
副会長「ぼ、僕の方が生徒会長の事を愛している!!君よりずっとだ!」
副会長「僕の方が生徒会長の事を知っている!!君より、きみよりも!!」
兄「(やべぇ、本気で吐きそう)」
副会長「必ずお前に復讐してやるからな!!」ダッ!
生徒会長「兄くん!副会長くんが!」
兄「あ~、大丈夫。助っ人呼んでるから」
生徒会長「す、助っ人?」
兄「(ダメだ、気分悪すぎワロエネェ)」
副会長「くそっ!あいつを絶対に、絶対に!!」
兄友「よう、副会長」
副会長「だ、誰だ!?」
兄友「ん?助っ人だけど。なぁみんな」
DQN達「おうっ!!!」
副会長「ひっ!」
兄友「さて、すは助っ人らしく仕事をするか」ニッコリ
副会長「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
後日
兄友「で?あの後の生徒会長とはどんな感じだ?」
兄「ん?相変わらずさ」
兄友「まだ付き合ってねぇの!?」
兄「うーん、付き合うと言うか」
生徒会長「兄さん!一緒にご飯食べましょう!!」
兄「主従関係だな」
終
75 : ローカル... - 2012/01/17(火) 00:21:45.58 MUYTS0jpI 63/77
ずっと書き溜めしてたんでハイスピードで投下しました。
エロは殆どないです。すみません。
楽しんでいただけたら幸いです。あとここ人少ないね
81 : ローカル... - 2012/01/17(火) 00:26:39.45 MUYTS0jpI 64/77
前回の奴では後半がダメだったからそこ反省して書き溜めにした。
良かったかどうかはわかんないけどね
後日談
兄「そういやこの頃会長妹学校に来てないな」
兄友「そうだな、電話してみるか」
プルルルル、かちゃっ
兄「おう、会長妹か?」
会長妹『むっ!兄殿ではないではござるかっ!どうしたでござるかっ!?』
兄、兄友「・・・・」
会長妹『む?どうしたでごz』
兄「・・・なんつーか」
兄友「なんか、凄まじかったな・・・」
生徒会長「兄さん!今日はどうすればいいですかっ?」
兄「ん?そうだなぁ。ノーパンで集会演説はこの前やったし」
兄「となると下着をつけずに学校生活くらいかなぁ」
生徒会長「はい!わかりました!・・・えっと、ご褒美は?」
兄「ちゃんとあげるよ。かわいいなぁ」ナデナデ
生徒会長「はふぅ♡」
生徒会長「や、やりきりました・・・うぅ」
兄「お疲れ様。昼休みは危なかったね」
生徒会長「まさかあんなエッチな風が吹くなんて」
兄「中が見えそうだったね」
生徒会長「ううう、兄さん。ご褒美を・・・」
兄「わかってるって、生徒会室に行こうか」
生徒会長「はいっ!」
兄「会長の胸柔らかいなぁ」フニフニ
生徒会長「やんっ♡兄さん、手つきがやらしい♡」
兄「こんなに乳首も勃たせて、下もぐしょぐしょだね」
生徒会長「ああっ!下は下はらめぇっ♡か、がんじちゃ」
兄「うん、知ってる」
兄「因みに会長」
生徒会長「ふぇ?」
兄「俺セッ○スは優しくしないよ?」
生徒会長「うん♡そっちの方がいい♡」
兄「うん、お利口さん」ナデナデ
生徒会長「えへへ♡」
兄「じゃあ挿入れるよ?」
生徒会長「う、うん」
兄「うわっ、会長のなかあったか過ぎ・・・」
生徒会長「くぅぅっ、あ、兄さんのがはいってくるよぉ・・・」
兄「全部入ったね」パンパンパンパン!!
生徒会長「あっ!あっ!は、はげしっ♡!奥までとどくよぉっ!!」
生徒会長「兄さん、のおっきいっ!らめっ!いくっ、いっちゃうっ!!」
兄「え?じゃあ少し休もうか」
生徒会長「ぅえっ!?あ、あと少しっ!!あと少しでいけりゅのっ!」
兄「あはは、だーめ。勝手にいったらダメだよ?」
生徒会長「じ、じゃあ自分で動」
兄「それもダメ」ガッチリ
生徒会長「兄さん!いかせてっ!!私にいかせてよぉっ!!」
兄「ん、思考が正常に戻ったね。じゃあ再開しよう」パンパンパンパン
生徒会長「あっ!!いっ、いきなりにゃんてぇっ!お、おちんっちんがっ!にゃかをっこしゅってっ!!」
兄「(そろそろだな)」ピタッ
生徒会長「!!??ま、また!?兄さん!おにぇがいでしゅかりゃっ!!いかしぇてきだしゃいっ!!!」
兄「まだダメ」
兄「これで何回寸止めかな」
生徒会長「いかしぇてぇ、いっぱい、いっぱいいかしぇてきだしゃいぃ・・・」
兄「ん、いい感じに蕩けて来たしそろそろいいか」グッ!
生徒会長「やぁぁっっ!!!またいきなりぃっ!?」
兄「今度はちゃんとイかせてあげるからね会長」
生徒会長「は、はいっ」♡
本当に終わり
39 : ローカル... - 2012/01/17(火) 00:02:11.40 R/3WV98w0 74/77
妹調教の前の話か
41 : ローカル... - 2012/01/17(火) 00:02:53.81 MUYTS0jpI 75/77
>>39
そだよー
47 : ローカル... - 2012/01/17(火) 00:05:53.27 hngXDUfC0 76/77
妹調教ってなんだ
49 : ローカル... - 2012/01/17(火) 00:09:01.55 MUYTS0jpI 77/77
>>47
妹「お兄ちゃんを奴隷に調教しよう」兄「返り討ちにしてやろう」
http://ayamevip.com/archives/1872053.html
だよ