――夏休み、午前8時
扇風機『ぶお~』
マミ「あ゛~」
扇風機『ぶお~』
マミ「あ゛~」
マミ「…」
マミ「…飽きた」
元スレ
マミ「夏バテ気味だわ…」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1313122854/
マミ(私、寝起きでなにやってるんだろ…)
マミ(扇風機に向かって声出す遊びって…)
マミ「あ、朝ごはん食べないと…」
マミ「……なんだか食欲が出ないわ」
しゃりしゃり
マミ「ガリガリ君おいし…」
しゃりしゃり
マミ「もう朝ごはんはこれだけでいいわね…」
むわ~…
マミ(う、暑い…)
マミ(エアコンつけましょ)
ピッ
マミ「うん、快適快適!」
マミ「さて、そろそろ勉強しようかな…」
カキカキ
マミ(…)
マミ(…体が重い)
カキカキ
マミ(こんなグダグダな気分で勉強するのは初めて…)
ぐたぁ~
マミ「もう何もやりたくない…」
――――
―――
――午前10時
マミ「うぅ~…だるい~」ぐだぐだ
マミ(…あ、そういえば今週のジャンプまだ読んでなかったわ)
マミ(買い物がてらコンビニまで立ち読みに行こうかしら…)
マミ(外暑そう…おもっきし太陽出てるし…)
マミ「えっと、日焼け止めと帽子、帽子…」
――コンビニまでの道
みーんみんみん…
トコトコ
マミ「あ~つ~い~!」
マミ「なんなのよ…夏、なんなのよ…暑いわよ…勘弁してよ…」
マミ(でも夏は入道雲が綺麗ね…草木が青々しててすがすがしいし)
マミ(この帽子なんて夏にぴったりね…まるで高原にたたずむお嬢様のような…)
マミ(…はっ!?私ってもしかして高原のお嬢様?)
マミ「ラララ~♪」スキップスキップ
マミ(体が軽い!もうなにもこわくない!)スキップスキップ
み~んみんみんみん…
マミ「ゼエゼエ…」
マミ「暑い…私はなにをやっているの…」だらだら
――――
―――
――コンビニ
イラッシャイマセー
マミ(やっと着いたわ…涼しい)
マミ(え~っと…あ、ジャンプあった!)
ぱらぱら
マミ(あっ、HUNTER×HUNTERだ)
マミ(ふふふ、冨樫先生やっと仕事してくれたのね!)
ぱらぱら
マミ(それにしてもすごい展開ね…大丈夫なのかしら)
ぱらぱら
マミ(NARUTOは設定が多くて混乱してくるわね…)
ほむら「……巴さん?」
マミ「え?……あら暁美さん!こんにちは!」
ほむら「こんにちは…って何やってるんですか?」
マミ「見ての通りジャンプを読んでるわ」マミッ
ほむら「巴さんもジャンプ読むんですね…」ホム
マミ「暁美さんこそどうしたの?こんなところで出会うなんて珍しいけど」
ほむら「私は図書館で本を借りた帰りです。外から巴さんが見えたので入ったんです」
マミ「そうなんだ。ねえねえ、今から私の家来ない?退屈してたのよ!」
ほむら「え、いいんですか?」
マミ「うん!あ、『内村プロデュース』のDVDまた買ったの!観ましょ!」
ほむら「行きます!是非行きます!」ホムッ
――マミ宅への道
みんみんみん…
トコトコ
マミ「暁美さん課題終わった?」ごくごく
ほむら「頑張ってるつもりですがなかなか終わらないですね…」
マミ「そっか…私は今年受験だし、頑張ろうと思うんだけど最近なんだか体がだるくて…」ごくごく
ほむら「そうなんですか…って、さっきから何飲んでるんですか?」
マミ「ミルクティーよ!最近こればっかり飲んでる気がするわ」ごくごく
ほむら「あんまり体によくないですよ。砂糖いっぱい入ってるし」
マミ「そうかしら…」
ほむら「そうですよ。ちゃんとごはん食べてますか?」
マミ「えっと…昨日の夜は菓子パン1個で…今朝はガリガリ君1個だったかしら」
ほむら「えっ」ホムッ!?
ほむら「巴さん…あなた死にますよ…」
マミ「ええぇっ!!?」マミーン
ほむら「冗談です…でもそんな生活してるから夏バテして体がだるいんだと思いますよ」
マミ「食欲があんまり出ないのよね…」
ほむら「う~ん…あ、そうだ。そろそろ昼時ですし巴さんの家で昼ご飯作りましょうか?」
マミ「え、いいの?」
ほむら「はい。巴さんの失われた健康を取り戻すために頑張ります」ホム
――――
―――
――正午、マミ宅
ガチャッ
マミ「ただいまー」
ほむら「おじゃまします…って、え!?涼しっ!?」
マミ「あ…エアコンつけっぱなしで出掛けちゃったみたい…」
ほむら「もう、しっかりしてください!節電、節電って世の中大騒ぎなのに!」
マミ「う、叱られた…」マミーン…
――台所
ほむら「冷蔵庫の中ちょっと見せてもらいますよ」
マミ「うん」
ガチャ
ほむら「…食材は割と揃ってますね」
マミ「買ったのはいいけど料理する気が起きないの」
ガチャ
ほむら「…冷凍庫の中、何これ?ガリガリ君がぎっしり…しかも全部梨味…」
マミ「スーパーで安かったからいっぱい買っちゃったの」
ほむら「梨味美味しいですもんね…でもこれは買い過ぎです」
ほむら「それじゃ頑張って作るので巴さんは休んでてください」ホムッ
マミ「ありがと!お願いします!」マミッ
――――
―――
ジュージュー
トントン
ホムホム
―
ほむら「よし完成!特製ほむチャーハンとほむ野菜炒め!」
ほむら「巴さん、できましたよ~」
扇風機『ぶお~』
マミ「あ゛~」
ほむら「………なにやってるんですか」
マミ「はっ!?えっとこれはその…!」オロオロ
ほむら(暑さでどうかしちゃったのかしら…)
――――
―――
マミ「いい匂いね。おいしそう!」
ほむら「巴さんの食欲が出るように工夫しました」
マミ「ありがとね。それでは…いただきます!」
ほむら「いただきます」
もぐもぐ
マミ「ピリ辛でおいしいわ!さすが暁美さん!」
ほむら「…ありがとうございます」ホム
――――
―――
ぽつぽつ…
ほむら「あ、外…少し雨が降ってる…」
ぽつ…ぽつ…
ざぁーーー!!
マミ「通り雨かしら…急に激しく降ってきたわね」
ゴロゴロゴロ…
ピカッ
ほむら「あ、雷…」
マミ「!?」ビクゥッ
ズゴォォン!
ほむら「うわ…けっこう近いかも」
マミ「きゃあああああっ!!」
ほむら「!?」ビクッ
ほむら「巴さん!?」
マミ「うわあああ!あ、暁美さん、ヘソ!ヘソ隠して!ヘソとられるわよ!…う、うわあああああ!ヘソーー!」
ほむら(錯乱してる…)
ピカッ
ズゴォォン!
マミ「きゃああああ!ほ、ほむほむ!伏せてっ!雷落ちてくるわよ!…うわああああ!ほむほむぅ!ほむぅ!?」
ほむら「巴さん、落ち着いて!」
ざーーー!!
ざー…
ぽつ…ぽつ…
ほむら「あ、止んだ…」
マミ「はあはあ…」
ほむら「大丈夫ですか?」
マミ「ごめんなさい…取り乱してしまって。雷は苦手なの…」うるうる
ほむら(ちょっと可愛い…)
ピンポーン
マミ「ん?お客さん?誰かしら?」
ガチャ
マミ「はーい」
杏子「うう、マ~ミ~!」びしょびしょ
マミ「あら、佐倉さん…びしょ濡れ…」
杏子「急に降ってきたんだ…傘なんて持ってなかったしさ…」びしょびしょ
マミ「早く入って。着替え貸してあげるから」
――――
―――
杏子「おじゃまします…あ、ほむら来てたんだ」
ほむら「こんにちは、杏子」
マミ「はい、着替え持ってきたわよ。サイズ合わないかもしれないけど勘弁してね」
杏子「ありがとなマミ!…あ、そうだ」がさがさ
マミ「?」
杏子「これ、農家のおっちゃんにもらった梨!これのおすそ分けに来たんだ」
マミ「あら、わざわざありがとね!」
――――
―――
『お笑い魔法少女をプロデュース!』
『お笑い魔法少女ってなんだよっ!』
『デガ・フィナーレ!』
『出川さん突然何言ってんすか?』
『てっちゃんもう帰っていいよ』
『ちょっとチェン!勘弁してよ~!』
ほむら(ふふふ…やっぱり内Pは面白いわ!)しゃりしゃり
杏子「梨うめー!」しゃりしゃり
マミ「ホントね!」しゃりしゃり
マミ「あ、ねえねえ!今日って花火大会の日じゃない?」
ほむら「あ、今日ですね」
マミ「うちのマンションからだとよく見えるの!見てかない?」
ほむら「見たいです!」
杏子「どうせならまどかとさやかも呼んでみんなで見ようぜ」
マミ「うんうん!」わくわく
ほむら「じゃあ二人に連絡しときますね」
――――
―――
――午後7時
まどか&さやか「おじゃましまーす!」
マミ「いらっしゃい!」
さやか「お菓子いっぱい買ってきましたよ!」
マミ「あらありがとう!お茶の用意するから待っててね」
まどか「あ、ほむらちゃん!杏子ちゃん!」
さやか「久しぶり~!」
ほむら「こんばんは、まどか、さやか」
杏子「うっす!」
――――
―――
ヒューーー…
ドンッ! パアァァ
まどか「綺麗…」
ほむら「うん…」
さやか「特等席ですね!ここ!」
マミ「でしょ!」マミッ
杏子「ホントだな~」ぽりぽり
さやか「杏子、あんたさっきから食べてばっかであんまり花火見てないわね…」
杏子「しょうがないだろ~」もぐもぐ
杏子「あたしは常に何か食べていないと干からびてミイラ的なアレになっちまうんだもん」むしゃむしゃ
マミ「ええぇ!?」マミーン
まどか「そんなのってないよ!あんまりだよ!」
ほむら「二人とも…真に受けちゃだめよ…」
さやか「ミイラ的なアレって何よ…」
さやか「ふぃ~!やっぱマミさん家は落ち着くわ~!」もぐもぐ ごろごろ
まどか「さやかちゃん、スルメ食べながらごろごろするなんてお行儀悪いよ!おじさんみたいだよ!」
さやか「だ、だって毎日暑くてしんどいのよ~!少しぐらいダラダラさせて~!」
ほむら「そういえば二人とも勉強ははかどってる?」
まどか&さやか「うぐっ!」
まどか「正直言うと私はあんまり…」
さやか「私は7月中に課題全部終わらせるはずだったんだけど…当然無理でした」
杏子「無計画だな」
さやか「うっさい!」
まどか「ほむらちゃんはどうなの?勉強進んでる?」
ほむら「私は毎日やるようにしているから順調よ」
さやか「う…さすがほむら…あ!マミさんはどうですか!」
マミ「えっ!?わ、私?」
マミ「え、えっと…わ、私は課題は全部終わらせてあるわ!毎日復習に大忙しよ!…うん!」あせあせ
まどか「マミさんすごい!」
さやか「やっぱりマミさんはカッコイイわ~!」
マミ「ふ、ふふふ!」あせあせ
ほむら(巴さん…割と意地っ張り…)
ワイワイ キャッキャ
――――
―――
――
―
さやか「そろそろ帰りますか~」
まどか「マミさん、今日はありがとうございました!」
ほむら「私も帰ります。巴さん、あんまり不摂生しちゃダメですよ」
杏子「また来るわマミ~」もぐもぐ
マミ「じゃあねみんな!賑やかで楽しかったわ!また遊びに来てね!」
――――
―――
マミ「ふう…」
マミ(楽しかった…素敵な夏の思い出が増えたわ!)
マミ(体が軽い!夏バテ治ったのかしら?)
マミ(ありがとうみんな!ありがとう夏休み!)
マミ「もうなにもこわくないっ!」キリッ
おわり

