テケテテッテ、テケテテーン♪
レッド「危険作業は当たり前!!紅き血潮がわりと出る!!デンジャーレッド!!」チュドーン!!
ホワイト「完全週休二日制、有給休暇はハワイかグアム!!白き笑顔は企業の模範!!勝ち組ホワイト!!」チュドーン!!
『本日、店を抜けられない為欠席します(ワ●ミブラック)』チュドーン!!
ピンク「薄暗い雰囲気!!漂う乳液の香りは男達の楽園!!無理矢理ク●二してくるジジイはしねばいい!!ピンクサロン!!」チュドーン!!
無職「職歴無し!!バイトも無し!!ハロワは機械いじって見てるだけ!!最近親の白い目に慣れてきた!!スケルトンニート!!」チュドーン!!
ハタラクンジャー「「「「業種別五色戦隊!!ハタラクンジャー!!」」」」ドーン!!
この物語は、五人の職種別カラー戦士の闘いの物語である!!
テテンテン♪テテンテン♪テテンテンテテンテンッ!!
元スレ
業種別五色戦隊ハタラクンジャー
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434698098/
『さらばレッド!!KY確認を怠った戦士よ!!』
ホワイト「うぃーす……あれ?レッドは?」
無職「なんか現場で事故ったらしいっすよ、んで入院だって」
ホワイト「はぁーー!?またかよ何人目!?」
ピンク「五人目じゃなかったっけ?もうあたし覚えてないんだケド」スパー
ホワイト「ブラックはまた抜けらんねーとして、集まり悪すぎじゃね?」
無職「……そうっすねー、レッドさんどうなんだろ」
ピンク「辞めんじゃないの?くっそ、いい客だったのに」チッ
ホワイト「まっ、また司令がどっかから勧誘してくるでしょ、別にレッドが誰だろうとどうでもいいわ」ヘッ
無職「帰っていいすかね?どうせやることないし」
ピンク「あんたは帰ってもやる事ないだろニート」
ホワイト「いい加減働けよクズ」
無職「…………」
変わりはわりとどうとでもなる!!行けッッ!!ハタラクンジャー!!働けハタラクンジャー!!
『繰り出せピンクよ!!昇天必至ベテランの技!!』
無職「………あの、ぴ…ピンクさん?」ソワソワ
ピンク「……あーなに?なんか用?」
無職「こ、これ……」っ五千円
ピンク「なに?くれんの?」
無職「こ、こづかいも…貰ったから……えと……その……」モジモジ
ピンク「ああ……しろってこと?」
無職「……う、うん……ふ、風俗とか……行った事ないけど……ピンクさんに頼めば……えっとぉ…その…」モジモジ
ピンク「もじもじしないで気持ち悪い、悪いけど足んないわ、してほしいなら諭吉持ってきて」
無職「………そ、そうですか……すいません…」
ピンク「……………ださ、童貞?」
無職「……は、はい…」
ピンク「……ぷっ……ww きゃはははは!!ウケるwwww ニートで童貞とかwwww お腹痛いwwww 」
無職「…………」
ピンク「ふーん?へぇー?じゃ、手でしてあげよっか?」ニヤニヤ
無職「!!」ピクッ
ピンク「手でなら五千円でいーよwwww 本番したいなら二万ねwwww 」
無職「…………う……」
欲望は悲しみと共に、そして再び親の財布が悲鳴を上げるッッ!!イケッッ!!ハタラクンジャー!!働けハタラクンジャー!!
『疲労とストレス、乗り越えろブラック!!』
ブラック「…………こんちはー」
ホワイト「お?あれーブラックじゃん!!なんだよ久し振りに顔見せたな!?」
ブラック「………うん、ちょっとね」
無職「なんか、前見たときよりやつれましたね…」
ブラック「………一度過労でね、入院しかけた」
ホワイト「うわぁ……さすがブラックだわ、考えらんねー」
ブラック「僕もさ、目が覚めたよ……なんでこんな辛い思いしながら働かなきゃならないんだって、だから辞めてきた」
無職「えっ!?」
ホワイト「はぁ!?マジで!?ちょ、お前どうすんだよブラックじゃねーじゃんそれだと!!」
ブラック「だ、大丈夫……再就職のあてはあるんだ、そこがブラック名乗れる所かは分かんないけど」
無職「何処なんです?」
ブラック「ゼ●ショーグループ」
ホワイト「………………」
無職「……………」
果たしてブラックはそのブラックぶりに耐えられるのか!?行けッッ!!ハタラクンジャー!!働けハタラクンジャー!!
『新生レッド!!弾けとぶ魂の戦士よ!!』
レッド「ちーっす、今日からレッドになれって言われて来たんですけどー?」
ピンク「ん?なに、新しいレッド?」
レッド「そうっすねー、なんか今の仕事先が決まったとたんにここにきてレッドやれって話になりまして」
無職「よ、よろしく……それで職業は?」
レッド「オレっすか?フリーターだったんすけどぉ、スッゲェ割のいい仕事紹介してもらえたから明日から現場行きっす」
ピンク「ふーん?どこ?」
レッド「福島っす、すげっすよ、日当一万五千貰えるらしいっす、なんの資格もないんすけどねー?ははは」
無職「…………」
ピンク「へー、稼げるじゃん!!ね、あんた常連になんない?」ピトッ
レッド「え、えーどうしよっかなー?」ニヨニヨ
無職「ピンクさんピンクさん……ちょっと」
ピンク「なによ?んー?」
無職「……ヒソヒソ…」
ピンク「……あー…やっぱやだ、あんた帰って来ても店は来ないでね?」
無職「い、いや…それ偏見……」
レッド「え?な、なんすか?」
無職「除染作業頑張って下さい、レッド認定って事はかなり近いところっすよね」ポンッ
レッド「……え?なに?やばいの?安全って聞いてたんだけど」
無職「一万五千円でやる作業ではないかと…」
だがしかし誰かがやらねばならぬ道!!行けッッ!!ハタラクンジャー!!働けハタラクンジャー!!
『最終話、働けよ戦士達!!日本の未来の為に!!』
ホワイト「いやー参ったわーこの歳で課長とか責任思いわー」
ピンク「えっ、すごーい!!ホワイトさんあたしと結婚してよー」ピトッ
ホワイト「ざけんな売女、寄るなくせえから」
ピンク「えっ、ひどい……」
無職「ほ、ホワイトさんそんな事女性に言っちゃダメじゃ…!!」
ホワイト「うるせぇな、それならお前が貰ってやれよ、三十路過ぎの風俗女とかいらねーし」
無職「………」チラッ
ピンク「は?こっちみんな、ニートのお守りとか無理だし」
ホワイト「な?金しか見ない女なんて嫌だね」
ピンク「………しねよクズ、性格悪すぎ」
無職「…………」
『すいません辞めます(レッド)』
『本日も欠席します、すいません(ブラック)』
無職「…………俺も働いてスケルトン辞めよ」スタスタ
別に怪人とかは出てこない!!未来へと進めハタラクンジャー!!真面目に生きろハタラクンジャー!!
テケテテッテテケテテッテテテンテン♪
終