兄「ん?お前また俺の部屋で漫画読んでたのか」
妹「おかえり♪にいに」
兄「ただいま」
妹「ジャンプ買ってきた?」
兄「いや、これから買いに行く、今日財布忘れてったからな」
妹「財布?机の上に置いてあったよ」
元スレ
兄「ただいま~、あれ?誰もいないのか?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1306193454/
兄「ないな」
妹「うん、ここにあるよ」
兄「お前な、他人の財布は触るもんじゃないぞ」
妹「いくらあるのかな?って思ったの」
兄「そういうことはするな」
妹「ビンボー財布だった」
兄「小遣い1000円のやつに言われたくない、・・・って中見たのか?」
妹「カギ入ってた」
兄「!!財布返せ!」
妹「わっ!?」
兄「カギがない・・・」
妹「あ、アタシが持ってた、はい♪」
兄「つ、使ってない・・・よな?」
妹「クローゼットが開いた」
兄「なんで勝手に開けるんっ?・・・、お前?その漫画・・・」
妹「クローゼットの中にあったの」
兄「子供がそんなもの読むなー!」
妹「子供じゃないもん!」
兄「とにかくその漫画は返しなさい、クローゼットの中のことは忘れなさい」
妹「クローゼットの中?」
兄「クローゼットの中」
妹「女の子が裸のマンガいっぱい」
兄「女の子が裸の漫画いっぱ・・・、だーっ、言わなくていい!」
妹「ねぇにいに?このマンガ読むと変な気持ちになるね」
兄「忘れろ」
妹「ドキドキする、なんでだろ?」
兄「忘れて」
妹「教えて」
兄「ダメ!」
妹「じゃあ、ねえね帰ったら聞いてみる」
兄「だっ、ダメだ!姉ちゃんに言ったらダメ!」
妹「ほえ?」
兄「このことはお前とにいにだけの秘密だ、いいな?」
妹「ヒミツ?ねえねにも?」
兄「ねえねにも」
妹「お父さんにも?」
兄「お父さんにも」
妹「お母さんにも?」
兄「お母さんはとくにマズい」
妹「じゃあ、なんでドキドキするのか教えて?」
兄「ま、また今度教えてやる、・・・そうだ!ジャンプ読みたいだろ?」
妹「読みたい」
兄「今買ってくるから、アイスも買ってきてやる」
妹「ホント!わーい、アイスアイス♪」
兄「だから秘密だぞ?」
妹「ヒミツ」
兄「クローゼットのこと」
妹「クローゼットのこと」
兄「よし、じゃ行ってくる、お前はリビングにいなさい」
妹「わかった、いってらっしゃい♪」
姉「ただいま」
妹「ねえね、おかえり~」
姉「なに?ニコニコして」
妹「にいにがアイス買いに行ったの♪」
姉「めずらしい、買ってもらうの?」
妹「うん!」
姉「なにかあったの?」
妹「ほえ?」
姉「アイツなんかしたの?」
妹「ヒミツ」
姉「なんかあったんだ(笑)」
妹「ヒミツ♪」
姉「すごい楽しそうな予感がする」
妹「アタシも楽しい♪」
姉「よかったね、ねえねも混ぜて欲しいな」
妹「ダメ!アイスはあげないもん!」
姉「うんうん、アイスはいらないよ、ダイエット中だし」
妹「ダイエット?おっぱい太ってるから?」
姉「フフッ…、アナタももうすぐ太るわよ」
妹「ホント!やったー、おっぱいおっぱい~♪」
姉「そんなことより」
妹「ほえ?」
姉「秘密ができたのね?二人に」
妹「うん♪でも教えないよ、約束だもん」
姉「それだけで十分だわ」
兄「ただいま~、ダッシュで行ってきたぞ!」
姉「おかえり♪」
兄「姉ちゃん・・・、なんでこんな時間に・・・」
姉「午後から休講」
妹「わー、にいに!アイスアイス♪」
兄「あ、ああ、ほら」
妹「ありがとー、にいに♪」
姉「ずいぶん優しいのね?どうしたの?(笑)」
兄「べ、別に!俺だってアイスおごる時くらいあるさ」
姉「初めて見たわ」
兄「姉ちゃんが知らないだけだろ」
姉「知ってることも沢山あるわ」
兄「は?」
妹「にいに、今週のコレ面白いよ!ほら、見て!」
兄「そ、そうか!お、俺も一緒に読もうっと」
姉「・・・何見られたの?(笑)」
兄「!!!」
姉「素直ね、カワイイ♪」
兄「は?何言ってんの?俺、ジャンプ読んでくるから!」
姉「クローゼット、開けられたの?(笑)」
兄「ななな、何のこと?(コ、コイツ、まさか!?)」
姉「ちゃんと管理しないと駄目よ、ああいう本は(笑)」
兄「!!!(バ、バレてる!)」
姉「クローゼットにカギなんてつけたら、誰だって気になるわ」
兄「い、いや、その」
姉「これで三人の秘密になったのかしら?」
兄「うっ・・・」
姉「私、アイスはいらないわよ」
兄「弟をユスるなんてひどい姉だ」
姉「人聞きの悪いこと言わないでよ」
妹「にいに!もう、早く早く~!」
姉「ほら、呼ばれてるわよ♪秘密を知ってる人は大事にしないとね」
兄「・・・」
姉「私のことは気にしないで」
妹「ほら、早く~」
兄「へ、部屋で読もう」
妹「うん」
姉「食べながら走っちゃ駄目よ」
妹「は~い」
姉「なあに?私の顔に何かついてる?」
兄「いや・・・」
姉「あとでね♪」
妹「面白かった」
兄「そうだな」
妹「来週もまた読ませてね」
兄「そうだな」
妹「ヒミツ、ちゃんと守るからね」
兄「そうだな」
妹「もう~、なに~、ぼーっとして!」
兄「いや、ゴメンゴメン」
妹「ねえ、にいに?」
兄「なに?」
妹「さっきのマンガ、また見たいな・・・」
兄「それはダメ、忘れる約束だろ?」
妹「そんな約束してないもん!誰にも言わないって約束しただけだもん!」
兄「ああ、そうだった、でもダメ」
妹「ねえ、にいに~、見たいのぉ、見せてよぉ」
兄「ダメなものはダメ」
妹「どーして?」
兄「子供だから」
妹「3つしかちがわないじゃん」
兄「子供の一年はすごい違う」
妹「ケチ」
兄「大きくなったら見せてやる」
妹「どれくらい?ねえねくらい?」
兄「まあ、そうだな」
妹「ねえね、おっぱい大きいよね」
兄「うらやましいのか?」
妹「ねえねみたいになれるかな?」
兄「あんなにデカくなる必要はない」
妹「そうなの?」
兄「俺はね」
妹「でも、にいにのマンガの女の子、みんなおっぱい大きかったよ?」
兄「だーっ、言うな!」
妹「にいに、赤くなった」
兄「なってない」
妹「やっぱりおっぱい大きくなりたい」
母「ただいま」
妹「あっ!お母さん帰ってきた!」
兄「秘密だぞ」
妹「ヒミツ」
兄「クローゼットのこと」
妹「クローゼットのこと」
母「あら?みんな帰ってたのね?夕飯なにがいい?」
妹「オムライス!」
母「あなた達は?それでいい?」
兄「ああ」
姉「お母さん、私も手伝うわ」
母「ありがとう」
妹「今日はいいこといっぱい♪」
母「あら?なにがあったの?」
妹「にいににアイス買ってもらったの!」
母「まあ、よかったわね、なんかのご褒美?」
妹「ヒミツ♪」
母「秘密?」
兄「(バカ!)」
姉「違うの、二人でゲームしてて、負けたらアイス買ってやるって」
母「なんだ、そんなこと」
兄「そうなんだよ、コイツ勉強もしないでゲームばっかやってるから、強い強い」
母「人のこと言えないでしょ?」
姉「まあ、私が勉強見てあげてるから、大丈夫よ」
母「もう、アナタだって忙しいのに」
姉「フフフ・・・結構楽しいのよ」
母「アナタも何かいいことあったみたいね、嬉しそうよ」
姉「まあ、・・・ね♪」
兄「ドキッ…、さあ?」
兄「ごちそうさま」
母「あれ?アンタ、お姉ちゃんに勉強みてもらうんでしょ?」
兄「今日はパス」
母「何ワガママ言ってるの?」
兄「最近成績良くなってきただろ?」
母「それはお姉ちゃんが勉強みてあげてるからでしょ?」
姉「ニコッ」
母「忙しいのにアンタのために週三回も勉強見てくれて」
兄「(今日はマズいんだよ!)」
母「家庭教師雇ったら月いくらかかると・・・ガミガミ」
姉「大丈夫よ、お母さん、本人やる気みたいよ、・・・ね♪」
兄「う・・・うん」
妹「にいに、勉強?」
母「そうよ、邪魔しちゃ駄目よ」
妹「つまんないの」
姉「・・・」
兄「・・・」
姉「ねえ、どうして黙ってるの?」
兄「・・・」
姉「クローゼット、勝手に開けてゴメンね」
兄「いや・・・」
姉「ああいうの・・・好きなんだ」
兄「それは、その・・・」
姉「秘密って・・・お互いが同じ重さを持たないと、破綻するわよ」
兄「えっ?」
姉「アナタの秘密だけ知ってるのは良くないって言ってるの」
兄「・・・はあ」
姉「私の秘密・・・知りたい?」
兄「え・・・いや・・・その」
姉「私ね」
兄「ドキドキ」
姉「・・・アナタのこと好きよ」
兄「はあ!?な、なに言って・・・」
姉「これでお互いの秘密を共有できたわ」
兄「・・・」
姉「姉ちゃんのこと嫌い?」
兄「ではないけど、・・・ではないけど!」
姉「けど?」
兄「姉弟じゃん」
姉「姉弟ね」
兄「マズいよ」
姉「クローゼットの中にそんな漫画あったけど?」
兄「い、いや、それは、ま、漫画だから」
姉「・・・目、閉じて」
姉「ん・・・」
兄「ん!・・・」
姉「・・・」
兄「・・・」
姉「姉ちゃんのキスはどう?」
兄「・・・どうって?」
姉「ドキドキした?」
兄「した」
姉「私も」
兄「やっぱりマズいよ」
姉「もうしちゃったわ」
兄「そうだけど」
姉「でも目を閉じたじゃない?」
兄「・・・」
姉「舌だって絡ませたし」
兄「そ、それは姉ちゃんが」
姉「嫌だった?」
兄「・・・」
姉「無言はダメよ、この答えはちゃんと聞きたい」
兄「・・・いやじゃない(ボソッ)」
姉「聞こえない、ちゃんと言って」
兄「よくわからない」
姉「最初に言ったのと違うわ」
兄「聞こえてんじゃん」
姉「アナタが本当に嫌ならもうしないわ」
兄「いやじゃないよ!むしろ・・・、でも、だからよくわからないんだよ」
姉「わからない?」
兄「・・・急すぎるよ」
姉「私にとっては急じゃないよ」
兄「・・・?」
姉「ずっと願ってたことだから」
兄「姉ちゃん・・・」
姉「アナタ、妹にべったりだからタイミングがなかったの」
兄「あれは、べったりっつうか、付きまとわれてるっつうか」
姉「アナタの勉強見てあげるって言ったの、私からだったでしょ?」
兄「まあ、ね(おかげでテレビ見る時間減ったけど)」
姉「アナタの遊ぶ時間削っちゃったけど」
兄「ア、アハハハハ…」
姉「でも、こうすると二人きりになれるでしょ?」
兄「・・・」
姉「ずっとずっと時間をかけてたどり着いたから、私にとっては急じゃないの」
兄「・・・姉ちゃん」
姉「もちろん、こんな形になるとは思ってなかったのよ」
兄「・・・」
姉「いつか普通に告白できたらいいなあ、くらいに思ってたから」
兄「・・・」
姉「でも、今日帰ってきて、あなた達二人のやりとりみて決心したの」
兄「・・・」
姉「何か言ってよ」
兄「・・・もう一回」
姉「え?」
兄「もう一回、キスしたい」
姉「ダメよ」
兄「ダメ?」
姉「ダメ」
兄「そんな・・・」
姉「だって、まだアナタに好きって言われてないわ」
兄「好きだよ」
姉「すぐ言うと嘘っぽい」
兄「なんだよ」
姉「ガツガツしてる」
兄「からかうなよ」
姉「ゴメン♪」
兄「目ぇ、閉じてよ」
姉「・・・うん」
妹「にいに!紅茶はいったよ!休憩しようよ!」
兄「ア、アハハハハ…」
姉「フフフッ、ありがとう、じゃあ休憩ね」
兄「はあ・・・」
姉「また・・・あとでね(ヒソヒソ)」
妹「ん?なになに」
姉「秘密」
妹「ヒミツ?」
姉「ヒミツ♪」
妹「クローゼットのこと?」
兄「こらっ」
完

