憂が高校に上がってしばらくして、変な病気にかかってしまいました。
正確には病気かどうか、実はよくわかっていません。お医者さんには行ってないので。
でも、微小であるとは言え、こうして生活に支障があって、本人が困っているのだから、これは多分病気と言っていいのではないかと思います。
元スレ
憂「自分ではイケない病気…?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1303634803/
病名は不明。インターネットで検索してみましたが、同じような症状は見つかりませんでした。
お医者さんに行こう、と、何度か言ってみましたが、憂は恥ずかしがって決して首を縦には振りません。
まぁ、気持ちは分かります。私が憂の立場だったら、きっと同じようなリアクションをしたでしょうから…
普段の生活には、ほとんど支障はありません。ご飯だって前と同じ物が食べられるし、運動だって全く問題ありません。
ただ、月に2、3回くらい、こんな風に発作のように症状が現れるだけです。
その発作だって、ある意味、たいした事はありません。こうして私が「処理」してあげれば良いだけなのですから。
憂「お姉ちゃん…はぁ…お姉ちゃぁん…」
憂の声で目が覚めました。私の肩を揺すりながら、火照った体を押し付けながら…はぁはぁと、熱っぽい吐息を漏らしながら。憂が私を呼んでいます。
唯「憂…始まっちゃったの?」
眠い目をこすりながら時計を見ると、午前1時。正直なところ、眠いです。眠くてしょうがないです。
でも、憂を放っておく事はできません。今起きて、私が「して」あげないと、きっと朝まで、憂はずっと一人で苦しむ事になるのですから。
憂「お姉ちゃん…ごめんね…ごめんね…こんな遅くに…ううっ…」
唯「憂、いいからね?ほら、おいで?」
布団をめくって、憂を招き入れます。ベッドから体を半分ずらし、憂が横になるスペースを作って、枕は半分こにします。
シングルベッドなので、向かい合って抱き合うようにすると、ちょうどいい案配のポジションになります。
そして…憂の発作を鎮めるために。
唯「じゃあ…するね?」
憂「うん…はぁっ…はあっ…」
すりすり、と、憂のお股に押し付けた太ももを、擦り付けるように動かします。
擦れる度に、憂が熱い吐息と喘ぎ声を漏らし、少しずつ高まって行くのが分かります。
唯「うい…いいこ、いいこ…」
ギュッと、私の胸にしがみついてくる憂を、頭を撫でながら、額にキスしながら、徐々に高めていきます。
憂「ああっ…おねえちゃあん…」
私の胸に、赤ちゃんのようにすりすりと顔を押し付けながら。
私の足の動きに合わせるように、お股をすりすりと擦り付けながら。
憂も、自らを徐々に高めて行きます。
キシキシと、ベッドが軋む音。憂の甘い声と、熱い吐息。布が擦れる音に混じって、微かにぴちゃぴちゃと水音。
憂「はあ、はあ、おねえちゃん、おねえちゃんっ」
切羽詰まったような憂の声。それに合わせるように、益々激しく、貪欲に、憂の動きがエスカレートしていきます。
普段の、あどけない憂の姿からの乖離と、むせ返るような熱気に、嫌が応にも私の興奮をかき立てられます。
…私は、実の妹に。実の妹の女の行為に、興奮し、欲情していました。
唯「うい…うい…」
憂「おねえちゃん…おねえちゃあん…」
憂は、短く悲鳴のような喘ぎ声を上げて、ようやく果てました。
…
もう、半年以上も前でしょうか。夜中に突然、憂に起こされたのです。
そのときは、全く状況が分からないまま、憂が私の布団に入ってきて…そして、意味も分からず、促されるままに、憂のお股を擦っていました。
当時の私は、全くその手の知識が無く、憂が変な病気になったと思って、とても不安でした。
(まあ、実際、変な病気だった訳ですが。)
でも、その行為というか、欲求自体は、病気でもなんでもなく、私たちの年頃の女の子なら普通の事だったのです。
唯「おなにー…って、何?」
最初の発作が治まり、私は憂にいろんな事を教わりました。
性欲。
要するに、エッチしたい、という欲求です。
憂は、というか年頃の女の子は、個人差はあれど、みんな性欲があって、それを鎮めるために、自分で自分の体を慰めているのだそうです。
これを、オ○ニーと言うそうです。
澪ちゃんも、りっちゃんも、ムギちゃんも、あずにゃんも、多分みんなしてるんだそうです。
憂は、顔を真っ赤にしながら、私に教えてくれました。
で、ここで本題です。
憂も、オ○ニーをするそうです。よくしているそうです。(全然知りませんでした。)
オ○ニーすると、しばらくすると一番気持ちよくなって、それで体が満足するそうなのですが、どういう訳かそのときに限っては、その「一番気持ちよく」ならず、三時間くらい悶々とし続けていたそうです。
そして、本能的に私のところに来て…本来なら絶対に許されない行為をしてしまった、のだそうです。
そう言って、憂はさめざめと、泣きながら謝りました。
憂「ごめんね…ごめんね…気持ち悪いよね…ううっ…」
私はそのときは、言っている意味がよくわからなくて、ストレートにその時の感想を伝えました。
憂が気持ち悪いなんて、あり得ない、と。それが例え、どんなにいけない事でも、異常な事であっても、受け入れると。
いつものように何も考えず、無配慮に、容認しました。許容しました。
またこういう事があったら、いつでも手伝ってあげると、意味もよくわからないまま、憂の「性欲」を一身に引き受ける事を確約したのでした。
それ以来、憂はときどきこうして夜中にやってきて、私の体を使ってオ○ニーします。
普段は、自分一人の行為で満足出来るそうなのですが、ときどき、どう頑張っても満足出来なくなる日があって、そのときだけ私のところに来るそうです。
私以外でも、憂を満足させてあげられるのかな?
そう聞くと、憂は、多分大丈夫だと言っていました。これは、多分、自分で自分を満足させられなくなる病気なんだろう、と。
そういうとき、何もせず、我慢するとどうなるのかな?
そう聞くと、憂は、多分…途中で、精神がおかしくなる、と言っていました。
多分、これは、そういう病気なんだろう、と。
自分で自分を満足させられない病気。満足出来ないと、精神がおかしくなってしまう病気。
自分では満足出来ないから、こうして自分以外の、姉である私の体で、満足させてもらう。ただ、それだけ。
これが憂にどのくらい負担になっているかは、正直なところよく分かりません。
普段の憂は、それまでの憂と全く変わったようには見えず、ある意味完全に割り切っているようにも見えます。
私も、そんな憂に合わせて、その夜の事は一切表に出さず、それまで通りに振る舞っています。振る舞っているつもりです。
しかし…
やっぱりこれは、憂にとっては辛い事に違いないのです。
オ○ニーは、自分でするからオ○ニーなのです。
オ○ニーは、性欲を抑制する為の行為です。
抑制しきれず、その性欲を自分以外に委譲したとしたら…それは、もうオ○ニーではないのです。それはもう、エッチなのです。
だからこれは、本当のエッチなんです。
つまり私の妹は、実の姉と、エッチしているんです。
つまり私も、実の妹と、エッチしているのです。
…
幸いこの発作は、夜にしか起こりませんでした。
なので、外出先で突然…という事もなく、しつこいようですが、実生活には殆ど影響がありませんでした。
ただ気がかりなのは、今後一生この病気が続くのだとしたら、憂は必ず誰かと一緒に暮らして行く必要がある、という事です。
一日も欠かさず、誰かと一緒にいないと駄目なのです。いつ発作が起こるか分からないので。
一人で旅行に行ったりする事もだめですし、一人暮らしなんてもっての他です。
けいおん部の合宿には、念のため同行させました。みんな歓迎してくれたし、その日は結局発作は起こらなかったので、憂も私も純粋に楽しむ事が出来ました。
ですが…例えば、修学旅行はどうでしょう。さすがに、同行させるわけにはいきませんし、逆に同行するわけにもいきません。
それに、友達の家にお泊まりしたり、そう言った事も基本的にはできません。
前に一度、りっちゃんと澪ちゃんがお泊まりに来たときに、発作が起こってしまいました。
そのときは、こっそりと憂の部屋に行って、声を抑えて行為をしました。
…翌朝、澪ちゃんの態度がどことなくぎくしゃくしていて、ああ、聞かれちゃったんだな、と悟りました。
その後、澪ちゃんはしばらく、ちょっと私とは一線引いているようでしたが、次第に前のように接してくれるようになり、結局すぐに元通りの関係に戻りました。
多分、澪ちゃんなりに私たちの関係を(多分間違えて)理解し、熟考した末に、最終的に受け入れてくれたんだと思います。
ひょっとすると、私が気づかなかっただけで、りっちゃんも聞いていたのかもしれません。
とは言え、仮に聞いていたとしても、やっぱりりっちゃんも、澪ちゃんと同様に受け入れてくれたんだろうと思います。
多分、それがムギちゃんでも、あずにゃんでも、和ちゃんでも同じだったんだろうと思います。
そして、私たちが行為に及んだ本当の理由を打ち明けたとしても。
同情や心配などはあっても、決して、それまでの関係が崩れる事はあり得ないのでしょう。
そう考えると、この、憂の病気は、何となく暗黙のうちに「秘密」にする前提があったのですが、その前提が変わってきます。
基本的には、私一人が憂についていればなんの問題もありません。
ただし、私が病気したり、さっき挙げたように修学旅行のときなどは困った事になります。
常に一人の人間に完全に依存するよりは…何人かの親しい人間に打ち明け、トータルで常に誰かが対処出来るようにした方が、安全性というか、確実性が高まるのではないか、と思い至りました。
唯「という理屈なんだけど…どうかな?」
憂に相談してみたところ、やはり最初は戸惑っていました。
ですが、いろんなリスクを二人で話し合い、最終的には、自分たち以外の誰かに、最低一人は打ち明けるべきだ、という結論に達しました。
ここで問題になるのが、最初の人選です。
別になにも、いたずらに大人数に触れ回る必要は無いのです。必要最低限、少しずつ浸透させていって、最終的に理想的な状態にできればよいのです。
なので、最初は、一人に絞ります。
一人に絞ったとき、人選の問題はあっさり解決しました。
あずにゃんです。
憂の、最も親しい友人の一人。
私の可愛くて頼もしい後輩。
学年もクラスも憂と同じで、今後修学旅行や、考えたくはありませんがもし日中に発作が起こっても対処が可能で、現時点ではこれ以上無い人選だと思われました。
そんな矢先、憂が、初めて日中に発作を起こしました。
3時間目の休み時間の終了間際に、憂からのメールが届きました。
Title : ごめんね
はじまっちゃったみたい
2棟 2F 一番奥の個室
唯「りっちゃん、ごめん私トイレ!」
律「おぉーい、もう授業はじまるぞー?!」
万が一、日中に発作が起こったら…
私たちは、念のためその場合についても話し合っていました。
二人で早退するという案もありましたが、実際発作が起きたときに家まで戻れるかどうか不安があったため、学校で対処する方向で検討しました。
そうすると、選択肢は非常に狭まり、自然と、どこかトイレの個室でこっそりと対処する、という事になっていました。
今がまさにその状況でした。
自分たちの教室から大きく外れて、特殊教室が並ぶ校舎へ駆け込み、そのまま階段を1段飛ばしで駆け上がります。
唯「はあ、はあ、はあ」
息が上がっていました。息を鎮めながら、憂にメールを送りました。
送信と同時に、一番奥の個室から振動音が聞こえ、私はそこに向かいました。
唯「…憂…あけて…」
カチャリ、と鍵を開ける音がして、続いてキィと扉が開きました。
隙間から覗く憂の顔は、赤く火照って、既に完全に出来上がっている様子でした。
憂「おねえちゃん…ごめんね…ぐすっ…」
はあはあと息を荒げ、足をもじもじと摺り合わせながら、憂が私に抱きついてきました。
唯「よしよし…遅くなってごめんね…」
声を潜め、息をひそめながら、私は憂を腰掛けさせました。
唯「…あー、どうしようか…」
普段は家だったので、行為が終わった後でシャワーを浴びて着替える事が出来ましたが、ここではそう言う訳にはいきません。
いつもの様に抱き合って高める事も出来ませんし、なるべく汚れないようにする必要があります。
唯「憂、パンツ下ろして?」
憂は、泣きそうな程困った顔をしていました。でもしょうがないんです。私は半ば無理矢理憂の下着を下し、股を露出させました。
唯「憂、スカート上げてて」
手短に。必要最低限の行為で。
憂の感じるところはよく把握していたので、効率よく、そこを刺激していきます。
憂は、声を抑えるために、ハンカチをくわえて苦しそうにうめいています。実際には、苦しいのではありませんが。
ほんの1、2分、行為を続けると、憂は小さな身体を震わせながら、あっけなく達しました。
余韻を味わうように、私はしばらく憂のお股をさすりながら、空いた手で憂を抱きしめます。
憂は両手で私にしがみつきながら…いつものように、私の胸に顔を擦り付け、余韻に浸るように甘えて…
そして、ふい、と、顔を上げました。
真っ赤な顔に、潤んだ瞳。行為を終えた直後の、火照った表情は、堪らなく艶っぽくて、私は思わずドキッとしました。
そして、その潤んだ瞳が徐々に閉じられ…顎を、ちょっとだけ上げて…
憂は、私の唇を、求めてきました。
私は求められるままに、憂にキスをしました。
はじめての、唇と唇のキス。
…はじめは、憂の発作を鎮めるためだけの行為でした。
いつしかそれは、変質し…愛しい憂の身体を、ただ求める行為になっていました。
憂とキスをかわして、私はようやく、その事に気づいたのです。
性別の枠を超え、家族、姉妹という枠を超えて。
私は憂を、愛してしまっていたのです。
それは、こうして、身体を重ねるようになってからでしょうか?それとも、もっと昔から?
きっと、後者。それも、物心がつくかつかないか、それくらい、もう覚えていないくらいずっと昔から。
今この瞬間、ようやく、私はその事に気づいたのです。
憂はきっと、ずっと前からこの気持ちに気づいていたのです。
そうでなければ、本当なら憂の方から先に、提案があったはずなのです。
誰か他の人に打ち明け、何かあったら対処してもらう?
そんなの…そんなの、駄目です。私以外、憂に触れちゃ駄目なんです。
憂はもう、私のものなんです。
私たちは、そのまま授業が終わるまで、個室で抱き合って過ごしました。
昼休みが始まり、私たちはそこで一旦分かれ、教室に戻りました。
律「おー、唯!お前大丈夫か?」
唯「でへへ…ごめんねーりっちゃん。もう大丈夫だよー」
教室に戻ると、りっちゃんがめざとく見つけて声をかけてくれました。
律「じゃー飯食おうぜー!」
特に、追求する事も無く、ムギちゃんの机を囲んで昼食をとるように促してくれました。
ムギちゃんも、特に追求する事無く、普通に受け入れてくれました。
唯「あのね、りっちゃん、ムギちゃん」
紬「なあに、唯ちゃん?」
唯「…えへへ、ごめん。やっぱり何でも無い」
つい、打ち明けてしまいそうになりました。でもやっぱり、私の独断で勝手に打ち明ける事はできません。
多分私は、不安だったのです。
今までは、夜間しか発作は起きませんでした。だから、多少手間ではあっても、実生活には殆ど影響がありませんでした。
ですが、今日の件は違います。
日中に、何の前触れも無く発作が起きた。
そして、授業があるにも関わらず、教室を抜け出し、憂と合流して、発作を鎮めた。
今日のケースはまだマシなケースだったのだと思います。
例えばこれが、授業中だったら?
そうでなくても、例えば休み時間の最中なら、人目に触れず個室で合流する事も難しかったかもしれませんし、もし誰かに見られたり聞かれたりしていたらと思うと…
私は不安でした。そしてきっと、それ以上に憂も…
憂「お姉ちゃん…一緒に寝ても良い?」
その夜、憂は私の部屋に来ました。
発作ではありません。純粋に、私と夜を過ごす為に来たのです。
私はそれを受け入れ、いつものように布団を半分あけると、いつものように布団に招き入れ…そして、いつものように抱き合いました。
…どちらからともなく、求め合うように唇を重ねていました。
二人の心臓の音が重なり合い、どくどくと、お互いの鼓動を感じながら、そうしていつまでも抱き合いながら、唇を重ねていました。
唯「…ねえ、憂」
憂「うん」
唯「明日、あずにゃんに相談するね」
憂「…うん」
どこから話したものか。
どう話しても、上手く伝わる気がしなかったし、内容が内容だけに、一度説明がこじれると収集が付かなくなりそうな予感があり、話を切り出すのに相当苦労しました。
その日、私はあずにゃんを家に誘い、憂の病気について説明しました。
非常に、デリケートな内容です。
普段の私たちは、この手の内容の話は全くしません。下ねた、猥談の類は、ある意味タブーのような存在でした。
梓「…ええと、話はだいたい分かりました…」
ひょっとしたら、あずにゃんがこの手の知識が皆無だったら…そんな懸念もありましたが、杞憂でした。
あずにゃんも、人並みに知識があり、そして健康な身体を持つ女性でした。
梓「…ええと、つまり、憂が発作を起こしたら、その、…」
あずにゃんはしきりに恥ずかしがって、視線をきょろきょろとさせながら、手をもじもじとさせていました。
唯「あずにゃんに押し付けるつもりはないんだよ。ただ、憂が発作を起こしたときにフォローしてくれたり、私に教えてくれるだけでもいい。それで、どうしても私が対処できないときは、憂の力になって欲しいの」
梓「…」
あずにゃんは、目を逸らして俯きました。
無理もありません。今まで全く性を臭わせなかった関係だったのに、今日という日、いきなり生々しく友人の性について打ち明けられたのです。
話の流れで、あずにゃんの性についても言及したし、私の性についても言及しました。
そして、私と憂の恋愛感情についても。
梓「あの…質問いいですか」
唯「もちろん。なんでも聞いて」
あずにゃんは複雑な表情を浮かべながらも、いろいろと訪ねてきました。
どのくらいの頻度で起きるのか?
だいたい、月に2、3回。
周期性、規則性はあるのか?
今のところ、無い。無い様に見える。ただ、私たちがその周期性、規則性に気づいてないだけかもしれない。
日中に起きる頻度は?
今の所、一回のみ。昨日初めて起きた。
話の流れで説明した内容や、重複する内容もありましたが、あずにゃんは非常に頭の良い子でした。大事な事を、ポイントを押さえて聞いてきます。
具体的な行為の内容についても、質問され、説明しました。あずにゃんはもじもじしながらしきりに照れていました。
そして、私にとって、いえ、私たちにとって、最も重要な点についても。
梓「…やむを得ずとはいえ、その…私が憂と、その、そう言う事をしてもいいんでしょうか?」
唯「…正直なところ、よくわかんない」
感情のみをぶちまけるなら、やっぱり、嫌です。憂の身体を、私以外の人間が弄ぶなんて…
でも…それでも、あずにゃんなら。
唯「それでも、あずにゃんなら、私も憂も構わない」
多分これは、私も憂も同じだと思います。まだ、一年にも満たない付き合いではありますが、あずにゃんの人間性は憂も私も等しく信頼しています。
それに、多分、私も憂も、変な話ですが、女の子としてあずにゃんの事が好きなのです。
社会通念的に、恋人とかそういう人は一人であるべきという観念を、仮に無視して考えると、私と憂の感情的には、あまり問題無いように思えました。
唯「もちろん、それは、あずにゃんがもし協力してくれるなら、の話なんだけど」
梓「…はい」
唯「もちろん、断ってもらっても構わない。あずにゃんの意思が一番大事なの。女の子同士でそんなことするの、やっぱり気持ち悪いと思うし」
梓「そんな、気持ち悪いなんて!」
唯「…」
梓「気持ち悪いなんて…そんな事、思う訳ないじゃないですか。憂が、困っているんですよね?苦しんでいるんですよね?だったら私、なんだってしますよ。憂が気持ち悪いなんて、そんなの、あり得ないです」
じわり、と、涙ぐみながら、あずにゃんがそう言ってくれました。
やっぱり、人選は間違っていませんでした。
そのあと、私は席を外し、憂と入れ替わりました。
話が終わった頃、様子を伺ってみると、二人は泣きながら抱き合っていました。私もつられて少し泣いてしまいました。
その夜、あずにゃんはうちに泊まってくれました。
私の部屋に布団を敷いて、三人で川の字になって、一緒に寝ました。
いろんな話をしました。
学校の事。将来の夢。そして、私たちの今後の事。
悲観的な気持ちは薄れて、大事な秘密を共有出来た私たちは、今まで以上に親しく、心を開いた関係になれたような気がしました。
梓「ねえ。憂もけいおん部に入らない?その方がいいと思うんだ」
唯「うん、私もそう思う。その方が一緒に居られる時間長くなるし、それに、楽しいし」
憂「…うん。私も、そうしたい。あずさちゃんやお姉ちゃんと一緒に、音楽やりたい」
きゃっきゃと、三人で抱き合って喜び合いました。
楽器何にする?やっぱりギターかな?ボーカルもやって欲しいな。
結局、憂がけいおん部に入る事はありませんでしたが、久しく忘れていた、わくわくするような、楽しい時間でした。
その後、あずにゃんは頻繁に家に泊まりにくるようになりました。
ちょうど、親御さんがツアーで家をあけているタイミングだったため、殆ど毎日来てくれました。
なんだか、家族が増えたような。3人姉妹になったような、そんな感覚。
とても、楽しい時間。
…こうなった原因さえ、解決していれば。
そして、初めての夜。
憂「…はあ…はあ…」
いつものように、布団に潜り込んでおしゃべりしていると、憂の呼吸がだんだん乱れて来ました。
唯「うい…始まったの?」
憂「うん…始まっちゃったみたい…はあ、はあ…」
憂の肌が上気し、むわっと、熱っぽい空気が流れて来ます。
梓「憂、憂!大丈夫?」
初めて、発作を目の当たりにし、あずにゃんは少し取り乱しているようでした。
唯「あずにゃん、大丈夫だからね?ね、憂」
憂「うん…大丈夫だよ、梓ちゃん…はあ、はあ」
はあ、はあ、と、熱い呼吸をしながら、憂が気丈にあずにゃんを安心させようとします。
梓「ゆ、唯先輩!どうしたらいいですか?!」
唯「あずにゃん、大丈夫だから。落ち着いて」
そうこうしているうちに、憂の身体が疼き始め…身体をもじもじと捩らせながら、くうん、くうんと、切なそうな声を上げ始めます。
唯「じゃあ…あずにゃん、憂を抱きしめてあげて?」
梓「は、はい!」
憂を真ん中にして、あずにゃんと憂は向かい合って抱きしめ合いました。
そして、私は憂の背中から手を回し、三人で抱き合うような格好になります。
唯「あずにゃん、ふとももを憂のお股に入れてあげて」
梓「は、はい!憂、大丈夫?」
布団の中で、もぞもぞと二人の足が絡み合い、憂が切なそうに声を上げます。
唯「じゃあ、足を動かして、お股を擦ってあげて?」
梓「…憂、こう?これで大丈夫?」
憂「うん…梓ちゃん、ありがとう…はあ、はあ」
あずにゃんの行為は非常に拙く、憂が達するまで時間がかかりそうでした。
唯「あずにゃん、私も後ろからするね」
梓「は、はい」
私は、後ろから憂の股に手を入れ、あずにゃんの足の感触を感じながら、憂の感じる所を刺激しました。
憂「あっ…ん…ああ…」
すり、すり。
布が擦れる音。はあ、はあ、と、誰のともつかない吐息。そして、心臓の音。
淡々と、行為を続けるうちに、憂は少しずつ高まっていきます。
憂「あずさちゃん…あずさちゃん…」
すりすり、と、憂があずにゃんの胸に顔を埋めます。
唯「あずにゃん…頭、撫でてあげて?」
梓「は、はい…憂…よしよし…//」
憂「あずさちゃん…//」
あずにゃんは、足を擦りながら頭を撫でる事が出来ずに、足がほぼストップしていました。慣れないうちは、ちょっと難しいかもしれません。
補うように、私は指での刺激のスピードを速めました。
梓「憂…憂…//」
憂「あずさちゃん…//あずさちゃあん…//」
憂の身体が、ぷるぷると震え、きゅうっとかたくなって…短く、悲鳴を上げて、憂は達しました。
憂「はあ…はあ…」
梓「…//」
唯「…」
達した後も、行為をしばらく続けて、たっぷりと余韻に浸らせてあげます。
あずにゃんも、憂の頭をなでなでしてくれていて、憂はとても気持ち良さそうに、余韻を味わっていました。
梓「…唯先輩、すいません…私…//ちょっと、変なんです//」
唯「ん?…どうしたの、あずにゃん?」
あずにゃんは…もじもじと、足を擦り合わせながら…明らかに、欲情していました。
憂の行為に、あてられてしまったのでしょう。
無理も無いかもしれません。同級生の痴態を、こんな風に見せつけられて…
唯「じゃあ…次は、あずにゃん、してあげよっか」
梓「…//ゆ、唯先輩…//」
私が、あずにゃんの後ろに回って…今度は、あずにゃんが真ん中になります。
憂「あずさちゃん…//今度はあずさちゃんにしてあげるね」
梓「憂…//」
…今度は、憂があずにゃんのお股に太ももを入れて、すりすりと擦り始めました。
梓「ふあっ…あ、う、憂…」
憂は、頭を撫でながら、器用に足を擦り上げます。
あずにゃんは、それだけでも、すぐに達してしまいそうでした。
唯「あずにゃん…ありがとうね。憂に優しくしてくれて」
梓「唯先輩…ごめんなさい。私、違うのに。憂と違うのに。自分ですればいいのに、こんな…//」
後ろから、ぎゅうっと抱きしめながら…私は指で、あずにゃんのお股を擦ります。
梓「唯先輩、それだめです//だめです、だめになっちゃいます//」
唯「気持ちいい?あずにゃん…」
梓「気持ちいいです//唯先輩、憂、これ、すごく、気持ちいいです//」
憂「あずさちゃん、かわいい//…いいこ、いいこ…//」
しゅっ、しゅっと、二人掛かりで高めていきます。
あずにゃんは、身体をフルフルと震わせて、…あっけなく、達しました。
…憂と同じように、達した後も、ゆるゆると二人で行為を続けて…たっぷりと、余韻を味わわせてあげました。
梓「…くせに、なっちゃいそうです…//」
…
澪「なあ、唯。ちょっといいか?」
唯「え…なあに、澪ちゃん?」
ある日、私は、人気の無い校舎裏に、澪ちゃんに呼び出されました。
唯「えと…なあに?」
澪「あの…な。えと…梓の事」
なんとなく、察しがつきました。
ここ最近、私たちは急速に仲がよくなりました。
あれから何週間か経ちましたが、あずにゃんは殆ど毎日、家に来ていて、殆ど毎日一緒に登下校しています。
週末も、必ず泊まりに来てくれています。感覚的には、殆ど家族のようになっていました。
急激に、仲がよくなりすぎて、…多分、澪ちゃんは、不審に思ったのでしょう。
普通なら、特に過剰に反応する事もなかったのかもしれません。だけど澪ちゃんは、ちょっと事情が違います。
唯「あの、ね。ここだとなんだから、今日私の家に来て?…相談、したい事が、あるの」
澪「…」
明らかに、構えていました。
でも、最終的に、「わかった」と言って、承諾してくれました。
澪「…で、なんだ?相談したい事って」
リビングで向き合っていました。澪ちゃんは、私が出したお茶には手をつけようとせず、話を切り出しました。
唯「うん…憂、ね。病気なんだ」
澪ちゃんの表情が、さっと変わります。いぶかしげな表情から、一転して、驚いた様な、そんな表情に。
澪「…なんの病気?」
…以前、あずにゃんに説明したからでしょうか。今回は、だいぶんスムーズに説明する事が出来ました。
澪ちゃんは、この手の話題が本当に苦手らしく、しきりに恥ずかしがっていました。なんて言うか…澪ちゃんは、可愛くてずるい。
嗜虐心が刺激されて、つい、意地悪な話の振り方を一杯してしまいました。
澪「えっと//…その…ごめん!そんな事情とは知らなくて…私、すごい、勘違いしてた!ごめん!」
唯「ううん、いいの。こっちこそ、ごめんね?あずにゃんの事、心配だったんだよね」
澪「本当、ごめん。唯の事、ちょっと、疑ってた。梓に、その、変な遊び教えてるんじゃないかって、疑ってた。本当に、ごめん!」
これについては、一概にえん罪とは言えず、私は苦笑してごまかすしかありませんでした。
あれ以来、私たち三人は、お互いに身体を慰める関係になっていました。
憂の発作のとき以外でも、頻繁に三人でエッチしていました。
…ただ、この事は、この場では内緒です。多分、話がこじれるだけなので。
唯「でね。もしも、なんだけど。私とか、あずにゃんが、その、憂の世話が出来ない事があったら、力になって欲しいの。…お願い、こんなこと、他の人に頼めないから…」
澪「もちろん!憂ちゃんのためだったら、その、恥ずかしいけど、協力するよ!//」
…多分、澪ちゃんにその機会が訪れる事はないだろうと思いながら、協力を仰ぐ事で、「味方」になってくれるように仕向けました。
最近、なんとなく分かって来た事があります。
澪ちゃんは、いわゆるノンケです。あずにゃんは、多分、かなり純度の高い同性愛者です。
なんで分かるの?と言われても、「なんとなく」としか答えようがありません。とにかく最近、なんとなく、分かっちゃったのです。
ちなみに、私と憂も、結構、同性愛者の質が強いようです。(正確には、私たちはどちらでもいける質のようです。)
りっちゃんは、性が未成熟で、よく分かりませんが、多分澪ちゃん同様ノンケです。
ムギちゃんは、同性愛者の素振りがありますが、こちらはどうも、恋愛経験が少なすぎて、自分の性嗜好が分かっていない様な雰囲気です。(多分、ほぼノンケです。)
まあ、とにかく。皆優しいので、いよいよとなれば、協力してくれると思います。これは疑う余地が無いと思います。
ただし、私たち3人とは違い、精神的な無理を強いる事になります。
そんなわけで、私は、これ以上積極的に皆に相談する事はやめようと思っていました。
皆の事を信頼していないとか、そう言う事ではなく、無闇に心配させる必要は無いと思っていたからです。
…
澪ちゃんを送り出し、入れ替わりで憂とあずにゃんを迎え入れました。
唯「…憂、ごめん。澪ちゃんに話しちゃった」
憂「うん。しょうがないよね。気を遣わせちゃってごめんね?」
私たちは、いつものようにキスを交わし、軽く抱き合いました。
…最近、憂は、病気の事で悲観的になる事が殆どなくなっていました。発作の事もだいぶ分かって来て、なんとなく、前兆の様なものが分かって来たからです。
三人よれば文殊の知恵、というやつでしょうか。
唯「あずにゃん、澪ちゃんが心配してたから、フォローしておいてあげてね」
梓「はい、唯先輩。…この際、もう皆さんに言っちゃった方がいいんじゃないですか?」
あずにゃんとも、憂と同じように、ちゅうと包容を交わします。
殆ど毎日しているにも関わらず、あずにゃんは飽きる事無く、いつも幸せそうに、ふにゃっと破顔します。(あずにゃんはその後、はっと表情を戻し、顔を赤くします。このリアクション、大好きです。ツンデレ最高。)
唯「うーん…無闇に心配させる事もないかなーと思って。憂、どう思う?」
憂「…うーん。私としては、やっぱり、あんまり大勢に知られたくないかも」
憂は、やんわりと、断りました。
まあ、確かに、私とあずにゃんにとっては気の置けない「親友」ではありますが、憂とは過度の交流がある訳ではありません。
多少警戒するのは、これはどうしようも無い事でしょう。
梓「そっか。うーん、まあそうだよね。でも、先輩方なら信頼出来るし。いざという時の為に、やっぱり知っておいてもらっても良いと思うんだ。あと、真鍋先輩とか。純も大丈夫かな」
…あずにゃんは、多分、自分の性嗜好が普通の女の子と違う事に、まだ気がついていません。
なので、若干意識のずれがあるように思えました。
直接的に、話した事はありませんでしたが、多分憂も同じ感想のようでした。
まあ、こういう事は、徐々に理解して認識を深め、合わせて行けばいいのです。問題はありません。
梓「それに、皆で知っていれば、皆で一緒にいられるじゃない?皆でお泊まりしたりできるし。えへへ。良いと思わない?」
…全く、問題ありません。
その日は、あずにゃんは家に帰りました。
私と、憂と、順番にちゅうを交わして、幸せそうな表情を残して家を後にしました。
憂「…ごはん、何にしよっか。今日は一緒に作る?」
唯「うん。今日はカレーにしよう!」
三人で共同生活をするうちに、自然と家事などの分担が正常化されつつありました。
共同生活を安定させる為には、どこかに負担が偏ったり、どこかに不満が蓄積されたり、どこかに後ろめたさが蓄積されたり、そういった事を極力排除しなければいけません。
私たちは、私たちの生活がより良くなるよう、より安定するよう、少しずつ、色々と工夫したり、改善したりしていました。
例えば、家事。
憂は今まで、家事の殆どを一人でこなしていました。
憂は、それを全く苦にしていませんでした。むしろ、家事をする事に幸せを感じていたくらいです。
ですが、私の中では、心の奥底で、家事を全て押し付けている現状に後ろめたさや申し訳なさを感じていました。なので、憂の幸せを奪わない程度に、私の後ろめたさがなくなる程度に、家事を一部「譲って」もらったりしました。
あずにゃんも、生活の中に入っています。私たちは、私たち三人で、この先リアルに暮らして行く為の準備を、少しずつ始めていたのです。
唯憂「ごちそうさまでした!」
お皿を水桶に浸し、二人そろってうーん、と伸びをします。
唯「お風呂、湧かしてくるねー」
憂「うん。ありがとうお姉ちゃん」
お風呂から上がり、明日の準備を整え、二人で部屋に向かいます。
唯「今日は、一緒に寝よっか」
憂「うん」
明かりを消して布団に潜り込み、私たちはいつものように、抱き合いました。
唯「将来の話をしようか」
憂「うん。今日は、どのくらい先の話?」
唯「そうだね…今日は、就職して5年後くらいとか、どうでしょう」
私たちは、三人で、生活を営み続けます。
今はあずにゃんと家が別々ですが、高校を卒業したら、三人で一緒の部屋を借りて、一緒に住みます。
これはもう、三人の共通目標です。一緒の大学に行く為に、皆で勉強も始めました。
女ばかりとは言え、三人全員働けば、それなりの収入になるでしょう。
体調を崩したり、病気したときも、三人いれば安心です。
だからきっと、三人の生活は、きっと良い物にできるはずです。
就職して、5年。20台も終盤に差し掛かり、程度の差こそあれ、仕事もそろそろ独り立ちに近づき、中堅にさしかかる頃でしょうか?
年齢とともに、経験とともに、市場価値が上がる仕事がいいです。そうでさえあれば、もっと歳を取ったときも安心ですから。
具体的な業種や職種、キャリアパスも、早めに考えておいた方がいいかもしれません。
憂「…ねえ、お姉ちゃん。子供、欲しい?」
唯「…わかんない。今はいらない。想像つかない」
憂「…ねえ、お姉ちゃん。女の子同士で結婚、できるようになるかな?三人で結婚は流石に無理かな?」
唯「どうだろうね。別に、結婚しなくてもいいと思うし。もしできるようになったら、三人で結婚しよ?」
憂「…ねえ、お姉ちゃん。私たち、ずっと三人で暮らしていけるよね?暮らしていいんだよね?」
唯「もちろん」
憂の不安は、自分の病気の事から、徐々に三人の今後の人生にシフトしていました。
憂の不安は、ごく真っ当なものです。
あずにゃんは、殆ど盲目的に、今の幸せに酔っているところがありました。
あずにゃんは、根が真面目で、頭のいい子ですが、憂はそれ以上に、常識的で、いろんな事に気が回ります。
なので、いろんな事が気になって、不安で、しょうがないのでしょう。
シンプルに、ただひたすらに、今の幸せを享受するあずにゃんと、その幸せの終わりに怯えて、日々不安を募らせる憂。
憂は、三人でいる間は、その不安を忘れて一緒に幸せをかみしめているようでした。
ですが、あずにゃんが帰って、二人になると、途端に不安になってしまうようでした。
憂「梓ちゃん、今日は泊まっていかないの?」
梓「うん、ごめんね。今日はお母さんいるから…」
あずにゃんのご両親がいる日は、必ず家に帰る事に決めていました。
毎日遊び歩いている…そんな風に親御さんに不安を抱かせたくなかったからです。
憂は、名残惜しそうにあずにゃんを見送っていました。
あずにゃんは、バイバイ、と、手を振って、帰ろうとしました。
憂がその手を取って、引き止めます。
梓「…?憂、どうしたの?」
憂「…ごめんね。なんでもない。もう一回、キスしてもいい?」
あずにゃんが嬉しそうにそれに応じて、今度こそ本当に帰りました。
憂は、複雑な表情でそれを見送りました。
…憂の不安は、日増しに膨らんでいるようでした。
そして、その不安を打ち消すように、あずにゃんが泊まる日は、一緒になってただひたすらに、今の幸せを享受するのです。
夜の生活は、とても上手くいっていました。
基本的に、二人とも、夜は私のいいなりでした。
二人とも、私にベタベタに甘えてきます。
私が一番年上でしたし、こうして甘えられるのもとても心地よかったので、私たちの相性は本当に良かったんだと思います。
私の言いつけ通りに、恥ずかしい姿を晒す二人が、本当に愛おしくて、しょうがありませんでした。
あずにゃんは、少しずつ、自分の性嗜好を理解し始め、戸惑いながらも徐々にそれを受け入れつつありました。
自分が、いわゆる同性愛者である事に、少なからずショックを受けたようでしたが、それもすぐに、私たちとの情事で上塗りされ、気を病んだり卑屈になったりする事はありませんでした。
あずにゃんは、夜の生活をより充実させる為に、私に積極的に色々な「おねだり」をしてきました。
そしてそれを、憂と一緒に分かち合って、二人で一緒に気持ちよくなる事に、幸せを見いだしているようでした。
…
梓「あの…唯先輩。これ、私たちに付けてくれませんか?」
ある日、あずにゃんはそう言って、犬に付ける様な首輪を二つ、差し出してきました。
憂も、その後ろで恥ずかしそうにもじもじとしています。憂は、首輪につけるためのリードを二本、持っていました。
憂「あのね…私たち、おねえちゃんの、ペットにして欲しいの//」
唯「…ペット?」
梓「はい。唯先輩、私たちを、唯先輩のペットにしてください//」
あずにゃんは、恥ずかしそうに身体をもじもじとしながら、私に訴えかけます。
梓「一生、いい子にして、唯先輩の言いつけは何でも守ります。私たちを躾けて、唯先輩のペットにしてください//」
その頃には、最早、私たちはお互いの性癖をほぼ理解していました。
身体の事もそうですが、性格というか、性質的な物も、お互いに完全に理解していました。
そして、二人で考えて、出した結論が、これだったのでしょう。
私は…首輪を受け取り、順番に、二人に首輪を付けてあげました。
かなり、上等なものなのでしょう。シンプルですが、趣味のよいデザインで、しっかりとした作りの首輪でした。
顎に手を添え、くいっ、と、上を向かせて、首輪を巻き付け…
金属製の錠に通し、ちょうど良さそうな穴に錠を固定して、革製の輪っかに通して…
首輪を付け終えた後、おでこにキスして、頭を軽くなでてあげました。
二人は満足そうに、首輪に手を添えて、幸せそうな笑みを浮かべました。
続いて、憂からリードを受け取り、金属製の金具で、首輪にとりつけました。
リードを付ける瞬間…二人は、はあっ、と、熱っぽい吐息を漏らし、性的な興奮を隠そうとしませんでした。
多分私も、二人と同じ様な表情をしていた事でしょう。
私は辛抱たまらず、順番に、リードを引っ張って強引に顔を引き寄せ、キスをしました。
リードを引くという行為が、エロすぎました。
リードを引いた瞬間、うっ、と一瞬、苦しそうに呻きますが、でもすぐに、はあっと熱い吐息を漏らして…
切なそうな表情が、私の思うままに引き寄せられて…そして、キス。
精神的にも肉体的にも、完全に征服したかの様な充足感。二人の、身体も、人格さえも、全て私の物になったかの様な満足感。
私たちは何度も、その行為を繰り返しました。本当に、飽きる事無く、何度も何度も繰り返しました。
その日のエッチが、今までよりもずっと盛り上がった事は言うまでもありません。
…こうして、二人は、私の夜のペットになりました。
…
梓「憂…憂…好き。愛してる//」
憂とあずにゃんは、お布団の上に、二人仲良く並んで四つん這いになって、舌を絡め合っていました。
憂「梓ちゃん…嬉しい。もっと、言って。私も、好き。愛してる//」
私はその後ろから、二人を指で犯していました。
ちゅっ、ちゅっ、と、キスの音と、私が秘部を弄ぶ音が混ざり合う中、犬のように四つん這いで舌を絡め合う二人。
四つん這いな上、二人は首輪とリードまでつけていて、まるで本当に犬や猫のようでした。
唯「ふふ。憂、そうしてるとホントにわんちゃんみたい。ほら、憂、わんわんって鳴いてごらん?」
憂「わ…わん、わんっ//」
二人は、約束通り、私の言いつけは何でも守りました。
唯「あずにゃん、猫ちゃんはなんて鳴くのかな?ほら、鳴いてごらん?」
梓「にゃ、にゃん//にゃあー//」
私が犯した秘部からは、とろとろと精液がこぼれ落ち、シーツにじっとりとシミを作っていました。
その光景は、とんでもなく卑猥なものでした。
唯「あずにゃん、もう、いっちゃいそう?」
あずにゃんは、憂より一足先に、フルフルと身体を震わせて、達しそうになっていました。
梓「はい、ごめんなさい。もう、いっちゃいそうです//」
唯「じゃあ、ちょっと、おあずけしよっか。憂と一緒にいかせてあげるね」
そう言って、私は、中に入れていた指を抜いて、あずにゃんの愛撫を中断しました。
梓「ああっ…唯先輩、やめないで。くぅん…唯先輩、切ないです。唯先輩」
あずにゃんが、たまらず、自らの秘部に手を添えようとしたので、私はそれをやんわりと制しました。
唯「くすくす。だぁめ。ちゃんといいつけ、守らないと、もうしてあげないよ?」
梓「くぅん…ゆいせんぱあい…//」
唯「ほら。おあずけ」
梓「唯先輩…//ごめんなさい、言いつけ、ちゃんと守ります//だから、もっと、私の事、いじめて下さい//」
あずにゃんは、悩ましそうに、お尻をフルフルと震わせながら、足をもじもじと摺り合わせながら、それでも健気に私の言いつけを守りました。
唯「くすくす。あずにゃんは本当にエッチだね。憂、どう思う?」
私は、あずにゃんの高まりが引かない程度に、指先でなぞりながら、憂に問いかけました。
憂「おねえちゃん…//私も、梓ちゃんと一緒です//梓ちゃんと一緒に、もっといじめて下さい//」
憂は、隣のあずにゃんの唇を求め、あずにゃんはそれに応じて、飽きる事無く、お互いに唇をついばみました。
唯「くすくす…ふたりとも、本当にエッチだね。二人とも良い子だから、もっと一杯いじめてあげるからね」
憂「ああっ…//」
あずにゃんにキスで攻められ、後ろから私に指で攻められ…憂もどんどん高まってきます。
憂は、じっくりと、ねちねちと、じわじわと、性感を高めてあげる方が、好きなタイプでした。
あずにゃんは、どちらかと言えばその逆で、短時間で快楽を得ようとする癖がありました。
私は、憂が求めるように、ねちっこく攻める方が好きだったので、あずにゃんもそういう性感になるよう、躾けていました。
あずにゃんを躾けるのは、この上なく甘美な行為でした。
好きな女の子の性癖を、自分の好みに調教して行くという行為に、私は夢中になっていました。
そして、日を重ねるごとにエッチになって行く憂の身体に、私は夢中になっていました。
憂「おねえちゃん…あずさちゃん//私も、もう、いっちゃう//」
憂の膣が、指をきゅうっ、きゅうっ、とし始めて、憂の言うように、絶頂が近いようでした。
唯「じゃあ…あずにゃん、よく我慢出来たね?いいこだね。憂と一緒にいかせてあげるからね」
梓「ゆいせんぱあい…//…ああっ!//」
なぞっていた指を、憂と同じように挿入し、二人が一番気持ちいい所を刺激します。
中指と親指を使って、女の子の気持ちいい所を中と外から挟むように刺激して、ラストスパートをかけてあげます。
梓「あっ、あっ、ああ~!唯先輩!唯先輩//」
憂「おねえちゃん//おねえちゃん//ああ~//」
二人一緒に、首輪を付けて横に並べられて、四つん這いで頭を垂れて…後ろから秘部を弄ばれる様は、まさに「犯されている」という表現がぴったりでした。
そして、その二人を犯している私の興奮も、嫌が応にも高められ、その光景を眺めているだけでもイってしまいそうでした。
唯「ほら、二人とも、鳴いてごらん?」
憂「わ…わん//わん//」
梓「にゃん//にゃん//」
唯「…」ゾクゾクッ
わんわん、にゃんにゃん、と、かわいらしい鳴き声を上げながら、二人は絶頂に近づいて行きます。
その姿が、エロすぎて、エロすぎて。もう本当に、たまりませんでした。
そして…二人は、悲鳴の様な嬌声を上げて、二人同時に達しました。
ぴゅっ、ぴゅっと、精液を溢れ出させながら、腕で体重を支えきれず、二人ともぐったりと、崩れるように布団に倒れ込みます。
そして、二人で顔を向け合って、ぺろぺろと、お互いの口内を求め合うのでした。
そんな二人を、私は次の行為に促すため、ピン、ピン、と、リードを引っ張って、半ば無理矢理に起こしました。
唯「ふふ…じゃあ、そろそろ、お散歩、行こっか」
梓「ゆ…ゆいせんぱあい…//」
私は、二人を床に四つん這いにさせ、サイドボードから取り出したローターを
<中略>
…二人の首輪外してベッドに上げて、三人で抱き合いました。
エッチもいいのですが、終わった後の心地よい疲労感の中で抱き合っているのが、実は一番気持ちよかったりします。
私を真ん中にして、二人を両手で抱きしめて…二人は、私の胸に甘えるように顔を擦り付けてきます。
梓「憂…ゆいせんぱい…大好きです。愛してます//」
憂「私も、梓ちゃん、大好き。愛してる。お姉ちゃん、大好き。愛してる」
もちろん、私も、二人とも大好き。心の底から、愛しています。
…
あずにゃんは…もしかしたら、この先、ずっと一緒にいられる訳ではないかもしれない。
憂の不安の正体は、そんな漠然とした予感でした。
私と憂は、生まれてからずっと一緒でした。
本当に、一心同体といっても、過言ではないくらい、深い深い絆で結ばれています。
この先、何があっても、一生涯一緒だと、確信を持って言えます。それくらい、深い情愛と絆で結ばれていたのです。
ですが、あずにゃんは、…もしかしたら、違うのかもしれません。
最早、愛し合っていると言って良い関係でしたが、まだ出会ってそれこそ一年弱の、長くない付き合いである事は否めませんでした。
だから、ふとした瞬間に、その絆がなくなって、ふいっと、私たちのところからいなくなってしまうんじゃないか…
そんな不安が、憂には常につきまとっていたのです。
でもそれは、徐々に解きほぐされ、解消されつつありました。
あずにゃん自身、憂の不安をなんとなく感じ取っていたようで、ことあるごとに、「私たちはずっと一緒だよ」と、憂を安心させるような発言を積極的にするようになっていました。
それに、何度も肌を重ね、唇を重ね、憂自身、最早実感として、この先ずっと一緒にいられると、感覚的に理解していたのでしょう。
そして一生、私の言いつけを守るという「約束」もありました。
だから、私たちが三人でいる限り、一生、私たちはずっと一緒なのです。
憂の、不安を口にする回数は、徐々に減って行きました。きっと、遠からず、憂はこの不安を完全に捨て去る事が出来るでしょう。
憂の発作は、残念ながらまだ続いていました。
ただ、最近は頻度が減り、だいたい月一回周期で夜に起こすようになっていました。
回数自体もそうですが、発作の周期に規則性ができ、本当に対処が楽になりました。
普段は、私が二人を気持ちよくするというスタイルでしたが、発作の日は、私とあずにゃんで、憂を気持ちよくしてあげます。
そして、それが終わったら、次はあずにゃんを、私と憂が二人掛かりで気持ちよくしてあげます。
憂の病気の発作は、私たちの性生活のサイクルに、上手く組み込まれ、溶け込みつつありました。
これではまるで、三人でエッチばかりしているように聞こえるかもしれませんが…まあ、遠からずという所なので、反論はなしにしておきます。まあ、三人とも若いですから。
それはさておき、三人の生活は、この上なく順調に営まれていました。
お互い、両親が不在がちだったので、かえって都合が良かったんだと思います。
一緒に暮らしていても、私たちの関係は悪くなる事は無く、むしろ日に日に親密さを増し、日に日にお互いを好きになって行く様な、とても理想的な関係でした。
私たち三人は、肉体的にも精神的にも、この上なく相性がよかったんだと思います。
確かに、これは歪んだ関係かもしれません。
女の子同士で、三人での肉体関係。その上、実の姉妹も含む。社会通念上、大抵の人にとっては、到底受け入れられない事でしょう。
ですが、私は確信していました。この三人で人生を紡ぎ続ける事が、私たちにとって、一番幸せな事である、と。
なので、私は、この生活を守るためなら、なんでもする覚悟です。
この生活が、私たちの人生にとって、最も幸せになるように、私はどんな努力も惜しまないつもりです。
そして、これは、私たち三人の、共通の覚悟なのです。
…
唯「将来の話をしようか」
三人でベッドに入り、私を真ん中にして、三人で抱き合いながら、私は切り出しました。
梓「はい、唯先輩。…今日は、どのくらい先の話にしましょうか?」
唯「そうだね…今日は、うんと先の未来。私たちが、おばあちゃんになった頃のお話」
私たちは、三人で、生活を営み続けます。
高校を卒業して、三人で同じ大学に入って、三人で生活を始めて…
大学では、一生懸命勉強して、精一杯遊んで。
卒業したら、就職して、三人であくせく働いて。
下積み期間は黙々と、清貧に、真面目に誠実に。
実力がつけば、条件のよいところに転職したり、独立したりするのもいいかもしれません。まあ、そこはそんなに上手く行かないと思いますので、贅沢を言うつもりは全くありません。
真面目に、ひたむきに、私たちは努力し続けるでしょう。
就職しても、バンドは続けたい、というのが、私とあずにゃんの希望でした。憂も賛成してくれました。
放課後ティータイムは、この先どうなるかは分かりません。
ただ、もし許されるなら…私は今のメンバーで、この先もずっと、音楽を続けたいと、本気でそう思っていました。
三人で働いて、お金を稼いで、日々の生活を営んで。
憂の病気は、まだ続いているかもしれません。でも、三人一緒なら、きっと、心配無用。
時には、バンドを通して、皆との友情を深め合って。
時には、けんかをしたり、口論になったり、短気を起こす事もあるかもしれません。
それは、私たち三人も例外ではありません。
社会情勢も不安定で、決して、私たちの将来は、平坦なものではないでしょう。
でも、それも、全て三人で乗り越えて…
三人も、やがては歳を取り、衰え、次第に死に近づいて行くでしょう。
その折、ふと…結婚していなかったり、子供がいなかったり、普通の人と違う人生を歩んできた事に、不安を覚えたりする事もあるかもしれません。
それでも…それまでの幸せをかみしめ。そして、その時を三人で迎えられた事の幸せをかみしめ。
きっと、私たちは幸せに過ごしていくでしょう。
そうして、更に歳を取り、身体の自由も利かなくなっていって…。身も心も、立派なおばあちゃん。
そのときでも、三人はずっと、一緒。一生、死ぬまで。
唯「ねえ…私が死んだら、二人はどうする?」
憂「…それは、おばあちゃんになった時の話?それとも、今?」
唯「んー…じゃあ、今は、おばあちゃんになった時の話」
憂とあずにゃんは、しばらく考えこんでいましたが…二人とも、結論は同じでした。
憂「お姉ちゃんが死んだら、きっと、私も寂しくて死んじゃうよ」
梓「うん。私も、寂しくて死んじゃいます。憂が死んでも、やっぱり寂しくて死んじゃいます」
唯「そっかー」
…二人を抱きしめる腕に、ぎゅうっと、力を込めます。二人も、私を抱きしめる腕に、ぎゅうっと力を込めます。
もっと、強く、抱きしめて、抱きしめ合って…三人が、くっついて、一つになって離れなくなるくらいに、もっと強く抱きしめ合いたいのに。
私たちは非力で、それは叶わなくて。
でも、こうして抱き合っている瞬間だけは…三人は、一つになっていて。
唯「じゃあ、死ぬときも、三人で一緒に死のうか」
これが多分…私の、最初で最後の告白。
…思えば。
私はずっと、不安でした。
この幸せが。この歪んだ、それでも幸せな関係が、いつか、あっさりと終わってしまうんじゃないかと。
憂の不安を諌める傍ら、その実、私自身がずっと、ずっと、不安に思ってきました。
梓「そうですね。死ぬときも、一緒。天国でも一緒ですね。素敵です」
あずにゃんが、そういって、顔をすりすりと胸元に押し付けて来ます。
憂「お姉ちゃん、私も、そうしたい。ずっと、死ぬまで。死ぬときも、死んでからも、ずっと一緒にいたい」
憂もそういって、私にすりすりと顔を押し付けてきました。
そして、私の不安は、その瞬間、奇麗さっぱり消滅していました。
私は、順番に額にキスしました。二人は嬉しそうに、身体をもじもじとさせます。
唯「憂。あずにゃん。大好き。愛してる」
憂「うん。私も。お姉ちゃん、梓ちゃん、大好き。愛してる」
梓「私もです。唯先輩、愛してます。憂。大好き。愛してる」
私は多分、そのとき、泣いていたんだと思います。
涙はでなかったし、嗚咽ももれなかったけれど、…嬉しさと、切なさで、心が一杯で。
私は、その瞬間が終わってしまうのが惜しくて、寝付けなくて…二人が寝静まった後も、その身体をずっと、抱きしめ続けていました。
空が白んできて、だんだん意識が薄れてきて…幸せな夢と現実が混ざり合ったような、ふわふわした幸せなまどろみの中で、私は、二人をずっと、抱きしめていました。
…憂。あずにゃん。大好き。
私たちは、永遠に一緒だよ。
…
幸せな夢の、終わり。
それはきっと、桜の舞い散る、ある春の日の、うららかな昼下がり。
三人は、桜の木の下で、その身体を寄せ合って、思い出を振り返りながら…
徐々に、意識が薄れて行って。
三人で握り合った手のひらに力を込めると、お互いにぎゅうっと握り返して、その存在を確かめ合いながら…
見上げると、満開の桜。
太陽が、まぶしい。遮るように目を細めながら、その光をしっかりと目に焼き付けて…
青空。風の音。空気の匂い。小鳥のさえずり。
春風が木々をなでる、梢の柔らかい音につつまれながら、私たちは…
徐々に、まぶたが落ちて行って。
徐々に、意識が薄れて行って…
…そして、フェードアウト。
終わり
179 : 以下、名... - 2011/04/24(日) 22:11:56.85 7TweBjqk0 112/113
乙
途中精液が出てきたの気になったけど
ていうか最後普通に眠っただけだよな?
182 : 以下、名... - 2011/04/24(日) 22:14:51.79 wqoKy+P40 113/113
なんかすいません。精液ですいません。
>> 179
そうです、寝ただけです。
唯の夢というか、将来の暗示的な何かです。