ガヴリール「何言ってんだお前」
ラフィエル「ん~~///」ギュ-
ガヴリール「ちょっ、抱きつくな!!」
ラフィエル「ガヴちゃんあったかくてやわらかいです~///」ギュ-
ガヴリール「...」
元スレ
ラフィエル「ガヴちゃんっておいしそうですよね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517371597/
ラフィエル「いにしえの書にはこうあります」
ガヴリール「いきなりどうした」
ラフィエル「『悪魔が人間を食べるのは、強大な力を手に入れるため。神の創造物である人間を食べるという背徳的な行為が、強大な魔力を生む。』と」
ガヴリール「...ヴィーネも人間食べるのかな」
ラフィエル「つまり!神に仕える身であるガヴちゃんを食べれば、とんでもない力が手に入るんです!強くなれるんです!」
ガヴリール「えぇ...」
ラフィエル「食べてもいいですかガヴちゃん!」
ガヴリール「マジで何言ってんだよ...」
ガヴリール「サターニャと何かあって気でも狂ったか...?」
ラフィエル「ん~///ガヴちゃん///」ギュ-
ガヴリール「聞けよ」
ラフィエル「良薬口に苦しと言いますが」
ラフィエル「ガヴちゃんはおいしそうですし、効果も抜群!」
ラフィエル「『良ガヴ口にも良し』ですね!」
ガヴリール「...」
ラフィエル「あっそうだ!」
ラフィエル「今度みなさんで、私のお家にお泊りしませんか?」
ガヴリール「また唐突だな」
ラフィエル「ほら、何か集まりがあるときって、ガヴちゃんのお家が多かったじゃないですか!」
ラフィエル「そのお返しに、と思いまして、私の天界の実家に!」
ガヴリール「え、それはなんか悪くないか?」
ラフィエル「大丈夫です!」
ガヴリール「それに、悪魔二人は行けなくないか?」
ラフィエル「どうにでもなります!お金の力で!」
ガヴリール「...」
ガヴリール「という訳で」
ガヴリール「ラフィ宅に着いたんだが...」
ヴィーネ「す、すごい...」
サターニャ「門も扉も無駄にデカいわねあんたんとこ」
ラフィエル「うふふ」
ラフィエル「さあ、こっちです」
ヴィーネ「装飾品も見事ね~...」
ガヴリール(まぁ、見事なんだが)
磔にされた天使の彫刻
片翼の天使の絵
ガヴリール(ちょっと趣味悪くないか...?)
ガヴリール「ふー食った食った。ご馳走さま」
サターニャ「なかなかおいしかったわ!毎日来てやってもいいわよ」
ヴィーネ「なんだか悪いわね...お昼までご馳走になっちゃって」
ラフィエル「いえいえ。お粗末様でした!」
ラフィエル「では、そろそろデザートにしますか」
マルティエル「かしこまりました、お嬢様」
ガチャン! ガチャン! ガチャン!
3人「!!??!?!」
ヴィーネ「え...?」
サターニャ「何これ...」
ガヴリール「...!?」
サターニャ「ちょっ!何よこれ!」グイグイ
ヴィーネ「椅子から...!」
ガヴリール「拘束具...みたいな...」グググ
サターニャ「ちょっと!ラフィエル!」グイッ
ヴィーネ「ん!ん!」グッグッ
ガヴリール「」
ラフィエル「うふふ」
ラフィエル「あなたたちが、」
ラフィエル「デザートです」
3人「」
ヴィーネ「あははは、ラフィ?冗談ならサターニャ一人に...」
サターニャ「ヴィーネ!?ちょっとラフィエル!これ早く取りなさいよ!」グッグッ
ガヴリール「」
ラフィエル「ん~どれもおいしそうですけど」
ラフィエル「まず初めに、ヴィーネさんから!」包丁シャキン
3人「!!??!?!」
ヴィーネ「ちょっちょちょちょっとラフィ!?!?危ないから!そんなもの置いて、今すぐこれを...」
ラフィエル「...」スッ
ヴィーネ「ああああのラフィ?!?!冗談にしては質が悪いわよ!?もう充分怖がってるのは見れたでしょ!?はいドッキリ大成功!!終わり!!」
ラフィエル「殺すつもりはないんです」
ヴィーネ「...ぇ」
ラフィエル「でも、あんまり暴れると、ざっくりいっちゃうかもしれないので」
ヴィーネ「...」
ラフィエル「じっとしててくださいね?」ニッコリ
ヴィーネ「」
ラフィエル「行きますよ」ス-
ヴィーネ「!?!ぃたっ!?」ビクッ
サターニャ「ちょっ!!」
ガヴリール(ほんとにやりやがった...!)
ラフィエル「ヴィーネさん、すぐびくっとしちゃいますね。痛いの苦手なんでしょうか」ス-
ヴィーネ「」プルプル
ラフィエル「では、いただきます♪」
ラフィエル「ん...」チュ-
ヴィーネ「ぁ、...ぁ...」
ヴィーネ「」グッタリ
ラフィエル「とってもおいしかったですよ、ヴィーネさん!」
ラフィエル「ヴィーネさんみたいな、優しい味でした!」
ヴィーネ「」
ラフィエル「次は、」
ラフィエル「サターニャさん!」
サターニャ「」
サターニャ「あ、あははは!ヴィネットもなかなかいい演技するじゃない!」
サターニャ「ほんとに血を吸われてるみたいだったわ!」
ガヴリール「」ガタガタ
サターニャ「ちょっとガヴリール!!何か言いなさいよ!!」
サターニャ「あんたもよラフィエル!おもちゃでも、そんなに先の尖ったもの持って歩いたらあぶn
ラフィエル「行きますよ♪」サ-
サターニャ「!??!いぃっっっ!!??!」
ラフィエル「いただきます♪」チュ-
サターニャ「、、ぁ...ぃゃ、...あっ...」ビクッビクッ
ラフィエル「とってもおいしかったです!サターニャさん!」
サターニャ「」
ラフィエル「サターニャさんみたいな、元気いっぱいの味でした!」
サターニャ「」
ラフィエル「さて、最後は...」
ガヴリール「ぃゃ...」フルフル
ラフィエル「...」ニコニコ
ガチャン
ガヴリール「!?」
ガヴリール(外れた...!?)
ラフィエル「ガヴちゃんとは、鬼ごっこがしたいです♪」
ガヴリール「じ、神足通!!」
ラフィエル「この家の中で。」
ガヴリール「...」
ガヴリール「...あれ...?」
ガヴリール「じんそくつう!!」
ガヴリール「...」
ラフィエル「...」ニコニコ
ガヴリール「」
ガヴリール「ぜぇ...はぁ...はぁ...」パタパタ
ラフィエル(うふふ...必死に逃げるガヴちゃん、かわいいですね??)
ラフィエル(ちょっとびっくりさせちゃいましょう)カチャ
ラフィエル「えいっ!」ヒュッッ!!
ガヴリール「!!」スッ
ガシャ-ン!!!
ラフィエル「さすがですガヴちゃん!よく避けられましたね」
ガヴリール(包丁が...強そうな剣に変わってる...!)
ラフィエル「鬼ごっこは終わりです。」
ラフィエル「壁に色々かかっているでしょう?」
こんな感じ
ラフィエル「好きなものを取って下さい」
ガヴリール「...」
ガヴリール「いやだ...」
ラフィエル「?」
ガヴリール「ラフィを、傷つけたくない...」
ラフィエル「ならしょうがないですね」シュバッ
ガヴリール「!!」スッ
ガヴリール「...」
ガヴリール「くそっ...」カチャッ
ラフィエル「うふふ、やる気になりましたか?」
ガヴリール「くっ...」
キ-ン! カキ-ン! カキ-ン! ピキュイ-ン! シャキ-ンシャキ-ン!!
ラフィエル「うふふふふふ」
タプリス「天使学校の元主席と元次席。」
ガヴリール「くっ...ぐぅっ...!」
カキン!カキン!カキン! シュイ-ン! シャキ-ン! ッキ--ン!
ラフィエル「どうしましたガヴちゃん...!そんなものですか...!!」
タプリス「駄天使と堕天使...二人の交える剣は、美しくも悲しいものでした...」
タプリス「そして...」
ガキン!!!
ガヴリール「っ!!!」
カン...カン..カンカラララン...
ラフィエル「うふふ。楽しかったですよガヴちゃん」
ガヴリール「...」
ラフィエル「あなたはいつも総合成績トップでした」
ガヴリール「...」
ラフィエル「でも、」
ガヴリール「...」
ラフィエル「いつも、剣では私に勝てませんでしたね」
ガヴリール「...」
タプリス「こんな夢を見ました。」
ヴィーネ「おい」
タプリス「二人の闘い、とってもかっこよかったです!」
タプリス「再現できませんか?」
ガヴリール「おいおい、天使学校で剣術なんて習わねぇだろ」
ラフィエル「私ちょっとだけできますよ~」
ヴィーネ「さ、さすがね...」
サターニャ「ちょっと!悪役はこの大悪魔サターニャ様って決まってるでしょう!!」
こうして、いつも通り何気ない一日が終わったのでした。
ラフィエル「それにしても、」
ラフィエル「ガヴちゃんっておいしそうですよね!」
ガヴリール「...」