1 : 名無しさ... - 2016/04/03 01:13:27 4H5 1/7

内容は短いです。
「銀河鉄道のような夜」をほぼ丸パクったようなものです。
初めて書いたものなので至らぬ点があるかと思いますが、何卒ご容赦下さい。

2 : 名無しさ... - 2016/04/03 01:14:33 4H5 2/7

「……ハッ! ああ、いつの間にか寝てたのか…うん?ボクいつから寝てたんだっけ? イテテテ…何だか左の首の辺りが痛いなぁ。寝違えたのかな?」

「うぅ…」

「あ、時雨おはよう。ごめん起こしちゃったかな?」

「今何時だろう…」

「今かい?うーん夕陽の傾き具合から推測するに6時頃かな」

「6時か…」

「やった!正解だ!でも懐中時計持ってるなら聞かないでよー!」

3 : 名無しさ... - 2016/04/03 01:15:32 4H5 3/7

「……」

(そっぽを向きながら頬を膨らませてる)

「あっ!そうだ!しぐれしぐれー」

「ん?」

「間宮さんの甘味処の新作メニュー何か知ってる?」

「…なんだろう? “ようかん” かな?」

「おしい!正解は超弩級羊羹パフェでしたー。天井についちゃうかって程の高さなんだよ」

「すごい大きいなぁ~」

「でも赤城さんはそれを1人で食べちゃったらしいよ」

「びっくりだな。今度機会があれば行ってみようかな」

「その時はボクも呼んでよ。一緒に食べようね」

4 : 名無しさ... - 2016/04/03 01:16:29 4H5 4/7

「……」

(楽しげに足を揺らしながら口ぶえ吹いてる)

「しりとりでもするか」

「お、いいよ。でもボクしりとり強いからね。強すぎて相手にならないかもしれないよ」

5 : 名無しさ... - 2016/04/03 01:18:03 4H5 5/7

「嵐」

「新聞紙」

「シャチ」

「父」

「着火」

「開花」

「カモシカ」

「河鹿」

「貝」

「委員会」

「囲炉裏」

「料理」

「流星」

「胃」

「い、い、い、意識」

「霧吹き」

「如月」

「ぎ、ぎ、ぎ…うーん“き”でもいい?」

「うーん、最後の文字に濁点がつく時は取ってもいい事にしよう」

「わかった。なら、菊月」

「季節」

「筒」

「杖」

「駅前」

「永遠。あ」

6 : 名無しさ... - 2016/04/03 01:18:48 4H5 6/7

「はい ボクの勝ちー!ははん!ボクにしりとりを挑むとは10年早かったね!せいぜい1人で練習してるんだね」

「1人でやっても面白くないよ…」

「冗談だよ。冗談」

「……」

「もう一回やろうか?」

「……」

「ねぇねぇ、怒ってる?無視しないでよー」

「………」

「ねぇねぇ…あれ?」

「………」

「ちょ、ちょっとー!透明人間扱いしないでよー!ねぇってばーー!」

「……………」

「時雨、ボクの声聞こえてないのか?ボクのこと見えてないのか? … いやいや~、そんな事は無いよー。だって散々時雨と一緒におしゃべりして……ない。おしゃべりしてないや…。 ……そうか、ボク、ここにいないんだ……」






時雨「………僕1人は寂しいよ…」






『次はー鎮守府前ー鎮守府前ー』

7 : 名無しさ... - 2016/04/03 01:20:26 4H5 7/7

以上になります。
お読みいただきありがとうございました。

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