ハドラー「はっ、>>5でございます」
元スレ
バーン「ハドラーよ、2018冬アニメのオススメは何だ?」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1515057425/
2 : 名無しさ... - 2018/01/04 18:18:14 Ony 2/33
バーン「ハドラーよ、今期オススメのアニメは何だ」(2015夏)
http://ayamevip.com/archives/44727321.html
バーン「ハドラーよ、秋アニメのオススメは何だ」(2015秋)
http://ayamevip.com/archives/45646615.html
バーン「ハドラーよ、冬アニメのオススメは何だ」(2016冬)
http://ayamevip.com/archives/46533368.html
バーン「ハドラーよ、春アニメのオススメは何だ」(2016春)
http://ayamevip.com/archives/47273324.html
バーン「ハドラーよ、夏アニメのオススメは何だ」(2016夏)
http://ayamevip.com/archives/47956680.html
バーン「ハドラーよ、2016秋アニメのオススメは何だ」
http://ayamevip.com/archives/48585769.html
バーン「ハドラーよ、2017冬アニメのオススメは何だ?」
http://ayamevip.com/archives/49240320.html
バーン「ハドラーよ、2017春アニメのオススメは何だ?」
http://ayamevip.com/archives/49823905.html
バーン「ハドラーよ、2017夏アニメのオススメは何だ?」
http://ayamevip.com/archives/50336021.html
バーン「ハドラーよ、2017秋アニメのオススメは何だ?」
http://ayamevip.com/archives/50873324.html
5 : 名無しさ... - 2018/01/04 18:24:01 xk2 4/33刻刻
バラン「魔軍司令どの、まずはオレが進言しよう」
ハドラー「む……竜騎将バランか、いいだろう…」
バラン「今期は「刻刻(こっこく)」これを進言いたしましょう」
バーン「ふむ……」
バラン「ざっくりと説明するならば、時間の止まった世界で、時間を止めるアイテムを巡っての戦いを描く話です」
バラン「いろいろと問題を抱えた家族と、曲者ぞろいの敵組織との緊張感あふれる攻防が魅力ですな」
ハドラー「ふむ、しかし、今期のラインアップの中ではあまりビッグネームとは言いがたいが…」
ハドラー「オレもPVなどは見たが…クリーチャーに3DCGなどを使って労力を減らしているように見える」
ハドラー「今期は近年まれにみる豊作の時期とも言われている…。なぜあえてこれを?」
バラン「ふっ、分かっておらぬな、魔軍司令どの」
バラン「これこそ、今後のアニメ業界を眺める上で絶対に外せぬ作品だ」
ハドラー「そ、そうか…?」
バラン「まず制作はマングローブの後継であるジェノスタジオ、今後はゴールデンカムイの制作も決まっている」
ハドラー「ほう」
バラン「さらに時間の止まった世界、これは3DCGがもっとも得意とする分野だ」
バラン「例えば水しぶきが空中に浮いて止まっているところを、ぐるりと回りこむようなカメラワーク、これはCGの独壇場」
バラン「作中に登場する謎の存在、「管理人」の3次元的なデザインもCGと相性がいい」
バラン「もちろんシドニアや亜人、いぬやしきなど、CGアニメがいま最も熱いジャンルなのは疑いがない」
バラン「キャラクター原案に梅津康臣が参加しているのも見逃せぬところ…」
バラン「漫画版ではともすれば特徴に乏しくなりがちなキャラを、アニメ向けにブラッシュアップしてくれることが期待できよう」
ハドラー「うむ……チンピラその1みたいな奴が重要人物だったりするからな…」
バーン「ふ……なるほどな、よく分かったぞ、バランよ」
バラン「他にも作者の知性を感じさせるネームの切れや、登場人物の微妙な変化など…」
ハドラー「も、もうそのへんでいい」
バーン「では……この刻刻、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ…」
バラン「ははーーーっ!」
バラン「それと、さらに申すならば声優陣は」
ハドラー「あ、後で聞こう」
バーン「では次は……>>18について意見を聞こう」
18 : 名無しさ... - 2018/01/04 19:01:00 jjO 9/33ポプテピピック
ハドラー「はっ……では次はこの私めが…」
~~♪
~~~~♪
ハドラー「なっ……? なんだ、この笛の音は」
バーン「むっ……」
キルバーン「フフッ……、ボクを抜きにして楽しそうなことしてるじゃないですか……鬼岩城のみなさん……」
ピロロ「キャハハッ、アニメだアニメだー」
ハドラー「おっ…お前は、死神、キルバーン!!」
バラン「むうっ……キルバーンといえば、魔王軍で限られたものしか知らぬ謎の存在…」
バラン「かつて犬と(ピー)や聖剣使(ピー)など、紙一重の作品を見出してきたことで一目置かれているというが……」
キルバーン「(キョロキョロ)」
キルバーン「フフッ……どうやらまだ他のメンツは来ていないようだ…今のうちに進言させてもらいましょうか、大魔王サマ…」
バーン「ふ…よかろう、申してみよ」
キルバーン「フフ…今期はポプテピピック、こちらをオススメしますよ」
ハドラー「なあっ!?」
バラン「ばっ…バカな、正気か、この男……!?」
キルバーン「原作は大川ぷくぷ……。当初は一年ほどで打ち切られた作品ですがね…。そのインパクトのある絵柄やギャグがネット中心に話題となり、ついには重版、そして続編の連載、ここへきてとうとうアニメ化となったようですよ」
キルバーン「予想もつかないオチや、どんな時事ネタでも貪欲に取り入れるパワー、今のギャグマンガ界で最も存在感のある作品でしょう」
キルバーン「さらに、メインキャラの二人はどうも現代アート的なものと受け止められてる節がある」
キルバーン「数多くのコラボ企画のせいで一般層にまで知名度が出始めた…」
キルバーン「今後、鷹の爪のようなコンテンツに育っていく可能性だってある…。押さえておくべきだと思いますねえ」
ピロロ「キャハハッ、人気者だー」
バーン「ふむ……なるほどな」
ミストバーン「待て…キルバーンよ」
キルバーン「おやミストバーン…、珍しいね、キミが喋ってるなんて」
ミスト「このポプテピピック…、確かに話題性という意味では注目作なことは認めよう」
ミスト「しかし、漫画でしかできないようなギャグ表現も多い、それにまだ既刊2巻…。それを30分枠でやるという」
ミスト「しかも時事ネタが豊富なだけに、わずかに鮮度が落ちればワケがわからなくなるネタも多い…」
ハドラー「確かに…。いまSEKAI NO OWARIネタとかやられても笑えるかどうか微妙な……」
ミスト「果たして、大魔王様に献上できるようなものか…?」
キルバーン「フフッ、だからこそ期待できるじゃないか…」
バーン「ふむ……?」
キルバーン「実写PVといい、やたらキングレコードに喧嘩を売ってる公式サイトといい、まるで自分を追い込んでるかのよう」
キルバーン「しかし、この上でアニメが面白くなかったら、その自虐ネタがすべて自分に跳ね返ってくる」
キルバーン「つまり…これは背水の陣、と見ましたよボクは……」
キルバーン「あえて自分を追い込むことで、パワーをためている…。というふうに感じますね」
キルバーン「アニメの面白さに自信がなきゃ、とてもやれない行為だ、そうでしょう…?」
キルバーン「さらに言うなら、制作の神風動画はこれが初のテレビアニメ…」
キルバーン「間違っても失敗の許されないところなのですよ…」
ハドラー「しかし…30分枠で本当にやれるのか?」
キルバーン「フフッ…なに、原作が足りなければアニオリを足すなり…」
キルバーン「過去作のミッソンインパッセボーゥをやっちゃうなり…何とでもなるよ」
ハドラー「本当にやりかねないのが怖いな」
バーン「ふふ…よかろう、キルバーンよ」
バーン「余もポプテピピックの話題性は知っておる、アニメの出来とやら、見定めてみるのも悪くあるまい」
バーン「これでもし最悪の出来なら、神風動画をこの世から消すまでのこと……」
ハドラー(気の毒に…)
バーン「このポプテピピック、余の視聴リストに加えよう、予約を頼むぞ…」
キルバーン「フフッ、仰せのままに、大魔王サマ…」
バーン「では次は…31について意見を聞こう」
31 : 名無しさ... - 2018/01/04 19:53:01 Csh 16/33デスマにはスマホとの違いを見せて欲しい
ザボエラ「ひょっひょっ、では次はワシが進言しましょうぞ、バーン様」
ハドラー「うむ…ザボエラか」
ハドラー「(きょろきょろ)」
ハドラー(死神め…もう消えておるわ)
ザボエラ「今期は「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」こちらを進言いたしますぞ…」
バーン「ふむ…見たことがあるな、なろう系だったか…」
ザボエラ「良くも悪くも異世界もののテンプレのような作品ですな…。主人公は圧倒的な力を持って異世界に転生、基本的には力を隠しながら旅を満喫しつつ、ヒロインたちと交流する、というような話ですぞ」
ハドラー「な……何だか、すごく既視感のある設定だが」
ザボエラ「これは様式美というやつですな…、つべこべ言わずに楽しむべきかと」
ザボエラ「特徴としてはヒロインに亜人種が多かったり、主人公がロボットのように無垢な善人という点ですかのう」
ザボエラ「とにかくストレスがなく、水戸黄門のようなスカッとする展開が楽しめる作品ですな…」
ハドラー「うむ…なるほど」
ヒュンケル「待ってもらおう」
ハドラー「む、不死騎団長ヒュンケルか……」
ザボエラ「な、何じゃ横から」
ヒュンケル「忘れたのか…かの異世界スマホのことを」
ザボエラ「むぐっ…」
ハドラー(異世界スマホ……オレは見てはおらんが)
ハドラー(確か、マジシャンズレッドみたいな顔のモンスターが進言して、そののち、過酷な部署に飛ばされたとか聞いたが…)
ヒュンケル「なろう系にはストレスレスな作品が多い…。それはいいとしよう」
ヒュンケル「だが、それはなろうという独特の場所で醸成された作風、アニメから入って受け入れられるとは限らないのは周知のこと」
ヒュンケル「特にこのデスマーチ…。主人公が聖人君子といえば聞こえはいいが、あまりにも人間離れした善人で、アリをよけて歩くかのような不殺ぶりだ」
ヒュンケル「なぜチートである必要があるのか、なぜハーレムを作るのか、考え始めると気になって仕方がない…」
ハドラー「うーむ……」
ザボエラ「ふん、甘いのう、不死騎団長どの」
ヒュンケル「な、なに…」
ザボエラ「デスマーチの趣旨はあくまで異世界観光よ」
ザボエラ「主人公が異世界に行き、異世界の風景を見て、異世界の女子と交流する、それだけを楽しませる作品よ」
ザボエラ「いわば読者の願望の投影!」
ザボエラ「そこには主人公の人格すら必要ないのじゃ!!」
ヒュンケル「なっ…!?」
ザボエラ「チート能力とはいわばサファリパークを行くバスのようなもの」
ザボエラ「異世界の危険さや未開さを、最初から「ものともしない」という「約束」なのじゃ」
ザボエラ「だから主人公は何でもできる、誰にでも慕われる、それゆえに誰も殺さぬ、当然のこと!」」
ザボエラ「何も考えずに、ただ美しい風景と可愛いキャラを楽しんでおればよいのよっ!!」
ハドラー「むう…その言い切りっぷり、さすがは妖魔司教ザボエラよ……」
バーン「なるほどな……よくわかった、ザボエラよ……」
バーン「余も異世界もの自体が嫌いなわけではない…。このデス…何たらも視聴リストに加えよう、予約を頼むぞ」
ザボエラ「ははーーーーっ!!」
バーン「なお…先ほどのザボエラの言葉はあくまでザボエラ個人の見解なので、我々は関与しない…」
ザボエラ「えっ」
バーン「では次は…>>45について意見を聞こう…」
45 : 名無しさ... - 2018/01/04 20:34:00 a5d 22/33ハクメイとミコチ
クロコダイン「魔軍司令どの、次はオレが進言しよう」
ハドラー「獣王クロコダインか…いいだろう」
クロコ「今期は「ハクメイとミコチ」これだろうな」
バーン「ふむ……」
クロコ「森の中で暮らす小人たちの日常を描いた話だ、その書き込まれた背景と可愛らしいキャラクター、そして想像力を刺激するような小人の生活描写が魅力…」
クロコ「特に原作コミックスは1コマ1コマが絵本のようで、精密極まる書き込みにより、空気の匂いすら感じるかのようだ」
クロコ「森の中の風景などは、漫画では書き込みすぎて鬱蒼とした感じになってるコマも多いが、アニメならば光や奥行きを感じさせる絵が見られるだろうな」
ザボエラ「ううむ…確かに、小人を描いた作品は昔から人気のあるジャンル…」
ヒュンケル「特にこれは独自の風俗や、動物との交流まで織り込んでいる…まさに見るべき価値のあるアニメと言えるだろうな」
ハドラー(さすがの評判の良さだな…)
バーン「うむ……しかしな…」
ハドラー「…? どうかされましたか、バーン様」
バーン「ハクメイとミコチ…余も雑誌で読んでおるが、あまりにも漫画版がアートとして完成されすぎておる」
クロコ「……」
バーン「アニメ化で、空気感がまったく別物になってしまう可能性があるのではないか…」
ハドラー「うーむ……それは確かに」
クロコ「いえ、だからこそ視聴するべきかと存じあげる、大魔王どの」
バーン「ふむ」
クロコ「制作はラルケ、このはな奇譚やキノの旅でも美しい風景が描かれていたことは記憶に新しいでしょう」
バーン「それは確かに……」
クロコ「PVを見る限り、動きもコンセプトアートも見事な出来、キャラクターも違和感なく、かといって溶け込むこともなく調和している」
クロコ「何より、ハクメイとミコチは何度も読み返せる味わい深い作品」
クロコ「アニメを見ては原作を読み、原作を読んではアニメを見返す、そうすることでより世界観に没入できるかと……」
バーン「なるほどな……」
バーン「うむ…確かに、失敗を恐れて視聴を避ける、というのは大魔王たる態度ではなかった」
バーン「このハクメイとミコチ…余の視聴リストに加えよう、予約を頼むぞ…」
クロコ「ははーーっ」
ハドラー「それにしても、雑誌で読んでいるとはさすがですな、ハルタを購読しておられましたか」
バーン「ヴェルザーが読みに来るのだ、鬼岩城へはお急ぎ便で1日だが、魔界だと4日かかるからな……」
ハドラー「魔界は離島料金ですからな…」
バーン「では次が最後だ」
バーン「ハドラーよ、お前がオススメする>>56の作品について意見を聞こう…」
56 : 名無しさ... - 2018/01/04 21:19:10 Csg 28/33ヴァイオレットエヴァーガーデン
ハドラー「はっ…今期は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」こちらを推薦いたします」
バーン「ふむ…」
ハドラー「この作品を語るうえでは、やはり京都アニメーションというブランドについての言及が避けられませぬ」
ハドラー「原作小説は京都アニメーション大賞の小説部門にて、唯一の「大賞」受賞作」
ハドラー「京アニによる、PVでの超絶作画が話題となりましたが、基本は泣かせる話を中心とした短編集です」
ハドラー「ヴァイオレット・エヴァーガーデンとは主人公の名前、感情のない戦闘機械であったものが、代筆業を通じて人間の心に触れ成長していく、というような話ですな」
ハドラー「作中では主人公の衣装の描写が何度も描かれ、また後半には戦闘描写も少なからずあります」
ハドラー「いずれも、まるで京アニの作画力を活かすためにあるような小説なのです」
バーン「うむ……なるほどな」
ハドラー「思えば、同じ京アニ大賞からのアニメ化であるFree!なども水の描写、筋肉の躍動などで京アニの力がいかんなく発揮されていました」
ハドラー「また響け!ユーフォニアムなどで抒情性や心理描写でも高い水準を見せたのは明らか…」
ハドラー「やはり京アニというスタジオは、第一に注目していくべき存在かと……」
バーン「なるほど……」
バーン「……京アニ、か」
バーン「ハドラーよ、そういえばお前がけいおんにハマったとき、音楽室のCDを部屋に持ち出しておったな…」
バーン「しかもどのCDがどのケースか分からなくなったまま、適当に直しおった……今も一枚は見つかっておらぬ……」
ハドラー「そ、その節は大変失礼をば…」
バーン「……、よいかハドラーよ、余は寛大な男だ、失敗も二度までは許そう…」
ハドラー「は、ははーっ」
バーン「まずCLANNADについて…お前に説明を頼んだが、すごく分かりにくかった…。理解するまで二週間かかったぞ……」
ハドラー「ほ、本格的に説明しようとすると大変で……」
バーン「それと三年前の宇治旅行、京アニの本社を見に行ったのはいいが、平等院鳳凰堂が修復中なのを調べていなかった…」
ハドラー「ううっ、それは……」
バーン「それとCDの一件…」
ハドラー「ううっ……」
バーン「だが……(ピッ)」
ハドラー「うっ」
バーン「甘ブリがエ口スも豊富なアニメであることを見抜いた功績、余は忘れておらぬ」
バーン「よいか、これが最後だハドラーよ」
バーン「このヴァイオレット・エヴァーガーデンが駄作だった時、余はこの三本目の指を折る……」
ハドラー「は…ははーーーっ、間違いありませぬ、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは名作間違いなし! そして京アニ作品もぞくぞくと二期と劇場版が作られることでしょう!」
バーン「そうか、間違いあるまいな、ではらき☆すたの二期も…」
ハドラー「間違いなく二期があります! ついでに中二病と氷菓も続編決定でございます!」
バラン「そういえばフレイザードはどうした?」
ヒュンケル「冬キャンプしてくるとか言ってオーザムに行った」
バラン「ハマったのか…ゆるキャン△に」
(おしまい)
80 : 名無しさ... - 2018/01/04 22:04:56 Ony 33/33読んでくれてありがとうございます、
ちなみに作者のオススメはラーメン大好き小泉さんです(どうしても言いたかった)