ドォンドォンドォンドォンドォン!!!
パカッ
ギニュー「着いたぞ。ここがメタモル星か」
ジース「何にもない星ですね」
リクーム「おろ?俺たちの周りだけでっかい穴が開いてるぞ?変な星だな~」
バータ「そりゃ宇宙ポッドが着陸したときの穴だ!!」
グルド「なんでもいいけどよ、さっさと片付けちまおうぜ。俺は任務後のチョコレートパフェを毎回楽しみにしてんだ」
ギニュー「よーし、チョコレートパフェ食うぞ!」
特戦隊「おー!!」
メタモル星人1「な、なんだあいつら」
メタモル星人2「…さぁ?」
元スレ
ギニュー「次の目標はメタモル星らしい」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1324580565/
グルド「ん?お前らがメタモル星人か?」
メタモル1「そうだが…君たちは?」
ギニュー「よくぞ聞いてくれた!!」
ババッ
リクーム「リクーム!!」
バータ「バータ!!」
ジース「ジース!!」
グルド「グルド!!」
ギニュー「ギニュー!!」
ギニュー「みんなそろって~」
特戦隊「ギニュー特戦隊!!!」ババーン
メタモル1「ど、どうも」
メタモル2「で、ギニュー特戦隊の皆さんが我が星になんの用でしょうか?」
リクーム「この星を頂きに来たのよ~ん」
メタモル1「何!?」
ジース「俺たちは天下のギニュー特戦隊だ。フリーザ様の命令によりこの星を侵略させてもらう。貴様らは記念すべき犠牲者第1号と第2号、誇りに思えよ」
ギニュー「よし、誰が相手をするかじゃんけんで決めるぞ!」
じゃーんけーんぽん!あーいこーでしょ!あーいこーでしょ!
リクーム「いえーい!!じゃ、僕ちゃんと遊ぼうか」
バータ「ちぇっ こいつじゃんけん強すぎだぜ」
リクーム「お命ちょうだい!とぅ!!」シャキーン
メタモル1「かっこつけやがって…」
メタモル星人2「私たちの力を見くびらないほうがいいですよ」
グルド「ん?あいつら何かするつもりらしいぞ」
メタモル1・2「「フュー………ジョン はっ!!」」ピカーッ
バータ「!!」
グルド「!!」
リクーム「!!」
メタモル星人「待たせたな。メタモルの星をなめるなよ!!」シュイシュイシュイ
ジース「な、なんだ今のポーズは……!!あ、悪夢だ……
俺たちのスペシャルファイティングポーズよりかっこいいポーズが存在したなんて…!!!」
ギニュー「おいきさまらッ!!!!い、今の素敵なポーズは一体なんだ!!」
メタモル星人「…フュージョンという我が星に伝わる秘術だ。あのかっこいいポーズを二人でやることにより、合体し強力な戦士を生み出すことができるのだ!!すごいだろう!」
ギニュー「……参った。降参だ」
リクーム「このポージング対決、俺たちの負けみたいね」トホホ
バータ「我々ギニュー特戦隊こそが宇宙一だと思っていたが、甘かった」
グルド「ぷはぁ! 思わず息を止めちまったぜ」
ジース「あ、悪夢だ……」
メタモル星人「……いや、お前らのスペシャルファイティングポーズとやらも素晴らしかったぞ」
ギニュー「敗者への気遣いも忘れないその紳士な態度……
すまなかったな、この星を侵略するのはやめた」
ジース「俺も隊長に賛成だ」
リクーム「こんな素晴らしいポージングの伝わる星を無くすのはもったいないわね~」
バータ「ああ。どうしてもやるってんならポージング対決で再戦するべきだ」
グルド「今回は文句なしでボロ負けだがな」
メタモル星人「……そうか、俺も君たちと戦わずに済んでよかったよ。お互い素晴らしいものを持ったもの同士がいがみ合うのはおかしい
そうだ、君たちには特別にフュージョンを伝授しよう!!」
ギニュー「何ッ!?教えてもらえるのか!!」
メタモル星人「ああ。見事フュージョンをマスターし、先ほど見せてもらったスペシャルファイティングポーズとやらに組み込めば……
それがもし完成すれば、我らメタモルすらも成し遂げていない伝説のポーズが誕生するはずだ!!」
ギニュー「…よく聞けぃ!我らギニュー特戦隊は今この瞬間をもって、メタモルダンススクールの門下生となる!!いいな!?」
特戦隊「おー!!」
こうしてギニュー特戦隊のメンバーは日夜厳しい訓練に明け暮れた…
メタモル1「ちがーう!!フュージョンはただのポージングではない!文字通り二人で一つの作品なのだ!お互いの気持ちを考えてやるんだ!!」
ジース「はぁはぁ…きっついぜ…」
リクーム「でも伝説のポージング、完成させたいね~~♪」
グルド「まだまだやれるぜ!」
メタモル2「そもそもフュージョンというのは、気…戦闘力が近いもの同士でないと力を発揮できません」
ギニュー「美しければそれでいいのではないか?」
メタモル2「見た目だけの美しさなど偽りに過ぎません。フュージョンは合体することで真の輝きを放つのです」
バータ「難しいこと言ってくれるぜ…勉強は苦手なんだよ」
過酷な修行の日々は過ぎていった。そして…
メタモル1「ついに全員マスターしたようだな
あとはスペシャルファイティングポーズにフュージョンを組み込めば……フュージョンファイティングポーズ・レジェンドの完成だ!」
メタモル2「修行の成果、見せてもらいましょう」
バータ「だがギニュー隊長の戦闘力と見合うやつなんていないぞ!!」
ギニュー「!?しまったあ!!強すぎるというのも罪だな……」
リクーム「隊長が弱くなればいいんじゃないの~?」
グルド「強くない隊長なんて隊長じゃねえよ」
ジース「……へへっ。実は俺、この日の為に居残り練習で戦闘力の底上げも行ってたんだ」
バータ「さすが副隊長!!やることが違うぜ
後でチョコレートパフェ奢ってやる!」
ギニュー「さすがは宇宙一のエリート集団……いや、今までの宇宙一本物ではない。これから本当の宇宙一になるのだ
いくぞ貴様ら!!」
特戦隊「おー!!」
ババッ
リクーム「リクー――」
ゴゴゴゴゴ……
ヒューーーー…ン
メタモル1「な、なんだ?」
メタモル2「宇宙船が着陸したみたいですね…」
バータ「なんだってんだ?」
グルド「これからってときによぉー」
ギニュー「あの宇宙船は…まさか!」
「ほっほっほ おや、ギニュー特戦隊の皆さん。連絡も寄越さずにどうしたのですか?
てっきりやられたかと思っていましたよ」
ギニュー「フリーザ様!!!」
フリーザ「そちらにいるのはメタモル星人…あなた方が任務をこなせていないのは初めてですね」
ジース「フリーザ様、これには深いわけがありまして――」
フリーザ「まぁいいでしょう。私も暇だったところです
この星の住人と少し遊びましょう」ピッ
メタモル1「!?指が光っ――」
ギニュー「危ない!」ドガッ
メタモル1「ぐぁっ!」ズザザー
フリーザ「…なんのつもりですか?」
ギニュー「フリーザ様、私たちはこの者に完成したファイティングポーズを見せなければならないのです
…伝説が今始まろうとしているのです!!」
フリーザ「?なんのことかわかりませんが、あなた方がやらないなら私が直々に手を下すまでですよ」
ギニュー「……どうしても殺すおつもりですか」
フリーザ「そのつもりで任務を与えたのですが――」
ギニュー「ならば我らギニュー特戦隊を倒してからやるがいい!!」カキーン!
ジース「いくらフリーザ様とはいえ、こればっかりは譲れねぇ!!」ジャキーン!
リクーム「ポーズにお命をかけた男の宿命ってやつね」ズバーン!
グルド「フリーザ様の心さえも変えてみせる!」ドーン!
フリーザ「……反乱…ですか?」
ギニュー「いえ、決してそのようなものではありません。ですが彼らに手出しさせるわけにもいかないのです!」
メタモル1「みんな……」
フリーザ「あなた方がそこまで愚かだとは…いいでしょう。ギニュー特戦隊の皆さんはこのフリーザが直々に殺――」
ギニュー「みんないくぞ!!!」
ババッ
リクーム「リクーム!!」フューーーー…
バータ「バータ!!」フューーーー…
ジース「ジース!!」フューーーー…
グルド「グルド!!」フューーーー…
ギニュー「ギニュー!!」フューーーー…
ギニュー「みんなそろって~」ジョンッ!!
みんな「ジョンッ!!」
特戦隊「ギ ニ ュ ー 特 戦 隊 ! !」シャキーン
リクーム「はあっ!」
バータ「はあっ!」
ジース「はあっ!」
ギニュー「はあっ!」
グルド「はあっ!」
ピカーーーー……!!!
フリーザ「むっ!?」
バクーム「はっはー!宇宙一のスピードとパワーでお命ちょうだい!!」
ジニュー「隊長と副隊長が合体して総司令官!俺様の言うことは絶対だ!!」
メタモル1「成功だ!!」
メタモル2「やりましたね…ついに伝説のポージングが…生きているうちにみられるとは」ポロポロ
グルド「あれ?」
フリーザ「な、なんだこの技は!そ、それより皆さんのポーズが前にもまして悲惨なことに…」
ジニュー「見ろ!フリーザ様が見とれているぞ!!」
バクーム「当たり前だ!だがそれだけじゃないのよ~フリーザちゃん」シュババババ
フリーザ「!!速いッこの私にも見えん!!!」
バクーム「はっはー!後ろよ~ん」
フリーザ「なにぃ!?しまった!防御を――」クルッ
バクーム「とぅっ!!」シャキーン
フリーザ「ッッ………な、なんですかそれは」
バクーム「お命ちょうだいのポーズです!!」シャキーン
バクーム「名付けて【バクームウルトラファイティングハイスピードお命ちょうだい】!!」デデーン
ジニュー「素晴らしい…素晴らしいぞバクーム!!さすが我が部下だ!」
フリーザ「初めてですよ…ここまで私をコケにしたおバカさん達は…」
フリーザ「絶対に許さんぞ乳製品ども!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!」シュイシュイシュイ
バクーム「あら~ なんだかわからないけど怒らせちゃったみたいだな、おい」
ジニュー「きっとフリーザ様はカルシウムが足りていないんだ!」
フリーザ「さて、まず死にたいのはどいつからだ?
……お前かぁあ!!」
グルド「ひぃ!!俺何もしてないですよ!!!」
フリーザ「やかましい!その姿、見ているだけで腹が立つ。知っているでしょう?私がくだらないジョークが嫌いだってことを!!」グオッ
グルド「ひぇえ!来たああああ!!」
ジニュー「危ないグルド!!食らえフリーザ様!!クラッシャーチェンジボール!!!」ドギャン!!
フリーザ「!!くっ!」バッ
グォォオオーー… キラーン
メタモル1「避けられた!!」
メタモル2「惜しかったですね…」
フリーザ「ふう、さすがにひやっとしましたよ。何しろあなた方は大幅にパワーアップしているようですからね」
グルド「おしまいだ…こ、殺される」ガタガタ
フリーザ「当たり前だ。4つ目の蟻が恐竜に勝てると思ったのか?
まずは一匹…死ね!!」
ジニュー「ふっふっふ…さっきの攻撃はわざと外したんだ
今だッ!チェーンジ!!」
フリーザ「!?」
ピカーーーー…
メタモル1「な、なにが起こったんだ?」
グルド「あれ?フリーザ様がいない!?」
メタモル2「…あれはなんだろう」
ふわふわ…
バクーム「フリーザちゃんのいたところに、赤紫色の球体が浮いている…」
ジニュー「はっはっはっは!!これが俺の新必殺技の力だッ!
クラッシャーチェンジボールは、それと対象の位置をチェンジすることができるのだ!」ババッ
バクーム「つまりフリーザちゃんは、クラッシャーチェンジボールがいた場所に……」
ジニュー「ああ。宇宙の彼方をさ迷っているだろう
フリーザ様を殺すことはできん。かといってこの星を侵略させるわけにもいかんからな。我ながら最高の選択だ!!」
メタモル1「あ、ありがとう……やはり君たちは伝説だ!!」
メタモル2「この星の英雄です!」
バクーム「その英雄を作り出したのはお前たちなのよ~。よってお前たちも英雄だ!!」
ジニュー「そうだ、お前たちがいなければこんな素晴らしいポージングを習得できなかったんだからな
お礼に二人をギニュー特戦隊 特別隊員に任命する!!」
メタモル1「俺たちが英雄…」
メタモル2「あなた達の一員…」
メタモル1・2「やったー!!」
ジニュー「はっはっは、喜べ喜べ!」
こうしてメタモル星の平和はら一風変わった戦士たちによって守られたのである。
数日後
ギニュー「では、我々は出発する」
ジース「世話になったな」
リクーム「なんだか寂しくなっちゃうわね~」
バータ「なに、また来たらいいさ」
メタモル1「いつでも寄ってくれ!伝説の英雄たち!!」
メタモル2「悪いことはしちゃいけませんよ」
ギニュー「フリーザ様亡き今、俺が総司令官となる
宇宙の平和を脅かすことは一切やめると誓おうではないか!」
ジース「さすが隊長!」
ギニュー「たとえ離れていて、我々の絆は永遠だぞ特別隊員。
では、さらばだ!!」バッ
メタモル1・2「さらばだ!」ババッ
ギニュー「ギニュー特戦隊、惑星フリーザもとい惑星ギニューへ発進!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ビュィーーン!!
メタモル1「いってしまったな」
メタモル2「そうですね…でもいいもの見せてもらいました」
メタモル3「英雄かぁ~憧れるぜ」
メタモル4「特戦隊の人、かっこよかったな」
メタモル1「お、ちょうどいい感じに集まってきたな」
メタモル2「やりますか」ニヤリ
メタモル1「メタモル1!」
メタモル2「メタモル2!」
メタモル3「メタモル3!」
メタモル4「メタモル4!」
グルド「グルド!」
メタモル1「みんなそろって~」
みんな「メ タ モ ル 特 戦 隊 ! ! !」シャキーン
ジース「あれ?グルドは?」
ギニュー「え?」
END

