1 : 以下、\... - 2017/06/05 11:41:13.167 dB83K/UP0 1/104

奴隷商人「いらっしゃいませ、男さん」

「よう。何かいいの入ってるか?」

奴隷商人「ええ。実はとっておきのが。こいつですよ」 ジャラ

魔族娘「ひっ!」

「こいつは魔族か」

奴隷商人「ええ。魔族の村で捕まえたそうです」

奴隷商人「どうです? 買って行きませんか?」

奴隷商人「殺すも自由、犯すも自由ですよ。ふふふ」

魔族娘「い、いや! ひ、酷いことしないで!」

「>>3」

元スレ
魔族娘「ひ、酷いことしないで!」 男「>>3」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1496630473/

3 : 以下、\... - 2017/06/05 11:41:43.591 dJpIQDIr0 2/104

土に埋める

12 : 以下、\... - 2017/06/05 11:44:57.192 dB83K/UP0 3/104

「土に埋める」

魔族娘「つ、土?」

奴隷商人「ほう。それはまたなぜ?」

「魔族の血肉には魔力が詰まってるだろ。良い魔力土ができるじゃないか」

魔族娘「そ、そんな!」

奴隷商人「まあ使い方は購入した方の問題ですから。ではどうぞ」

「うむ」

魔族娘「いや、いやぁぁぁ!」


「よし、このぐらいでいいか」 ザク

魔族娘「や、やめてください……わ、私まだ死にたくない……」 ブルブル

「よいしょ」 ザバ

魔族娘「ひぃ!? お、お願いします! なんでもします! やだ、許して!」

「>>14」

14 : 以下、\... - 2017/06/05 11:45:41.312 dsfRkQFx0 4/104

糞を撒く

17 : 以下、\... - 2017/06/05 11:48:41.607 dB83K/UP0 5/104

「そうだな」 ピタ

魔族娘「ゆ、許してくださるんですか? あ、ありがとうございます!」

「糞を捲くのを忘れていた」

魔族娘「え?」

「これを忘れると栄養豊富な魔力土にならんからな」 ザバ

魔族娘「うぇぶ!? うげぇ! く、臭いっ、臭いぃ!!」

「騒がしいな。近所迷惑だろうが」 ザバン

魔族娘「うべぇ! おえぇぇ!」 ビシャビシャ

魔族娘「や、やだぁぁ……うんこと一緒に肥料になるなんてやだよぉぉ……!」

「ふむ。では>>19だな」

19 : 以下、\... - 2017/06/05 11:49:13.644 p2l65jPvr 6/104

風呂はいれ

26 : 以下、\... - 2017/06/05 11:53:21.160 dB83K/UP0 7/104

「ふむ。では風呂に入れ」

魔族娘「おふろ、おふろ入れてくれるんですか!? お願いします、お願いしますっ!!」

「そこまで頼まれては仕方がないな。さっさと出て来い」

魔族娘「は、はい……」 ズボ

「ああ、臭いから私には近づくんじゃないぞ」

魔族娘「ひ、酷い、自分でやった癖に……」

「何か言ったか?」

魔族娘「い、いえ!」


「よしここだ。入れ」

魔族娘「……あ、あの、そこにいられると……」

「なんだ? さっさと脱いで風呂に入れ」

魔族娘「……は、はい」 スルスル

「よく身体を洗って入るんだぞ」

魔族娘「う、うぅ……」 ゴシゴシ チャポン

魔族娘「……なんだか、変わったお湯ですね」

「ああ、それは>>28だ」

28 : 以下、\... - 2017/06/05 11:54:04.722 AxuyUhdKr 8/104

天然のお湯

33 : 以下、\... - 2017/06/05 11:56:19.062 dB83K/UP0 9/104

「ああ、それは天然のお湯だ」

魔族娘「え、温泉なんですか!?」

「ああ。私はこだわり派なんだ」

魔族娘「あ、あの……」

「なんだ?」

魔族娘「も、もしかしてご主人様は、すごいお金持ちの方なんですか?」

魔族娘「その、奴隷商人の方とも常連客のように話されていましたし……」

「ああ、私は>>37なんだ」

37 : 以下、\... - 2017/06/05 11:57:18.153 VuDn6zCr0 10/104

きゅうり農家

48 : 以下、\... - 2017/06/05 12:02:33.043 dB83K/UP0 11/104

「ああ、私はきゅうり農家なんだ」

魔族娘「きゅ、きゅうり農家ですか?」

「そうだ。今この王都では空前のきゅうりブームでね」

「美容に良い、健康に良いと貴族の方々が高値で買っていかれる」

魔族娘「そ、それでそんなにお金が」

「うちは魔力を含んだブランドきゅうりとして売り出してるからな」

「値段は今高騰してる普通のきゅうりの10倍はする」

「大体10本も売ればお前が買えるな」

魔族娘「えええええ!? 私きゅうり10本分なんですか!?」

「大体な」

魔族娘「……あ、あの、話は変わるのですが」

魔族娘「わ、私、これからどうなるんですか? きゅ、きゅうり農家の仕事をお手伝いすればいいんですか?」

「>>51だ」

51 : 以下、\... - 2017/06/05 12:03:27.649 zL2JnWSU6 12/104

きゅうりの苗床

62 : 以下、\... - 2017/06/05 12:09:18.423 dB83K/UP0 13/104

「きゅうりの苗床だ」

魔族娘「え? な、苗床? な、何を言ってるんですか?」

「実は研究開発した新品種があってな」

「これは人を苗床にして育つきゅうりなんだ……」

「植えた途端に実を付けるし、収穫量は通常の何十倍にもなる……」

「魔族を苗床にすれば、ブランドきゅうりの出来上がりというわけだ……」

魔族娘「い、いや、誰かたす……ぇ……?」 フラ

「ようやく利いてきたな。風呂に薬を混ぜておいたんだ。よいしょ」 ザブン ズルズル

魔族娘「や、やらぁ……たしゅけ……」

「これを膣内に入れると数分で収穫期だ」 ズブ

魔族娘「ふぎゅぅ!? や、やら、どうなりゅの、わたし……!?」

「ああ。これを植えられたものは>>65」

65 : 以下、\... - 2017/06/05 12:10:04.789 sISdB0tFd 14/104

全盛期のシュワちゃんみたいになる

77 : 以下、\... - 2017/06/05 12:16:34.748 dB83K/UP0 15/104

「ああ。これを植えられたものは全盛期のシュワちゃんみたいになる」

魔族娘「ふぇぇ?」

「『うおおおお!』と叫べば敵の銃弾は当たらなくなり」

「『ふん!』と力を入れて殴れば相手は一撃で吹っ飛ぶ」

「あと無性に上半身の筋肉をアピールしたくなる」

魔族娘「そ、そんにゃ……!? ひゃ!?」 ニョキニョキニョキ 

「悪いがこれも私の仕事でね」 チョキン チョキン

魔族娘「ふゃぁぁ……!」 ニョキニョキニョキ


魔族娘「う、うぅ……」

「うむ、大漁だな!」

「しかし一度収穫してしまうとしばらくは収穫できんからな」

魔族娘「わ、私どうすればいいんですか? ふん!」 ムキムキ

「>>80だな」

80 : 以下、\... - 2017/06/05 12:17:26.994 WJLHaQEX0 16/104

共に戦う

87 : 以下、\... - 2017/06/05 12:20:16.521 dB83K/UP0 17/104

「共に戦うんだな」

魔族娘「た、戦う?」

「色々とすまなかったな。実はこれまでの事はお前を鍛えるための試練だったんだ」

魔族娘「え、そ、そうだったんですか?」

「ああ。こうしてシュワちゃん体質になったお前には、あらためて私と一緒に戦って欲しい」

魔族娘「た、戦うって、いったい何と戦うんですか? きゅうり農家さんなんですよね?」

「実は私は>>90」

90 : 以下、\... - 2017/06/05 12:20:57.770 M+g+SnZvd 18/104

漬け物業者

101 : 以下、\... - 2017/06/05 12:25:08.503 dB83K/UP0 19/104

「実は私は漬け物業者なんだ」

魔族娘「は、はあ、そうなのですか。きゅうり農家と兼業なんですね」

「だが漬け物利権を巡って今激しい戦いになっているんだ」

「既に私の仲間達が100人以上も殺されている」

魔族娘「え、ええ!? 漬け物利権で100人以上も!?」

「分かっていないな。きゅうりがブームなのだ、漬け物はそれ以上のブーム」

「もはや漬け物と金塊の価値は等しいと言ってもいい」

魔族娘「人間って凄い、なんかあれなんですね……」

魔族娘「あの、その利権を争っている人って、どういう人なんですか?」

「>>107だ」

107 : 以下、\... - 2017/06/05 12:26:26.445 M+g+SnZvd 20/104

隣のおばちゃん

122 : 以下、\... - 2017/06/05 12:30:50.270 dB83K/UP0 21/104

「隣のおばちゃんだ」

隣のおばちゃん「ひっひっひ、騒がしいと思えば何をやってるんだい」

「来たな、ババア!」

魔族娘「こ、この人が100人以上も殺した漬け物業者……?」

隣のおばちゃん「あら可愛い子じゃない。うちの息子の嫁にどうだい?」

「うちの奴隷に縁談話を持ち掛けるな、ババアめ」

「いいか、もう利権を巡った争いは終わりだ。あんたには消えてもらう」

隣のおばちゃん「やる気かい? 出てきな、あんたら!」

雑魚A・B・C・D・E「へへ」

「くっ、囲まれてるのか……おい魔族娘!」

魔族娘「え? は、はい!」

「>>125しろ!」

125 : 以下、\... - 2017/06/05 12:31:21.455 p2l65jPvr 22/104

私のきゅうりを毎日美味しそうにくわえるんだ

140 : 以下、\... - 2017/06/05 12:37:19.814 dB83K/UP0 23/104

「私のきゅうりを毎日美味しそうにくわえるんだ」

魔族娘「え?」

「約束だぞ。……うおおお!!」

雑魚A・B・C・D・E「死ねぇぇ!」 バキュンバキューン

「ぐぅ……」 ボタボタ

隣のおばちゃん「やったかい!?」

「魔族娘……後は頼んだぞ……うおおおお!!」 ドーン

雑魚A・B・C・D・E「うわぁぁ!」

魔族娘「男さーーーーーーん!!」

146 : 以下、\... - 2017/06/05 12:40:58.182 dB83K/UP0 24/104

隣のおばちゃん「くっ、まさか自爆するなんてね」

隣のおばちゃん「まあいい、これで漬け物利権は全部あたしのものさ。ひっひっひ」

魔族娘「そうはさせないわ!」

隣のおばちゃん「ああん? なんだまだいたのかい」

隣のおばちゃん「あんた如きに何ができるって言うんだい?」

隣のおばちゃん「まあいい、あいつの後を追って地獄に行きな!」 バキューンバキューン

魔族娘「うおおおお!!」

隣のおばちゃん「なっ、当たらない!?」

魔族娘「ふん!!」 ドゴ

隣のおばちゃん「ひぎゃあ!!」 ドサァ

魔族娘「……」

魔族娘「男さん……」


魔族娘はきゅうり農家を継いで大金持ちなりましたとさ。

153 : 以下、\... - 2017/06/05 12:43:30.910 dB83K/UP0 25/104

奴隷商人「いらっしゃいませ、男さん」

「よう。何かいいの入ってるか?」

奴隷商人「ええ。実はとっておきのが。こいつですよ」 ジャラ

魔族娘「ひっ!」

「こいつは魔族か」

奴隷商人「ええ。魔族の村で捕まえたそうです」

奴隷商人「どうです? 買って行きませんか?」

奴隷商人「殺すも自由、犯すも自由ですよ。ふふふ」

魔族娘「い、いや! ひ、酷いことしないで!」

「>>155」

155 : 以下、\... - 2017/06/05 12:43:46.655 WJLHaQEX0 26/104

最初に埋めたり糞かけたのは見極めるためだったのか

156 : 以下、\... - 2017/06/05 12:43:59.419 dB83K/UP0 27/104

再安価>>162

161 : 以下、\... - 2017/06/05 12:45:04.303 9+DNig4up 28/104

おナニーするから

163 : 以下、\... - 2017/06/05 12:48:53.147 dB83K/UP0 29/104

「オ○ニーするから」

魔族娘「え?」

「性欲処理くらい自分でするんで」

奴隷商人「ふむ。まあ使い道は人それぞれですからな」

「じゃ貰って行きます」

奴隷商人「お買い上げありがとうございました」


「ふう」

魔族娘「あ、あの」

「ん?」

魔族娘「私は、その……何をすればいいんでしょうか?」

魔族娘「え、エッチな事はされないんですよね?」

「ああ。お前にはちゃんと仕事がある」

魔族娘「し、仕事ですか? それはいったい?」

「>>166だ」

166 : 以下、\... - 2017/06/05 12:50:18.834 M+g+SnZvd 30/104

きゅうりの栽培

175 : 以下、\... - 2017/06/05 12:56:13.262 dB83K/UP0 31/104

「きゅうりの栽培だ」

魔族娘「きゅうりの栽培、ですか?」

「ああ。今王都では空前のきゅうりブームでな」

「ところが大手きゅうり業者が抗争の末に共倒れしたらしいんだ」

「だから今きゅうりを栽培すれば大儲けできるってわけだ」

魔族娘「きゅ、きゅうりでですか?」

「今の相場なら、きゅうり100本もあればお前が買えるぞ?」

魔族娘「ええ!? 私きゅうり100本分の価値しかないんですか!?」

「大体な。だから今きゅうり市場に参入するのが狙い目なんだよ」

「一緒に頑張ろうぜ」

魔族娘「は、はい。それではまず何をすればいいんでしょうか……?」

「>>178だ」

178 : 以下、\... - 2017/06/05 12:56:51.913 M+g+SnZvd 32/104

隣のおばちゃんを買収

186 : 以下、\... - 2017/06/05 13:01:43.951 dB83K/UP0 33/104

「隣のおばちゃんを買収だ」

魔族娘「買収ですか?」

「ああ。隣のおばちゃんはきゅうり栽培のノウハウを持ってる」

「今の内に買収してそのノウハウを吸収すれば、あっという間に金持ちってわけだ」

魔族娘「な、なるほど」

「幸い金はある。ただ俺は隣のおばちゃんとは仲が悪いんだ」

「だからお前に交渉を任せた!」

魔族娘「ええええええ!?」


隣のおばちゃん「それで何の用なんだい?」

魔族娘「あ、あの……」

隣のおばちゃん「ん?  なんだいあんた、可愛い顔してるじゃないかい」

隣のおばちゃん「どうだい、うちの孫の嫁に来ないかい? まだ5才なんだけどねぇ」

魔族娘(奴隷の私にこんな大仕事を任せてもらっただから頑張らないと……!)

魔族娘「あ、あの! お金なら出します! だから私達の下できゅうり栽培をしてくれませんか!!」

隣のおばちゃん「ふん。そうだねぇ、条件がある。>>190だ」

190 : 以下、\... - 2017/06/05 13:03:23.096 M+g+SnZvd 34/104

週休2日制、茄子2、保険完備

200 : 以下、\... - 2017/06/05 13:08:12.972 dB83K/UP0 35/104

隣のおばちゃん「ふん。そうだねぇ、条件がある。週休2日制、茄子2、保険完備だ」

魔族娘「そ、その条件で大丈夫です! よろしくお願いします! 隣のおばちゃんさん!」

隣のおばちゃん「おばちゃんでいいよ。これからは一緒に仕事する仲なんだからね」

魔族娘「はい!」


「よくやったぞ、魔族娘!」

魔族娘「はいご主人様!」

「やめろよ、名前でいいぜ。立場は奴隷でも俺はお前を仲間だと思ってるんだ」

魔族娘「は……はい、男さん!」


こうしてきゅうり栽培は軌道に乗り始めたが……。


「よし、これで初期投資分は回収できたな」

魔族娘「後はこのまま事業を拡大していけばいいだけですね!」

おばちゃん「大変だよあんたら!!」

「どうした!?」

おばちゃん「このままじゃきゅうり栽培は終わりだよ! >>204が起きたんだ!」

204 : 以下、\... - 2017/06/05 13:09:18.381 9ticRsHH0 36/104

生理がこないの

213 : 以下、\... - 2017/06/05 13:15:27.788 dB83K/UP0 37/104

おばちゃん「このままじゃきゅうり栽培は終わりだよ! 生理が来ないんだ!」

魔族娘「えええ!?」

おばちゃん「悪いけど仕事をやめさせてほしいんだよ……」

おばちゃん「私もこの歳だし、最後の子育てに全力を尽くしたいんだ……」

「そうか……わかった。今までよく働いてくれたな、おばちゃん。退職金だ」

おばちゃん「ありがとうよ」


魔族娘「どうするんですか? 私達だけじゃ今のきゅうりの質を維持できませんよ」

「参ったな……」

魔族娘「またどこかの業者を買収しますか?」

「きゅうり市場はまだ高騰し続けてる。今からじゃ難しいだろうな……」

魔族娘「打つ手なしですか……」

「いや、>>215がある」

215 : 以下、\... - 2017/06/05 13:16:20.328 9ticRsHH0 38/104

麻薬

227 : 以下、\... - 2017/06/05 13:24:29.483 dB83K/UP0 39/104

「いや、麻薬がある」

魔族娘「え……」

「……お前には話してなかったが」

「実はきゅうりの品種改良をしている時に、偶然作り上げてしまった種があるんだ」

「その種から育ったきゅうりは、一見普通のきゅうりだが極上の麻薬の原料になる事が分かったんだ」

魔族娘「そ、そんな! だめです、きゅうりを悪用するなんて!」

魔族娘「私達、ずっと頑張って来たじゃないですか! 美味しいきゅうりを育てるために!」

「なあ魔族娘。このきゅうりブーム、いつまで続くと思う?」

魔族娘「え?」

「俺はな、おそらく1年以内に終わると思う。その時きゅうりの価値は大暴落するだろうな」

「そうなれば、ノウハウのない俺達には普通のきゅうり農家すら事業継続は難しい」

「だが、麻薬は違う。いつでも、いつまでも需要がある」

「俺達は、ずっと勝ち組でいられるんだ……ずっと一緒に仕事ができる……」

魔族娘「男さん……わかりました、私も覚悟を決めます」

231 : 以下、\... - 2017/06/05 13:30:39.931 dB83K/UP0 40/104

ジャンキーA「おい知ってるか、例のアレ」

ジャンキーB「ああ。あの緑色の薬か」

ジャンキーA「あれやっちまったらもう他のはやれねえよな。ひひひ」


「うははは!! 見ろよこの金!!」

「俺達本物の大金持ちだぜ!」

魔族娘「……でも、あの麻薬でたくさんの人が不幸になってるんですよね」

「いいじゃねえか、みんな好きでやってるんだ」

「俺達はハッピー、あいつらもハッピー。いいことづくめじゃねえか」

チンピラ「あ、兄貴! 大変だ!」

「ああ? どうしたんだ?」

チンピラ「このままじゃやべえ! >>234だ!」

234 : 以下、\... - 2017/06/05 13:32:37.272 rsL0dpgH0 41/104

カッパ寿司

244 : 以下、\... - 2017/06/05 13:37:08.399 dB83K/UP0 42/104

チンピラ「このままじゃやべえ! カッパ寿司だ!」

「カッパ寿司だと!?」

魔族娘「かっぱずし? 何ですか、それ?」

「俺達と似たような商売をしてる、もっと大手の組織だよ」

「あいつらははした金で大勢の従業員を雇って大量のブツを売りさばいてやがる」

「抗争になるぞ……!」

チンピラ「ど、どうしますか! 兄貴、姉御!」

魔族娘「も、もう辞め時なんじゃないですか、男さん」

魔族娘「私達みたいな、ただのきゅうり農家が手を出していい仕事じゃなかったんですよ」

「いや、>>245だ」

245 : 以下、\... - 2017/06/05 13:37:18.031 dB83K/UP0 43/104

再安価>>250

250 : 以下、\... - 2017/06/05 13:39:21.582 akxB0CDu0 44/104

パーフェクトソルジャー

254 : 以下、\... - 2017/06/05 13:44:55.665 dB83K/UP0 45/104

「いや、パーフェクトソルジャーだ」

魔族娘「ぱーふぇくとそるじゃー?」

チンピラ「あ、あの連中を雇うんですか!?」

魔族娘「いったい何者なんですか?」

「傭兵だよ。まるで機械のように淡々と敵を処分する、完全なる兵士」

「金は高く付くが、これで奴らを駆逐できるなら安いもんだ」

「俺達の邪魔をする奴らは全員排除してやるぜ!!」

チンピラ「さすがっす兄貴!」

魔族娘「……」


こうして王都では激しい抗争が始まり、多くの市民が巻き込まれた。


「この抗争、俺達の勝ちだな」 ゴク

チンピラ「大変です兄貴!」

「おお、チンピラか。お前も一緒に呑むか?」

チンピラ「それどころじゃないです兄貴! 姉御が、姉御が>>257!」

257 : 以下、\... - 2017/06/05 13:46:09.350 q3vboH+N0 46/104

きゅうり栽培を始めた

265 : 以下、\... - 2017/06/05 13:51:20.468 dB83K/UP0 47/104

チンピラ「それどころじゃないです兄貴! 姉御が、姉御がきゅうり栽培を始めました!」

「きゅうり栽培?」


魔族娘「ふう、やっぱりまだまだ育ちが悪いなあ」

「おい魔族娘」

魔族娘「……男さん」

「今更きゅうりなんて育ててどうした? そんなもの、クソの金にもならないだろ」

魔族娘「男さんは、変わりましたね」

「あん?」

魔族娘「昔の男さんはきゅうり栽培に夢を持ってました」

魔族娘「一緒に頑張ろうって言ってくれた時、私すごく嬉しかったんです……」

魔族娘「奴隷として一生酷い生活をすると思ってたのに、私を仲間だって言ってくれて……」

「今だって大切なパートナーだと思ってるぜ?」

魔族娘「麻薬ビジネスの、ですよね」

「麻薬は儲かるんだよ! お前だって分かってるだろ!?」

魔族娘「私はただ……おばちゃんと、男さんと三人で……大好きな人達と仕事ができればよかったんです……」

271 : 以下、\... - 2017/06/05 13:53:59.499 dB83K/UP0 48/104

「魔族娘、俺は……」

魔族娘「……」

「……もう行くよ」

魔族娘「私、待ってますから……ここでずっと……」


「ちっ……」

「きゅうりなんて育てたって、何の金にもならねえじゃねえか」

チンピラ「兄貴!」

「おう、どうした?」

チンピラ「>>275」

275 : 以下、\... - 2017/06/05 13:54:30.369 jvx8aM0xp 49/104

きゅうり、売りましょう

287 : 以下、\... - 2017/06/05 13:59:12.304 dB83K/UP0 50/104

チンピラ「きゅうり、売りましょう」

「え?」

チンピラ「俺ぁ、ずっと兄貴達を側で見てきました」

チンピラ「兄貴達にゃ、汚れた仕事は似合わねえよ」

チンピラ「もう無理するのはやめましょうや」

「俺は、無理なんて……」

チンピラ「兄貴の隣にゃ姉御がいないと……ダメっすよ」

「チンピラ、俺ぁ……」

チンピラ「俺、実は実家が商家なんですよ」

チンピラ「あの仕事が嫌になってこんな風になっちまいましたが」

チンピラ「兄貴、よけりゃ俺を雇っちゃくれませんか? 物を売るのには自信があるんすよ」

「……ああ、わかったよ。もう麻薬稼業はやめだ!」

「今度はきゅうりで世界を取ってやろうじゃねえか!」

297 : 以下、\... - 2017/06/05 14:02:28.038 dB83K/UP0 51/104

チンピラ「よっ、そこのお嬢さん! いいきゅうり入ってるよ!」

「おいチンピラ、収穫したきゅうり置いてくぞ!」

チンピラ「あいよ!」

魔族娘「チンピラさん、いつもありがとうございます」

チンピラ「姉御! こんな所に来て大丈夫なんすか?」

魔族娘「もう安定期らしいですから」

チンピラ「そうですか、そいつは良かった」

魔族娘「もうじきおばちゃんも復帰してくれるそうですから、また忙しくなりますよ」

チンピラ「へへ、望むところですよ」

「おい行くぞ、魔族娘」

魔族娘「はい、あなた♡」

298 : 以下、\... - 2017/06/05 14:02:51.178 dB83K/UP0 52/104

奴隷商人「いらっしゃいませ、男さん」

「よう。何かいいの入ってるか?」

奴隷商人「ええ。実はとっておきのが。こいつですよ」 ジャラ

魔族娘「ひっ!」

「こいつは魔族か」

奴隷商人「ええ。魔族の村で捕まえたそうです」

奴隷商人「どうです? 買って行きませんか?」

奴隷商人「殺すも自由、犯すも自由ですよ。ふふふ」

魔族娘「い、いや! ひ、酷いことしないで!」

「>>305」

305 : 以下、\... - 2017/06/05 14:03:48.464 q3vboH+N0 53/104

結婚してくれ

320 : 以下、\... - 2017/06/05 14:07:43.816 dB83K/UP0 54/104

「結婚してくれ」

魔族娘「……え?」

奴隷商人「おやまあ。まあ奴隷をどうするも購入者の自由ですから」

「行こうぜ、俺達の愛の巣に」

魔族娘「え? え?」


「さあ入ってくれ」

魔族娘「あ、あの……け、結婚って、どういうことですか?」

魔族娘「私、奴隷として買われたん……ですよね……?」

魔族娘「い、いきなり結婚だなんて言われても、こ、心の準備が……」

「>>325」

325 : 以下、\... - 2017/06/05 14:08:58.812 HzX6ipUf0 55/104

じゃあ性奴隷にする

341 : 以下、\... - 2017/06/05 14:14:05.402 dB83K/UP0 56/104

「じゃあ性奴隷にする」

魔族娘「え?」

「あ? なんか文句あるのか?」

「お前が結婚したくないって言うからこっちは性奴隷にしてやるって言ってんだぞ?」

「奴隷のお前の気持ちも汲んでやってるのによぉ……」

魔族娘「ひっ!? ご、ごめんなさい!」

「ふん。それじゃまず風呂に入るぞ」

魔族娘「お、お風呂……ですか……? い、一緒に……?」

「当たり前だろうが! さっさと脱げよ!」

魔族娘「ひっ?! は、はい!」


魔族娘「う、うぅ……」

「ちょうどいい湯だな。まずは>>346しろ」

346 : 以下、\... - 2017/06/05 14:15:09.883 Xe4GOEcjr 57/104

ケツ出せ!このきゅうりを食らえ!

355 : 以下、\... - 2017/06/05 14:19:33.583 dB83K/UP0 58/104

「ちょうどいい湯だな。まずはケツ出せ! このきゅうりを食らえ!」 ズブッ

魔族娘「ひぎぅ!? いたっ、なっ、あっ!?」

「どうだ? ケツで食べるきゅうりの味は?」

「1本丸ごと漬けたヌルヌルぷよぷよのきゅうりだ、すっぽり入るだろ?」 ヌポヌポ

魔族娘「な、なんっ、やめ……きもち、わるい……っ」

「お前のケツはそうは言ってないぞ」 ヌポヌポ

魔族娘「たべものっ、おしりにいれるなんて……あたま、おかしい……っ」

「ああ!? 誰に口利いてんだ? 性奴隷がよぉ!」 ヌポヌポ

魔族娘「ひぃん!?」

「よし、次は>>359だ」

359 : 以下、\... - 2017/06/05 14:20:29.000 D6Uv4LvL0 59/104

このきゅうりを食べるん

363 : 以下、\... - 2017/06/05 14:25:24.841 dB83K/UP0 60/104

「よし、次はこのきゅうりを食べるんだ」 ヌポ

魔族娘「ひっ!? そ、そのきゅうりを? お、お尻に入れた物を食べるなんて、何考えてるの!?」

魔族娘「あ、あなた絶対頭おかしいよ!」

「ああ!!? てめえよぉ、さっきからご主人様への口の利き方がなってねえんじゃねえのか!? おい!」 グリグリ

魔族娘「うっ!? く、臭い! やめてっ!」

「お前の尻の匂いだろうがよぉ!

魔族娘「うぅ……!」 ポタポタ

「泣いてないでさっさと食えよ、おら!」 ズポ

魔族娘「うぇぶ!? うげっ、うぇぇ!」 ベチャベチャ

「吐いてんじゃねえよ! 食えよ! おら!」 グリグリ

「きゅうり農家さんが丹精込めて作ってんだぞ! おい!!」 グリグリ

魔族娘「うっ、うぇ……えぅ、うぅ……」 ボリ ボリボリ ゴクン

「やればできるじゃねえか」

魔族娘「う、うぅ……もうやだぁ……こんなのやだぁ……!」 ポタポタ

「そんなに嫌なら仕方ねえな、>>367だ」

367 : 以下、\... - 2017/06/05 14:26:21.195 jvx8aM0xp 61/104

俺が食う

373 : 以下、\... - 2017/06/05 14:28:58.620 dB83K/UP0 62/104

「そんなに嫌なら仕方ねえな、俺が食うか」 ボリボリ

魔族娘「え……」

「いい味出てるじゃねえか」 ゴクン

魔族娘「あ……頭……おかしいよ……狂ってる……」

「お前はその狂った奴の奴隷なんだけどな、これから一生」

魔族娘「やだ……もうやだ……」

魔族娘「こんなの、死んじゃった方がマシだよぉ……」

「ごちゃごちゃうっせーな、>>377」

377 : 以下、\... - 2017/06/05 14:30:13.651 jvx8aM0xp 63/104

きゅうり汁で妊娠させてやるよ

383 : 以下、\... - 2017/06/05 14:34:14.073 dB83K/UP0 64/104

「ごちゃごちゃうっせーな、きゅうり汁で妊娠させてやるよ」

魔族娘「きゅうり汁……?」

「ほら、俺の股間のきゅうりもお前に種漬けしたいって言ってるぜ?」 ビンビン

魔族娘「あ……あ……」 フルフル

「へへ、俺のプロポーズを素直に受けなかったお前が悪いんだぜ」

「本当はもっと優しくしてやるつもりだったのによぉ」 ガシッ

魔族娘「いや、いやあああ!」

この後めちゃくちゃ収穫した。

385 : 以下、\... - 2017/06/05 14:34:36.719 dB83K/UP0 65/104

奴隷商人「いらっしゃいませ、男さん」

「よう。何かいいの入ってるか?」

奴隷商人「ええ。実はとっておきのが。こいつですよ」 ジャラ

魔族娘「ひっ!」

「こいつは魔族か」

奴隷商人「ええ。魔族の村で捕まえたそうです」

奴隷商人「どうです? 買って行きませんか?」

奴隷商人「殺すも自由、犯すも自由ですよ。ふふふ」

魔族娘「い、いや! ひ、酷いことしないで!」

「>>390」

390 : 以下、\... - 2017/06/05 14:35:17.521 ECDdehtL0 66/104

サンドバッグにする

397 : 以下、\... - 2017/06/05 14:39:54.761 dB83K/UP0 67/104

「サンドバッグにする」

魔族娘「ひぃ!?」

奴隷商人「まあ我々も魔族にはずいぶん酷い目に遭わされてますからねぇ」

奴隷商人「どうぞご自由にしてください。私は売るのが仕事ですから」

「行くぞ」 ガシ

魔族娘「いやああああ!!」


「入れ」 ドン

魔族娘「う、うう……ゆ、許してください……わ、私、あなた達に何も悪いことしてません……」 ブルブル

魔族娘「ほ、他の魔族がした事は、酷いと思ってます……あ、謝りますから……だから……」 ブルブル

「そこまで悪いと思ってるなら>>401」

401 : 以下、\... - 2017/06/05 14:40:25.253 E/1B4gkZr 68/104

デンプシーロール新型のテスト

407 : 以下、\... - 2017/06/05 14:48:09.427 dB83K/UP0 69/104

「そこまで悪いと思ってるならデンプシーロール新型のテストだ」

魔族娘「てん……な、何ですかそれ」

「すぐに分かる。本当に悪いと思ってるなら問題ないだろ。そこに立ってろ」

魔族娘「は、はい……」

「おらぁ!!」 ボフッ

魔族娘「へぶっ!?」 ドガシャン

「……おい、すぐに倒れたらテストできないだろ」

魔族娘「え、ぶ……え……?」 ボタボタ

「立てよ」

魔族娘「ひっ!? い、な……や……!?」 ズリズリ

「さっさと立て!!」

魔族娘「ひぁい!?」 ビクンッ ササッ

「よしいくぞ」

魔族娘「ま、待って! 待ってください!! な、なんでもしますから、もう殴らないで!」

「何でもするなら>>410」

410 : 以下、\... - 2017/06/05 14:48:52.369 E/1B4gkZr 70/104

俺を殴ってくれ

413 : 以下、\... - 2017/06/05 14:51:36.094 dB83K/UP0 71/104

「何でもするなら俺を殴ってくれ」

魔族娘「ふぇ?」

「いいから早くしろ!!」

魔族娘「ひゃ、ひゃい!? えい!」 ペシ

「……おい、ヤル気あるのか?」

魔族娘「ひぇ!?」

「本気でやれ!!」

魔族娘「ひゃいぃ!!」 バシン

「……」

魔族娘「う……ほ、本気でやってるんです、本当です!」

「こんなんじゃ練習になんねえんだよ!!」

魔族娘「ひぃ!?」

「いいか、こっちは>>416のために本気で練習してんだよ!」

416 : 以下、\... - 2017/06/05 14:52:48.520 jvx8aM0xp 72/104

世界

421 : 以下、\... - 2017/06/05 14:56:45.971 dB83K/UP0 73/104

「いいか、こっちは世界のために本気で練習してんだよ!」

魔族娘「せ、世界?」

「ちっ、お前みたいな魔族のガキには分かんねえだろうよ」

魔族娘「ま、待ってください! 私でもお話を聞けば力になれるかもしれません!」

「ああ? ただ殴られたくないだけだろ」

魔族娘「う……そ、それは……そうですけど……でも……」

魔族娘「は、話を聞けば、何か、分かる、かも……」

「……まあ一応聞かせてやるよ」

魔族娘「世界のため、というのは……?」

「つまり俺はな、>>425になりたいんだ」

425 : 以下、\... - 2017/06/05 14:57:48.981 OgFMBwzH0 74/104

腹パンの化身

429 : 以下、\... - 2017/06/05 15:03:26.958 dB83K/UP0 75/104

「つまり俺はな、腹パンの化身になりたいんだ」

魔族娘「は、はらぱんのけしん、ですか?」

「ああ。この世界は悲しみと怒りに満ちてる」

「その悲しみと怒りを吹き飛ばすには、何が必要か分かるか?」

魔族娘「……愛、ですか?」

「そうだ、腹パンだ」

魔族娘「はい!?」

「愛とは腹パン、腹パンとは愛だ」

「俺達は拳に愛を込めて、悲しみと怒りを吹き飛ばす!」

「つまりな、俺は腹パンの伝道師になりたいんだ」

魔族娘「……病院、行きますか?」

「あ?」

魔族娘「すすすす、すみません!! なんでもないです!!」

「ふん。つまり俺が腹パンを極めるために、お前は殴られるんだ。分かったな?」

魔族娘「……あ、あの、他にも世界を変える方法はあるのでは?」

「他の方法?」

魔族娘「例えば、ええと、>>434とか」

438 : 以下、\... - 2017/06/05 15:05:35.262 dB83K/UP0 76/104

再安価>>442

442 : 以下、\... - 2017/06/05 15:05:57.226 1KvvlNUr0 77/104

きゅうり農家

452 : 以下、\... - 2017/06/05 15:10:51.529 dB83K/UP0 78/104

魔族娘「例えば、ええと、きゅうり農家とか」

「きゅうり農家か……もう少し前ならやっていたかもな……」

魔族娘「え?」

「きゅうりは大手業者の抗争があった後、しばらくして大暴落したからな……」

「それに新型の麻薬との繋がりがあるって話もある……」

「むしろ撲滅するべきだな、きゅうりは」

魔族娘「きゅ、きゅうりは悪くないと思いますけど……私好きですよ、きゅうり」

「きゅうり農家をやるくらいなら>>457するな。ふむ、そうだな。>>457するか!」

457 : 以下、\... - 2017/06/05 15:12:22.358 1KvvlNUr0 79/104

キウイ農家

466 : 以下、\... - 2017/06/05 15:15:20.185 dB83K/UP0 80/104

「きゅうり農家をやるくらいならキウイ農家するな。ふむ、そうだな。キウイ農家するか!」

魔族娘「ええ!?」

「お前も魔族ならキウイを知ってるだろ?」

魔族娘「え、ええ。私達はよく食べますから」

「だがこの辺りじゃキウイなんて知ってる奴の方が少ない」

「俺はキウイに世界を変える可能性を感じるぜ」

「ブームに乗るんじゃねえ、俺達がブームを作るんだ!」

魔族娘「まあ……殴られないなら、私はなんでもいいですけど……」

「よし、お前にも働いてもらうぜ」

魔族娘「……何をすればいいんですか?」

「まずは>>469だ!」

469 : 以下、\... - 2017/06/05 15:15:52.901 rcGe468W0 81/104

マタタビ栽培

473 : 以下、\... - 2017/06/05 15:22:46.031 dB83K/UP0 82/104

「まずはマタタビ栽培だ!」

魔族娘「マタタビ……ですか……?」

魔族娘「なぜキウイ農家を始めるのに、マタタビを栽培するんですか?」

「マタタビなら知識がない俺達でも簡単に栽培できるだろ?」

魔族娘「それはそうですけど……」

「おらさっさと始めるぞ!」


二人は立派なマタタビ畑を作り上げた。


魔族娘「あの……これ、どうするんですか?」

猫獣人「にゃあ! 本当にマタタビ畑があるにゃ!?」

魔族娘「えと、この方は」

「ああ、猫獣人だ。こいつらなら人間にはないキウイ栽培のノウハウもあるだろ」

「で、どうだ? 週休2日制、ママタビ使い放題、猫缶完備だ」

猫獣人「のったにゃ!!」

魔族娘「……でも、キウイを作っても誰も買ってくれないんじゃないですか?」

「そこも考えてある。>>477に売る」

477 : 以下、\... - 2017/06/05 15:23:43.331 OSeLH3PM0 83/104

麻原彰晃

483 : 以下、\... - 2017/06/05 15:29:17.557 dB83K/UP0 84/104

「そこも考えてある。麻原彰晃に売る」

魔族娘「あさはらしょうこう?」

「ああ。最近噂の教団のお偉いさんだ」

魔族娘「え? そんな人に売れるんですか?」

「邪教らしいし魔族の食べ物だって言えば売れるんじゃね?」


売れた。ついでに流行った。


商人A「今話題のキウイだよ! 万病に効くよ!」

商人B「これを食べれば魔族も寄り付かない! 魔除けのフルーツだよ!」

商人C「痩せる! 身体に良い! 血糖値下がる! 尿酸値下がる! コレステロール下がる!」

魔族娘「あの、何だか嘘ばかりな気がするんですけど」

「あいつらが勝手に言ってるだけだし俺達には関係ないだろ」

魔族娘「それにこれ、世界を変えてます?」

「……やっぱり腹パンか」

魔族娘「い、いえ! 変わってます! 少しずつ変わってます!」

「ふーむ。ここはドカンと行動するか。そうだ、>>487するか」

487 : 以下、\... - 2017/06/05 15:30:29.127 E/1B4gkZr 85/104

10個買ったらお前のキス

494 : 以下、\... - 2017/06/05 15:34:54.076 dB83K/UP0 86/104

「ふーむ。ここはドカンと行動するか。そうだ、10個買ったらお前のキスにするか」

魔族娘「はい?」

「特典商法っていうの? これで今までの10倍売れるだろ?」

魔族娘「……冗談ですよね?」

「本気だが? 決定だからな」

魔族娘「そ、そんなあ……まあ、魔族の私とキスしたがる人間なんて、そ、そんなにいないですよね」


めちゃくちゃいた。


市民A「はあ、はあ! キウイ10個! キウイ10個ぉぉぉぉ!!」

「あいよ! キス巻1枚な!」

市民A「はあ、はあ、魔族娘ちゃん! キス、キスするよぉ!」

魔族娘「……はい、どうぞ」

市民A「んぅぅぅ!」 チュゥゥゥ

魔族娘「……」 グタリ

「はいお客さん、3秒経ったよ!」

市民B「僕20個ぉぉぉぉぉぉ!!」

502 : 以下、\... - 2017/06/05 15:40:14.180 dB83K/UP0 87/104

魔族娘「あ……あ……」

「おう、お疲れさん!」

魔族娘「きす……やだ……もうやだ……」

「いいじゃねえか、キスくらい」

魔族娘「ならあなたが代わってください!!!!」 ドスン

「お、いいパンチじゃねえか」

「まあ俺が代わったら誰も買わないだろ?」

魔族娘「そ、それは……で、でもこんなの、世界が変わったりなんて!!」

「変わってるだろ?」

魔族娘「どこがですか!?」

「魔族の食べ物を食べて、魔族の娘とキスして……それで今までみたいに魔族を嫌い続けるかねぇ」

魔族娘「え?」

「最近は魔族との戦争への反戦運動が起き始めてるらしいぜ?」

魔族娘「ま、まさか最初から……?」

「いや何も考えてなかった」

魔族娘「……でしょうね。あの、もう私もキスするの嫌なんで……他に何か考えないんですか……?」

「んー、>>506でもしてみるか」

506 : 以下、\... - 2017/06/05 15:41:00.450 3oI6Y6Y+d 88/104

世界征服

512 : 以下、\... - 2017/06/05 15:45:06.028 dB83K/UP0 89/104

「んー、世界征服でもしてみるか」

魔族娘「はあ……世界征服ですか……」

「何だその反応、お前ヤル気あるのか?」 シュッシュ

魔族娘「しゃ、シャドーボクシングするのはやめてください!」

「お前がヤル気ない態度だから悪いんだろ」

魔族娘「だ、だっていきなり世界征服なんて言われても……」

魔族娘「私達、ただのキウイ農家じゃないですか……」

魔族娘「本気で世界征服しようなんて言ってるなら、何か考えはあるんですか……?」

「とりあえず>517すればなんとかなるだろ」

517 : 以下、\... - 2017/06/05 15:45:43.306 QE6uISgh0 90/104

出馬

530 : 以下、\... - 2017/06/05 15:51:54.720 dB83K/UP0 91/104

「とりあえず出馬すればなんとかなるだろ」

魔族娘「え、政治家になるんですか?」

「おう。ようは偉くなればいいんだろ? 簡単じゃねえか」

魔族娘「馬鹿じゃないですか? そんなに簡単に政治家になんてなれるわけないじゃないですか」


なれた。


「なれたぞ?」

魔族娘「なんでなれちゃうんですか!?」

「まあ俺は元々最強の拳闘士として有名人だったからな」

魔族娘「その拳で私を殴ったんですか……?」

秘書「ああ、ここにいらっしゃったんですか!」

「おう、どうした?」

秘書「支持者の方々に我々の今後の政策目標をどう説明しましょうか?」

「ん? ああ、ようは何するかって事か。>>536だな」

536 : 以下、\... - 2017/06/05 15:52:57.432 lsBz8Z9Fa 92/104

宣戦布告

546 : 以下、\... - 2017/06/05 15:53:53.255 dB83K/UP0 93/104

「ん? ああ、ようは何するかって事か。宣戦布告だな」

魔族娘「せ……え……?」

秘書「せ、宣戦布告ですか? いったい誰に?」

「そりゃお前>>550に決まってるだろ」

550 : 以下、\... - 2017/06/05 15:54:19.472 3oI6Y6Y+d 94/104

将軍様

563 : 以下、\... - 2017/06/05 15:59:52.692 dB83K/UP0 95/104

「そりゃお前将軍様に決まってるだろ」

秘書「しょ……将軍様……ですか……それは……」

魔族娘「誰ですか?」

秘書「……この国の北西に、その……」

「しょぼい武器を作ってアホなことやってる国のお偉いさんだな」

魔族娘「え? あの、それってただの政治家が宣戦布告していいんですか?」

「なんとかなるだろ」


あまりなんとかならなかった。


賛成派市民「あの国はさっさと潰すべきだ!!」

反対派市民「人間同士で争うべきじゃない!!」

魔族娘「どうするんですか、世論が真っ二つじゃないですか……」

「ここは>>567しとこうぜ」

567 : 以下、\... - 2017/06/05 16:00:30.464 a/zWZ4rva 96/104

野菜出し入れ

597 : 以下、\... - 2017/06/05 16:06:34.350 dB83K/UP0 97/104

「ここは野菜出し入れしとこうぜ」

秘書「ではそのように」


なんか野菜の輸出入がどーのこーので周辺国の関係が改善したのどーの。


賛成派市民「今がチャンスだ国家包囲網で潰せ!!」

反対派市民「将軍様の国とも対話で仲良くできる!!」

魔族娘「相変わらずだけどどうするの?」

「>>605でいんじゃね?」

605 : 以下、\... - 2017/06/05 16:07:46.580 T0NGZj600 98/104

セッ○ス

625 : 以下、\... - 2017/06/05 16:12:50.707 dB83K/UP0 99/104

「セッ○スでいんじゃね?」

魔族娘「え?」

「どうせ俺が何言ったってあいつらずっと口論してるだろ?」

「好きなだけやらせとけばいいんだよ」

「で、その間俺としようぜ、セッ○ス」

魔族娘「……あの、人をサンドバッグ奴隷として買っていきなり殴って」

魔族娘「キスの大安売りをさせて滅茶苦茶な事ばかりに言い出して」

魔族娘「それで私があなたを好きになると思いますか?」

「嫌いでもセッ○スはできるだろ?」

魔族娘「うわあ……本当最低ですね……」

「そうか?」

魔族娘「まあ……いいですよ、どうせ私奴隷ですし」

637 : 以下、\... - 2017/06/05 16:20:50.863 dB83K/UP0 100/104

魔族娘「う、うそ……こ、こんな大きいの、入らな……あうっ!」

魔族娘「んっ、んぅ、ん! あっ、あっ!」

魔族娘「いく、いっちゃうぅ!」 ビクンビクン


魔族娘「はあ、はあ……」

「ふう。良い汗掻いたな」

魔族娘「……あの」

「ん? なんだ」

魔族娘「私、ずっと奴隷のままですか?」

魔族娘「その……他の……関係とかって……ないんですか?」

「そうだな。お前は俺の>>640だ」

640 : 以下、\... - 2017/06/05 16:21:26.752 SACLzeC2d 101/104


645 : 以下、\... - 2017/06/05 16:24:13.820 dB83K/UP0 102/104

「そうだな。お前は俺の嫁だ」

魔族娘「え……?」

「周りがうるさいんだよ。俺とのパイプが欲しいから女を紹介するってな」

「どうせ今も大して変わらないだろ、お前なら」

魔族娘「……まあ」

魔族娘「そこまで言うなら、結婚してあげてもいいですよ」

魔族娘「あなたみたい頭のおかしい人、私以外に付き合いきれないでしょうし」

「おう。よろしくな」

その後、将軍様の国は見事にぶっ潰され、魔族との和平も成立したとか。

その影に魔族の嫁を貰った政治家がいたかは知らんけど。

654 : 以下、\... - 2017/06/05 16:30:53.233 dB83K/UP0 103/104

奴隷商人「いらっしゃいませ、男さん」

「よう。何かいいの入ってるか?」

奴隷商人「それがさっぱりでして」

奴隷商人「経済奴隷ならいるんですけど、正直ハズレばかりですね」

「変わり種はいないのか?」

奴隷商人「ほら、魔族との和平も成立してしまったでしょう?」

奴隷商人「おかげで魔族も獣人もそこらのを捕まえて奴隷ってわけにはいきませんので」

奴隷商人「今じゃ、この王都にも観光なんかで魔族が来る時代ですからねえ」

「なるほどな。商売のしづらい時代になったな」

奴隷商人「ええ、まったくで」

「それじゃ、また来るよ」 スタスタ

660 : 以下、\... - 2017/06/05 16:33:19.761 dB83K/UP0 104/104

魔族娘「あ! ねえねえ、そこの人!」

「ん? なんだ魔族か、珍しいな」

魔族娘「この辺に美味しいご飯の食べられる店ってないかな?」

「美味いきゅうり料理の店なら知ってるが。デザートにキウイが付くぞ」

魔族娘「本当!? ねえねえ、案内してよ!」

「ちっ、仕方ねえな。ちょうど腹も減ってるしな、一緒に飯でも食うか」

魔族娘「ありがとう! 王都って良い街だね!」

おわり

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