男「そんなわけで助けてください女友さん」
女友「え?わたし?」
男「エロゲとかだとやたら情報持ってる友人っているじゃん」
女友「あ、わたしそういう設定にされてるんだ・・・」
元スレ
男「10月に彼女がいないとクリスマス一人なのはほぼ確定らしい」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1508066864/
女友「まぁわたしを頼るってことは・・・あれだよね?女狙いってこと?」
男「え?何で知ってるの?恥ずかしい・・・」ポッ
女友「・・・君、授業中とか結構女のこと凝視してるよね?」
男「えー?それを知ってるってことは女友さんは俺を見てるってことだよね?うわぁ困るなぁ俺は女さんが好きなんだよ」
女友(うぜぇなこいつ)
男「そんなわけでクリスマスを女さんと過ごすために女友さんにご協力いただきたいわけですよ」
女友「それわたしにメリットなくない?」
男「君の親友である女さんが幸せになれるんだよ?それ以上のメリットなんか無いだろう!」
女友(やべぇなこいつ
女友「んで女のどこを好きになったの?」
男「いやぁ前から可愛い子だとは思ってたんだよ」
女友「ほうほう」
男「でも決定打になったのはこの間の文化祭の時だな」
女友「あ・・・そういえば他校の男子にナンパされてた女を身を挺して助けてたよね?」
男「そう!まさにその時!」
女友「ほうほう」
男「震える女さんが俺の後ろに隠れてそっと触れたとき俺は気付いたんだ!」
女友「なるほどなるほど」
男「その時・・・触れてたんだよ・・・」
女友「触れてた?」
男「女さんの胸が俺の背中にね・・・」
女友(童貞だなこいつ)
女友「んで巨乳好きで授業中女を凝視するのが日課の男君はクリスマスまでに女を落としたいと・・・」
男「そのためにも女友さんに是非ご協力をば」
女友「今までの話を聞いてると、変態に親友を売り渡すことになるんだよなぁ・・・」
男「そこを何とか!」
女友「・・・・・・」ウーン
女友「男君はさ・・・」
女友「文化祭の時みたいに・・・・・・あの子をこれからも守ってあげてくれる?」
男「え?」
男「あたりまえじゃん!」
男「その守る権利を得るために協力してください!!」
女友「そら今のまんまじゃただのストーカーだもんねぇ・・・」
女友「んでどうしよっか?男君が女と喋ってるの見たこと無いけど・・・」
男「うん、そら友達でもないただのクラスメイトだし」
女友「じゃあまずはそこからか・・・」
男「ほほう、何か妙案がおありで?」
女友「とりあえずは一緒に遊んでお友達になることがベターかと」
男「女さんを遊びに誘うとかハードル高いッス」
女友「なんか難しく考えすぎじゃない?」
男「ほうほう」
女友「遊ぶって言ってもさ、最初は何か食べてお喋りするだけで良いもんだよ」
男「ハードルの高さが2cmくらい下がっただけじゃねーか!」
女友「男君が誘う必要ないじゃん」
女友「おーい!女!!」
男「」
女「なぁに?呼んだ?」ニコ
女友「放課後に男君と駅前に新しく出来たパン屋の調査に行くんだけど一緒に行かない?」
女「え!面白そう!行く行く」
男「」
女友「男君も良いよね?」
男「」
女「私が行っちゃダメかな?」
女友(へんじがないただのしかばねのようだ)
男「・・・はっ!?」
女友「お?正気に戻ったか」
男「何だろう・・・女さんと遊びに行く話しがまとまるようなそうでなかったような・・・」
女「私も一緒に行っていいかな?」
男「あれ?夢じゃなかったんだ・・・」
女友「ごめんね女、男君はこうやって度々意識を失うの・・・許してあげて?」
女「そうなんだ・・・ごめんね気付かなくて・・・」
男「変な設定加えるのやめてもらえる?」
女友「んで放課後校門前集合で会計は男君持ちでOK?」
女「え?そんな男君に悪いよぅ・・・」
男「大丈夫だよ女さん、君の為なら財布になる事だってやぶさかではないよ」
女友「だんだん調子出てきたじゃんうざいけど」
女「女友は男君と仲良いんだねびっくりしちゃった」
男&女友「は?そんなわけないじゃん」
――放課後――
男「そんな訳で女友さんのアシストにより、女さんと放課後トゥギャザーすることに成功したのだった」
女友「え?何それ誰に説明してるの?」
男「いや、自分自身に状況の説明をしておりました次第ですはい」
女「やっほー待った?」
女友「全然、んじゃ行こっか?」
男「先週出来た駅前のパン屋だよな?女さんは行ったことある?」
女「私も初めてだから楽しみー」
女友(あれ?こいつら普通に喋ってんじゃん)
――パン屋――
女友「イートインがあるんだね」
男「ライ麦パンを使ったサンドイッチと本格的なコーヒーがでます(ぐる○びコメント)」
女友「スマホ見ながら言うんじゃねえよ」
女「美味しそうだねー、ライ麦パンって健康に良さそう」
男「ライ麦パンは食物繊維やビタミン類が豊富で近年は健康食品としても注目を集めています」
女友「スマホ見ながら言うんじゃねえよ」
女「男君って何でも知ってるんだねー」
女「おしゃれなお店だねーサンドイッチも美味しいし」
男「『ナイン・ストーリーズ』っていう店の名前もお洒落な感じするわー」
女友「あぁ、それでライ麦パンなんだ」
女「え?どうして?」
女友「サリンジャー繋がりだよ」
男「何で急に小型拳銃の話するんだ?俺のハートはもう女さんに撃ち抜かれてるのに」
女友(サリンジャー知らないのにデリンジャーは知ってるのかよ)
女「あ・・・あのね男君」モジモジ
男「なんだい女さん?」
女「その・・・文化祭の時私のこと助けてくれたでしょ?その時のお礼を言ってなかったから・・・」
男「あぁ・・・そんなこと・・・10回あれと同じ状況になれば10回同じ対応をしますよ、当然のことです」
女「男君・・・ありがとう」トゥクン
女友(これ、とっくにフラグ建ってんじゃねぇの?)
女友「ねぇ男君」ヒソヒソ
男「何だい?僕の恋のキューピッド女友さん」
女友(うぜえ)
女友「女の連絡先とか交換しときなよ」
男「それはちょっと俺にはハードルが高いというか何というか・・・」ゴニョゴニョ
女友「ねえ女、男君新しいスマホ買って連絡先を一から集め直してるんだってー女も教えてあげなよ」
女「うん分かったー、はい男君」
男「」
男「女友さんも教えてよ」
女友「あっ、わたし携帯持ってないから」
女「不便なんだよー女友に連絡するときお家に電話しなきゃいけないんだから」
女友「正直、家電で十分じゃない?」
男「SNSとかできないじゃん」
女友「え?男君SNSやってフォロワーとかいるの?」
男「」
女「私フォローするよ?」ニコ
――次の日――
男「そんな訳で女友さん昨日はありがとうございました」
女友「うむ、それで連絡先も交換したんだし進展は?」
男「何とか来月、隣町の遊園地に遊びに行く約束を取りつけました」
女友「本当は?」
男「女さんから文化祭の時のお礼がしたいと提案されタダ券があるから行かないかと誘われました」
女友「うん、それもうデートだよね」
男「着ていく服が無い・・・」シクシク
女友「ユニクロでいいじゃん」
男「ユニクロに着ていく服が無い・・・」シクシク
女友(うぜえ)
女「ねえ女友」
女友「どうしたの?男君に胸でも触られた?」
女「え?いや違くて・・・うん・・・でも男君のことなんだけど・・・」
女友「???」
女「実は来月、一緒に遊びに行くことになって・・・」
女友「ああ遊園地だっけ?」
女「それで・・・」
女「着ていく服が無いの!」
女友(これ、もう付き合えばよくね?)
女友「zozoで買えばよくね?」
男「ねんがんのきるふくをてにいれたぞ!」
女友「殺してでも奪い取られたいの?」
男「それはご勘弁を・・・」
女友「結構仲良くやってるみたいじゃない、あの子男君の話ばかりしてるよ」
男「えへへ」テレテレ
女友(うぜえ)
男「でもほんと女友さんのおかげだよ、本当にありがとう」
女友「いや何もしてない気もするけど・・・」
男「それでも女友さんのアシストが無けりゃ俺は女さんに話しかけることすら出来なかったしね」
男「本当にありがとう」
女友「ゴール決めてから言えよ」
女友「んで遊園地で告白するの?」
男「そ・・・その予定です」
女友「まぁそもそもの到達目標がクリスマスに彼女と一緒に過ごす為に行動にでたんだもんねぇ・・・」
男「そうだね、でも今考えるとクリスマスなんて来年も再来年もあるんだけどね」
女友「確かに・・・まぁ焦らなくても男君と女はいつか付き合うことになってた気がする」
男「またまた、それは無いよ」ハハハ
女友「お前、ラノベ主人公並みに鈍感だな」
女友「んでどうすんの?」
女「え?何が?」
女友「男君のこと・・・好きなんでしょう?」
女「」
女「エスパーなの?エスパー魔美なの?」
女友「エスパーじゃないし魔美とか古すぎて若者は分かんないよ!」
女友「・・・で」
女友「どうなの?」
女友「親友の好きな人ぐらいね、分かるもんだよ?」クスッ
女「・・・」
女「好きだよ・・・文化祭の時に助けてもらって・・・それからずっと」
女「ずっと・・・大好き」
女友「・・・おう分かった、任しときな」
女友「んで・・・」
女友「いよいよ明日だね」
男「・・・おう」
女友「工程の確認を行う!」
男「はい!」
女友「まず集合場所!」
男「駅裏のスタバに10:00集合、俺はその20分前には待機完了し女さんを待ちます」
女友「うむ、当然だな」
男「しかし女友さん」
女友「なんだ?」
男「俺スタバで注文したことないんだけど呪文みたいなメニューなんでしょ?」
女友「普通にラテ頼んで『今日デートなんすよ』とか言えばカップにメッセージ書いてくれたりするよ」
男「マジかよ・・・リア充やべえ」
男「スタバで難しい本とか読んでたほうがカッコいいかな?」
女友「何なの難しい本って」
男「うーん・・・なんだろ論語とか?」
女友「意識高いな・・・mac book開いてる人みたい」
男「駄目か・・・何か良いの無い?」
女友「私はスタバで『白鯨』とか呼んでたらユーモアのセンスあると思うけどね」
男「え?テニヌの技だっけ?」
女友「違えよモビー・ディックだよ」
男「あぁワンピね」
女友「えぇ・・・・・・」
女友「まぁ頑張んなよきっと上手く行くよ」
男「はぁ・・・上手く行くかなぁ?」
女友「大丈夫、きっと上手くいく」
男「ありがとうアシスト王」
女友「誰がアシスト王だごっつぁんゴーラー!」
男「うん、俺頑張るよ!」
女友「でもね・・・大事なのは告白するよりも付き合ってからだよ」
男「付き合ってから?」
女友「そう、君は結婚とか考えてる?」
男「・・・え?まぁそうなれば良いかなぁぐらいには・・・いきなり重くね?」
女友「くっついちゃったらさ・・・最後までくっつくかどっかで別れちゃうかなんだよ」
女友「もし別れちゃったら・・・そうなったらね・・・」
女友「まわりは巻き込まれるだけ、どうしようもない、ただ巻き込まれる」
女友「友人や親兄弟・・・それに子供・・・あっ!親戚とかもかな・・・」
女友「だからさ・・・」
女友「どうせなら・・・」
女友「男君と女には幸せになって欲しいな」
男「」
男「わかった・・・頑張るよ・・・明日も、その先も」
女友「うん、頑張れ」ニコリ
――当日――
男「」コーヒーグビー
男「」キョロキョロ
男「」ソワソワ
女「男君!おまたせ!」
男「おはよう女さん!ちょっと早く来ちゃってコーヒーを飲んでたんだ」
女「そうなんだ、私スタバってお洒落さんなイメージがあって注文とかドキドキしちゃうんだぁ」
男「ハハハ普通にラテ下さいとか言って好きなもの頼めば良いんだよ」
女「男君って何か大人っぽいね」
男「そんなことないよ、それじゃ行こうか」
男(あ、カップに『頑張れ』って書いてくれてる)
???「・・・・・・」
――遊園地前――
男「大人1枚と天使1枚下さい」
受付「はい優待券のご利用で大人2枚ですねー」
女「ねえ男君、天使って何?」
男「え?女さんのことだけど?」
女「え?」
男「え?」
受付「はい次の方ー」
???「・・・・・・」
???「さて・・・」
???「気になってこっそり付いてきてしまった訳だが・・・」
???→女友「ただのバカップル(死語)じゃねーか」
女友「・・・・・・」
女友「頑張れよ男君・・・女」
男「ワイワイ」
女「キャッキャッ」
男「アハハハ」
女「ウフフフフ」
女友「・・・・・・」
女友「・・・観覧車で告るんだっけ?帰る前に乗る予定だったか」
女友「・・・・・・」
女友「どうみてもお似合いなんだよなぁ・・・」
女友「わたしストーカーじゃん」クスッ
――夕方――
女友「そろそろ観覧車かなライトアップも始まるし」
女友(上手くいくのなんて分かりきってる、わたしがいなくても・・・上手くいくなんて・・・)
女友「はぁ・・・」
女友「帰ろう・・・」
女友「」トボトボ
女友「」トボトボ
女友「別に見守る必要なんてなかったのに・・・何してんだろ・・・」
女友「なんか『ラバー・ソール』みたいだな・・・」
女友「いや・・・」
女友「『容疑者Xの献身』だと思いたいな」
――観覧車――
女「きれーい」
男「女さんのほうが綺麗だよ(夕焼けとライトアップが綺麗だね)」
女「もう・・・男君冗談ばっかり・・・」カァ
女「・・・・・・」
女「今日は・・・ありがとうね」
男「ん?あぁ・・・そういえば文化祭の時のお礼だったんだ」
女「私ね・・・もうひとつ男君にお礼を言いたいんだ」
男「え?」キョトン
女「女友のこと・・・」
女「女友ね・・・優しいけどクールでスタイル良くて顔も綺麗だから、なんかちょっとまわりから浮いちゃうでしょ?」
女「でも・・・最近は・・・なんだか楽しそう」
女「私は・・・男君のおかげだと思うんだぁ」
男「そうかな?」
女「そうだよ」
男「でも女友さん美人だし男連中の人気凄いよ?俺は女さんの方がタイプだけど」
女「もう!また冗談言うー」
男(まぁ・・・確かに・・・あそこまで美人だと逆に話しかけ辛いのかもなぁ・・・)
―――女さんは確かに可愛いしおっぱいが大きいし優しくて人懐っこくておっぱいが大きい
でも女さんと女友さんが二人で並んでいると
10人いたら10人が女友さんに目を奪われるだろう
それぐらい女友さんは美しくて・・・でも胸は女さんより小さくて・・・周りと違う
彼女は・・・孤独だったのだろうか
女「それにね・・・女友のご両親・・・ちょっと仲が良くないみたいで・・・」
男「え?」
女「女友はそのことも気に病んでたみたいなの」
男「そうなんだ・・・」
女「昔から・・・本が好きだったの・・・でもここ最近はずっと本ばかり読んでるみたいで・・・」
男「・・・・・・」
女「そんな女友が最近よく笑うようになったの・・・・・・」
女「男君と話してる時にね・・・」
女「だからね・・・男君・・・」
女「私・・・」
女「男君が女友のこと好きなんだったら応援するよ!!」
女「私の親友を幸せにしてあげてー!」
男「」
女「良い子なの!ちょっと素直じゃないけど良い子なの!!」
男「・・・」
女「胸は私の方があるけどホント良い子なの!!!」
男「・・・・・・」
女「よろしゅうたのんます!!よろしゅうたのんます!!」
男「・・・・・・いや、あの」
男「俺が好きなのは・・・」
男「女さn」
係員「はーい到着でーす、次の人乗るから降りてねー」
男「」
――次の日――
女友「・・・で」
男「」
女友「・・・結局」
男「」
女友「・・・伝えられなかったと?」
男「はい」ボソッ
女友「はぁ・・・」
女友「この骨無しチキン野郎がっ!!」
女友「しかもだ・・・」
男「」
女友「女は・・・」
男「」
女友「男君がわたし狙いだって勘違いしてると?」
男「はい」コクン
女(あ、また喋ってる!仲良いなー2人とも頑張れー)
男「これから期末試験あるしクリスマスに彼女といちゃいちゃ作戦は失敗かなー」タメイキー
女友「っていうかさ」
男「はい」
女友「女が何を勘違いしてるのか分からないけど」
男「ほうほう」
女友「女が男君に好意あるのはまず間違いないよ」
男「なんと!」
女友「だからここは・・・」ゴソゴソ
男「???」
女友「これにワンチャン賭けるしかないね」
男「これは・・・?」
男「クリスマス前に駅前公園で屋台やイルミネーションやバンド演奏などのイベント告知!」
男「でも女さん誘って来てくれるかな?」
女友「女は・・・わたしと男君を応援するって言ったんでしょ?」
男「うん」
女友「だったら来るでしょ・・・わたしと男君が誘えば」
男「は!!」
女友「男君の恋路を成就させるためにあの子は色々するつもりなのよ」
男「なるほどつまり・・・」
男「女さんがこれまでの女友さんみたいなポジションにってことだね!」
女友「・・・そうね
女「行くよ!行く行く!!」
女友(食いつき良いなー)
男「ありがとう女さん」ニコリ
女「いやいやホンマは私なんか若い二人の邪魔かもしれんけどなー」
女友(何でエセ関西弁?)
男(この子こんなキャラだったっけ?)
女「男君・・・男君・・・」コソコソ
男「ん?何?」
女「アシストは私がするから・・・君はゴールに入れるだけだよ」グッ
男「お・・・おう・・・」
女友「何でこんな面倒なことになってんだろ・・・」
男「んで当日はどのようにいたしましょう?」
女友「21:30に噴水のライトアップが始まるの、チャンスはその時しか無いわ」
男「ゴールに蹴り込むだけ・・・ゴールに蹴り込むだけ・・・」ブツブツ
女友「それまでは3人でイベントを回りましょう」
男「へい!」
女友「それとなくわたしが男君のこと好きじゃないんだというのを女に分かるようにアピールするから」
男「ふむふむ」
女友「男君はしっかり思いを伝えなさい!」
女(あの二人ホントに仲良いよなーいいなー)
女「男君!男君!」
男「はいはい男です」
女「女友の目は確実に惚れた男を見る目だよ!君なら行ける!」
男「そんなこと無いと思うよ?」
女「いーや私の目に狂いはないね!あれは男君とイベントに行ける事に幸せを抑えきれない目だよ!」
男「そ・・・そうなんだ・・・でも俺は女さんと一緒に行けて嬉しいな」
女「うん!私もー!」
男「え?」
女「え?」
女友(あの二人ホントに仲いいよなー)
――――いいなー・・・・・・
――イベント当日――
男「はい来ましたー」
女「来ましたー」
女友「うん、来たね寒いね」
男「お腹すいたねー」
女「ねー」
女友「何かあっちでウェーイな人たちが盛り上がってるけど・・・行く?」
男「結構ですー」
女「EDMとかリア充しか聴かないでしょ!結構ですー」
女友(わたしは結構好きだけどな・・・)
女「はい、屋台で何か食べましょー」
男「ケバブが良いですケバブが!」
女「ほら!女友と男君はここで待っててよ!私何か適当に買ってくるから!」
女友「え?」
男「はい?」
女「それでは」シュババ
男「行っちゃったね・・・」
女友「ね・・・」
女友「さて・・・」スクッ
男「行くの?」
女友「誤解・・・解かなきゃいけないでしょ?」
男「あぁ・・・」
女友「あの子が素直になれるようにアシストしてあげないとね」シュババ
男「アシスト王やなー」
女友「女ー!」
女「え?何で来てんの?二人で待ってなよ!手とか繋いで待ってなよ!」
女友「女はさ・・・」
女「何?」
女友「男君のこと好きなのに何で素直にならないの?」
女「・・・だって・・・女友と男君お似合いだし・・・」
女友「わたしは男君のことそんな風に思ってないよ」
女「でも・・・」
女友「だからさ・・・」
女友「ちゃんと好きな人と向き合って」
女「私は・・・男君が好きだよ・・・」
女友「うん」
女「でも!女友も!!」
女友「違うよ・・・わたしは」
女友「男君のこと好きじゃないよ」
女「そんな・・・」
女友「ほら、買ったの冷めちゃうし戻ろう」
女「親友の好きな人ぐらいね、分かるもんだよ?」クスッ
男「おかえりー」
女友「ただいまー」
女「・・・ただいま」
男「?」
女友「ほら、食べよ」
女「・・・うん」
男「んでケバブは?」
女「食べたねー」
男「食べたねー」
女友「何か飲み物欲しくない?わたし買ってくるよ」
女「!!」
男「おう」
女「・・・・・・」
男(二人っきりにしてくれたんだろうなー)
女「・・・どうして」
男「・・・・・・」
男「女さん!」
女「は・・・はいっ!」
男「俺たちも一緒に買いに行こう」
女「・・・・・・男君・・・」
男「へい女友さーん」
女友「!?」
女「私達も来たよー」
男「っていうかさー」
女「うんうん」
男「3人で来たんだし3人で行動すればよくね?」
女友「はぁ・・・」
女友「・・・・・・人が折角」
女友「二人きりにしてあげたのに・・・」ニコリ
女友「ねぇ男君」
女友「わたし男君と話せるようになって良かったよ」
女友「君がどんな人なのか知れたから・・・」
女友「良い人だって、楽しい人だって分かったから・・・」
女友「だから・・・」
女友「わたしの親友をよろしくね」
女友「ねぇ女」
女友「わたしなんかの友達になってくれてありがとう」
女友「きっと女と男君は上手く行くと思う」
女友「あの人は良い人だって、楽しい人だって知ってるから」
女友「だから・・・」
女友「――――――をよろしくね」
男「え?」
女「ん?」
男&女「何か言った?」
女友「言ったよ」
女友「早く飲み物選びましょう?」
――――そう、選ぼう選択の余地があるなら選択し続けよう
そうやって切り開いていこう
女友「選択の余地があるのなら選び続けよう」
女「屋台の飲み物って色々作ってくれるよねー」
男「たくさん種類あるなー」
女友「え?」
男「あ?女さんこれお洒落じゃない?」
女「お!何かアメリカンな響きだねー」
男「これにしよう!」
女「うんそうだねー」
男「女友さんはどうするー?俺たちはこれにするけど・・・」
女友「それ・・・アルコール飲料よ」
男&女友「え?そうなの?」
女友「わたし達は未成年なんだから・・・」
女友「ギムレットにはまだ早いよ」
女友「さて・・・そろそろ時間じゃないかな?」
男「・・・お・・・おう」ガチガチ
女友「男君・・・」
男「・・・はい」
女友「決めてきな」
男「いえす」
女友「女ー!」
女「なぁに?」
女友「わたし帰るわー!」
男&女「は?」
女「ちょっと!女友!」
男「え?何で?」
女友「二人ともさー・・・」
女友「さっさと幸せになんなよ」
女「そんな・・・」
女友「じゃあね!」
男「行っちゃった」
女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「女友さん・・・帰っちゃったね」
女「・・・うん」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「噴水・・・綺麗だね」
女「・・・うん」
女「・・・女友はね」
男「・・・うん」
女「きっと・・・男君のことが好き」
男「・・・・・・」
女「・・・わたし・・・」
男「・・・・・・」
男「・・・それでもね」
男「俺が好きなのは女さんだよ」
女「男君・・・」
男「女さんが好き」
男「女さんの声が顔が優しさが胸が髪が匂いが笑った表情や怒ってる表情や不安そうな表情や胸が」
男「好きなんだ・・・」
女「男君・・・」
女「私も・・・」
女「男君が好き!」
女「いいのかな?私なんかで・・・女友じゃなくて」
男「俺は女さんがいいよ」
女「ありがとう・・・」
男「だからさ・・・」
男「新学期女友さん会った時にお礼を言おう」
女「お礼?」
男「俺、今幸せだから・・・幸せをありがとうってお礼を言おう」
女「うん、そうだね」
女「これからも女友とは親友だし・・・女友に男君を取られないように頑張るから!」
男「これからよろしくね」
女「うん、よろしくね」
――新学期――
男「おはよー」
女「おはよー」
男「初詣以来じゃない?」
女「そうだねーあの時寒かったねー」
男「女さん震えてたもんね」
女「うん・・・でも・・・楽しかった」
女「彼氏と行けたから」
――新学期――
女友「よし、今日から新学期かー」
女友「あの二人上手くやってるかなー?」
女友「まぁきっと大丈夫だよね」
女友「しかし寒いなー」
女友「誰かに暖めてほしいねー」
女友「わたし、友達いないもんなー」
――学校の階段――
男「そういえば冬休み中女友さんに会った?」
女「会ってないよー女友携帯持ってないしさー年賀状は送ったけど」
男「まぁ今日会うんだし冬休み短いしねー」
女「だねー」
男「アシストが良かったからゴール決めれたの報告しないとな!」
――学校の階段――
女友「しかし冬休み短かったなー」
女友「何か特に何もしないまま終わっちゃった感じ」
女友「年賀状の返事とか書いてないなー」
女友「まぁいいか・・・」
女友「わたしのアシストはどうだったかな男君」
――教室――
男「へーいあけおめーあけおめー」
女「今日寒いねー宿題やった?」
教師「おーいお前ら席つけよー」
教師「・・・えー」
教師「―――――――――――――になりました」
男「―――――――――!」
女「―――――――――!」
――教室の前――
女友「さーて新学期の始まりかー」
女友「よし!行きますか」ガラガラ
教師「――――――――――――です」
女友「」スタスタ
女友「今日からこの学校に転校してきました女友です、仲良くして下さい」
71 : 名無しさ... - 2017/10/15 22:41:05 n8K 68/68終わりです
くぅ疲

