あやめ速報-SSまとめ-

アクア「どおおおなってるのよおおおおおお！！！！」

カズマ「借金してる　国からは色々疑われてる　そもそもやらかしまくってる」

アクア「あたしは女神よ！神様なのよ！　それなのになんで立ち退かなきゃいけないのよおおおお！！」

めぐみん「カズマ、カズマ、一体どうしたんですか？」

カズマ「なんか大規模な工事するんで、お偉いさんが多数泊まる場所としてここ（家）の差し押さえだとさ」

ダクネス「そして立ち退きじゃあんまりと代替として選ばれたのが」

　「レオパレス以下の長屋じゃないのおおおおこれえええええ！！？？」

めぐみん「ところどころ壊れてますが、直せば冬も大丈夫そうですね」

ダクネス「焚き火用の穴もあるな」

カズマ「一応一人一部屋、トイレとリビング付き、あとドラム缶もなんかあるし、気が向けば風呂も大丈夫だな」

アクア「カズマ、カズマ！これご飯炊くやつ！キャンプしましょ！キャンプ！」

カズマ（さっきまで泣いてたのになんか順応してやがる）

めぐみん「とりあえず穴塞ぎましょうか」

ダクネス「廃材とかわけてもらうとしようか」

アクア「廃材ならアテがあるわ！ずっと前に土方やってたおじちゃんに恵んでもらってくるわ！」

カズマ（今更だけど、こいつ女神なんだよな・・・？）

アクア「見て見てー！廃材いっぱいもらってきたわ！」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

ダクネス「私ももらってきたぞ」ドサッ

カズマ「・・・」

めぐみん「いっぱいですねカズマ！・・・カズマ？」

カズマ「置き場所考えやがれえええええ！！！！」

アクア「あ」
ダクネス「あ」

アクア「ほわああああ！！？？あああああ！！ああああああ！！」

アクア「カーズマああ！！カーズマさあああん！！カズマ様ああああ！！！」

アクア「きいいうあああうううあああああああああ！！！！」

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めぐみん「カズマ、いいんですか？」

カズマ「逆に聞くが、あれに近づきたいか？」

ダクネス「私は少し」

カズマ「行くなよ？」

めぐみん「虫や小動物もアンデッド化するんですね」

※廃材に潜んでいました

カズマ「無事修理は終わったな」

アクア「無事！？今無事って言った！？この男無事って！女神であるこのアクア様のこのボロボロ具合がありながら無事って！」

カズマ（元気じゃねーか）

めぐみん「台所がまだ使えないので外で作りましょうか」

ダクネス「私ならちょっとの爆発ぐらい・・・」

カズマ「ダクネスの犠牲でなんとかなるならいいが、完全に無駄足になるだけだからな」

※酒場にて

アクア「なーんなん！！」

ルナ「えっと、一般の方が城壁の外にも行くのでまとめて討伐してしまったので・・・」

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めぐみん「そのせいで爆裂魔法を打つのにも遠くに」

カズマ「お前この前野営跡地にぶっぱしたよな？」

ダクネス「こ、高難易度のクエストでもか、構わないぞ？」

カズマ「俺が構うの！」

カズマ「じゃ、仕事行ってくる」

アクア「ちゃんと稼いでくるのよー！」ﾌﾘﾌﾘ

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カズマ「お前もバイトだよ駄女神！！！！！」

アクア「いらっしゃいませー」

アクア「今日ですか？　今日はですね、このスコッチエッグが載ったやつがとっても美味しくて」

アクア「あ、お久しぶりです。以前は毎日ありがとうございました！」
アクア「はい、しばらく冒険者業ができないのでシフト入ってますよ！」

アクア「お嬢ちゃんおつかい？えらいえらい　ポテトオマケするね！」

アクア「だめ、だめなの。芸は請われてやるものじゃないの！」

アクア「はい、おつかれさまでしたー！」

アクア「みてみてー！大盛りよ！大盛り！」






めぐみん（冒険者になってよかった。本当に良かった）

エリス教の施設っぽい場所

クリス「ボランティア協力ありがとー！」

ダクネス「いや、構わない。どうせしばらくは暇だからな」

クリス「そういえば他のみんなはどうしてるの？」

ダクネス「カズマは土建業と雑貨屋にアルバイト（と、そしてめぐみんのお守り）」

クリス「男の子の基本だね」

ダクネス「めぐみんは内職が中心で、今受けてるのは写本って言ってたな」

クリス「あぁそっか、あの子ああ見えて頭良いんだっけ」

ダクネス「アクアは商店街で売り子をしている」

クリス「そ、そっか・・・」

アクアのタイムスケジュール


６時　起床　ちなみに一番起きるのが遅い

７時　朝の体操　羽衣が飛んで一騒動

７時半　酒場で朝ごはん　大量に討伐されたのでカエルが安い

８時半　商業地区に出勤　廃材に足をとられて転ぶ

９時　屋台で売り子　現代におけるロコモコみたいなのを売ってる

１３時半　昼食　お小遣いで食べ歩き

１４時　商店街で売り子　惣菜と店長がトラウマ

１７時　帰りがてらめぐみん、ダクネスと待ち合わせして公共浴場へ

１８時　長屋へ帰宅　カズマが帰ってくるまでに夕ご飯を用意

１９時　全員揃って夕食　※場合によっては酒場の日も

２０時　内職・宴会芸の練習　うるさかったのかカズマに怒られる

２１時　晩酌　へそくりで買った高いお酒をチビチビ飲むよ

２２時　就寝　うっかり腹を出すが風邪はひかなかった

アクア「あー　えー　いー　うー　えー　おー　あー　おー」

アクア「かー　けー　きー　くー　けー　こー　かー　こー」

カズマ「・・・何してんだ」

アクア「ん？あぁ、　ほら芸って無言でやっても駄目じゃない　だからといって突然傅いてもだめ、ってことで発声練習よ！」

カズマ（この直向きさを他で活かせれば・・・）

アクア「さー　せー　しー・・」ｳｰﾝ

アクア「さー　せー　しー　すー　せー　そー　さー　そー」

アクア「うんっ！」

アクア「浪速のスピードマン一番乗り！　はい続けて！」

めぐみん「浪速のスピードマン一番乗り！」

アクア「浪速のスピードマンは風と友達！　はい！」

めぐみん「浪速のスピードマンは風と友達！」

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カズマ「増えてる・・・」

ダクネス「今日、詠唱中に噛んだらしくてな」

カズマ「あぁ、そういう」

カズマ「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・」

カズマ「クエストに比べれば圧倒的にマシだけど」

カズマ「肉体労働はシンドイ・・・」

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アクア「きょ、今日はお向かいさんが特売してたんで・・・」

アクア「ヒッ・・・」

アクア「ｽﾐﾏｾﾝｽﾐﾏｾﾝｽﾐﾏｾﾝｽﾐﾏｾﾝ」

ダクネス「カズマとアクアはどうしたんだ？」

めぐみん「カズマは久々の重労働でダウン、アクアはシフトに入った時に運悪くライバル店がことごとくセールやってて売上低迷で怒られる」

ダクネス「あぁ・・・」

アクア「ポーカーやりましょう！ポーカー！」

ダクネス「ギャンブルはちょっと」

アクア「ノーレート！ノーレートだから！　あ、でもオカズとか掃除当番とか・・・」

めぐみん「こういうところからエスカレートするんですよね」

カズマ「・・・ん、じゃあアクアが俺より上だったら今週の掃除全部代わってやるよ」

アクア「なになに、金額とかレートとかじゃなくて順位でいいわけ！」

アクア「随分強気じゃない！　幸運の女神どころか女神そのものの実力見せてあげるわ！」

めぐみん（幸運・・・）

ダクネス（幸運・・・）

　「なんでアタシだけボロ負けなのよおおおおおおおおおおおおおおおお！」

カズマ「うーん、欲を出しすぎたか・・・」←２位

めぐみん「カズマは最後おりてればトータルで１位でしたね。運を過信しすぎです」←僅差の１位

ダクネス「めぐみんとカズマはこういうの強いんだな・・・」←大きく離れて３位

めぐみん「幸運が高いカズマと、この手の勝負に慣れてる私が相手ですからね。でももっと続ければわからないかも」

カズマ「そういうダクネスも、俺達の視点移動や思考時間から手札読んだじゃないか」

ダクネス「む、なんか褒められるのはむず痒いな・・・」

カズマ「くっそー、アクアのやつなんでこんな時にいないんだよ・・・」

クリス「いやー仕方ないよ、よその街の商人とか旅人来てるからせん･･･売り子さんは大忙しだし」

めぐみん「ぬるぬるどろどろで気持ち悪いですね・・・」

ダクネス「私は、むしろこう、身体が浸食されてるようで・・・ﾊｧﾊｧ」

クリス「ちょっとダクネス！いったんドブからあがって！そして大きく深呼吸！！」

めぐみん「いっそ吹き飛ばしていいですか？いいですよね」

カズマ（明日アクア引っ張ってこよう。そうしよう）


※カズマとめぐみんはドブ川掃除のアルバイト　クリスとダクネスはエリス教のボランティア

アクア「みてみてー！お肉が３割引きだった！儲かっちゃったね！」

カズマ「ちなみに何エリスだった？」

アクア「えーっと・・・あれ？」

カズマ「割引き率が良くても払う金額がそれなり以上だったら意味ねーだろ！」

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めぐみん「実家をちょっと思い出しました」

ダクネス「え？」

カズマ「ティンダー・・・っと」ｼｭﾎﾞｯ

カズマ「ふー、ふー」

カズマ「よしよしよし」

カズマ「んーちょっと熱いな」

カズマ「クリエイトウォーター！」

カズマ「まぁこんなもんか」

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めぐみん「何なんでしょうね、この敗北感」

ダクネス「一家に一人カズマだな」

カズマ「って何見てんだあああぁぁぁ！！」

アクア（カズマって女の子に見せる趣味あったっけ）


※ドラム缶風呂っぽい何か

ダクネス「ふぅーうぅ・・・」ｶﾎﾟｰﾝ

ダクネス「広い公衆浴場もいいが、こういうのも悪くないな・・・」

ダクネス「難点は湯上がりがちょっと寒そうなことか」

ダクネス「ふむ・・・」ｿﾞｸｿﾞｸ

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めぐみん「ダクネスが風邪ですか、珍しいですね、何があったんですか？」

カズマ「ドラム缶風呂の横で全裸でポーズしてた」

めぐみん「は？」

アクア「・・・なるほど」

カズマ「なるほどじゃねーよ！今何を思いついた！」

カズマ「なぁめぐみん、さんざんパンツスティールした俺が言うのもアレなんだけどさ」

めぐみん「どうしました？」

カズマ「年頃の女の子が外にパンツ干すのってどうなんだ？」

アクア「ここ人通りもあるからけっこう見られてるよ？」

めぐみん「いやぁ、その・・・理屈ではわかってるんですがその」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ダクネス（めぐみんもそっちの趣味が）

カズマ（コイツが勘違いしてるのはわかる）

めぐみん「日干ししたパンツの履き心地に勝てないというか」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

カズマ「あーシンド・・・早く家にこもって食っちゃ寝しつつ、時々サキュバスの店に通う生活に戻りたい」

カズマ「なんつうか、親もこんな感じで働いてたんかな・・・」

カズマ「・・・」

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ダクネス「薪ってもうなかったかー？」

アクア「そこのジャージでいいんじゃないー？」

ダクネス「わかったー」

カズマ「おまえらあああああああ！！！」

めぐみん（カズマも学習してしまっておけばいいと思うのですが）

一旦　〆！　二期アニメお楽しみに！！