上条「ス、スタンド!?小萌先生、いったい何言ってるんですか?」
小萌「よくぞ聞いてくれました!ここでいうスタンドとは、AIM拡散力場を企業秘密で禁則事項にして大人の事情でできたものなのです!」
上条「な、何言ってるのかさっぱりなんですが…」
小萌「まあ簡単に言うと、AIM拡散力場の集合体を側に置くことで、無能力者も疑似的に超能力者クラスの力を出せるようにしたものなのです」
上条「な、なんかよく分かんねーけどすげぇ!」
元スレ
風斬「えぇ!?私がスタンドに…ですか!?」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269889845/
小萌「というわけで、上条ちゃんのスタンドには風斬ちゃんが選ばれたわけなのですよ」
上条「どういうわけですか!…まあ、よろしくな、風斬」
風斬「は、はい。こちらこそ」
小萌「はい、こちらがスタンドについてのマニュアルになりますから、きちんと読んでおいてくださいねー」
スタンド能力解説
ヒューズ=カザキリ
破壊力:D スピード:C 射程距離:D 持続力:A 精密動作性:B 成長性:C
上条当麻のスタンド。風斬氷華そのものである。
能力によってスタンド使いである上条当麻の『幻想殺し』の力を使うことができる。
スタンドが触れた全ての異能の力を打ち消すが、他のスタンドについてはAIM拡散力場の関係ですぐに再構成されてしまう。
風斬自身の意思と人格が残っており、完全に独立して行動することが可能。
スタンド使いでない者でも視認できる。
上条「ふむふむ、なるほど…」
小萌「それじゃあ明日の大会まで、二人で仲良くしているんですよ? あ、シスターちゃんなら私の所で預かっておきますから」
上条「ちょっと待った!なんか一度に衝撃的事実が飛び出しましたよ!?」
小萌「大会というのはですね、上条ちゃんのようなスタンド使い達を集めて実際戦わせる場なのです」
小萌「あ、ちなみに優勝者には、理事長がなんでも一つお願いを聞いてくれるそうですよ?」
上条「そんなことはどうだっていい!それより…まさか風斬と一つ屋根の下、二人っきりで一晩明かせって言うんですか!?」
小萌「はい、その通りです。スタンド使いとスタンドは一心同体ですから」
風斬「えぇ!?そ、そんな…///」
小萌「あ、上条ちゃんはまだ学生なんですから、きちんと節度を守るんですよ?」
上条「ふ、不幸…いや、ラッキー…なのか…?」
上条「な、なんてこった…風斬、とりあえず…帰るか?」
風斬「あ、あの…その、ごめんなさい…」
上条「?なんで風斬が謝るんだよ」
風斬「だ、だって…」
上条「気にすんなって、俺達は友達だろう?」
風斬「は、はい…そうです、よね…」
上条「?」
上条「ただいまー」ガチャ
上条「…って本当にインデックスがいないな…なんて手回しの良さだ…」
風斬「ここが…あなたの家…」
上条「おっと、悪いな散らかってて」
風斬「いえ、そんなことないです」
上条「さって!夕食は上条さんが腕によりをかけて作るから、期待して待っててくれよ?」
上条「さあできたぞ!遠慮なく食ってくれ」
風斬「い、いただきます…」モグモグ
上条「味はどうだ?」
風斬「あ、大丈夫です。ちゃんと感じますから」
上条「ふむ…やっぱりその辺は普通の人間と変わらないな」
風斬「ごちそうさまでした」
上条「ふぅー、食った食った…さて、風呂先に入るか?」
風斬「はい、それじゃお言葉に甘えて…」バタン
上条「…行ったか…」
上条「…たった今、風斬が裸でシャワーを浴びてると思うと…ふぅ」
上条「しかし…こう待っているとなんだかいけない気分になりそうだな…」
風斬「きゃあああああっ!」
上条「!?風斬!どうした!?」ガチャ
上条「大丈夫か!?風斬…え?む、虫?」
風斬「あ…!ま、また…裸…見られ…」
上条「うわあ!す、すまん風斬!」ダッ
風斬「………」
上条「お、おい、風斬」
風斬「………」
上条「あのー…風斬さん?」
風斬「三回目…」
上条「ほ、本当にすいませんでした!」
上条「ふぅ…なんとか機嫌を直してもらえてよかったな。一時はどうなるかと思ったぞ」
上条「…で、だ。上条さんは今から寝るところなんですが、どうして風斬さんは一緒に布団の中に入っているのでせうか?」
風斬「あの…スタンドは、スタンド使いとは長時間離れられないんです…」
上条「あ、ああー!そうなのか、だったら仕方ないなー、うん」
風斬「あの…おやすみなさい」
上条「あ、おう、お、おやすみ」
上条「………」
上条「風斬は寝たか…」
上条「あー、なんか緊張して眠れないぞ…」
上条「今後ろを向けばそこに風斬が…」
上条「まずいな、意識すると余計に…ふぅ」
上条「…というわけで翌日ですが、上条さんは一睡もしてません」
風斬「どうしたんですか?目の下にクマができてますけど…」
上条「あ、明日大会だと思うと、緊張して眠れなかったんだ。それだけだぞ!」
風斬「…?そう…なんですか?」
上条「そうそう!」
上条「本当にここで大会が行われるのか?いつも俺が通ってる学校じゃないか」
風斬「確かそのはずですけど…」
小萌「あ、上条ちゃーん!」タッタッタ
上条「小萌先生!昨日はよくも…」
小萌「今日は遅刻しませんでしたねー、先生は感心なのですよ」
上条「駄目だ聞いてねぇ…」
小萌「さ、もうまもなく大会が始まりますよ。心の準備はいいですか?」
上条「おう!いつでも来やがれ!…と言いたいところですが、眠くて眠くて…」
小萌「あ、さては上条ちゃん…」
上条「ちちち違いますよ!緊張してただけです!」
小萌「…?まだ何も言ってませんよー?」
小萌「そろそろ開始時刻ですね。上条ちゃん、がんばってくださいねー」
上条「いよいよか…」
風斬「あの…がんばって、一緒に優勝しましょうね」
上条「おう、もちろんだ!」
上条「…よし、それじゃ行くぞっ!」
小萌「はいはーい!ご来場のみなさん、今日はお集まりありがとうございまーす!」
小萌「ではこれより、第一回、学園都市スタンドバトルトーナメントの開幕でーす!」
「「「わああああああああ!!」」」
小萌「実況は私!学園都市最強の合法ロリ教師、月詠小萌と!解説はこの人!」ビシッ
木山「木山春生だ。よろしく頼む」
小萌「さあ木山先生、いよいよこの時がきましたねー!」
木山「そうですね。しかし会場は凄い熱気ですね…脱ぐか」
小萌「お!それなら先生も…」
青ピ「うおおおおお!来たで来たで来たでぇっ!!」
吹寄「はいそこの教師二人ー!真面目にやってくださーい!」
小萌「あらー、吹寄ちゃんから注意入っちゃいましたね」
小萌「それでは気を取り直して…第一試合の開始でーす!」
小萌「エントリーナンバー1番!『幻想殺し』こと、私のかわいいかわいい上条当麻ちゃんでーす!」
「出たなゲス条!」
「この説教魔!」
「引っ込めカス!」
上条「あの…どうしてまだ何もしてないのにこんなに野次が飛び交ってるんでせうか…」
小萌「そしてエントリーナンバー2番!元スキルアウトにして現キング・オブ・パシリ、浜面仕上ちゃんでーす!」
麦野「浜面ぁー!負けたらブチ殺し確定よー!」
浜面「ひでぇ!もう何もかもがひでぇ!」
上条「なんだろう…なぜかあの人に親近感を覚えるな…」
小萌「さあ両者出揃ったところで!スタンドファイト、レディ…ゴー!」
上条「は、始まったか!」
風斬「大丈夫です、私に任せてください!」
上条「お、おい風斬!」
浜面「くそっ!負けたら死ぬ負けたら死ぬぅ!いっけぇ!ザ・フール!」
ドドドドドドド
上条「あ、あれが奴のスタンドか…!」
浜面「姿形が女だろうと気にするな!ぶっ潰せ!」
風斬「こんな攻撃…無駄です!」ガッ
浜面「な…俺のスタンドが、消えた!?」
風斬「さあ、今がチャンスです!」
上条「わ、分かった!うおおおおおっ!」ダッ
浜面「なんだ、また現われたじゃねぇか、脅かしやがっ――」
上条「そげぶ!」ボカッ
浜面「おわああああ!」バタッ
小萌「浜面選手アウトー!勝者は上条ちゃんでーす!」
上条「よっしゃあ!」
イン(ry「やったー!流石は私のとうまなんだよー!」
小萌「さて解説の木山先生、この試合をどう見ますか?」
木山「ふむ、上条君のスタンドの能力同期が、実によく働いているね」
小萌「はい、ありがとうございます!これ以上尺を取らせるとまた脱いじゃうので、ぱぱっと次の試合にいきますよー!」
上条「やったな風斬!まずは一回戦突破だ」
風斬「はい、この調子でがんばりましょうね」
上条「しかし…大丈夫かな相手のあの人…なんかブチ殺しがどうとか…」
上条「…考えたら怖くなってきた、これ以上はやめとこう」
小萌「はいはーい!一回戦が全て終了しましたよー!それでは二回戦へいきまーす!」
小萌「赤コーナー!ご存じ『女殺し』!フラグ立てなら俺に任せろ!上条当麻ああああ!」
「ヒャッハー!」
「次が貴様の墓場だぁ!」
美琴「死ねー!さっさと死んじゃいなさーい!」
黒子「お、お姉様!落ち着いてくださいまし!」
上条「ビリビリの奴…何もあそこまで言わなくても…不幸だ」
小萌「対する青コーナー!超電磁砲のメインヒロイン!都会のオアシス!我らが天使!佐天涙子おおおおお!」
「萌えええええええええっ!!」
「佐天さーん!俺だー!結婚してくれー!」
「上条なんかフルボッコだー!」
佐天「あはは…ひょっとしてあたし…期待されちゃってる?」
小萌「さあ、両者見合って…試合、開始ー!」
佐天「ここは先手必勝!いけっ!スタープラチナ!」
ドドドドドドドド
上条「来るぞ!風斬!」
風斬「はい、任せてください!」
佐天「おっと、その手は食いませんよ…っと!」ブォン
小萌「おおーっと!佐天選手、なんと金属バットを放り投げました!」
風斬「あああああっ!!」ガスッ
上条「風斬いいいい!てめぇ…なんてことしやがる!?」
佐天「ふっふっふ、流石に金属バットは打ち消せませんよねー」
佐天「さあ、ここからが本番ですよ!スタープラチナ!」
佐天「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
上条「ぐあああああっ!」
小萌「あああああ!私の上条ちゃんになんてことするんですか!?」
木山「月詠先生、落ち着いてください」
上条「くそっ…そう簡単に何度も同じ手を食うかよ!」ガシッ
小萌「おーっと!ラッシュを潜り抜けた上条ちゃん!スタープラチナを掴み、消滅させました!」
佐天「でも、すぐに再生しますよ!」
上条「ああ、でもな…」
上条「てめぇをぶん殴るには十分な時間だっ!!」ボカッ
佐天「きゃあああああっ!」バタッ
「おいィィィィ!?」
「上条てめぇ!俺の佐天さんになんてことを!」
上条「うるせー!吹寄!そいつら全員摘み出せ!」
小萌「佐天選手!倒れたままピクリとも動きません!ついでに信者は吹寄ちゃんに連行されました!勝者は上条ちゃんでーす!」
小萌「さて木山先生、今回の試合はどうですか?」
木山「何か、私がそこはかとなく空気な気がするのですが」
小萌「き、気のせいですよー、観客で一回しゃべったきりの人よりましですってー」
木山「まあともかく、金属バットは危険なので真似をしないように」
小萌「はい、ありがとうございます!それでは次の試合を始めますよー!」
上条「風斬!大丈夫か!?」ダッ
風斬「…はい、ちょっと痛かったけど、平気ですっ」
上条「うわぁ…なんか色々と凄いんだな…」
風斬「それより次が決勝ですよ、がんばりましょうね!」
上条「あ、ああ!」
小萌「さあ、このスタンドバトル大会も早くも決勝がやってきてしまいました!激戦を勝ち抜き、見事この晴れ舞台に立つことになったのはこの二人!」
小萌「西~!学園都市に舞い降りた天災!あらゆる女を食いものにする荒ぶる神!上条当麻ちゃーん!」
「いい加減死ねボケがあああああ!」
「誰も得しねぇんだよおおおお!」
「呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪」
上条「…今日一日で上条さんの世間に対する評価がだだ下がりした気がする…」
小萌「そして東~!グラサンイケメンナンバーワン!その身に科学と魔術が交差して最強に見える!土御門元春ちゃーん!」
舞夏「ん、まあどっちもがんばれー」
神裂「土御門おおおお!上条当麻なんて跡形もなく粉砕してしまうのです!!」
土御門「よおカミヤン、まさかここまで勝ち残ってるとは思わなかったぜい」
上条「まさか決勝の相手がお前だとはな…こっちも思わなかったぜ」
小萌「さあ!決勝戦は親友同士の因縁の対決と相成りました!嫌でも盛り上がっちゃいますねー!」
小萌「それでは!ファイナルラウンド…ファイッ!」
土御門「行くぞカミヤン!やるからに殺す気で行くぜい!」
上条「望むところだ!…風斬!」
風斬「はい!勝利を…二人で掴みとりましょう!」
土御門「まずは俺の魔術を見せてやる!」
上条「何!?魔術なんて使ったら、お前…」
土御門「人の心配より、自分の心配をしたらどう…だっ!」ドォォ
上条「うおおおっ!」
小萌「おおーっと!先生はよく知らないことになっていますが、土御門ちゃんお得意の狙撃術式が炸裂!しかし、上条ちゃんの右手の前に無意味となりました!」
土御門「がはっ!」ベシャ
上条「土御門!お前やっぱり…」
土御門「…いいや、ここからが本番だ…クレイジー・ダイヤモンド!」
ドドドドドドド
土御門「ドララァ!」
小萌「おーっと土御門ちゃん!なんとスタンドで自らを攻撃しました!」
上条「傷が…治ってる…?」
土御門「そうだ、これこそがクレイジー・ダイヤモンドの能力!」
小萌「なんと土御門ちゃん!スタンドで自らの傷を治しました!」
木山「最早原作無視だな…」
土御門「さあ、次の攻撃行くぜい!」
上条「くそっ、どんなに傷を負ってもそれを治せるなんて、どうしたら…」
土御門「ボディがガラ空きだぁ!」ドォォ
上条「しまった!間に合わない!」
風斬「危ない!」バッ
小萌「おーっと風斬ちゃん!自らの身体を盾に、砲撃に立ち向かいました!能力のおかげでダメージは負っていません!」
上条「…助かったぜ、サンキュな」
風斬「恐らくあの人は、またスタンドで傷を治すはず…そこが狙いです」
土御門「ぐっ…だがこの程度の痛みでっ…クレイジー・ダイヤモンド!」
風斬「それを待ってました!」ガシッ
土御門「しまった!」
小萌「クレイジー・ダイヤモンド消滅!回復は失敗です!」
上条「もらったあああああっ!」ダッ
土御門「はっ、甘いぜカミヤン!」
ドガッ
上条「ぐあっ…」バタッ
土御門「がはっ…」バタッ
小萌「なんと同時!同時です!クロスカウンターって奴ですね!」
小萌「さあ…先に立ち上がるのはいったいどちらか!立ち上がった方が勝者です!」
風斬「お願い…立って…」
上条「………………」
土御門「………………」
上条「……っ!ゲホッゲホッ!」
風斬「!」
小萌「立ちました!上条ちゃん立ちました!見事決勝を征したのは上条当麻ちゃんです!!」
上条「ハァ…ハァ…勝った…のか…?」
風斬「やった!やりましたねっ!」ガバッ
上条「おわっ!こら風斬!抱きつくなって!」
風斬「あ…///ご、ごめんなさいっ」
上条「い、いや…」
土御門「いやー、負けた負けた!やっぱカミヤンは強いにゃー」
上条「いや、俺だけじゃねぇよ、風斬と二人で得た勝利だ」
土御門「カミヤン…ひょっとしてそれはおノロケですかい?」
上条「ばっ…な、なに言ってんだよ!」
土御門「ははは!顔が赤いぜい、カミヤン」
小萌「優勝おめでとうございますです!上条ちゃん!いやー、今の試合は素晴らしかったですね、木山先生」
木山「そうですね、まさに決勝戦といったところでしょうか」
小萌「さてそれでは優勝者の上条ちゃんには、理事長がなんでも一つお願いを聞いてくれますが、ちゃんと考えてありますか?」
上条「そういやそんなのあったな…土御門はどうするつもりだったんだ?」
土御門「俺が優勝したら、学園都市全ての学校の制服をメイド服にしてもらうつもりだったんだにゃー」
上条「…………参考にしようと思った上条さんが馬鹿でした」
上条「しかしお願いか…うーんどうしよう…」
上条「そうだ、風斬は何かないのか?」
風斬「私…ですか?…そうですね…私は…いつまでもあなたと一緒にいれたらなぁ、なんて…」
上条「えっ」
風斬「嫌…ですか?」
上条「…いや、俺も同じ気持ちだよ、風斬」
上条「小萌先生…俺の願いは決まりました」
小萌「…そうですか。いったいそれはなんですか?」
上条「風斬を…風斬を普通に人間にしてやってください!…それが、俺の願いです」
小萌「…分かりました、先生から理事長にそうお伝えしておきますですよー」
小萌「時間はかかるかもしれないですが、ちゃんと忘れずに待っていてくださいねー、上条ちゃん」
あの大会からもう数週間――
風斬は俺の前から姿を消した
今では、小萌先生の言っていたことが本当なのかは分からない
でも、確かにあの時、風斬はあそこに存在していたんだ
それは幻想なんかじゃない
決して変わらない現実…
そうだろう?風斬…
ピンポーン
上条「ん…?寝てたのか、俺…」
上条「さっきインターホンが鳴ったような…インデックスー?いないのかー?」
上条「仕方ないな、出るか…」
上条「はいはい、今いきますよー」
ガチャ
風斬「お久しぶりです…やっと戻ってこれました」
上条「風斬…?風斬なのか!?」
風斬「はい…正真正銘、本物の風斬氷華です」
風斬「私、色々あってちゃんと人間になれたんですよ?ほら、その右手で触ってみてください」スッ
上条「あっ…本当だ…消えない…」
風斬「私はもう、消えたりなんかしない。ずっとあなたの側にいます…あなたが、好き…だから」
上条「風斬…俺もだ。そうだ、俺はずっと、風斬のことが好きだったんだ」
上条「優しくて、友達思いで、友達を守るためなら自分の身すら省みないような風斬が…」
風斬「本当ですか?嬉しい…」
上条「ああ、本当だ。これからは、ずっと一緒にいような、氷華」
風斬「はい、当麻さん…」
とある科学の幽波紋
完