ガヴリール「…………」
ガヴリール「は?」
ヴィーネ「ガヴのお腹に蛇口をつけて血を飲みたい」
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「正確に言うと」
ヴィーネ「四肢を廃棄してお腹に蛇口をつけていつでも新鮮な血を飲めるように部屋に設置したい」
ガヴリール「!!!!!」ゾゾゾッ
元スレ
ヴィーネ「ガヴの四肢を廃棄してお腹に蛇口をつけていつでも新鮮な血を飲めるように部屋に設置したい」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1497794299/
ガヴリール「いやいやいや……」
ガヴリール「なんかの冗談だよね?ね?」
ヴィーネ「私はいたって大真面目よ」
ガヴリール「ええっと…まず、言ってる言葉の意味がわからないんだけど」
ヴィーネ「え?説明が必要なの?」
ガヴリール「うん……そりゃ必要だよ……」
ヴィーネ「ファミレスとかにドリンクバーってあるじゃない?」
ガヴリール「ああ、あるある。色んな種類の飲み物が出てくるやつな」
ヴィーネ「ちょっと蛇口をひねったら好きな飲み物が出てくるなんて、最高だと思わない?」
ガヴリール「うん、確かに」
ヴィーネ「それがいつでも使えるように家に置いてあったら素敵じゃない?」
ガヴリール「そうだな、いつでもジュースが飲めるなんて最高だ」
ヴィーネ「だから、私はいつでもガヴの血が飲めるように蛇口をつけて家に置きたいのよ」
ガヴリール「ちょっと待てやっぱりわからない」
ヴィーネ「なんで?なんでわかってくれないの?」
ガヴリール「いや、何もかもわからないというか……」
ガヴリール「そもそもなんで血なんて飲むんだ?ヴィーネって吸血鬼だったのか?」
ヴィーネ「いや、吸血鬼じゃないけど」
ヴィーネ「でも、好きな子の血は飲んでみたいじゃない…?///」
ヴィーネ「って言わせないでよ恥ずかしい!!!///」
ガヴリール「なんで照れてるんだよ」
ヴィーネ「四肢を廃棄してお腹に蛇口をつけていつでも新鮮な血を飲めるように部屋に設置したい友達ランキング!!!!!」
ガヴリール「!?」ビクッ
ヴィーネ「一位!!天真=ガヴリール=ホワイト!!!!」
ガヴリール「は、はあ……?」
ヴィーネ「ちなみに二位はサターニャよ」
ガヴリール「サターニャ逃げて!!超逃げて!!」
ヴィーネ「最近の夢は蛇口を買って、ガヴリールとサターニャに写真と一緒に『待っててね』ってメールを送ることよ」
ガヴリール「こっちは悪夢見そうだわ」
ヴィーネ「魔界にいたころはサターニャが一位だったんだけどね」
ヴィーネ「だいぶサターニャへの興味は冷めてきてるから今の一位はガヴリールよ」
ガヴリール「全然嬉しくない……」
ヴィーネ「ほら、わたしたち最近ツイッター始めたじゃない?」
ガヴリール「お、おう……」
ヴィーネ「ちょっとツイッター開いて、『リスト』ってところを押してみて?」
ガヴリール「リストって、フォロワーとかを分類する時に使うこれか……?」ポチッ
ヴィーネ「『追加されているリスト』のところを押してみて?」
ガヴリール「これか」ポチッ
『追加されているリスト:四肢を廃棄してお腹に蛇口をつけていつでも新鮮な血を飲めるように部屋に設置したいランキング』
『作成ユーザー:ヴィネット』
『追加されているメンバー:ガヴリール、サタニキア、まち子』
ガヴリール「こっわ!!いつの間にこんなリストに追加されてたんだよ!!」
ガヴリール「ってかランキング三位は委員長かよ!人間巻き込むなよ!」
ヴィーネ「あ、いまのところガヴ以外の子に蛇口つけるつもりはないから安心して?」
ガヴリール「いや全然安心できないから!」
ヴィーネ「四肢を切り落とす時には、胴体が傷つかないようにしなくちゃね」
ヴィーネ「大切なガヴの身体なんだから」
ガヴリール「大切なら手足を切らないでほしいんだけど……」
ヴィーネ「どうやって切ろうかしら?槍じゃあ切りにくいわよね」
ガヴリール「私の意見ガン無視ですか」
ヴィーネ「無難に包丁とかかしら…あ!サターニャの鎌ならいけそうね!借りましょう」
ガヴリール「私天使だから!悪魔の鎌とか絶対死んじゃうから!」
ヴィーネ「切り落とした四肢は、もちろん冷凍保存よね」
ガヴリール「そんな食品を冷凍庫に入れるみたいな……」
ヴィーネ「ちゃんと血抜きして防腐剤を入れれば、だいぶ長持ちするはずよ」
ガヴリール「何に使うんだよ……」
ヴィーネ「抱き枕」
ガヴリール「うえええええっ」ゾゾゾゾゾゾッ
ヴィーネ「お腹に蛇口をつける時は、おへそに鋭いもので穴を開けないと……」
ヴィーネ「こっちは槍が役に立ちそうね!!」キラキラ
ガヴリール「そんな嬉しそうに言われても……」
ヴィーネ「開けた穴に蛇口を差し込んで、ボルトで固定します」
ガヴリール「いたいいたいいたいいたい」
ヴィーネ「蛇口をひねるといつでも新鮮な血が楽しめる、ガヴドリンクバーの完成よ!」
ガヴリール「うううぅぅ……」ゾワゾワ
ヴィーネ「ね?私が本気ってことがわかったでしょ?」
ヴィーネ「だから蛇口をつけさせて?」
ヴィーネ「大丈夫。ずっと私がそばにいてあげるから」
ヴィーネ「ね?蛇口つけさせて?蛇口つけさせて?蛇口つけさせて??」
ヴィーネ「蛇口蛇口蛇口蛇口蛇口蛇口蛇口蛇口蛇口蛇口蛇口」
ガヴリール「……っ」スッ
パァンッ!!
ヴィーネ「いたたたたた……」ズキズキ
ヴィーネ「ど、どうして急に叩くの、ガヴ…?」
ガヴリール「うっ…ううっ…」シクシク
ガヴリール「……ヴィーネが異常性癖の持ち主ってことはよーくわかったけどさぁ…」
ガヴリール「どうして急にそんな猟奇的なこと言い出すんだよぉ」
ガヴリール「ずっと優しい友達だと思ってたのに、そんなこと言うなんて」
ガヴリール「なんか裏切られた気分なんだけど……」
ガヴリール「私が駄天使だから?いっつも怠けてるからそんなこと言うのか?」
ガヴリール「だったらもうワガママなことは言わない。ちゃんと勉強するし、いい子になるから……」
ガヴリール「だから、もとの優しいヴィーネに戻ってくれよぉ…」シクシク
ヴィーネ「ガヴ……」
ヴィーネ「ごめんね……ちょっと言い過ぎたわ。そんなに泣かないで」
ヴィーネ「私が蛇口をつけるのは、本当にガヴが大好きだからなのよ」
ヴィーネ「ちょっと行き過ぎた愛情かもしれないけど、それだけ愛してるってことなの」
ガヴリール「愛してる……?」ドキッ
ヴィーネ「でも、それがガヴを苦しめるなら……そこは訂正するわ」
ヴィーネ「もうあんまり酷いことは言わないから、許してくれる……?」
ガヴリール「ヴィーネっ……!!」ハグッ
ヴィーネ「よしよし、ガヴ……ごめんね……」ギュッ
ガヴリール「ヴィーネっ…私も、優しいヴィーネがすきだっ……」
ヴィーネ「ありがとう。私もガヴのこと、すっごく好き。愛してるわ……」ナデナデ
ヴィーネ「もう、四肢を廃棄するなんて言わないわ……」ナデナデ
ガヴリール「うん……」
ヴィーネ「部屋に飾ったりもしないから……」ナデナデ
ガヴリール「うん……ありがとう……」
ヴィーネ「だから……」
ヴィーネ「だから、代わりに……」
ヴィーネ「蛇口、二つつけさせて?」ニコッ
ガヴリール「……え」ピクッ
ヴィーネ「ちなみに片方は冷血、もう片方は温血が出て……」
ガヴリール「いやだあああああああぁぁっ!!」ジタバタジタバタ
こうしてガヴリールは、ヴィーネに永遠に愛される身体になった。
完

