ジョジョ「今日ディオという僕と同じくらいの年齢の子が養子に来るらしい」
ジョジョ「サプライズとして>>4してあげたら、ディオくんも喜んで僕と友達になってくれるハズだ!」
元スレ
ジョジョ「ディオと仲良くなるためにサプライズとして>>4だ!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1503074485/
4 : 以下、\... - 2017/08/19 01:43:17.855 Mw9j92zz0 2/16親指を目に突っ込んでそのまま殴り抜く
5 : 以下、\... - 2017/08/19 01:49:18.572 Dmos7fqKa 3/16いきなりかよ
バララッダッヒヒ-ン
ジョジョ(馬車の音だ……!もうすぐ来るみたいだな)ワクワク
ディオ「……フン、ここがジョースター邸か」
ディオ(ジョースター家!この俺が養子として引き取られる家ッ!俺はどんな手を使ってでものし上がってやる!ナンバーワンになってやる!)
ディオ「ム……あれが一人息子のジョナサンか。ここはひとつ立場は俺の方が上だということを身体に教え込んで……」
ジョジョ「うおおおおおおおおッ!!ディオーーーッ!!」ドゴォッ
ディオ「うげェッ……!?」
ジョジョ「親指を!目に突っ込んでッ!!そのまま殴り抜けるッッ!!」ドガァッッ
ディオ「ウリィァァァッッー?!!?!何をするゥーーーッ!?」
ジョジョ「罪悪感なしッ!!」バ-ンッ
その日から、ディオにとっては辛い日々が始まった
ジョジョ「少しの間時計借りるよ!」
ディオ(あの時計はもう二度と帰ってこない……。そんな気がする)
ジョジョ「あいつはチクリ魔だから相手にしない方がいいぜッ」コソコソ
モブ「へェ~!ジョジョがそういうならもうディオとは遊ばないぜッ」コソコソ
ディオ(また俺に隠れて内緒話をッ……)ギリッ
ディオには惨めさと落ち込んだ気持ちが続いた……
だがッ!恋!その素敵な好奇心がディオを行動させたッ!
ディオ「エリナ!」
エリナ「ディオ!」
キャッキャ グルグル
ジョジョ「………」チッ
…………………………
ジョジョ「やあ!君……エリナって名前なんだって?最近ディオと仲良くしているみたいだが……」
エリナ「………」ビクッ...サッサ
ジョジョ「ちょっと待ってよ!……このッ!!」
ジョジョ(コイツ……女の癖に紳士である僕を無視するつもりかッ!?許せん!>>14してやるだァーーッ)ムカムカ
14 : 以下、\... - 2017/08/19 02:00:22.470 208W3ixK0 6/16紳士的にエスコート
ジョジョ「そう足蹴にしないでくれよ!僕も一度くらいは君みたいな美しい女性のお相手をしてみたくってさッ!」ニコニコ
ディオ「まあッ/// ジョジョったら美しいだなんて!」カァァッ
ジョジョは狡猾だったッ!紳士として女の子の扱い方を熟知していたのだ!たちまちエリナはジョジョに夢中になったッ!!
ディオ「エリナ!き、今日は一緒に遊びに行けるのかい?」
エリナ「ご、ごめんなさい!今日もちょっと用事があるの!」ササッ
ディオ「あ、そ……そうかい!ごめんよ無理を言って」
ディオ(このところエリナが前ほど俺の誘いに乗らなくなってきている。それに前に用事があると言っていた日にジョジョと遊んでいたのを見かけたことがあるし……)
ディオ(あぁ、エリナだけは友達でいてくれると思っていたのにッ!孤独だなァ~。だが誰にも負けない男になると誓ったんだ。これくらいでヘコタレてはいれんッ)
ジョジョ「………」
ジョジョ(フフ、ディオのやつ今ごろ友達の1人もいなくって孤独を感じている頃だろうなァ~)
ジョジョ(孤独を感じている人間に付け入るなど容易いことッ!ここで僕がディオに>>19すればたちまちディオは僕に夢中になるに違いないッ)
19 : 以下、\... - 2017/08/19 02:14:09.627 Mw9j92zz0 8/16親指をもう片方の目にも突っ込んでそのまま殴り抜く
ジョジョ「親指をもう片方の目にも突っ込んでそのまま殴り抜けばディオは僕に夢中になるに違いないッ!!」
ジョジョ「人は自分より強い人間に好意を寄せるものだッ!待っててくれディオ!今殴りに行くからねッ!!」
そう!ジョジョの感性は完全に人とはズレていたッ!!
ディオ「ふんふ~ん♪」(今日はいい天気だな。ひとつ歌でも歌い出したいくらいだ。散歩にでも出かけようかな!)
ジョジョ「ディオーーッ!!」バッ
ディオ「ン?やあジョジョ。今日はいい天気だね」
ジョジョ「親指を!もう片方の目にも突っ込んでッ!そのまま殴り抜けるッ!!」バキィッッ
ディオ「うげェーーッ!?」ドンガラガッシャ-ン
ジョジョ「どうだい?嬉しいかいディオッ!!」
ディオ「うっ……ううっ」
ジョジョ(げッ、涙!あの誇り高いディオが涙を流しているッ!)
ディオ「この汚らしい阿呆がァーーッ!!俺が何をしたというのだジョジョッ!!」
ディオ「もう許せんッ>>31して反撃してくれるッ!!」
31 : ぺろぺろ紳士 - 2017/08/19 02:23:48.994 wOttyNiI0 10/16ネットで自演。
ディオにはその場で反撃する勇気などなかったッ!!
ディオ「うりぃッ……痛いじゃあないかジョジョ!これからは気をつけてくれよ?」ズキズキ
ジョジョ「あはは!ごめんごめん!」
ディオ(許せん……!ジョジョォ!!こうなったらネットで貴様の悪口を書き込んでやるッ)
ジョジョってなんかうざくね?
紳士ぶってるけど中身はただの小悪党だよなwww
ディオ「フフ。これでいい……!送信っと」
あれ?こいつディオじゃねwww
ディオ「ッ……!?」
は、はぁ!?ディオじゃねーし!そういうお前の方こそディオじゃねーのwww
やっぱりこいつディオだーーッ!!ネットでしかイキがれないなんて最低でやんのーーッwww
ディオ「う、ウリィィッ!? せっかく自演してまで書き込んだのにもうバレてやがるッ!!」
そう、今やジョジョの悪口を書き込むものなどディオくらいしかいなかった!
圧倒的孤独ッ!ディオにはもはやネットにすら自分の居場所はなかった!!
ディオ「こうなったらもう……殺るしかないッ!!ジョジョを殺す……!毒を盛ってやる!あのクソ親父を殺したようにッ」
ディオはもう我慢の限界であった!!
ディオ「あ、あのさ~?ジョジョ、喉乾かないかい……?紅茶でも淹れようか?」ヘラヘラ
ジョジョ「ン……?あぁ、気がきくじゃあないか。貰うよ」
ディオ(ククッ、そいつを食らってくたばれジョジョォーーッ!!)
ジョジョ「ぶっ、ブーーッ!!なんだこの苦いお茶はッ!!」
ディオ(し、しまったァッ!!バレたッ)ガ-ンッ
ディオはあまりの憎しみのあまり毒を分けずに一度に入れてしまったのだッ
ジョジョ「ディオ……!まさか長年の友人である僕を殺そうとするなんて……。証拠は必ず見つけてみせるッ」
ディオ「く、くそォ~~ッ!!まさか気づかれてしまうとはッ!だがあの毒薬は東洋のもの!あいつが証拠を掴むまで2~3日!その間にあいつを殺す術を見つけなければァ~ッ」ギリッ
ディオ「ン……?コイツは>>41?」
41 : 以下、\... - 2017/08/19 02:41:55.745 SepcYNYG0 13/16ジョナサンの黒歴史ノート
ジョジョ「やあッ!君が毒薬を買った東洋の商人を連れてきたよッ!」
東洋の男「アルぅ……」
スピードワゴン(ううッ、紳士ぶってやがるがこのジョナサンって野郎はとんでもない悪だぜッ!
仲間たちは全員殺られたし、あまりの恐怖に俺も東洋の商人の元へ案内し、ここまでついてくるしかなかったッ)
スピードワゴン(まさしくゲロ以下の匂いがプンプンする大悪党だぜーーッ!こんなやつの味方をしないといけない自分にムカっ腹が立つッ)
ジョジョ「さあ観念するんだッ!ディオ!!」
ディオ「………」
ディオ「ふ、フフフ……フハハ!ジョジョォ~コイツをよく見るんだな」ペラペラ
ジョジョ(あ!あれはッ!僕が中学のときの小説やゲームの設定を書き込んだ黒歴史ノートッ!なぜディオが!!)ガ-ンッ
ディオ「波紋、体内に流れる生命のエネルギーを手や足の末端から波状にして放出したものww」
ディオ「スタンド、最新のエネルギー、つまり生命エネルギーが実態となって現れたもの、個人個人によって違うスタンドを持ちそれぞれが」
ジョジョ「うああああッ!!」バキュ-ンバキュ-ンッ
ディオ「うげッ」バタッ
ジョジョ「はァーーッ、はァーーッ……」
ディオ「………」
スピードワゴン「つ、ついに殺りやがった~ッ!!自分の義理の兄弟をッ!!」
ディオ「フフ……人間というのは何か計画を立てても予想外のことであっけなくなんちゃらこうちゃら」ムクリ
スピードワゴン「な……今確かに眉間に銃弾を受けたハズ……」
ジョジョ「な、なぜ生きているんだ……!」ガタガタ
ディオ「俺は人間を超える力を手に入れたぞーーッ!!ジョジョーーッ!!自分の血でだァッーー!!」
スピードワゴン「なんてことだァーーッ!!ディオというやつは不思議な仮面の力で>>46ーーッ!?」
ディオ「ウリィィァァッ!!!!!」
46 : 以下、\... - 2017/08/19 02:59:25.293 SepcYNYG0 15/16ジョナサン
スピードワゴン「ジョナサンーーッ!?ディオがジョナサンになりやがった!!」
ジョナサン「ジョジョォ~!?俺は気づいたんだよ!人間にはいくら悪に染まろうとして染まりきれない。心に善のタガがある!」
ジョナサン「だが!ごく稀にその善なるタガのない人間がある……!お前のようになァ!ジョジョォ!!」
ジョナサン「俺はお前になることによって素晴らしい悪の力を手に入れたのだーーッ!!」
ジョジョ「それがどうした!鉛色の波紋疾走ッ(バレットオーバードライヴッ)!!」ドドドガッ
スピードワゴン「あれはッ!最近軍で開発されたという回転式機関砲(ガトリングガン)!?」
ジョナサン「ウリッ!?」
ジョジョ「死ねェーーーッ!!ディオーーッ!!!」
スピードワゴン「ジョースターさんが屋敷に火を放ったァーーッ!?」
ジョジョ「二階にはまだ父さんがいるッ!!助けたければ僕たちを放っておいてすぐに向かうんだね!」
ジョナサン「うげーーッ!?この外道がァーーッ!!」メラメラッ
その後、燃えた屋敷からはジョースターさんの父親の死体だけが見つかり、ディオ……いや、ジョナサンの死体が見つかることはなかっあ。
ジョースターさんはその後黒歴史ノートに書いてあった波紋とスタンドの力を実際に身につけ、生きていたディオ……。いやジョナサンを一方的にボコり、
ついでに何万年もの眠りから目覚めた柱の男とかいうやつらを葬り去ったと聞くがあんな外道には二度と会いたくないので本当のところはわからない
スピードワゴン「やれやれ。俺の生活はジョースターとかいうやつらに関わらなくなってから平穏そのものだぜッ!!」
スピードワゴン「できればこれからも関わりたくないモンだなァ~」
スピードワゴン「……ン?なんだか時計の針の進みが早いような……?まあ気のせいかッ!」
ジョジョの奇妙な冒険 ~完~