店員「ご注文はいかがなさいますか?」
サターニャ「わたしアイスコーヒー!」
ヴィーネ「ブレンドコーヒーで」
ラフィエル「カフェオレと激辛からしシュー3つでお願いします」
ヴィーネ「おい!」
ラフィエル「冗談ですよー」
元スレ
ラフィエル「ガヴちゃんってほんとにかわいいですよね~」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1494046121/
ヴィーネ「ガヴリールってあれで結構優しいところあるじゃない?」
ラフィエル「やさぐれてても心は天使ですからね。駄天してもなんだかんだタプちゃんやハニエルちゃんに対して面倒見いいですし」
ヴィーネ「私が風邪引いた時は金欠なのに食べ物買ってきてくれたりして、ふと見せる優しさがたまらないのよ」
サターニャ「わかるわ。お昼ご飯誘ってくれたし、割り箸取ってくれたし、七味唐辛子の美味しい食べ方教えてくれたし」
サターニャ「調理実習の時に私がこけて皿ぶん投げてもフォローしてくれたし」
サターニャ「クリスマスの時は縛られてる私にチキンくれたし、何より犬を飼えるように頼んでくれたそうじゃない」
ラフィエル「サターニャさんだけそんなにずるい!」
ヴィーネ「ガヴって小さくてふわふわで可愛くてギュってしたくなるわよね」
サターニャ「そうね」
ラフィエル「気がついたら腕が勝手に動いてますね」
ヴィーネ「この前隙をみて抱っこしたらおひさまの匂いがしたわ」
サターニャ「わたしも嗅ぎたい」
ラフィエル「綺麗なガヴちゃんの時はお花の香りがしますよ」
サターニャ「なにそれ嗅ぎたい」
ヴィーネ「ちょっと強引にお願いしたらそのまま抱っこさせてくれたんだけど、恥ずかしいのか腕の中でう~~って唸ってたわ」
サターニャ「かわいい」
ラフィエル「かわいい」
ラフィエル「私が抱きついたらいつも殺すっていわれるんですけど」
サターニャ「その胸のメロンちぎってから出直しなさい」
ラフィエル「ヴィーネさんが羨ましいです」
ヴィーネ「なるほど喧嘩売ってるのね。表でろ」
ラフィエル「4巻の中の一枚絵ガウちゃんって可愛すぎませんか」
ヴィーネ「あーー……」
サターニャ「ふてくされた顔してリボン咥えてるやつよね」
ラフィエル「どういう状況なのかは分かりませんがあの生意気な目付きがたまりませんよね」
ヴィーネ「私携帯の待受にしてるわ」
サターニャ「見せてよ」
ヴィーネ「いいわよ」ポチッ
ラフィエル「……ふぐぉっ」ガクガク
サターニャ「んががががが」プルプル
ヴィーネ「ごごごごごごご」ビクッビクッ
サターニャ「ごめん、しまって。天使すぎて直視できない。目がつぶれるわ」
ラフィエル「ヴィーネさんよく待受に設定できますね」
ヴィーネ「極力見ないようにしてるの。おかげで目をつぶりながら操作できるようになったわ」
ラフィエル「そうまでして待受にしている意味ってなんなんでしょう……?」
サターニャ「もし目の前でガヴリールがこんな表情とポーズでいたら私我慢できないわ」
ヴィーネ「これ襲われても文句言えないわよね」
ラフィエル「思わず唇を奪っちゃいますよね~」
サターニャ「あー……よく同性同士でのキスは気持ち悪いって言われるけど、私ガヴリールなら全っ然抵抗ないわ」
ヴィーネ「わかるけど私たち悪魔じゃない。こんなに天使すぎるガヴにちゅーされたら昇天しないかしら」
サターニャ「するわね。絶対するわ」
ラフィエル「ではガヴちゃんとのキスは私の特権という事で」
サターニャ「ざけんじゃないわよ」
ラフィエル「そういえば私もガヴちゃんを待受にしてるんですよ」
ヴィーネ「え?ほんと?どれどれ」
ラフィエル「はいどうぞ」ポチッ
サターニャ「あれ、これって駄天前のガヴリール?」
ヴィーネ「わあ!かわいい笑ってる~~!……でもこれ室内なのになんでこんな見下ろしアングルなの?」
ラフィエル「ガヴちゃんの自然体を撮りたかったので壁に小さいカメラを」
サターニャ「ってそれ盗撮じゃない!」
ラフィエル「だって普通にカメラを向けるとどうしても硬くなってしまうんですもの」
ヴィーネ「友達相手に盗撮するなよ……」
ラフィエル「他にも天使学校時代のガヴちゃんのちょっと際どい写真とかありますよー」
ヴィーネ「……あとで少し見せて」
ラフィエル「サターニャさんはどんなガヴちゃんを待受にしてるんですか?」
サターニャ「なんでガヴリールって決まってんのよ。……ガヴリールだけど」
ヴィーネ「せっかくだからサターニャの見せてよ」
ラフィエル「気になりますねー」
サターニャ「………………やだ」
ヴィーネ「え、なんで」
サターニャ「いやよ。見せたくないわ」
ラフィエル「見せないという選択肢はありませんよサターニャさん」
サターニャ「別にいいじゃない普通の写真だから……ちょっとヴィネット来ないでやめなさい!」
ヴィーネ「大人しくしなさいサターニャ」ガシ
ラフィエル「サターニャさんのスマホゲットです」
サターニャ「だめだめだめ!このアホ天使まっ……!!」
ラフィエル「どんな可愛いガヴちゃんが写ってるんでしょうねー」ポチッ
ラフィエル「…………」
ヴィーネ「…………」
サターニャ「…………」
ヴィーネ「半裸のガヴね」
ラフィエル「これ海の時のでしょうか」
ヴィーネ「友達が友達の裸を待受にしてるってちょっとキツイんだけど」
ラフィエル「サターニャさん、児ポ法で捕まりますよ?」
サターニャ「」
ラフィエル「これガヴちゃんにバレたら引かれますよね」
ヴィーネ「確実に距離置かれるわね」
サターニャ「私が言えたことじゃないけど、あんたらも見られたら普通に引かれると思うわ」
ヴィーネの携帯「」ヴヴヴヴ
ヴィーネ「あれ?ガヴからメールだ」
ラフィエル「!」
サターニャ「!」
ガヴリール『今何してんの?暇だからちょっと遊ぼうぜ』
ヴィーネ「かわいい」
サターニャ「……」
ラフィエル「……」
ヴィーネ「暇な時一番に連絡する相手は私のようね」フフン
ヴィーネ『ごめんねガヴ。用事が入っちゃってて遊べないわ。今度一緒にお出かけしましょ』
ガヴリール『わかったよ……。でもお出かけはいらない』
ヴィーネ「おうちデートね。かわいい」
サターニャの携帯「」ヴヴヴヴ
サターニャ「!」
ヴィーネ「!」
ラフィエル「!」
ガヴリール『おいサターニャ今すぐ勝負するからうちに来い』
サターニャ「素直に遊びたいって言えないかわいい」
ラフィエル「それサターニャさんも人の事言えないですけどね」
サターニャ『悪いけど私は今忙しいのよ!そのうち遊んであげるから楽しみにしていなさい!』
ガヴリール『は?遊びたいわけじゃねーし。このバカニキア』
サターニャ「ぶっきらぼうかわいい」
ラフィエルの携帯「」ヴヴヴヴ
ラフィエル「!」
サターニャ「!」
ヴィーネ「!」
マルティエル『お嬢様。今日のパンツは何色でしょうか?』
ラフィエル「」
ヴィーネ「……んぶふふっ」プルプル
ラフィエル「……」イラッ
ラフィエル『着拒しますね~』
ラフィエルの携帯「」ヴヴヴヴ
ラフィエル「!」
ヴィーネ「!」
サターニャ「!」
ガヴリール『らふぃー……今日あいてる?遊びたいんだけどどうかな?家掃除するから来てよ……』
ラフィエル「すでに二人に断られてて弱気になってるかわいい」
ラフィエル「あとらふぃーって呼び方めっちゃかわいい」
ヴィーネ「なんでガヴリールはラフィに対してはちょっと素直になるのよ」
ラフィエル「信頼の差でしょうか~」
サターニャ「あんたを信頼するなんて一番ありえないわ」
ラフィエル『ガヴちゃん、ごめんなさい。ちょっと立て込んでいまして、後日埋め合わせをさせて下さい』
ガヴリール『えーやだやだ!私より大事な用事なのかよ』
ラフィエル「駄々こねてるかわいい」
サターニャ「待ちなさいよ!なんでガヴリールはあんたにこんなに甘えるのよ!」
ラフィエル「信頼の差でしょうか~」
ヴィーネ「ずるい!!」
ガヴリール『もういいよラフィエルなんか!バーカバーカ!!』
ラフィエル「拗ねちゃいましたね」
サターニャ「かわいい」
ヴィーネ「かわいい」
サターニャ「全員に断られた拗ねリールは今なにをしているのかしらね」
ラフィエル「ふてくされてゲームでもやっているんじゃないですかね」
ヴィーネ「あとはふて寝とか」
ラフィエル「ちょっと千里眼で覗いてみましょうか♪」
ガヴリール『ぐすっ……なんだよ、みんな断るとかありえないだろ』
ガヴリール『かまってよぉ……』グスグス
ラフィエル「!? ガヴちゃんが泣いてます!!!」
サターニャ「え!?」
ヴィーネ「ガヴが!?」
サターニャ「わたしガヴリールの家に行ってくるわ!!」ガタッ
ヴィーネ「ちょちょちょっと落ち着きなさいよ!そんな血走った目で家に行ったら恐ろしいわよ!」
サターニャ「ガヴリールが泣いてるのよ!?!?!?」
ヴィーネ「角と羽根出てるから!今のあんたが行ったら余計泣くわ!!」
ヴィーネ「ラフィエルもサターニャを止めなさいよ―――」
ラフィエル「」シュン
ヴィーネ「あれいない」
【ガヴリール宅】
ラフィエル「」シュン
ガヴリール「ぐすぐす……」
ラフィエル(ガヴちゃん……!)ギュッ
ガヴリール「うひゃあああああああ!?!?」ビクッ
ラフィエル「」シュン
――――――――――――――――――――
ラフィエル「」シュン
ヴィーネ「どこいってたのよラフィ」
ラフィエル「ちょっと天使の祝福を」
ヴィーネ「意味わかんないわよ」
サターニャ「ごめんヴィネット、一発殴られたおかげで落ち着いた」
ヴィーネ「それはよかったわ」
ラフィエル「私がいない間に何が……」
ラフィエルの携帯「」ヴヴヴヴ
ラフィエル「おや……あっ、ガヴちゃんから電話ですね。ちょっとすいません」ピッ
ガヴリール『らふぃ~~~……』グスグス
ラフィエル「どうしたんですか?ガヴちゃん」
ガヴリール『私のいえおばけいるかも……』
ラフィエル「えっ」
ガヴリール『さっきなんか抱きつかれた気がする……ぐすっ』
ラフィエル「ガヴちゃんそれはお化けではありません。可憐な天使の抱擁です。抱きしめられた時安心したでしょう?」
ガヴリール『ううん、生あたたかい肉感がすごく気持ち悪かった……』
ラフィエル「」
ガヴリール『ラフィ?』
ラフィエル「て、てんしのちからでおはらいしておくので あんしんしてください」
ガヴリール『えっ、うん、そんなことできんの?ありがとう』
ラフィエル「もう出ませんから、ダイジョウブです……ゴメンナサイ」
ヴィーネ「そういえば、最近こんな事があったんだけど」
サターニャ「うん」
ラフィエル「はい」
ヴィーネ『ガヴリール!!いい加減お風呂に入りなさい!』
ガヴリール『いいよ……2日前に入ったばっかりだし』
ヴィーネ『お風呂は毎日入るものなのよ!きちんと身体の汚れを落としなさい』
ガヴリール『天使が汚れるわけないだろ何言ってんだヴィーネ』
ヴィーネ『現時点であんたの髪の毛が埃まみれになってるのよ……もしかして自分の羽とかも手入れしてないんじゃないの?』
ガヴリール『めんどうくさくてしてないな』
ヴィーネ『もう、ただでさえ洗いにくくて汚れやすいのに。しょうがないから私が綺麗にしてあげるわ』
ガヴリール『いいって、そんなに使わないし』
ヴィーネ『だめ。自分の天使部分をおろそかにしてたら本当に堕天するわよ。ほら早く羽出しなさい』
ガヴリール『もーめんどうくさいな』パァァァ
ヴィーネ『……って、うっわ黒!はね黒!!すでに堕天しちゃってるじゃない!』
ガヴリール『えっ!うそだろ?うわわわヴィーネたすけて!』
ヴィーネ『ああー……真っ白で綺麗な翼だったのにこれじゃ』ベチャリ
ヴィーネ『ん?べチャリ?」
ガヴリール『ヴィーネぇ!私まだ大丈夫かな?魔界に行っても知り合い全然いないし元天使だから絶対いじめられるよぉ!悪魔になってもそばにいてくれるよねっ?』
ヴィーネ『ガヴ……これ、埃とか脂とかなんか色々なもので汚れきってるわ』
ガヴリール『ふぇ?』
ヴィーネ『なにこれどうしたのよ!最近羽出したりした?どうしたらここまで汚れるの!?』
ガヴリール『最近…………?あー、そう言えばなんか天使の状態で生活するとどことなく部屋が綺麗になるもんで頻繁に変身してた』
ヴィーネ『それよ!!!!あんたの羽で部屋の埃が全部取れてたのよ!!』
ガヴリール『まじか!!エンジェルパワーで綺麗になってたんじゃないのか!?』
ヴィーネ『このバカリール!!今すぐお風呂に入るわよ!!!!』
サターニャ「ほんとアホリールね」
ラフィエル「ガヴちゃんの羽とっても綺麗なんですけどねー」
ヴィーネ「そうそう掃除したらすっごく綺麗な羽になったの。悪魔の私でも惚れ惚れしちゃうぐらい」
ヴィーネ「でね、その後」
ヴィーネ『すごい……光り輝いてるわね』
ガヴリール『ふふん、天使学校主席の羽はそこらの天使とは比べ物にならないぞ』
ヴィーネ『洗う前の羽もそこらの天使とは比べ物にならないぐらい汚かったわ』
ヴィーネ『ねぇ、触ってもいい?」
ガヴリール『さっき散々ワシャワシャ洗ってたくせに今更確認取るの?別にいいけど』
ヴィーネ『いやなんか心構えというか……』さわっ
ガヴリール『ひゃんっ』
ヴィーネ『…………』
ガヴリール『…………』
ヴィーネ『今どこから声出たの』
ガヴリール『え?なんか聞こえた?私何も聞いてないけど』
ヴィーネ『』さわさわっ
ガヴリール『んっく……はぁん……』
ヴィーネ『』ムラッ
ガヴリール『ちょっとヴィーネ!?なんでそんなやらしい手つきなんだよ!!』
ヴィーネ『やらしくないわ』さわっさわっ
ガヴリール『ふぁ……///やめっ……あぁんっ///』
ガヴリール『だめだめだめ!!ヴィーネ!禁止!ヴィーネは私の羽に触るの禁止!!』
ヴィーネ『私の羽も触っていいから!!』シュン
ガヴリール『関係なくない!?』
ヴィーネ『角もサービスするから!!』ニョキ
ガヴリール『いらないよ!!』
ヴィーネ『』さわさわさわさわ!!!
ガヴリール『いやっ……ばかっ///ヴィーネのばかぁぁああんっ!///』
ヴィーネ「完全に理性吹っ飛んでたわ」
サターニャ「あんた結構自分の欲望に正直なところあるわよね」
ラフィエル「私たちの羽は敏感ですから……ガヴちゃんの可愛い反応見たいですね」
ヴィーネ「ちなみに触り心地は極上だったわ。なんとか頼み込んでガヴに羽を出したまま一緒に寝てもらったんだけど」
ラフィエル「ガヴちゃんよく許してくれましたね」
ヴィーネ「あまりの寝心地の良さに熟睡しちゃってガヴの方が先に起きてたわ」
サターニャ「私もエンジェルモードのガヴリールと一緒に寝たい」
ヴィーネ「次はやってくれなさそうね……」
ラフィエル「あ、じゃあ私がガヴちゃんの代わりをするのはどうでしょう?」
ヴィーネ「えぇ……?ラフィが……」
サターニャ「なんか寝てる間に呪われそうだわ……」
ラフィエル「お二人の反応にわたし超不服です」
サターニャ「わたし妹が欲しい」
ヴィーネ「なによ唐突に」
ラフィエル「弟さんではダメなんですか」
サターニャ「ていうかガヴリールを妹にしたい」
ヴィーネ「…………」
ラフィエル「…………」
サターニャ「なによその顔」
ヴィーネ「サターニャってあれよね。ガヴのことめちゃくちゃ大好きよね」
サターニャ「そんなことないわ普通よ」
ラフィエル「妹にしたい発言が普通ってサターニャさんの基準やばくないですか」
ヴィーネ「普段ガヴリールの前では素直になれないからここでデレデレ部分が溢れ出ちゃってるのね」
サターニャ「この前ガヴリールがうちに来たのよ」
ヴィーネ「えっ、珍しいわね」
サターニャ「傘を忘れたガヴリールを雨宿りさせてたの」
ラフィエル「なるほどなるほど?」
ガヴリール『うわもう最悪だよ。サターニャの家で雨宿りとか』
サターニャ『文句言うなら出て行きなさいよ』
ガヴリール『はぁ?お前こんな土砂降りのなか乙女を放り出すなんて悪魔かよ』
サターニャ『悪魔よ!ほらタオルあげるから肩とか濡れたところ拭きなさい』
ガヴリール『いいよ面倒臭いから』
サターニャ『私が良くないのよ!!家の中が濡れるでしょ!?』
ガヴリール『私この後風邪ひく予定だからこのままでいいしー』
サターニャ『このアホ天使!合法的に学校休もうとしてんじゃないわよ!』ゴシゴシゴシ
ガヴリール『わぷぷぷ!やめろサターニャ』ジタバタ
サターニャ『こら逃げるな!』
ガヴリール『サターニャー、お腹すいた。なんかだせー』
サターニャ『あんたずうずうしさ極まりないわね』
サターニャ『ちょうど実家から送られて来たケーキがあるから食べなさい』
ガヴリール『おおっまじか!よくやった』モグモグ
サターニャ『ちゃんと感想言いなさいよ!参考にするから!』
ガヴリール『うまい。うまいぞサターニャ』モグモグ
サターニャ『あらそう良かったわ』
ガヴリール『』モグ……
サターニャ『まっ、別に天使の感想なんてあてにならないけどね?悪魔に売るんだもの』
ガヴリール『…………』
サターニャ『でもそんなに美味しいって言うならこれからもガヴリールに試食させてあげてもいいわよ…………ガヴリール?』
ガヴリール『うぇへへへへ……さたーにゃぁ』ギュッ
サターニャ『ほあああああああああ!?!?』
ガヴリール『今日は雨宿りさせてくれてありがとねー?私途方に暮れてたんだよー』
サターニャ「え、あ、え、ん?あ、そ、そうなの、感謝しなしゃいよ?」
ガヴリール『うんー!サターニャが誘ってくれて嬉しかったー。いつもいつも私にかまってくれてありがとねー』ギュウウウ
サターニャ『んああああああああああどういたしましてええええええええ』ナデナデナデナデ
ガヴリール『んひゃ、くすぐったいよー』
サターニャ『がガガガガヴリール……!私の事お姉ちゃんって呼んでみてくれない?』
ガヴリール『? いいですともー』
ガヴリール『サターニャおねえちゃーん』
サターニャ『ガヴリール!!!一生大切にするわ!!!!!!』
サターニャ「そのケーキよく見たらブランデーケーキだったわ」
ヴィーネ「酔いリールになっちゃったのね……」
ラフィエル「酔ったガヴちゃんも可愛いですよね~」
サターニャ「その後酔いが覚めても記憶は残ってたみたいで、しばらくの間ずっと睨みながら舌打ちされた」
ヴィーネ「ガヴにとっては相当不本意だったでしょうね」
サターニャ「その生意気さがまた私の姉心をくすぐるのよ!」
ヴィーネ「わからなくもないけどね」
ラフィエル「でも素直なガヴちゃんもとっても可愛いですよ?」
サターニャ「素直なガヴリールを見る機会がそもそもほぼ無いじゃない」
ラフィエル「そうですねー、天使学校時代のガヴちゃんはそれはそれは天使でしたよ」
聖ガヴリール『ラフィ!一緒にお花畑に遊びに行きましょう?』ウキウキ
聖ガヴリール『ラフィ、私の今日のお弁当は自信作なんです!おかずの交換をしませんか?』エヘヘ
聖ガヴリール『ラフィ~!やっぱり丘まで早く着けるか勝負なんて無理です!私もう走れな……あうっ』ズデッ
ラフィエル「ああああどんなガヴちゃんも素敵ですっ」
ラフィエル「姉になって愛で穢したい!!」
サターニャ「うっわ……」
ヴィーネ「ラフィってほんとに堕天してないわよね……?」
ヴィーネ「うーん私はやっぱり妹じゃない方がいいかな」
ラフィエル「? ガヴお姉ちゃんの方がいいってことですか」
ヴィーネ「ん~~そうじゃなくて」
サターニャ「なによ?歯切れ悪いわね」
ヴィーネ「その……あの……」
ヴィーネ「姉妹だと……け、結婚できないから」
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
ヴィーネ「ちょっとそんな目で見ないでよ!!」
サターニャ「ヴィネット、あんたガチね」
ヴィーネ「ごめんサターニャに言われたくない」
ラフィエル「ヴィーネさん、そもそも女同士では結婚できませんよ?」
ヴィーネ「ほっ、法律が変わるかもしれないじゃない!!」
サターニャ「悪魔と天使の時点でダメじゃないの?」
ヴィーネ「じゃあガヴを堕とすか私が天使になるわ!!!!」
ラフィエル「そんなこと考える時点で天使にはなれそうにないですね~」
ヴィーネ「そろそろ出ましょうか」
サターニャ「そうね、私もストレス発散できたわ」
ラフィエル「やっぱりガヴちゃんが大好きって言えなくて溜まってたんですね」
サターニャ「は?そんんあわけないでしょ?」
ヴィーネ「噛んでるわよ」
ラフィエル「じゃあガヴちゃんにこれから向かうって連絡しますねー」
サターニャ「ええ、今頃寂しい思いしてるでしょうしね」
ヴィーネ「あ、スーパー寄っていい?美味しいご飯作ってあげなきゃ」
【ガヴリール宅】
ぴんぽーん
ガヴリール「はいはいどちらさま……」ガチャ
ガヴリール「なんだ本当に来たのかお前ら」
ガヴリール「なんでいつも私の家に集まるんだよ、うっとおしいな……」
ガヴリール「いまネトゲしてるんだから邪魔すんなよ?」
ガヴリール「まあそこに3人もいると目立つし?とりあえず早く入れよ、ほら」
ガヴリール「私お腹すいたから早く晩ご飯作れよな」
ヴィーネ(かわいい)
ラフィエル(かわいい)
サターニャ「かわいい」
ガヴリール「は?」
完
ラフィエル(なにげに部屋がちょっと片付けられてますねー)
ヴィーネ(ネトゲやってるって言ってたけどパソコンの電源がついてないわ)
サターニャ(もうだめ私ガヴリールがかわいすぎて耐えられない)プルプル