翠星石「もうちょっと待ちやがるですぅ」
サターニャ「あんたが待ちなさいよ!!」
翠星石「もううるせーチビ悪魔ですぅ…」
サターニャ「ちびじゃないわよ!?」
翠星石「すこやかに〜伸びやかに〜」
サターニャ「ききなさいよ!?」
元スレ
翠星石「すこやかに〜伸びやかに〜」サターニャ「ちょっと何やってるのよ!!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1491899753/
サターニャ「てかそれ植物じゃないわよ!」
翠星石「んなもんわかってるですぅ!犬っころの毛を伸ばしてるんですぅ!」
サターニャ「なんでそんなことするのよ!?」
翠星石「翠星石はボルゾイみたいな長毛種が飼いたいんですぅ」
サターニャ「不純っ!動機が不純すぎるわよ!」
サターニャ「だからってなんで水かけるのよ!びしゃびしゃじゃない!」
翠星石「よく見やがれですぅ」
犬「」ビッチャァ…
サターニャ「かわいそうじゃない!!」
翠星石「あ、あれ?おかしいですぅ……」
翠星石「たぶんタイムラグと言うやつですぅ」
サターニャ「動物愛護団体に怒られるわよ!?」
翠星石「毛が短いと下品でかっこ悪いから少しでもよくしてやっただけですぅ」
サターニャ「結果濡れただけじゃない!」
サターニャ「あーもう、犬!こっちに来なさい拭いてあげるわ」
犬「」ブルブルブル
サターニャ「うわぁ!?」
翠星石「わ!翠星石にもかかったですぅ!早く抑えるですぅ!!」
サターニャ「もー……」ワシャワシャ
サターニャ「はい!これでいいわね!」
犬「」モッサー
サターニャ「うわぁ!?何よこれ!?」
翠星石「やったですぅ!成功ですぅ!!」
サターニャ「本当に伸びた……」
翠星石「翠星石がやったんだから成功して当たり前ですぅ!」
サターニャ「ちょっと!これあんたの仕業なの!?戻しなさいよ!」
翠星石「うるせーですぅ!かっこよくなったんだから翠星石を褒めるですぅ!」
サターニャ「かっこよくなんか……」
犬「」モッサー
サターニャ「かっこいい……」
翠星石「おい!犬っころ!翠星石の方へ来るですぅ」
犬「」スタスタ
翠星石「おおー!やはり翠星石が思っていた通りモフモフですぅ」モフモフ
サターニャ「本当はそれが狙いね!」
翠星石「翠星石はこのモフモフを堪能してるですぅちび悪魔はあっちに行ってろですぅ」
サターニャ「私の使い魔なんですけどぉ!?」
サターニャ「……」
翠星石「……なんですぅ」モッフモフ
サターニャ「ちょっと触っていいかしら」
翠星石「嫌ですぅ」
サターニャ「な゛っ!?」
サターニャ「少しぐらいいいじゃない!」
翠星石「翠星石の計画に反対してたくせに生意気ですぅ」
サターニャ「ぐぬぬ……」
翠星石「はやく回れ右するですぅ」
サターニャ「でも毛を伸ばすには私の力がいるんでしょ!」
翠星石「そ、そんなことないですぅ!翠星石一人でやってるですぅ!」
サターニャ「嘘つきなさいよ!この指輪から力が抜き取られたんだから!!」
翠星石「むむむ……」
翠星石「しゃーねーですぅ……1モフモフにつき1うにゅーですぅ」
サターニャ「なんでよ!だいたいうにゅーってなによ!」
翠星石「ちっ……」
サターニャ「生意気な人形ねー……」
サターニャ「おおー!モフモフねー!!」モフモフ
翠星石「翠星石の庭師の如雨露は万能ですからね」
サターニャ「なんだかよくわからないけどこれは気持ちいいわ……」
翠星石「ちょっと!なに翠星石のもふもふを取ってやがるですぅ!」
サターニャ「うるさいわねー……もう少しいいじゃない」
翠星石「しゅーりょー!ちび悪魔は早く離れるですぅ!」
サターニャ「モフモフねー……」モフモフ
翠星石「モフモフべっとですぅ……」モフモフ
犬「」
サターニャ「にしてもこんなに長くては犬も邪魔でしょ」
犬「」
サターニャ「うーん……この辺にトリミングしてくれるとこあったかしら……」
翠星石「そんなことしねーでもこのままでいいですぅ」
サターニャ「そういうわけにもいかにでしょ」
翠星石「だいたい人間が使っているようなハサミでは寝たら元通りですぅ」
サターニャ「なによそれ呪いじゃない……」
翠星石「呪いじゃねーですよ!」
サターニャ「じゃあ犬は一生このまま!?」
翠星石「そんなことはねーで…あ、そうですぅ!このままですぅ!!」
サターニャ「……今何か言いかけなかった?」
翠星石「そ、空耳でも聞きやがったんですかねぇ……」ヒュ…ヒュー…
サターニャ「いやいや!そんなことはないって言おうとしたわよね!?」
翠星石「いってねーですよ耳がジャンクにでもなったんじゃないですぅ?」
サターニャ「しらを切るんじゃないわよ!」
パリーン!!
犬「」
蒼星石「翠星石どうしたんだい!!」
翠星石「あわわわ、ちょうどよすぎですぅ……」
サターニャ「あ゛ー!!窓がー!!」
蒼星石「おこまりかい!?」
翠星石「な、なにもこまってねーですよ……そうだ翠星石が作ったスコーンでも食べて寝るですぅ」
蒼星石「窓が割れてる!!」
サターニャ「あんたがやったんでしょ!」
蒼星石「えぇ!?僕が!?」
サターニャ「また直さないと……このガラス大きくて高いのよ!?」
蒼星石「そうなんだ!!」
翠星石「お、落ち着くですぅ……」
蒼星石「そうだ翠星石、君が僕を読んでいるような気がしたんだけど」
翠星石「呼んでねーですよ……さっさと山奥にでも還りやがるですぅ……」
蒼星石「そうはいかないよ!僕たちは2つで一つ!双子の薔薇乙女なんだから!!」
翠星石「めんどくせー蒼星石です……」
サターニャ「ちょっと!!」
蒼星石「なんだいこの犬は?」
翠星石「犬ですぅ」
蒼星石「随分と毛が長いね」
翠星石「ちょ、長毛種ですぅ」
サターニャ「違うでしょ!あんたがやったんでしょ!」
翠星石「あ、喋るなですぅ!」
蒼星石「何だって?翠星石駄目じゃないか庭師の如雨露を無闇に使っては」
翠星石「……す、すまんですぅ……」
蒼星石「庭師の如雨露で伸ばしたらこの僕が持っている庭師の鋏で切らないともとに戻らないじゃないか!!」
翠星石「なんでそこまでペラペラ喋るですぅ!!」
サターニャ「もとに戻せるの?」
翠星石「あーもう……」
サターニャ「なによ!やっぱり戻せるんじゃない!!」
蒼星石「そうだね僕が持つこの庭師の鋏で…レンピカ!お願い!」
サターニャ「なにこれ!?手品!?凄いわねー!」
蒼星石「それでこの犬をトリミングしてあげるんだったね」
サターニャ「そうねそうしてちょうだい!」
翠星石「ちょ、ちょっとまつですぅ!」
蒼星石「翠星石わがままは駄目だよ」
翠星石「うぅ……じゃ、じゃあ最後にモフらせてほしいですぅ」
蒼星石「うーん……どうなんだい?ワンちゃんのマスター」
サターニャ「マスター……?私?そうね!最後に私もモフりたいわ!」
蒼星石「ならしかたないね」
犬「」
翠星石「うぅ……さらばモフモフ……」
サターニャ「堪能したわ……」
蒼星石「なら切るよ」
サターニャ「ちょっとまって!!」
蒼星石「どうしたんだい?ワンちゃんのマスター」
サターニャ「庭師って言ってたけど犬のトリミングなんてできるの?」
蒼星石「草木同様に切っていけば大丈夫だよ」
サターニャ「え、大丈夫なの?」
翠星石「あ、もうすぐクンクン探偵の時間ですぅ」タッタッタ
翠星石「通販番組しかやってなかったですぅ……」
サターニャ「おぉ!元通りになったわね!」
犬「」
蒼星石「ふー…こんなものかな」
翠星石「あー……モフモフがぁ……」
サターニャ「はー……犬ももとに戻ったし……」
翠星石「今度はちび悪魔の髪の毛を伸ばしてやるですぅ!」
サターニャ「え!?わ!ちょっと!やめなさいよ!!」
翠星石「安心しやがるですぅ蒼星石もいますしー」
サターニャ「そんな問題じゃ…ちょっと!?」
翠星石「すこやかに〜伸びやかに〜」
蒼星石「やれやれ」
サターニャ「前が見えないんですけど!!」モッサー
翠星石「ざまあねーですぅ!」
ガッシャアン
翠星石「な、なんですぅ!?」
蒼星石「来客かな?」
サターニャ「何が起こってるのよー!」
水銀燈「こんばんはドールズ、そしてさようなら」
翠星石「すすすすす、すいぎんとう!?」
蒼星石「水銀燈何しにきたんだい……」
サターニャ「また新しいのが増えたの!?みえなーい!」
水銀燈「あら、翠星石もいたのね」
翠星石「なんのようですぅ!カエレ!」
水銀燈「姉に対してその口の聞き方はないんじゃなぁい?」
翠星石「うぅ……蒼星石ぃ……」
蒼星石「まあ何しにきたなんか聞かなくてもわかるけどね……」
水銀燈「物分りが良くてたすかるわぁ」
蒼星石「ローザミスティカだね……」
水銀燈「ふふふ……じゃあどうするかわかるわね?」
蒼星石「残念だけど素直に渡すとも限らないのさ」
水銀燈「やるっていうの?」
サターニャ「ぷはぁ!やっと見えるようになったわ!って何あれ!?悪魔!?」
蒼星石「流石の君でも僕から奪うのは難しいんじゃないかな」
水銀燈「ローザミスティカを持っているのは貴方だけじゃないわ」
蒼星石「翠星石!!」
翠星石「あぅ……すまんですぅ……」
水銀燈「あとは一捻りだけね」
蒼星石「待ってくれ水銀燈!」
蒼星石「わかったローザミスティカをわたそう」
水銀燈「ふぅん……その代わりに翠星石を離してくれってことね……」
蒼星石「君も物分りがいいじゃないか僕から無傷でローザミスティカが取れるのはいい条件だろ?」
翠星石「蒼星石そんなことやめるですぅ!そんなことされても翠星石は嬉しくないですぅ!」
蒼星石「いいんだ翠星石……さぁ水銀燈こっちへ来てくれ」
水銀燈「しかたないわねぇ……」
蒼星石「ふぅ……じゃあいくよ」
水銀燈「はやくしなさいよぉ」
蒼星石「お゛お゛ぇえ゛ぇ!」ヌチャァ…
水銀燈「えぇ……もらっちゃったぁ…………」
サターニャ「な、何が起こってるの……?」モッサー
蒼星石「」
翠星石「蒼星石ぃ!!」
水銀燈「じゃ、じゃあもらっていくわぁ……」バッサバッサ
サターニャ「あれ?」
おわり

