ハドラー「はっ、>>5でございます」
元スレ
バーン「ハドラーよ、2017夏アニメのオススメは何だ?」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1499076981/
6 : 名無しさ... - 2017/07/03 19:17:43 e4k 2/37一覧はこちら
http://i.imgur.com/XORsT4P.jpg
二期以降は無しでお願いします
5 : 名無しさ... - 2017/07/03 19:17:37 I6X 3/37チアフルーツ
7 : 名無しさ... - 2017/07/03 19:18:28 e4k 4/37>>5
アクションヒロイン チアフルーツ 了解
ザボエラ「ひょっひょっ…ではまずワシから進言させていただきますかな…」
ハドラー「ザボエラか…よかろう」
ザボエラ「今期は「アクションヒロイン チアフルーツ」これがよろしいかと」
バーン「ふむ……オリジナルアニメだな」
ザボエラ「陽菜野市という地方都市を舞台に、9人の少女たちがアクションヒロインと呼ばれるチームを組み、戦ったり歌ったりする、という話ですな」
バーン「アクションヒロインとは…?」
ザボエラ「ひょっひょっ、一言でいえばご当地ヒーローのようなものですな」
ザボエラ「地方の町おこしのために、各地で結成されておる戦隊チーム…全国に様々なご当地ヒロインがおり…それはランキング付けされ、テレビ番組などで紹介されておるようです」
ハドラー「そ…それは完全にラブライブではないのか。アイドル活動をご当地ヒーローに置き換えてるだけ…」
ザボエラ「ひょっひょっ…むしろ完全にそう割り切って見たほうが良いでしょうな」
ザボエラ「戦隊を結成すると思われる9人は声優ユニット「トキメキ感謝祭」を結成しており、音楽展開やライブも楽しめることでしょう…」
バーン「なるほど……今期のアイドル物というわけだな…」
バーン「そのトキメキ感謝祭の構成メンバーを申してみよ…」
ザボエラ「はっ、M・A・O、伊藤美来、元AKBの石田晴香……」
ハドラー(ぐっ…やはりアイドル物だと食いつきが違う…)
ハドラー「ま、待てザボエラ、最近ただでさえアイドルものは飽和気味」
ハドラー「しかもこれは戦隊ものだとか、町おこしだとかいろいろ盛り込んでいる、きちんと話がまとまるのか」
ザボエラ「ひょっひょっ…むしろ戦隊ものとアイドルの組み合わせは王道ではないですかな?」
ザボエラ「かつてのOVA文化でも、アイドルと戦うヒロインは実に親和性が高かったもの…」
ザボエラ「それにOPEDもソツなくまとまっていて好印象…まったく不安はありませぬぞ」
バーン「よくわかった、ザボエラよ…」
ハドラー「ば、バーンさま!」
バーン「このアクションヒロイン チアフルーツ、余の視聴リストに加えよう、予約を頼むぞ…」
ザボエラ「ははーーーーっ!」
ハドラー(ぐうっ…さすがは六団長で最も権謀術数に長けた男…。危なげのない作品を選んできおる…)
バーン「…………」
バーン「……町おこしとのことだが、政治ネタをやりだしたり、ということはあるまいな…?」
ザボエラ「そ、それはもちろん」
バーン「うむ…そうか」
バーン「では…次は>>16について意見を聞こう…」
16 : 名無しさ... - 2017/07/03 20:18:18 B4I 9/37異世界食堂
17 : 名無しさ... - 2017/07/03 20:19:29 e4k 10/37>>16
異世界食堂 了解
クロコダイン「魔軍司令どの、次は俺が進言してもいいだろうか」
ハドラー「獣王クロコダインか…武勇で知られるお前のことだ、きっとアクションアニメを…」
クロコ「今期は「異世界食堂」これを推薦させてもらおう」
ハドラー「ほう…? なろう原作だな、お前が料理アニメとは…」
クロコ「7日に一度、異世界とつながる洋食屋を舞台に、そこを訪れる異世界の客たちを群像劇として描いている」
クロコ「一話完結のエピソードが多いが、他の話とリンクしていたり、洋食屋の先代からの常連の話も混ざっていたりと、立体的に交差する話が実に面白い」
ハドラー「ふむ…確かに今や数多くの亜流がある、異世界グルメものだが…」
ハドラー「正直なところ…出てくる料理がどれもこれも平凡というか…」
ハドラー「相手が文化レベルの低い異世界人だから驚いているだけであって、グルメ漫画としてどこまで評価できるのか…」
ミストバーン「……確かに」
ハドラー「う…魔影参謀ミストバーン…い、いつの間に…」
ミスト「グルメ漫画といえば、きちんと料理監修をつけ、非日常を味あわせてくれる料理を出してこそではないか……?」
ミスト「ただのオムレツやプリンに驚いている異世界人を眺めるのは、何か心苦しいものがある…」
ミスト「特に「最後のレストラン」などと比較すると……」
ハドラー「ずいぶん語るな…」
クロコ「む……そ、そんなことは…」
ヒュンケル「待ってもらおう」
ハドラー「む、ヒュンケルか…」
ヒュンケル「ミストバーンどの…現代のグルメ漫画は、かつての高級料理に偏重した傾向への反省があるのだ」
ミスト「…………」
ヒュンケル「高級で希少な食材、伝統にのっとった調理法、あるいは最新の分子調理など…」
ヒュンケル「それはそれで立派なものだが、もはや一般人には全く縁のないもになってしまった」
ヒュンケル「だからこそ、ただの居酒屋を食べ歩いたり、おもたせ品をリポートするような漫画が生まれている」
ヒュンケル「異世界食堂のテーマとは。我々が忘れた、ルーチン化した食事へのエモーション…」
ヒュンケル「異世界人たちのカスタマディライトな食レポには、プリミティブな教訓がある」
ヒュンケル「それを再確認するためにも、このアニメには見る価値があると思う」
ミスト「……フ、なるほどな…」
ハドラー「…………」
バーン「…………。うむ、よくわかった」
バーン「この異世界食堂、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ…」
クロコ・ヒュンケル「ははーーっ」
クロコ「……魔軍司令どの、今の説明わかられましたか…?」
ハドラー「……も、もちろんだとも」
バーン「……では次は、>>31について意見を聞こう…」
31 : 名無しさ... - 2017/07/03 21:00:37 okG 16/37ナイツ&マジック
32 : 名無しさ... - 2017/07/03 21:01:35 e4k 17/37>>31
ナイツ&マジック 了解
バラン「ハドラーどの、次は俺が進言しよう」
ハドラー「ふむ、竜騎将バランか…姿が見えなかったが」
バラン「リンガイアを潰しに行く予定だったのだが、床屋が混んでたので時間が無くなってな」
バラン「城にワンパンするぐらいしかできなかった」
ハドラー「そうか……。それで? お前のオススメとは何だ、バランよ」
バラン「うむ…今期は「ナイツ&マジック」こちらをお勧めさせてもらおう」
バーン「ふむ…ロボットものだな…」
バラン「いわゆる転生もの。事故で死んだプログラマーが異世界の少年に転生し、シルエットナイトと呼ばれるロボット乗りに成長する話だな」
バラン「ファンタジー世界のロボットというのが実にすばらしい、盾を構えたデザインもZナイトのようで心が浮き立つな」
ハドラー「ふむ…ファンタジーのロボットものは今では数年に一度になってしまったからな…」
ハドラー「ブレイクブレイドとかガン×ソードとか」
バラン「ガンソはSFだ!!」
ハドラー「そ、そうだったな…」
ハドラー「しかし…1話を見てみたが、異様に原作をはしょっているし、設定もいろいろ変わっている」
ハドラー「原作の宣伝のために、ガンガン原作を消化して1クールに詰め込むタイプのアニメのようだが…」
バラン「原作は設定語りが冗長な部分があるからな、雰囲気はビジュアルで十分保管できている、長い説明は要るまい」
バラン「それに、やはりアニメといえばロボットもの、これが伝統であり王道…」
バラン「CGの進歩でできることは増えているのに、大ヒットは生まれなくなっている現状は悲しむべきものだ」
バラン「いいロボットアニメはたくさんあったのだ、クロスアンジュやマジェプリ…」
バラン「M3も、世で言われるほど悪い作品ではなかった」
バーン「うむ…M3か。余はVITAのゲームまで買ったからな…」
バーン「シナリオ分岐がノーヒントなので、トロフィーが取れないままだが…」
ハドラー「あー…その、話題がそれすぎていますな…」
ハドラー「つまり…バランよ。ロボットものをもっと大事にするべき、と言いたいのか…」
バラン「その通り」
バラン「特に主人公も良いな、なろう作品にしては強さや魅力も納得できるものがある」
バラン「また機体のダメージ表現や、無国籍な魔法陣などのCG描写も見どころが…」
バーン「うむ…よくわかった、バランよ」
バーン「このナイツ&マジック、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ……」
バラン「ははーーーっ」
ハドラー「しかしバーンさま、M3のゲームなど買ってたのですな」
バーン「……うむ、まごうことなきクソゲーだが面白かった…」
ハドラー「……?? そ、そうですか」
バーン「では次は…>>44について意見を聞こう…」
44 : 名無しさ... - 2017/07/03 21:38:11 xd7 23/3718if
45 : 名無しさ... - 2017/07/03 21:39:04 e4k 24/37>>44
18if 了解
フレイザード「クックック…!! 次はオレが行かせてもらうゼ!」
ハドラー「氷炎将軍フレイザードか…。いいだろう」
ハドラー(……フレイザード、六大魔軍きっての変態と名高い男だが、今期はどうかな…)
ハドラー(確かに「天使の3P」や「捏造トラップ」などはあるが、紳士アニメかと言われると…)
フレイ「今期は「18if」これをオススメさせてもらうゼ!」
ハドラー「ほう……?」
バーン「ふむ…確かソシャゲ原作だな…」
フレイ「ああ、「キャサリン」に似てるとか言われてたなア」
ハドラー「おい!?」
フレイ「クックック…まあそれは冗談として、ストーリーとしては他人の夢に潜れる能力に目覚めた主人公の話…」
フレイ「心に悩みを抱え、「眠り姫病」と呼ばれる病にかかった女たち、その夢の世界で女は魔女となる…」
フレイ「主人公は夢の世界を冒険し、魔女の心の闇を解決していく、キャストの多さからして一話か、二話程度の完結型だろうなア」
ハドラー「なるほど……」
フレイ「ギャルゲーの一話完結物みてエなもんだろう…、しかも各話監督制、競作と考えれば期待できるってもんだゼ」
バーン「ふむ…。しかし、公式サイトなどを見ても、まだビジュアルが少なくて全然わからぬな…」
バーン「PVを見ても特にエロスの気配はない…。あえてこれを進める理由とは何だ、フレイザードよ…」
フレイ「ククッ……やはり声優、かねえ」
バーン「ほう……」
フレイ「遠藤綾、福園美里、折笠登美子…。ベテランの声優と島崎信長の絡みってとこに艶があると思わねえかい…大魔王サマよ…!」
バーン「確かに…このぐらいの年齢の声優が出てくると妙な緊張感があるものだ…」
バーン「いまだに能登が出てくるとドキドキするようなものだな…」
ハドラー「そ、そうですな、誰でもそうでしょう」
フレイ「もっと言うなら人妻も多い…クククッ…!」
ハドラー「……お前ホント変態だな」
ハドラー「まあ確かに…恋愛の絡んだ一話完結型には意外な当たりも多いからな…戦国コレクションとか」
バーン「うむ……PVの謎めいた雰囲気、案内役の子安もいい演技をしているようだ、興味を惹かれるな…」
バーン「よくわかった、フレイザードよ、この18if、余の視聴リストに加えよう……」
フレイ「ククッ…仰せのままに…!!」
バーン「では次が最後だ」
バーン「ハドラーよ、お前の勧める>>55のアニメについて聞こうか…」
55 : 名無しさ... - 2017/07/03 22:20:12 jxW 29/37メイドインアビス
57 : 名無しさ... - 2017/07/03 22:20:40 e4k 30/37>>55
メイドインアビス 了解
ハドラー「で、では私の推薦を……」
ハドラー「……」
ザボエラ(むうっ…? なんじゃ、魔軍司令どのの腹痛に耐えるような顔は…)
ヒュンケル(何か思いつめたような……)
ハドラー「こ、今期は、メイドインアビス、こちらを推薦いたします」
バラン「なっ!?」
フレイザード「なにイイッ!?」
クロコダイン「?」
バーン「ふむ……」
ハドラー「げ、原作はつくしあきひと氏、ウェブコミックで連載されていた当作品が好評を博し、アニメ化となった次第です」
ハドラー「深さ2万メートル以上のアビスと呼ばれる竪穴、それに潜る探窟家と呼ばれる人々が存在する世界」
ハドラー「新米探窟家のリコと、機械の少年レグがそのアビスに挑む冒険を描いております」
バーン「……」
ハドラー「美しいビジュアルデザインと…想像力を刺激する不思議な生物、そして遺物と呼ばれる不思議な道具」
ハドラー「また迫力ある戦闘や、かわいらしい絵柄で描かれる少年少女の交流なども非常に素晴らしく…」
バーン「ハドラーよ……このメイドインアビスは今期で最も注目されている作品の一つ、そのぐらいの情報は余も聞き及んでおる」
バーン「そして同時にこうも聞いておる…かわいらしい絵柄とは裏腹に、世界観はまさにダークファンタジー」
バーン「心をえぐるような残酷な展開や、外道の極みのような人物も登場すると……」
バーン「ヴェルザーは原作5巻まで読んで、しばらく寝込んだらしいからな…」
ハドラー「ううっ……」
ザボエラ(何を考えておるのじゃ魔軍司令どのは…。アホガールのようなギャグなら無難であろうに……)
ハドラー「た…確かに。これは栗本薫のようなグロテスクな世界観、アビスはまさに地獄のように厳しい場所……」
ハドラー「そこに蠢く探窟家たちもまさに地獄の住人のよう…そのような側面はあります」
ハドラー「しかし…それでもなお、これは名作なのです!」
ハドラー「原作を読んでしまった以上、これをアニメで見ないわけにはいかない、そのような感情に取りつかれてしまったのです」
ハドラー「そして勧めぬわけにはいかぬ…と」
バーン「……」
ハドラー「うう…」ガクガク
バーン「……ハドラーよ…面を上げよ」
ハドラー「!?」
バーン「余は実に晴れやかな気分だ……。お前が保身や身の安全を顧みず、あえて危険な作品を進めたことが嬉しいぞ」
ハドラー「うっ……」
バーン「その気概があれば、今後も魔軍司令として六大魔軍を率いて行けるであろう…」
ハドラー「ば、バーン様」
ザボエラ(むう…さすがはハドラー殿、あえて死地に飛び込んで大魔王様の信任を得るとは…)
バラン(当分、魔軍司令の地位は安泰、というわけか…)
バーン「まあそれはそれとして…。ハドラーよ、ダークファンタジーについてだが」
ハドラー「えっ」
バーン「お前はアカメが斬るを「時代劇みたいな痛快活劇アクションでしょうな」と言って、心構えなしに見た余にトラウマを植え付けたな…?」
ハドラー「う、そ、それは……」
バーン「……よいかハドラーよ、余は寛大な男だ、失敗も二度までは許そう…」
ハドラー「はっ…」
バーン「まずお前は…劇場版ベルセルクで「今度こそワイアルドの活躍が見れますな」と言っていた…」
バーン「余は黒犬騎士団のくだりけっこう好きだからな…、だが結果は…」
ハドラー「うう…」
バーン「そして「灰と幻想のグリムガル」はフェティッシュな描写が素晴らしかったのに、お前は妙に気を使って余に見せまいとした…」
バーン「あのぐらいならなんとか大丈夫なのだ…」
ハドラー「た、大変申し訳なく…」
バーン「そしてアカメが斬るの一件……」
ハドラー「ううっ…」
バーン「だが…」ピッ
ハドラー「うっ」
バーン「終末のイゼッタにサービスシーンが山盛りだと見抜いた功績、余は忘れておらぬ……」
バーン「よいか、これが最後だ、ハドラーよ」
バーン「このメイドインアビスが駄作だったとき、余はこの三本目の指を折る……」
ハドラー「は……ははーーーっ! 間違いありませぬ、メイドインアビスは名作間違いなし! そしてフダークファンタジー全盛時代の到来であります!」
バーン「そうか…間違いあるまいな、ではグイン・サーガの二期も……」
ハドラー「間違いなく二期があります! ついでに戦地調停士シリーズとかもアニメ化でございます!」
ヒュンケル「寝込むぐらいで済むと良いが…」
(おしまい)
68 : 名無しさ... - 2017/07/03 23:14:31 Wmb 37/37今回も面白かった、乙!



バーン様はクソゲーハンターだった⁉