あやめ速報-SSまとめ-

ガヴ「結構臭いな。そんなに悪いのか？」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

サターニャ「そうね」

ガヴ「トイレ行きたかったら行っていいんだぞ。出したら楽になるだろ」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

サターニャ「そうね。後で行くわ」

ガヴ「今行けよ。お腹痛いんだろ」

サターニャ「後で行くの！」ﾕﾗｧ

ガヴ「そんな怒らなくてもいいだろ。こっちは心配していってるんだぞ」

サターニャ「ご、ごめんなさい（大声出したら揺れてうんち落ちそうになった。これから気を付けなくちゃ）」

ガヴ「サターニャが謝るなんて珍しいな。あと、ほら。ゲームで勝負するぞ」

サターニャ「え？」

ガヴ「勝負したかったんだろ。ゲームで勝負するんだよ」

サターニャ「えい、えい」ﾕﾗｧ

ガヴ「えい！」

サターニャ「ひぃ！」

ガヴ「あ！　また勝った。サターニャゲーム下手だな」

サターニャ「（ゲームよりうんちが……）も、もう一回勝負よ」

ガヴ「何回するんだよ、もう辞めないか？」

サターニャ「負けっぱましって悔しいじゃない（ゲーム辞めたらする事なくなって帰らなきゃいけなくなるじゃない）」

ガヴ「あと、なんか座り方がおかしいな？　座高が高くなったような気がする」

サターニャ「そ、そそそそそそそう？　気のせいじゃない！（うんちがお尻に付かないように空気座りしてるのよ）」

ガヴ「…………。お菓子持って来てやるからちょっと待ってろ」

サターニャ「え？　ええ」

ガヴ「あと、サターニャどれだけ臭いオナラらしたんだよ。まだ匂ってるな。」ｸﾝｸﾝ

サターニャ「え！？　そう？（出したうんちが匂っちゃってる）」

ガヴ「何度も言うけど、トイレ行きたかったら行っていいんだからな」

サターニャ「分かってるわよ！！」

ガヴ「何か食べたいお菓子はあるか？」

サターニャ「チョコレートってある？」

ガヴ「あるぞ。今持って来てやるからな」

サターニャ「うんちがお尻に付かないようにずっと空気座りしてたから足痛くなってきた」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ガヴ『なんか言ったかー？』

サターニャ「何でもないわよ！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

サターニャ「足痛い。ガヴリールに言ってどうにかしてもらおうかしら。でもガヴリールにうんち漏らしたなんて言ったら……」

ガヴ『みんな聞いてくれ！！　サターニャが昨日ウンコ漏らしたんだ！！』

ラフィ『本当なんですか、サターニャさん。どうしてそんな面白いことがあったのに呼んでくれなかったんですか！！』

サターニャ『よ、呼ぶわけないでしょ！』

ヴィーネ『げ！　サターニャがそんな悪魔だとは思わなかったわ。悪魔失格ね』

サターニャ『ヴィネット、あなたは味方になってると思ってたのに！？』

タプリス『私に近づかないで下さい、ウンコ漏らし先輩』

サターニャ『私の名前がウンコになってる！』

ラフィ『うんちさん』

ヴィーネ『うんち』

タプリス『うんち先輩』

サターニャ「やめて！　その名前で呼ばないで！！」

ラフィ・ヴィーネ・タプリス『うんち、うんち、うんち、うんち、うんち、うんち』

サターニャ『嫌ああああああああぁ！！！！！！！！！』

サターニャ「何て事になりかねない」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ガヴ「お菓子持ってきたぞ」

サターニャ「あ、ありだとう」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ガヴ「何でそんなに震えてるんだ？」

サターニャ「何でもないわ。それよりお菓子貰うわね」ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ

ガヴ「ん？」

サターニャ「あ……」

ガヴ「それ、ウンコか？」

サターニャ「違うのよ！　これは……これは…………」

ガヴ「どうも臭いと思ったらウンコ漏らしてたのかよ。何で言わなかったんだ？　待ってろ、今拭く物持って来る」

サターニャ「え？　あの」

ガヴ「気持ち悪かっただろ、なんでトイレ行かなかったんだ？」

サターニャ「動いたら、落ちそうだったから」

ガヴ「なら、新聞紙と袋も必要だな」

サターニャ「ありがとう」

ガヴ「ほら、袋の中にウンコ全部落とせ」

サターニャ「ん……」ﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀ

ガヴ「全部落ちたな。これでトイレ行けるだろ」

サターニャ「あと、お風呂も借りていい？」

ガヴ「あがったら呼べよ。私のパンツ貸してやるから。脱いだパンツは置いてある袋の中に入れておけ。私が後で捨てておく」

サターニャ「ねぇ、私がうんち漏らしたこと誰にも言わないでね」

ガヴ「そんなの当然だろ」

サターニャ「ガヴリールｩ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガヴ「泣いてる暇があったら早く行け」

サターニャ「ベットにうんちしちゃってごめんなさい。怒ってない？」

ガヴ「怒ってないから安心しろ」

サターニャ「本当に？　後でゆすったりしない？」

ガヴ「しないって」

サターニャ「何か企んでる？」

ガヴ「怒ってないって言ってるだろ。どんだけ疑り深いんだよ」

サターニャ「今日のガヴリールが……優しいから」

ガヴ「…………。ほら、アレだ。サターニャ、もし私がサターニャのベッドの上でうんち漏らしたらどうする？」

サターニャ「どうするって……。まず、パンツに付いてるうんちを処理して、ガヴリールをトイレとかお風呂に行かせるわ。その後にベッドを拭いて、あっ！」

ガヴ「だろ。漏らしたのを怒るより心配するだろ。それと同じだ。確かにベッド汚されたのはムカついてるが、怒ったって仕方がないだろ。次からは漏らす前にトイレ行くんだぞ」

サターニャ「ガヴリールゥ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガヴ「また泣いてる。それより私のパンツきつくないか？」

サターニャ「大丈夫よ、ありがとう」

ガヴ「ほら、お菓子食べたら勝負の続きするぞ」

サターニャ「ガヴリール、私一生あなたについて行くわっ！」

翌日学校

サターニャ「ガヴリールっ！」ｷﾞｭｳ

ガヴ「なんだよ、サターニャ。くっ付くなよ」

サターニャ「いいじゃないの！！　ねえ、私に何か出来る事ってある？」

ガヴ「ない」

サターニャ「ガヴリール」

ガヴ「なに」

サターニャ「また今日もゲームしに行っていい？」

ガヴ「手加減しないぞ」

サターニャ「いいのよ！　私はガヴリールと遊べるだけで嬉しいの！」

ガヴ「（私もサターニャと遊んでると楽しい）」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

サターニャ「え？　何か言った？」

ガヴ「なんでもない！」

サターニャ「ガヴリールっ！」

ガヴ「何だよ」

サターニャ「んふふふ。何でもない！」

タプリス「天真先輩！　胡桃沢先輩に抱き着かれているとはどういうことですか！！？」

ガヴ「こいつが勝手に抱き着いて来るだけだ」

サターニャ「んふふふふ」ﾆｺﾆｺ

ラフィ「勝手に抱き着いて来るのでしたら振り払えばいいではないですか」

サターニャ「抱き着かれるの嫌？」

ガヴ「…………///　サターニャの好きにしろ！」

サターニャ「やったあ！」ｷﾞｭｳ

ヴィーネ「今日はずいぶん仲がいいわね」

サターニャ「私はね、ガヴリールと一生を添い遂げる事にしたの」

ガヴ「サターニャ、意味わかってて言ってるのか？」

サターニャ「もちろんよ！　ずっと一緒に入れるって事でしょ？」

ガヴ「そうだけど……」

サターニャ「ガヴリール好きぃ♡」ｽﾘｽﾘ

ガヴ「///」

完