『春休みに入ってから、変な夢をみる』
『私は夢の中で、もう一人の私の行動を追いかけているのだ』
『夢の中の私は7月だったり6月だったりを期限に、誰かと仲良くなろうとネトゲ断ちまでして頑張っている。
あたかもシュミレーションゲームの主人公のように』
『時には、私じゃありえないような行動や言動をとってまで、
誰かと距離を詰めたり、逆に離れたりしていた』
『そして、誰かしらと結ばれるか、
あるいは期限を迎えた瞬間に、その夢はプツンと終わるのだ』
『その夢は過去を追体験しているみたいに、
どうしようもない現実感を伴っていた』
『今は4月3日の夜11時。明日は始業式。
夢の通りならば、もうそろそろ電話がかかってくるはずだ……』
元スレ
ガヴリール「安価でギャルゲー……か?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1491669162/
プルルルル
ガヴリール「もしもし、タプリスか? それともゼルエル姉さん?」
タプリス『えっ!? 先輩、どうしてわかったんですか?』
ガヴリール「……いや、なんとなく。
それで、仕送り回復のために誰かと仲良くしろって言うんだろ?」
タプリス『そ、その通りですが……』
ガヴリール「そうだ。ゼルエル姉さんから受けられる支援なんかもないか?
一回だけ戻りたい過去に戻れる……みたいな」
タプリス『詳しい内容は知りませんが、支援はあるみたいです。
……なんですか? お姉さんから予め先輩に伝えられてたんですか?』
ガヴリール「……まあ、そんなところ。
他には何かあるの?」
タプリス『はい! 実はですね……私も先輩たちと同じ舞天高校に通えることになったんです! ですから、よろしくお願いしますね!』
ガヴリール「ああ、それは忘れてたわ」
タプリス『酷い!』
好感度内訳
『ヴィーネ――3/10
サターニャ――10/10 済
ラフィエル――10/10 済
タプリス――3/10』
四月 一週 昼 行動残数『10/10』
ガヴリール(この話は四週目で、
さっきの実るほど首を垂れる稲穂の下りは後三回か……)
ガヴリール(この後、夢の私は必ず誰を誘って帰るが……。
待てよ? ここで誰も誘わなかったらどうなるんだ?)
ガヴリール(そうと決まれば実行だ。
今日は一人で帰ってみよう……)
~~~~~
ガヴリール「痛っ!?」ガンッ
ガヴリール(なんだよこれ……!
見えない膜みたいなものがあって学校から出られないぞ?)
ガヴリール(なら、神足通っ!)フワァッ
ガヴリール(……パンツさえ飛んで行かない。マジかよ)
ガヴリール「駄目だ、手に負えない……どうしよう」
ラフィエル「あれ? ガヴちゃん。どうしたんですか?」
ガヴリール「なんかさ、校門から出られないというか……」
ラフィエル「? ……普通に通れましたが」
ガヴリール「そんなはずは……って」
ガヴリール(……普通に通れた。なんで? なんで?)
ラフィエル「そうだ、せっかくだから一緒に帰りませんか?」
ガヴリール「え? あぁ、うん。構わないよ」
ラフィエル「うふふ。ガヴちゃんと一緒に下校なんて、天使学校以来です」
ガヴリール「そ、そうだね」
ガヴリール(私的には何度も経験したことだよ)
ラフィエル「それにしても元気がありませんね……。
久々の学校は、やっぱり疲れちゃうものですか?」
ガヴリール「そんなんじゃないけど」
ガヴリール(ラフィなら、相談に乗ってくれるかも……)
ガヴリール「なあラフィ……」
ラフィエル「あ、そうだガヴちゃん。今年の桜は遅咲きのようで」
ガヴリール「あのさ、ラフィ。これ何回も」
ラフィエル「……というわけなので、みなさんとお花見に行くことになったんです♪
ガヴちゃんも参加しますか?」
ガヴリール「私さ、何回もその花見に行ったことが」
ラフィエル「ふふ、ありがとうございます♪
きっとみなさん喜びますよ」
ガヴリール「ラフィ、エル?」
ラフィエル「……? どうしました、ガヴちゃん」
ガヴリール「い、いや。なんでもないよ」
四月 一週 夜 行動残数『10/10』
ガヴリール(……どうなってるんだ)
ガヴリール「――っ!」ズキッ
ガヴリール(痛い痛い痛い! なんだよこの頭痛!)ジタバタ
ガヴリール(……痛み、引いた)
ガヴリール「あ、私のスマホ」
ガヴリール(なんだろう。
誰かに、電話かけなきゃ、いけない気がする)
ガヴリール(……あれ、私何を考えてたんだっけ。
ああそうか。タプリスの話をめんどくせーって愚痴ってたんだ)
ガヴリール(さて、誰にかけようかな)
>>9
1、ヴィーネ
2、タプリス
9 : 以下、\... - 2017/04/09 01:42:52.788 PFQ80bTjd.net 7/512
ガヴリール「もしもし、タプリス?」
タプリス『あ、先輩! どうしたんですか?』
ガヴリール「いや……入学式はどうだったのかなって」
タプリス『すっごく胸が躍りました! これから下界の学校で天真先輩や白羽先輩と一緒に頑張るんだって考えたら、もうドキドキが止まりません!』
ガヴリール「……あんまり期待しないでほしいけどなぁ」
タプリス『そんな! 先輩は性根の部分ではなにも変わっていません!
大丈夫です、私が保証しますから!』
ガヴリール「性根が変わってなくたって、私表面腐ってるし」
タプリス『いいえ……その、今の方が天真先輩成分が凝縮されていいというか』
ガヴリール「……切るわ」
タプリス『ああっ! 待ってくださいよー!』
《タプリスと少し仲良くなった気がする》
+1
四月 一週 休日 行動残数『9/10』
ガヴリール「ん? もしもし」
ラフィエル『あ、ガヴちゃんですか?
……すみません、今から少しよろしいでしょうか』
ガヴリール「いいよ。なんの用?」
ラフィエル『実はですね。その、ゲームを買いに行きたくて……』
ガヴリール「ゲーム?」
ラフィエル『はい。クラスで流行しているゲームでして。
……その、お恥ずかしいのですが、私そういった方面には疎くて。
きっとガヴちゃんは詳しいでしょうから、ご教授いただけないかと』
ガヴリール(もうラフィエルとは仲良くなった気がするが、
他の誰かを誘えば好感度アップを狙えるかもしれない)
ガヴリール(どうする?)
>>16
1、ヴィーネを誘う
2、タプリスを誘う
3、断る(行動残数を消費しません)
16 : 以下、\... - 2017/04/09 01:58:18.599 nFSBasqL0.net 10/512
ガヴリール「ついでにタプリス誘っていいか?」
ラフィエル『タプちゃん? 構いませんよ?』
ガヴリール「おっけ。じゃあ駅前で集合な」
ラフィエル『貴重な休日を友のために使うだなんて……!
ガヴちゃんも成長しましたね……』
ガヴリール「あ、そういうのいいから」
~~~~~
タプリス「先輩、今日は誘ってくれてありがとうございます!」
ガヴリール「いいって。ぶっちゃけラフィの導きの盾にしたいだけだから」
タプリス「……せんぱぁい」グスッ
ラフィエル「クスクス、駄目ですよガヴちゃん。タプちゃんをからかっちゃ」
ガヴリール「その割には一番楽しそうだなお前……」
ラフィエル「主催者ですから♪」
タプリス「白羽先輩はそういう方向性じゃない気がします……」
ガヴリール「とりあえず行こうか」
タプリス「はい」
タプリス「ゲームっていろんなものがありますねー」
ガヴリール「あたりまえだ。ドラクエしかなかったとして、ずっとそれだけやっていられるか」
タプリス「ちなみに天真先輩ってゲームばっかりしてると聞きますが、どれをやってるんですか?」
ガヴリール「私のはちょっと違う。
基本プレイ無料インストール制の……MMORPGってやつ。
中にはパッケージがあるタイトルも存在するが、そこまでビッグタイトルじゃないからな」
タプリス「……なるほど。わかりません!」
ガヴリール「いや、C言語一日で把握したお前なら行けるって。
このまま駄天トゥギャザーしようぜ、へい」
ラフィエル「ガヴちゃ~ん!
赤と青がありますが、どっちがいいんですか~?」
ガヴリール「おー、ちょっと待って。
すぐ行く」
タプリス「……わたしも何かやってみようかな」
《タプリスと少し仲良くなった気がする》
+1
四月 二週 昼 行動残数『8/10』
キーンコーンカーンコーン
サターニャ「ふぅーははは!! ガヴリール、今日こそあんたをぎゃふんと言わせてあげるわ!」
ガヴリール「ああ……そうだなー」
サターニャ「なによ! もうちょっと反応しなさいって!」
ガヴリール「で? 今回はなにを持って来たんだ?」
サターニャ「ふふん、いつかのデビルパイソンの反省を活かして、今回はこれよ!」ジャジャーン
ガヴリール「ラッパじゃん。なに、お前世界滅ぼすの? すげえ大悪魔だわ」
サターニャ「そんなわけないでしょ! いい、この音色を聞いた天使はね、速やかに駄目になってしまうの!」
ガヴリール「じゃ私には効かないな。もう駄天してるし」
サターニャ「……そ、そこまで酷くはないわよ?」
ガヴリール「おいなんだその急激なデレ」
四月 二週 夜 行動残数『8/10』
ガヴリール「……さて、色々終わりましたっと」
ガヴリール「新アイテム入手完了。日曜日に買ったプリペイドは使い切った。
……よし、電話だな」
>>24
1、ヴィーネ
2、タプリス
3、天界の実家
24 : 以下、\... - 2017/04/09 02:22:44.278 /oX/8Lea0.net 15/512
タプリス『先輩ですか? お電話お待ちしてました!』
ガヴリール「そっか。なんでそこまで待ちわびられてんだ私」
タプリス『当然です! だって憧れの先輩からのお電話なんて、もう天にも昇る気分じゃないですか!』
ガヴリール「それ天界帰ってんじゃん。さっそく寂しくなるな」
タプリス『言葉尻をつかまえないでください!』
ガヴリール「冗談だって。でもさ、いつかの私ならともかく、今の私にそこまで憧れる要素あるか?
自分で言うのもなんだが、かなり酷いと思うぞ?」
タプリス『いいえ、先輩の内なる輝きは、その程度の駄天じゃ消えたりしないのです!
だって先輩はいざというときは、他人のための苦労を惜しまないじゃないですか!
その心こそ、私が憧れる天真先輩なんです!』
ガヴリール「……っ! す、ストレートに来るなぁ……」
タプリス『す、すみません! お嫌でしたか……?』
ガヴリール「別にそんなんじゃないけどさ、なんだ、ラフィとかヴィーネにも似たようなこと言ってやれよ?」
タプリス『そ、そんな! そんなに罪深いことなんて……』
ガヴリール(ガチでレズなんじゃないかなコイツ)
《タプリスと少し仲良くなった気がする》
+1
四月 三週 休日 行動残数『7/10』
プルルルルル
ガヴリール「はい?」
ヴィーネ『あ、ガヴ? ラフィから聞いたわよ、お花見来てくれるんだって?』
ガヴリール「ああ。色々と事情があるんだよ」
ヴィーネ『? ……まあなんにせよ、来てくれるなら嬉しいわ。
それじゃあいつもの場所で待ってるから』
ガヴリール「あいよー」
~~~~~~
ワイワイガヤガヤ
ガヴリール(さて、桜並木がヤバい自然公園に来たわけだが……)
サターニャ「な、なによこれ……。どうしてこんなに人がいるわけ?」
ラフィエル「春の風物詩ですからね~。このタイミングを逃してたまるかっていう心ですよ~」
ヴィーネ「いい!? お花見をやるからには徹底してやるわよ! 手抜かりなし! 良いわね! よかったら返事!」
ガヴリール「花見の何がヴィーネをあそこまで動かすんだ……」
ラフィエル「きっと愛ですよ~」
ガヴリール「あ、コイツ考えるのが面倒臭くなってるな」
ヴィーネ「私語は慎め!」
ガヴリール(……一等地にブルーシートが引いてあった。
ちょこんとタプリスが座っている)
タプリス「うぅ~……先輩たち来ない。隣の刺青まみれのおじさん達怖い……」ガクガク
ヴィーネ「タプちゃん、お疲れさま。よく陣取ってくれてたわね」
タプリス「べ、別に悪魔に協力したわけじゃないですから!
ただ天真先輩も来ると聞いたからってだけですよ!?」
ヴィーネ「はいはい。それでもありがたいわよ」
サターニャ「げっ、コイツも来るの……?」
タプリス「あー! 天真先輩を闇へ引きずり込んだ悪魔! おのれ許すまじ!」
サターニャ「ちょ、本気で追っかけてこないでよ!」
ラフィエル「平和ですねー」
ガヴリール「そうか?」
ガヴリール(花見の最中、誰と話してようか……)
>>31
1、ヴィーネ
2、タプリス
3、ラフィエルとサターニャのじゃれ合いに参加する
31 : 以下、\... - 2017/04/09 02:49:49.874 tSzRbE/Ed.net 19/513
ラフィエル「ところでサターニャさん。
どうして下界ではお花見……なんていう行事が流行っているのか知っていますか?」
サターニャ「ふふん、このサタニキアブレインにわからないことはないわ!
ズバリ、日本の文化である桜を見ることによって、
自国の文化を理解すると同時に、隣人との付き合いを深めるという二つの目的があるからよね!?」
ラフィエル「違います」
サターニャ「嘘つかないでよ!」
ガヴリール「いいや、これはサターニャが無知なだけだ。本当に違う」
ガヴリール「実はその昔、日本には桜之見衛門という武士がいたんだ。
この武士は大変気性が荒く、逆上したらすぐに人を切るような野蛮人だった」
ラフィエル「あまりの行いに腹をすねかねた将軍は、
速やかに見衛門の捕縛と処刑を命じました。
結果として捕まってしまった見衛門は、
石川五右衛門よろしく釜茹でにされて殺されてしまいます。
その死体がとても見るに堪えないくらい酷かったので、弔いの意味で桜の下に植えたんです」
ガヴリール「だが、悲劇はここから始まった。
それから毎晩、見衛門と関わりのあった人物が、
釜茹でにされたような惨状で発見されるようになったんだ……」
ラフィエル「見衛門さんは荒神となってしまったんですね~♪」
サターニャ「じゃ、じゃあ。それを鎮めるために……」
ガヴリール「そういうわけだ。
現代の人間だって意外と信仰心を忘れていない。これは手強いぞ大悪魔」
サターニャ「く……。ま、負けないわよ。こっちにだって魔界通販っていう武器があるんだから!」
ラフィエル「ちなみに見衛門さんは、武器を扱う悪魔が大嫌いだったそうですよ?
花見の最中、その話題を持ち出した者は、ことごとく謎の変死を遂げているとか~」
サターニャ「……こ、怖くなんかないわ。ないけど、
ちょっとジュース買いに行ってくるわね!」タッタッタッ……
ガヴリール「お前よく対応できたな」
サターニャ「退屈は乙女の敵ですからね」ツヤツヤ
四月 三週 夜 行動残数『6/10』
ガヴリール(はぁ……人ごみって結構疲れるよな。
ネトゲで一週間サボった後の学校を思い出す……)
ガヴリール(今夜はどうしようか)
>>35
1、ヴィーネに電話する
2、タプリスに電話する
3、天界の実家に電話する
35 : 以下、\... - 2017/04/09 03:17:02.938 KEcwO9uj0.net 22/512
ガヴリール(場所取りしていたタプリスを労ってやるか……)
タプリス『あー……先輩ですか。こんばんわー』
ガヴリール「あ、うん。お疲れ。
……何時からいた?」
タプリス『四時に月乃瀬先輩に電話でたたき起こされてから、
天真先輩を餌に釣られました……』
ガヴリール「四時っておい、夜勤かなにかかよ」
タプリス『……疲れましたー。
ごめんなさい天真先輩、もう限界です』
ガヴリール「タプリス?」
タプリス『くかー……』
ガヴリール「……おやすみ、お疲れさん」
《タプリスと少し仲良くなった気がする》
+1
五月 一週 昼 行動残数『5/10』
ガヴリール(……体育強化月間ということで、通常よりも体育の割合が高い)
ガヴリール(というわけで次の時間は体育だ。憂鬱ったらない)
ガヴリール(つーか一年と合同ってなんだよ)
サターニャ「見てるがいいわガヴリール……あんたの愛弟子が、この私の手によってズタズタに引き裂かれるところをね!」
タプリス「な、なにを言いますか! ズタズタに引き裂かれるのはあなたです、この悪魔!」
サターニャ「ふん。この兵器を前にしてもそんなことを言えるのかしら?」カチャ
タプリス「そ、それは! ……なんですか?」
サターニャ「十円を入れると絶対にターゲットを転ばせてくれる装置よ!
恐怖なさい、自分が赤っ恥をかくところを思い描いて!」
タプリス「くっ……なんて卑劣な」
ガヴリール(だりー……)
ヴィーネ「ガヴ、さぼっちゃ駄目よ」
>>39
1、さぼる(行動残数は消費しません)
2、しゃーないからやってやろう
39 : 以下、\... - 2017/04/09 03:47:26.112 KEcwO9uj0.net 25/512
タプリス「ですがこちらも無策ではありません!
ちゃんと胡桃沢先輩のデータは、この端末に記録済みです!」ジャジャーン!!
サターニャ「なんですって!?
国家機密にも相当する私の情報をどこから手に入れたの!?」
タプリス「白羽先輩から三百円で買いました!」
サターニャ「おのれラフィエルぅぅ!!」
ガヴリール(あいつらは放っておこう……)
委員長「天真さん、出場する競技とか決まった?」
ガヴリール「ああ、跳び箱とかないの? 五十メートル全力疾走は確実に死ぬぞ、私」
ヴィーネ「あんた体力測定のとき百メートル結構な速さで走ってたじゃない」
ガヴリール「ヴィーネ、生存本能が働いた生き物はさ、火事場の馬鹿力を発揮するんだ」
ヴィーネ「じゃあ平気ね。
委員長、ガヴは五十メートル走に参加ってことでお願い」
委員長「うんわかった。……月乃瀬さんは?」
ヴィーネ「私は実行委員だから、競技には出られないのよ。玉入れのボールを回収したり、大玉転がしのボールを回収したり、ソフトボールのボールを回収したり……。
でも裏方ってとてもやりがいがあるから楽しみよ!」
ガヴリール「珠回収してばっかりじゃん」
委員長「へ、へぇ……頑張ってね……」
ガヴリール(あ、委員長引いてる)
《みんなと少し仲良くなった気がする》
+1
五月 一週 夜 行動残数『4/10』
ぷるるるるる
ガヴリール「はい、もしもし?」
ゼルエル『ああ、ガヴリールか? 今から少しよろしいだろうか』
ガヴリール「構わないけど……何の用?」
ゼルエル『ああ……その、調子はどうだ。順調か』
ガヴリール「うん、まあまあってところ。タプリスなんかとは割と仲良くさせてもらってるよ」
ゼルエル『そ、そうか……。よかった、本当によかった』
ガヴリール「なんで姉さんがそこまで安心してるのさ。
そんなに妹の事が可愛いの?」
ゼルエル『……当然だろう、例えそのような様になろうが、お前は私の大切な家族だからな。』
ガヴリール「お、おう……。なんかそう直接的に言われたら照れるね……///」
ゼルエル『例えあと何度試すことになろうが、お前がいないことで生まれる悲しみを少しでも減らせるのなら……と、すまん。これは関係のない話だった』
ガヴリール(……何度、試す?
ああ、今回で更生失敗したら、また次もなにかさせるってわけか。うぇぇ~、どこにいった私のぐうたらネトゲライフ)
ゼルエル『まあともかく、進捗がはかばかしいようならいいんだ。
それではな、いい夢を』
ガヴリール「はいよ。おやすみ」
五月 二週 放課後 行動残数『4/10』
ガヴリール(期限にはまだ余裕があるけど、
なんか避けようのない終わりが待っているような……)
ガヴリール(いろいろと、早めに決めた方がいいかな……)
ガヴリール(帰りはどうしよう)
>>56
1、誰かを遊びに誘う
2、このまま帰る(行動残数を消費しません)
3、好感度の確認(行動残数を消費しません)
56 : 以下、\... - 2017/04/09 11:10:12.441 tSzRbE/Ed.net 29/513
『ヴィーネ――4/10
サターニャ――10/10 済
ラフィエル――10/10 済
タプリス――8/10
委員長――2/10』
ガヴリール(……なんでサターニャとラフィエルはマックスなんだ?
それにしたって、そんな態度は感じられないけど)
ガヴリール(いや、考えてても始まらないし、ぶっちゃけ考えるのダルい。
さて、これを踏まえてどう動こうか……)
>>60
1、誰かを遊びに誘う
2、このまま帰る
60 : 以下、\... - 2017/04/09 11:16:37.382 NDR77c7xd.net 31/511
ガヴリール(うん、>>63だな)
1、ヴィーネ
2、タプリス
3、教室の隅ではしゃいでるサターニャとラフィエル
4、委員長
63 : 以下、\... - 2017/04/09 11:20:25.696 7lpTec7Or.net 33/512
ガヴリール(……一年の教室って、なんか匂いとか違う気がするんだよな。
去年までここで過ごしてたのに、なんか変な感じ)
同級生A「えー、千咲ちゃんのマフラーかわいいじゃん!」
同級生B「そうそう。なんていうか……女主人公感があるっていうか」
タプリス「え、そ、そうでしょうか~。
で、ですがお二人も相当なレベルだと思います! 私なんか足元にも及びませんよ!」エヘエヘ
ガヴリール「……」イラッ
ガヴリール(むぅ……楽しそうだな。
割って入ろうか、このまま見ていようか)
>>67
1、なんかムカつく。突撃しちゃえ
2、いや、ここは先輩の余裕を見せ付ける時だ
67 : 以下、\... - 2017/04/09 11:36:14.277 /oX/8Lea0.net 35/512
ガヴリール(いや、なんか突撃は私が嫉妬しているみたいじゃないか。
止めようそんなの。カッコ悪いし、後輩に迷惑かけるし、カッコ悪いし)
ガヴリール(だけど……ちょっと気になるのは隠せないよね……)ソー
同級生A「というかさ、千咲ちゃんのシュガーベルってカッコいいよね。
なんていうかファンタジー溢れてるって感じ!」
同級生B「そういえば珍しい名前だよね。
どこの生まれなの?」
タプリス「え!? あー、それはですね……」
タプリス「遠い、ところです」
同級生A「遠いところって言えば……地球の裏側が一番遠いよね。
どこかのハーフでブラジル生まれ?」
同級生B「あ、それ間違いらしいよ。正しくはアルゼンチンなんだって」
同級生A「へえ。アルゼンチンなんだ」
タプリス「い、いえいえ! そんな素性も知れない国で生まれたわけじゃないです!
もっとこう、ラピュタ的なイメージです!」
同級生A「千咲ちゃん巨神兵なの?」
同級生B「エヴァ的な?」
タプリス「ああえっとそうじゃなくて……」
ガヴリール(いつまで話してんだよ……)イライライラ
同級生A「じゃーねー」
同級生B「また明日―」
タプリス「あ、はい! またです!」
タプリス「ふぅ……入学時にはちゃんとお友達出来るか不安でしたが、
なんとかやっていけそうです」
ガヴリール「そうか。それはよかったな」
タプリス「おぅぁっ! 天真先輩、いつからそこに!?」
ガヴリール「……楽しそうだったな」
タプリス「えっとー、もしかして拗ねちゃいました?」
ガヴリール「別に―、拗ねてなんかないけどー」ムスッ
タプリス(て、天真先輩がなんか子供みたいです……!)
ガヴリール「それよりさ、帰りに下界の娯楽を体験ってことで、どこか寄って行かないか?」
タプリス「娯楽施設ですか!? 行きます行きます!」
ガヴリール「……うん。じゃあ適当な店でも入ろうか」
タプリス「はい!」
ガヴリール「ここがカラオケ。金髪モンキーとか生理来なくなったOLとかが鬱憤を晴らす場所だ」
タプリス「説明に悪意を感じます……」
ガヴリール「ここが喫茶店。中のマスターはブレンドコーヒー褒めておけばいろいろ優遇してくれるから、バイト先としておすすめだ」
タプリス「それって大丈夫なんですか?」
ガヴリール「ここがマクドナルド。半年に一回食べるとめちゃくちゃ美味く感じる不思議な店だ」
タプリス「ふむふむ……ここは後日行ってみましょう」
ガヴリール「ここはサイゼリア。水がセルフで飲み放題だ」
タプリス「は、はぁ……」
ガヴリール「ここはヨドバシカメラ。
エルサレムだ」
タプリス「我らが主の聖地!?」
ガヴリール「ここはサタニキアキャッスル。暇なときピンポンダッシュでもしてやれ。
あいつは内心喜んでる」
タプリス「胡桃沢先輩寂しがり屋さんなんですね!」
ガヴリール「……まあ、こんなところ。
どうだった、まだ時間あるが、どこか行くか?」
タプリス「いいえ、とてもお勉強になりました!
とくにミラノ風ドリアがとても美味しかったです!」
ガヴリール「うん、そっか。
……じゃあ解散にするか。この辺り最近物騒みたいだからな。
気を付けて帰れよ」
タプリス「いざとなったら神足通がありますから大丈夫です!
それでは先輩、また明日―!」ブンブン
ガヴリール「うん、またな」
ガヴリール(……なんだ、やっぱりアイツは私の後輩だ。
それだけはどうなっても変わらない)
ガヴリール(そんなことにも気付けないって、先輩として情けないな)
ガヴリール「っていうか、尊敬する先輩なんなら、
もっと私を褒めろって話だよ……」
《タプリスと仲良くなった気がする》
+2
《タプリスの好感度がマックスに達した》
五月 二週 夜 行動残数『3/10』
ガヴリール「……あ、もうこんな時間か。
みんな寝ちゃってるだろうから、今晩は電話しないでいいな」
ガヴリール「ああ、久々にネトゲやって気づけたけど、
やっぱり私の天国だここ……」ウットリ
ガヴリール「」グゥー
ガヴリール(……そういえば、マックのハンバーガーぐらいしか食べてなかった。
しゃーない、コンビニでカップ麺でも買ってくるか……)ガチャッ
~~~~~
ガヴリール「うっわ寒。上羽織ってくれば良かった」テクテク
ガヴリール「……また明日か。ふふっ」
ガヴリール「あ、やべ。独り言気を付けないと……」
店員「いwwらwwっwwしwwゃwwいwwまwwせwwーww」
ガヴリール(なんかこの店員いつもニヤニヤしてるな……)
店員「あざーっ↑したぁぁwwwww」
ガヴリール(辛辛魚試してみたかったんだよね……。
味覚がサターニャになりそうだけど)
タプリス「はぁ~、お腹減りました~」
ガヴリール「お」
タプリス「せ、先輩!?」
ガヴリール「タプリス。なに、夜食でも買いに来たの?」
タプリス「い、いいえ?
まさか天使ともあろうものが、御夜食だなんてご無体な……」
ガヴリール「なんだよ、ジャージにサイフだけとか。
お前もそんなカッコするんだな」
タプリス「はわぁ!/// み、見ないでください先輩!」
タプリス「これはですね、機動性を重視した格好というか、
下界の脅威にさらされてもすぐに逃げられるようにというか」
ガヴリール「うん、誤魔化さなくたって別にいいぞ。
……まあいいや、夜食なら家でも来る? 散らかってるけど」
タプリス「いいんですか!」
ガヴリール「……うん、まあ。
構わないよ」
タプリス「やったぁ! すぐに買ってきますね!」ルンランラー♪
タプリス「ズルズルズルー」
ガヴリール「カラッ……ウワッ、カラッ……」
タプリス「これは当たりですね」
ガヴリール「カライ……カライヨタプリス……」
タプリス「先輩あの~……泣くほど辛いんだったら残り食べましょうか?」
ガヴリール「……いやいやいや、間接キスになっちゃうだろ?
いいって、全部食べるから」
タプリス「か、間接キスですか?
……先輩もそういうこと意識するんですね」
ガヴリール「ズルズルズルズルーっ!!」
タプリス「先輩!?」
ガヴリール「はいごちそうさまでした! よし、これで余地はなくなったな」
タプリス「……先輩、汗すごいですよ?」
ガヴリール「タプリス。それは幻覚だよ。でも牛乳持ってきてくれないか」
タプリス「もう、やっぱり辛いんじゃないですか」
ガヴリール(なに焦ってんだ私)
ガヴリール「ゴクッ……ゴクッ、プハァー!
死ぬかと思った。北極とか食べられる奴味覚壊れてんだろ」
タプリス「……先輩どうしたんですか? なんだかさっきから挙動不審ですが」
ガヴリール「ああいや、なんでもないから気にするな」
タプリス「気にします! 大好きな先輩に何かあったら悲しいじゃないですか!
悩みとかあるのなら是非とも話してください、精一杯力になりますから!」
ガヴリール「だいすっ……!///」
ガヴリール(お、落ち着け私。
いつもこの程度なら軽く受け流してたじゃないか)
タプリス「先輩、顔赤くなった……。
お熱とかあるんなら、私泊まりで看病します!」ズイッ
ガヴリール(……あ、顔近い)
ガヴリール(心臓が、すごくうるさい……)
ガヴリール(私は……)
>>83
1、このままキスをする
2、なにも出来ない
83 : 以下、\... - 2017/04/09 13:03:27.805 KEcwO9uj0.net 44/511
ガヴリール「……んっ」チュッ
タプリス「……!」
タプリス「せ、せんぱい?」
ガヴリール「もう一回いくぞ……」
タプリス「は、はいっ! ……ん」
ガヴリール「……んぅ、はっ、はちゅ」
タプリス「~~、~はっ……ぷはぁ……」
ガヴリール「……熱あるか、わかった?」
タプリス「よ、よくわかりませんでしたので……もう一度、お願いできますか?」
ガヴリール「うん……」
タプリス「……先輩」
タプリス「先輩、もう寝ちゃいました?」
ガヴリール「起きてるよ。何か用?」
タプリス「えへへ……その、お泊りっていけないことしてるんだなぁって……」
ガヴリール「看病だから問題ないよ」
タプリス「そうですね。……あの、先輩。ギュってして眠ってもいいですか?」
ガヴリール「……好きにしろよ」
タプリス「はい♪ 先輩って、変な生活送ってるのにいい匂いしますね」
ガヴリール「か、髪の匂い嗅ぐなよ。くすぐったいだろ?」
タプリス「じゃあ代わりに、先輩も私の匂い嗅いでもいいですよ?」
ガヴリール「……。じゃあ、遠慮なく」
ガヴリール「……なんかさ、みんな見てない?」
タプリス「そんなことありません!
たまにいるじゃないですか、女の人同士で手をつないで登校している人たち!」
ガヴリール「そ、そうだな……。うん、別におかしくなんかない」
タプリス「先輩。どうして私が先輩に憧れるようになったのかわかりますか?」
ガヴリール「……そういえば、考えたこととかなかったな。
あの頃の私なら成績優秀だから、とかだと思ってたんだけど。違うの?」
タプリス「ええ。それじゃあ別に先輩じゃなくたって、白羽先輩だって問題ないじゃないですか」
タプリス「私って昔からどんくさくて。
天使学校に入学した時も、右も左もわからくって泣きそうになってたんです」
タプリス「周りは知らない人だらけで、声をかける勇気ありませんでした。
お父さんもお母さんもいなくて、もしかしてこのままずっとここで一人ぼっちなんじゃないかって思ったんです」
タプリス「……そんな時に声をかけてくれたのが先輩でした。
どうしたの、大丈夫? って。
脅える私を刺激しないように、気まで遣ってくれて……」
タプリス「先輩が駄天したって聞いた時はガッカリしました。
どこまでも優しい先輩は、もういなくなってしまったんじゃないかって不安になったんです」
ガヴリール「……うん」
タプリス「……でも、先輩は先輩でした!
最初に先輩の部屋に泊まった時、私に毛布をかけてくれて……思ったんです。
天真先輩は天真先輩でしかないんだって」
ガヴリール「……」
タプリス「だから、だからですね!」
「私、そんな先輩が、大好きです!」
タプリスEND
ガヴリール「……ああ、私も」
グサッ
ガヴリール「え?」
ガヴリール(……私の胸から、なにか、突き出ている)
ガヴリール(背中から胸にかけてが、痛い。
なにか赤いのが、こびりついている)
タプリス『せ、先輩ったら! 照れますよー!』
ガヴリール『……うるさい。照れるならもう言わないからな』
タプリス『あわわごめんなさい! からかいませんから、何回でも、さあどうぞ!』
ガヴリール(……あれは、私?
タプリスと手をつないで、楽しげに話している)
ゼルエル「ご苦労だった。これできっと、お前の後輩は幸せになれることが確定した」
ガヴリール(ゼルエル、姉さん?)
ゼルエル「さあ、最後だ。
……早く定位置に戻れ、ガヴリールよ」
95 : 以下、\... - 2017/04/09 13:44:40.780 LknPe0fn0.net 51/51後乗せサクサクだけど、次回辺り最終回にしようと思ってます
今回もお付き合いいただきありがとうございました

