ヴィーネ「♪ガヴリールが1人、ガヴリールが2人……むにゃむにゃ……」
???(とてとて)
ヴィーネ(…………だれか……いる?)
???(ガバァ)
ヴィーネ(だ、誰かが私の上に乗って!?……この感じ、ガヴリール?)
ガヴリール?(すりすり)
ヴィーネ(ちゅ、注意しなくちゃ……)
元スレ
ヴィーネ「ガヴリールが4人」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490967200/
ガヴリール?(チュッ)
ヴィーネ「ガ、ガヴ、な、何してるのよ!」
ガヴリール?「何ってヴィーネの肌と唇を楽しんでたんだよ」
ヴィーネ(!?)
ガヴリール?「ヴィーネの肌はスベスベだし、唇は柔らかいし……寝てるヴィーネは可愛かったし」
ヴィーネ「お、起きてる私は可愛くないの!?」
ガヴリール?「え、あぁー、んー、可愛い可愛くない、っていうよりもいつもはピシっとしててあんまりそういうのは考えてなかったけど」
ガヴリール?「今みたいに隙だらけのヴィーネはすっごく可愛い」
ヴィーネ「……ガヴリールはそんな事言わないわ」
ヴィーネ「ガヴは、駄天使だけど普通の女の子だもの」
ガヴリール?「ふっ、実は駄天使ガヴリールは本格的に堕天してガヴシファーに……ってそういうのじゃないか」
ヴィーネ「分かったわ。これは夢ね……ガヴをそういう目で見てる私の欲望が見せた夢…………」
ガヴリール?「えっ、ヴィーネも!?(小声)」
ヴィーネ「ガヴ…シファー?何か言った?」
ガヴリール?「いやガヴシファーってのは冗談だから」
ヴィーネ「じゃあなんて呼べばいいのよ」
ガヴリール?「「これは夢で、私が本物のガヴリールの姿をした夢の登場人物だ」っていうならひとまずガヴリールとして扱ってくれてもいいんじゃないですかねヴィーネさん」
ヴィーネ「それで、その、ガヴは私を起こしに来てくれたの?」
ガヴリール「いや、まだ夜だ。……実はヴィーネに教えたい秘密があったから人目を忍んで夜に来たんだ」
ヴィーネ「そういえば……そもそもどうやって入ったのよ」
ガヴリール「駄天使の私でも神足通で扉一枚を超えるくらいならやれた」
ガヴリール(実は何度か失敗して服を着なおす事になったのは秘密だ)
ヴィーネ「って夢なんだから何処にガヴが現れてもいいじゃない……夢に何を突っ込んでいるの私…………」
ガヴリール「前にヴィーネが風邪で休んだ日だったか?「私は一人しか居ない」なんて意地悪言って悪かったな」
ガヴリール2号「私は増えることが出来るんだ」(ボンッ)
ガヴリール3号「こんな感じに」(ボンッ)
ガヴリール4号「あんまり増えると自分でも混乱するから増えまくるのは辛いけどな」(ボンッ)
ヴィーネ「…………え?」
ガヴリール「そういえばこれは夢なんだったな……」
ガヴリール「私がいくら弱いとは言っても数の力でヴィーネを押さえ込む事はできる」
ヴィーネ「ガ、ガヴ?……ガヴリール?」
ガヴリール「ヴィーネは私と……その……えっちなこと、とかしたいんだよな?……そういう目で見てる、とか言ってたし」
ヴィーネ「い、いくら夢でもそんな事していい訳……」
ガヴリール「夢なんだから我慢しなくてもいいんだぞ?ヴィーネ?」
ヴィーネ「で、でも……」
ガヴリール「私は勝手にするからヴィーネが嫌だったら我慢しないで抵抗してくれ……私4人に抵抗できるなら」
ヴィーネ「ガ、ガヴ!?」(後ろから羽交い絞め)
ヴィーネ(ガヴリールは4人掛かりで私を脱がせて、気が付くとガヴも服を脱いでいて……)
ヴィーネ(あれ?ガヴの裸って聖なる光で隠れるんじゃ)
ガヴリール「いきなりそんなきょとんとした顔をしてどうしたんだヴィーネ?」
ヴィーネ「ガヴの裸って聖なる光で隠れるんでしょう?でも今はその……」
ガヴリール「あれは抑えたり強めたり自由が利くんだよ。そうじゃなきゃ自分で風呂に入って洗う時とか見えないじゃんか」
ガヴリール「ってそんなにじっくり見るなよ……うぅ……」(モジモジ)
ガヴリール「気を取り直してヴィーネを食べちゃうぞ」
ヴィーネ「た、食べる……」
ガヴリール「まずは唇かな」(チュー)
ヴィーネ(ジタバタ)
ガヴリール「おぉ、横から見るとこんな感じになるのか……ヴィーネも私もなんかやらしい顔してるなぁ」
ヴィーネ(ジタバタジタバタ)
ガヴリール「おーよしよしヴィーネはかわいいなぁ」(なでなで)
ヴィーネ「ふー、ふー……なんでキスしてる時の顔の実況?とか始めるのよ」
ガヴリール「や、なんかつい」
ヴィーネ「そ、それで次はどうするつもりなの……」
ガヴリール「そんなに期待した顔して……ヴィーネは悪魔っぽくないと思ってたけど淫魔とかの方だったか」
ヴィーネ「ガ、ガヴじゃなきゃ……期待とかしない、わよ……」
ガヴリール「……んー、じゃあ足なめるか」(ペチャ……ペロ……ペロ…………)
ヴィーネ「えっ!?……あっ」
ガヴリール「これ思ったよりヤバいわー……なんか凄いやらしい気分になってきた…………」
ヴィーネ(足をなめてるガヴの表情……上気して、時々上目遣いで私を見つめて…………)
ヴィーネ「ガヴゥ……」(なでなで)
ヴィーネ「もう、終わりなの?」
ガヴリール「足なめるのもいいけどヴィーネの他の場所にも手を出したいな、と」
ヴィーネ「……そういえばなんで1人以外はあんまり動かないの?」
ガヴリール「あんまり増えると混乱するし、4人も同時にあれこれしてたら頭がこんがらがって上手く動けなくなるからな」
ガヴリール「……ひょっとして4人全員に身体中を好き放題されたい、とか?」
ヴィーネ(顔真っ赤)
ガヴリール「まあ、後で余裕があったら、な?」
ガヴリール「それで、その、ヴィーネの、胸とか…………あそことかに手を出しても良いか?」
ヴィーネ「ゆ、夢だから何をしても平気、みたいな事を言ったのはガヴでしょ?」
ガヴリール「仮に現実だとしてもしていい、って言ってくれないならしない」
ヴィーネ「ど、どうして?」
ガヴリール「これは夢じゃない。現実だ」
ヴィーネ「……え?嘘?」
ガヴリール「本当だ」
ヴィーネ(ガヴに好きって知られたのもキスしたのも足なめられたのも全部本当?……ガヴは全部本当のつもりでしてた?)
ガヴリール「夢なんて騙してごめん」
ヴィーネ「…………ガヴリールになら、夢でも、現実でも、されて、いい。……ううん、して、欲しい」
ガヴリール「おお、ヴィーネの胸は柔らかいな」(もみもみ)
ヴィーネ「ガヴが満足するまで触ってても、いいよ」
ガヴリール「でもヴィーネを満足させる方が満足出来そうだ」(乳首くりくり)
ヴィーネ(その後、あちこち触られたりなめられたりして気持ちよくなって訳分からなくなったり、ガヴが私のおなかにキスマークを付けたり、とても満足できました)
ヴィーネ(ガヴ……大好き…………)
ヴィーネ(……ん、あれ?)
ヴィーネ(私は、寝ている。ベッドで横になっている。……服は着ているようだし、ガヴリールの重みも温もりも感じない)
ヴィーネ(少しパンツが湿っている気はするけども、本当にガヴとあんな事をしていたらパンツどころかベッドまで大変な事になっている……はずだ)
ヴィーネ(つまり、「これは夢だ」と気付いた後で「夢じゃなくて現実だ」と勘違いする夢を見て、ガヴといっぱいイチャついていたつもりになっていた?)
ヴィーネ(私はさびしさを紛らわせる為か、それとも夢の雰囲気に中てられてか、自分で慰めた)
ヴィーネ(夢の内容を反芻しながら、きっと今までで一番気持ちよくなっていた)
ヴィーネ(……でも、物足りない)
ヴィーネ(物足りなくて続けるけども、どうしようもなく物足りない)
ヴィーネ(ガヴにして欲しい、ガヴじゃないと満足できない……そんな事現実にして貰った事がある訳でもないはずのに)
ヴィーネ(恐ろしくリアルな夢ではあったけども、そもそもガヴリールは1人で、4人も居る訳がない)
ヴィーネ(……シャワーを浴びて、一度気持ちをリセットしよう)
ヴィーネ(服を脱ぎ、お風呂場に入る)
???(ガチャガチャ)
ヴィーネ(鏡には、キスマークがいくつも付いた私)
ガヴリール「ヴィーネー……まだ寝てるか?」
ヴィーネ(玄関からはガヴリールの声)
ヴィーネ(夢じゃ、なかった?)
おしまい
ヴィーネ「そういえばどうやって増えたりしたの?」
ガヴリール「サターニャが魔界通販で買った道具に自分の分身を作れる、みたいなのがあってさ、まあ上手い事私が使ったのはいいけども特に有効利用もできないなぁー、と思っていたんだけど」
ガヴリール「ヴィーネが前に夢で私がいっぱい居る、みたいなの見てたみたいだったからヴィーネに見せてみよう、と思って」
ヴィーネ「またそんな事……ちなみにどうして真夜中だったの?」
ガヴリール「思い立ったら吉日、とか言うじゃん」
ヴィーネ「ガヴってそういう子よね……」
ガヴリール「……実際いい事あったし」
ヴィーネ「そもそもどうして上に乗ったりすり付いたり、キス、したり……してきたのよ!」
ガヴリール「寝てるヴィーネを見たらなんだかムラっときちゃってさ、いけない事とは思ったけど我慢できなかったんだよ」
ヴィーネ「驚いたりとか、色々あるんだから……ガヴだってその、そういうのは怖いでしょ?」
ガヴリール「ヴィーネって分かってれば好き放題されてもいいよ」
ヴィーネ「ガヴは本当に……」(呆れ顔)
ガヴリール「ヴィーネを信用してるだけだってば……」
今度こそおしまい