~スーパー~
ヴィーネ「ガヴも必要なもの買っておきなさいよ」
ガヴリール「特にない、カップ麺もお菓子もあるし」
ヴィーネ「あんたね…」
ガヴリール「ん?あれは…」

ガヴリール「キャネット…ヴィネット…ヴィーネ…」
ヴィーネ「ガヴどしたの?」
ガヴリール「ヴィーネ、これお前に似てるぞ」
ヴィーネ「いや似てるの名前だけだから、キャットフードだから 」
ガヴリール「キャーネに会えたのも何かの縁だ、買ってみれば?」
ヴィーネ「キャーネって何!?」
元スレ
ヴィーネ「スーパーで夕飯の買い物していい?」ガヴリール「いいけど」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490363277/
ヴィーネ「むしろあんたにお似合いなんじゃないの? 猫みたいな気ままな生活してるんだから」
ガヴリール「なんだと」
ヴィーネ「栄養も豊富みたいだしちょうどいいじゃない」
ガヴリール「…たしかに食べるのは楽そうだな、食事これだけで済むし」
ヴィーネ「なに本気にしてんのよ」
ガヴリール「ま、冗談はこれくらいにして早く帰ろうぜ」
ヴィーネ「…」
ーーーーー
ガヴリール「なんでキャネット買ってんの!?」
ヴィーネ「な、なんか名前が似てるからほっとけなくて…」
ヴィーネの家
ガヴリール「どうするんだよこれ、返品しろよ」
ヴィーネ「キャネットが可哀想でしょ!」
ガヴリール「いやなんだよ可哀想って!返品しないならどうするんだよ」
ヴィーネ「き、近所の野良猫にあげるとか…」
ガヴリール「餌付けなんかして大丈夫か?苦情くるぞ」
ヴィーネ「うーん、じゃあお茶請けにどうかしら」
ガヴリール「お客さんにキャットフード食わすのかよ」
ヴィーネ「じゃあキャネットはどうすればいいの!?」
ガヴリール「返品しろよ!」
~学校~
ガヴリール「キャネットどうなった?」
ヴィーネ「…あのままよ」
ガヴリール「調べてみたらけっこう有名なキャットフードなんだな」
ヴィーネ「当然でしょ」フフン
ガヴリール「キャネットのこと少し見直したよ」
ヴィーネ「やめなさいよ全く…」
ガヴリール「何でお前が嬉しそうなんだよ」
サターニャ「え?ヴィネットって有名な食べ物だったの?」
ヴィーネ「えぇ、そうなの」
ガヴリール「おい混ざってるぞ」
~ある日~
ヴィーネ「キャネットどうしましょう…やっぱり返品するしかないのかしら」
「にゃ~ん」
ヴィーネ「?」
野良猫「にゃ~ん」
ヴィーネ「あら?初めて見る野良猫ね」
ヴィーネ「毛が金色で目付きが悪くて、でもかわいい…あれ?ガヴに似てる!?」
野良猫「にゃ~ん…」
ヴィーネ「お腹すいたの?そうだちょっと待ってて!」
ーーーーー
ヴィーネ「はいっ、キャネットお食べ~」
野良猫「…」モグモグ
野良猫「にゃ~ん!」
ヴィーネ「お、美味しいの!?もっと食べる?」
野良猫「にゃ~ん」スリスリ
ヴィーネ「もう、ガヴったら」
ガヴリール「あれ?キャネット減ってね?」
ヴィーネ「ふふふ、キャネット大好きな野良猫を見つけたの」
ガヴリール「へぇ」
ヴィーネ「でね、その猫ガヴに似ててすっごくかわいいの」ニコニコ
ガヴリール「人を勝手に猫に置き換えるな」
ヴィーネ「いっそのこと飼おうかなって思ってるの、ガヴも一度見に来ない?」
ーーーーー
ヴィーネ「ガヴ猫ちゃ~ん!」
ガヴリール「おい変な名前つけんな」
ヴィーネ「…あれ、いつもはこれで来るのに」
ガヴリール「来るのかよ!」
ヴィーネ「おかしいわね」
20分後
ガヴリール「来ないじゃん」
ヴィーネ「そ、そんな…」
ガヴリール「暗くなってきたし、今日は帰ろうぜ」
ヴィーネ「…うん」
サターニャ「ヴィネット今日休みなの?」
ガヴリール「ああ、例の猫の件がショックだったみたいで」
ラフィエル「結局そのガヴ猫ちゃんは見つかったのですか?私も見たいです」
ガヴリール「いや、どこかに消えちゃったよ
そのせいでヴィーネが塞ぎ混んじゃってさ」
サターニャ「もともと野良猫なんだから仕方ないじゃない」
ガヴリール「困ったなあ、ヴィーネが立ち直ってくれないと私の家事をしてくれる人がいないんだ」
サターニャ「…あんたなかなかクズね」
ラフィエル「そうだ!私にいい考えがあります!」
ガヴリールサターニャ「(嫌な予感しかしない)」
ヴィーネの家
ピンポーン
ヴィーネ「誰かしら」ガチャ
ヴィーネ「…ガヴにラフィにサターニャ!どうしたの?
しかも猫の着ぐるみなんか着て」
ガヴリール「野良猫たちの間で話題になってる美味しいキャットフードを食べにきた…にゃん」
ヴィーネ「えっ」
サターニャ「いつまでも落ち込んでるんじゃにゃいわよヴィネット!」
ラフィエル「猫になってキャーネさんを食べ終わればヴィーネさんも元気になるんじゃにゃいかと思いまして」
ヴィーネ「みんな…」ウルウル
ーーーーー
ガヴリール「うん、無理」
ラフィエル「やっぱり猫ちゃんにあげてください」
ヴィーネ「…知ってた」
サターニャ「なかなか美味しいわね」
おわり

