ヴィーネ「最近ラフィエルってこっちのクラスに来ないわよね」
ガヴリール「あーアイツ最近あっちのクラスで人気者なんだよ」
ガヴリール「成績優秀、スポーツ万能、美人、おまけに胸がデカいときたもんだ」
ヴィーネ「最後のいらなくない?」
ガヴリール「性格は…まあ…」
ヴィーネ「まあ…うん…」
ガヴリール「しかも男女問わず人気なもんだから白羽さんファンクラブなるものまで作られたそうだ」
ヴィーネ「なにそれ…」
元スレ
サターニャ「アイツにいじられなくなった」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490214574/
サターニャ「ふん!そんなんでチヤホヤされて嬉しいのかしら?」
ガヴリール「チヤホヤされる機会がないお前には関係ないだろーなー」
サターニャ「うっ…うっさいわね!」
ヴィーネ「でもちょっと寂しい感じもするわね」
ガヴリール「まあ人を導くのが天使の仕事だしあっちのクラスでその責務を果たしてんならいいだろ」
ヴィーネ「アンタもきちんと天使らしくしなさいっ」
ガヴリール「ヴィーネに言われたくねー」
サターニャ「はっ!天使がこのザマだと私が大悪魔になる日も近いわね!」
ガヴリール「はいはい」
放課後
サターニャ「帰ったら魔界通販のチェックしなきゃ」
テクテク
サターニャ「あっ…あれはラフィエル?」
サターニャ(ふっ…どうせサターニャさん~♪から始まって私になんかするに違いないわ)
サターニャ(そこで持ってきたこのカエルのオモチャをアイツに見せて反撃よ!)
サターニャ(さあ来なさい!)
サターニャ(ってあれラフィエルの周りに人だかりが…?)
「白羽さん放課後暇?」
ラフィエル「大丈夫ですよ~」
「じゃあどっか遊び行かない?」
ラフィエル「うふふ、いいですよー」
「やったー!白羽さんいるとか絶対楽しいよ!」
ラフィエル「大げさですよ~」
ワイワイガヤガヤ
サターニャ「…」ポツーン
サターニャ「ちょっと!このやり場のないカエルのオモチャはどうすればいいのよ!」
サターニャ「…一人で帰ろ」
帰り道
サターニャ「あっ…」
サターニャ(ここ…私とアイツが始めて会った場所…)
サターニャ(たしか…騙されて犬の真似とかさせられたわね)
サターニャ「思い出したらムカムカしてきたわ…」
サターニャ「ラフィエル!あの時の恨み…」
サターニャ「あ…」ポツーン
サターニャ(そっか…いないんだったわね)
サターニャ(いつも何気なく一緒に帰ってたからかしら…あはは…いるものだと思ってたわ)
サターニャ「…ラフィエル」
サタニキアハウス
サターニャ「…」ゴロゴロ
「今日の魔界通販はー」
ポチッ
サターニャ「…」
ガバッ
サターニャ「ああ!また勝手に入って!」
サターニャ「今度こそ弟子になってもらうわよ!ラフィエル!」
サターニャ「…」
サターニャ「はあ…」ゴロン
サターニャ「なによ…私のいるところにいつも沸くって言ったくせに…」
サターニャ「沸いてきなさいよ…たっく…」
サターニャ「サボってんじゃないわよ…」
サターニャ「…」
次の日
ヴィーネ「ラフィエル来週のイベントこれないの!?」
ラフィエル「すいません…先にクラスの人たちと予定が入っていて…」
ガヴリール「まーしゃーないわな」
ヴィーネ「残念ね…でもクラスの人たちと楽しんできて!」
ラフィエル「また今度遊びましょうねー」
サターニャ「…」
ラフィエル「サターニャさん?」
サターニャ「ふんっ…」プイッ
ラフィエル「なんかサターニャさん機嫌悪くありません?」ヒソヒソ
ガヴリール「あれだろ、お前の言う欲求不満てヤツじゃね?」
ラフィエル「なるほど」ヒソヒソ
ヴィーネ「違うと思うけど…でも朝からあんな感じなのよ」ヒソヒソ
「あっ!白羽さんここにいたんだ!」
「お昼一緒に食べよー」
「来週の事話そうよ!」
ラフィエル「あっはーい」
ラフィエル「それじゃあまた~」
ガヴリール「おう」
ヴィーネ「うん、またね」
サターニャ(なによ…あの嬉しそうな顔…)
サターニャ(私をいじるときみたいな顔しちゃって…)
サターニャ(なによ…なによ…)
サターニャ(なんで私…アイツのことばっかり…)
放課後
サターニャ(どうせラフィエルはあいつらと帰るんだわ)
サターニャ(なんで…なんでなの…?ラフィエルと一緒に帰ってたのは私なのに…)
サターニャ(私がずっとラフィエルと一緒にいたのに…)
ガヴリール「なあ」
サターニャ「なによ!」
ガヴリール「何きれてんだよ」
サターニャ「別に!」
ガヴリール「はあ、大悪魔様は私に勝負を仕掛けてこないほどお悩みのようで」
サターニャ「そ、そんなんじゃないわよ!絶対に違うんだから!」
ガヴリール「だと良いんだけどな」
ヴィーネ「ちょっと二人とも!」
サターニャ「…ごめんヴィネット…私帰る」ダッ
ヴィーネ「あっ…サターニャ!」
ヴィーネ「今から雨の予報なのに…あの子傘置きっぱなしで帰っちゃった…」
ガヴリール「たっく…どこまでアホなんだアイツは」
ガヴリール「ホントにさ…」
帰り道
ザァー
サターニャ「うわあ!土砂降りじゃない!なんて…きちんと天気予報確認してきた私にスキはないわ!」
サターニャ「サタニキアパラソル!…あっ…教室に置いてきちゃった…」
ザアアア
サターニャ「中途半端なとこまで来ちゃったし…今から学校に戻るのも」
サターニャ「…このまま帰るしかないわね」
サターニャ(そういえばラフィエルと相合傘して帰ったのもこんな雨の日だったわね)
サターニャ(しばらくしたら途中で晴れて…私がカエル見つけたらアイツすごい面白い反応して…)
サターニャ(あのときは何か企んでるとか疑っちゃったこと…謝らなきゃね)
ザアアア
サターニャ「…」
サターニャ「ラフィエル…」
サッ
サターニャ「傘…?」
ラフィエル「呼びましたか~?ふふっ」ニコニコ
サターニャ「ラ…ラフィエル!?」
ラフィエル「そんな天使をオバケみたいにひどいですよ~」
サターニャ「あんた!クラスメイトと一緒に帰ったんじゃ…」
ラフィエル「うふふ、今日はサターニャさんの気分だったので」
サターニャ「気分て何よ!」
ラフィエル「まあまあ♪それにしてもサターニャさんびしょ濡れですし私の家によっていきませんか?」
サターニャ「え…ちょっと!」
ラフィエル「私の家のほうがここから近いですし着替えもちゃんとありますよ~」
サターニャ「しょ…しょうがないわね!有難く行かせてもらうわ!」
ラフィエル(うふふ…まさかガウちゃんからサターニャさんを助けてと頼まれるなんて)
回想
ガヴリール「あの馬鹿が傘忘れていきやがって…悪いけど届けてくれないか?」
ガヴリール「生憎私は神足通に自身がない、というわけでよろしくな」
ラフィエル「了解です~でも珍しいですねーガウちゃんがサターニャさんの事で頼みごとなんて」
ガヴリール「まっ…これでも天使ですので」
ガヴリール「それに今のサターニャの様子見てたらな…」
ラフィエル「?」
ガヴリール「なんでもない、んじゃ私はネトゲで忙しいんで一足先に」
ラフィの家
サターニャ「着替えを借りたのはいいけど…」
ラフィエル「うふふ…サイズぴったりですね」
サターニャ「なによこれ…」
ラフィエル「あっ!くま 悪魔!」テヘ
サターニャ(く…くだらないわ…)
ラフィエル「可愛いですよ~」
サターニャ(ふふ…でも)
サターニャ(ラフィエルと一緒にいれて嬉しい…)
サターニャ(あれ…私今)
ラフィエル「あったかいです~」ベタベタ
サターニャ(ラフィエルと一緒にいたら嬉しいて思ったり)
サターニャ(ラフィエルが他のヤツと仲良くしてると悔しく感じるのって)
サターニャ(そっか私…ラフィエルのこと…)
ラフィエル「写真撮っちゃいます~」パシャッパシャッ
サターニャ「ちょ!何やってんのよ!恥ずかしいじゃない!」
ラフィエル「うふふ…これは高く売れますよ~」
サターニャ「やめてー!」
次の日
サターニャ「はっはー!いい清々しい朝ね!」
ガヴリール「うっせ…」クダー
ヴィーネ「サターニャ風邪ひかなかった?」
サターニャ「当然よ!」
ガヴリール「馬と鹿は風邪ひかないもんなー」
サターニャ「ふふん!まあそれ程でもないわ!」
ガヴリール「…たっく昨日の事なんか忘れてるよコイツ」
ヴィーネ「あはは…サターニャらしいわね」
ガヴリール(まっ…ラフィエルはうまくやったみたいだな)
ワイワイガヤガヤ
ヴィーネ「相変わらずラフィ人気ね」
ガヴリール「あれだけ下僕がいたらネトゲ手伝わせる事とかできそうだな…」
ヴィーネ「こら!」
サターニャ「ふふん!」
ガヴリール「なにその勝誇った顔」
サターニャ「なんでもないわよ!」
サターニャ(だってラフィエルは…)
ラフィエル(あっサターニャさん!)ウインク
サターニャ「ふふっ…」ウインク
ヴィーネ「何このアイコンタクト…」
ガヴリール「さあな」
サターニャ(私の大切な…)
終わり

