ガヴ「昇天ってどういうことだよ」
ヴィーネ「私ね、悪魔やめて天使になっちゃった♡」
ガヴ「は?」
元スレ
ヴィーネ「昇天しちゃった♡」 ガヴ「は?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489928054/
ヴィーネ「ほら!この天使の輪っかをみて!」ピカー
ガヴ「うわっ!まぶしっ!こんな輝き見たことない!」
ガヴ(ま、まぁヴィーネは悪魔っていうより天使っぽいっていうか天使オヴ天使っていうかだから当然か)
ガヴ「でもどうやって天使になれたんだ?そんな簡単になれるのか?」
ヴィーネ「なんか空から光がさして来て、気付いたら天使になってたのよ。私も驚いたわ」
ガヴ(えぇ、そんな簡単に天使になれるのかよ……)
ヴィーネ(正直天使になれたとかそんなことはどうでもいい。)
ヴィーネ(重要なのはこれで合法的にガヴと結婚できるということ!)ニヤァ
ガヴ「なにニヤニヤしてんだ?」
ヴィーネ「なんでもないわ!」
ヴィーネ(ガヴとの生活……!今からでも楽しみだわ!)
ヴィーネ(一緒に生活……ガヴのパンツを盗みやすいわね……)ジュルリ
ガヴ「ん……?お、おい」
ヴィーネ「今考え事してるからちょっと黙ってて!」
ヴィーネ(歯ブラシも共有して合法的に間接ベロチュー!そしてガヴと同じベッドで寝てあんなことやこんなこと!)
ガヴ「いや、ヴィーネ……あのさ」
ヴィーネ「ちょっとうるさい!」
ヴィーネ(ガヴの使用済みのお箸を洗うふりして舐めることも出来る!)
ヴィーネ(さらにはガヴのあれをあれしたりこれをこれしたり……)
ガヴ「ヴィーネさん?あの天使の輪っかが……」
ヴィーネ「さっきから何よ!天使の輪っかがどうした……」
ヴィーネ「なにこれ!めっちゃ黒い!」
ヴィーネ「大変!どどどどうすれば……あっ!この洗剤借りるわよ!」
ヴィーネ「全然汚れが取れない……!」
ガヴ(汚れなのか……?)
ヴィーネ「このままでは私とガヴの幸せな家庭生活に影響が……」
ヴィーネ(そうだ!いいことをすれば汚れが取れるはず……!)
ヴィーネ(いいところに迷ってそうなおじいさんが!)
おじいさん「舞天高校はどこかの……?」
ヴィーネ「ついてきてくださいこっちです!」
ガヴ(緊急事態なのに道案内……やっぱヴィーネは天使だな……!)
おじいさん「ここは……?」
ヴィーネ「交番です!詳しいことはここで聞いてください!」
ガヴ(えぇ……舞天高校は案内してあげろよ……)
ガヴ「はぁ、じいさん、私が案内してやるよ」
ヴィーネ(お!輪っかに輝きが少し出てきた!これで持ち直したか……!)
ヴィーネ(グへへ、これでガヴのそれをそれできるぞ)
ガヴ「ここが舞天高校だ、じゃあなじいさん」
ガヴ「おい、ヴィー……おい!お前……」
ヴィーネ「あっ!ガヴ!どうしたの!」
ガヴ「大変言いにくいんだが……」
ヴィーネ「なによ」
ガヴ「角と羽根が見えるんだが、黒い羽根が」
ガヴ「そして足元に真っ黒の輪っかが」
ヴィーネ「え」
ヴィーネ「うそうそうそなんで?なんで?」
ガヴ「私にも分からん……」
ヴィーネ(なんでなんでなんでなんでなんで)
ヴィーネ(これでもうガヴと結婚できないってこと?ガヴとの幸せな家庭生活は?ガヴのパンツは?歯ブラシは?消耗品は?どうなるのよ)
ヴィーネ「う、うぅ、、うぇぇぇぇぇん」
ガヴ「ヴィ、ヴィーネ!!」
ヴィーネ「ガヴとっ!ガヴと!思い出おっ!づぐれるとおもっでだのにぃ!天使同士今よりも仲良くでぎるとおもっでだのにぃ」
ガヴ「ヴィーネ……」
ヴィーネ「グスン」
ガヴ「ヴィーネ!」
ヴィーネ「……」
ガバッ!←抱きつきました
ヴィーネ「え……?」
ガヴ「ヴィーネは友達だ!一緒友達だ!天使悪魔なんか関係ないだろ!天使がなんだ!悪魔がなんだ!今までそんなこと気にしたことないだろ!私は例えヴィーネが大魔王になったとしても!ずっと友達でいるつもりだ!だから……泣くなヴィーネ!」グスン
ヴィーネ(ガヴ……そんなに私のことを思ってたなんて……)
ヴィーネ「ガヴ……ありがとう」
ヴィーネ(今まで私はガヴのことは性欲のはけ口でしか見てなかった……そんなガヴは私を友達として見てくれた……そんな私が言うのは変かもしれない……)
ヴィーネ(でも!言わせてもらう!)
ヴィーネ「ガヴ!ずっと友達でいてね!」
ヴィーネ(もうパンツなんて望まない、そばにいてくれるだけでいい。)
ガヴ「おぅ!ずっと友達だぞ!」
ヴィーネ(悪魔でいるのも……悪くはないかもしれないわね……)
おわり