ガヴリール(5)「しもべ?ってなぁに?」
サターニャ「え?えーっと……私の命令に従う……つまり、言うことをちゃんと聞く子になってってことよ!」
ガヴリール(5)「わかった!わたし、さたーにゃちゃんのいうことちゃんときいていいこにしてるね!」
サターニャ「そうよ、それでいいのよ!」
ガヴリール(5)「じゃあ、あそんで!」
サターニャ「いいわ!それじゃあ何をしましょうか」
ガヴリール(5)「うーん……あ!おにごっこ!!」
サターニャ「鬼ごっこね……悪魔の私にふさわしい遊びじゃない!」
ガヴリール(5)「じゃあわたしおにね!!」
サターニャ「ええ!?私が鬼が良いのに!」
ガヴリール(5)「ええ~?もー、しかたないなーさたーにゃちゃんは……わがままいってー」
サターニャ「だ、だって鬼なんだから悪魔の私が務めるべきでしょう!」
ガヴリール(5)「はいはい、じゃあさたーにゃちゃんがおにね…」
サターニャ「それで良いのよ!!」
元スレ
ガヴリール(5)「さたーにゃちゃん!あそんで!」サターニャ「フフフ……私のしもべになるなら遊んでやるわ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489837725/
ヴィーネ「~♪……ん?あの公園にいるのは……サターニャ?と……子供?」
ヴィーネ「見たことない子ね……でも、何だかよく知ってる子のような気もするわ……」
ヴィーネ「サターニャー!」
サターニャ「あっ、ヴィネット!!その子捕まえて!!」
ヴィーネ「えっ、えっ?」
ガヴリール(5)「きゃー!はははは!!」
ドンッ
ヴィーネ「きゃっ、だ、大丈夫?」
ガヴリール(5)「あっ……ごめんなさい」
サターニャ「よし……はぁ、はぁ、よ、ようやく捕まえたわ……!!」
ガヴリール(5)「さたーにゃちゃんずるいよ、おとなげない……」
サターニャ「何ですって!」
ヴィーネ「サターニャ、この子は誰?」
サターニャ「ガヴリールよ」
ヴィーネ「え」
ガヴリール(5)「がゔりーるです!」
ヴィーネ「え…ど、どういうこと…?」
サターニャ「魔界通販で若返りアイテムを買ったのよ!」
ヴィーネ「ああ…また…(グッジョブ!)」
ガヴリール(5)「おねーちゃん、さたーにゃちゃんのおしりあいですか?」
ヴィーネ「えっ、ええ……私はサターニャの友達のヴィネットよ。ヴィーネって呼んでね」
ガヴリール(5)「ゔぃーねちゃん!よろしくおねがいします!」
ヴィーネ「よろしくね、ガヴちゃん(何この天使…!)」
サターニャ「それで、次は何するのよ」
ガヴリール(5)「うーん……さたーにゃちゃんおとなげないし、ゔぃーねちゃんもいっしょにあそんで~」
サターニャ「何ですってぇ!」
ヴィーネ「もちろんよ、じゃあ何をしましょうか~?」
ガヴリール(5)「うーん……おままごと!」
ヴィーネ「……ただいま」
ガヴリール(5)「あなた、おかえりなさい!ごはんにする?おふろにする?」
ヴィーネ「……」
ガヴリール(5)「あなた?どっちにします?」
ヴィーネ「……それとも?」
ガヴリール(5)「え?」
ヴィーネ「ご飯かお風呂か、それとも……?」
ガヴリール(5)「え、それいがいになにかありますか……?」
ヴィーネ「…………」
ガヴリール(5)「……ねる?」
ヴィーネ「違うっ……!ある意味惜しいっ……!」
ガヴリール(5)「????」
サターニャ「……わんっ!わんっ!」
ガヴリール(5)「こらっ、さたーにゃ!ほえないの!」
サターニャ「うう~っ、何で私が犬なのよ!!!!」
ヴィーネ「結構ハマリ役だと思うけど……」
ガヴリール(5)「さたーにゃちゃんもんくばっかりいうからつまんないよ!」
サターニャ「ぐっ……!」
ガヴリール(5)「もっとばのくうきをよまないとだめだよ!」
サターニャ「ぐううっ……!!」
ヴィーネ(子供に説教されてる…)
ガヴリール(5)「じゃあつぎはかくれんぼしよ!」
サターニャ「かくれんぼ?フフフ……この私にかくれんぼを挑むとは良い度胸ね……!」
ヴィーネ「じゃあ、誰が鬼かじゃんけんで決めましょ!」
三人「じゃーんけーんぽん!」
ガヴリール(5):グー
サターニャ:チョキ
ヴィーネ:グー
ガヴリール(5)「よかったね、さたーにゃちゃん!こんどはさたーにゃちゃんがおにだよ!」
サターニャ「かくれんぼは隠れるのが醍醐味でしょお!?鬼なんてつまらないわよー!!」
ヴィーネ(子供か!!)
ガヴリール(5)「……さたーにゃちゃん、くうきよんで」
サターニャ「ぐっ……!!」
ヴィーネ(こっちは大人!!)
ガヴリール(5)「じゃあ、はんいはこのこうえんのなかね!!」
ヴィーネ「よーし、逃げろ~!」
ガヴリール(5)「わーい!!!!」
サターニャ「くう……!!私も隠れたかった……!!」
サターニャ「……よし、そろそろね……」
サターニャ「もういいかーい!!」
もういいよー
サターニャ「よーし……こうなったらデビルズ・アイで一瞬で見つけてやるわ!」
サターニャ「どこかしら……」
10分後
サターニャ「み、見つからない……!!」
サターニャ「な、何でよ!?」
ヴィーネ「サターニャ、探すの下手すぎ……」
ヴィーネ「ガヴなんて、すごくわかりやすいところに隠れてるのに……」
ヴィーネ「……って、あれ?ガヴの様子がおかしいわね……」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「な、なんてことをしていたんだ、私は……!」
ガヴリール「サターニャなんぞと一緒になって外で遊ぶなんて……!」
ガヴリール「それに、サターニャちゃんなんて呼んで……!!」
ガヴリール「は、恥ずかしい……!!」
ガヴリール「クソッ……なんたる屈辱だ……!」
サターニャ「あっ!ガヴリール見ーつけた!!」
サターニャ「……って、あれっ」
ガヴリール「…………」キッ
サターニャ「も、元に戻っちゃった……?」
ガヴリール「よ、よくも……よくも私にこんな恥ずかしい思いをさせたなぁぁぁーー!!!!許せん!!!!」
サターニャ「わ、私は悪くないわよぉー!!」
次の日
サターニャ(5)「…………」
ラフィエル「あぁーー!!!!可愛いです!!!!!!サターニャさん可愛いです!!!!!!」
パシャッパシャッ
ラフィエル「つ、次はこの服を着て撮ってみましょう!!!!」ハァハァ
サターニャ(5)「う、うう……こわいよお……」
ラフィエル「ああああーーーーーー!!!!」
ガヴリール「ふん、1日着せ替え人形にされるといい」
ヴィーネ(私もガヴの写真撮っておけばよかった……)
終わり


